アクセサリ

マルチプラットフォームファームウェアを搭載した Cisco IP 電話 8800 シリーズのアクセサリ概要

表 1. マルチプラットフォーム ファームウェアを搭載した Cisco IP 電話 8800 シリーズのアクセサリ サポート

アクセサリ

タイプ(Type)

Cisco IP 電話

8811 および 8841

8845

8851

8861

8865

シスコ製アクセサリ

Cisco IP 電話 8800 キー拡張モジュール

アドオン モジュール

サポート対象外

サポート対象外

サポートされる

サポートされる

サポートされる

最大 2 つの拡張モジュールをサポート。

最大 3 つの拡張モジュールをサポート。

壁面取り付けキット

サポートされる

サポートされる

サポートされる

サポートされる

サポートされる

フットスタンド

サポートされる

サポートされる

サポートされる

サポートされる

サポートされる

ケーブル ロック

サポートされる

サポートされる

サポートされる

サポートされる

サポートされる

Cisco Headset 520 シリーズ

USB

サポート対象外

サポート対象外

サポートされる

サポートされる

サポートされる

Cisco Headset 530シリーズ

標準 RJ9

サポートされる

サポートされる

サポートされる

サポートされる

サポートされる

USB アダプタ

サポート対象外

サポート対象外

サポートされる

サポートされる

サポートされる

Cisco Headset 560 シリーズ(スタンダードベース付き)

Cisco Headset 560 シリーズ(マルチベース)

標準 RJ9 と AUX

サポートされる

サポートされる

サポートされる

サポートされる

サポートされる

USB

サポート対象外

サポート対象外

サポートされる

サポートされる

サポートされる

Cisco Headset 730

Bluetooth*

サポート対象外

サポート対象外

サポート対象外

サポート対象外

サポート対象外

USB アダプタ

サポート対象外

サポート対象外

サポートされる

サポートされる

サポートされる

USB-C ケーブル

サポート対象外

サポート対象外

サポートされる

サポートされる

サポートされる

*—Cisco IP 電話マルチプラットフォームフォンとの Bluetooth 接続では、限定されたコール機能(コールの応答または終了など)を利用できます。 通話機能は、将来のリリースで完全にサポートされる予定です。 現在は、USB アダプタまたは USB-C ケーブルで Cisco ヘッドセット 730 を使用することを推奨しています。

サードパーティ製アクセサリ

ヘッドセット:サードパーティ製ヘッドセットを参照してください。 この項では、各ヘッドセット タイプについて説明しています。

アナログ

サポートされる

サポートされる

サポートされる

サポートされる

サポートされる

アナログ ワイドバンド

サポートされる

サポートされる

サポートされる

サポートされる

サポートされる

Bluetooth*

サポート対象外

サポートされる

サポートされる

サポートされる

サポートされる

USB

サポート対象外

サポート対象外

サポートされる

サポートされる

サポートされる

電子フックスイッチ

サポートされる

サポートされる

サポートされる

サポートされる

サポートされる

注 1 を参照してください。

注 2 を参照してください。

マイク:外部スピーカーおよびマイクロフォンを参照してください。

外部 PC

サポート対象外

サポート対象外

サポート対象外

サポートされる

サポートされる

スピーカー:外部スピーカーおよびマイクロフォンを参照してください。

外部 PC

サポート対象外

サポート対象外

サポート対象外

サポートされる

サポートされる


(注)  


  1. Y ケーブル(RJ-9 コネクタと AUX コネクタ)でヘッドセットを電話機に接続する場合は、必ず電話管理ウェブページの [音声(Voice)] > [ユーザー(User)] タブの [オーディオ音量(Audio Volume)] にある [電子フックスイッチ制御(Electronic HookSwitch Control)] を有効にしてください。

  2. 電子フックスイッチ(EHS)を使用する場合の接続方法

    • Cisco IP 電話 8811、8841、および 8845 には、補助ポートを使用して EHS を接続します。

    • Cisco IP 電話 8851、8861、および 8865 には、補助ポート、USB ポート、または Bluetooth を使用して EHS を接続します。


電話機に関連付けられたアクセサリの表示

ヘッドセット ジャック、Bluetooth、または USB ポートを使用して、電話機に外部ハードウェアを接続できます。 アクセサリ リストには、アナログ ヘッドセットがデフォルトで含まれています。このヘッドセットは、ワイドバンドを有効にするように設定できます。

手順


ステップ 1

アプリケーション を押します。

ステップ 2

次のオプションのいずれかを選択します。

  • [ステータス(Status)] > [アクセサリ(Accessories)]
  • [Bluetooth] > [デバイス(Devices)]

ステップ 3

(任意) アクセサリを選択して、[詳細(Details)] を押します。


ヘッドセット

サポートされている Cisco ヘッドセットを次に示します。 これらのヘッドセットの設定と使用について詳しくは、モデルごとの情報を確認してください。

デバイスを Cisco ヘッドセットと統合する方法について詳しくは、シスコ ヘッドセット互換性ガイドを参照してください。

ヘッドセットの安全性に関する重要な情報

高音圧:聴覚の障害を防ぐため、長時間大音量で聴き続けることは避けてください。

ヘッドセットを接続する際は、ヘッドセットのスピーカーの音量を下げてからヘッドセットを着用してください。 ヘッドセットを外す前に音量を下げるようにすれば、再度ヘッドセットを接続する際に音量は最初から低い状態になります。

周りに注意してください。 ヘッドセットを使用すると、特に緊急事態や騒音の多い環境で、外部の重要な音が遮断される可能性があります。 運転中にヘッドセットを使用しないでください。 人やペットが横切る可能性がある場所にヘッドセットまたはヘッドセット ケーブルを放置しないでください。 ヘッドセットまたはヘッドセット ケーブルの近くに子供がいる場合は、常に目を離さないようにしてください。

Cisco Headset 320

Cisco ヘッドセット 320 を接続する

ヘッドセットを電話機に接続する必要があります。

始める前に

管理者が周辺機器インベントリを有効にします。

手順


ステップ 1

USB ケーブルを使用して、ヘッドセットを電話機にプラグインします。

接続すると、電話画面に Cisco ヘッドセットのメッセージが表示されます。 また、[キャンセル(Cancel)] ソフトキーが画面に表示されます。

ステップ 2

(任意) [アプリケーション(Applications)] > [ステータス(Status)] > [アクセサリ(Accessories)] に移動し、[アクセサリ(Accessories)] リストの下のヘッドセット名を確認します。

ステップ 3

(任意) [詳細(Details)] をクリックしてヘッドセットの詳細を確認します。

電話がペアリングされ、ヘッドセットと接続されると、ヘッドセットの詳細を確認できます。 電話に表示されるヘッドセットの詳細は、[名前(Name)][モデル(Model)][シリアル番号(Serial Number)]、および [ファームウェア(Firmware)] です。

ヘッドセットのバージョンが電話の設定バージョンよりも低く、アイドル状態のホームページである場合、電話は現行バージョンを最新バージョンにアップグレードするようにプロンプトを表示します。 詳細は、Cisco ヘッドセット 320 をアップグレードする を参照してください。

ステップ 4

ヘッドセットを電話から外します。

電話にアクセサリが切断されましたと表示されます。 [アクセサリ(Accessories)] リストから、ヘッドセットが削除されます。


Cisco ヘッドセット 320 をアップグレードする

バージョンが設定されたバージョンより低い場合、電話とペアリングするヘッドセットのファームウェアバージョンをアップグレードする必要があります。

始める前に

Cisco ヘッドセット 320 が電話機に接続されました。

手順


ステップ 1

ヘッドセットが接続されたら、アップグレード画面が表示された時に [アップグレード(Upgrade)] ソフトキーをクリックします。

アップグレード中は、電話画面の上部にヘッドセットのアイコンが表示されます。 アップグレードが完了すると、アイコンが消えます。 電話の [アクセサリ(Accessories)] 画面でヘッドセットの詳細を確認できます。

ステップ 2

(任意) [延期(Postpone)] ソフトキーをクリックすると、[キャンセル(Cancel)] ソフトキーをクリックしてアップグレードを中止できます。

アクションを実行しない場合、しばらくしてからアップグレードが自動的に開始されます。


ヘッドセット 320 のコントロール - Webex

次の図は、Cisco ヘッドセット 320 シリーズ のコントローラと LED を示しています。

表 2. Cisco ヘッドセット 320 シリーズボタン

番号(Number)

記号

ボタン

操作

1

ミュート

コールをミュートし、ミュート解除します。

2

Webex ボタン

(注)  

 
電話を使用していないが、Webex アプリケーションを使用してシステムを操作している場合、このボタンは利用できます。

コールに応答、終了、拒否、保留、再開します。

USB で 320 ヘッドセットをシステムに直接接続する場合、Webex ボタンを使用してアプリケーションをデスクトップ画面の一番上に持ってくるか、今後の Webex ミーティングに参加します。

3

音量を上げる

音量を上げます。

4

音量を下げる

音量を下げます。
表 3. Cisco ヘッドセット 320 シリーズの LED ステータス

コール ステータス(Call Status) 

LED ステータス

LED

着信コール

予定されている Webex ミーティング*

緑色に点滅

アクティブコール/ミーティング

グリーンで点灯

ヘッドセットがミュート中

レッド(点灯)

ヘッドセット 320 のコントロール - Teams

次の図は、Cisco ヘッドセット 320 シリーズ のコントローラと LED を示しています。

表 4. Cisco ヘッドセット 320 シリーズボタン

番号(Number)

記号

ボタン

操作

1

ミュート

コールをミュートし、ミュート解除します。

2

Microsoft Teams ボタン

(注)  

 
電話機を使用していないが、Teams アプリケーションを使用してシステムを操作している場合、このボタンは利用できます。
  • コールに応答、終了、拒否、保留、再開します。

