この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
この章は、次の内容で構成されています。
Cisco UCS Central では、指定された間隔でシスコの Web サイトと通信してファームウェア イメージのリストを取得するように、ファームウェアのダウンロードを設定できます。 イメージのダウンロード用にシスコのクレデンシャルを設定した後に、リフレッシュを行うと、Cisco UCS Central によって Cisco.com から使用可能なイメージ データが取得され、ファームウェア イメージ ライブラリにファームウェア イメージが表示されます。 ファームウェア イメージのバージョンを使用してポリシーを作成する場合、または [Store Locally] オプションを使用してイメージをダウンロードする場合には、実際のファームウェア イメージをダウンロードできます。
シスコからファームウェアを Cisco UCS Central にダウンロードするには、次の作業を行ってください。
Cisco UCS Central のイメージ ライブラリには、Cisco.com、ローカル ファイル システム、およびリモート ファイル システムから Cisco UCS Central にダウンロードされたすべてのファームウェア イメージのリストが表示されます。
Cisco.com からダウンロードされたイメージのソースはシスコであり、ローカルまたはリモートのファイル システムからダウンロードされたイメージのソースはローカルです。 これらのファームウェア イメージは、ファームウェア ポリシーの作成に使用できます。
ライブラリからファームウェア イメージを削除するオプションを次に示します。
ファームウェア イメージの削除:削除オプションを使用すると、ファームウェア ライブラリ内のダウンロードされたイメージを削除できます。
ファームウェア イメージのメタデータのパージ:パージ オプションを使用すると、イメージのメタデータを削除できます。 ライブラリからファームウェア イメージを削除した後でも、メタデータは引き続き存在しています。 このメタデータ情報を使用すると、イメージを削除した後でも Cisco.com から実際のファームウェア イメージをいつでもダウンロードすることができます。 ファームウェア イメージ ライブラリからファームウェア イメージと関連するメタデータを完全に削除する場合は、実際のファームウェア イメージを削除し、ライブラリからメタデータをパージしてください。
メタデータに対応するイメージがファームウェア イメージ ライブラリにすでにダウンロードされている場合は、イメージを削除しないでメタデータをパージすることはできません。
シスコからのファームウェアのダウンロードを設定すると、Cisco UCS Central によって Cisco.com からファームウェアのメタデータがダウンロードされ、いつでも Cisco UCS Central からダウンロードして保存できるよう、情報が保存されます。
Cisco.com からのファームウェア イメージのダウンロードを設定し、イメージ ライブラリをリフレッシュすると、Cisco UCS Central で使用可能なすべてのファームウェア イメージのメタデータにアクセスできるようになります。 ファームウェア イメージは次の方法でダウンロードできます。
ファームウェア ポリシーの作成:ファームウェア ポリシーを作成し、特定のイメージを選択すると、ファームウェア ポリシーで指定したイメージが Cisco UCS Central によって自動的にダウンロードされます。
イメージをローカルに保存:ローカルに保存するオプションを選択すると、選択したファームウェア イメージが Cisco.com からダウンロードされ、イメージ ライブラリに保存されます。
ここでは、ローカルに保存するオプションを使用してイメージをダウンロードする手順について説明します。
選択したファイル転送プロトコルをサポートするリモート サーバを設定し、このサーバから Cisco UCS Central へのアクセスを可能にする必要があります。
シスコからファームウェア イメージを入手してローカル ファイル システムに保存し、ファームウェアをローカル システムから Cisco UCS Central にダウンロードするよう設定する必要があります。
ファームウェア イメージのダウンロード処理のエラーは、同じ [Library of Images] パネルに表示できます。
ステップ 1 | メニュー バーで、[Operations Management] をクリックします。 |
ステップ 2 | [Navigation] ペインで、[Images] を展開します。 |
ステップ 3 | [Library] をクリックします。 |
ステップ 4 |
[Work] ペインで [Faults] タブをクリックします。 エラーのテーブルに、ダウンロードに関するすべてのエラーと詳細が表示されます。 |
ダウンロードされたファームウェア イメージとイメージのメタデータは、[Library of Images] パネルに表示できます。
