CTI-RD の Cisco Spark-RD への移行
ワンクリックでユーザの CTI-RD を Cisco Spark-RD に変換します。変換はメンテナンス期間中に実施するようにスケジュールできます。ガイドラインとして、5000 ユーザのデバイスの変換には最大 2 時間かかることがあります。
始める前に
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Unified CM のサポートされているバージョンを実行していることを確認します。そうでないと変換ツールは Expressway に表示されません。Hybrid Call Service の要件を参照してください。
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移行ツールは、CTI-RD がリモート接続先を持っており、Hybrid Call Services に対して有効にされたユーザと関連付けられていれば、CTI-RD の変換のみを行います。各 CTI-RD は、1 つの「Cisco Spark クライアント」リモート接続先にのみ関連付けられている必要があります。
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ツールは、ユーザのプライマリ ディレクトリ番号が CTI-RD に関連付けられている唯一の回線であると見なします。この回線は、Cisco Spark RD に関連付けられる唯一のディレクトリ番号です。
手順
ステップ 1 |
Expressway-C から、[アプリケーション(Applications)] > [ハイブリッド サービス(Hybrid Services)] > [コール サービス(Call Service)] > [Unified CM サーバ(Unified CM Servers)] に移動し、[Call Service Connect CTI リモートデバイスから Spark リモート デバイスへの変換(Call Service Connect CTI Remote Device to Spark Remote Device Conversion)] までスクロールして、[変換のスケジュール時刻(Schedule Time for Conversion)] をクリックします。 |
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ステップ 2 |
ドロップダウンから、デバイス変換をスケジュールする日時を選択し、[Spark リモート デバイス変換のスケジュール(Schedule Spark Remote Device Conversion)] をクリックします。 この操作中には呼び出しコネクタを再起動しないでください。
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ステップ 3 |
スケジュールされた変換が完了して、変換が終了したことを伝えるメッセージが表示されたら、[変換結果の表示(View Conversion Results)] をクリックしてレポートを表示します。 このレポートには、変換の結果(終了しているかどうか、かかった時間、正常に変換されたデバイス数、およびもしあれば失敗数(説明付き))が表示されます。 変換が完了した後は、コール コネクタを再起動する必要はありません。 |
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移行済みの Cisco Spark-RD には、"Automatically converted through Spark Remote Device Conversion Tool for user ID" という記述が読み込まれます。これにより CTI-RD の既存の説明が上書きされます。
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移行済みの Cisco Spark-RD は、[アクティブなリモート接続先(Active Remote Destination)] が未設定と表示されます。これは正常であり、ハイブリッド コール サービスの操作には影響しません。