この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ボイス メッセージング システムを管理したり、これにアクセスしたりする目的で Cisco Unity Connection ユーザを作成します。ユーザ属性とは、システムへの接続を許可されるユーザを管理したり、ユーザがアクセスできるシステムの機能とリソースを決定したりするために使用できるオブジェクトです。
Unity Connection でユーザ アカウントを追加する前に、ユーザ属性を選択して定義する必要があります。各属性で定義する設定によって、ユーザと発信者に対してどの機能を有効にするかを決定したり、Unity Connection リソースの使用に関する制限やアクセス権を定義したりできます。
ユーザ アカウントを個別または一括で追加する前に、次のユーザ属性を設定する必要があります。
サービス クラス:サービス クラスを使用して、Unity Connection 上の重要な機能に対するアクセス制御を定義できます。サービス クラス メンバーシップを有効にすると、そのサービス クラスの設定がすべてのメンバー ユーザに適用されます。サービス クラスを参照してください。
ユーザ テンプレート:ユーザ テンプレートの設定は、新しく作成されるユーザ アカウントに適用されます。これにより、ほとんどのユーザ設定に関して、事前定義された設定を作成できます。ユーザ テンプレートの設定を変更した場合、そのテンプレートに関連付けられている既存のユーザ アカウントにはそれが適用されません。ユーザ テンプレートを参照してください。
メールボックス ストア:Unity Connection では、複数のメールボックス ストアを作成できます。この機能は、バックアップ完了までの時間が問題になるような大規模インストール環境を持つお客様に役立ちます。ユーザ アカウントを追加する前に、使用するユーザ テンプレート内で指定されているメールボックス ストアを確認してください。別のメール ストアを指定するためにテンプレートを編集するか、新しいテンプレートを作成する必要が生じることがあります。ユーザ テンプレートで指定されたメールボックス ストアを変更しても、そのテンプレートに基づいて作成されたユーザ アカウントが新しいメールボックス ストアに再割り当てされるわけではありません。ただし、ユーザはいつでも別のメールボックス ストアに再割り当てすることができます。メールボックス ストアを設定するには、メッセージ ストレージの章を参照してください。
ダイヤル プラン:Unity Connection でのダイヤル プランには、パーティションとサーチ スペースが含まれます。パーティションおよびサーチ スペースを使用すると、Unity Connection 内のグローバル ダイヤル/メッセージ アドレス指定スペースを分離できます。パーティションは、ユーザやコール ハンドラなどのオブジェクトからなる論理グループで構成されます。オブジェクトは、拡張子、名前、または SMTP アドレスで識別されます。サーチ スペースには、パーティションの順序付きリストが含まれます。ダイヤル プランを参照してください。
スケジュール:Unity Connection では、スケジュールを使用して、適用するユーザ転送ルールや再生するユーザ グリーティングを決定します。ユーザ アカウントを追加する前に、使用するテンプレートに対して指定されているアクティブなスケジュールを確認してください。別のスケジュールを指定するためにテンプレートを編集するか、新しいテンプレートを作成する必要が生じることがあります。ユーザ テンプレート ページで指定されたアクティブ スケジュールを変更しても、そのテンプレートに基づいて作成されたユーザ アカウントが新しいスケジュールに再割り当てされるわけではありません。対照的に、スケジュールを編集した場合は、更新後のスケジュールが新しいユーザと既存のユーザの両方に適用されます。これは、ユーザ アカウントの作成の前後でスケジュール設定を更新できることを意味します。ユーザはいつでも別のスケジュールに再割り当てすることができます。祝日およびスケジュールの管理について詳しくは、スケジュールおよび祝日スケジュールを参照してください。
ロール:Unity Connection には、事前定義されたロールのリストに従って設定された、管理者アカウントの権限レベルがいくつかあります。ロールによって、管理者が実行できるタスクが決まります。管理者アカウントを追加する前に、各アカウントに割り当てるロールを選択してください。アカウントに割り当てられるロールをいつでも変更できます。詳細は、ロールのセクションを参照してください。
サービス クラス(CoS)は、ボイス メールボックスがあるアカウントの制限と権限を定義します。たとえば、COS によって、次のような処理が行われます。
Web Inbox や Messaging Inbox といったライセンス済み機能へのユーザ アクセスを制御します(個別のライセンスが必要な機能へのアクセスが COS に含まれている場合は、十分なライセンスが使用可能な場合にのみ、ユーザのグループを COS に割り当てることができます)。