  • 320 ヘッドセットを USB でシステムに直接接続したら、[Teams] ボタンを使用して、Teams アプリケーションをデスクトップ画面の上部に表示するか、今後の Teams ミーティングに参加します。

3

音量を上げる

音量を上げます。

4

音量を下げる

音量を下げます。
表 5. Cisco ヘッドセット 320 シリーズの LED ステータス

コール ステータス(Call Status) 

LED ステータス

LED

着信コール

白色に点滅

アクティブコールまたはミーティング中

グリーンで点灯

保留されているコール

波打っている緑色

Microsoft Teams に接続する

白く明滅している

Microsoft Teams に接続済み

白色で点灯

予定されている Microsoft Teams ミーティング

白く明滅している

Microsoft Teams に接続できませんでした

白色に点滅、その後オフ

ヘッドセットがミュート中

レッド(点灯)

Cisco ヘッドセット 500 シリーズ

Cisco IP 電話 8800シリーズ マルチプラットフォーム フォンと合わせて Cisco ヘッドセット 500 シリーズを使うことができます。 Cisco ヘッドセット 500 シリーズは、強化された次のような機能を提供します。

  • 「通話中」インジケータ:イヤー プレートの LED

  • シンプル化されたコール制御

  • カスタマイズされた音声

サポートされているヘッドセットは:

  • Cisco Headset 520 シリーズ

  • Cisco Headset 531 および 532

  • Cisco Headset 560 シリーズ (スタンダードベースとマルチベース)

Cisco Headset 521 および 522

Cisco ヘッドセット 521 および 522 は、Cisco IP 電話 およびデバイスで使用するために開発された 2 つの有線ヘッドセットです。 Cisco ヘッドセット 521 には、着用と快適性を向上させるための単一のイヤピースが装備されています。 Cisco ヘッドセット 522 には、騒々しい職場で使用するための 2 つのイヤピースが装備されています。

両方のヘッドセットには、ラップトップやモバイル機器用の 3.5mm コネクタが付いています。 USB コネクタ付きインライン コントローラは、マルチプラットフォーム ファームウェア搭載の Cisco IP 電話 8851、8861、および 8865 でも使用できます。 このコントローラーは、通話に簡単に応答し、ホールドやレジューム、ミュート、ボリュームコントロールなどの基本的な電話機能にアクセスするための簡単な方法です。

Cisco ヘッドセット 521 および 522 には、マルチプラットフォームファームウェアリリース 11.2 (3)以降のバージョンが必要です。 これらのヘッドセットを使用する前に、電話機を最新のファームウェアにアップグレードしてください。

所有している電話機のモデルとファームウェアのバージョンをチェックするには、[アプリケーション(Applications)]を押して、[ステータス(Status)] > [製品情報(Product information)] を選択します。 [製品名(Product name)]フィールドに、電話機のモデルが表示されます。 ソフトウェアバージョンフィールドはファームウェアのバージョンを取得できるインストール済みの負荷を示します。

Cisco ヘッドセット 561 および 562 のボタンと LED

コントローラのボタンは、基本的な通話機能に使用されます。

図 1. Cisco ヘッドセット 521 および 522 コントローラ
Cisco ヘッドセット 521 および 522 コントローラ ボタン

次の表は、Cisco ヘッドセット 521 および 522 コントローラのボタンについて説明しています。

表 6. Cisco ヘッドセット 521 および 522 コントローラ ボタン

番号(Number)

名前

説明

1

ミュート ボタン

マイクロフォンのオン/オフを切り替えます。

2

[音量(Volume)]ボタン(および):

ヘッドセットの音量を調整します。

3

発信ボタン

次は通話の管理に使用します。

  • 着信コールに応答するには 1 回押します。

  • 電話を終了するには、2 秒間長押しします。

  • 着信コールを拒否するには、2 回押します。

  • アクティブコールを保留にするには、1 回を押します。 もう一度押すと、保留中の通話を取得します。

Cisco Headset 531 および 532

Cisco Headset 530シリーズ は、シスコ製品およびサービス向けに開発された 2 つのヘッドセットです。 1 つのイヤホンを備えた 531 ヘッドセットは軽量であるため、快適に使用できます。 2 つのイヤホンを備えた 532 ヘッドセットは、騒音の多い環境や慌ただしいオフィスでの使用に適しています。

Cisco ヘッドセット 531 および 532では、マルチプラットフォーム対応のファームウェアを備えた Cisco IP 電話 8800 シリーズで 2 つのコネクタのいずれかを使用します。

  • RJ9 コネクタ:ヘッドセット ポートを備えた Cisco IP 電話 で使用します。

  • USB ヘッドセット アダプタ:強化されたコール制御を備えており、現在、8851、8861、および 8865 Cisco IP 電話 モデルをサポートしています。

Cisco ヘッドセット USB アダプタは、Cisco ヘッドセット 531 および 532 で使用できます。アダプタを使用すると、ヘッドセットをテストし、低音と高音、ゲインまたはマイクの音量、サイドトーンまたはフィードバック設定をカスタマイズできます。 また、アダプタでは、電話機を切り替えた場合に設定が保持されます。

シスコ USB アダプタは、マルチプラットフォーム対応のファームウェアを備えた Cisco IP 電話 8851、8861、および 8865 でサポートされています。 電話機モデルを確認するには、[アプリケーション(Applications)] > [ステータス(Status)] > [製品情報(Product information)] を押します。 [製品名(Product name)]フィールドに、電話機のモデルが表示されます。

Cisco Headset 530シリーズ では、マルチプラットフォーム ファームウェア リリース 11.1(2) 以降のバージョンが必要です。 これらのヘッドセットを使用する前に、電話機を最新のファームウェアにアップグレードしてください。

Cisco ヘッドセット 531 および 532 の LED とボタン

Cisco Headset 530シリーズ用のCisco ヘッドセット USB アダプタは基本的なコール機能に使用されます。

図 2. Cisco ヘッドセット USB アダプタ

次の表は、Cisco ヘッドセット 531 および 532 USB アダプタのボタンについて説明しています。

表 7. Cisco ヘッドセット USB アダプタのボタン

番号(Number)

名前

説明

1

ミュート ボタン

マイクロフォンのオン/オフを切り替えます。 USB アダプタのミュートが有効になっていると、USB アダプターのミュートボタンが点灯します。

2

[音量(Volume)]ボタン(および):

ヘッドセットの音量を調整します。

3

発信ボタン

着信およびアクティブコールの管理は 1 回の通話か複数の通話かによって異なります。

1 つの通話:

  • 着信通話に応答するには 1 回押します。

  • アクティブコールを保留にするには、1 回を押します。 もう一度押すと、保留中の通話を取得します。

  • 着信コールを拒否するには、2 回押します。

複数の通話:

  • 1 回押すと、アクティブ コールを保留にし、2 番目の着信通話に応答します。

  • 現在の通話を保留にするには 1 回押し、通話を再開するにはもう一度押します。

  • 現在の通話を終了して保留中の通話を再開するには 2 秒間押し続け、通話を再開するにはもう一度押します。

  • 2 秒間長押しすると、アクティブ コールを終了し、別の着信コールに応答します。

  • 2 回押すと、現在の通話に留まり、2 番目の通話を拒否します。

Cisco Headset 561 および 562

Cisco Headset 560 シリーズ は、シスコ製品およびサービス向けに開発された 2 つのワイヤレス ヘッドセットです。 1 つのイヤホンを備えた Cisco ヘッドセット 561 は軽量であるため、快適に使用できます。 2 つのイヤホンを備えた Cisco ヘッドセット 562 は、騒音の多い環境や慌ただしいオフィスでの使用に適しています。

Cisco Headset 560 シリーズはヘッドセットベースを使用して Cisco IP 電話 に接続し、ヘッドセットを充電します。 ベースに利用可能なオプションは、標準ベースとマルチベースです。 Cisco Headset 560 シリーズ(スタンダードベース付き)は電話またはコンピュータからの単一のソースとの接続をサポートします。 Cisco Headset 560 シリーズ(マルチベース)は電話、コンピュータ、および Bluetooth 対応機器からの複数のソースをサポートし、接続されているソースを簡単に直感的に切り替えることができます。

Cisco Headset 560 シリーズを次のいずれにも接続することができます:

  • RJ9 および AUX コネクタ(Y 字型ケーブル):複数のプラットフォームを搭載した Cisco IP 電話 8811、8841、8845、8851、8861、および 8865 でサポートされています。

  • USB コネクタ:複数のプラットフォームを搭載した Cisco IP 電話 8851、8861、および 8865 でサポート

Cisco Headset 560 シリーズ では、マルチプラットフォーム ファームウェア リリース 11.2(3) 以降が必要です。 これらのヘッドセットを使用する前に、電話機を最新のファームウェアにアップグレードしてください。

所有している電話機のモデルとファームウェアのバージョンをチェックするには、[アプリケーション(Applications)]を押して、[ステータス(Status)] > [製品情報(Product information)] を選択します。 [製品名(Product name)]フィールドに、電話機のモデルが表示されます。 ソフトウェアバージョンフィールドはファームウェアのバージョンを取得できるインストール済みの負荷を示します。

Cisco ヘッドセット 561 および 562 ボタンおよび LED

ヘッドセットのボタンは、基本的な通話機能に使用されます。

図 3. Cisco ヘッドセット 561 および 562 ヘッドセットのボタン
Cisco ヘッドセット 561 および 562 ヘッドセットのボタン

次の表は、Cisco ヘッドセット 561 および 562 ヘッドセットのボタンについて説明しています。

表 8. Cisco ヘッドセット 561 および 562 ヘッドセットのボタン

番号(Number)

名前

説明

1

電源および通話ボタン

ヘッドセットの電源のオン/オフに使用します。

ヘッドセットの電源を入れたり切ったりするには 4 秒間押し続けます。

着信およびアクティブコールの管理は 1 回の通話か複数の通話かによって異なります。

1 つの通話:

