この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco Unity Connection では、さまざまなショートカット キーと機能を使用して Cisco Unity Connection Administration や Web Inbox などの Web アプリケーションに簡単にアクセスできます。
ここでは、Cisco Unity Connection Administration のショートカット キーの使用方法の詳細について説明します。
管理者は、TAB キーを使用してすべてのリンク、すべてのフォーム フィールド、およびウィジェットを順に移動できます。ログイン後、管理者が最初に TAB キーを押すと、[Cisco Unity Connection] というラベルのツリーの頂点にフォーカスが移ります。TAB キーをさらに押すことで、管理者はすべてのリンク、すべてのフォーム フィールド、およびウィジェットを移動できます。
ツリー リンクに対応するページに移動するには、任意の時点で管理者が TAB キーを使ってリンクを選択した後、ENTER キーを押します。
管理者は、Ctrl+Alt+t キーを押すことで、どのページ/フォームからでもツリーのトップに移動できます。このショートカット キーによりフォーカスがツリー頂点のラベル [Cisco Unity Connection] に移動し、そこから TAB キーを使用してツリーのすべてのリンクに移動できます。
ショートカット Ctrl+Alt+t により、ツリーやページのどこからでもツリーのラベル [Cisco Unity Connection] にフォーカスが移動します。
Unity Connection Administration でのリンク、フォーム フィールドおよびウィジェットの正順移動 |
注:MAC では、TAB キーによるハイパーリンクができません。動作させるためには、管理者がMac で TAB キーによるハイパーリンクへのナビゲーションを有効にするの項で指定されている Firefox の設定を変更する必要があります。 |
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このショートカット キーは、[Unity Connection 管理(Unity Connection Administration)] ページのツリーの最上位にフォーカスを戻すために使用されます。 |
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Unity Connection Administration でのリンク、フォーム フィールドおよびウィジェットの逆順移動 |
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まず TAB または Shift+TAB を使用してメニュー アイテムのいずれかにフォーカスし、それから左右の矢印キーを使用してすべてのメニュー項目に移動します。 |
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まず TAB または Shift+TAB を使用してドロップダウン リストにフォーカスし、それから上下の矢印キーを使用してリストのすべての項目に移動します。 |
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[Unity Connection 管理(Unity Connection Administration)] での展開と折りたたみ |
まずツリー ノードにフォーカスし、それから ENTER キーを押してツリーの展開や折りたたみを実行し、すばやく移動します。 |
Safari ブラウザでは、TAB キーによるハイパーリンクのナビゲーションができません。したがって、[Unity Connection の管理(Unity Connection Administration)] ページでは、ツリー左端に TAB キーを介して直接アクセスすることができません。ツリーを TAB キーを介してアクセスできるようにするためには、Safari で次のブラウザ設定を変更する必要があります。
Speech Connect 機能は、自動受付機能に音声対応の拡張機能を提供します。Speech Connect は音声対応ディレクトリ ハンドラを使用し、これによって Unity Connection ユーザと外部発信者は次の操作を行うことができます。
オーディオテキスト ツリーをナビゲートすることなく、また従業員の内線番号を知らなくても、従業員(Unity Connection ユーザ)の名前を言うだけでその従業員に接続できます。
同じ名前の従業員が複数いる場合、または発信者が言った名前に完全に一致する名前が Speech Connect にない場合、発信者に対して複数の名前の選択肢を示し、従業員の場所や部門などの追加情報を含めることができます。Speech Connect はまた、利用できる場合に、従業員が自分の声で録音した名前を再生し、発信者が複数の名前から選択するのを容易にします。
