シャーシの管理

この章は、次の項で構成されています。

シングルサーバデュアル接続

シャーシのハードウェアがデュアル VIC とシングルサーバから構成されている S3260 ストレージサーバでは、セカンド SIOC の仮想インターフェイスカードの仮想ネットワークインターフェイス（vNIC または vHBA）は、ホストネットワークトラフィックに対して使用されません。このセカンド SIOC は、シャーシ管理コントローラ（CMC）の冗長用にのみ使用されます。このリリースでは、S3260 ストレージサーバにおいてデュアル接続のシングルサーバがサポートされます。これは次の 2 つの要素に基づいています。

サーバボードと SIOC カード間の PCIe は、BIOS を使用して接続されます。
CMC は、仮想ネットワークインターフェイスとサーバ ID との適切な関連付けを作成して制御します。

この機能を使用すると、Web UI またはコマンドラインインターフェイスを介してシングルサーバデュアル VIC シャーシプロパティを有効化または無効化することにより、Cisco IMC に新しいシングルサーバデュアル VIC シャーシプロパティを設定できます。

Cisco IMC のハードウェア設定に基づいて、VIC で特定の PCI 接続が有効になります。CMC はこのシングルサーバデュアル VIC プロパティを現在のシャーシハードウェア設定と共に使用して、デュアル SIOC VIC のいずれかで仮想ネットワークインターフェイスが作成されたときに指定されるサーバ ID プロパティを識別します。Web UI の VIC 設定ページには、PCIe によって VIC がリンクされているサーバ ID の読み取り専用属性が表示されます。これは、ホストサーバで仮想ネットワークインターフェイストラフィックに対して使用されます。

シングルサーバデュアル SIOC 接続の設定

始める前に

このタスクを実行するには、admin 権限でログインする必要があります。
シャーシに 1 台のサーバと 2 つの VIC アダプタ（SIOC）が搭載されている必要があります。

手順

ステップ 1	[ナビゲーション（Navigation）] ウィンドウの [シャーシ（Chassis）] メニューをクリックします。
ステップ 2	[シャーシ（Chassis）] メニューの [概要（Summary）] をクリックします。
ステップ 3	[シャーシ概要（Chassis Summary）] ペインの [シャーシプロパティ（Chassis Properties）] 領域で、[サーバSIOC接続（Server SIOC Connectivity）] フィールドから [シングルサーバシングルSIOC（Single Server Single SIOC）] または [シングルサーバデュアルSIOC（Single Server Dual SIOC）] を選択します。シャーシに 1 台のサーバとデュアル SIOC が搭載されている場合は、[サーバSIOC 接続（Server SIOC Connectivity）] フィールドに [シングルサーバデュアルSIOC（Single Server Dual SIOC）] が表示されます。
ステップ 4	[変更の保存（Save Changes）] をクリックします。これにより、デュアルまたはシングルの接続がサーバに設定されます。

シャーシ要約

シャーシ概要の表示

デフォルトでは、Cisco UCS C シリーズラックマウントサーバにログオンすると、シャーシの [概要（Summary）] ペインが Web UI に表示されます。次の手順を実行することで、別のタブまたは作業領域を開いている際に、シャーシの概要を表示することもできます。