  • 着信通話に応答するには 1 回押します。

  • アクティブコールを保留にするには、1 回を押します。 もう一度押すと、保留中の通話を取得します。

  • 着信コールを拒否するには、2 回押します。

複数の通話:

  • 1 回押すと、アクティブ コールを保留にし、2 番目の着信通話に応答します。

  • 現在の通話を保留にするには 1 回押し、通話を再開するにはもう一度押します。

  • 現在の通話を終了して保留中の通話を再開するには 2 秒間押し続け、通話を再開するにはもう一度押します。

  • 2 秒間長押しすると、アクティブ コールを終了し、別の着信コールに応答します。

  • 2 回押すと、現在の通話に留まり、2 番目の通話を拒否します。

2

ミュート ボタン

マイクロフォンのオン/オフを切り替えます。 ヘッドセットのミュートが有効になっている場合:

  • 電話機が起動すると、ミュート ボタンが点灯します。

  • ヘッドセットベースのミュートボタンが点灯します。 (マルチベースのみ)

3

[音量(Volume)]ボタン(および):

ヘッドセットの音量を調整します。

4

LED

次のようにヘッドセットのステータスを表示します。

  • 赤の高速点滅:着信通話。

  • 赤く点灯: アクティブコール。

  • 6 秒ごとに白く点滅 - ヘッドセットはペアリングされていてアイドル状態です。

  • 白の点滅:ファームウェアのアップグレード中、またはヘッドセットがベース ステーションとペアリング中です。

Cisco ヘッドセット 561 および 562 の充電

ヘッドセットを充電するには、ヘッドセットベースを使用してください。

手順

ヘッドセットをベースのソケットに差し込みます。

ベースステーションの LED は充電状態を示します。 ヘッドセットが完全に充電されると、ベースの 5 つの LED は白色に点灯します。 LED が点灯しない場合は、ベースからヘッドセットを取り外してもう一度やり直してください。


ヘッドセット 500 シリーズファームウェアのアップグレード

ヘッドセットを電話機に接続すると、電話機はヘッドセットのファームウェアバージョンを確認します。 新しいバージョンが利用可能な場合は、電話機からヘッドセットをアップグレードするように求められます。 ヘッドセットのアップグレードプロンプトは、アイドル状態の電話機のホームスクリーンにいる場合にだけ表示されます。 新しいバージョンのファームウェアが検出されたときに電話機が使用中の場合は、アイドルモードでホーム画面に戻ったときにアップグレードのプロンプトが表示されます。


(注)  


アップグレードのプロンプトに応答しない場合は、カウントダウンが終了すると自動的にアップグレードが開始されます。


始める前に

管理者は、電話管理 Web ページでヘッドセットのアップグレードルールを設定します。

手順

ステップ 1

プロンプトが表示されたら電話でアップグレードを押します。

電話画面の右上隅にあるアップグレードアイコンは、ヘッドセットがアップグレード中であることを示します。 アップグレードプロセスにかかる時間は、ヘッドセットモデルによって異なります(10〜15 分)。

ステップ 2

(オプション)後でヘッドセットをアップグレードする場合は、延期を押します。

アップグレードを開始するまで 2 時間ごとにプロンプトが表示されます。


Cisco ヘッドセット 500 シリーズのセットアップ

スクリーンでは、ヘッドセットをテストしたり、低音および高音、ゲインやマイクの音量、側音やフィードバックの設定をカスタマイズすることができます。

  • Cisco Headset 520 シリーズはインライン USB コントローラで電話機に接続されています。

  • Cisco ヘッドセット 531 および 532 は、USB アダプタを使用して電話機に接続されています。

  • Cisco Headset 560 シリーズ標準ベースまたはマルチベースは、Y 字ケーブルまたは USB ケーブルで電話機に接続されています。

ヘッドセットを電話機に接続すると、ヘッドセットを設定するように求められます。 ヘッドセットのセットアッププロンプトを無視した場合は、次の場所からもアクセスできます。アプリケーション > ステータス > 付属品


(注)  


設定は、ヘッドセットモデルとは異なり、インライン USB コントローラ、USB アダプタ、またはヘッドセットベースに保存されます。 電話機を初期設定にリセットしてもヘッドセットの設定には影響しません。


ヘッドセットの低音と高音の調整

低音と高音を調整してヘッドセットをカスタマイズできます。 ヘッドセットをより低音にするには、暖色設定の方に調整します。 高域が強い音がお好みの場合は、明るい設定の方に調節します。

手順

ステップ 1

[アプリケーション(Applications)] ボタン を押します。

ステップ 2

[ステータス]を選択します。

ステップ 3

[アクセサリ]を選択します。

ステップ 4

[セットアップ(Setup)] > [スピーカー(Speaker)] > [チューニング(Tuning)] に移動します。

ステップ 5

またはを押してチューニングを調整します。

ステップ 6

[保存(Save)]を押して設定を適用(および保持)します。


ヘッドセットのマイク音量の調整

マイクの音量はゲインとも呼ばれます。 大声や小声などの様々な声で通話しているときに、ゲインレベルを調整できます。 この設定により、大きな声のときは音量が下げられ、小さな声のときは音量が上げられるため、イヤホンで聞こえる声が均等になります。

手順

ステップ 1

[アプリケーション(Applications)] ボタン を押します。

ステップ 2

[ステータス]を選択します。

ステップ 3

[アクセサリ]を選択します。

ステップ 4

[セットアップ(Setup)] > [マイク(Microphone)] > [ゲイン(Gain)] に移動します。

ステップ 5

またはを押してゲインレベルを調整します。

ステップ 6

[保存(Save)]を押して設定を適用(および保持)します。


ヘッドセットのスピーカー フィードバックの調整

「フィードバック」(「側音」とも呼ばれる)は、ヘッドセットで自分の声を聞くことを指す用語です。 通話中に自分の声が聞こえにくくなった場合は、サイドトーンレベルを調整したりオフにしたりできます。

手順

ステップ 1

[アプリケーション(Applications)] ボタン を押します。

ステップ 2

[ステータス] > [アクセサリ] > [セットアップ] > [スピーカー] > [サイドトーン]に移動します。

ステップ 3

またはを押して側音を調整します。

側音のデフォルト値はオフになっています。

ステップ 4

[保存(Set)]を押して設定を適用(および保持)します。


ヘッドセットのマイクのテスト

通話を開始する前に、マイクが機能しているかどうかを確認できます。

手順

ステップ 1

[アプリケーション(Applications)] ボタン を押します。

ステップ 2

[ステータス]を選択します。

ステップ 3

[アクセサリ]を選択します。

ステップ 4

[セットアップ(Setup)] > [マイク(Microphone)] > [テスト(Test)] に移動します。

ステップ 5

[レコード(Record)]を押し、マイクに向かって話します。

ステップ 6

話し終えたら [再生(Play)] を押してテスト録音を聞きます。

最長 20 秒間録音できます。


Cisco Headset 500 シリーズイヤー パッドの交換

ヘッドセットのイヤー パッドは、ヘッドセットの性能を左右します。 イヤー パッドによって快適さ、グリップ力、および音質が向上します。 イヤー パッドは長期間使用していると当然摩耗してきますが、簡単に交換できます。


(注)  


Cisco Headset 560 シリーズイヤーパッドはCisco Headset 520 シリーズCisco Headset 530シリーズと互換性がありません。


手順

ステップ 1

古いイヤー パッドを反時計回りに回します。

ステップ 2

古いイヤー パッドをスピーカーから引き離します。

ステップ 3

新しいイヤー パッドをスピーカーに押し付けます。

ステップ 4

新しいイヤー パッドを時計回りに回します。


Cisco ヘッドセット 700 シリーズ

以下の Cisco IP 電話 マルチプラットフォーム フォンCisco Headset 700 シリーズを使用できます。:

  • Cisco IP Phone 8811 マルチプラットフォーム フォン

  • Cisco IP Phone 8861 マルチプラットフォーム フォン

  • Cisco IP Phone 8865 マルチプラットフォーム フォン

Cisco Headset 700 シリーズ は、Bluetooth 接続を使用して、Cisco IP 電話マルチプラットフォーム フォンとペアリングしているワイヤレスヘッドセットです。 次の機能を提供します。

  • クリアボイス技術で信頼性の高い音声を実現

  • エンタープライズクラスのセキュリティ

  • インテリジェントなヘッドセット管理

  • カスタマイズ可能なオーディオ機能

Cisco Headset 700 シリーズ でサポートされているヘッドセットモデルは、次のとおりです。

  • Cisco Headset 730

    ヘッドセットのファームウェアバージョンは、1-7-0-138 以降である必要があります。

    USB アダプタのファームウェアバージョンは、1-3-12 以降である必要があります。

USB を備えた電話機は、音声品質を向上させ、安定した接続を提供するために、BT ヘッドセット用ドングルをサポートできます。 USB-C インターフェイス付きの Cisco ヘッドセットを使用しているユーザーは、この機能を楽しむことができます。

Cisco ヘッドセット 730

Cisco ヘッドセット 730 は、Bluetooth 接続を使用して、Cisco IP 電話マルチプラットフォーム フォンとペアリングしているワイヤレスヘッドセットです。 ヘッドセットには、完全なコール制御と音楽の再生機能に加えて、にぎやかなオフィス環境での使用に備えた強力なノイズキャンセレーション機能および周囲音声強化システムが搭載されています。

Cisco ヘッドセット 730 は、信頼できる Bluetooth ソリューションを提供しないデバイスで使用するための USB アダプタを備えています。 ヘッドセットは、搭載されている 3.5 mm ケーブルおよび USB-C から USB-A ケーブルを介してデバイスに接続することもできます。 USB-C ケーブルは、充電ケーブルとしても機能し、USB 電源アダプタに接続できます。

