この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、Cisco Unity Connection の管理に使用するさまざまなツールとユーティリティの概要とアクセス手順を説明しいます。
[タスクの定義(Task Definitions)] ページには、定期的なスケジュールに従って Unity Connection が自動的に実行する、さまざまなシステム メンテナンスおよびトラブルシューティング タスクが表示されます。タスクは、バックアップおよびアンチウイルス スキャンと同時に実行できます。
各タスクのデフォルトの設定およびスケジュールは、機能およびパフォーマンスの観点で最適化されています。デフォルトの設定とスケジュールを変更しないでください。
注意 | いくつかのタスクは Unity Connection 機能にとって重要です。重要なタスクを無効にしたり、頻度を変更したりすると、パフォーマンスに悪影響が及ぶか、Unity Connection の機能が停止することがあります。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
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ステップ 1 | Cisco Unity Connection Administration で、[ツール(Tools)] を展開し、[タスク管理(Task Management)] を選択します。 | |
ステップ 2 | タスクを表示および管理するには、次の操作を実行します(詳細については、[ヘルプ(Help)] > [このページ(This Page)] を参照)。 |
一括管理ツール(BAT)では、カンマ区切り値(CSV)ファイルに含まれる情報をインポートすることで、複数のユーザ アカウント、連絡先、同報リスト、同報リスト メンバー、ユニファイド メッセージング アカウント、ブランチ、またはビデオ サービス アカウントを作成、更新、および削除できます。さらに、ユーザ、連絡先、同報リスト、またはユニファイド メッセージング アカウントの情報を Unity Connection から CSV ファイルにエクスポートできます。
CSV は、データ ストア間でデータを移動するための一般的なテキスト ファイル形式です。たとえば、情報を企業ディレクトリから Unity Connection に移動する方法として CSV ファイルからのインポートが役立つ可能性があります。情報を移動することで、ボイス メールボックスがあるユーザは、Unity Connection ユーザでない企業ディレクトリ ユーザをアドレス帳に追加して、その連絡先からコール ルート ルールを作成することができます。
少数のユーザ(数百件まで)の場合は、ユーザ インポート機能を使用して LDAP ディレクトリから Unity Connection ユーザを作成する方が速くて簡単な可能性があります。ユーザのインポート機能とユーザの同期機能の使用
(注) | この項の情報は、Cisco Business Edition でのユーザ アカウント、システム同報リスト、またはシステム同報リスト メンバーの更新には適用されません。 |
BAT によって選択オブジェクトの設定が開始され、操作が完了すると概要ページが表示されます。
操作が失敗した場合、[失敗したオブジェクト ファイルのダウンロード(Download the Failed Objects File)] を選択すると失敗したオブジェクトのレポート ファイルをただちに検証できます。エラーの修正に関する詳細については、エラー オブジェクト ファイルを使用したエラーの修正を参照してください。
BAT では CSV ファイルのテキストに、UTF-8 および UTF-16 文字セット エンコードのみがサポートされます。
入力 CSV ファイルを短時間で作成するには、BAT を使用して該当するユーザのタイプ、連絡先、システム同報リスト、システム同報リスト メンバー、ユニファイド メッセージング アカウント、またはビデオ サービス アカウントをエクスポートし、生成された出力 CSV ファイルをテンプレートとして使用できます。
次の例では、ボイスメール ユーザの作成に使用する CSV ファイルを示します。例に示されているように、このファイルを作成するには、まずボイスメール ユーザを CSV ファイルにエクスポートし、不要な列とデータをファイルから削除し、TemplateAlias 列と該当するデータを追加する必要があります。
(注) | DisplayName は省略可能なフィールドであり、一部のユーザではこのフィールドのデータが欠落しています。 |
ボイスメール ユーザの作成に使用する CSV 入力ファイルの例
Alias,DisplayName,FirstName,LastName,TemplateAlias,Extension,ListInDirectory
iwinkler,"Winkler, Ian",Ian,Winkler,VoiceMailUserTemplate,5321,1 jsmith,,John,Smith,VoiceMailUserTemplate,5126,1 cjones,"Jones, Cris",Cris,Jones,VoiceMailUserTemplate,5249,1 dalbert,,Dan,Albert,VoiceMailUserTemplate,5299,1 jlee,"Lee, Jane",Jane,Lee,VoiceMailUserTemplate,5324,1 jthompson,"Thompson, Jim",Jim,Thompson,VoiceMailUserTemplate,5029,1 swong,"Wong, Sara",Sara,Wong,VoiceMailUserTemplate,5260,1 rhunter,"Hunter, Russ",Russ,Hunter,VoiceMailUserTemplate,5229,1 cashmore,,Carol,Ashmore,VoiceMailUserTemplate,5403,1 lcarson,"Carson, Lauren",Lauren,Carson,VoiceMailUserTemplate,5999,1
出力 CSV ファイルを編集する場合も、CSV ファイルを一から作成する場合も、BAT と一緒に使用する有効な入力 CSV ファイルを作成するには次のガイドラインと BAT の必須および任意の CSV フィールドの項にある表に従ってください。
CSV ファイルの 1 行目には、各カラムのデータの種類を識別するカラムの見出しを含めてください。以降の行には、インポートするデータを格納します。
CSV ファイルでは、1 行目のカラム見出しを含めて各行のデータをそれぞれカンマで区切ります。このファイルでは、タブ、スペース、またはセミコロンを使用して値を区切らないでください。
外部サーバとの相互作用で問題が発生する可能性があるため、CSV ファイルのデータには二重引用符を含めないようにしてください。データに二重引用符が含まれている場合は、二重引用符それぞれの横に二重引用符を 1 つ追加します。たとえば、「My "Spare Phone"」というデータの場合、「My ""Spare Phone""」と入力します。
カラムの見出しは大文字と小文字を区別しませんが、BAT の必須および任意の CSV フィールドの項にある表に示されている通りの綴りを使用してください。操作に該当せず(N/A)として指定されたカラムは、無視されます。