ユーザと Unity Connection との対話方法を制御します。たとえば、COS で、ユーザのメッセージとグリーティングの最大長と、ユーザが社内ディレクトリへの掲載を選択できるかどうかを指定します。
ボイス メールボックスのないユーザまたは管理者アカウントに関連付けられた個別のアカウントやテンプレートに関しては、COS が指定されません。
ユーザ テンプレート ページで指定されている COS を変更しても、そのテンプレートに基づいて作成されたユーザ アカウントが新しい COS に再割り当てされるわけではないことに注意してください。対照的に、COS の設定を変更した場合は新しいメンバーと既存のメンバーの両方に変更が反映されるため、ユーザ アカウントの作成の前後で COS 設定を編集できます。ユーザはいつでも別の COS に再割り当てすることができます。
Unity Connection によって作成される 2 つの定義済みサービス クラスを、システムのセットアップ時に使用します。
ここでは、Unity Connection のサービス クラスの設定、およびサービス クラス設定の定義と保存について説明します。
サービス クラスのメンバーシップを使用すると、COS で有効になっている必須機能を含む特定のサービス クラスにユーザ アカウントを追加できます。
Live Reply が有効になっている場合、電話でメッセージを聞いているユーザはメッセージに応答したり、送信者に発信したりできます。COS 設定を使用すれば、ユーザが他のユーザからのメッセージに対してのみ Live Reply を実行できるようにするのか、ユーザおよび識別できない発信者の両方からのメッセージに対して Live Reply を実行できるようにするのかを指定できます(識別できない発信者とは、Unity Connection に転送されたが、内線番号の呼び出しで特定できない外部発信者またはユーザのことです)。
ユーザは、タッチトーン カンバセーションまたは音声認識カンバセーションを使用して、メッセージに対して Live Reply を実行できます。Live Reply が有効であっても、電話機のカンバセーション タイプによってはメインの電話メニューにそのことが示されない場合があるため、この機能を有効にする場合はユーザにその旨を連絡することを検討してください。
ユーザに対して Live Reply を有効にする場合は、次の点について考慮してください。
メッセージを残したユーザの [着信コールをユーザの電話機に転送する(Transfer Incoming Calls to User's Phone)] 設定が内線番号または別の番号を呼び出すように設定されている場合にのみ、Unity Connection からメッセージを残したユーザの内線番号がダイヤルされます。
(注) | [着信コールをユーザの電話機に転送する(Transfer Incoming Calls to User's Phone)] フィールドは、[着信転送(Call Transfer)] ページにあります。 |
メッセージを残したユーザに対する通話転送設定によって、ユーザ電話機が通話中の場合に Unity Connection がどのような動作をするか、および Unity Connection でコールを選別するかどうかが決まります。
ユーザがメッセージに対して Live Reply を実行しようとしたが、メッセージの発信者が電話に出られない場合、このコールをユーザがプライマリ内線番号または代行内線番号から実行したのであれば、発信者に残された応答メッセージがそのユーザから送信されたものであることが正しく特定されます。これは、Unity Connection によって Live Reply コールが電話システムにリリースされ、ユーザが応答メッセージを残すときに Unity Connection にサインインできなくなるためです。
識別できない発信者に対する Live Reply に関して次の点に注意してください。
Unity Connection では、自動番号識別(ANI)文字列内に電話システムから入力された発信者番号が使用されます。Live Reply を開始するために、Unity Connection は、ユーザのサービス クラスに関連付けられた転送制限テーブルに照らして ANI 番号をチェックします。その番号が許可されれば、Unity Connection で電話システムへのリリース転送が実行され、コールが折り返されます。
Unity Connection が ANI 文字列に付加するプレフィックスと、プレフィックスを適用する前の ANI 文字列の最小長を設定できます。これは、たとえば十分な長さがあるすべての番号の先頭にトランク アクセス コードを付加する目的で、または番号の処理のために電話システムで必要になる可能性がある追加の情報を提供する目的で行います。適切なダイヤル文字列を生成するために必要なその他のフォーマットは電話システムで実行する必要があります。
COS 設定を使用すると、ユーザが使用できるリストの最大数と、ユーザが Unity Connection カンバセーションまたは Messaging Assistant を使ってリストを管理する場合に、各リストに追加可能なメンバーの最大数を指定できます。
