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目次
この章は、次の内容で構成されています。
Cisco UCS Central でグローバル ポリシーを作成、管理し、1 つ以上の Cisco UCS ドメイン のサービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートにグローバル ポリシーを含めることができます。 グローバル ポリシーを含むサービス プロファイル テンプレートとサービス プロファイルは次のいずれかです。
1 つの Cisco UCS ドメイン で Cisco UCS Manager により作成および管理されるローカル サービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレート。 ローカル サービス プロファイルは、そのドメイン内のサーバにだけ関連付けることができます。 ローカル サービス プロファイルにグローバル ポリシーを追加すると、Cisco UCS Manager では、そのポリシーのローカル読み取り専用コピーが作成されます。
Cisco UCS Central により作成および管理されるグローバル サービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレート。 1 つ以上の登録済み Cisco UCS ドメイン 内のサーバにグローバル サービス プロファイルを関連付けることができます。
Cisco UCS Central ではグローバル ポリシーだけを変更できます。 これらの変更は、そのグローバル ポリシーを含むすべてのサービス プロファイルとサービス プロファイル テンプレートに影響します。 Cisco UCS Manager ではすべてのグローバル ポリシーは読み取り専用です。
IPv6 アドレスを使用して、ドメイン グループ内のすべての動作ポリシーを設定できます。 これらのポリシーは、Cisco UCS Central GUI の [Operations Management] タブにあります。
この機能は、Cisco UCS Central からこれらのポリシーをインポートするときに Cisco UCS Manager が IPv6 アドレスを使用できるようにします。
[Servers] タブ、[Network] タブ、および [Storage] タブでグローバル ポリシーを作成できます。
このタスクを実行するための管理権限を持つ管理者またはユーザとしてログインする必要があります。
ステップ 1 |
Cisco UCS Manager を起動します。 Cisco UCS Manager は、Cisco UCS Central GUI で起動できます(を参照)。 |
ステップ 2 | Cisco UCS Manager の [Navigation] ペインで、[Servers] タブをクリックします。 |
ステップ 3 | [Servers] タブで、 を展開します。 |
ステップ 4 |
グローバル ポリシーを追加するサービス プロファイルが含まれる組織のノードを展開します。 システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。 サービス プロファイルがサブ組織に含まれている場合は、 を展開します。 |
ステップ 5 | グローバル ポリシーを追加するサービス プロファイルを選択します。 |
ステップ 6 | [Work] ペインの [Policies] タブをクリックします。 |
ステップ 7 | グローバル ポリシーを追加するポリシーをクリックします。 |
ステップ 8 | [Policy] ドロップダウン リストからグローバル ポリシーを選択します。 |
ステップ 9 | [Save Changes] をクリックします。 |
特定の状況では、Cisco UCS Manager でグローバル ポリシーをローカル ポリシーに、またはローカル ポリシーをグローバル ポリシーに変換できます。
グローバル サービス プロファイルおよびテンプレートは、グローバル ポリシーだけを参照できます。 展開時に、グローバル サービス プロファイルおよびテンプレートに含まれているグローバル ポリシーをローカル ポリシーに変換することはできません。 最初にグローバル ポリシーを使用するサービス プロファイルまたはポリシー(LAN または SAN 接続ポリシー、vNIC または vHBA テンプレートなど)をローカルに変換する必要があります。
サービス プロファイルが Cisco UCS Central でグローバル テンプレートを参照し、このテンプレートにグローバル ポリシーが含まれている場合、テンプレートの所有権はサービス プロファイルにあります。 グローバル ポリシーの所有権はCisco UCS Central にあるため、Cisco UCS Manager を使用してこのポリシー所有権を変更することはできません。 ポリシーがローカル サービス プロファイルまたはテンプレートに含まれる場合にのみ、ローカルでポリシー所有権を変更できます。
グローバル ポリシーをローカル ポリシーに変更できるのは、そのポリシーがローカル サービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートに含まれている場合に限ります。
このタスクを実行するための管理権限を持つ管理者またはユーザとしてログインする必要があります。
ステップ 1 |
Cisco UCS Manager を起動します。 Cisco UCS Manager は、Cisco UCS Central GUI で起動できます(Cisco UCS ドメイン の Cisco UCS Manager の起動を参照)。 |
ステップ 2 |
Cisco UCS Manager の [Navigation] ペインで、ポリシーがあるタブをクリックします。 たとえば、サーバ関連ポリシーを変換する場合は [Servers] タブ、ネットワーク関連ポリシーを変更する場合は [LAN] タブ、ストレージ関連ポリシーを変換する場合は [SAN] タブをクリックします。 |
ステップ 3 | [Navigation] ペインで [Policies] を展開します。 |
ステップ 4 |
変換するポリシーを含む組織のノードを展開します。 システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。 ポリシーがサブ組織に含まれている場合は、 を展開します。 |
ステップ 5 | ローカルに変換するグローバル ポリシーを選択します。 |
ステップ 6 | [Actions] セクションで [Use Local] をクリックします。 |
ステップ 7 | Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
これで、ポリシーがローカル ポリシーになり、Cisco UCS Manager で管理できようになりました。
ローカル ポリシーの所有権をグローバルに変更できるのは、ローカル ポリシーがサービス プロファイルに関連付けられている場合だけです。
このタスクを実行するための管理権限を持つ管理者またはユーザとしてログインする必要があります。
ステップ 1 |
Cisco UCS Manager を起動します。 Cisco UCS Manager は、Cisco UCS Central GUI で起動できます(Cisco UCS ドメイン の Cisco UCS Manager の起動を参照)。 |
ステップ 2 |
Cisco UCS Manager の [Navigation] ペインで、ポリシーがあるタブをクリックします。 たとえば、サーバ関連ポリシーを変換する場合は [Servers] タブ、ネットワーク関連ポリシーを変更する場合は [LAN] タブ、ストレージ関連ポリシーを変換する場合は [SAN] タブをクリックします。 |
ステップ 3 | [Navigation] ペインで [Policies] を展開します。 |
ステップ 4 |
変換するポリシーを含む組織のノードを展開します。 システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。 ポリシーがサブ組織に含まれている場合は、 を展開します。 |
ステップ 5 | グローバルに変換するローカル ポリシーを選択します。 |
ステップ 6 | [Actions] 領域で、[Use Global] をクリックします。 |
ステップ 7 | Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
これでポリシーがグローバル ポリシーになりました。グローバル ポリシーは Cisco UCS Central でのみ管理でき、Cisco UCS Manager では読み取り専用ポリシーとして表示されます。
Cisco UCS Central で登録する各 Cisco UCS ドメイン では、特定のポリシーおよび設定を管理するアプリケーションを選択できます。 このポリシー解決は、同じ Cisco UCS Central に登録したすべての Cisco UCS ドメイン で同じである必要はありません。
これらのポリシーおよび設定を解決するには、次のオプションを使用します。
[Local]:ポリシーまたは設定は、Cisco UCS Manager によって決定および管理されます。
[Global]:ポリシーまたは設定は、Cisco UCS Central によって決定および管理されます。
次のテーブルには、Cisco UCS Manager または Cisco UCS Central のいずれかで管理するように選択できるポリシーと設定のリストを示します。
名前 | 説明 |
---|---|
