この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
この章は、次の内容で構成されています。
各登録済み Cisco UCS ドメインのドメイン ライセンスにより、Cisco UCS Central からドメインを管理できるようになります。 Cisco UCS Central GUI と CLI の両方を使用して Cisco UCS ドメインのライセンスを管理できます。
初めて Cisco UCS Central を使用する場合、最長 120 日間の猶予期間にわたり、最大 5 つの Cisco UCS ドメインを無料で登録できます。 5 つ目のドメインの登録後に新たなドメインを登録する場合、新しい登録済みドメインごとに猶予期間(120 日)が開始されます。 猶予期間が終了すると、Cisco UCS Centralを使用してドメインを管理するには、アクティブなドメイン ライセンスが必要となります。 猶予期間は Cisco UCS ドメイン の登録日から、ライセンスを取得してインストールする日までです。
登録済み Cisco UCS ドメインの猶予期間の使用状況はシステムに保存されます。 システムからドメインの登録を解除しても、猶予期間はリセットされません。 たとえば、ドメインを無料で登録し、猶予期間が 40 日間の場合に、40 日間の猶予期間が経過した後に登録を解除すると、そのドメインについて 40 日間が記録されます。 この Cisco UCS ドメインを再び登録すると、ドメインの猶予期間が再開され、40 日間が既に使用されていることが示されます。 猶予期間が終了する前にライセンスを取得してインストールする必要があります。 猶予期間の終了前にライセンスを取得しないと、ライセンス取得を促す通知として複数のエラーが生成されます。
次の 2 種類のライセンスが使用可能です。
シスコのライセンス管理ポータルを使用して Cisco UCS ドメインのライセンスを取得できます。
(注) |
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権利証明書またはその他の購入証明書から、製品認証キー(PAK)を取得します。
ライセンス ファイルを解凍し、Cisco UCS Central GUI を使用してライセンスをシステムにダウンロードします。
ローカル ファイル システムから Cisco UCS Central にライセンスをダウンロードするには、次の作業を行っており、次の権限があることを確認します。
ステップ 1 | メニュー バーで、[Operations Management] をクリックします。 |
ステップ 2 | [Navigation] ペインで [License Management] をクリックします。 |
ステップ 3 | [Work] ペインで [Licenses] タブをクリックします。 |
ステップ 4 | [Licenses] タブで [Download] をクリックします。 |
ステップ 5 |
[Filename] ダイアログボックスで、ライセンスのフル パスと名前を入力します。 ライセンスが含まれているフォルダの正確なパスがわからない場合は、[Choose File] をクリックしてファイルの場所にナビゲートし、ファイルを選択します。 |
ステップ 6 |
[OK] をクリックします。 Cisco UCS Central によりライセンスのダウンロードが開始されます。 [Download Tasks] タブで、ダウンロードのステータスをモニタできます。 |
リモート ロケーションから Cisco UCS Central にライセンスをダウンロードするには、次の作業が済んでおり、次の情報と権限があることを確認します。
ステップ 1 | メニュー バーで、[Operations Management] をクリックします。 |
ステップ 2 | [Navigation] ペインで [License Management] をクリックします。 |
ステップ 3 | [Work] ペインで [Licenses] タブをクリックします。 |
ステップ 4 | [Licenses] タブで [Download] をクリックします。 |
ステップ 5 | [Download License] ダイアログボックスで、[Remote File System] オプション ボタンをクリックします。 |
ステップ 6 |
リモート サーバとの通信に使用するプロトコルを選択します。 次のいずれかのプロトコルを選択できます。 |
ステップ 7 | [Server] フィールドに、ライセンス ファイルが存在するサーバの IP アドレスまたはホスト名を入力します。 |
ステップ 8 | [License File Name] フィールドに、ダウンロードするライセンス ファイルの名前を入力します。 |
ステップ 9 |
必要に応じて、[Path] フィールドにリモート サーバのライセンス ファイルの絶対パスを入力します。 SCP を使用する場合、絶対パスは常に必要です。 他のプロトコルを使用する場合は、ファイルがデフォルトのダウンロード フォルダにあれば、リモート パスを指定する必要はありません。 ファイル サーバの設定方法の詳細については、システム管理者に問い合わせてください。 |