(Unity Connection 構成にのみ該当)。ユーザ アカウントを作成する場合、CSV フィールド テーブルにある任意フィールドの多くがユーザ テンプレートで定義されている設定に対応しています。たとえばボイスメール ユーザの場合、デフォルト テンプレートにはサービス クラス(COS)、着信転送、およびメッセージ通知設定が含まれています。特定のユーザ設定のデータが CSV ファイルに含まれていない場合は、必須フィールドの TemplateAlias で指定したユーザ テンプレートの設定が BAT によって使用されます。このことから、CSV ファイルに任意のカラム ヘッダーを追加する前に、ユーザ テンプレートの設定を確認してください。任意フィールドの値が CSV ファイルに含まれておらず、テンプレートにデフォルト値が指定されていない場合、このフィールドの値は設定されません。
フィールドの値を明示的に空(または許可されている場合、null)に設定する場合は、CSV ファイルの値に式 %null% を使用します。
BAT の実行時には、処理に失敗した各レコード、およびレコードが正しく処理されなかった理由が、失敗したオブジェクトのレポート ファイルにコピーされます。たとえば、次の CSV ファイルでは、1 件目のレコードの Country フィールドに無効なエントリが含まれており、2 件目のレコードには、ボイスメール ユーザ テンプレートではないテンプレートが指定されています。
Alias, City, PostalCode, State, Country, TemplateAlias
Jsmith, Beverly Hills, 90210, Ca., United States, VoiceMailUserTemplate BRobertson, Seattle, 98121, WA, US, AdminUserTemplate
このファイルを使用してボイス メールボックスのあるユーザを作成すると、次の失敗したオブジェクトのファイルが生成されます。
FailureReason, alias, city, postalcode, state, country, templatealias United States is invalid for column Country|, Jsmith, Beverly Hills, 90210, Ca., United States, VoiceMailUserTemplate Object not found or is not a template: Parameter = [@TemplateObjectId], Table = [vw_SubscriberTemplate], Column = [Alias,ObjectId]|, BRobertson, Seattle, 98121, WA, US, AdminUserTemplate
無効なデータに関する情報を提供する [失敗の理由(FailureReason)] カラムが最初のカラムの前に追加されます。
エラーを修正するには、失敗したオブジェクトのファイルを次の手順で編集し、名前を変更して、BAT を再実行する際の入力ファイルとして使用します。
問題がある各レコードについて、CSV ファイルのデータで発生した問題の種類によっては、BAT で複数のエラーが報告される場合も、最初に発生したエラーのみが報告される場合もあります。したがって、エラーを修正した後でデータを再度処理すると、BAT によって同じレコードで追加のエラーが検出される場合があります。このため、エラーをすべて検出して修正するまでに、修正手順(ツールの実行とエラーの修正)を複数回実行する必要が生じることがあります。
ステップ 1 | 一括管理ツール操作が失敗した場合、[失敗したオブジェクト ファイルのダウンロード(Download the Failed Objects File)] を選択すると、失敗したオブジェクトのレポート ファイルをただちに検証できます。 | ||
ステップ 2 | このファイルを開き、各レコードの [FailureReason] カラムの情報を参照して、データの問題をすべて修正します。 | ||
ステップ 3 | [FailureReason] カラムを削除するか、またはヘッダーを「junk」に変更します。 | ||
ステップ 4 | データの編集が完了したら、ファイルを CSV ファイルとして新しい名前で保存します。 | ||
ステップ 5 | ステップ 4 で保存した CSV ファイルを入力ファイルとして使用し、BAT を再度実行します。
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ステップ 6 | レコードでエラーが発生しなくなるまでこの手順を繰り返します。
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カスタム キーパッド マッピング ツールを使用すると、カスタム キーパッド マッピング カンバセーションに関連付けられたキー マッピングを編集できます。これらの各カンバセーションは、Cisco Unity Connection Administration の [電話メニュー(Phone Menu)] ページで個々のユーザまたはユーザ テンプレートに割り当てられます。その中には、カスタマイズ可能な 8 つのメニューがあります。このツールを使用してキーパッド マッピングを変更しても、他の Unity Connection カンバセーション バージョンには影響がありません。
1 ~ 3 個のキーによるシーケンスを、メイン メニュー、[メッセージ再生(Message Playback)] メニュー(メッセージ ヘッダー、本文、およびフッターを個別にマッピング可能)、[メッセージ後(After Message)] メニュー、[設定(Settings)] メニュー、[メッセージ設定(Message Settings)] メニュー、および [設定(Preferences)] メニューの任意の定義済みオプションに割り当てることができます。メニューごとに、音声再生するオプションおよび再生する順序をカスタマイズできます。
カスタム キーパッド マッピング ツールは、カスタマイズ可能な 8 つのカンバセーション メニューをそれぞれ表す、8 つのタブに分かれています。各メニュー タブでは、次のような処理を実行できます。
各メニュー オプションに割り当てるキーをカスタマイズします。キー割り当てを空白のままにすると、メニューでそのオプションが無効になります。
メニューでオプションが音声再生されるかどうかを設定します。オプションにはキーを割り当てても、メニューではオプションが再生されないように設定することもできます。そのメニューではオプションが引き続き有効で、割り当てられているキーが押された場合に Unity Connection は適切に対応しますが、メニューではユーザに対してオプションが再生されません。
メニュー項目がユーザに示される順序を設定します。そのためには、並べ替える行のオプション ボタンを選択してから、上向きまたは下向き矢印を使用するか、または [移動先(Move To)] ボタンを使用して、メニュー項目の順序を変更します。ツールにオプションが表示される順序は、電話機でユーザに示される順序になります。各オプションにどのキーがマッピングされているかは関係ありません。
ステップ 1 | Cisco Unity Connection Administration で [ツール(Tools)] を展開して、[カスタム キーパッド マッピング(Custom Keypad Mapping)] を選択します。 | ||
ステップ 2 | [カスタム キーパッド マッピングの検索(Search Custom Keypad Mappings)] ページで、該当するカスタム キーパッド マッピング カンバセーションを選択します。