Cisco ヘッドセット 730 は次の任意の接続が可能です。

  • USB アダプタ

  • USB-C ケーブル

  • 3.5 mm のオーディオケーブル

次の通話制御機能は、Cisco IP 電話マルチプラットフォーム フォンで使用される Cisco ヘッドセット 730 に適用されます。

  • コールに応答する

  • コールを終了する

  • ヘッドセットの音量調整

  • コールの保留

  • コールを復帰する

  • 通話を拒否する

  • 複数のコールの処理

  • マイクのミュート


(注)  


これらの通話制御機能を使用できるのは、ヘッドセットを USB アダプタまたは USB-C ケーブルで電話機に接続している場合のみです。 Bluetooth 接続では、基本的な通話制御機能(通話の応答や終了など)のみサポートされ、通話制御機能は今後のリリースで完全にサポートされます。


Cisco ヘッドセット 730 の詳細については、Cisco Headset 730 ユーザガイドを参照してください。

Cisco ヘッドセット 730 では、マルチプラットフォーム ファームウェア リリース 11.3(5) 以降が必要です。 ヘッドセットを使用する前に、電話機を最新のファームウェアにアップグレードしてください。

所有している電話機のモデルとファームウェアのバージョンをチェックするには、[アプリケーション(Applications)]を押して、[ステータス(Status)] > [製品情報(Product information)] を選択します。 [製品名(Product name)]フィールドに、電話機のモデルが表示されます。 ソフトウェアバージョンフィールドはファームウェアのバージョンを取得できるインストール済みの負荷を示します。

Cisco ヘッドセット 730 ファームウェアのアップグレード

ヘッドセットを電話機に接続すると、電話機はヘッドセットのファームウェアバージョンを確認します。 新しいバージョンが利用可能な場合は、電話機からヘッドセットをアップグレードするように求められます。 ヘッドセットのアップグレードプロンプトは、アイドル状態の電話機のホームスクリーンにいる場合にだけ表示されます。 新しいバージョンのファームウェアが検出されたときに電話機が使用中の場合は、アイドルモードでホーム画面に戻ったときにアップグレードのプロンプトが表示されます。


(注)  


アップグレードのプロンプトに応答しない場合は、カウントダウンが終了すると自動的にアップグレードが開始されます。


始める前に
  • 管理者は、電話管理 Web ページでヘッドセットのアップグレードルールを設定します。

  • 電話機はアイドル状態です。

手順

ステップ 1

電話機のメイン画面に戻る、または入ります。

ステップ 2

USB-C ケーブルを使用してヘッドセットを電話機に接続します。

(注)  

 

ヘッドセットは、USB-C 接続でのみアップグレードできます。

ステップ 3

プロンプトが表示されたら電話でアップグレードを押します。

電話画面の右上隅にあるアップグレードアイコンは、ヘッドセットがアップグレード中であることを示します。 アップグレードプロセスにかかる時間は、ヘッドセットモデルによって異なります(10〜15 分)。

ステップ 4

(オプション)後でヘッドセットをアップグレードする場合は、延期を押します。

アップグレードを開始するまで 2 時間ごとにプロンプトが表示されます。


電話機でのヘッドセット 730 の詳細検索

Cisco ヘッドセット 730 の名前、モデル、シリアル番号、およびファームウェアバージョンに関する情報を電話機で確認できます。
始める前に
  • ヘッドセットのファームウェアバージョンが最新の 1-7-0-138 以降になっているか確認してください。

    ヘッドセットのファームウェアをアップグレードするには、Cisco ヘッドセット 730 ファームウェアのアップグレードを参照してください。

  • ヘッドセットの USB アダプタのファームウェアバージョンが 1〜3-12 以降であることを確認します。

    アダプタのアップグレード方法の詳細については、ヘッドセットサポートにお問い合わせください。

手順

ステップ 1

[アプリケーション(Applications)] ボタン を押します。

ステップ 2

[ステータス(Status)] > [アクセサリ(Accessories)] を選択します。

メニューに、電話機に接続されているアクセサリが表示されます。

ステップ 3

[アクセサリ(Accessories)] メニューから Cisco ヘッドセット 730 を強調表示します。

メニューに Cisco USB HD アダプタが表示される場合は、ヘッドセットが電話機にペアリングされないという意味です。 次の手順に進み、USB アダプタの詳細を確認します。

ステップ 4

[詳細(Details)] を押します。

ステップ 5

を押して終了します。


Cisco Headset 720

Cisco ヘッドセット 720 を接続する

ヘッドセットを電話機に接続する必要があります。

始める前に

管理者が周辺機器インベントリを有効にします。

手順

ステップ 1

ヘッドセット USB ケーブルまたは USB アダプタを電話機にプラグインします。

接続すると、電話画面に Cisco ヘッドセットのメッセージが表示されます。 また、[キャンセル(Cancel)] ソフトキーが画面に表示されます。

ステップ 2

(任意) [アプリケーション(Applications)] > [ステータス(Status)] > [アクセサリ(Accessories)] に移動し、[アクセサリ(Accessories)] リストの下のヘッドセット名を確認します。

ステップ 3

(任意) [詳細(Details)] をクリックしてヘッドセットの詳細を確認します。

ドングルを使用したヘッドセット接続:

  • 電話機がペアリングされ、ヘッドセットと接続されたら、ヘッドセットとアダプターの両方の詳細を確認できます。 電話に表示されるヘッドセットの詳細は、[名前(Name)][モデル(Model)][シリアル番号(Serial Number)]、および [ファームウェア(Firmware)] です。 電話機が表示するアダプタの詳細は、[モデル(Model)][シリアル番号(Serial Number)]、および [ファームウェア(Firmware)] にアクセスしてください。

    電話機がヘッドセットとペアリングされていない、または切断されている場合は、Cisco USB HD アダプターの詳細のみが表示されます。

USB を使用したヘッドセットの接続:

  • 電話機がペアリングされ、ヘッドセットと接続されると、デバイス名が表示されます。
  • [詳細(Details)] ソフトキーをクリックすると、[名前(Name)][モデル(Model)][シリアル番号(Serial Number)][ファームウェア(Firmware)] などの詳細が確認できます。

ステップ 4

ヘッドセットを電話から外します。

電話にアクセサリが切断されましたと表示されます。 [アクセサリ(Accessories)] リストから、ヘッドセットが削除されます。


ヘッドセット 720 のコントロール - Webex

次の図は、Cisco ヘッドセット 720 シリーズ のコントローラと LED を示しています。

表 9. Cisco ヘッドセット 720 シリーズボタン

番号(Number)

記号

ボタン

操作

1

ミュート

コールをミュートし、ミュート解除します。

2

音量を上げる

音量を上げます。

3

Webex ボタン

(注)  

 
電話を使用していないが、Webex アプリケーションを使用してシステムを操作している場合、このボタンは利用できます。

コールに応答、終了、拒否、保留、再開します。

ヘッドセットをシステムに接続したら、Webex ボタンを使用してアプリケーションをデスクトップの一番上に表示するか、今後の Webex ミーティングに参加します。

通話中でないときにビジーライトのオン/オフを切り替えます。

4

音量を下げる

音量を下げます。

5

多機能ボタン

シスコ ヘッドセット アプリを使用して、必要なボタン設定を選択できます。

  • 音声の再生、一時停止、およびスキップの実行をします。

  • モバイルアシスタントを有効にします。

6

ミュートボタン

通話中にマイクをミュート/ミュート解除します。

ヘッドセット 720 のコントロール - チーム

次の図は、Cisco ヘッドセット 720 シリーズのコントロールを示しています。

表 10. Cisco ヘッドセット 720 シリーズボタン

番号(Number)

記号

ボタン

操作

1

電源/Bluetooth スイッチ

  • ヘッドセットをオン/オフにします。

  • ヘッドセットをペアリングします。

2

音量を上げる

音量を上げます。

3

Microsoft Teams ボタン

(注)  

 
電話機を使用していないが、Teams アプリケーションを使用してシステムを操作している場合、このボタンは利用できます。
  • コールに応答、終了、拒否、保留、再開します。

  • ヘッドセットをシステムに接続したら、[Teams] ボタンを使用して、Teams アプリケーションをデスクトップ画面の上部に表示するか、今後の Teams ミーティングに参加します。

4

音量を下げる

音量を下げます。

5

多機能ボタン

いずれかについて確認します。

  • 音楽再生をコントロールします。

  • モバイルアシスタントを有効にします。

6

ミュート

コールをミュートし、ミュート解除します。

ヘッドセットをミュートまたはミュート解除する

ヘッドセットのミュートとミュート解除の方法は 2 種類あります。

手順


ヘッドセットをミュートまたはミュート解除するには、次のいずれかの方法で操作します。

  • ミュートキーを押します。
  • ミュート強制またはミュート強制なしを設定するには、ヘッドセットブームを持ち上げるか、下げる必要があります。

    詳細については、ヘッドセットブームによるミュートまたはミュート解除 を参照してください。

    (注)  

     

    電話機のミュートまたはミュート解除を変更する方法は 1 つです。 ミュートキーを押して電話機のミュートとミュート解除を切り替えます。


ヘッドセットまたは電話機のミュート切り替え

ヘッドセットまたは電話機のミュートキーを押すと、次の表に示すステータスに切り替わります。

ヘッドセットブームのステータス

現在のステータス

操作

結果

ミュート強制

ミュート中

ヘッドセットまたは電話機のミュート切り替えボタンを押す

ミュート中

ミュート強制なし

ミュート中

ミュート解除

ミュート解除

ミュート中


(注)  


ヘッドセットがミュート強制の場合、電話機は強制的にミュートになります。


  • ヘッドセットブームがミュート強制にセットされている場合、ヘッドセットや電話機のミュートを切り替えてもミュート解除にはなりません。

  • ヘッドセットのブームがミュート強制にセットされていなければ、ヘッドセットや電話機のミュートを切り替えることでミュートのステータスが変更されます。

ヘッドセットブームによるミュートまたはミュート解除

ヘッドセットブームを持ち上げるか下げると、次の表に示す結果になります。

ヘッドセットブームのステータス

現在のステータス

操作

結果

ミュート強制

ミュート中

ヘッドセットブームを下げてミュート強制なしにセットする

ミュート解除

ミュート強制なし

ミュート中

ヘッドセットブームを持ち上げてミュート強制にセットする

ミュート中

ミュート解除

ミュート中


(注)  