パージ オプションを使用すると、[Library of Images] からファームウェア イメージのメタデータを削除することができます。 パージ オプションでは、すでにダウンロードされたイメージのメタデータだけをクリアします。
(注) |
機能カタログ、インフラストラクチャとホストのファームウェア パッケージなど、ファームウェア パッケージのいずれかを削除するには、各ドメイン グループの下にあるファームウェア管理セクション、またはドメイン グループのルートから削除を実行できます。 |
登録されている Cisco UCS ドメインに対して、インフラストラクチャとサーバのファームウェアのアップグレードを Cisco UCS Central から実行できます。
必要に応じて、各ドメイン グループの Cisco UCS ドメインを異なるバージョンのファームウェアにアップグレードできます。また、 Cisco UCS Central には、ファブリック インターコネクトのリブートを Cisco UCS Central からグローバルに確認するオプション、または各 Cisco UCS ドメインから個別に確認するオプションがあります。
[Infrastructure Firmware] パネルで、クラシックまたはミニ Cisco UCS ドメインのインフラストラクチャ ファームウェアのアップグレードまたはダウングレードをスケジュールできます。 Cisco UCS ドメインでのファームウェアの管理の詳細については、『Cisco UCS Manager Firmware Management Guides』を参照してください。
Cisco UCS ドメインのサービス プロファイルでグローバルなメンテナンス ポリシーおよびグローバルなホスト ファームウェア パッケージを使用している場合、Cisco UCS Central にはファームウェア アップグレードを展開する前にユーザの確認を行うオプションがあります。
[User Ack] リブート ポリシーを使用してメンテナンス ポリシーを作成している場合は、Cisco UCS Manager で実際のファームウェア アップグレードを確認する必要があります。 グローバルのスケジュールでメンテナンス ポリシーを作成し、[User Ack] をイネーブルにしている場合は、Cisco UCS Central ですべての Cisco UCS ドメインの実際のアップグレードを確認する必要があります。
(注) |
保留中のアクティビティは、[Infrastructure Firmware] セクションおよび [Host Firmware] セクションで表示および確認できます。 ここでは、[Host Firmware] セクションで保留中のアクティビティを確認する手順について説明します。 |
Cisco UCS Central で作成したホスト ファームウェア ポリシーは、ドメイン グループに登録された Cisco UCS ドメインのサービス プロファイルへの関連付けに使用できます。
Cisco UCS Central で定義したすべてのホスト ファームウェア ポリシーを、[Install Servers] を使用して特定の B と C のバンドルに更新できます。
ホスト ファームウェア パッケージを作成しておく必要があります。
登録された Cisco UCS ドメイン内のドメイン グループのファームウェアをアップグレードするために、Cisco UCS Central から次の方法でアップグレードをスケジュールできます。
ユーザの確認を必要とするスケジュールを設定すると、ファブリック インターコネクトは明示的な確認なしではリブートしません。
Cisco UCS Central では、ホスト ファームウェアの更新に対して、次の種類のメンテナンス ポリシーを作成できます。
Immediate:immediate オプションを指定すると、サーバはユーザの確認なしでただちにリブートされます。
Timer-automatic:timer-automatic オプションを指定すると、サーバのリブートは、このメンテナンス ポリシーに対して選択したスケジュールに基づいて実行されます。
timer-automatic オプションを使用する場合は、Cisco UCS Central でスケジュールを作成し、メンテナンス ポリシーで指定する必要があります。 Cisco UCS Central でスケジュールを作成する場合、このスケジュールされたメンテナンス ポリシーは Cisco UCS Central でのみ確認できます。このメンテナンス ポリシーを使用するサーバは、このスケジュールで定義されたメンテナンス時間帯にのみリブートされます。 スケジュールで user-acknowledgment が有効の場合、サーバのリブートを確認する必要があります。
User-acknowledgment:user-acknowledgment オプションを指定すると、サーバをリブートする前に、各 Cisco UCS ドメインの保留中のアクティビティの通知が送信されます。
user-acknowledgment オプションには、Cisco UCS ドメインの管理者が Cisco UCS ドメイン内の個々のサーバを異なる時刻にリブートすることを決定できるオプションがあります。