[Infrastructure & Catalog Firmware] |
機能カタログとインフラストラクチャ ファームウェア ポリシーが、ローカルで定義されるかまたは Cisco UCS Central から取得されるかを決定します。 |
[Time Zone Management] |
|
[Communication Services] |
HTTP、CIM XML、Telnet、SNMP、Web セッション制限、管理インターフェイス モニタリング ポリシー設定を、ローカルまたは Cisco UCS Central のどちらで定義するかを決定します。 |
[Global Fault Policy] |
|
[User Management] |
認証およびネイティブ ドメイン、LDAP、RADIUS、TACACS+、トラスト ポイント、ロケールおよびユーザ ロールをローカルまたは Cisco UCS Central のどちらで定義するかを決定します。 |
[DNS Management] |
|
[Backup & Export Policies] |
Full State バックアップ ポリシーおよび All Configuration エクスポート ポリシーが、ローカルまたは Cisco UCS Central のどちらで定義されるかを決定します。 |
[Monitoring] |
Call Home、Syslog、TFTP Core Exporter 設定が、ローカルまたは Cisco UCS Central のどちらで定義されるかを決定します。 |
[SEL Policy] |
|
[Power Allocation Policy] |
グローバル電力割り当てポリシーがローカルまたは Cisco UCS Central のどちらで定義されるかを決定します。 |
[Power Policy] |
Cisco UCS ドメインを登録するときに、ローカルまたはグローバルの解決のポリシーを設定します。 Cisco UCS ドメインの登録時、または登録や設定の変更時の動作は、ドメイン グループ割り当ての有無などのさまざまな要因に応じて異なります。
次の表に、ポリシー タイプ別の予期されるポリシー解決動作を説明します。
ポリシーおよび設定 | Policy Source | Cisco UCS Central 登録時の Cisco UCS Manager での動作 | 登録変更時の Cisco UCS Manager での動作 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
Cisco UCS Central | Cisco UCS Manager | ドメイン グループの割り当て解除 |
ドメイン グループの割り当て |
ドメイン グループからの割り当て解除 |
Cisco UCS Central からの登録解除 |
|
Call Home |
該当なし Cisco UCS Manager のみ |
ドメイン グループの割り当て |
ローカル |
ローカル/リモート |
最後に確認されたポリシーの状態を維持 |
ローカル ポリシーに変換される |
SNMP コンフィギュレーション |
該当なし Cisco UCS Manager のみ |
ドメイン グループの割り当て |
ローカル |
ローカル/リモート |
最後に確認されたポリシーの状態を維持 |
ローカル ポリシーに変換される |
HTTP |
該当なし Cisco UCS Manager のみ |
ドメイン グループの割り当て |
ローカル |
ローカル/リモート |
最後に確認されたポリシーの状態を維持 |
ローカル ポリシーに変換される |
Telnet |
該当なし Cisco UCS Manager のみ |
ドメイン グループの割り当て |
ローカル |
ローカル/リモート |
最後に確認されたポリシーの状態を維持 |
ローカル ポリシーに変換される |
CIM XML |
該当なし Cisco UCS Manager のみ |
ドメイン グループの割り当て |
ローカル |
ローカル/リモート |
最後に確認されたポリシーの状態を維持 |
ローカル ポリシーに変換される |
管理インターフェイス モニタリング ポリシー |
該当なし Cisco UCS Manager のみ |
ドメイン グループの割り当て |
ローカル |
ローカル/リモート |
最後に確認されたポリシーの状態を維持 |
ローカル ポリシーに変換される |
電力割り当てポリシー |
該当なし Cisco UCS Manager のみ |
ドメイン グループの割り当て |
ローカル |
ローカル/リモート |
最後に確認されたポリシーの状態を維持 |
ローカル ポリシーに変換される |
電力ポリシー(別名 PSU ポリシー) |
該当なし Cisco UCS Manager のみ |
ドメイン グループの割り当て |
ローカル |
ローカル/リモート |
最後に確認されたポリシーの状態を維持 |
ローカル ポリシーに変換される |
SEL ポリシー |
該当なし Cisco UCS Manager のみ |
ドメイン グループの割り当て |
ローカル |
ローカル/リモート |
最後に確認されたポリシーの状態を維持 |
ローカル ポリシーに変換される |
認証ドメイン |
該当なし Cisco UCS Manager のみ |
ドメイン グループの割り当て |
ローカル |
ローカル/リモート |
最後に確認されたポリシーの状態を維持 |
ローカル ポリシーに変換される |
LDAP |
ドメイン グループ ルート |
ドメイン グループの割り当て |
ローカル |
ローカル/リモート |
最後に確認されたポリシーの状態を維持 |
ローカル ポリシーに変換される |
LDAP プロバイダー グループおよびグループ マップ |
該当なし Cisco UCS Manager のみ |
ドメイン グループの割り当て |
ローカル |
ローカル/リモート |
最後に確認されたポリシーの状態を維持 |
ローカル ポリシーに変換される |
TACACS(プロバイダー グループを含む) |
該当なし Cisco UCS Manager のみ |
ドメイン グループの割り当て |
ローカル |
ローカル/リモート |
最後に確認されたポリシーの状態を維持 |
ローカル ポリシーに変換される |
RADIUS(プロバイダー グループを含む) |
該当なし Cisco UCS Manager のみ |
ドメイン グループの割り当て |
ローカル |
ローカル/リモート |
最後に確認されたポリシーの状態を維持 |
ローカル ポリシーに変換される |
SSH(読み取り専用) |
ドメイン グループ ルート |
ドメイン グループの割り当て |
ローカル |
ローカル/リモート |
最後に確認されたポリシーの状態を維持 |
ローカル ポリシーに変換される |
DNS |
ドメイン グループ ルート |
ドメイン グループの割り当て |
ローカル |
ローカル/リモート |
最後に確認されたポリシーの状態を維持 |
ローカル ポリシーに変換される |
タイム ゾーン |
ドメイン グループ ルート |
ドメイン グループの割り当て |
ローカル |
ローカル/リモート |
最後に確認されたポリシーの状態を維持 |
ローカル ポリシーに変換される |
Web セッション |
ドメイン グループ ルート |
ドメイン グループの割り当て |
ローカル |
ローカル/リモート |
最後に確認されたポリシーの状態を維持 |
ローカル ポリシーに変換される |
Fault |
ドメイン グループ ルート |
ドメイン グループの割り当て |
ローカル |
ローカル/リモート |
最後に確認されたポリシーの状態を維持 |
ローカル ポリシーに変換される |
コア エクスポート |
ドメイン グループ ルート |
ドメイン グループの割り当て |
ローカル |
ローカル/リモート |
最後に確認されたポリシーの状態を維持 |
ローカル ポリシーに変換される |
Syslog |
ドメイン グループ ルート |
ドメイン グループの割り当て |
ローカル |
ローカル/リモート |
最後に確認されたポリシーの状態を維持 |
ローカル ポリシーに変換される |
グローバル Backup/Export ポリシー |
ドメイン グループ ルート |
ドメイン グループの割り当て |
ローカル |
ローカル/リモート |
最後に確認されたポリシーの状態を維持 |
ローカル ポリシーに変換される |
Default Authentication |
ドメイン グループ ルート |
ドメイン グループの割り当て |
ローカル |
ローカル/リモート |
最後に確認されたポリシーの状態を維持 |
ローカル ポリシーに変換される |
コンソール認証 |
ドメイン グループ ルート |
ドメイン グループの割り当て |
ローカル |
ローカルまたはリモートにできます |
最後に確認されたポリシーの状態を維持 |
ローカル ポリシーに変換される |
Roles |
ドメイン グループ ルート |
ドメイン グループの割り当て |
ローカル |
ローカル/結合(ローカルがリモートに置き換わる) |
リモート ポリシーが削除される |
ローカル ポリシーに変換される |
ロケール - 組織ロケール |
ドメイン グループ ルート |
ドメイン グループの割り当て |
ローカル |
ローカル/結合(ローカルがリモートに置き換わる) |
リモート ポリシーが削除される |
ローカル ポリシーに変換される |
トラスト ポイント |
ドメイン グループ ルート |
ドメイン グループの割り当て |
ローカル |
ローカル/結合(ローカルがリモートに置き換わる) |
リモート ポリシーが削除される |
ローカル ポリシーに変換される |
ファームウェア ダウンロード ポリシー |
ドメイン グループ ルート |
該当なし |