ヘッドセットがミュートの場合、電話機は強制的にミュートになります。


  • ヘッドセットがミュート強制の場合にヘッドセットブームを下げると、ステータスがミュート解除に変わります。

  • ヘッドセットブームを持ち上げると、ステータスがミュートに変わります。

ヘッドセットと電話機のミュート同期が失敗する

問題

ミュートのステータスをヘッドセットと電話機で同期できない。

原因
  • 電話がアイドル状態である

  • 電話が保留中である

  • 電話がダイヤル中である

  • 電話が鳴っている

  • 通話が現在アクティブで、オーディオパスがヘッドセットという条件を満たしていない。

これらの原因により、ミュート/ミュート解除キーが機能しなくなります。

ソリューション
  • ヘッドセットが電話機に 1 台だけ接続されていることを確認します。

  • 通話がアクティブ(呼び出し中、ダイヤル中、保留中ではない)であることを確認します。

  • ヘッドセットが電話機の音声パスであることを確認します。

  • ヘッドセットのミュート強制の設定がアクティブであることを確認します。

サードパーティ製ヘッドセット

シスコでは、Cisco IP 電話 で使用するサードパーティ製ヘッドセットについて社内でテストを実施しています。 しかし、ヘッドセットやハンドセットのベンダーの製品については動作の保証やサポートはしていません。

ヘッドセットは、USB または補助(AUX)ポートのいずれかを使用して電話機に接続されます。 ヘッドセットのモデルに応じて、最良の音声のエクスペリエンスを得られるように、ヘッドセットの側音設定などの電話の音声設定を調整する必要があります。

サードパーティ製ヘッドセットに新しい側音設定を適用する場合は、設定がフラッシュに保存されるよう、1 分置いてから電話機を再起動してください。

ヘッドセットのマイクが検出する背景雑音が一部軽減されます。 背景雑音をさらに軽減して全体的な音声品質を改善するため、ノイズ キャンセリング ヘッドセットを使用できます。

サードパーティ製ヘッドセットの使用を検討している場合、不要な無線周波数(RF)信号および可聴周波数(AF)信号を遮蔽するヘッドセットなど、高品質な外部デバイスの使用を推奨します。 ヘッドセットの品質や、携帯電話および双方向ラジオなど他のデバイスとの間隔によっては、雑音やエコーが入ることもあります。 可聴ハム雑音などのノイズは、相手方だけに聞こえる場合もあれば、Cisco IP 電話のユーザおよび相手方の両方に聞こえる場合もあります。 ハム音やバズ音は、電灯、電気モーター、大型の PC モニタなど、さまざまな外部ソースが原因で生じることもあります。


(注)  


場合によっては、ローカル電源キューブやパワー インジェクタを使用することにより、ハム雑音を軽減または除去できることがあります。


Cisco IP 電話を配置する場所で環境とハードウェアが適合しない場合があるため、すべての環境に対してオールマイティなヘッドセットを見出すことは不可能です。

大規模導入を計画しているヘッドセットの購入を決定する前に、実際に使用する環境でテストすることをお勧めします。

同時に使用できるヘッドセットは 1 台のみです。 最後に接続されたヘッドセットがアクティブ ヘッドセットとなります。

音質

物理的、機械的、および技術的な性能以上に、ヘッドセットの音質がユーザと通話相手の双方にとって良質である必要があります。 音質の判断は主観によるため、シスコではどのサードパーティのヘッドセットのパフォーマンスも保証することはできません。 しかし、大手メーカーのさまざまなヘッドセットについて、Cisco IP 電話で良好に作動することが報告されています。

シスコは、自社製品のサードパーティヘッドセットを推奨またはテストすることはできません。 シスコ製品のサードパーティ製ヘッドセットサポートについては、製造元の Web サイトを参照してください。

シスコは、Cisco IP 電話を使用してシスコヘッドセットをテストします。 シスコ ヘッドセットと Cisco IP 電話のサポート詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/products/collaboration-endpoints/headsets/index.htmlを参照してください 。

有線ヘッドセット

有線ヘッドセットでは、音量ボタンやミュート ボタンも含めて、Cisco IP 電話のすべての機能を使用できます。 これらのボタンを使用して、ヘッドセットの音量を調整したり、ヘッドセット マイクからの音声をミュートしたりできます。

有線ヘッドセットを接続するときは、ケーブルを電話機のチャネルにしっかりと押し込んでください。


注意    


電話機のチャネルにケーブルをきちんと押し込まない場合、ケーブルが損傷を受ける可能性があります。


ワイヤレス ヘッドセット

電話機でほとんどのワイヤレス ヘッドセットを使用できます。 サポートされるワイヤレス ヘッドセットの一覧については、次を参照してください。http://www.cisco.com/c/en/us/products/unified-communications/uc_endpoints_accessories.html

ヘッドセットの接続および機能の使用については、ワイヤレス ヘッドセットのマニュアルを参照してください。

標準ヘッドセット

デスクの電話機では標準のヘッドセットを使用できます。 標準のヘッドセットは、RJ タイプのコネクタで電話機の背面に差し込みます。

標準ヘッドセットの接続

手順

ヘッドセットを電話機の背面にあるジャックに接続し、ケーブルをケーブル チャネルに押し込みます。

図 4. 標準ヘッドセットの接続

標準ヘッドセットの接続イメージ

注意    

 

電話機のチャネルにケーブルを押し込むことに失敗すると、電話機内部のプリント回路基板が損傷する可能性があります。 ケーブル チャネルにより、コネクタとプリント回路ボードにかかる負担が軽減されます。


USB ヘッドセット

電話機に USB ポートがある場合、通話に USB ヘッドセットを使用できます。

電話機に複数の USB ポートがある場合、一度に接続できる USB ヘッドセットは 1 つのみです。

サポートされるヘッドセットの一覧については、『Unified Communications エンドポイントとクライアント用のアクセサリ』を参照してください。 一覧に含まれない USB ヘッドセットを USB ポートに接続しても正常に機能しない場合があります。 詳細については、USB ヘッドセットの製造元が提供するマニュアルを参照してください。

USB ヘッドセットの接続

電話機で USB ヘッドセットを使用するときには、次の点に注意してください。

  • 同時に使用できるヘッドセットは 1 台のみです。 最後に接続されたヘッドセットがアクティブ ヘッドセットとなります。

  • アクティブ コール中に USB ヘッドセットを取り外しても、オーディオ パスは自動的に変更されません。 [スピーカーフォン(Speakerphone)]ボタンを押すか、ハンドセットを持ち上げる必要があります。

  • アクティブ 通話中に USB ヘッドセットを取り外すと、音声がスピーカーに自動的に切り替わります。

  • アクティブ 通話中に USB ヘッドセットを接続すると、音声が USB ヘッドセットに切り替わります。

手順

USB ヘッドセットのプラグを電話機の USB ポートに差し込みます。


Bluetooth ワイヤレス ヘッドセット

マルチプラットフォーム ファームウェアを搭載した Cisco IP 電話 8845、8851、8861、および 8865 は Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットをサポートしています。 サポートされるサードパーティ製ヘッドセットの一覧については、http://www.cisco.com/c/en/us/products/unified-communications/uc_endpoints_accessories.htmlを参照してください。

Bluetooth では、66 フィート(20 m)の範囲内の低帯域幅でワイヤレス接続を行えます。 最大のパフォーマンスが得られるのは、1 ~ 2 m(3 ~ 6 フィート)の範囲内です。 Bluetooth ワイヤレス テクノロジーは、2.4 GHz 帯域で動作します。これは 802.11b/g 帯域と同じです。 干渉の問題が発生することがあります。 次のことを推奨します。

  • 5GHz帯域で動作する802.11a、802.11nまたは802.11acを使用します。

  • 他の 802.11b/g デバイス、Bluetooth デバイス、電子レンジ、大型の金属製品との間隔をあけます。

Cisco IP 電話は、共有キーの認証および暗号化方法を使用してヘッドセットを接続します。 Cisco IP 電話は、一度に最大50台のヘッドセットと接続できます。 最後に接続されたヘッドセットがデフォルトとして使用されます。 通常、ペアリングはヘッドセットごとに 1 回実行されます。

デバイスがペア化された後、両方のデバイス(電話機とヘッドセット)が有効化済みで、相互の有効範囲内にある限り、その Bluetooth 接続が維持されます。 通常は、いずれかのデバイスの電源が切断して再投入されると、それだけで接続が自動的に再確立されます。 ただし、一部のヘッドセットでは、ユーザによる接続の再確立が必要です。

Bluetoothアイコン は、デバイスが接続されているかどうかに関係なく、Bluetoothがオンであることを示します。

干渉の問題が発生する可能性があります。 他の 802.11 b/g デバイス、Bluetooth デバイス、電子レンジ、大型の金属製の物体の近くに置かないことをお勧めします。 可能であれば、他の 802.11 デバイスで 802.11a チャネルを使用するように設定してください。

Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットが機能するために、電話機の直接の視界内に入っている必要はありません。 ただし、壁やドアなどの障害物により、接続が影響を受けることがあります。 他の電子機器からの干渉により、パフォーマンスが影響を受けることもあります。

ヘッドセットが Cisco IP 電話 から 30 フィート(10 m)を超えて離れていると、Bluetooth の接続は 15 ~ 20 秒間のタイムアウト後にドロップされます。 ペアリングされたヘッドセットがCisco IP 電話の接続範囲内に再び入ると、再接続が行われます。 電力節約モードで動作する一部のタイプの電話機では、オペレーション ボタンを押してヘッドセットをウェイクアップさせることができます。

