リーダーと従業員のエンゲージメント
シスコチームスペースへの参加と、チームメンバーがリーダーに求めた関心
メンバーが求めた関心
チェックインを行ったチームメンバーの割合
メンバーに向けられた関心
チームメンバーのチェックインを確認した、あるいはメンバーと連絡を取ったリーダーの割合
現在の状況
この 6 年間、シスコはエンゲージメント、パフォーマンス、人材の定着などの成果指標を調査してきました。その結果、各指標について、自分に対する関心をチームメンバーが求めたり、関心を向けられたりする頻度が高いほど、成果が上がりやすくなることが判明しました。また、一貫して継続的に関心を向けられることによって従業員のエンゲージメントが向上し、さらにはパフォーマンスも向上することが分かりました。
影響
リーダーが自分のことをきちんと理解してくれているとチームメンバーが感じれば、エンゲージメントが向上して人が定着し、リーダーの自信にもなります。また、戦略や信頼が伝わりやすくなり、透明性にも結びつきます。従業員が毎週チームスペースにチェックインし、それをマネージャが確認することによって対話が生まれます。
今後の対応
リーダーは、インクルージョンとエンゲージメントの新しい技能を学んで実践する必要があります。チームメンバーと定期的に連絡を取り合うリーダーは、チームが業務に打ち込むために必要なものを提供することで、エンゲージメントのための環境を整えています。
- 質問に答えてタスクを明確にしましょう。
- 従業員に寄り添って意見に耳を傾け、相手の強みに応じて適切に仕事を割り当てましょう。
- 優れた仕事を評価しましょう。
- 一人ひとりの成長の機会に目を向けましょう。
チームメンバーに寄り添っているリーダーは、メンバーの状況や好みを理解しています。これにより、一人ひとりの強みを生かしつつ従業員の心身の健康にも配慮した、文句なしのハイブリッドワークが実現します。