Cisco UCS Manager でメンテナンス ポリシーをサービス プロファイルに関連付けます。
機能カタログは調整可能なパラメータ、文字列、およびルールのセットです。 Cisco UCS はカタログを使用してサーバの新しく資格を持った DIMM やディスク ドライブなどのコンポーネントの表示と設定可能性を更新します。
カタログは、シャーシ、CPUローカル ディスク、I/O モジュールなどのハードウェア コンポーネントによって分割されます。 カタログを使用すると、該当するコンポーネントで利用可能なプロバイダーのリストを表示できます。 1 つのハードウェア コンポーネントに対して 1 つのプロバイダーが存在します。 各プロバイダーは、ベンダー、モデル(PID)、およびリビジョンによって識別されます。 各プロバイダーに対して、装置の製造元とフォーム ファクタの詳細を表示することもできます。
特定のカタログのリリースに依存するハードウェア コンポーネントの詳細については、『Service Notes for the B- Series server』のコンポーネントのサポートの表を参照してください。 特定のリリースで導入されたコンポーネントの情報については、『Cisco UCS Release Notes』を参照してください。
機能カタログの内容は次のとおりです。
機能カタログの更新は、各Cisco UCS インフラストラクチャ ソフトウェア バンドルに含まれています。 Cisco TAC から特に指示された場合を除いて、Cisco UCS インフラストラクチャ ソフトウェア バンドルをダウンロード、更新、およびアクティブ化した後に、機能カタログの更新をアクティブ化する必要があるだけです。
機能カタログの更新をアクティブ化すると、Cisco UCSによってすぐに新しいベースライン カタログに更新されます。 それ以外の作業は行う必要がありません。 機能カタログの更新では、Cisco UCS ドメイン内のコンポーネントをリブートまたは再インストールする必要はありません。
各 Cisco UCS インフラストラクチャ ソフトウェア バンドルには、ベースライン カタログが含まれます。 まれに、シスコが Cisco UCS リリースの間で機能カタログの更新をリリースし、ファームウェア イメージをダウンロードするのと同じサイトで更新を入手できるようにする場合があります。
(注) |
機能カタログのバージョンは、使用している Cisco UCS のバージョンによって決まります。 たとえば、Cisco UCS 2.0 リリースは、機能カタログのあらゆる 2.0 リリースを使用できますが、機能カタログの 1.0 リリースを使用することはできません。 特定の Cisco UCS リリースでサポートされている機能カタログのリリースについては、http://www.cisco.com/go/unifiedcomputing/b-series-doc で入手できる『Cisco UCS B-Series Servers Documentation Roadmap』にある『Release Notes for Cisco UCS Administration Software』を参照してください。 |
Cisco UCS Central では、Cisco UCS ドメイン グループごとに機能カタログを 1 つに限り作成できます。 グループのメンバーである Cisco UCS ドメインは、すべて同じバージョンのファームウェアを実行します。
(注) |
機能カタログの更新は、ドメイン グループのルートまたはドメイン グループのレベルで設定できます。 ドメイン グループのルート レベルで機能カタログを更新すると、ルートの下にあるドメイン グループで機能カタログが定義されていない場合は同じ機能カタログのバージョンになります。 |
Cisco UCS Central によって、指定した Cisco UCS ドメインの機能カタログの更新がトリガーされます。
目次
- Firmware Management
- シスコからのファームウェアのダウンロード
- ファームウェアのイメージ ライブラリ
- シスコからのファームウェアのダウンロードの設定
- シスコからのファームウェア イメージのダウンロード
- リモートからのファームウェアのダウンロード
- ローカル ファイル システムからのファームウェアのダウンロード
- イメージのダウンロードのエラーの表示
- ライブラリでのファームウェア イメージの表示
- イメージ ライブラリ上のイメージのメタデータの削除
- Cisco UCS ドメインのファームウェアのアップグレード
- Cisco UCS ドメインのインフラストラクチャ ファームウェア更新のスケジュール
- 保留中のアクティビティの確認
- インフラストラクチャ ファームウェア パッケージの削除
- ホスト ファームウェア パッケージの作成
- ホスト ファームウェア アップグレードの展開
- ホスト ファームウェア パッケージの削除
- ファームウェア アップグレードのスケジュール
- メンテナンス ポリシーの作成