該当なし |
該当なし |
該当なし |
該当なし |
ID ソーキング ポリシー |
ドメイン グループ ルート |
該当なし |
該当なし |
該当なし |
該当なし |
該当なし |
ロケール - ドメイン グループ ロケール |
ドメイン グループ ルート |
該当なし |
該当なし |
該当なし |
該当なし |
該当なし |
インフラストラクチャ ファームウェア パッケージ |
該当なし |
ドメイン グループの割り当て |
ローカル |
ローカル/リモート(リモートが存在する場合) |
最後に確認されたポリシーの状態を維持 |
ローカル ポリシーに変換される |
カタログ |
該当なし |
ドメイン グループの割り当て |
ローカル |
ローカル/リモート(リモートが存在する場合) |
最後に確認されたポリシーの状態を維持 |
ローカル ポリシーに変換される |
メンテナンス ポリシー スケジュール ホスト ファームウェア パッケージ |
該当なし |
ドメイン グループの割り当て |
ポリシー解決でのサービス プロファイルの変更結果 を参照してください。 |
ポリシー解決でのサービス プロファイルの変更結果 を参照してください。 |
リモート ポリシーが削除される |
ローカル ポリシーに変換される |
メンテナンス ポリシー スケジュール ホスト ファームウェア パッケージ |
該当なし |
ドメイン グループの割り当て |
ポリシー解決でのサービス プロファイルの変更結果 を参照してください。 |
ポリシー解決でのサービス プロファイルの変更結果 を参照してください。 |
リモート ポリシーが削除される |
ローカル ポリシーに変換される |
メンテナンス ポリシー スケジュール ホスト ファームウェア パッケージ |
該当なし |
ドメイン グループの割り当て |
ポリシー解決でのサービス プロファイルの変更結果 を参照してください。 |
ポリシー解決でのサービス プロファイルの変更結果 を参照してください。 |
リモート ポリシーが削除される |
ローカル ポリシーに変換される |
一部のポリシーでは、そのポリシーが含まれている 1 つ以上のサービス プロファイルが更新されたかどうかもポリシー解決の動作に影響します。
次の表に、このようなポリシーで予期されるポリシー解決動作を説明します。
ポリシー(Policy) | Cisco UCS Central 登録時の Cisco UCS Manager での動作 | Cisco UCS Central への登録後に割り当てられるドメイン グループ | |
---|---|---|---|
ドメイン グループの割り当て解除/ドメイン グループの割り当て |
|||
サービス プロファイル未変更 |
サービス プロファイル変更済み |
||
メンテナンス ポリシー |
ローカル |
ローカル。ただしドメイン グループの割り当て時に「デフォルト」ポリシーが更新されます。 |
ローカル/リモート(登録後に「デフォルト」に解決される場合)。 |
スケジュール |
ローカル |
ローカル。ただしドメイン グループの割り当て時に「デフォルト」ポリシーが更新されます。 |
ローカル/リモート(登録後に「デフォルト」に解決される場合)。 |
ホスト ファームウェア パッケージ |
ローカル |
ローカル。ただしドメイン グループの割り当て時に「デフォルト」ポリシーが更新されます。 |
ローカル/リモート(登録後に「デフォルト」に解決される場合)。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Admin] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Admin] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | [UCS Central] ノードをクリックします。 |
ステップ 4 | [Actions] 領域の、[UCS Central] をクリックします。 |
ステップ 5 | [Policy Resolution Control] 領域の各フィールドで、次のいずれかのオプション ボタンをクリックします。 |
ステップ 6 | [Save Changes] をクリックします。 |
Cisco UCS Central では、ポリシー、プール、vLAN、vSAN を、1 つの登録済み Cisco UCS ドメインから Cisco UCS Central に直接インポートできます。 いずれかの UCS ドメインに完全なポリシーまたはポリシー コンポーネントがある場合は、そのポリシーをインポートし、複数のドメインに適用できます。 このインポート オプションでは、1 つの登録済み UCS ドメインからポリシーをインポートし、複数の UCS ドメインにポリシーを適用する操作を 1 回のクリックで実行できます。
Cisco UCS Central GUI を使用して、登録済み UCS ドメインのポリシーまたはコンポーネントを検索できます。 また、使用可能なフィルタを使用して検索を絞り込むこともできます。 検索結果からポリシーまたはコンポーネントを選択し、Cisco UCS Central にインポートします。
(注) |
検索結果の件数が 1000 を超える場合、結果は切り捨てられます。 フィルタを使用して検索を絞り込んでください。 |
インポートするポリシーまたはコンポーネントに応じて、次のいずれかの宛先にインポートできます。
Cisco UCS Central では、GUI を使用して実行するほとんどの管理アクションによる影響を予測できるオプションがあります。 インポート時の影響の予測を実行してください。 影響予測結果を確認してください。 予測結果から、意図しないサーバのリブートやポリシーの上書きなどの潜在的な問題をすべて特定し、選択したポリシーまたはコンポーネントをインポートする前に適切な予防措置を講じることができます。
ポリシーまたはポリシー コンポーネントをインポートする前に、以下の点を確認してください。
登録済み Cisco UCS ドメインでは、Cisco UCS Manager リリース 2.1(2x) および 2.1(3x) を使用している場合はドメイン内でのポリシーまたはコンポーネントの検索だけが可能です。 ポリシーをインポートするには、Cisco UCS Manager リリース 2.2 を使用する必要があります。
ルートまたはドメインにポリシーをインポートするときに、同じ名前のポリシーがドメイン内に存在している場合、Cisco UCS Central によりポリシーの上書きを警告する確認ダイアログボックスが表示されます。 インポートすることを選択すると、インポートされたポリシーによって既存のポリシーが上書きされます。 インポート後に既存のポリシーを取得することはできません。
Cisco UCS Central では、登録済み UCS ドメインのポリシーのバックアップ コピーは保持されません。 たとえばドメインに特定の BIOS ポリシーがあり、影響予測を行わずに別の BIOS ポリシーをインポートすると、既存の BIOS ポリシーが上書きされ、回復できなくなります。 [Estimate Impact] をクリックして影響を確認するときに、潜在的なリスクを特定して予防措置を講じることができます。
ドメインでカスタマイズしたポリシーがインポートによって失われないようにするため、インポートを実行する前に、必ず [Estimate Impact] を実行してください。 影響予測により、潜在的な問題の詳細なリストが示されます。 結果を確認し、情報に基づいてインポートを決定できます。
インポートするポリシーが原因でサーバがリブートされる場合、影響予測の実行時にそのことを確認できるので、インポートを実行する前に適切な予防措置を講じることができます。 影響予測でリブートに関する警告が示される場合でも、リブートが即時に実行されないことがあります。 グローバル デフォルト メンテナンス ポリシーのリブート オプションにより、選択されたオプションに基づいてリブート アクションが実行されます。
Cisco UCS ドメインからポリシーをインポートするときに、Cisco UCS Central でそのポリシーの一部のコンポーネントがサポートされていない場合には、インポート中にそのサポートされていないコンポーネントがポリシーから削除されます。
サーバのリブートを引き起こすポリシーをインポートする場合、サーバのリブートがインポートの直後に行われないことがあります。 これはメンテナンス ポリシーに関連付けられているスケジュールに基づいて実行されます。
次の表では、Cisco UCS Manager からインポートできるポリシーまたは依存項目をリストします。
ポリシーまたは依存項目 |
説明 |
---|---|
ポリシー |
次のポリシーをインポートできます。
|
Pools |
|
ポリシー依存項目 |
次のポリシーでは、インポート後にインポート先でサーバがリブートされます。
インポートするポリシーが原因で、宛先でサーバのリブートが発生しないことを確認します。 インポートできるポリシーまたはポリシー コンポーネントと、サーバのリブートを発生させるポリシーについては、ポリシーおよびポリシー依存項目 を参照してください。
ルートまたはドメインにポリシーをインポートするときに、同じ名前のポリシーがドメイン内に存在している場合、Cisco UCS Central によりポリシーの上書きを警告する確認ダイアログボックスが表示されます。 インポートすることを選択すると、インポートされたポリシーによって既存のポリシーが上書きされます。 インポート後に既存のポリシーを取得することはできません。
ドメインでカスタマイズしたポリシーがインポートによって失われないようにするため、インポートを実行する前に、必ず [Estimate Impact] を実行してください。 影響予測により、潜在的な問題の詳細なリストが示されます。 結果を確認し、情報に基づいてインポートを決定できます。