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ステップ 3 | [カスタム キーパッド マッピングの編集(Edit Custom Keypad Mappings)] ページで、該当するタブを選択し、キー割り当てを変更するメニューを選択します。 | ||
ステップ 4 | 必要に応じて、キー割り当てを変更します(割り当て可能なエントリのガイドラインについては、キーをメニュー オプションに割り当てるためのガイドラインを参照してください)。 | ||
ステップ 5 | [保存(Save)] を選択します。
変更が保存されると、このカンバセーションを使用するすべての新しいコールが、新しいキー マッピング設定に従うようになります。 | ||
ステップ 6 | カスタマイズするメニューごとに、ステップ 3 から 5 を繰り返します。 |
1 つのメニュー内で、重複するキー エントリは使用できません(たとえば、メイン メニューの [新規メッセージを再生(Hear New Messages)] と [メッセージを送信(Send a Message)] の両方にキー「1」をマッピングすることはできません。ただし、メイン メニューの [新規メッセージを再生(Hear New Messages)] と、[設定(Settings)] メニューの [グリーティング(Greetings)] の両方にキー「1」をマッピングすることはできます)。
キー割り当てを空白のままにする場合は、[メニューでオプションとして読み上げ(Option Voiced in Menu)] チェックボックスをオフにします。
変更が保存されると、このカンバセーションを使用するすべての新しいコールが、新しいキー マッピング設定に従うようになります。
既存のカンバセーションのキー マッピングに合わせて、すべてのメニューのキー マッピングを変更できます。たとえば、選択したカスタム キーパッド マッピングのすべてのキー マッピングを、[オプション カンバセーション 1(Optional Conversation 1)] のマッピングに置き換えることができます。この方法を使用すると、既存のカンバセーションに少しだけ変更を加える場合に、全オプションを手動でマッピングし直す必要がなく便利です。
ステップ 1 | Cisco Unity Connection Administration で、[ツール(Tools)] を展開して、[カスタム キーパッド マッピング(Custom Keypad Mapping)] を選択します。 |
ステップ 2 | [カスタム キーパッド マッピングの検索(Search Custom Keypad Mappings)] ページで、該当するカスタム キーパッド マッピング カンバセーションを選択します。 |
ステップ 3 | [カスタム キーパッド マッピングの編集(Edit Custom Keypad Mappings)] ページの任意のタブで、[すべてのタブのマッピングをリセット(Reset Mappings on All Tabs To)] リストから、使用するカンバセーションを選択し、[リセット(Reset)] を選択します。 |
ステップ 4 | 続行する前に、すべてのキー マッピングを、選択したカンバセーションのマッピングに置き換えるかどうかの確認を求められた場合は、[OK] を選択します。 |
カスタム キーパッド マッピング ツールは、カスタマイズ可能な 8 つのカンバセーション メニューをそれぞれ表す、8 つのタブに分かれています。[メッセージ再生(Message Playback)] メニューは 3 つのタブで表示されます。これは、メッセージが異なる 3 つの部分(メッセージ ヘッダー、メッセージ本文、およびメッセージ フッター)で構成されているためです。これら 3 つのタブのオプションはまったく同じですが、一部はオプションとキーのマッピングを変えることができます。
メイン メニューは、ユーザがサインインしてメッセージ件数を確認(該当する場合)した直後に再生されます。
マッピング可能なオプションのリストについては、以下の表を参照してください。
グリーティング、転送ルール、緊急連絡先番号の設定を変更する [設定(Settings)] メニューに移動します。このメニューから、各個人のメッセージ設定や個人設定にもアクセスできます。 |
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発信者の番号または名前をコールすることによって新しいメッセージを検索できる、メッセージ ロケータ機能に移動します。 このオプションが示されるのは、[電話メニュー(Phone Menu)] ページで各ユーザに対して [メッセージ ロケータでメッセージを検索(Finding Messages With Message Locator)] 機能が有効に設定されている場合だけです。 |
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現在および今後の会議の時間、主催者、議題のリストを表示します。 Cisco Unified MeetingPlace および Cisco Unified MeetingPlace Express の会議の場合、ユーザには、現在開かれている会議に参加するかどうかを選択するオプションが示されます。
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グリーティング管理者カンバセーションにアクセスして、内線番号が割り当てられたコール ハンドラのグリーティングを変更できます。 [役割の編集(Edit Roles)] ページでグリーティング管理者の役割が割り当てられているユーザは、すべてのシステム コール ハンドラのグリーティングを変更できます。 グリーティング管理者の役割が割り当てられていないユーザは、自分が所有するコール ハンドラのグリーティングのみを変更できます。 |
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ブロードキャスト メッセージ管理カンバセーションにアクセスできます。 このオプションを使用できるのは、[メッセージ送信の設定(Send Message Settings)] ページで各ユーザに対して [ブロードキャスト メッセージを送信する(Send Broadcast Message)] または [ブロードキャスト メッセージを更新する(Update Broadcast Message)] の設定が行われている場合だけです。 |
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デフォルトでは、メールボックスを終了すると、ガイダンス コール ハンドラに移動します。ただし、各ユーザの [電話メニュー(Phone Menu)] ページの [カンバセーション終了後(When Exiting the Conversation)] 設定を変更することで、終了時の動作をカスタマイズすることもできます。 |
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電話キーパッドとボイスコマンドの切り替え(Switch Between Using the Phone Keypad and Using Voice Commands) |
ユーザが、タッチトーン カンバセーションと音声認識カンバセーションを切り替えることができます。 この切り替えは、再び切り替えを行うまで、またはコールが終了するまで持続します。