手順

ステップ 1

[ナビゲーション（Navigation）] ウィンドウの [シャーシ（Chassis）] メニューをクリックします。

ステップ 2

[シャーシ（Chassis）] メニューの [概要（Summary）] をクリックします。

ステップ 3

[シャーシ概要（Chassis Summary）] ペインの [シャーシプロパティ（Chassis Properties）] 領域で、次の情報を確認します。

名前

説明

[製品名（Product Name）] フィールド

シャーシのモデル名。

[シリアル番号（Serial Number）] フィールド

シャーシのシリアル番号。

[PID] フィールド

製品 ID。

[説明（Description）] フィールド

サーバのユーザ定義の説明。

[アセットタグ（Asset Tag）] フィールド

サーバのユーザ定義のタグ。デフォルトでは、新しいサーバのアセットタグには [不明（Unknown）] と表示されます。

[サーバ SIOC 接続（Server SIOC Connectivity）] フィールド

（注）

このフィールドは、シャーシに 1 台のサーバと 2 つの VIC（SIOC）アダプタが搭載されている場合にのみ編集できます。

サーバが 1 つの SIOC に接続されているか、2 つの SIOC に接続されているかを示します。次のオプションがあります。

[シングルサーバデュアル SIOC（Single Server Dual SIOC）]：利用可能な 1 台のサーバに 2 つの VIC アダプタ（SIOC）を指定できます。これがデフォルト値です。

（注）

シングルサーバデュアル SIOC 接続は、シャーシに 1 台のサーバと 2 つの SIOC が組み込まれている場合にのみ可能です。

[シングルサーバシングル SIOC（Single Server Single SIOC）]：特定のサーバに 1 つの SIOC を設定できます。

ステップ 4

[シャーシ概要（Chassis Summary）] ペインの [Cisco IMC情報（Cisco IMC Information）] 領域で、次の情報を確認します。

名前

説明

[Hostname] フィールド

Cisco IMC のユーザ定義のホスト名。デフォルトでは、ホスト名は CXXX-YYYYYY 形式で表示されます（XXX はサーバのモデル番号、YYYYYY はシリアル番号です）。

[管理 IP アドレス（Management IP Address）] フィールド

Cisco IMC の管理 IP アドレス。

[タイムゾーン（Timezone）] フィールド

選択されたタイムゾーンを表示します。

[タイムゾーンの選択（Select Timezone）] ボタン

タイムゾーンを選択できます。[タイムゾーンの選択（Select Timezone）] ポップアップ画面で、マップの上にカーソルを移動してロケーションをクリックしてタイムゾーンを選択するか、または [タイムゾーン（Timezone）] ドロップダウンメニューからタイムゾーンを選択します。

[現在の時刻（Current Time）] フィールド

Cisco IMC クロックが示している現在の日時。

（注）

Cisco IMC NTP が無効になっている場合、サーバ BIOS から現在の日時を取得します。NTP を有効にすると、BIOS および Cisco IMC は現在の時刻と日付を NTP サーバから取得します。この情報を変更するには、サーバをリブートし、BIOS 設定メニューへのアクセスに関するメッセージが表示されたら F2 キーを押します。メインの BIOS 設定タブでオプションを使用して日付または時刻を変更します。

[ローカルタイム（Local Time）] フィールド

選択したタイムゾーンに準じた地域のローカルタイム。カレンダーアイコンをクリックするか、またはローカルタイムを選択することで、ローカルタイムを設定できます。

ステップ 5

[シャーシ概要（Chassis Summary）] ペインの [CMC 1] および [CMC 2] 領域で、次の情報を確認します。


名前	説明
[IPアドレス（IP Address）]フィールド	CMC の IP アドレス。
[MACアドレス（MAC Address）] フィールド	アクティブなネットワークインターフェイスに割り当てられている MAC アドレス。
[ファームウェアバージョン（Firmware Version）] フィールド	現在の CMC ファームウェアのバージョン。
[状態（State）] フィールド	サーバの状態。次のいずれかになります。 [アクティブ（Active）]：CMC はアクティブです。 [スタンバイ（Standby）]：CMC はスタンバイモードです。