COS に割り当てられる各ユーザが使用可能なリストの最大数を、最大で 99 個に設定できます。
Unity Connection カンバセーションと Messaging Assistant はどちらも、ユーザがリストの最大数に達したかどうか判断するためにこの COS 設定を使用しますが、ユーザが所有するリスト数のカウント方法はアプリケーションによって異なります。
ユーザが電話を使ってメンバーを追加することによって新しいリストを作成した場合、Unity Connection カンバセーションではメンバーを持つプライベート同報リストの数がカウントされ、その合計とこの設定値を比較してユーザがリスト数の上限に達したかどうか判断されます。メンバーを持たないリスト(空のリスト)は、録音名またはテキスト名が付けられていたとしても、ユーザが所有するリストの合計には含まれません。
ユーザが Messaging Assistant を使って新しいリストを作成した場合、Messaging Assistant では録音名、テキスト名、またはメンバーを持つリストの数がカウントされ、その合計とこの設定値を比較してユーザがリスト数の上限に達したかどうかが判断されます。メンバーを持たないリストは、録音名またはテキスト名が付けられていなければ、合計に含まれません。
つまり、あるユーザが 15 リストを許可する COS に属し、メンバーを持つ 12 個のプライベート同報リストと、メンバーを持たない 2 個の録音名付きリストが存在する場合は、Messaging Assistant を使用するよりも電話を使用した方が、リスト数の上限に達するまでにより多くのリストを作成できます。
ユーザが Unity Connection カンバセーションを使用している場合は、2 個の空のリストにメンバーを追加し、1 個の新しいリストを作成するか、3 個の新しいリストを作成することによって、リスト数の上限に到達します。ユーザが 3 個の新しいリストを作成することによって上限に到達した場合は、2 個のリストが削除されるまで、2 個の空のリストにメンバーを追加できません。
ユーザが Messaging Assistant を使用している場合は、1 個の新しいリストを作成することによってリスト数の上限に到達します。リスト数の上限に到達するかどうかに関係なく、ユーザは 2 個の空のリストにメンバーを追加できます。
COS ごとに、ユーザに名前の録音を許可するかどうか、および録音名の長さを指定できます。
ユーザの声で録音された名前を聞くことで、発信者は類似する名前のユーザを区別できます。名前の録音が許可されている場合、ユーザは電話カンバセーションまたは Messaging Assistant を使用して名前の録音を実行できます。ユーザは、初回の登録時にこのタスクを完了するように要求されます。
(注) | ユーザが名前を録音しない場合でも、Unity Connection で登録プロセスを完了できます。 |
Unity Connection ユーザが録音名を持っていない場合は、ユーザ名(Unity Connection Administration で入力された名前に応じて表示名または姓名の連結)を Unity Connection で再生するためにテキスト/スピーチが使用されます。録音名があれば、発信者は目的の人物またはメールボックスに発信していることをより確信できます。ユーザは初回の登録時にユーザ名を録音する必要があります。これにより、発信者が名前を把握するのに役立ちます。
SpeechView 機能が有効になっている場合は、Unity Connection でサードパーティの外部音声テキスト変換サービスを使用してボイス メッセージがテキストに変換されます。
SpeechView を使用するには、ボイス メッセージの文字変換を行うサービス クラスにユーザが属している必要があります。サービス クラスのメンバーは、メッセージにアクセスするように設定された IMAP クライアントを使用して、メッセージの文字変換を表示できます。元のボイス メッセージは文字変換されたテキスト メッセージに添付されます。オプションで、ユーザは、Unity Connection から文字変換が電話機または外部電子メール アドレスに送信されるように SMS または SMTP 通知デバイスを設定できます。
Unity Connection では、COS ごとに、ユーザがビデオ グリーティング/メッセージを録画および再生できるかどうかを管理者が指定できます。管理者は、識別された発信者および外部の発信者にビデオ グリーティング/メッセージを再生できるようにすることができます。また、Unity Connection では、識別されている発信者がビデオ グリーティング/メッセージを録画することもできます。
ビデオ グリーティング/メッセージの設定により、管理者はサービス クラスのメンバーがビデオ グリーティング/メッセージを録画できるかどうかを制御し、外部発信者に対してビデオ グリーティング/メッセージを再生可能にするかどうかを制御できます。
(注) | Unity Connection では、サイト間リンク、サイト内リンク、または HTTPS リンクを介して接続するリモート ユーザが外部発信者として分類されます。 |