ステップ 1 | [Import] タブをクリックします。 | ||
ステップ 2 |
[Search] を使用して、インポートするポリシーを検索します。 次のいずれかの方法でポリシーを検索できます。
|
||
ステップ 3 |
表示される検索結果リストから、インポートするポリシーを選択します。 ポリシーを選択すると、[Import] と [Properties (UCS View)] が表示されます。 |
||
ステップ 4 |
[Import] をクリックすると、[Import] ダイアログボックスが表示されます。 [Import] ダイアログボックスのオプションは、インポート対象として選択したポリシーによって異なります。 一部のポリシーでは、[Import As] オプションが表示されます。 選択したポリシーを異なる名前で選択した宛先にインポートできます。 |
||
ステップ 5 |
インポートの宛先を指定します。 インポートするポリシーまたはコンポーネントに応じて、次のいずれかの宛先にインポートできます。 |
||
ステップ 6 |
[Estimate Impact] をクリックします。 経過表示バーに、影響予測のステータスが表示されます。 [100%] に達したら、[Review Impact] をクリックして、指定された宛先におけるインポートの影響を確認します。 |
||
ステップ 7 |
[Import] をクリックします。 インポートが正常に完了すると、システムにより [Import Successful] メッセージが表示されます。 |
Cisco UCS Managerで作成、管理するポリシーは、登録済み Cisco UCS ドメインに対してローカルです。 Cisco UCS Central では、登録済み Cisco UCS ドメインで使用可能なポリシーがローカル ポリシーとして表示されます。 これらのポリシーは、Cisco UCS ドメイン内で作成および管理されるサービス プロファイル テンプレートまたはローカル サービス プロファイルだけに含めることができます。
統計情報しきい値ポリシーは、システムの特定の側面についての統計情報をモニタし、しきい値を超えた場合にはイベントを生成します。 最小値と最大値の両方のしきい値を設定できます。 たとえば、CPU の温度が特定の値を超えた場合や、サーバを過度に使用していたり、サーバの使用に余裕がある場合には、アラームを発生するようにポリシーを設定できます。
これらのしきい値ポリシーが、CIMC などのエンドポイントに適用される、ハードウェアやデバイス レベルのしきい値を制御することはありません。 このしきい値は、製造時にハードウェア コンポーネントに焼き付けられます。
Cisco UCS を使用して、次のコンポーネントに対して統計情報のしきい値ポリシーを設定できます。
(注) |
イーサネット サーバ ポート、アップリンクのイーサネット ポート、またはアップリンクのファイバ チャネル ポートには、統計情報のしきい値ポリシーを作成したり、削除できません。 既存のデフォルト ポリシーの設定だけを行うことができます。 |
[Policies] ノードでは、[Network] タブ、[Servers] タブ、および [Equipment] タブで、該当する組織内にしきい値ポリシーを作成および設定できます。
ステップ 1 | メニュー バーで、[Network] をクリックします。 | ||
ステップ 2 |
[Navigation] ペインで、 を展開します。 サブ組織のポリシーを作成するか、またはそのポリシーにアクセスするには、 を展開します。 |
||
ステップ 3 | [Threshold Policies] を右クリックし、[Create Threshold Policy] を選択します。 | ||
ステップ 4 |
[Create Threshold Policy] ダイアログボックスで、[Name] と説明(任意)を入力します。
|
||
ステップ 5 | [OK] をクリックします。 |
ステップ 1 | メニュー バーで、[Network] をクリックします。 |
ステップ 2 |
[Navigation] ペインで、 を展開します。 サブ組織のポリシーを作成するか、またはそのポリシーにアクセスするには、 を展開します。 |
ステップ 3 | [Threshold Policies] を展開します。 |
ステップ 4 | しきい値クラスを作成するポリシーを選択します。 |
ステップ 5 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 |
ステップ 6 | [Threshold Classes] テーブルで [Create Threshold Class] をクリックします。 |
ステップ 7 | [Create Threshold Class] ダイアログボックスで、設定する統計情報クラスを選択します。 |
ステップ 8 |
[OK] をクリックします。 新しいクラスが [Threshold Classes] テーブルに表示されます。 |
ステップ 9 | [Work] ペインで、[Save] をクリックします。 |
ステップ 1 | メニュー バーで、[Network] をクリックします。 |
ステップ 2 |
[Navigation] ペインで、 を展開します。 サブ組織のポリシーを作成するか、またはそのポリシーにアクセスするには、 を展開します。 |
ステップ 3 | [Threshold Policies] を展開します。 |
ステップ 4 | しきい値定義を作成するポリシーを選択します。 |
ステップ 5 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 |
ステップ 6 | [Threshold Classes] テーブルで、変更するしきい値クラスを右クリックし、[Create Threshold Definition] を選択します。 |
ステップ 7 | [Create Threshold Definition] ダイアログボックスで、[Property Type] を選択し、[Normal Value (packets)] を入力し、標準値の上下のアラーム トリガーを選択します。 |
ステップ 8 | [OK] をクリックします。 |
ステップ 9 | [Work] ペインで、[Save] をクリックします。 |
ステップ 1 | メニュー バーで、[Network] をクリックします。 |
ステップ 2 |
[Navigation] ペインで、 を展開します。 サブ組織のポリシーを作成するか、またはそのポリシーにアクセスするには、 を展開します。 |
ステップ 3 | [Threshold Policies] を展開します。 |
ステップ 4 | 削除するポリシーを右クリックし、[Delete] を選択します。 |
ステップ 5 | Cisco UCS Central GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
ステップ 1 | メニュー バーで、[Network] をクリックします。 |
ステップ 2 |
[Navigation] ペインで、 を展開します。 サブ組織のポリシーを作成するか、またはそのポリシーにアクセスするには、 を展開します。 |
ステップ 3 | [Threshold Policies] を展開します。 |
ステップ 4 | しきい値クラスを削除するポリシーを選択します。 |
ステップ 5 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 |
ステップ 6 | [Threshold Classes] テーブルで、削除するしきい値定義を右クリックし、[Delete] を選択します。 |
ステップ 7 | Cisco UCS Central GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
ステップ 1 | メニュー バーで、[Network] をクリックします。 |
ステップ 2 |
[Navigation] ペインで、 を展開します。 サブ組織のポリシーを作成するか、またはそのポリシーにアクセスするには、 を展開します。 |
ステップ 3 | [Threshold Policies] を展開します。 |
ステップ 4 | しきい値定義を削除するポリシーを選択します。 |
ステップ 5 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 |
ステップ 6 | [Threshold Classes] テーブルで、しきい値定義を削除するしきい値クラスを展開します。 |
ステップ 7 | 削除するしきい値定義を右クリックし、[Delete] を選択します。 |
ステップ 8 | Cisco UCS Central GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
目次
- ポリシーの操作
- グローバル ポリシー
- グローバル ポリシーの作成
- ローカル サービス プロファイルへのグローバル ポリシーの追加
- グローバル ポリシーとローカル ポリシー間の変換
- グローバル ポリシーからローカル ポリシーへの変換
- ローカル ポリシーからグローバル ポリシーへの変換
- Cisco UCS Manager と Cisco UCS Central 間のポリシー解決
- ポリシー解決の変更結果
- ポリシー解決でのサービス プロファイルの変更結果
- Cisco UCS Manager GUI を使用した Cisco UCS Manager と Cisco UCS Central 間のポリシー解決の変更