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アクティブ化と再録音によってユーザがオプション グリーティングを変更するのを許可します。 ビデオ コールの場合、ユーザがメイン メニュー オプションを聞いて該当するキーを押したときに、Unity Connection がオプション ビデオ グリーティングを再生し、オプション グリーティングを再録画するか尋ねます。各ユーザへのオプション グリーティング有効化の詳細については、ビデオ メッセージングを設定するためのタスク一覧の項を参照してください。 |
[メッセージ再生メニュー(Message Playback Menu)] タブに表示される [メッセージ ヘッダー(Message Header)] タブ、[メッセージ本文(Message Body)] タブ、[メッセージ フッター(Message Footer )] タブを使用すると、カンバセーション設定(TUI でのメッセージ ヘッダーのスピードと音量の定義など)をカスタマイズできます。Unity Connection ユーザ カンバセーションで再生されるメッセージは、3 つの部分(ヘッダー、本文、フッター)に分かれています。デフォルトでは、メッセージ ヘッダーにメッセージ番号と送信者情報が含まれます。メッセージ本文は、実際に録音されたメッセージです。メッセージ フッターはタイムスタンプです。
ヘッダーおよびフッター部分の内容は、[再生メッセージの設定(Playback Message Settings)] ページで変更できます。たとえば、メッセージ番号、送信者情報、送信者内線番号、およびタイムスタンプをヘッダーに追加したり、削除することができます。これらの設定は、[再生メッセージの設定(Playback Message Settings)] ページの [各メッセージの再生前にアナウンス(Before Playing Each Message, Play)] セクションのチェックボックスによって制御されます。メッセージ フッターについては、メッセージの後にタイムスタンプを再生するというオプションもあります。タイムスタンプは、完全に除外することも、ヘッダーの一部として再生することもできます。このオプションは、[再生メッセージの設定(Playback Message Settings)] ページの [各メッセージの再生後にアナウンス(After Playing Each Message, Play)] セクションのチェックボックスによって制御されます。タイムスタンプをメッセージの後で再生しないことを選択した場合、メッセージにフッターが付かなくなります。Unity Connection では、[各メッセージの再生後にアナウンス(After Playing Each Message, Play)] セクションに、メッセージの送信時刻とメッセージ時間に加えて、送信者情報、内線番号または ANI、およびメッセージ番号が表示されるようになりました。
カスタム キーパッド マッピング ツールには、メッセージの各部分に対応したタブがそれぞれ含まれています。ベスト プラクティスとして、これらの 3 つの部分すべてで各オプションに同じキーをマッピングしてください。ただし、同じキーを別々の操作にマッピングした方が便利な場合もあります。たとえば、メッセージ ヘッダーの再生中に「1」キーを押してメッセージ本文の先頭にスキップし、さらにメッセージ本文の再生中に「1」キーを押してメッセージ フッターにスキップする場合などです。
新規メッセージ、開封済みメッセージ、および削除済みメッセージを再生するときには、共通のメッセージ再生キー マッピングが使用されます。これらのメッセージ スタックごとにそれぞれのマッピングが存在するわけではありません。キー マッピングの設定を決める際には、この点に留意してください。メッセージを新規(未読)または開封済み(既読)としてマークするようなオプションでは特に注意が必要です。
[メッセージ再生(Message Playback)] の各オプションは、電話機ではメニュー形式で再生されませんが、ユーザが [ヘルプ(Help)] オプションにマッピングされたキーを押した場合にリストされます。カスタム キーパッド マッピング ツールを使用すると、ヘルプで再生される項目を設定できます。
マッピング可能なオプションのリストについては、以下の表を参照してください。
現在再生中のメッセージの再生速度を下げます。マッピングされているキーを押すと、メッセージの再生速度が 50% 低下します。
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現在再生中のメッセージの再生速度を上げます。マッピングされているキーを押すと、メッセージの再生速度が 50% 増加します。もう一度そのキーを押すと、メッセージの再生速度が 100% 増加します。
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現在再生中のメッセージの速度を、ユーザのデフォルトのメッセージ再生速度設定にリセットします。
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現在再生中のメッセージの音量を 3 つの音量レベル(標準、大、小)の間で変更します。[システム設定(System Settings)] > [詳細設定(Advanced)] > [カンバセーションの設定(Conversation Configuration)] ページの、[ユーザによる再生速度および音量変更の保存(Save Speed and Volume Changes Made by User)] 設定が有効になっている場合は、最後に変更された再生音量が、ユーザのデフォルトの再生音量として保存されます。 |
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現在再生中のメッセージの音量を、ユーザのデフォルトのメッセージ再生音量設定にリセットします。
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デフォルトでは、メッセージが 5 秒間巻き戻されます。巻き戻しの時間は [再生メッセージの設定(Playback Message Settings)] ページで調整できます。 |
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デフォルトでは、メッセージが 5 秒間早送りされます。早送りの時間は [再生メッセージの設定(Playback Message Settings)] ページで調整できます。 |
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スタック内の次のメッセージにスキップして、メッセージをそのままの状態にしておきます。新規のメッセージをスキップすると、未読として保存されます。開封済みのメッセージをスキップすると、開封済みのままになります。削除済みのメッセージをスキップすると、削除済みのままになります。 |
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スタック内の次のメッセージにスキップして、メッセージに新規のマークを付けます。このオプションを選択すると、開封済みまたは削除済みのメッセージの再生がスキップされた場合、そのメッセージは未読としてマークされ、新しいメッセージ スタックに移動されます。 |
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現在のスタック(新規、開封済み、または削除済みメッセージ)内のメッセージ番号の入力をユーザに求め、そのメッセージに直接移動します。多数のメッセージを持つユーザの場合、この機能はスタック内を前後に移動するときに便利です。 このオプションが示されるのは、[システム設定(System Settings)] > [詳細設定(Advanced)] > [カンバセーション(Conversation)] ページで、[メッセージへの移動を許可する(Enable Go to Message)] 設定が有効になっている場合だけです。 |