外部発信者にビデオ グリーティング/メッセージへのアクセスを許可するには、ビデオ グリーティング/メッセージ用のサービス クラスを有効にし、Cisco Unity Connection Administration で [サービス クラス(Class of Service)] > [サービス クラスの編集(Edit Class of Service)] に移動して、[ビデオを有効にする(Enable Video)] チェックボックスをオンにする必要があります。
このチェックボックスを有効または無効にすると、ユーザがビデオ グリーティング/メッセージを再生および録画できるかどうか決まります。
Unity Connection で追加するそれぞれのユーザ アカウントと管理者アカウントは、ユーザ テンプレートに基づきます。ユーザ テンプレートの設定には、認証規則とスケジュールが含まれます。認証規則は、作成するユーザのパスワードまたは PIN およびアカウントのロックアウト ポリシーを決定します。
ユーザ アカウントを作成する前に、使用する予定のユーザ テンプレート内の設定を確認してください。これにより、既存のユーザ テンプレートに変更を加える必要があるか、あるいは新しいユーザ テンプレートを作成する必要があるかを判断できます。テンプレートごとに、有効にする機能を検討し、サービス クラスを指定し、作成するアカウントに適用するスケジュールとタイム ゾーンを設定します。
後でユーザ アカウントを変更する回数を最小限にするには、作成するユーザ グループごとに別々のテンプレートを使用して必要な設定値を指定します。たとえば、営業部門のメンバーのアカウントを作成する場合は、テンプレートを作成するか既存のテンプレートを編集して、メッセージ通知を設定します。セキュリティを強化するために営業部門の従業員に残すメッセージを暗号化するように指定し、発信者がメッセージを残す際の録音時間を長くして、営業部門の従業員に再生するカンバセーションを制御する設定を同様に適切に変更します。
ユーザ アカウントごとに設定を変える必要がある場合は、ユーザ テンプレート上の設定を空白にして、ユーザ アカウントの作成後に、ユーザ アカウントごとに設定を編集することができます。
Unity Connection の 2 つの事前定義ユーザ テンプレートを編集できますが、削除することはできません。
このテンプレートの設定は、Unity Connection を管理するユーザに適しています。このテンプレートに基づくユーザ アカウントにはボイス メールボックスがありません。 |
ここでは、Unity Connection のユーザ テンプレートの設定、およびユーザ テンプレート設定の定義と保存について説明します。
(注) | 一括管理ツールを使用してユーザ テンプレートを管理できます。詳細は、一括管理ツールのセクションを参照してください。 |
ステップ 1 | Cisco Unity Connection Administration で [テンプレート(Templates)] を展開し、[ユーザ テンプレート(User Templates)] を選択します。
[ユーザ テンプレートの検索(Search User Templates)] ページに、デフォルトのユーザ テンプレートと現在設定されているユーザ テンプレートが表示されます。 | ||
ステップ 2 | ユーザ テンプレートを設定します(各フィールドの詳細については、[ヘルプ(Help)] > [このページ(This Page)] を参照)。
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ロールは、システムに対するアクセス レベルを定義する一連の権限で構成されています。システム管理者は管理上の必要に基づいて複数のロールを設定できます。必要な操作のセットに基づいて、ユーザ アカウント用のロールを割り当てることができます。Unity Connection では 2 種類のロールを提供しています。
(注) | カスタム ロールを作成、更新、削除できるのは、システム管理者ロールを持つユーザのみです。 |
下記で説明するように、Unity Connection のインストール時には、さまざまな管理機能のためのデフォルト システム役割が作成されます。
メールボックスを持つユーザに、上記の役割を割り当てることができます(ただしグリーティング管理者の役割を除く)。ベスト プラクティスとして、Unity Connection を管理するためのアカウント(ボイス メールボックスなし)、パーソナル メールボックスにアクセスするためのアカウント(ボイス メールボックス付き)の 2 つのアカウントを管理者に必ず与えてください。
管理者の役割ごとの権限を表示するには、Cisco Unity Connection Administration で、[システム設定(System Settings)] > [役割(Roles)] > [システム役割(System Roles)] を展開して、各役割の名前を選択します。事前定義の役割に関連付けられた権限は変更できません。
