電話システムのモニタリング

電話システムの監視の概要

電話機および電話機 Web ページの電話機ステータス メニューを使用すると、電話機に関するさまざまな情報を表示できます。 この情報には、次のものが含まれます。

  • 機器情報

  • ネットワークのセットアップ情報

  • ネットワーク統計

  • デバイス ログ

  • ストリームの統計

この章では、電話機の Web ページから取得可能な情報について説明します。 この情報は、電話機の操作のリモート モニタやトラブルシューティングに役立てることができます。

Cisco IP 電話のステータス

ここでは、Cisco IP 電話のモデル情報、ステータス メッセージ、およびネットワーク統計を表示する方法について説明します。

  • [モデル情報(Model Information)]:電話機のハードウェアとソフトウェアに関する情報を表示します。

  • [ステータス(Status)] メニュー:ステータス メッセージ、ネットワーク統計、および現在のコールに関する統計を表示する画面にアクセスできます。

これらの画面に表示される情報は、電話機の操作のモニタやトラブルシューティングに役立てることができます。

また、これらの情報の大半およびその他の関連情報は、電話機の Web ページからリモートで取得することもできます。

[電話の情報(Phone Information)] ウィンドウの表示

手順


ステップ 1

[設定(Settings)] ソフトキーを押します。

ステップ 2

[ステータス(Status)] > [製品情報(Product Information)] を選択します。

ユーザがセキュアまたは認証済みのサーバに接続している場合、サーバ オプションの右側にある [電話の情報(Phone Information)] 画面に、対応するアイコン(錠前または証明書マーク)が表示されます。 ユーザがセキュアまたは認証済みのサーバに接続していない場合、アイコンは表示されません。

製品情報画面には、次の情報が表示される場合があります。
  • 製品名

  • [シリアル番号(Serial number)]

  • MAC アドレス

  • ソフトウェアバージョン

  • 設定バージョン

    この情報は、設定ファイル(cfg.xml)で設定されている場合にのみ表示されます。

  • ハードウェアバージョン

  • VID (バージョン ID)

  • 証明書

  • [カスタマイズ(Customization)]

ステップ 3

[モデル情報(Model Information)] 画面を終了するには、 を押します。


電話情報の表示

手順


Cisco IP 電話の現在の状態を確認するには、[情報(Info)]タブをクリックします。

[情報(Info)] タブには、電話機統計や登録状況など、すべての電話機の内線番号に関する情報が表示されます。


電話機のステータスを表示する

手順


ステップ 1

[設定(Settings)]を押します。

ステップ 2

[ステータス(Status)] > [電話のステータス(Phone Status)] > [電話のステータス(Phone Status)]を選択します。

以下の情報を確認できます。

  • [経過時間(Elapsed time)]:システムを前回再起動してから経過した時間の合計。

  • [Tx(パケット)(Tx (Packets))]:電話機から送信されたパケット。

  • [Rx(パケット)(Rx (Packets))]:電話機で受信されたパケット。


電話機でステータスメッセージを表示する

手順


ステップ 1

[設定(Settings)]を押します。

ステップ 2

[ステータス(Status)] > [ステータスメッセージ(Status messages)] を選択します。

プロビジョニングが最後に実行されてからの、さまざまな電話ステータスのログを表示できます。

(注)  

 

ステータスメッセージは UTC 時間を反映し、電話機のタイムゾーン設定の影響を受けません。

ステップ 3

[戻る(Back)]を押します。


ダウンロード ステータスの表示

ユーザが電話機をうまく登録できないときに、電話機の Web ページからダウンロード状態を表示できます。

始める前に

電話管理のウェブページにアクセスします。 電話機 ウェブインターフェイスへのアクセスを参照してください。

手順


ステップ 1

[情報(Info)] > [ダウンロードのステータス(Download Status)] を選択します。

ステップ 2

ファームウェアアップグレードステータスプロビジョニングステータスカスタムCAステータス、および画面ステータスの説明に従って、ファームウェアアップグレード、プロビジョニング、およびカスタムCAステータスの詳細を表示します。