- 1 回のオカレンスのスケジュールの作成
- 繰り返すオカレンスのスケジュールの作成
- ファームウェア アップグレードのスケジュールの削除
- 機能カタログ
- 機能カタログの内容
- 機能カタログの更新
- Cisco UCS ドメインの機能カタログの更新の設定
この章は、次の内容で構成されています。
- シスコからのファームウェアのダウンロード
- Cisco UCS ドメインのファームウェアのアップグレード
- ファームウェア アップグレードのスケジュール
- 機能カタログ
- Cisco UCS ドメインの機能カタログの更新の設定
シスコからのファームウェアのダウンロード
Cisco UCS Central では、指定された間隔でシスコの Web サイトと通信してファームウェア イメージのリストを取得するように、ファームウェアのダウンロードを設定できます。 イメージのダウンロード用にシスコのクレデンシャルを設定した後に、リフレッシュを行うと、Cisco UCS Central によって Cisco.com から使用可能なイメージ データが取得され、ファームウェア イメージ ライブラリにファームウェア イメージが表示されます。 ファームウェア イメージのバージョンを使用してポリシーを作成する場合、または [Store Locally] オプションを使用してイメージをダウンロードする場合には、実際のファームウェア イメージをダウンロードできます。
- ファームウェアのイメージ ライブラリ
- シスコからのファームウェアのダウンロードの設定
- シスコからのファームウェア イメージのダウンロード
- リモートからのファームウェアのダウンロード
- ローカル ファイル システムからのファームウェアのダウンロード
- イメージのダウンロードのエラーの表示
- ライブラリでのファームウェア イメージの表示
- イメージ ライブラリ上のイメージのメタデータの削除
ファームウェアのイメージ ライブラリ
Cisco UCS Central のイメージ ライブラリには、Cisco.com、ローカル ファイル システム、およびリモート ファイル システムから Cisco UCS Central にダウンロードされたすべてのファームウェア イメージのリストが表示されます。
Cisco.com からダウンロードされたイメージのソースはシスコであり、ローカルまたはリモートのファイル システムからダウンロードされたイメージのソースはローカルです。 これらのファームウェア イメージは、ファームウェア ポリシーの作成に使用できます。
ライブラリからファームウェア イメージを削除するオプションを次に示します。
ファームウェア イメージの削除:削除オプションを使用すると、ファームウェア ライブラリ内のダウンロードされたイメージを削除できます。
ファームウェア イメージのメタデータのパージ:パージ オプションを使用すると、イメージのメタデータを削除できます。 ライブラリからファームウェア イメージを削除した後でも、メタデータは引き続き存在しています。 このメタデータ情報を使用すると、イメージを削除した後でも Cisco.com から実際のファームウェア イメージをいつでもダウンロードすることができます。 ファームウェア イメージ ライブラリからファームウェア イメージと関連するメタデータを完全に削除する場合は、実際のファームウェア イメージを削除し、ライブラリからメタデータをパージしてください。
重要:メタデータに対応するイメージがファームウェア イメージ ライブラリにすでにダウンロードされている場合は、イメージを削除しないでメタデータをパージすることはできません。
シスコからのファームウェアのダウンロードの設定
手順シスコからのファームウェアのダウンロードを設定すると、Cisco UCS Central によって Cisco.com からファームウェアのメタデータがダウンロードされ、いつでも Cisco UCS Central からダウンロードして保存できるよう、情報が保存されます。
シスコからのファームウェア イメージのダウンロード
手順Cisco.com からのファームウェア イメージのダウンロードを設定し、イメージ ライブラリをリフレッシュすると、Cisco UCS Central で使用可能なすべてのファームウェア イメージのメタデータにアクセスできるようになります。 ファームウェア イメージは次の方法でダウンロードできます。
ファームウェア ポリシーの作成:ファームウェア ポリシーを作成し、特定のイメージを選択すると、ファームウェア ポリシーで指定したイメージが Cisco UCS Central によって自動的にダウンロードされます。
イメージをローカルに保存:ローカルに保存するオプションを選択すると、選択したファームウェア イメージが Cisco.com からダウンロードされ、イメージ ライブラリに保存されます。
ここでは、ローカルに保存するオプションを使用してイメージをダウンロードする手順について説明します。
リモートからのファームウェアのダウンロード
手順
ローカル ファイル システムからのファームウェアのダウンロード