(注) | カスタム役割を持つユーザは、あるユーザにシステム役割を割り当てたり、システム役割を持つユーザを変更/削除したりすることができません。 |
ユーザを管理するための権限 | |||
システム設定データへの読み取りアクセス権 - 読み取りアクセス権 | 管理者は、[Cisco Unity Connection 管理(Cisco Unity Connection Administration)] ページに読み取り専用でアクセスできます。
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ユーザの管理 - フル アクセス | 管理者は、ユーザとそのすべての属性を管理できます。 | ||
ユーザの管理:役割の割り当て/割り当て解除 | 管理者は、さまざまなカスタム役割をユーザに割り当てたり、割り当て解除したりできます。 | ||
ユーザの管理:ユーザ名属性 - 表示、更新 | 管理者は、ユーザ名属性(名、表示名、ボイス名など)を変更できます。 | ||
ユーザの一括管理 - フル アクセス | 管理者は、ユーザの一括管理操作を実行できます。 | ||
サービス クラス管理のための権限 | |||
サービス クラス - フル アクセス | 管理者は、[サービス クラスのメンバシップ(Class of Service Membership)] ページでサービス クラスを管理し、ユーザへのサービス クラスの割り当て/割り当て解除を実行できます。 | ||
テンプレート管理のための権限 | |||
テンプレート:ユーザ テンプレート - フル アクセス | 管理者は、ユーザ テンプレートを管理できます。 | ||
コール ハンドラ グリーティングの管理 - フル アクセス | 管理者は、システム コール ハンドラ グリーティングを管理できます。 | ||
コール ハンドラ テンプレートとシステム コール ハンドラの管理 - フル アクセス | 管理者は、コール ハンドラ テンプレートとシステム コール ハンドラを管理できます。 | ||
コール ハンドラ テンプレートとシステム コール ハンドラの管理 - 表示、作成、更新 | 管理者は、コール ハンドラ テンプレートとシステム コール ハンドラを作成および変更できます。この権限では削除アクションは許可されていません。 | ||
テンプレート:通知テンプレート - フル アクセス | 管理者は、通知テンプレートを管理できます。 | ||
同報リストを管理するための権限 | |||
同報リスト - フル アクセス | 管理者は、同報リストを管理できます。 | ||
コール管理機能を管理するための権限 | |||
コール管理:ディレクトリ ハンドラ - フル アクセス | 管理者は、ディレクトリ ハンドラを管理できます。 | ||
コール管理:ディレクト リハンドラ - 表示、作成、更新 | 管理者はディレクトリ ハンドラの作成と変更ができます。この権限では削除アクションは許可されていません。 | ||
コール管理:インタビュー ハンドラ - フル アクセス | 管理者は、インタビュー ハンドラを管理できます。 | ||
コール管理:インタビュー ハンドラ - 表示、作成、更新 | 管理者はディレクトリ ハンドラの作成と変更ができます。この権限では削除アクションは許可されていません。 | ||
コール管理:コール ルーティング ルール - フル アクセス | 管理者は、コール ルーティング ルールを管理できます。 | ||
メッセージ ストレージ管理のための権限 | |||
メッセージ ストレージ - フル アクセス | 管理者は、メールボックス ストア、メールボックス クォータ、メールボックス ストア メンバーシップ、およびメッセージ エージング ポリシーを管理できます。 | ||
ネットワーク管理のための権限 | |||
ネットワーキング:VPIM - フル アクセス | 管理者は、VPIM ロケーションを作成、管理できます。 | ||
ネットワーキングとサーバの役割/アクティブ化/非アクティブ化の管理 - フル アクセス | 管理者は、ネットワーキング、サーバ設定、サービスのアクティブ化/非アクティブ化を管理できます。 | ||
ユニファイド メッセージング管理のための権限 | |||
ユニファイド メッセージング:設定 - フル アクセス | 管理者は、Unity Connection をユニファイド メッセージング サーバ(Microsoft Exchange、Office 365 など)と統合し、ユニファイド メッセージング アカウントを管理できます。
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ユニファイド メッセージング:Speechview 文字変換 - フル アクセス | 管理者は、Speechview サービスを管理できます。 | ||
ビデオ管理のための権限 | |||
ビデオ サービス - フル アクセス | 管理者は、ビデオ サービスを管理し、ユーザに割り当てることができます。 | ||
ダイヤル プラン管理のための権限 | |||
ダイヤル プラン:パーティションとサーチ スペース - フル アクセス | 管理者は、パーティションとサーチ スペースを管理できます。 | ||