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スタック内の次のメッセージに移動します。直前に再生されていたメッセージの状態(新規、開封済み、削除済み)は変化しません。[次のメッセージに移動(Go to Next Message)] は、[メッセージをスキップしてそのまま保存(Skip Message, Save As Is)] オプションと同じ機能を持ちます。 |
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メッセージの再生を終了し、1 つ上のメニュー レベルに移動します。新規メッセージまたは開封済みメッセージを再生していたユーザは、メイン メニューに移動します。削除済みメッセージを再生していたユーザは、削除済みメッセージのオプション メニューに移動します。 |
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メッセージの送信者に返信します。返信は送信者だけに送られます。元のメッセージの他の受信者には送られません。 このオプションを使用できるのは、他のユーザからメッセージが届いた場合だけです。外部発信者からのメッセージには返信できません。 |
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メッセージの再生を終了し、メールボックスからログアウトして、メッセージを残した人にユーザを転送します。この機能は Live Reply とも呼ばれます。このキー オプションを使用して、ユーザおよび識別できない発信者の両方にコールを返すことができます。 このオプションを使用できるのは、[ユーザはコールを発信することによって他のユーザからのメッセージに応答できる(Users Can Reply to Messages from Other Users by Calling Them)] または [ユーザはコールを発信することによって不明な発信者からのメッセージに応答できる(Users Can Reply to Messages from Unidentified Callers by Calling Them)] 設定が有効になっているサービスクラスにユーザが割り当てられている場合だけです。 |
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元のボイス メッセージを転送し、以前の転送でメッセージに追加された可能性のある転送済みの音声コメントをすべて削除します。 |
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[再生メッセージの設定(Playback Message Settings)] ページでユーザに対して [各メッセージの再生後にアナウンス(After Playing Each Message, Play)] オプションが有効になっていない場合にこれらのオプションを選択すると、メッセージの最後にスキップして、[メッセージ後(After Message)] メニューに直接移動します。 |
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メッセージ本文の先頭に移動し、メッセージを再び再生します。メッセージ ヘッダーに対してこのオプションにキーを割り当てた場合は、ヘッダーをスキップしてメッセージに直接ジャンプできます。 |
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現在再生中のメッセージのプロパティを再生します。これには、送信者情報(外部発信者宛ての場合は ANI を含む)やメッセージの送信時刻などが含まれます。 |
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メッセージ スタックの最初のメッセージにジャンプします。Unity Connection では、ユーザに対する音声案内として「最初のメッセージ(First message)」というプロンプトが再生されます。 |
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メッセージ スタックの最後のメッセージにジャンプします。Unity Connection では、ユーザに対する音声案内として「最後のメッセージ(Last message)」というプロンプトが再生されます。 |
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受信したメッセージの優先度フラグを、緊急と標準の間で切り替えます。 受信したすべてのメッセージの中から優先度の高いメッセージを識別する必要がある場合は、この機能を使用すると便利です。デフォルトでは、Unity Connection は緊急とマークされたメッセージを先に再生します。 |
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メッセージをファクス機に送信します。このオプションは、ファクス メッセージ、およびファクス機に送信可能な添付ファイルを持つメッセージに対して使用できます。 |
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キーにマッピングされ、[ヘルプでオプションとして読み上げ(Option Voiced in Help)] チェックボックスがオンになっている、すべてのオプションに関するヘルプを再生します。 |
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[メッセージ後(After Message)] メニューは、メッセージの再生が終わった後で再生されます。
マッピング可能なオプションのリストについては、以下の表を参照してください。
メッセージを開封済み(既読)としてマークし、スタック内の次のメッセージに移動します。削除済みメッセージを再生している場合にこのオプションを選択すると、そのメッセージは開封済みメッセージ スタックに移動します。 |
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メッセージの送信者に返信します。返信は送信者だけに送られます。元のメッセージの他の受信者には、返信が送られません。 このオプションを使用できるのは、他のユーザからメッセージが届いた場合だけです。外部発信者からのメッセージには返信できません。 |
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元のボイス メッセージを転送し、以前の転送でメッセージに追加された可能性のある転送済みの音声コメントをすべて削除します。 |
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メッセージを新規(未読)としてマークし、スタック内の次のメッセージに移動します。開封済みまたは削除済みメッセージを再生している場合にこのオプションを選択すると、そのメッセージは新規メッセージ スタックに移動します。 |
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デフォルトでは、メッセージが 5 秒間巻き戻されます。巻き戻しの時間は [再生メッセージの設定(Playback Message Settings)] ページで調整できます。 |