ステップ 10 |
[User Name] フィールドに、リモート サーバにログインするためのユーザ名を入力します。 [TFTP] を選択した場合は、このフィールドは適用されません。 |
ステップ 11 |
[Password] フィールドに、リモート サーバ ユーザ名のパスワードを入力します。 [TFTP] を選択した場合は、このフィールドは適用されません。 |
ステップ 12 |
[OK] をクリックします。 Cisco UCS Central によりライセンスのダウンロードが開始されます。 [Download Tasks] タブで、ダウンロードのステータスをモニタできます。 |
ライセンスが Cisco UCS Central にダウンロードされていることを確認します。
ステップ 1 | メニュー バーで、[Operations Management] をクリックします。 |
ステップ 2 | [Navigation] ペインで [License Management] をクリックします。 |
ステップ 3 |
[Work] ペインで [Licenses] タブをクリックします。 ここではダウンロードされたすべてのライセンスのリストを確認できます。 [Overall License Status] カラムのステータスが [Validated] のライセンスを確認します。 これらは、インストール可能です。 |
ステップ 4 |
インストールするライセンスを選択して、[Install] をクリックします。 [Overall License Status] カラムに、インストールのステータスが表示されます。 インストールを開始すると、このカラムのステータスが [Install-pending] になります。 ライセンスのインストール後には、ステータスが [Installed] に変更されます。 |
登録済み UCS ドメインに関連付けられていないライセンスを Cisco UCS Central から削除できます。 UCS ドメインに関連付けられているライセンスを削除する場合は、ライセンスを削除する前に、ドメインを登録解除してください。 ライセンスを削除すると、システムは使用可能なライセンス数を自動的に調整します。
ライセンスを Cisco UCS Central から削除すると、システムからライセンス ファイルだけが削除されます。 システムからライセンスを削除した後で、同じライセンスをダウンロードしようとすると、ライセンス ダウンロード エラーが発生することがあります。 したがってライセンスを削除する場合は、そのライセンスの関連ダウンロード タスクも削除する必要があります。
ステップ 1 | メニュー バーで、[Operations Management] をクリックします。 |
ステップ 2 | [Navigation] ペインで [License Management] をクリックします。 |
ステップ 3 | [Work] ペインで [Licenses] タブをクリックします。 |
ステップ 4 | アンインストールするライセンスを選択します。 |
ステップ 5 | [Delete] をクリックします。 |
ステップ 6 | 確認ダイアログボックスで [Yes] をクリックします。 ライセンス ファイルが Cisco UCS Central から削除されます。 |
このライセンスの
タブから関連するライセンス ダウンロード タスクを削除します。 これにより、システムからこのライセンスの関連インスタンスがすべて削除されます。目次
この章は、次の内容で構成されています。
- Cisco UCS Central でのライセンスの管理
- ライセンスの取得
- ローカル ファイル システムからのライセンスのダウンロード
- リモート ファイル システムからのライセンスのダウンロード
- ライセンスのインストール
- ライセンスの削除
Cisco UCS Central でのライセンスの管理
各登録済み Cisco UCS ドメインのドメイン ライセンスにより、Cisco UCS Central からドメインを管理できるようになります。 Cisco UCS Central GUI と CLI の両方を使用して Cisco UCS ドメインのライセンスを管理できます。
猶予期間
初めて Cisco UCS Central を使用する場合、最長 120 日間の猶予期間にわたり、最大 5 つの Cisco UCS ドメインを無料で登録できます。 5 つ目のドメインの登録後に新たなドメインを登録する場合、新しい登録済みドメインごとに猶予期間(120 日)が開始されます。 猶予期間が終了すると、Cisco UCS Centralを使用してドメインを管理するには、アクティブなドメイン ライセンスが必要となります。 猶予期間は Cisco UCS ドメイン の登録日から、ライセンスを取得してインストールする日までです。
