ハイブリッド ワーク インデックス

会議へのモバイルアクセス

状況の変化

会議にアクセスするモバイルデバイスの数はこの 2 年間で着実に増加しています。さまざまな場所で仕事をする人が増えています。これに伴い、会議に参加するためにモバイルデバイスが広く使用されるようになってきたのは、それ以外に手段がないからではなく、どこにいても参加できるという利便性があるからです。この傾向から、場所にとらわれないモビリティがコラボレーションでは重要になってきたことが分かります。「外出先」でも会議に参加できる、つまりどこにいても会議にアクセスできるようにすることで、ハイブリッドワークが促進されます。

影響

ハイブリッドワークには柔軟性が欠かせません。たとえば今いる場所やアクセスできるネットワークのタイプに応じてデバイスを使い分けられることがハイブリッドワークには求められます。モバイルデバイスを使用すれば会議への参加がよりシームレスになり、スケジュールも簡単に行えるようになります。モビリティには利点がある一方、簡単に会議が開けるようになることで働く時間が長くなったり会議疲れに陥ったりする恐れが出てきます。また、「第三のオフィス」のどこでも仕事ができるようになると、予期しない出来事や背景ノイズなどで会議が妨げられることが多くなります。

今後の対応

  • モビリティによって柔軟性を高め、さまざまなデバイスを使用して会議に参加できる態勢を整えましょう。 ​
  • モビリティが向上した結果、人々が「常に働いている」状態になっていないか注意し、会議疲れに対処するための対応を行いましょう。
  • 参加者が会議に集中しやすくなる会議機能の使用方法をトレーニングしましょう。たとえば背景ノイズの除去、ビデオ品質の設定、仮想ビデオの背景など、気が散るものを軽減させるテクノロジーの使い方を説明します。
  • 会議の形式やスケジュール設定に新しい習慣を取り入れましょう。たとえば会議のアジェンダと目標を明確に設定する、会議を行わない日を設ける、誰にも邪魔されずに仕事に集中するための時間を各自がカレンダーでブロックする、などです。 ​