ステップ 6

[シャーシ概要（Chassis Summary）] ペインの [シャーシステータス（Chassis Status）] 領域で、次の情報を確認します。

名前

説明

[全体のシャーシステータス（Overall Chassis Status）] フィールド

シャーシの全体のステータス。次のいずれかになります。

Good
中程度の障害（Moderate Fault）
重大な障害（Severe Fault）

[温度（Temperature）] フィールド

温度ステータス。次のいずれかになります。

Good
障害（Fault）
重大な障害（Severe Fault）

このフィールドのリンクをクリックして、詳細な温度情報を表示できます。

[全体の DIMM ステータス（Overall DIMM Status）] フィールド

メモリモジュールの全体的なステータス。次のいずれかになります。

Good
障害（Fault）
重大な障害（Severe Fault）

このフィールドのリンクをクリックして、詳細なステータス情報を表示できます。

[電源（Power Supplies）] フィールド

電源装置の全体的なステータス。次のいずれかになります。

Good
障害（Fault）
重大な障害（Severe Fault）

このフィールドのリンクをクリックして、詳細なステータス情報を表示できます。

[ファン（Fans）] フィールド

電源装置の全体的なステータス。次のいずれかになります。

Good
障害（Fault）
重大な障害（Severe Fault）

このフィールドのリンクをクリックして、詳細なステータス情報を表示できます。

[フロントロケータ LED（Front Locator LED）] フィールド

シャーシの前面パネルロケータ LED がオンかオフか。

（注）

このオプションを使用できるのは一部の UCS C シリーズサーバだけです。

[全体のストレージステータス（Overall Storage Status）] フィールド

すべてのコントローラの全体的なステータス。次のいずれかになります。

Good
中程度の障害（Moderate Fault）
重大な障害（Severe Fault）

[電源ステータス（Power Status）] フィールド

[サーバ 1（Server 1）]：サーバ 1 の電源がオンかオフか。
[サーバ 2（Server 2）]：サーバ 2 の電源がオンかオフか。

[ロケータ LED（Locator LED）] フィールド

[サーバ 1（Server 1）]：サーバ 1 のロケータ LED がオンかオフか。
[サーバ 2（Server 2）]：サーバ 2 のロケータ LED がオンかオフか。

ステップ 7

[シャーシ概要（Chassis Summary）] ペインの [電力使用率（Power Utilization）] 領域で、シャーシとサーバの電力使用率を円グラフの図で確認します。

ステップ 8

[シャーシ概要（Chassis Summary）] ペインの [サーバ使用率（Server Utilization）] 領域で、グラフで表示された次の情報を確認します。

シャーシインベントリ

シャーシ上のサーバの詳細の表示

手順

ステップ 1

[ナビゲーション（Navigation）] ウィンドウの [シャーシ（Chassis）] メニューをクリックします。

ステップ 2

[シャーシ（Chassis）] メニューの [インベントリ（Inventory）] をクリックします。

ステップ 3

[インベントリ（Inventory）] 作業ウィンドウに、[サーバ（Servers）] タブがデフォルトで表示されます。シャーシ上のサーバの高いレベルの詳細を確認します。


名前	説明
[名前（Name）] カラム	サーバのモデル名。
[PID] カラム	製品 ID。
[UUID] カラム	サーバに割り当てられている UUID。
[SysSerialNum] カラム	サーバのシリアル番号。
[コア数（Number of Cores）] カラム	CPU のコアの数。
[メモリ（Memory）] カラム	使用可能な総メモリ。
[電源の状態（Power State）] カラム	現在の電源状態。

電源のプロパティの表示

手順

ステップ 1

[ナビゲーション（Navigation）] ウィンドウの [シャーシ（Chassis）] メニューをクリックします。

ステップ 2

[シャーシ（Chassis）] メニューの [インベントリ（Inventory）] をクリックします。

ステップ 3

[インベントリ（Inventory）] 作業ウィンドウで、[電源（Power Supplies）] タブをクリックし、各電源の次の情報を確認します。


名前	説明
[デバイス ID（Device ID）] カラム	電源装置ユニットの ID。
[ステータス（Status）] カラム	電源装置のステータス。
[入力（Input）] カラム	電源装置への入力（ワット単位）。
[最大出力（Max Output）] カラム	電源装置からの最大出力（ワット単位）。
[FW バージョン（FW Version）] カラム	電源装置のファームウェアバージョン。
[製品 ID（Product ID）] カラム	ベンダーによって割り当てられた電源の製品識別子。