- Cisco UCS Central でのポリシーおよびポリシー コンポーネントのインポート
- ポリシーまたはコンポーネントのインポートに関する注意およびガイドライン
- ポリシーおよびポリシー依存項目
- UCS ドメインからのポリシーまたはポリシー コンポーネントのインポート
- ローカル ポリシー
- 統計情報しきい値ポリシー
- しきい値ポリシーの作成
- 既存のしきい値ポリシーへのしきい値クラスの追加
- 既存のしきい値クラスへのしきい値定義の追加
- しきい値ポリシーの削除
- しきい値ポリシーからのしきい値クラスの削除
- しきい値クラスからのしきい値定義の削除
この章は、次の内容で構成されています。
グローバル ポリシー
Cisco UCS Central でグローバル ポリシーを作成、管理し、1 つ以上の Cisco UCS ドメイン のサービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートにグローバル ポリシーを含めることができます。 グローバル ポリシーを含むサービス プロファイル テンプレートとサービス プロファイルは次のいずれかです。
1 つの Cisco UCS ドメイン で Cisco UCS Manager により作成および管理されるローカル サービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレート。 ローカル サービス プロファイルは、そのドメイン内のサーバにだけ関連付けることができます。 ローカル サービス プロファイルにグローバル ポリシーを追加すると、Cisco UCS Manager では、そのポリシーのローカル読み取り専用コピーが作成されます。
Cisco UCS Central により作成および管理されるグローバル サービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレート。 1 つ以上の登録済み Cisco UCS ドメイン 内のサーバにグローバル サービス プロファイルを関連付けることができます。
Cisco UCS Central ではグローバル ポリシーだけを変更できます。 これらの変更は、そのグローバル ポリシーを含むすべてのサービス プロファイルとサービス プロファイル テンプレートに影響します。 Cisco UCS Manager ではすべてのグローバル ポリシーは読み取り専用です。
IPv6 アドレスを使用して、ドメイン グループ内のすべての動作ポリシーを設定できます。 これらのポリシーは、Cisco UCS Central GUI の [Operations Management] タブにあります。
この機能は、Cisco UCS Central からこれらのポリシーをインポートするときに Cisco UCS Manager が IPv6 アドレスを使用できるようにします。
- グローバル ポリシーの作成
- ローカル サービス プロファイルへのグローバル ポリシーの追加
- グローバル ポリシーとローカル ポリシー間の変換
- グローバル ポリシーからローカル ポリシーへの変換
- ローカル ポリシーからグローバル ポリシーへの変換
- Cisco UCS Manager と Cisco UCS Central 間のポリシー解決
- ポリシー解決の変更結果
- ポリシー解決でのサービス プロファイルの変更結果
- Cisco UCS Manager GUI を使用した Cisco UCS Manager と Cisco UCS Central 間のポリシー解決の変更
グローバル ポリシーの作成
手順
ステップ 1 メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 ステップ 2 [Policies] を展開し、次に [root] を展開します。 サブ組織のグローバル ポリシーを作成するには、[Sub-Organizations] > [Organization_Name] を展開します。
ステップ 3 ツリーで、その下にグローバル ポリシーを作成するアイテムを選択します。 ステップ 4 画面の右側のペインで [Create] をクリックします。 ステップ 5 [Create] ウィンドウで、[Name]、[Description]、およびその他の情報を入力します。 ステップ 6 [OK] をクリックします。 グローバル ポリシーが作成され、ツリーに表示されます。
(注) [Network] タブと [Storage] タブにグローバル ポリシーを作成するには、該当するタブをクリックし、前述の手順のステップ 2 から 6 を実行します。
ローカル サービス プロファイルへのグローバル ポリシーの追加
手順
ステップ 1 Cisco UCS Manager を起動します。 Cisco UCS Manager は、Cisco UCS Central GUI で起動できます(を参照)。
ステップ 2 Cisco UCS Manager の [Navigation] ペインで、[Servers] タブをクリックします。 ステップ 3 [Servers] タブで、 を展開します。 ステップ 4 グローバル ポリシーを追加するサービス プロファイルが含まれる組織のノードを展開します。 システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。
サービス プロファイルがサブ組織に含まれている場合は、
を展開します。ステップ 5 グローバル ポリシーを追加するサービス プロファイルを選択します。 ステップ 6 [Work] ペインの [Policies] タブをクリックします。 ステップ 7 グローバル ポリシーを追加するポリシーをクリックします。 ステップ 8 [Policy] ドロップダウン リストからグローバル ポリシーを選択します。 ステップ 9 [Save Changes] をクリックします。
グローバル ポリシーとローカル ポリシー間の変換
特定の状況では、Cisco UCS Manager でグローバル ポリシーをローカル ポリシーに、またはローカル ポリシーをグローバル ポリシーに変換できます。
グローバル サービス プロファイルおよびテンプレートは、グローバル ポリシーだけを参照できます。 展開時に、グローバル サービス プロファイルおよびテンプレートに含まれているグローバル ポリシーをローカル ポリシーに変換することはできません。 最初にグローバル ポリシーを使用するサービス プロファイルまたはポリシー(LAN または SAN 接続ポリシー、vNIC または vHBA テンプレートなど)をローカルに変換する必要があります。
サービス プロファイルが Cisco UCS Central でグローバル テンプレートを参照し、このテンプレートにグローバル ポリシーが含まれている場合、テンプレートの所有権はサービス プロファイルにあります。 グローバル ポリシーの所有権はCisco UCS Central にあるため、Cisco UCS Manager を使用してこのポリシー所有権を変更することはできません。 ポリシーがローカル サービス プロファイルまたはテンプレートに含まれる場合にのみ、ローカルでポリシー所有権を変更できます。
グローバル ポリシーからローカル ポリシーへの変換
手順
ステップ 1 Cisco UCS Manager を起動します。 Cisco UCS Manager は、Cisco UCS Central GUI で起動できます(Cisco UCS ドメイン の Cisco UCS Manager の起動を参照)。
ステップ 2 Cisco UCS Manager の [Navigation] ペインで、ポリシーがあるタブをクリックします。 たとえば、サーバ関連ポリシーを変換する場合は [Servers] タブ、ネットワーク関連ポリシーを変更する場合は [LAN] タブ、ストレージ関連ポリシーを変換する場合は [SAN] タブをクリックします。
ステップ 3 [Navigation] ペインで [Policies] を展開します。 ステップ 4 変換するポリシーを含む組織のノードを展開します。 システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。
ポリシーがサブ組織に含まれている場合は、
を展開します。ステップ 5 ローカルに変換するグローバル ポリシーを選択します。 ステップ 6 [Actions] セクションで [Use Local] をクリックします。 ステップ 7 Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。
これで、ポリシーがローカル ポリシーになり、Cisco UCS Manager で管理できようになりました。
ローカル ポリシーからグローバル ポリシーへの変換
手順
ステップ 1 Cisco UCS Manager を起動します。 Cisco UCS Manager は、Cisco UCS Central GUI で起動できます(Cisco UCS ドメイン の Cisco UCS Manager の起動を参照)。
ステップ 2 Cisco UCS Manager の [Navigation] ペインで、ポリシーがあるタブをクリックします。 たとえば、サーバ関連ポリシーを変換する場合は [Servers] タブ、ネットワーク関連ポリシーを変更する場合は [LAN] タブ、ストレージ関連ポリシーを変換する場合は [SAN] タブをクリックします。
ステップ 3 [Navigation] ペインで [Policies] を展開します。 ステップ 4 変換するポリシーを含む組織のノードを展開します。 システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。
