コール変数レイアウト
[コール変数レイアウト(Call Variables Layouts)] ガジェットを使用して、コール変数が Finesse エージェント デスクトップでどのように表示されるかを定義できます。最大で 200 個の一意のコール変数レイアウト(1 個のデフォルト レイアウトと 199 個のカスタム レイアウト)を設定できます。次のような機能があります。
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各レイアウトには名前(必須)と説明(任意)があります。
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Cisco Finesse Release 11.0 Finesse より前のリリースからアップグレードすると、以前に設定されたデフォルト レイアウトがマイグレーションされ、デフォルト名(デフォルト レイアウト)と説明(他のレイアウトがユーザのレイアウト [カスタムECC変数(Custom/ECC Variable)] と一致しない場合に使用されるレイアウト)が割り当てられます。
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デフォルトのコール変数レイアウトの名前および説明は変更できます。
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デフォルトのコール変数レイアウトは削除できません。
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Finesse は、デフォルトのコール変数レイアウトの名前に{1}{2}「Default」を付加します。
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カスタムのコール変数レイアウトを表示するには、Unified CCE ルーティング スクリプトで、user.Layout ECC 変数を、構成したコール変数のレイアウトの名前に設定します。このケースでは、カスタム レイアウトが user.Layout の値に一致しない場合(またはカスタム レイアウトが設定されない場合)、Finesse にはデフォルト レイアウトが表示されます。
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Finesse は、CTI サーバのフェールオーバー時に、user.Layout ECC 変数の指定に従いカスタム レイアウトを維持します。PG フェールオーバー中には、Finesse はアクティブ コール レイアウトをデフォルト レイアウトに変更します。このときコール変数と時間インジケータは維持します。