ヘッドセットを有効にしてから、電話機のアクセサリとして追加します。

この電話機は、さまざまハンズフリー プロファイル機能をサポートしており、Bluetoothワイヤレス ヘッドセットなどのデバイスを特定のタスクに使用できます。 たとえば、電話機で [リダイヤル(Redial)] を押す代わりに、Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットからそのメーカーの手順に従って電話番号をリダイヤルできます。

次の各ハンズフリー機能は、Cisco IP 電話 8845、8851、8861、および8865で使用するBluetoothワイヤレス ヘッドセットに適用されます。

  • コールに応答する

  • コールを終了する

  • ヘッドセットのコールの音量を変更する

  • Redial

  • 発信者 ID

  • 即転送

  • 保留と応答

  • リリースして許可

ハンズフリー デバイスは、機能のアクティベーション方法が異なります。 デバイスのメーカーが、同じ機能を指すときに異なる用語を使用している可能性もあります。


重要


一度に動作するのは、1つのヘッドセットだけです。 Bluetooth ヘッドセットとアナログ ヘッドセットの両方を電話機に接続して使用する場合、Bluetooth ヘッドセットを有効にするとアナログ ヘッドセットは無効になります。 アナログ ヘッドセットを有効にする場合は、Bluetooth ヘッドセットを無効にします。 Bluetooth ヘッドセットが有効になっている電話機に USB ヘッドセットを接続すると、Bluetooth とアナログの両方のヘッドセットが無効になります。 USBヘッドセットの接続を外した場合は、Bluetoothヘッドセットの有効化またはアナログ ヘッドセットを使用するためのBluetoothヘッドセットの無効化のいずれかができるようになります。


Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットの使用方法については、次の資料を参照してください。

  • Cisco IP 電話 8800シリーズ マルチプラットフォーム フォン ユーザ ガイドBluetooth ヘッドセットを参照)。

  • ヘッドセットに付属するユーザ ガイド

Bluetooth をオンまたはオフにする

Bluetooth がアクティブの場合、Bluetooth アイコン が電話画面のヘッダーに表示されます。

手順

ステップ 1

アプリケーション を押します。

ステップ 2

[Bluetooth] を選択します。

ステップ 3

[オン(On)]または [オフ(Off)]を押します。

ステップ 4

[設定(Set)] を選択します。


Bluetooth ヘッドセットの追加

手順

ステップ 1

Bluetooth ヘッドセットを検出可能にします。

ステップ 2

アプリケーション を押します。

ステップ 3

[Bluetooth] > [デバイス(Devices)] を選択します。

ステップ 4

[スキャン(Scan)] を選択します。

ステップ 5

ヘッドセットを選択し、[接続(Connect)] を押します。

ステップ 6

(任意) 要求された場合には、ヘッドセットのPINを入力します。


Bluetooth ヘッドセットの切断

Bluetoothヘッドセットを別のデバイスで使用するには、いったん接続を解除する必要があります。
手順

ステップ 1

アプリケーション を押します。

ステップ 2

[Bluetooth] > [デバイス(Devices)] を選択します。

ステップ 3

Bluetooth ヘッドセットを選択します。

ステップ 4

[切断(Disconnect)]を押します。


Bluetooth ヘッドセットの削除

Bluetoothヘッドセットを電話機で再度使用する予定がない場合は、削除します。
手順

ステップ 1

アプリケーション を押します。

ステップ 2

[Bluetooth] > [デバイス(Devices)] を選択します。

ステップ 3

Bluetooth ヘッドセットを選択して、[削除(Delete)]を押します。


ワイヤレス ヘッドセット

電話機でほとんどのワイヤレス ヘッドセットを使用できます。 サポートされているヘッドセットのリストについては、『http://www.cisco.com/c/en/us/products/unified-communications/uc_endpoints_accessories.html』[英語] を参照してください。

ヘッドセットの接続およびこの機能の使用については、ワイヤレス ヘッドセットのマニュアルを参照してください。

通話中にヘッドセットを切り替える

アナログ ヘッドセット、Bluetoothヘッドセット、USBヘッドセットを電話機に同時に接続できます。 ただし、一度に使用できるヘッドセットは1台のみです。

複数のヘッドセットを電話機に接続すると、電話機の [ヘッドセット(Headset)] キーを押すことによって、通話中にヘッドセットを切り替えることができます。 電話機は複数のデバイスに接続されていますが、優先されるオーディオ デバイスとして特定のヘッドセットが次の優先順位で選択されます。

  • 電話機にUSBヘッドセット、Bluetooth、およびアナログ ヘッドセットを電話機に接続している場合、USBヘッドセットを優先オーディオ デバイスにできます。

  • 電話機にBluetoothおよびアナログ ヘッドセットを電話機に接続している場合、Bluetoothデバイスを優先オーディオ デバイスにできます。 Bluetooth ヘッドセットが有線ヘッドセットよりも優先されるため、音声は Bluetooth ヘッドセットで送受信され、有線ヘッドセットには音声は出力されません。

  • 電話機にアナログ ヘッドセットだけを接続している場合は、アナログ ヘッドセットを優先オーディオ デバイスにします。

手順


ステップ 1

発信または応答する前に、[ヘッドセット(Headset)] を押します。

ステップ 2

(任意) 発信する場合、番号をダイヤルします。


側音ゲインの調整

側音とは、自分が話すときに耳に聞こえるフィードバックの量です。 ハンドセットおよびアナログ ヘッドセットの側音ゲインのレベルは調整できますが、3.5mmジャックやUSBポートを使用するハンドセットのマイク ゲインは調整できません。

手順


ステップ 1

アプリケーション を押します。

ステップ 2

[ユーザ設定(User preferences)] > [オーディオ設定(Audio preferences)] > [側音ゲイン(Sidetone gain)] を選択します。

ステップ 3

好みの側音ゲインのレベルを選択します。

  • [オフ(Off)]—側音をオフにします

  • [非常に低い(Very low)]—最低レベルの側音ゲイン

  • [低い(Low)]—デフォルトの側音ゲイン レベル

  • [高い(High)]—最大レベルの側音ゲイン

ステップ 4

[保存(Save)] を押して設定を保存します。


マイク ゲインの調整

ハンドセット、ハンヅフリー、およびアナログ ヘッドセットのマイク ゲインは調整できますが、3.5mmジャックやUSBポートを使用するハンドセットのマイク ゲインは調整できません。 ゲインを大きくしたり、ソフトにしたりして、適正な入力レベルにします。

通話中にマイクのゲインを変更できます。 通話中に設定を保存すると、変更は即座に反映され、以降の通話で使用されます。 通話中に設定を保存しない場合、変更は現在の通話でのみ使用されます。

手順


ステップ 1

アプリケーション を押します。

ステップ 2

[ユーザ設定(User preferences)] > [オーディオ設定(Audio preferences)] > [マイク ゲイン(Microphone gain)] を選択します。

ステップ 3

ゲイン レベルを上げるには >> を押し、下げるには << を押します。

使用可能なオプションは、[最もソフト(Softest)]、[よりソフト(Softer)]、[ソフト(Soft)]、[デフォルト(Default)]、[大きい(Loud)]、[より大きい(Louder)]、[最も大きい(Loudest)]です。

(注)  

 

最も頻繁に使用するデバイスに合わせてマイクのゲインを設定することもできます。 いずれかの方法を使用します。

  • 優先オーディオ デバイス:最も頻繁に使用するデバイスを優先するオーディオ デバイスに設定します。 たとえば、アナログ ヘッドセットを最も頻繁に使用する場合は、電話機のメニュー [ユーザー設定(User preferences)] > [オーディオ設定(Audio preferences)] > [優先オーディオ デバイス(Preferred audio device)] で、[ヘッドセット(Headset)] を優先デバイスに設定します。 それから、アナログ ヘッドセットのマイク ゲインを調整し、効果を耳で確認します。 その後、気に入ったものを保存します。 ハンドセットを最も頻繁に使用する場合は、ハンドセットを選択して、着信コールを確実にキャンセルしてください。 それから、マイク ゲインを調整します。

  • 前回使用したオーディオ デバイス:電話機のメニュー [ユーザー設定(User preferences)] > [オーディオ設定(Audio preferences)] > [優先オーディオ デバイス(Preferred audio device)] で、優先オーディオ デバイスを [なし(None)] に設定します。 次に、オーディオパスを1回切り替えます。 たとえば、ハンズフリーのマイクを1回押してオンまたはオフにします。 その後、マイク ゲインの調整時に、ハンズフリーのマイクがゲインの調整に使用されます。

ステップ 4

[保存(Save)] を押して設定を保存します。


マイクのテスト

マイク ゲインを構成後に、電話機のマイクをテストできます。 このテストにより、マイク ゲインの結果が期待通りかどうかを評価できます。

手順


ステップ 1

アプリケーション を押します。

ステップ 2

[ユーザ設定(User preferences)] > [オーディオ設定(Audio preferences)] > [マイク テスト(Microphone test)] を選択します。

ステップ 3

[録音(Record)] を押して、録音を開始します。

ステップ 4

録音が終了したら、[録音停止(StopRec)] を押します。

テスト録音の最長時間は20秒です。

ステップ 5

[再生(Playback)] を押して録音を再生します。

ステップ 6

(オプション)マイクを再テストするには、手順3~5を繰り返します。

ステップ 7

を押して終了します。


スピーカーの調整

ハンドセット、ハンズフリー、およびアナログ ヘッドセットのスピーカーは調整できますが、3.5mmジャックやUSBポートを使用するハンドセットのスピーカーは調整できません。

通話中にスピーカーを調整できます。 通話中に設定を保存すると、変更は即座に反映され、以降の通話で使用されます。 通話中に設定を保存しない場合、変更は現在の通話でのみ使用されます。

手順


ステップ 1

アプリケーション を押します。

ステップ 2

[ユーザ設定(User preferences)] > [オーディオ設定(Audio preferences)] > [スピーカーの調整(Tune speaker)] を選択します。