Cisco VIC アダプタプロパティの表示

手順

ステップ 1

[ナビゲーション（Navigation）] ウィンドウの [シャーシ（Chassis）] メニューをクリックします。

ステップ 2

[シャーシ（Chassis）] メニューの [インベントリ（Inventory）] をクリックします。

ステップ 3

[インベントリ（Inventory）] 作業ウィンドウで、[Cisco VIC アダプタ（Cisco VIC Adapters）] タブをクリックし、次の概要を確認します。


名前	説明
[スロット番号（Slot Number）] カラム	アダプタが装着されている PCI スロット。
[シリアル番号（Serial Number）] カラム	アダプタのシリアル番号。
[製品 ID（Product ID）] カラム	アダプタの製品 ID。
[Cisco IMC 有効（Cisco IMC Enabled）] カラム	アダプタが Cisco IMC を管理できるかどうか。この機能は、設置されているアダプタのタイプと、その設定内容によって異なります。詳細については、使用しているサーバタイプに対応するハードウェアインストレーションガイドを参照してください。
[説明（Description）] カラム	アダプタの説明。

ダイナミックストレージ

ダイナミックストレージのサポート

このリリースで有効な、Cisco UCS C シリーズラックマウントサーバは、Cisco Management Controller（CMC）のシリアル接続 SCSI（SAS）ドライブのダイナミックストレージをサポートしています。このダイナミックストレージのサポートは、CMC の SAS Fabric Manager によって提供されます。

Fabric Manager は、アウトオブバンドイーサネット接続を介して PMC SAS エクスパンダとやり取りします。SAS エクスパンダを使用すると、SAS コントローラカードのストレージ機能を最大化することができます。これらのエクスパンダを使用して、最大 60 個のハードドライブをサポートする SAS コントローラを採用できます。CMC で、アクティブな SIOC によってエクスパンダのゾーン分割が設定され、ユーザは Web UI、コマンドラインインターフェイス、または Cisco UCS Manager を介してサーバノードにドライブを割り当てることができます。スタンバイ CMC は現在の状態で更新されるため、CMC のフェールオーバーのスタンバイ時に、CMC はゾーン分割の役割を引き継ぐことができます。ドライブが特定のサーバノードに表示されていれば、RAID コントローラを使用してこれらを管理できます。

（注）

SAS コントローラは、デフォルトで 56 台のハードディスクドライブ（HDD）をサポートします。また、サーバノード 2 をサーバ 2 の 4 台の追加 HDD に置き換えるプロビジョンもあります。その場合、[ゾーン分割（Zoning）] ページに表示される HDD の数は合計で 60 です。ただし、CMC は追加の HDD 57、58、59、60 のゾーン分割をサポートしません。

SAS Fabric Manager によって、他のプロセスがエクスパンダおよびドライブを設定またはモニタするための API ライブラリが提供されます。ファブリックの設定には、ドライブのゾーン分割、エクスパンダおよびドライブのファームウェアの更新が含まれます。

ダイナミックストレージは次のオプションをサポートしています。

サーバ 1 とサーバ 2 への物理ディスクの割り当て
シャーシ幅ホットスペア（RAID コントローラでのみサポート）
共有モード（HBA でのみサポート）
物理ディスクの割り当て解除