ポリシーがサブ組織に含まれている場合は、
を展開します。ステップ 5 グローバルに変換するローカル ポリシーを選択します。 ステップ 6 [Actions] 領域で、[Use Global] をクリックします。 ステップ 7 Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。
これでポリシーがグローバル ポリシーになりました。グローバル ポリシーは Cisco UCS Central でのみ管理でき、Cisco UCS Manager では読み取り専用ポリシーとして表示されます。
Cisco UCS Manager と Cisco UCS Central 間のポリシー解決
Cisco UCS Central で登録する各 Cisco UCS ドメイン では、特定のポリシーおよび設定を管理するアプリケーションを選択できます。 このポリシー解決は、同じ Cisco UCS Central に登録したすべての Cisco UCS ドメイン で同じである必要はありません。
これらのポリシーおよび設定を解決するには、次のオプションを使用します。
[Local]:ポリシーまたは設定は、Cisco UCS Manager によって決定および管理されます。
[Global]:ポリシーまたは設定は、Cisco UCS Central によって決定および管理されます。
次のテーブルには、Cisco UCS Manager または Cisco UCS Central のいずれかで管理するように選択できるポリシーと設定のリストを示します。
名前 説明 [Infrastructure & Catalog Firmware]
機能カタログとインフラストラクチャ ファームウェア ポリシーが、ローカルで定義されるかまたは Cisco UCS Central から取得されるかを決定します。
[Time Zone Management]
[Communication Services]
HTTP、CIM XML、Telnet、SNMP、Web セッション制限、管理インターフェイス モニタリング ポリシー設定を、ローカルまたは Cisco UCS Central のどちらで定義するかを決定します。
[Global Fault Policy]
[User Management]
認証およびネイティブ ドメイン、LDAP、RADIUS、TACACS+、トラスト ポイント、ロケールおよびユーザ ロールをローカルまたは Cisco UCS Central のどちらで定義するかを決定します。
[DNS Management]
[Backup & Export Policies]
Full State バックアップ ポリシーおよび All Configuration エクスポート ポリシーが、ローカルまたは Cisco UCS Central のどちらで定義されるかを決定します。
[Monitoring]
Call Home、Syslog、TFTP Core Exporter 設定が、ローカルまたは Cisco UCS Central のどちらで定義されるかを決定します。
[SEL Policy]
[Power Allocation Policy]
グローバル電力割り当てポリシーがローカルまたは Cisco UCS Central のどちらで定義されるかを決定します。
[Power Policy]
ポリシー解決の変更結果
Cisco UCS ドメインを登録するときに、ローカルまたはグローバルの解決のポリシーを設定します。 Cisco UCS ドメインの登録時、または登録や設定の変更時の動作は、ドメイン グループ割り当ての有無などのさまざまな要因に応じて異なります。
次の表に、ポリシー タイプ別の予期されるポリシー解決動作を説明します。
ポリシーおよび設定 Policy Source Cisco UCS Central 登録時の Cisco UCS Manager での動作 登録変更時の Cisco UCS Manager での動作 Cisco UCS Central Cisco UCS Manager ドメイン グループの割り当て解除
ドメイン グループの割り当て
ドメイン グループからの割り当て解除
Cisco UCS Central からの登録解除
Call Home
該当なし
Cisco UCS Manager のみ
ドメイン グループの割り当て
ローカル
ローカル/リモート
最後に確認されたポリシーの状態を維持
ローカル ポリシーに変換される
SNMP コンフィギュレーション
該当なし
Cisco UCS Manager のみ
ドメイン グループの割り当て
ローカル
ローカル/リモート
最後に確認されたポリシーの状態を維持
ローカル ポリシーに変換される
HTTP
該当なし
Cisco UCS Manager のみ
ドメイン グループの割り当て
ローカル
ローカル/リモート
最後に確認されたポリシーの状態を維持
ローカル ポリシーに変換される
Telnet
該当なし
Cisco UCS Manager のみ
ドメイン グループの割り当て
ローカル
ローカル/リモート
最後に確認されたポリシーの状態を維持
ローカル ポリシーに変換される
CIM XML
該当なし
Cisco UCS Manager のみ
ドメイン グループの割り当て
ローカル
ローカル/リモート
最後に確認されたポリシーの状態を維持
ローカル ポリシーに変換される
管理インターフェイス モニタリング ポリシー
該当なし
Cisco UCS Manager のみ
ドメイン グループの割り当て
ローカル
ローカル/リモート
最後に確認されたポリシーの状態を維持
ローカル ポリシーに変換される
電力割り当てポリシー
該当なし
Cisco UCS Manager のみ
ドメイン グループの割り当て
ローカル
ローカル/リモート
最後に確認されたポリシーの状態を維持
ローカル ポリシーに変換される
電力ポリシー(別名 PSU ポリシー)
該当なし
Cisco UCS Manager のみ
ドメイン グループの割り当て
ローカル
ローカル/リモート
最後に確認されたポリシーの状態を維持
ローカル ポリシーに変換される
SEL ポリシー
該当なし
Cisco UCS Manager のみ
ドメイン グループの割り当て
ローカル
ローカル/リモート
最後に確認されたポリシーの状態を維持
ローカル ポリシーに変換される
認証ドメイン
該当なし
Cisco UCS Manager のみ
ドメイン グループの割り当て
ローカル
ローカル/リモート
最後に確認されたポリシーの状態を維持
ローカル ポリシーに変換される
LDAP
ドメイン グループ ルート
ドメイン グループの割り当て
ローカル
ローカル/リモート
最後に確認されたポリシーの状態を維持
ローカル ポリシーに変換される
LDAP プロバイダー グループおよびグループ マップ
該当なし
Cisco UCS Manager のみ
ドメイン グループの割り当て
ローカル
ローカル/リモート
最後に確認されたポリシーの状態を維持
ローカル ポリシーに変換される
TACACS(プロバイダー グループを含む)
該当なし
Cisco UCS Manager のみ
ドメイン グループの割り当て
ローカル
ローカル/リモート
最後に確認されたポリシーの状態を維持
ローカル ポリシーに変換される
RADIUS(プロバイダー グループを含む)
該当なし
Cisco UCS Manager のみ
ドメイン グループの割り当て
ローカル
ローカル/リモート
最後に確認されたポリシーの状態を維持
ローカル ポリシーに変換される
SSH(読み取り専用)
ドメイン グループ ルート
ドメイン グループの割り当て
ローカル
ローカル/リモート
最後に確認されたポリシーの状態を維持
ローカル ポリシーに変換される
DNS
ドメイン グループ ルート
ドメイン グループの割り当て
ローカル
ローカル/リモート
最後に確認されたポリシーの状態を維持
ローカル ポリシーに変換される
タイム ゾーン
ドメイン グループ ルート
ドメイン グループの割り当て
ローカル
ローカル/リモート
最後に確認されたポリシーの状態を維持
ローカル ポリシーに変換される
Web セッション
ドメイン グループ ルート
ドメイン グループの割り当て
ローカル
ローカル/リモート
最後に確認されたポリシーの状態を維持
ローカル ポリシーに変換される
Fault
ドメイン グループ ルート
ドメイン グループの割り当て
ローカル
ローカル/リモート
最後に確認されたポリシーの状態を維持
ローカル ポリシーに変換される
コア エクスポート
ドメイン グループ ルート
ドメイン グループの割り当て
ローカル
ローカル/リモート
最後に確認されたポリシーの状態を維持
ローカル ポリシーに変換される
Syslog
ドメイン グループ ルート
ドメイン グループの割り当て
ローカル
ローカル/リモート
最後に確認されたポリシーの状態を維持
ローカル ポリシーに変換される
グローバル Backup/Export ポリシー
ドメイン グループ ルート
ドメイン グループの割り当て
ローカル
ローカル/リモート
最後に確認されたポリシーの状態を維持
ローカル ポリシーに変換される
Default Authentication
ドメイン グループ ルート
ドメイン グループの割り当て
ローカル
ローカル/リモート
最後に確認されたポリシーの状態を維持
ローカル ポリシーに変換される
コンソール認証
ドメイン グループ ルート
ドメイン グループの割り当て
ローカル
ローカルまたはリモートにできます
最後に確認されたポリシーの状態を維持
ローカル ポリシーに変換される
Roles
ドメイン グループ ルート
ドメイン グループの割り当て
ローカル
ローカル/結合(ローカルがリモートに置き換わる)
リモート ポリシーが削除される
ローカル ポリシーに変換される
ロケール - 組織ロケール