ステップ 3

[>>] および [<<] を押してスピーカーを調整します。

使用可能なオプションは、[最も温かみがある(Warmest)]、[より温かみがある(Warmer)]、[温かみがある(Warm)]、[デフォルト(Default)]、[鮮やか(Bright)]、[より鮮やか(Brighter)]、[最も鮮やか(Brightest)]です。

(注)  

 

最も頻繁に使用するデバイスに合わせてマイクのゲインを設定することもできます。 いずれかの方法を使用します。

  • 優先オーディオ デバイス:最も頻繁に使用するデバイスを優先するオーディオ デバイスに設定します。 たとえば、アナログ ヘッドセットを最も頻繁に使用する場合は、電話機のメニュー [ユーザー設定(User preferences)] > [オーディオ設定(Audio preferences)] > [優先オーディオ デバイス(Preferred audio device)] で、[ヘッドセット(Headset)] を優先デバイスに設定します。 それから、アナログ ヘッドセットのスピーカーを調整し、効果を耳で確認します。 その後、気に入ったものを保存します。 ハンドセットを最も頻繁に使用する場合は、ハンドセットを選択して、着信コールを確実にキャンセルしてください。 次に、スピーカーを調整します。

  • 前回使用したオーディオデバイス:電話機のメニュー [ユーザー設定(User preferences)] > [オーディオ設定(Audio preferences)] > [優先オーディオデバイス(Preferred audio device)] で、優先オーディオデバイスを [なし(None)] に設定します。 次に、オーディオパスを1回切り替えます。 たとえば、ハンズフリーのスピーカーを1回押してオンまたはオフにします。 その後、スピーカーの調整時に、ハンズフリーのスピーカーが調整に使用されます。

ステップ 4

[保存(Save)] を押して設定を保存します。


通話用オーディオ デバイスの指定

アナログ ヘッドセット、Bluetoothヘッドセット、USBヘッドセットを電話機に同時に接続できます。 ただし、一度に使用できるヘッドセットは 1 台のみです。

電話機に複数のヘッドセットを接続している場合、通話に使用するオーディをデバイスを選択できます。 ラインキーまたは対応するソフトキーで通話を発信または着信通話に応答した場合、あなたの選択が適用されます。

手順


ステップ 1

アプリケーション を押します。

ステップ 2

[ユーザ設定(User preferences)] > [オーディオ設定(Audio preferences)] > [優先オーディオデバイス(Preferred audio device)] を選択します。

ステップ 3

[選択(Select)] を押して、次のオプションのいずれかを選びます。

  • [無し(None)]:最後に使用したオーディオデバイスを選択します。
  • [スピーカー(Speaker)]:オーディオデバイスとしてスピーカフォンを選択します。
  • [ヘッドセット(Headset)]:オーディオデバイスとしてヘッドセットを選択します。 ヘッドセットの優先順位は次の通りです:
    • USB (一番上)

    • Bluetooth(中)

    • アナログ ヘッドセット(一番下)

  • [Bluetooth]:オーディオデバイスとして Bluetooth を選択します。 優先順位は Bluetooth(一番上)、USB(中)、アナログ ヘッドセット(一番下)です。

ステップ 4

選択を保存するには、[設定(Set)]を押します。


コールの音声パスを動的に選択する

アナログ ヘッドセット、Bluetoothヘッドセット、USBヘッドセットを電話機に同時に接続できます。 ただし、一度に使用できるのは1台だけです。

電話機に複数のヘッドセットを接続している場合、通話中に使用する音声パスは、接続されているオーディオ デバイスによって変化します。

手順


ステップ 1

(任意) 電話機に接続されているアナログ ヘッドセットおよびBluetoothヘッドセットで通話中に、USBヘッドセットを差し込みます。

通話がUSBヘッドセットに切り替わります。

ステップ 2

(任意) 電話機に接続されているUSBヘッドセットで通話中に、USBヘッドセットを取り外します。

Bluetoothヘッドセットが接続されている場合は、通話がそれに切り替わり、接続されていない場合はスピーカーに切り替わります。

ステップ 3

(任意) 電話機に接続されているBluetoothヘッドセットで通話中に、Bluetoothヘッドセットの接続を解除します(つまり、範囲外に移動するか、ヘッドセットの電源を切ります)。

USBヘッドセットが接続されている場合は、通話がそれに切り替わり、接続されていない場合はアナログ ヘッドセットに切り替わります。

ステップ 4

(任意) 電話機に接続されているアナログ ヘッドセットおよびUSBヘッドセットで通話中に、Bluetoothヘッドセットを差し込みます。

通話がBluetoothヘッドセットに切り替わります。

外部スピーカーおよびマイクロフォン

外部スピーカおよびマイクロフォンは、プラグアンドプレイ式のアクセサリです。 Cisco IP 電話では、外部 PC タイプのマイクとアンプで電力供給されるスピーカーを、ライン イン/ライン アウトのジャックを使用して接続できます。 外部マイクロフォンを接続すると内部マイクロフォンが無効になり、外部スピーカを接続すると電話機の内部スピーカが無効になります。


(注)  


低品質の外部オーディオ デバイスを使用して、ラウドスピーカーを極端な大音量で再生したりマイクをラウドスピーカーのごく近くに設置したりすると、スピーカーフォンの通話相手に不快なエコーが聞こえる場合があります。


Cisco 8800 シリーズ キー拡張モジュールセットアップの概要

図 5. 単一 LCD 画面のキー拡張モジュール
図 6. デュアル画面での Cisco IP 電話 8851/8861 キー拡張モジュール
Cisco IP Phone 8851/8861 キー拡張モジュール
図 7. デュアル画面での Cisco IP 電話 8865 キー拡張モジュール
Cisco IP 電話 8865 キー拡張モジュール

Cisco IP 電話 8800 キー拡張モジュール は、追加のプログラム可能なボタンを電話機に追加します。 プログラム可能なボタンは、電話の短縮ダイヤル ボタンまたは電話機能ボタンとして設定できます。

使用可能な拡張モジュールが 3 つあります。
  • Cisco IP 電話 8800 キー拡張モジュール: シングル LCD 画面モジュール、18 ラインキー、2 ページ、2 列表示のみ。

  • Cisco IP Phone 8851/8861 キー拡張モジュール:音声電話用のデュアル LCD 画面モジュール、14 ラインキー、2 ページ、1 列表示のみ。

  • Cisco IP 電話 8865 キー拡張モジュール:ビデオ電話用のデュアル LCD 画面モジュール、14 ラインキー、2 ページ、1 列表示のみの設定。


(注)  


Cisco IP Phone 8851/8861 キー拡張モジュールおよびCisco IP 電話 8865 キー拡張モジュールでは、ファームウェアリリース 11.2 (3)以降が必要です。


1 台の電話機に複数の拡張モジュールを使用できます。 ただし、各モジュールは同じタイプである必要があります。 Cisco IP 電話 8800 キー拡張モジュールと、Cisco IP Phone 8851/8861 キー拡張モジュールまたは Cisco IP 電話 8865 キー拡張モジュールとを混在させることはできません。 つまり、音声拡張モジュールとビデオ拡張モジュールを混在させることはできません。 また、音声電話にビデオ拡張モジュールを使用したり、ビデオ電話に音声拡張モジュールを使用することもできません。

次の表では、電話機および各モデルがサポートするキー拡張モジュールの数を示します。

表 11. Cisco IP 電話およびサポートされている Cisco IP 電話 8800 キー拡張モジュール

Cisco IP 電話 モデル

サポートされるキー拡張モジュールとボタンの数

Cisco IP 電話 8851

2;単一 LCD スクリーン、18 ラインキー、2 ページ、72 ボタン

Cisco IP 電話 8861

3;単一 LCD スクリーン、18 ラインキー、2 ページ、108 ボタン

Cisco IP 電話 8865

3;単一 LCD スクリーン、18 ラインキー、2 ページ、108 ボタン

表 12. Cisco IP 電話およびサポートされている Cisco IP 電話 8851/8861 キー拡張モジュールおよびCisco IP 電話 8865 キー拡張モジュール

Cisco IP 電話 モデル

サポートされているキー拡張モジュールとボタンの数

Cisco IP 電話 8851

2;デュアル LCD スクリーン、14 ラインキー、2 ページ、56 ボタン

Cisco IP 電話 8861

3;デュアル LCD スクリーン、14 ラインキー、2 ページ、84 ボタン

Cisco IP 電話 8865

3;デュアル LCD スクリーン、14 ラインキー、2 ページ、84 ボタン

キー拡張モジュールの電源情報

電話にキー拡張モジュールを使用している場合、キー拡張モジュールに必要な電力は Power over Ethernet(PoE)で十分に対応できます。 ただし、拡張モジュールを充電するには、電話機に IP アドレスが必要です。

キー拡張モジュールを取り付けている場合にスマートフォンまたはタブレットを充電するには、パワー キューブが必要です。

キー拡張モジュールは、モジュールごとに DC(48 V)、5 W を使用します。 スマートフォンやタブレットを充電する場合は、次の点に注意してください。

  • 側面の USB:最大 500 mA/2.5 W の充電。

  • 背面の USB:高速充電。最大 2.1A/10.5W の充電。

表 13. に対する電源の互換性 Cisco IP 電話 8800 キー拡張モジュール

設定

802.3af Power over Ethernet(PoE)

802.3at PoE

Cisco IP 電話 Power Cube 4

8851 にキー拡張モジュールを 1 台接続

8851 にキー拡張モジュールを 2 台接続

不可

不可

以下の 3 番目の注を参照してください。

8861 にキー拡張モジュールを 1 台接続

不可

8861 にキー拡張モジュールを 2 台接続

不可

以下の 1 番目の注を参照してください。

8861 にキー拡張モジュールを 3 台接続

不可

以下の 1 番目の注を参照してください。


(注)  