SAS エクスパンダプロパティの表示

手順

ステップ 1

[ナビゲーション（Navigation）] ウィンドウの [シャーシ（Chassis）] メニューをクリックします。

ステップ 2

[シャーシ（Chassis）] メニューの [インベントリ（Inventory）] をクリックします。

ステップ 3

[インベントリ（Inventory）] 作業領域で、[ダイナミックストレージ（Dynamic Storage）] タブをクリックします。

ステップ 4

[SAS エクスパンダ（SAS Expander）] タブで、SAS エクスパンダの次の高いレベルの詳細を確認します。

名前

説明

[ID] カラム

エクスパンダの製品 ID。

[名前（Name）] カラム

エクスパンダの名前。

[ファームウェアバージョン（Firmware Version）] カラム

エクスパンダが使用するファームウェアバージョン。

[セカンダリファームウェアバージョン（Secondary Firmware Version）] カラム

エクスパンダのセカンダリファームウェアバージョン。

[ハードウェアリビジョン（Hardware Revision）] カラム

エクスパンダのハードウェアバージョン。

[SAS アドレス（SAS Address）] カラム

エクスパンダの SAS アドレス。

[サーバのアップリンク速度（Server Up Link Speed）] カラム

LSI RAID コントローラで受信されるアップリンク速度。

（注）

一部の C シリーズサーバでのみ使用できます。

（注）

[SAS エクスパンダ（SAS Expander）] テーブルの右上隅にある [フィルタ（Filter）] アイコンを使用し、サーバ 1 と 2 に対して、それぞれ最大 4 つの速度レベルを表示できます。テーブル内の個々の速度を表示するには、速度フィルタの横にあるチェックマークを選択します。

SAS エクスパンダでの 6G または 12G 混合モード速度の有効化

Cisco IMC は、SAS エクスパンダに対して 6 GB または 12 GB の混合モード速度をサポートしています。このサポートは、6 GB ソリッドステートドライブ（SSD）から 12 GB SSD へと移行している現状に対応するために追加されました。この機能を使用すると、[ダイナミックストレージ（Dynamic Storage）] タブで SAS エクスパンダを選択し、各自の要件に応じていずれかのモードを有効にすることができます。

SAS エクスパンダでの 6G または 12G 混合モードの有効化

このオプション（トグルボタン）を使用して、カードでの 6 GB または 12 GB 混合モード速度のサポートを有効化または無効化できます。

手順

ステップ 1	[ナビゲーション（Navigation）] ウィンドウの [シャーシ（Chassis）] メニューをクリックします。
ステップ 2	[シャーシ（Chassis）] メニューの [インベントリ（Inventory）] をクリックします。
ステップ 3	[インベントリ（Inventory）] 作業領域で、[ダイナミックストレージ（Dynamic Storage）] タブをクリックします。
ステップ 4	[SAS エクスパンダ（SAS Expander）] 領域で、[6G-12G 混合モードの有効化（Enable 6G-12G Mixed Mode）] をクリックします。
ステップ 5	（任意）この機能を無効化するには、[6G-12G 混合モードの無効化（Disable 6g-12G Mixed Mode）] をクリックします。

サーバへの物理ドライブの割り当て

要件に基づいて、サーバ 1、サーバ 2 またはその両方に物理ドライブを割り当てることができます。Web UI の [シャーシ前面ビュー（Chassis Front View）] 領域に、シャーシで使用できる物理ドライブが表示されます。個別に物理ドライブを選択するか、またはドライブに対応するチェックボックスをオンにすることで物理ドライブの行全体を選択できます。

始める前に

このタスクを実行するには、user または admin 権限でログインする必要があります。

手順

ステップ 1

[ナビゲーション（Navigation）] ウィンドウの [シャーシ（Chassis）] メニューをクリックします。

ステップ 2

[シャーシ（Chassis）] メニューの [インベントリ（Inventory）] をクリックします。

ステップ 3

[インベントリ（Inventory）] 作業領域で、[ゾーン分割（Zoning）] タブをクリックします。

[シャーシ前面ビュー（Chassis Front View）] が表示されます。

ステップ 4

[シャーシ前面ビュー（Chassis Front View）] 作業領域で、個々のサーバまたはサーバの行を選択します。

ステップ 5

[サーバ 1 に割り当て（Assign to Server 1）] または [サーバ 2 に割り当て（Assign to Server 2）] リンクをクリックします。

コントローラとパスの値を選択するダイアログボックスが表示されます。

名前

説明

[コントローラ（Controller）] ドロップダウン

選択した物理ドライブを割り当てるコントローラを選択できます。

（注）

コントローラのオプションは、すべてのデュアルコントローラに使用できます。

[パス（Path）] ドロップダウン

SAS エクスパンダのパスを選択できます。次のいずれかを選択できます。

[Path-0]
[Path-1]
[Both Paths]