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メッセージをファクス機に送信します。このオプションは、ファクス メッセージ、およびファクス機に送信可能な添付ファイルを持つメッセージに対して使用できます。 |
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現在のメッセージのプロパティを再生します。これには、送信者情報(外部発信者宛ての場合は ANI を含む)やメッセージの送信時刻などが含まれます。 |
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[メッセージ後(After Message)] メニューを終了し、1 つ上のメニュー レベルに移動します。新規メッセージまたは開封済みメッセージを再生していたユーザは、メイン メニューに移動します。削除済みメッセージを再生していたユーザは、削除済みメッセージのオプション メニューに移動します。 |
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現在のスタック(新規、開封済み、または削除済みメッセージ)内のメッセージ番号の入力をユーザに求め、そのメッセージに直接移動します。多数のメッセージを持つユーザの場合、この機能はスタック内を前後に移動するときに便利です。 このオプションを使用できるのは、[システム設定(System Settings)] > [詳細設定(Advanced)] > [カンバセーション(Conversation)] ページで、[メッセージへの移動を許可する(Enable Go to Message)] 設定が有効になっている場合だけです。 |
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スタック内の次のメッセージに移動します。直前に再生されていたメッセージの状態(新規、開封済み、削除済み)は変化しません。[次のメッセージに移動(Go to Next Message)] は、[メッセージをスキップしてそのまま保存(Skip Message, Save As Is)] オプションと同じ機能を持ちます。 |
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スタック内の次のメッセージに移動し、メッセージをそのままの状態にしておきます。新規メッセージは未読として保存されます。開封済みのメッセージは開封済みのままになり、削除済みのメッセージは削除済みのままになります。 |
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メッセージ スタックの最初のメッセージにジャンプします。Unity Connection では、ユーザに対する音声案内として「最初のメッセージ(First message)」というプロンプトが再生されます。 |
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メッセージ スタックの最後のメッセージにジャンプします。Unity Connection では、ユーザに対する音声案内として「最後のメッセージ(Last message)」というプロンプトが再生されます。 |
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受信したメッセージの優先度フラグを、緊急と標準の間で切り替えます。 受信したすべてのメッセージの中から優先度の高いメッセージを識別する必要がある場合は、この機能を使用すると便利です。デフォルトでは、Unity Connection は緊急とマークされたメッセージを先に再生します。 |
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メッセージの再生を終了し、メールボックスからログアウトして、メッセージを残した人にユーザを転送します。この機能は Live Reply とも呼ばれます。このキー オプションを使用して、他のユーザおよび識別できない発信者の両方にコールを返すことができます。 このオプションを使用できるのは、[ユーザはコールを発信することによって他のユーザからのメッセージに応答できる(Users Can Reply to Messages from Other Users by Calling Them)] または [ユーザはコールを発信することによって不明な発信者からのメッセージに応答できる(Users Can Reply to Messages from Unidentified Callers by Calling Them)] 設定が有効になっているサービスクラスにユーザが割り当てられている場合だけです。 |
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スタック内の次のメッセージにスキップして、メッセージをそのままの状態にしておきます。新規のメッセージをスキップすると、未読として保存されます。開封済みのメッセージをスキップすると、開封済みのままになります。削除済みのメッセージをスキップすると、削除済みのままになります。 |
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[設定(Settings)] メニューは、ユーザがメイン メニューから [セットアップ オプションを変更(Change Setup Options)] を選択したときに再生されます。マッピング可能なオプションのリストについては、以下の表を参照してください。
このオプションを使用できるのは、ユーザの [発信者入力の編集(Edit Caller Input)] ページで、緊急連絡先番号に転送する発信者入力キーが、管理者によって 1 つ以上設定されている場合だけです。 |
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アクティブ化と再録音によってユーザがオプション グリーティングを変更するのを許可します。 ビデオ コールの場合、ユーザがメイン メニュー オプションを聞いて該当するキーを押したときに、Unity Connection がオプション ビデオ グリーティングを再生し、オプション グリーティングを再録画するか尋ねます。 |
[メッセージ設定(Message Settings)] メニューは、ユーザが [設定(Settings)] メニューから [メッセージ設定(Message Settings)] を選択したときに再生されます。
マッピング可能なオプションのリストについては、以下の表を参照してください。
[メッセージ設定(Message Settings)] メニューを終了し、1 つ上のメニューレベル([設定(Settings)] メニュー)に移動します。 |
[設定(Preferences)] メニューは、ユーザが [設定(Settings)] メニューから [設定(Preferences)] を選択したときに再生されます。
マッピング可能なオプションのリストについては、以下の表を参照してください。
このオプションは、ユーザの [パスワードの設定の編集(Edit Password Settings)] ページで [ユーザによる変更不可(User Cannot Change)] チェックボックスがオンになっている場合は使用できません。 |
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このオプションを使用できるのは、[名前の録音を許可する(Allow Recording of Name)] オプションが有効になったサービス クラスに、ユーザが割り当てられている場合だけです。 |