はじめる前に手順シスコからファームウェア イメージを入手してローカル ファイル システムに保存し、ファームウェアをローカル システムから Cisco UCS Central にダウンロードするよう設定する必要があります。
ライブラリでのファームウェア イメージの表示
イメージ ライブラリ上のイメージのメタデータの削除
手順パージ オプションを使用すると、[Library of Images] からファームウェア イメージのメタデータを削除することができます。 パージ オプションでは、すでにダウンロードされたイメージのメタデータだけをクリアします。
(注)
機能カタログ、インフラストラクチャとホストのファームウェア パッケージなど、ファームウェア パッケージのいずれかを削除するには、各ドメイン グループの下にあるファームウェア管理セクション、またはドメイン グループのルートから削除を実行できます。
Cisco UCS ドメインのファームウェアのアップグレード
登録されている Cisco UCS ドメインに対して、インフラストラクチャとサーバのファームウェアのアップグレードを Cisco UCS Central から実行できます。
必要に応じて、各ドメイン グループの Cisco UCS ドメインを異なるバージョンのファームウェアにアップグレードできます。また、 Cisco UCS Central には、ファブリック インターコネクトのリブートを Cisco UCS Central からグローバルに確認するオプション、または各 Cisco UCS ドメインから個別に確認するオプションがあります。
- Cisco UCS ドメインのインフラストラクチャ ファームウェア更新のスケジュール
- 保留中のアクティビティの確認
- インフラストラクチャ ファームウェア パッケージの削除
- ホスト ファームウェア パッケージの作成
- ホスト ファームウェア アップグレードの展開
- ホスト ファームウェア パッケージの削除
Cisco UCS ドメインのインフラストラクチャ ファームウェア更新のスケジュール
手順[Infrastructure Firmware] パネルで、クラシックまたはミニ Cisco UCS ドメインのインフラストラクチャ ファームウェアのアップグレードまたはダウングレードをスケジュールできます。 Cisco UCS ドメインでのファームウェアの管理の詳細については、『Cisco UCS Manager Firmware Management Guides』を参照してください。
保留中のアクティビティの確認
手順Cisco UCS ドメインのサービス プロファイルでグローバルなメンテナンス ポリシーおよびグローバルなホスト ファームウェア パッケージを使用している場合、Cisco UCS Central にはファームウェア アップグレードを展開する前にユーザの確認を行うオプションがあります。
[User Ack] リブート ポリシーを使用してメンテナンス ポリシーを作成している場合は、Cisco UCS Manager で実際のファームウェア アップグレードを確認する必要があります。 グローバルのスケジュールでメンテナンス ポリシーを作成し、[User Ack] をイネーブルにしている場合は、Cisco UCS Central ですべての Cisco UCS ドメインの実際のアップグレードを確認する必要があります。
(注)
保留中のアクティビティは、[Infrastructure Firmware] セクションおよび [Host Firmware] セクションで表示および確認できます。 ここでは、[Host Firmware] セクションで保留中のアクティビティを確認する手順について説明します。
ホスト ファームウェア パッケージの作成
手順
次の作業
Cisco UCS Central で作成したホスト ファームウェア ポリシーは、ドメイン グループに登録された Cisco UCS ドメインのサービス プロファイルへの関連付けに使用できます。
ホスト ファームウェア アップグレードの展開
手順
ホスト ファームウェア パッケージの削除
手順
ファームウェア アップグレードのスケジュール
登録された Cisco UCS ドメイン内のドメイン グループのファームウェアをアップグレードするために、Cisco UCS Central から次の方法でアップグレードをスケジュールできます。
ユーザの確認を必要とするスケジュールを設定すると、ファブリック インターコネクトは明示的な確認なしではリブートしません。
メンテナンス ポリシーの作成
手順Cisco UCS Central では、ホスト ファームウェアの更新に対して、次の種類のメンテナンス ポリシーを作成できます。
Immediate:immediate オプションを指定すると、サーバはユーザの確認なしでただちにリブートされます。
Timer-automatic:timer-automatic オプションを指定すると、サーバのリブートは、このメンテナンス ポリシーに対して選択したスケジュールに基づいて実行されます。