ステップ 3

[MIC 証明書更新ステータス] セクションで、製造インストール済み証明書(MIC)の更新ステータスの詳細を表示します。


電話機の IP アドレスの決定

DHCP サーバにより IP アドレスが割り当てられるため、電話機をブートアップして、サブネットワークに接続する必要があります。

始める前に

電話管理のウェブページにアクセスします。 電話機 ウェブインターフェイスへのアクセスを参照してください。

手順


ステップ 1

[情報(Info)] > [ステータス(Status)] を選択します。

ステップ 2

[Ipv4情報(IPv4 Information)]までスクロールします。 [現在のIP(Current IP)] に IP アドレスが表示されます。

ステップ 3

[Ipv6情報(IPv6 Information)]までスクロールします。 [現在のIP(Current IP)] に IP アドレスが表示されます。


ネットワークステータスを表示する

手順


ステップ 1

[設定(Settings)]を押します。

ステップ 2

[ステータス(Status)] > [ネットワークステータス(Network Status)] を選択します。

以下の情報を確認できます。

  • [ネットワークタイプ(Network type)]:電話機で使用するローカルエリアネットワーク(LAN)接続のタイプを示します。

  • [ネットワークステータス(Network status)]:電話機がネットワークに接続されているかどうかを示します。

  • IPv4 ステータス - 電話機の IP アドレス。 電話機の IP アドレス、アドレッシング タイプ、IP ステータス、サブネット マスク、デフォルト ルータ、ドメイン ネーム サーバ(DNS)1、DNS 2 に関する情報を確認できます。

  • IPv6 ステータス - 電話機の IP アドレス。 電話機の IP アドレス、アドレッシング タイプ、IP ステータス、サブネット マスク、デフォルト ルータ、ドメイン ネーム サーバ(DNS)1、DNS 2 に関する情報を確認できます。

  • VLAN ID - 電話機のVLAN ID。

  • [MACアドレス(MAC address)]:電話機固有のメディアアクセス コントロール(MAC)アドレス。

  • [ホスト名(Host name)]:電話機に割り当てられた現在のホスト名が表示されます。

  • ドメイン- 電話機のネットワークドメイン名を表示します。 デフォルト:cisco.com

  • [スイッチポートリンク(Switch port link)]:スイッチポートのステータス。

  • [スイッチポート設定(Switch port config)]:ネットワークポートの速度とデュプレックスを示します。


音声品質のモニタリング

ネットワーク内で送受信されるコールの音声品質を測定するために、Cisco IP Phones では隠蔽イベントに基づく次の統計メトリックを使用します。 DSP は、音声パケット ストリーム内でフレーム損失の部分をマスクするために、隠蔽フレームを再生します。

  • フレーム損失率のメトリック:音声フレームの総数に対する秘匿フレームの比率を示します。 直近フレーム損失率は、3 秒ごとに計算されます。

  • フレーム損失発生秒数のメトリック:損失フレームが原因で DSP が秘匿フレームを処理する場合の処理秒数を示します。 深刻な"フレーム損失発生秒数"は、DSP が 5 % を超える隠蔽フレームを処理する場合の秒数です。


(注)  


フレーム損失率とフレーム損失発生秒数は、フレーム損失に基づいた主要な測定値です。 フレーム損失率がゼロの場合は、IP ネットワークが損失なく時間どおりにフレームやパケットを配信していることを示しています。


Cisco IP 電話 から音声品質メトリックにアクセスするには、[コール統計(Call Statistics)] 画面を使用するか、または、リモートで [ストリーム統計(Streaming Statistics)] 画面を使用します。

[コール統計(Call Statistics)] 画面の表示

最近の通話の詳細情報を表示するには、電話機の [コール統計(Call statistics)] メニューにアクセスできます。 たとえば、コールタイプ、発信者名、発信者番号などです。