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このオプションを使用できるのは、[ディレクトリにリストされるかどうかの選択をユーザに許可する(Allow Users to Choose to Be Listed in the Directory)] オプションが有効になったサービス クラスに、ユーザが割り当てられている場合だけです。 |
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ユーザの代行内線番号を表示して削除できます。また、現在のコールに使用している宛先番号を、代行内線番号として追加することもできます(この番号がまだ代行内線番号として定義されておらず、User-Defined or Automatically-Added Alternate Extensions 規制テーブル内のブロック パターンとも一致しない場合)。 |
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[設定(Preferences)] メニューを終了し、1 つ上のメニューレベル([設定(Settings)] メニュー)に移動します。 |
カスタム キーパッド マッピングに基づいてウォレット カードの PDF ファイルを作成するには、ウォレット カード ウィザードを使用できます。詳細については、ウォレット カード ウィザードを参照してください。
移行ユーティリティ ツールには、Cisco Unity 9.x 以降から Unity Connection 12.x にユーザとメッセージをそれぞれ移行するためのユーザ移行ユーティリティおよびメッセージ移行ユーティリティが組み込まれています。ただし、大量のデータを素早く移行するには、Cisco Unified Backup and Restore Application Suite(COBRAS)ツールを使用してください。COBRAS ではセキュア シェル(SSH)サーバ アプリケーションを設定する必要がないためです。
(注) | 最初にユーザ データの移行を完了した場合は、メッセージだけを移行できます。 |
COBRAS またはメッセージの移行ユーティリティとユーザの移行ユーティリティを使用して Cisco Unity を Unity Connection 12.x に移行する手順を示すタスクの一覧については、『Install, Upgrade, and Maintenance Guide for Cisco Unity Connection, Release 12.x』の「Maintaining Cisco Unity Connection Server」の章を参照してください。このドキュメントは https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/12x/install_upgrade/guide/b_12xcuciumg.html にあります。
文法統計ツールは、発信者の発音とシステムのオブジェクト名(ユーザ名、ユーザの別名、同報リスト名など)を照合するために Unity Connection 音声認識カンバセーションで使用されるすべてのダイナミック名前文法に関する情報を表示します。管理者が Unity Connection システム上の名前を追加または変更した場合、文法にコンパイルされるまでは、この名前が音声認識カンバセーションで認識されません。
名前文法ごとに、最後に文法の再コンパイルが終了した時間、文法内の一意の項目の合計数、文法の更新の保留があるかどうか、文法が現在再コンパイル中かどうかなどの情報が表示されます。
デフォルトで、Unity Connection は次の場合に文法を再コンパイルします:管理者がシステム上の名前オブジェクトを追加するかオブジェクト名を変更したとき(一括操作が進行中の場合は除きます。この場合、Unity Connection は操作の完了を 10 分間待ってから文法を再コンパイルします)、または 1 分間に 5 件を超える変更要求があった場合。文法が大きくなり、名前文法の再コンパイル処理によって繁忙時の Unity Connection サーバ パフォーマンスに影響が出るようになった場合は、(Voice Recognition Update Schedule)](Cisco Unity Connection Administration の [システム設定(System Settings)] > [スケジュール(Schedules)] にある)デフォルトの [音声認識更新スケジュールを編集して、Unity Connection 音声認識トランスポート ユーティリティが音声認識名前文法を自動的に再構築できる時間と曜日を制限できます。このスケジュールでは、デフォルトですべての曜日と時間が有効になります。スケジュールを編集したものの、非アクティブ時にスケジュールをオーバーライドしてすべての文法をただちに強制的に再コンパイルする必要がある場合、または一括操作が開始した後の 10 分間の待機時間中に強制的に再コンパイルする必要がある場合は、文法の統計ツールの [文法の再構築(Rebuild Grammars)] ボタンを選択します。
SMTP アドレス検索ツールでは、特定のオブジェクト(ユーザや同報リストなど)を、そのオブジェクトの SMTP アドレスに基づいて検索できます。たとえば、それぞれ別のドメイン内に同じ表示名が設定されたユーザが 2 人いる場合、完全な SMTP アドレスを指定することで目的のユーザを検索できます。
[依存関係の結果の表示(Show Dependency Results)] ページを使用して、最新の依存関係の検索結果を表示できます。
ユーザ アカウントなどのデータベース オブジェクトが Unity Connection の他のオブジェクトから参照されている場合(たとえば、インタビュー ハンドラに残されたメッセージの受信者になるようにユーザが設定されている場合や、着信コールをユーザの電話に転送するようにコール ハンドラが設定されている場合)、依存するオブジェクトの設定を変更するまで、参照されるオブジェクトは削除できません。
削除するオブジェクトの依存関係を判断するには、オブジェクト タイプの検索ページで [依存関係の表示(Show Dependencies)] オプションを選択します。このオプションによって、削除するオブジェクトに依存するデータベース オブジェクトの検索が開始されます。依存関係の検索結果から、依存オブジェクトへのリンクをたどって、依存関係をもう一度割り当てます。すべての依存関係が再割り当てされると、オブジェクトを削除できるようになります。
検索するオブジェクトによっては、依存関係の検索に数分かかることがあります。検索の進行中に別のページをブラウズした場合、またはブラウザ セッションがタイムアウトした場合は、[ツール(Tools)] > [依存関係の結果の表示(Show Dependency Results)] の順に進むと、依存関係の検索結果が表示されます。
Unity Connection Administration インターフェイスに表示されるツールに加え、Unity Connection にはシステム パフォーマンスをモニタするために使用できる以下のツールが用意されています。
データベース プロキシを有効にすることで、Cisco Unity ツール Web サイト(http://ciscounitytools.com)で入手可能ないくつかの Windows ベースのリモート データベース管理ツールを使用できます。このサイトには、Cisco Unity Connection のリリース間隔中に頻繁にユーティリティのアップデートが掲載されます。