重要:timer-automatic オプションを使用する場合は、Cisco UCS Central でスケジュールを作成し、メンテナンス ポリシーで指定する必要があります。 Cisco UCS Central でスケジュールを作成する場合、このスケジュールされたメンテナンス ポリシーは Cisco UCS Central でのみ確認できます。このメンテナンス ポリシーを使用するサーバは、このスケジュールで定義されたメンテナンス時間帯にのみリブートされます。 スケジュールで user-acknowledgment が有効の場合、サーバのリブートを確認する必要があります。
User-acknowledgment:user-acknowledgment オプションを指定すると、サーバをリブートする前に、各 Cisco UCS ドメインの保留中のアクティビティの通知が送信されます。
重要:user-acknowledgment オプションには、Cisco UCS ドメインの管理者が Cisco UCS ドメイン内の個々のサーバを異なる時刻にリブートすることを決定できるオプションがあります。
次の作業
Cisco UCS Manager でメンテナンス ポリシーをサービス プロファイルに関連付けます。
1 回のオカレンスのスケジュールの作成
手順
繰り返すオカレンスのスケジュールの作成
手順
ファームウェア アップグレードのスケジュールの削除
手順
機能カタログ
機能カタログは調整可能なパラメータ、文字列、およびルールのセットです。 Cisco UCS はカタログを使用してサーバの新しく資格を持った DIMM やディスク ドライブなどのコンポーネントの表示と設定可能性を更新します。
カタログは、シャーシ、CPUローカル ディスク、I/O モジュールなどのハードウェア コンポーネントによって分割されます。 カタログを使用すると、該当するコンポーネントで利用可能なプロバイダーのリストを表示できます。 1 つのハードウェア コンポーネントに対して 1 つのプロバイダーが存在します。 各プロバイダーは、ベンダー、モデル(PID)、およびリビジョンによって識別されます。 各プロバイダーに対して、装置の製造元とフォーム ファクタの詳細を表示することもできます。
特定のカタログのリリースに依存するハードウェア コンポーネントの詳細については、『Service Notes for the B- Series server』のコンポーネントのサポートの表を参照してください。 特定のリリースで導入されたコンポーネントの情報については、『Cisco UCS Release Notes』を参照してください。
機能カタログの更新
機能カタログの更新は、各Cisco UCS インフラストラクチャ ソフトウェア バンドルに含まれています。 Cisco TAC から特に指示された場合を除いて、Cisco UCS インフラストラクチャ ソフトウェア バンドルをダウンロード、更新、およびアクティブ化した後に、機能カタログの更新をアクティブ化する必要があるだけです。
機能カタログの更新をアクティブ化すると、Cisco UCSによってすぐに新しいベースライン カタログに更新されます。 それ以外の作業は行う必要がありません。 機能カタログの更新では、Cisco UCS ドメイン内のコンポーネントをリブートまたは再インストールする必要はありません。
各 Cisco UCS インフラストラクチャ ソフトウェア バンドルには、ベースライン カタログが含まれます。 まれに、シスコが Cisco UCS リリースの間で機能カタログの更新をリリースし、ファームウェア イメージをダウンロードするのと同じサイトで更新を入手できるようにする場合があります。
(注)
機能カタログのバージョンは、使用している Cisco UCS のバージョンによって決まります。 たとえば、Cisco UCS 2.0 リリースは、機能カタログのあらゆる 2.0 リリースを使用できますが、機能カタログの 1.0 リリースを使用することはできません。 特定の Cisco UCS リリースでサポートされている機能カタログのリリースについては、http://www.cisco.com/go/unifiedcomputing/b-series-doc で入手できる『Cisco UCS B-Series Servers Documentation Roadmap』にある『Release Notes for Cisco UCS Administration Software』を参照してください。
Cisco UCS ドメインの機能カタログの更新の設定
手順Cisco UCS Central では、Cisco UCS ドメイン グループごとに機能カタログを 1 つに限り作成できます。 グループのメンバーである Cisco UCS ドメインは、すべて同じバージョンのファームウェアを実行します。
(注)
機能カタログの更新は、ドメイン グループのルートまたはドメイン グループのレベルで設定できます。 ドメイン グループのルート レベルで機能カタログを更新すると、ルートの下にあるドメイン グループで機能カタログが定義されていない場合は同じ機能カタログのバージョンになります。
Cisco UCS Central によって、指定した Cisco UCS ドメインの機能カタログの更新がトリガーされます。