システム設定を管理するための権限 | |||
システム設定 - フル アクセス | 管理者は、すべてのシステム設定操作を管理できます(ただしエンタープライズ パラメータ、クラスタ、LDAP、SAML SSO、サービス パラメータ、およびプラグインを除く)。 | ||
システム設定:詳細 - フル アクセス | 管理者は、詳細設定を管理できます。 | ||
システム設定:全般設定 - フル アクセス | 管理者は、全般設定を管理できます。 | ||
システム設定:認証規則 - フル アクセス | 管理者は、認証規則を管理できます。 | ||
システム設定:クラスタ、プラグイン、LDAP、SAML、エンタープライズおよびサービス パラメータ - フル アクセス | 管理者は、クラスタ、エンタープライズ パラメータ、SAML SSO、LDAP、サービス パラメータおよびプラグインを管理できます。 | ||
システム設定:規制テーブル - フル アクセス | 管理者は、規制テーブルを管理できます。 | ||
システム設定:スケジュール、祝日 - フル アクセス | 管理者は、システム スケジュールと祝日を管理できます。 | ||
システム設定:グローバル ニックネーム - フル アクセス | 管理者は、グローバル ニックネームを管理できます。 | ||
システム設定:件名行の形式 - フル アクセス | 管理者は、件名行の形式を編集できます。 | ||
システム設定:添付ファイルの説明 - フル アクセス | 管理者は、添付ファイルの説明を管理できます。 | ||
システム設定:エンタープライズ パスワード - フル アクセス | 管理者は、エンタープライズ パスワードの設定を管理できます。 | ||
システム設定:ファクス サーバ - フル アクセス | 管理者は、ファクス サーバを管理できます。 | ||
システム設定:SAML と LDAP - フル アクセス | 管理者は、SAML と LDAP を Unity Connection に統合できます。 | ||
システム設定:LDAP 電話番号変換 - フル アクセス | 管理者は、LDAP 電話番号変換設定を管理できます。 | ||
システム設定:CORS - フル アクセス | 管理者は、Cross-Origin Resource Sharing を管理できます。 | ||
システム設定:SMTP 設定 - フル アクセス | 管理者は、SMTP 設定を管理できます。 | ||
電話システム統合を管理するための権限 | |||
テレフォニー統合 - フル アクセス | 管理者は、テレフォニー統合を管理できます。 | ||
ツール管理のための権限 | |||
ツール:タスク管理 - フル アクセス | 管理者は、Unity Connection タスクをスケジュールおよび実行できます。 | ||
ツール:管理ツールの実行 | 管理者は、文法の統計、SMTP アドレスの検索、依存関係の表示などの管理ツールを実行できます。 | ||
ツール:カスタム キーパッド マッピング - フル アクセス | 管理者は、カスタム キーパッド マッピングを管理できます。 | ||
ユーザ MWI とパスワードの設定を管理するための権限 | |||
ユーザの MWI をリセットする | 管理者は、ユーザ MWI をリセットできます。 | ||
ユーザ パスワードのリセット | 管理者は、ユーザ パスワードをリセットできます。 | ||
Unity Connection Serviceability を実行するための権限 | |||
Serviceability ページの実行 | 管理者は、[Cisco Unity Connection Serviceability] ページにアクセスできます。 |
Unity Connection でさまざまな操作を実行するには、管理者が役割に必要な権限を付与し、役割をユーザに割り当てる必要があります。次の表で、Unity Connection のさまざまな操作と、操作を実行するのに必要な権限について説明します。
(注) | [Cisco Unity Connection 管理(Cisco Unity Connection Administration)] ページへの読み取りアクセスを提供するには、すべてのカスタム役割で [システム設定データへの読み取りアクセス権 - 読み取りアクセス権(Read Access to System Configuration Data - Read Access)] 権限を選択する必要があります。 |
操作 | サブ操作 | 権限セット | ||
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ユーザの管理 この操作では、Unity Connection のユーザ アカウントを管理できます。 |
ユーザ |
ユーザの管理 - フル アクセス
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ユーザのインポート | ||||
ユーザの同期