  • 背面 USB の急速充電機能は、802.3 at PoE を使用中の Cisco IP 電話 8861 に複数のキー拡張モジュールが接続された状態では機能しません。

  • 背面 USB の急速充電機能は、Cisco Universal PoE(UPoE)を使用する場合を除き、Cisco IP 電話 8861 に複数のキー拡張モジュールが接続された状態では機能しません。

  • Cisco IP 電話 8851 にキー拡張モジュールを 2 台接続している場合、802.3 at PoE ではハードウェアが v08 以降でないと機能しません。 電話のバージョン情報は電話の背面下部にある TAN および PID のラベルの一部で確認できます。 また、個々の電話機の梱包にもバージョン情報が記載されています。


表 14. Cisco IP Phone 8851/8861 キー拡張モジュールおよびCisco IP 電話 8865 キー拡張モジュールに対する電源の互換性

設定

802.3af Power over Ethernet(PoE)

802.3at PoE

Cisco IP 電話 Power Cube 4

8851 にキー拡張モジュールを 1 台接続

8851 にキー拡張モジュールを 2 台接続

不可

以下の 3 番目の注を参照してください。

8861 および 8865 にキー拡張モジュールを 1 台接続

不可

8861 および 8865 にキー拡張モジュールを 2 台接続

不可

以下の 1 番目の注を参照してください。

8861 および 8865 にキー拡張モジュールを 3 台接続

不可

以下の 1 番目の注を参照してください。


(注)  


  • 背面 USB の急速充電機能は、802.3 at PoE を使用中の Cisco IP 電話 8861 および 8865 に複数のキー拡張モジュールが接続された状態では機能しません。

  • 背面 USB の急速充電機能は、Cisco Universal PoE(UPoE)を使用する場合を除き、Cisco IP 電話 8861 および 8865 に複数のキー拡張モジュールが接続された状態では機能しません。

  • Cisco IP 電話 8851 にキー拡張モジュールを 2 台接続している場合、802.3 at PoE ではハードウェアが v08 以降でないと機能しません。 電話のバージョン情報は電話の背面下部にある TAN および PID のラベルの一部で確認できます。 また、個々の電話機の梱包にもバージョン情報が記載されています。


キー拡張モジュールのボタンとハードウェア

図 8. Cisco IP 電話 キー拡張モジュール(単一 LCD)のボタンとハードウェア
Cisco IP 電話 キー拡張モジュールのボタンとハードウェア
図 9. Cisco IP 電話 キー拡張モジュール(デュアル LCD)のボタンとハードウェア
Cisco IP 電話 8865 キー拡張モジュール

次の表では、キー拡張モジュールの機能について説明します。

表 15. キー拡張モジュールのボタンとハードウェア

LCDスクリーン:電話番号、短縮ダイヤル番号(または名前などのテキスト ラベル)、電話機サービス、各ボタンに割り当てられた電話機の機能が表示されます。

回線ステータスを示すアイコン(外観と機能)は、キー拡張モジュールが接続されている電話機のアイコンと似ています。

1

ライト付きボタン:回線ボタン。 各ボタンまたはボタンのペアは、1 つの回線に対応します。 各ボタンの下のライトは、対応する回線の状態を次のように示します。

  • 回線ボタン消灯:ボタンが設定されていません。

  • 回線ボタンLED が緑色に点灯: 回線が正常に設定され、アイドル状態になっています。

  • 回線ボタン赤色に LED が点灯: 使用中の回線にはアクティブ コールがあります。

  • 回線ボタンオレンジ色に LED 点灯または点滅:この機能のセットアップ中に設定エラーが発生しました。

2

シフト ボタン:2 つのボタンがあります。 最初のページのボタンには1、第2ページのボタンには2のラベルが付きます。 各ボタンのライトは、ページの状態を次のように示します。

  • ページ 1 ボタン緑に LED 点灯: ページが表示されます。

  • ページ 1 ボタン消灯:ページが非表示です。

  • ページ 1 ボタンオレンジ色に LED 点灯: ページが非表示で、ページ上にアラート状態のコールが 1 つ以上あります。

列モード

Cisco IP 電話 8800 キー拡張モジュールを使用している場合、2 列モードは、Cisco IP 電話 8800 キー拡張モジュールのデフォルトです。

Cisco IP Phone 8851/8861 キー拡張モジュールCisco IP 電話 8865 キー拡張モジュールは、1 列モードのみをサポートし、これらのキー拡張モジュールは 2 列モードをサポートしません。

1列モード

Cisco IP Phone 8851/8861 キー拡張モジュールおよびCisco IP 電話 8865 キー拡張モジュールでの 1 列モード - 画面右の各ボタンに、短縮ダイヤル番号(または名前その他のテキスト ラベル)、電話機サービス、または電話機の機能が割り当てられます。 この設定では、キー拡張モジュールのページ1に最大14項目、ページ2に最大14項目が表示されます。

図 10. Cisco IP Phone 8851/8861 キー拡張モジュール
図 11. Cisco IP 電話 8865 キー拡張モジュール

2列モード

Cisco IP 電話 8800 キー拡張モジュール単一LCD画面の拡張モジュールを使用している場合、モジュールを2列モードで設定できます。

2列モードでは、画面左右の各ボタンに、短縮ダイヤル番号(または名前その他のテキスト ラベル)、電話機サービス、または電話機の機能が割り当てられます。 この設定では、キー拡張モジュールのページ 1 に最大 18 項目、ページ 2 に最大 18 項目が表示されます

図 12. Cisco IP 電話 8800 キー拡張モジュール
2 列モードの単一 LCD 画面拡張モジュール

電話メニューを使用してキー拡張モジュールタイプを割り当てる

電話機がサポートしているキー拡張モジュールのタイプを割り当てることができます。

手順


ステップ 1

アプリケーション を押します。

ステップ 2

[ユーザ設定(User preferences)] > [アテンダント コンソール設定(Attendant console preferences)] > [KEM タイプ(KEM タイプ)] を選択します。

ステップ 3

[キー拡張モジュール]タイプを選択します。

ステップ 4

[保存]を押します。


スクリーンの明るさの調整

キー拡張モジュール画面の明るさを変更して、画面を見やすくすることができます。

手順


ステップ 1

アプリケーション を押します。

ステップ 2

[ユーザ設定(User preferences)] > [アテンダント コンソール設定(Attendant console preferences)] を選択します。

ステップ 3

4~15の間の数値を入力してください。

ステップ 4

[設定(Set)]を押します。


キー拡張モジュールでの短縮ダイヤルの変更

キー拡張モジュールのラインキーのいずれかが短縮ダイヤルとして設定されている場合、ラインキーを押して短縮ダイヤル番号を変更できます。 また、電話の Web ページの Unit フィールドでこの変更を確認することができます。 キー拡張モジュールのラインキーがblf、blf+コール ピックアップ、blf+コール パーク、またはコール パークとして設定されている場合、ラインキーを押して短縮ダイヤル番号を変更することはできません。

手順


ステップ 1

キー拡張モジュールの短縮ダイヤル キーを2秒以上押します。

ステップ 2

[短縮ダイヤルの定義(Define Speed Dial)] ウィンドウで、キー拡張モジュールの短縮ダイヤル キーを押した時にコールする短縮ダイヤルの名前と電話番号を追加します。

ステップ 3

[保存]を押します。


キー拡張モジュールの UDI 情報の表示

キー拡張モジュールのデバイス固有識別子 (UDI) 情報が表示されます。 UDI 情報には、次のものが含まれます。

  • 製品名 (PID)

  • 製品バージョン ID (VID)

  • シリアル番号(SN)

手順


ステップ 1

アプリケーション を押します。

ステップ 2

[ステータス(Status)] > [アクセサリ(Accessories)] > [アテンダント コンソール ユニット n(Attendant console unit n)] を選択します。


機能またはメニュー ショートカットをキー拡張モジュールのラインキーに追加する

メニュー ショートカットまたは機能を使用してキー拡張モジュールのラインキーを設定した後で、設定したラインキーを押してメニューを開くか、機能にアクセスすることができます。

始める前に

管理者が、お使いの電話機でこの機能を有効にする必要があります。

手順


ステップ 1

ラインキーを 2 秒間押し続けます。 利用可能な機能リストが表示されます。

ステップ 2

必要に応じて、次の操作を実行します。

  • リストから機能を選択して、ラインキーに追加します。

  • メニュー ショートカットリストからメニュー項目を選択して、ラインキーに追加します。

ステップ 3

[設定(Set)]を押します。


キー拡張モジュール回線を SIP 回線として使用(8800 のみ)

管理者によって内線がキー拡張モジュールラインキーに割り当てられている場合、キー拡張モジュールラインキーを SIP 回線として使用できます。

始める前に

管理者は、キー拡張モジュールのラインキーを SIP 回線として設定します。


(注)  


この機能は Cisco IP 電話 8851、8861、および 8865 でのみ利用できます。ビデオキー拡張モジュールと音声キー拡張モジュールだけがこの機能をサポートします。

手順


ステップ 1

キー拡張モジュールのラインキーを選択します。選択したキー拡張モジュールのラインキーに割り当てられた電話回線に着信通話があった場合、キー拡張モジュールのラインキーで応答できます。 保留と再開は、[保留(Hold)] および [再開(Resume)] ソフトキーを使用することでも実行できます。

ステップ 2

キー拡張モジュールのラインキーを選択します。選択したキー拡張モジュールのラインキーに割り当てられた電話回線での発信については、キー拡張モジュールのキーからコールを制御します。 保留と再開は、[保留(Hold)] および [再開(Resume)] ソフトキーを使用することでも実行できます。


機能またはメニュー ショートカットをキー拡張モジュールのラインキーから削除する

手順


ステップ 1

キー拡張モジュールでラインキーを 2 秒間押し続けます。 機能リストが表示されます。

ステップ 2

一覧からなしを選択し、設定を押します。