ドメイン グループ ルート
ドメイン グループの割り当て
ローカル
ローカル/結合(ローカルがリモートに置き換わる)
リモート ポリシーが削除される
ローカル ポリシーに変換される
トラスト ポイント
ドメイン グループ ルート
ドメイン グループの割り当て
ローカル
ローカル/結合(ローカルがリモートに置き換わる)
リモート ポリシーが削除される
ローカル ポリシーに変換される
ファームウェア ダウンロード ポリシー
ドメイン グループ ルート
該当なし
該当なし
該当なし
該当なし
該当なし
ID ソーキング ポリシー
ドメイン グループ ルート
該当なし
該当なし
該当なし
該当なし
該当なし
ロケール - ドメイン グループ ロケール
ドメイン グループ ルート
該当なし
該当なし
該当なし
該当なし
該当なし
インフラストラクチャ ファームウェア パッケージ
該当なし
ドメイン グループの割り当て
ローカル
ローカル/リモート(リモートが存在する場合)
最後に確認されたポリシーの状態を維持
ローカル ポリシーに変換される
カタログ
該当なし
ドメイン グループの割り当て
ローカル
ローカル/リモート(リモートが存在する場合)
最後に確認されたポリシーの状態を維持
ローカル ポリシーに変換される
メンテナンス ポリシー
スケジュール
ホスト ファームウェア パッケージ
該当なし
ドメイン グループの割り当て
ポリシー解決でのサービス プロファイルの変更結果 を参照してください。
ポリシー解決でのサービス プロファイルの変更結果 を参照してください。
リモート ポリシーが削除される
ローカル ポリシーに変換される
メンテナンス ポリシー
スケジュール
ホスト ファームウェア パッケージ
該当なし
ドメイン グループの割り当て
ポリシー解決でのサービス プロファイルの変更結果 を参照してください。
ポリシー解決でのサービス プロファイルの変更結果 を参照してください。
リモート ポリシーが削除される
ローカル ポリシーに変換される
メンテナンス ポリシー
スケジュール
ホスト ファームウェア パッケージ
該当なし
ドメイン グループの割り当て
ポリシー解決でのサービス プロファイルの変更結果 を参照してください。
ポリシー解決でのサービス プロファイルの変更結果 を参照してください。
リモート ポリシーが削除される
ローカル ポリシーに変換される
ポリシー解決でのサービス プロファイルの変更結果
一部のポリシーでは、そのポリシーが含まれている 1 つ以上のサービス プロファイルが更新されたかどうかもポリシー解決の動作に影響します。
次の表に、このようなポリシーで予期されるポリシー解決動作を説明します。
ポリシー(Policy) Cisco UCS Central 登録時の Cisco UCS Manager での動作 Cisco UCS Central への登録後に割り当てられるドメイン グループ ドメイン グループの割り当て解除/ドメイン グループの割り当て
サービス プロファイル未変更
サービス プロファイル変更済み
メンテナンス ポリシー
ローカル
ローカル。ただしドメイン グループの割り当て時に「デフォルト」ポリシーが更新されます。
ローカル/リモート(登録後に「デフォルト」に解決される場合)。
スケジュール
ローカル
ローカル。ただしドメイン グループの割り当て時に「デフォルト」ポリシーが更新されます。
ローカル/リモート(登録後に「デフォルト」に解決される場合)。
ホスト ファームウェア パッケージ
ローカル
ローカル。ただしドメイン グループの割り当て時に「デフォルト」ポリシーが更新されます。
ローカル/リモート(登録後に「デフォルト」に解決される場合)。
Cisco UCS Manager GUI を使用した Cisco UCS Manager と Cisco UCS Central 間のポリシー解決の変更
Cisco UCS Central でのポリシーおよびポリシー コンポーネントのインポート
Cisco UCS Central では、ポリシー、プール、vLAN、vSAN を、1 つの登録済み Cisco UCS ドメインから Cisco UCS Central に直接インポートできます。 いずれかの UCS ドメインに完全なポリシーまたはポリシー コンポーネントがある場合は、そのポリシーをインポートし、複数のドメインに適用できます。 このインポート オプションでは、1 つの登録済み UCS ドメインからポリシーをインポートし、複数の UCS ドメインにポリシーを適用する操作を 1 回のクリックで実行できます。
Cisco UCS Central GUI を使用して、登録済み UCS ドメインのポリシーまたはコンポーネントを検索できます。 また、使用可能なフィルタを使用して検索を絞り込むこともできます。 検索結果からポリシーまたはコンポーネントを選択し、Cisco UCS Central にインポートします。
(注)
検索結果の件数が 1000 を超える場合、結果は切り捨てられます。 フィルタを使用して検索を絞り込んでください。
インポートするポリシーまたはコンポーネントに応じて、次のいずれかの宛先にインポートできます。
ポリシーまたはコンポーネントのインポートに関する注意およびガイドライン
ポリシーまたはポリシー コンポーネントをインポートする前に、以下の点を確認してください。
登録済み Cisco UCS ドメインでは、Cisco UCS Manager リリース 2.1(2x) および 2.1(3x) を使用している場合はドメイン内でのポリシーまたはコンポーネントの検索だけが可能です。 ポリシーをインポートするには、Cisco UCS Manager リリース 2.2 を使用する必要があります。
ルートまたはドメインにポリシーをインポートするときに、同じ名前のポリシーがドメイン内に存在している場合、Cisco UCS Central によりポリシーの上書きを警告する確認ダイアログボックスが表示されます。 インポートすることを選択すると、インポートされたポリシーによって既存のポリシーが上書きされます。 インポート後に既存のポリシーを取得することはできません。
Cisco UCS Central では、登録済み UCS ドメインのポリシーのバックアップ コピーは保持されません。 たとえばドメインに特定の BIOS ポリシーがあり、影響予測を行わずに別の BIOS ポリシーをインポートすると、既存の BIOS ポリシーが上書きされ、回復できなくなります。 [Estimate Impact] をクリックして影響を確認するときに、潜在的なリスクを特定して予防措置を講じることができます。
ドメインでカスタマイズしたポリシーがインポートによって失われないようにするため、インポートを実行する前に、必ず [Estimate Impact] を実行してください。 影響予測により、潜在的な問題の詳細なリストが示されます。 結果を確認し、情報に基づいてインポートを決定できます。
インポートするポリシーが原因でサーバがリブートされる場合、影響予測の実行時にそのことを確認できるので、インポートを実行する前に適切な予防措置を講じることができます。 影響予測でリブートに関する警告が示される場合でも、リブートが即時に実行されないことがあります。 グローバル デフォルト メンテナンス ポリシーのリブート オプションにより、選択されたオプションに基づいてリブート アクションが実行されます。
Cisco UCS ドメインからポリシーをインポートするときに、Cisco UCS Central でそのポリシーの一部のコンポーネントがサポートされていない場合には、インポート中にそのサポートされていないコンポーネントがポリシーから削除されます。
サーバのリブートを引き起こすポリシーをインポートする場合、サーバのリブートがインポートの直後に行われないことがあります。 これはメンテナンス ポリシーに関連付けられているスケジュールに基づいて実行されます。
ポリシーおよびポリシー依存項目
次の表では、Cisco UCS Manager からインポートできるポリシーまたは依存項目をリストします。
ポリシーまたは依存項目
説明
ポリシー
次のポリシーをインポートできます。
BIOS ポリシー
ブート ポリシー
CIM XML ポリシー
Call Home ポリシー
DNS ポリシー
ダイナミック vNIC 接続ポリシー
イーサネット アダプタ ポリシー
ファイバ チャネル アダプタ ポリシー
グローバル障害ポリシー
グローバル電力割り当てポリシー
HTTP ポリシー
インターフェイス モニタリング ポリシー
LAN 接続ポリシー
ローカル ディスク設定ポリシー
メンテナンス ポリシー
SEL ポリシー
SNMP ポリシー
スクラブ ポリシー
Serial over LAN ポリシー
サーバ プール ポリシー
サーバ プール ポリシー資格情報
シェル セッション制限ポリシー
syslog ポリシー
TFTP コア エクスポート ポリシー
Telnet ポリシー
しきい値ポリシー
タイム ゾーン ポリシー
Web セッション制限ポリシー
iSCSI チャネル アダプタ ポリシー
vNIC vHBA 配置ポリシー
Pools
ポリシー依存項目
UCS ドメインからのポリシーまたはポリシー コンポーネントのインポート
手順インポートするポリシーが原因で、宛先でサーバのリブートが発生しないことを確認します。 インポートできるポリシーまたはポリシー コンポーネントと、サーバのリブートを発生させるポリシーについては、ポリシーおよびポリシー依存項目 を参照してください。
重要:
ルートまたはドメインにポリシーをインポートするときに、同じ名前のポリシーがドメイン内に存在している場合、Cisco UCS Central によりポリシーの上書きを警告する確認ダイアログボックスが表示されます。 インポートすることを選択すると、インポートされたポリシーによって既存のポリシーが上書きされます。 インポート後に既存のポリシーを取得することはできません。