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サービス クラス(COS)の管理 この操作では、サービス クラスを管理し、Unity Connection の [サービス クラスのメンバシップ(Class of Service Membership)] ページでさまざまなユーザにサービス クラスを割り当てることができます。 |
サービス クラス |
サービス クラス - フル アクセス |
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サービス クラスのメンバーシップ | ||||
テンプレートの管理 この操作では、さまざまな種類のテンプレートを管理できます。 テンプレートに関連付けられたサブ操作ごとに、そのサブ操作のみにアクセスできる個別の権限が定義されています。 |
ユーザ テンプレート | テンプレート:ユーザ テンプレート - フル アクセス | ||
ユーザの管理 - フル アクセス | ||||
コール ハンドラ テンプレート | ユーザの管理 - フル アクセス コール ハンドラ テンプレートとシステム コール ハンドラの管理 - フル アクセス |
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連絡先テンプレート | テンプレート:ユーザ テンプレート - フル アクセス | |||
Notification Template | テンプレート:通知テンプレート - フル アクセス | |||
連絡先の管理 この操作では、連絡先を管理できます。 |
連絡先 |
ユーザの管理 - フル アクセス |
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同報リストの管理 この操作では、同報リストを管理できます。 |
システム同報リスト | 同報リスト - フル アクセス | ||
コール管理機能の管理 この操作では、システム ハンドラおよびコール ルーティング ルールを管理できます。 コール管理に関連付けられたサブ操作ごとに、そのサブ操作のみにアクセスできる個別の権限が定義されています。 |
システム コール ハンドラ |
ユーザの管理 - フル アクセス コール ハンドラ テンプレートとシステム コール ハンドラの管理 - フル アクセス |
||
ディレクトリ ハンドラ | コール管理:ディレクトリ ハンドラ - フル アクセス | |||
インタビュー ハンドラ | コール管理:インタビュー ハンドラ - フル アクセス | |||
カスタム録音 | コール ハンドラ テンプレートとシステム コール ハンドラの管理 - フル アクセス | |||
コール ルーティング | コール管理:コール ルーティング ルール - フル アクセス | |||
メッセージ ストレージの管理 この操作では、メールボックスとメッセージ ストレージの設定を管理できます。 |
メールボックス ストア | メッセージ ストレージ - フル アクセス | ||
メールボックス ストア メンバーシップ | ||||
メールボックス クォータ | ||||
メッセージのエージング | ||||
ネットワーキングの管理 この操作では、Unity Connection サーバでのネットワーキングを管理できます。 |
レガシー リンク | ネットワーキングとサーバの役割/アクティブ化/非アクティブ化の管理 - フル アクセス | ||
ブランチ管理 | ||||
HTTPS リンク | ||||
ロケーション | ||||
VPIM(フル アクセス) |
ネットワーキング:VPIM - フル アクセス |
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Connection ロケーション パスワード |
エンタープライズ パスワードの管理 - パスワードの追加/削除/変更 |
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ユニファイド メッセージングの管理 この操作では、ユニファイド メッセージング サービスを管理し、ユーザに割り当てることができます。 |
ユニファイド メッセージング サービス | ユニファイド メッセージング:設定 - フル アクセス ユーザの管理 - フル アクセス |
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ユニファイド メッセージング アカウント ステータス | ||||
SpeechView 文字変換 | ユニファイド メッセージング:SpeechView 文字変換 - フル アクセス | |||
ビデオの管理 この操作では、ビデオ サービスを管理し、サービスをユーザに割り当てることができます。 |
ビデオ サービス | ビデオ サービス - フル アクセス | ||
ビデオ サービス アカウント ステータス | ||||
ダイヤル計画の管理 この操作では、Unity Connection パーティションとサーチ スペースを管理できます。 |
パーティション | ダイヤル プラン:パーティションとサーチ スペース - フル アクセス | ||
サーチ スペース | ||||