手順


ステップ 1

[設定(Settings)] ソフトキーを押します。

ステップ 2

[ステータス(Status)] > [電話のステータス(Phone Status)] > [コール統計(Call statistics)] を選択します。

ステップ 3

[ステータス(Status)] メニューを終了するには、[戻る(Back)]を押します。


コール統計のフィールド

次の表に、[コール統計(Call Statistics)] 画面の項目を示します。

表 1. Cisco IP 電話の [コール統計(Call Statistics)] の項目

項目

Description

通話タイプ

発信コールまたは着信コール。

ピア名

コールを行った人またはコールに応答した人の名前。

ピア電話

コールを行った人またはコールに応答した人の電話番号。

エンコードコーデック

発信オーディオを圧縮するための手段。

デコードコーデック

着信オーディオを圧縮解除するための手段。

コール時刻

コールが行われた時刻またはコールに応答した時刻。

Call ID

発信者の ID。

設定ユーティリティでのカスタマイズ状態の表示

EDOS サーバからの RC ダウンロードが完了すると、Web インターフェイスで電話機のカスタマイズ状態を表示できます。

リモートカスタマイズ状態の説明は次のとおりです。

  • [オープン(Open)]:電話機が初めて起動し、設定されていません。

  • [中断(Aborted)]:リモート カスタマイズが、DHCP オプションなどの他のプロビジョニングのために中断されました。

  • [待機中(Pending)]:プロファイルが EDOS サーバからダウンロードされました。

  • [カスタム待機中(Custom-Pending)]:電話機が EDOS サーバからリダイレクト URL をダウンロードしました。

  • [取得済み(Acquired)]:EDOS サーバからダウンロードされたプロファイルに、プロビジョニング設定のリダイレクト URL があります。 プロビジョニング サーバからのリダイレクト URL のダウンロードが正常に完了した場合、この状態が示されます。

  • [利用不可(Unavailable)]:EDOS サーバが空のプロビジョニングファイルで応答し、HTTP 応答が 200 OK だったため、リモートカスタマイズが停止しました。

手順


ステップ 1

電話機の Web ページで、[管理者ログイン(Admin Login)] > [情報(Info)] > [ステータス(Status)] を選択します。

ステップ 2

[製品情報(Product Information)] セクションで、[カスタマイズ(Customization)]フィールドに電話機のカスタマイズ状態を表示できます。

プロビジョニングが失敗した場合は、同じページの [プロビジョニングステータス(Provisioning Status)] に詳細を表示できます。


再起動の理由

電話機には、電話機が更新または再起動された 5 つの最新の理由が保存されます。 電話機が工場出荷時の初期状態にリセットされると、この情報は削除されます。

次の表で、Cisco IP 電話の再起動と更新の理由を説明します。

Reason

Description

アップグレード

再起動はアップグレード操作(アップグレードが完了したか失敗したかに関係なく)の結果です。

プロビジョニング

再起動は、IP フォンの画面または電話機の Web ユーザ インターフェイスを使ってパラメータ値が変更された結果、または同期の結果です。

SIP によるトリガー

再起動は、SIP 要求によってトリガーされました。

RC

再起動は、リモート カスタマイズの結果トリガーされました。

ユーザによるトリガー

ユーザがコールド リブートを手動でトリガーしました。

IP の変更

電話機の IP アドレスが変更された後、再起動がトリガーされました。

次の方法で再起動履歴を表示できます。

  • 電話機の Web ユーザ インターフェイスから

  • IP フォンの画面から

  • 電話機のステータス ダンプ ファイルから(http://phoneIP/status.xml or http://phoneIP/admin/status.xml)

電話機 Web ユーザ インターフェイスの再起動履歴

情報 > システムステータス ページ、再起動歴史デバイス再起動履歴、5 つの最も最近再起動日付と時刻、および再起動の理由にセクションが表示されます。 各フィールドには、再起動の理由と、再起動が実行されたことを示すタイム スタンプが表示されます。

次に例を示します。


Reboot Reason 1: [08/13/14 06:12:38] User Triggered
Reboot Reason 2: [08/10/14 10:30:10] Provisioning
Reboot Reason 3: [08/10/14 10:28:20] Upgrade

再起動歴史を逆の順に表示します。最も最近の再起動の理由で表示されます 再起動理由 1

Cisco IP 電話画面の再起動履歴

[設定(Settings)] キーを押します。 ナビゲーション キーを使用して、[ステータス(Status)] > [再起動履歴(Reboot History)] メニューをスクロールして選択します。 [再起動履歴(Reboot History)] ウィンドウで、再起動エントリをスクロールし、電話機の Web ユーザ インターフェイスに表示されるシーケンスと同様に、時間的な流れとは逆の順序で表示されます。

ステータス ダンプ ファイルの再起動履歴

リブート履歴は、ステータスダンプファイル (http://<phone_IP_address>/admin/status.xml)に保存されます。

このファイルでは、次の例に示すように、タグ Reboot_Reason_1Reboot_Reason_3 にリブート履歴が保存されます。


<Reboot_History>
<Reboot_Reason_1>[08/10/14 14:03:43]Provisioning</Reboot_Reason_1>
<Reboot_Reason_2>[08/10/14 13:58:15]Provisioning</Reboot_Reason_2>
<Reboot_Reason_3>[08/10/14 12:08:58]Provisioning</Reboot_Reason_3>
<Reboot_Reason_4>
<Reboot_Reason_5>
<Reboot_History/>