ドメインでカスタマイズしたポリシーがインポートによって失われないようにするため、インポートを実行する前に、必ず [Estimate Impact] を実行してください。 影響予測により、潜在的な問題の詳細なリストが示されます。 結果を確認し、情報に基づいてインポートを決定できます。
ステップ 1 [Import] タブをクリックします。 ステップ 2 [Search] を使用して、インポートするポリシーを検索します。 次のいずれかの方法でポリシーを検索できます。
インポートするポリシーを見つけるには [Select Type] ドロップダウン オプションをクリックし、[Search] をクリックします。
ポリシー名がわかっている場合は、[Search policies, pools, vLANs, vSAns in UCS Domains by name] フィールドに名前を入力し、[Search] をクリックします。
(注) [Search] の横の矢印をクリックして検索フィルタ オプションを展開し、ポリシーの検索を絞り込みます。 検索を絞り込むには、[Select Ownership]、[Domain Group]、[UCS Domain]、[Org] などのフィールドにオプションを指定します。
ステップ 3 表示される検索結果リストから、インポートするポリシーを選択します。 ポリシーを選択すると、[Import] と [Properties (UCS View)] が表示されます。
ステップ 4 [Import] をクリックすると、[Import] ダイアログボックスが表示されます。 [Import] ダイアログボックスのオプションは、インポート対象として選択したポリシーによって異なります。 一部のポリシーでは、[Import As] オプションが表示されます。 選択したポリシーを異なる名前で選択した宛先にインポートできます。
ステップ 5 インポートの宛先を指定します。 インポートするポリシーまたはコンポーネントに応じて、次のいずれかの宛先にインポートできます。
ステップ 6 [Estimate Impact] をクリックします。 経過表示バーに、影響予測のステータスが表示されます。 [100%] に達したら、[Review Impact] をクリックして、指定された宛先におけるインポートの影響を確認します。
ステップ 7 [Import] をクリックします。 インポートが正常に完了すると、システムにより [Import Successful] メッセージが表示されます。
ローカル ポリシー
Cisco UCS Managerで作成、管理するポリシーは、登録済み Cisco UCS ドメインに対してローカルです。 Cisco UCS Central では、登録済み Cisco UCS ドメインで使用可能なポリシーがローカル ポリシーとして表示されます。 これらのポリシーは、Cisco UCS ドメイン内で作成および管理されるサービス プロファイル テンプレートまたはローカル サービス プロファイルだけに含めることができます。
統計情報しきい値ポリシー
統計情報しきい値ポリシーは、システムの特定の側面についての統計情報をモニタし、しきい値を超えた場合にはイベントを生成します。 最小値と最大値の両方のしきい値を設定できます。 たとえば、CPU の温度が特定の値を超えた場合や、サーバを過度に使用していたり、サーバの使用に余裕がある場合には、アラームを発生するようにポリシーを設定できます。
これらのしきい値ポリシーが、CIMC などのエンドポイントに適用される、ハードウェアやデバイス レベルのしきい値を制御することはありません。 このしきい値は、製造時にハードウェア コンポーネントに焼き付けられます。
Cisco UCS を使用して、次のコンポーネントに対して統計情報のしきい値ポリシーを設定できます。
(注)
イーサネット サーバ ポート、アップリンクのイーサネット ポート、またはアップリンクのファイバ チャネル ポートには、統計情報のしきい値ポリシーを作成したり、削除できません。 既存のデフォルト ポリシーの設定だけを行うことができます。
- しきい値ポリシーの作成
- 既存のしきい値ポリシーへのしきい値クラスの追加
- 既存のしきい値クラスへのしきい値定義の追加
- しきい値ポリシーの削除
- しきい値ポリシーからのしきい値クラスの削除
- しきい値クラスからのしきい値定義の削除
しきい値ポリシーの作成
手順
ステップ 1 メニュー バーで、[Network] をクリックします。 ステップ 2 [Navigation] ペインで、 を展開します。 サブ組織のポリシーを作成するか、またはそのポリシーにアクセスするには、
を展開します。ステップ 3 [Threshold Policies] を右クリックし、[Create Threshold Policy] を選択します。 ステップ 4 [Create Threshold Policy] ダイアログボックスで、[Name] と説明(任意)を入力します。
(注) この時点でしきい値クラスとしきい値定義を作成するか、またはダイアログボックスを閉じて後でしきい値クラスとしきい値定義を追加することができます。 しきい値クラスを作成するために [Create Threshold Class] をクリックし、[Create Threshold Class] ダイアログボックスで [Create Threshold Definition] をクリックします。
ステップ 5 [OK] をクリックします。
次の作業
既存のしきい値ポリシーへのしきい値クラスの追加
手順
ステップ 1 メニュー バーで、[Network] をクリックします。 ステップ 2 [Navigation] ペインで、 を展開します。 サブ組織のポリシーを作成するか、またはそのポリシーにアクセスするには、
を展開します。ステップ 3 [Threshold Policies] を展開します。 ステップ 4 しきい値クラスを作成するポリシーを選択します。 ステップ 5 [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 ステップ 6 [Threshold Classes] テーブルで [Create Threshold Class] をクリックします。 ステップ 7 [Create Threshold Class] ダイアログボックスで、設定する統計情報クラスを選択します。 ステップ 8 [OK] をクリックします。 新しいクラスが [Threshold Classes] テーブルに表示されます。
ステップ 9 [Work] ペインで、[Save] をクリックします。
次の作業
既存のしきい値クラスへのしきい値定義の追加
手順
ステップ 1 メニュー バーで、[Network] をクリックします。 ステップ 2 [Navigation] ペインで、 を展開します。 サブ組織のポリシーを作成するか、またはそのポリシーにアクセスするには、
を展開します。ステップ 3 [Threshold Policies] を展開します。 ステップ 4 しきい値定義を作成するポリシーを選択します。 ステップ 5 [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 ステップ 6 [Threshold Classes] テーブルで、変更するしきい値クラスを右クリックし、[Create Threshold Definition] を選択します。 ステップ 7 [Create Threshold Definition] ダイアログボックスで、[Property Type] を選択し、[Normal Value (packets)] を入力し、標準値の上下のアラーム トリガーを選択します。 ステップ 8 [OK] をクリックします。 ステップ 9 [Work] ペインで、[Save] をクリックします。
しきい値ポリシーからのしきい値クラスの削除
手順
ステップ 1 メニュー バーで、[Network] をクリックします。 ステップ 2 [Navigation] ペインで、 を展開します。 サブ組織のポリシーを作成するか、またはそのポリシーにアクセスするには、
を展開します。ステップ 3 [Threshold Policies] を展開します。 ステップ 4 しきい値クラスを削除するポリシーを選択します。 ステップ 5 [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 ステップ 6 [Threshold Classes] テーブルで、削除するしきい値定義を右クリックし、[Delete] を選択します。 ステップ 7 Cisco UCS Central GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。
しきい値クラスからのしきい値定義の削除
手順
ステップ 1 メニュー バーで、[Network] をクリックします。 ステップ 2 [Navigation] ペインで、 を展開します。 サブ組織のポリシーを作成するか、またはそのポリシーにアクセスするには、
を展開します。ステップ 3 [Threshold Policies] を展開します。 ステップ 4 しきい値定義を削除するポリシーを選択します。 ステップ 5 [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 ステップ 6 [Threshold Classes] テーブルで、しきい値定義を削除するしきい値クラスを展開します。 ステップ 7 削除するしきい値定義を右クリックし、[Delete] を選択します。 ステップ 8 Cisco UCS Central GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。