（注）

パスのオプションは、DHBA コントローラでのみ使用可能です。

ステップ 6

[Save Changes] をクリックします。

ステップ 7

両方のサーバに物理ドライブ（複数可）を割り当てるには、[共有（Share）] リンクをクリックします。

物理ドライブが両方のサーバに割り当てられることを知らせるプロンプトが表示されます。

ステップ 8

[OK] をクリックして確認します。

（注）

共有モードは HBA でのみサポートされます。

次のタスク

物理ドライブをシャーシ幅ホットスペアとして移動したり、サーバの共有またはサーバの割り当て解除を行います。

シャーシ幅ホットスペアとしての物理ドライブの移動

選択した物理ドライブをシャーシ幅ホットスペアとして移動できます。Web UI の [シャーシ前面ビュー（Chassis Front View）] 領域に、シャーシで使用できる物理ドライブが表示されます。個別に物理ドライブを選択するか、またはドライブに対応するチェックボックスをオンにすることで物理ドライブの行全体を選択できます。

（注）

シャーシ幅ホットスペアは、Mezz RAID コントローラ（UCS C3X60 ストレージ用の RAID コントローラ）でのみサポートされます。このオプションは、シャーシに HBA カードがある場合は使用できません。

始める前に

このタスクを実行するには、user または admin 権限でログインする必要があります。

手順

ステップ 1	[ナビゲーション（Navigation）] ウィンドウの [シャーシ（Chassis）] メニューをクリックします。
ステップ 2	[シャーシ（Chassis）] メニューの [インベントリ（Inventory）] をクリックします。
ステップ 3	[インベントリ（Inventory）] 作業領域で、[ゾーン分割（Zoning）] タブをクリックします。 [シャーシ前面ビュー（Chassis Front View）] が表示されます。
ステップ 4	[シャーシ前面ビュー（Chassis Front View）] 作業領域で、個々のサーバまたはサーバの行を選択します。
ステップ 5	[シャーシ幅ホットスペア（Chassis Wide Hot Spare）] リンクをクリックします。
ステップ 6	[OK] をクリックします。

次のタスク

サーバへの追加の物理ドライブの割り当て、サーバの共有、またはサーバの割り当て解除を行います。

物理ドライブの割り当て解除

要件に基づいて、サーバ 1 またはサーバ 2 またはその両方から物理ドライブの割り当て解除（関連付けの削除）を行うことができます。Web UI の [シャーシ前面ビュー（Chassis Front View）] 領域に、シャーシで使用できる物理ドライブが表示されます。個別に物理ドライブを選択するか、またはドライブに対応するチェックボックスをオンにすることで物理ドライブの行全体を選択できます。

始める前に

このタスクを実行するには、user または admin 権限でログインする必要があります。

手順

ステップ 1	[ナビゲーション（Navigation）] ウィンドウの [シャーシ（Chassis）] メニューをクリックします。
ステップ 2	[シャーシ（Chassis）] メニューの [インベントリ（Inventory）] をクリックします。
ステップ 3	[インベントリ（Inventory）] 作業領域で、[ゾーン分割（Zoning）] タブをクリックします。 [シャーシ前面ビュー（Chassis Front View）] が表示されます。
ステップ 4	[シャーシ前面ビュー（Chassis Front View）] 作業領域で、個々のサーバまたはサーバの行を選択します。
ステップ 5	[割り当て解除（Unassign）] リンクをクリックします。
ステップ 6	[OK] をクリックします。

Cisco UCS C シリーズ統合管理コントローラリリース 3.0 GUI コンフィギュレーションガイド（S3260 ストレージサーバ向け）

偏向のない言語

翻訳について

Book Title

Cisco UCS C シリーズ統合管理コントローラリリース 3.0 GUI コンフィギュレーションガイド（S3260 ストレージサーバ向け）

Chapter Title