(注) | Cisco Unity ツール Web サイトで提供されているユーティリティが更新されたときに通知を受け取れるように登録できます。http://ciscounitytools.com に移動し、[ここで登録(Sign Up Here)] を選択してください。 |
リモート ツールを使用するには、まず、リモート データベース アクセスを有効にする必要があります。リモート管理ツールがデータベースにアクセスできるようにすると、システムがセキュリティ リスクにさらされる可能性があります。したがって、アクセスの有効化には複数のセキュリティ レイヤが関与します。
ステップ 1 | Cisco Unity Connection Administration で、[ユーザ(Users)] を展開して、[ユーザ(Users)] を選択します。 | ||
ステップ 2 | [ユーザの検索(Search Users)] ページで、適切なユーザ アカウントを見つけます。
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ステップ 3 | [ユーザの基本設定の編集(Edit User Basics)] ページの [編集(Edit)] メニューで [役割(Roles)] を選択します。 | ||
ステップ 4 | [役割の編集(Edit Roles)] ページの [使用可能な役割(Available Roles)] フィールドで [Remote Administrator] を選択し、上矢印を選択して [割当済みの役割(Assigned Roles)] フィールドに移動します。 | ||
ステップ 5 | [保存(Save)] を選択します。 | ||
ステップ 6 | リモート管理ツールにアクセスする必要があるユーザごとに、ステップ 2 からステップ 5 を繰り返します。 |
Cisco Unified Backup and Restore Application Suite(COBRAS)は、Cisco Unity 4.0(5) 以降または Unity Connection 1.2 から Unity Connection 12.x にデータとメッセージを移行するために使用するアプリケーションです。http://www.ciscounitytools.com/Applications/General/COBRAS/COBRAS.html から最新バージョンをダウンロードし、トレーニング ビデオとヘルプを参照してください。
Cisco Unity 4.0(4) 以前から移行するとき、何らかの理由で Cisco Unity 4.0(5) 以降にアップグレードできない場合は、Unity Connection のメッセージの移行ユーティリティとユーザの移行ユーティリティを使用して、メッセージとユーザ データを移行することができます。詳細については、19-17 ページの「移行ユーティリティ」の項を参照してください。
(注) | COBRAS ツールを使用したテナント パーティショニング環境への移行では、パーティショニングされていない Unity Connection システムまたはテナント パーティショニングされた Unity Connection システムから管理者がデータをエクスポートできます。各シナリオと、COBRAS ツールを使用した移行プロセスの詳細については、http://www.ciscounitytools.com/Applications/General/COBRAS/COBRAS.html のリンクを参照してください。 |
COBRAS またはメッセージ移行/ユーザ移行ユーティリティを使用して Cisco Unity から、または Unity Connection 7.x から Unity Connection 12.x に移行する手順を列挙したタスク一覧については、『Install, Upgrade, and Maintenance Guide for Cisco Unity Connection, Release 12.x』(https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/12x/install_upgrade/guide/b_12xcuciumg.html)の「Backing Up and Restoring Cisco Unity Connection Components」の章を参照してください。
Cisco Voice Technology Group Subscription ツールを使用すると、Cisco Unity Connection ソフトウェアのアップデート通知を電子メールで受信できます。登録するには、http://www.cisco.com/cgi-bin/Software/Newsbuilder/Builder/VOICE.cgi の [Cisco Voice Technology Group Subscription Tool] ページに移動します。
Cisco Utilities Database Link for Informix(CUDLI)ツールを使用すると、Cisco Unity Connection データベースをナビゲートしたり、特定のテーブルまたはカラムのデータの目的を調べたり、データベース内の参照先オブジェクト間をジャンプしたりできます。ストアド プロシージャも表示されます。また、カスタム クエリー ビルダーが含まれています。
このツールは、http://www.ciscounitytools.com/Applications/CxN/CUDLI/CUDLI.html でダウンロードできます。ここで、トレーニング ビデオとヘルプも参照できます。
Unity Connection User Data Dump(CUDD)を使用して、ユーザに関する特定の情報をファイルにエクスポートし、データベース ユーティリティや Excel など別のアプリケーションで表示またはインポートすることができます。データをエクスポートすると、ツールが自動的に、出力の各カラムに含まれるデータ型をリストするヘッダー行を作成します。これによって、他のプログラムへのインポートが簡単になります。
http://www.ciscounitytools.com/Applications/CxN/UserDataDump/UserDataDump.html からツールをダウンロードし、トレーニング ビデオとヘルプを参照してください。
ウォレット カード ウィザードを使用すると、カスタム キーパッド マッピングを含む、任意の Unity Connection カンバセーションに基づくウォレット カードの PDF ファイルを作成できます。ウィザードのテンプレートには、Unity Connection メッセージを管理するために頻繁に使用されるメニュー オプションとショートカット、および電話ごとの個人設定が含まれています。ウィザードは、指定されたカンバセーションに基づいて、適切なキーを入力します。得られる PDF はウォレット カード形式となり、ユーザはこれを印刷し、切り取り、折り曲げることができます。
ウィザードでは、テクニカル サポート情報および Unity Connection へのサインイン方法の説明をカスタマイズすることもできます。ウォレット カード ウィザードは、Windows ベースのリモート データベース管理ツールです。http://www.ciscounitytools.com/Applications/CxN/WalletCardWizard/WalletCardWizard.html からツールをダウンロードし、ヘルプを参照してください。