登録済み Cisco UCS ドメインの猶予期間の使用状況はシステムに保存されます。 システムからドメインの登録を解除しても、猶予期間はリセットされません。 たとえば、ドメインを無料で登録し、猶予期間が 40 日間の場合に、40 日間の猶予期間が経過した後に登録を解除すると、そのドメインについて 40 日間が記録されます。 この Cisco UCS ドメインを再び登録すると、ドメインの猶予期間が再開され、40 日間が既に使用されていることが示されます。 猶予期間が終了する前にライセンスを取得してインストールする必要があります。 猶予期間の終了前にライセンスを取得しないと、ライセンス取得を促す通知として複数のエラーが生成されます。
License Types
次の 2 種類のライセンスが使用可能です。
- 初期ライセンス:初期ライセンスには、Cisco UCS Central の初期アクティベーション ライセンスと 5 つのドメイン ライセンスが含まれています。 初期ライセンスのインストール完了後に、システムから初期ライセンスを削除することはできません。 初期ライセンスのダウンロード タスクは初期ライセンス インストール ステータスに影響しないため、削除できます。
- ドメイン ライセンス:Cisco UCS Central に登録する予定のドメインが 6 つ以上の場合は、ドメイン ライセンスを購入する必要があります。 ドメイン ライセンスを取得してダウンロードしたら、Cisco UCS ドメインの登録時にドメインを選択し、ライセンスを割り当てることができます。
ライセンスの取得
手順シスコのライセンス管理ポータルを使用して Cisco UCS ドメインのライセンスを取得できます。
(注)
このプロセスは、このマニュアルのリリース後に変更される場合があります。 次のステップの 1 つ以上が該当しない場合は、ライセンスを入手する方法についてシスコ担当者にお問い合わせください。
初期ライセンスを取得するには、ライセンス コード L-UCS-CTR-INI= を使用します。
ドメイン ライセンスを取得するには、ライセンス コード L-UCS-CTR-LIC= を使用します。
ステップ 1 メニュー バーで、[Operations Management] をクリックします。 ステップ 2 [Navigation] ペインで [License Management] をクリックします。 ステップ 3 [Work] ペインで [License] タブを選択します。 ステップ 4 [UCS Central Details] 領域で [GUID] をクリックし、GUID をクリップボードにコピーします。 GUID は、ライセンスを取得する Cisco UCS Central インスタンスに固有です。 ステップ 5 [Cisco SWIFT] をクリックしてライセンス管理ポータルを開きます。 ステップ 6 ライセンス管理ポータルにログインし、[Continue to Product License Registration] をクリックします。 ステップ 7 [Quickstart] ページの [Enter a Single PAK or Token to fulfill] フィールドに PAK を入力し、[Fulfill Single PAK/Token] をクリックします。 ステップ 8 [Assign SKUs to Devices] ページで、入力した PAK の横にある [Quantity Available] チェックボックスをオンにします。 ステップ 9 GUID を [GUID] フィールドに入力し、[Assign] をクリックします。 ステップ 10 [Next] をクリックします。 ステップ 11 [Review] ページで、電子メール アドレスを入力し、ユーザ ID を選択し、[License Agreement] チェックボックスをオンにします。 ステップ 12 [Get License] をクリックします。 シスコからライセンス zip ファイルが電子メールで送信されます。 ライセンス ファイルは、指定された Cisco UCS ドメイン での使用だけを許可するようにデジタル署名されています。
注意 ライセンス ファイルを取得したら、ライセンス コードを不正に変更してはなりません。 手動で編集すると改竄防止が解除され、ライセンスが無効になります。
次の作業
ライセンス ファイルを解凍し、Cisco UCS Central GUI を使用してライセンスをシステムにダウンロードします。
ローカル ファイル システムからのライセンスのダウンロード
手順
ステップ 1 メニュー バーで、[Operations Management] をクリックします。 ステップ 2 [Navigation] ペインで [License Management] をクリックします。 ステップ 3 [Work] ペインで [Licenses] タブをクリックします。 ステップ 4 [Licenses] タブで [Download] をクリックします。 ステップ 5 [Filename] ダイアログボックスで、ライセンスのフル パスと名前を入力します。 ライセンスが含まれているフォルダの正確なパスがわからない場合は、[Choose File] をクリックしてファイルの場所にナビゲートし、ファイルを選択します。