システム設定の管理 この操作では、システム設定を管理できます。 すべてのシステム設定操作を管理できる権限の他に、サブ操作ごとに、そのサブ操作のみにアクセスできる個別の権限が定義されています。 |
システム設定 | システム設定の管理 - フル アクセス
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全般設定 | システム設定:全般設定 - フル アクセス | |||
クラスタ | システム設定:CUCM 継承設定 - フルアクセス | |||
認証規則 | システム設定:認証規則 - フル アクセス | |||
規制テーブル | システム設定:規制テーブル - フル アクセス | |||
スケジュール | システム設定:スケジュール、祝日 - フル アクセス | |||
祝日スケジュール | ||||
グローバル ニックネーム | システム設定:グローバル ニックネーム - フル アクセス | |||
件名行の形式 | システム設定:件名行の形式 - フル アクセス | |||
添付ファイルの説明 | システム設定:添付ファイルの説明 - フル アクセス | |||
エンタープライズ パラメータ | システム設定:クラスタ、プラグイン、LDAP、SAML、エンタープライズおよびサービス パラメータ - フル アクセス | |||
サービス パラメータ | ||||
プラグイン | ||||
ファクス サーバ | システム設定:ファクス サーバ - フル アクセス | |||
LDAP | システム設定:SAML と LDAP - フル アクセス | |||
SAML シングル サインオン | ||||
Cross Origin Resource Sharing | システム設定:CORS - フル アクセス | |||
SMTP の設定 | システム設定:SMTP 設定 - フル アクセス | |||
詳細設定(Advanced) | システム設定:詳細 - フル アクセス | |||
テレフォニー統合の管理 この操作では、テレフォニー統合を管理できます。 |
[電話システム(Phone System)] | テレフォニー統合 - フル アクセス | ||
[ポートグループ(Port Group)] | ||||
[ポート(Port)] | ||||
Speech Connect ポート | ||||
トランク | ||||
セキュリティ | ||||
ツールの管理 この操作では、Unity Connection の管理用および各種操作のスケジュール タスク用のさまざまなツールとユーティリティにアクセスできます。 |
タスク管理 | ツール:タスク管理 - フル アクセス | ||
一括管理ツール | ユーザの一括管理 - フル アクセス | |||
Custom Keypad Mapping | ツール:カスタム キーパッド マッピング - フル アクセス | |||
移行ユーティリティ | ユーザの一括管理 - フル アクセス | |||
文法の統計 | ツール:管理ツールの実行 | |||
SMTP アドレスの検索 | ||||
依存関係の表示(Show Dependencies) | ||||
Serviceability の管理 この操作により、Unity Connection および [Unified Communication Serviceability] ページにアクセスできるようになります。 |
Cisco Unified Serviceability | Serviceability ページの実行 | ||
Cisco Unity Connection Serviceability | システム設定:クラスタ、プラグイン、LDAP、SAML、エンタープライズおよびサービス パラメータ - フル アクセス Serviceability ページの実行 |
Unity Connection には、さまざまなシステム設定やネットワーキング関連の操作を管理し、ユーザ MWI のリセットなどの管理タスクを実行するための、[専門技術者(Technician)] という事前定義のシステム役割があります。
ユーザが専門技術者役割のすべての操作と、パスワード リセットや Unity Connection タスクの管理などの追加の操作を実行できるようにするには、専門技術者役割と同じ権限を含むカスタム役割(カスタム ロール)を作成し、その役割にパスワードのリセットとタスク管理の権限を追加して、それをユーザに割り当てる必要があります。
上記の例に基づいてカスタム役割を作成するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | [カスタム専門技術者(Custom Technician)] という新しい役割を作成し、次の権限を追加して、[専門技術者(Technician)] システム役割と同等のカスタム役割を作成します。 |
ステップ 2 | 次の追加の権限をカスタム役割に指定します。 |
ステップ 3 | ユーザに役割を割り当てます。
カスタム役割の設定の詳細については、「システム設定(System Settings)」の章のロールの設定の項を参照してください。 |