この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
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Cisco CRA 2.x を 3.0 に変換する場合で、既存のプロファイル情報を保持する場合は、LDAP 変換ツールを使用してコンフィギュレーション ファイルおよびリポジトリ プロファイルを変換する必要があります。
コンフィギュレーション プロファイルおよびリポジトリ プロファイルを Cisco CRA 3.0 に変換するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 DOS コンソールを開き、CRA 3.0 がインストールされているディレクトリに移動します。
たとえば、CRA 3.0 が C:\Program Files\wfavvid\ にインストールされている場合は、次のコマンドを DOS プロンプトに入力します。
C:\>cd "\Program Files\wfavvid\"
ディレクトリが、Program Files\wfavvid ディレクトリに変更されます。
ステップ 2 次のコマンドを入力して convert.bat ファイルを起動します。
変換する 2.x プロファイルの名前およびプロファイルが存在する LDAP ディレクトリ サーバを尋ねるプロンプトが表示されます。
ステップ 3 デフォルト値をそのまま使用するか、独自の値を入力して Enter キーを押します。
ステップ 4 CRA 3.0 LDAP スキーマがサーバにインストールされている場合は y、CRA 3.0 LDAP スキーマがサーバにインストールされていない場合は n を入力します。
(注) 3.0 アップグレードまたはインストールが完了すると、スキーマは 3.0 LDAP スキーマとみなされます。LDAP サーバに CRA 3.0 LDAP スキーマがインストールされていない場合、変換は失敗します。
• 以前に CRA 2.0 から 2.1/2.2 にアップグレードした場合、システムにはまだ 2.0 プロファイルが存在します。変換ツールを実行すると 2.0 プロファイルが使用可能になり、結果として 2.1/2.2 プロファイルを上書きします。
• CRA 2.x データを保持している場合は、このデータを表示の通りに変換するかどうかが尋ねられます。
• 同じプロファイルに CRA 2.1/2.2 用に作成したアプリケーションと同じ名前のアプリケーションがある場合は、これらのアプリケーションを古い 2.0 アプリケーションで上書きするかどうかを尋ねられます。
yes(y)を入力する場合は、同じ名前の 2.1/2.2 アプリケーションはすべて失われます。no(n)を入力する場合は、2.0 アプリケーションが破棄されます。
• CRA 2.x で作成した Busy/RNA アプリケーションの場合は、各アプリケーションの名前を入力するよう求められます。
一意なアプリケーション名を入力するか、Enter キーを押して変換ツールが作成したデフォルト名を使用します。
• CRA 2.x と Intelligent Agent Queueing (IAQ) がある場合は、LDAP サーバに以前の IAQ のデータが保存されている可能性があります。この場合、データの 3.0 への変換を求められます。すべての IAQ データが LDAP サーバから Database サーバに移動します。
y を入力して変換するか、n を入力して以前の IAQ データを破棄します。
(注) CRA 3.0 では、IAQ は ICD に名称が変更されています。
これで変換プロセスが完了しました。いずれかのプロンプトが 1 つ表示されます。
• プロファイルの変換に成功した場合は、CRA 2.x プロファイルのバックアップを保管するかどうかを尋ねられます。
y を選択してバックアップ プロファイルを削除するか、n を入力して保存します。
• エラーが発生した場合は、ウィンドウに表示されます。エラー情報を読む前にウィンドウがスクロールした場合は、変換を取り消し、conversiontool.log を見てエラーを分析することができます。
• 変換の途中で回復不可能なエラーが発生した場合は、それを示す通知があります。
プロンプトが表示されたら、2.x プロファイルを回復します(変換が部分的に成功した場合、重要なデータが失われていなければ、その変換プロファイルの保持を選択できます)。
(注) 変換後は、必ず CRA Engine を再起動してください。