ステップ 6 [OK] をクリックします。 Cisco UCS Central によりライセンスのダウンロードが開始されます。 [Download Tasks] タブで、ダウンロードのステータスをモニタできます。
リモート ファイル システムからのライセンスのダウンロード
手順
ステップ 1 メニュー バーで、[Operations Management] をクリックします。 ステップ 2 [Navigation] ペインで [License Management] をクリックします。 ステップ 3 [Work] ペインで [Licenses] タブをクリックします。 ステップ 4 [Licenses] タブで [Download] をクリックします。 ステップ 5 [Download License] ダイアログボックスで、[Remote File System] オプション ボタンをクリックします。 ステップ 6 リモート サーバとの通信に使用するプロトコルを選択します。 次のいずれかのプロトコルを選択できます。
ステップ 7 [Server] フィールドに、ライセンス ファイルが存在するサーバの IP アドレスまたはホスト名を入力します。 ステップ 8 [License File Name] フィールドに、ダウンロードするライセンス ファイルの名前を入力します。 ステップ 9 必要に応じて、[Path] フィールドにリモート サーバのライセンス ファイルの絶対パスを入力します。 SCP を使用する場合、絶対パスは常に必要です。 他のプロトコルを使用する場合は、ファイルがデフォルトのダウンロード フォルダにあれば、リモート パスを指定する必要はありません。 ファイル サーバの設定方法の詳細については、システム管理者に問い合わせてください。
ステップ 10 [User Name] フィールドに、リモート サーバにログインするためのユーザ名を入力します。 [TFTP] を選択した場合は、このフィールドは適用されません。
ステップ 11 [Password] フィールドに、リモート サーバ ユーザ名のパスワードを入力します。 [TFTP] を選択した場合は、このフィールドは適用されません。
ステップ 12 [OK] をクリックします。 Cisco UCS Central によりライセンスのダウンロードが開始されます。 [Download Tasks] タブで、ダウンロードのステータスをモニタできます。
ライセンスのインストール
手順
ステップ 1 メニュー バーで、[Operations Management] をクリックします。 ステップ 2 [Navigation] ペインで [License Management] をクリックします。 ステップ 3 [Work] ペインで [Licenses] タブをクリックします。 ここではダウンロードされたすべてのライセンスのリストを確認できます。 [Overall License Status] カラムのステータスが [Validated] のライセンスを確認します。 これらは、インストール可能です。
ステップ 4 インストールするライセンスを選択して、[Install] をクリックします。 [Overall License Status] カラムに、インストールのステータスが表示されます。 インストールを開始すると、このカラムのステータスが [Install-pending] になります。 ライセンスのインストール後には、ステータスが [Installed] に変更されます。
ライセンスの削除
手順登録済み UCS ドメインに関連付けられていないライセンスを Cisco UCS Central から削除できます。 UCS ドメインに関連付けられているライセンスを削除する場合は、ライセンスを削除する前に、ドメインを登録解除してください。 ライセンスを削除すると、システムは使用可能なライセンス数を自動的に調整します。
重要:ライセンスを Cisco UCS Central から削除すると、システムからライセンス ファイルだけが削除されます。 システムからライセンスを削除した後で、同じライセンスをダウンロードしようとすると、ライセンス ダウンロード エラーが発生することがあります。 したがってライセンスを削除する場合は、そのライセンスの関連ダウンロード タスクも削除する必要があります。
ステップ 1 メニュー バーで、[Operations Management] をクリックします。 ステップ 2 [Navigation] ペインで [License Management] をクリックします。 ステップ 3 [Work] ペインで [Licenses] タブをクリックします。 ステップ 4 アンインストールするライセンスを選択します。 ステップ 5 [Delete] をクリックします。 ステップ 6 確認ダイアログボックスで [Yes] をクリックします。 ライセンス ファイルが Cisco UCS Central から削除されます。
次の作業
このライセンスの
タブから関連するライセンス ダウンロード タスクを削除します。 これにより、システムからこのライセンスの関連インスタンスがすべて削除されます。