ディレクトリ ハンドラの設定について詳しくは、通話管理の章を参照してください。
SpeechView 機能を使用すると、ボイス メッセージをテキスト形式でメールボックスに受信できるようになります。ボイス メッセージが到着すると、テキスト形式の空の添付ファイルと共に、受信者のメールボックスに格納されます。文字変換サービスによる文字変換が完了すると、文字変換テキストを使ってテキスト添付ファイルが更新されます。文字変換に問題があった場合、音声メッセージのテキスト添付ファイルとしてエラー メッセージを受け取ります。
音声メッセージの最初の 500 文字だけが文字変換され、残りのメッセージは切り捨てられます。ただし、元の録音については、ユーザはその全体にアクセスできます。
SpeechView は、統合メッセージング ソリューションの 1 つの機能です。したがって、各音声メッセージの元のオーディオ バージョンはいつでも利用可能です。
TTY プロンプト セット(米国英語(ENX)でのみ入手可能)をインストールして、サポートされている他の電話言語と同じように使用することができます。TTY プロンプト セットがインストールされると、TTY を使用するサブスクライバおよび外部の発信者は Unity Connection に発信して、音声を聞く発信者が使用できる機能と同じ機能を使用できます。ただし、次の制限事項に注意してください。
Unity Connection の TTY プロンプト セットは G.729a や他のメッセージ録音/格納コードとの互換性がないため、G.711 MuLaw がメッセージ録音/格納コーデックとして選択される必要があります。
外部の発信者による使用向けに、専用の電話番号を設定する必要があります。この番号からアクセスできる、すべてのグリーティング、プロンプト、およびユーザ名は、TTY プロンプト セットを使用して作成されている必要があります。
TTY は TUI 言語専用です。現在、TTY には互換性のあるテキスト/スピーチ(TTS)言語がありません。また、TTY プロンプト セットは GUI 言語としても適していません。
TTY トーンは、Unity Connection カンバセーション全体のナビゲートでの使用には利用できません。一部の TTY 電話機には、DTMF トーンを送信する機能がありません。この場合は、TTY ユーザがシステム ナビゲーションに電話機のキーパッドを使用することが必要となることがあります。
音声名をテキストで表示し、Unity Connection 内で置き換えるには、TTY Angel を使用します。TTY Angel の詳細については、TTY Angel のヘルプ(http://www.ciscounitytools.com/Applications/General/TTYAngel/TTYAngel.html)を参照してください。
TTY 用に Unity Connection を設定するには、次のタスクを実行します。
ステップ 1 | TTY を使用して Unity Connection に発信する外部の発信者だけが使用する、ダイヤルイン番号を取得します。必要に応じて、電話システムと電話システム連動を設定します。 |
ステップ 2 | 必要に応じて、ユーザの TTY デバイスをインストールします。 |
ステップ 3 | Unity Connection サーバに ENX 言語をインストールします。 |
ステップ 4 | Unity Connection メッセージ録音/格納コードとして、[G.711(標準)(G.711)] が選択されていることを確認します。 |
ステップ 5 | TTY ユーザ テンプレートを作成します。このテンプレートは、TTY を使用するすべてのユーザのユーザ アカウントを作成する場合に使用されます。また、これらのユーザに対してテキスト/スピーチを無効にする TTY サービス クラスを作成する場合もあります。 |
ステップ 6 | TTY ダイヤルイン番号のルーティング ルールを作成します。 |
ステップ 7 | TTY ダイヤルイン番号のガイダンスのコール ハンドラを作成します。 |
ステップ 8 | 必要に応じて、追加の TTY コール ハンドラを設定します。 |
ステップ 9 | TTY Angel を使用して、または Media Player と TTY 電話機を録音/再生デバイスとして使用して、TTY でグリーティングを録音します。ガイダンス、追加のコール ハンドラのグリーティング、およびユーザのグリーティングのうち、該当するグリーティングを録音することが必要となります。 |
ステップ 10 | TTY ダイヤルイン番号、ガイダンス, コール ハンドラ、およびすべてのユーザのデバイスをテストし、発信 TTY コールと着信 TTY コールの両方が正しく操作されることを確認します。 |