この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、次のコンテンツ サーバのメンテナンス手順を説明します。
(注) これらの手順には、コンテンツ サーバの外部デバイスで実行する必要のある手順も含まれます。Cisco 製品以外のデバイスの詳細情報が必要な場合は、該当するデバイスのマニュアルを参照してください。ここで説明していない Windows Server の情報が必要な場合は、Microsoft のマニュアルを参照してください。
データが消失しないようにするには、コンテンツ サーバを定期的にバックアップする必要があります。セキュリティ アップデートをアップグレードするか、またはインストールする前に、コンテンツ サーバをバックアップする必要があります。ここで説明している手順に従い、将来のアップグレードに関する問題を回避してください。
(注) メディア ファイルが Network Attached Storage device(NAS; ネットワーク接続型ストレージ)または外部メディア サーバに保存されている場合、このバックアップ手順ではこれらのファイルがバックアップされません。コンテンツ サーバと同時に、外部デバイスにもメディアをバックアップしてください。バックアップから復元する場合、コンテンツ サーバのバックアップと同時にメディアのバックアップを復元する必要があります。そうしないと、レコーディングを再生できなくなる可能性があります。
コンテンツ サーバのファイルは、USB ドライブまたはネットワーク ドライブにバックアップできます。
手動バックアップまたはスケジュール バックアップを実行する際に USB ハード ドライブを使用する場合、ドライブをコンテンツ サーバ上の USB ポートに接続する必要があります。次に、Windows リモート デスクトップ接続を使用してコンテンツ サーバにログインし、USB ハード ドライブが [マイ コンピュータ(My Computer)] の下に表示されていることを確認します。
また、USB ハード ドライブまたはネットワーク ドライブに、すべてのファイルをバックアップするための十分な空き領域があることを確認してください。Windows リモート デスクトップ接続を使用してコンテンツ サーバにログインし、バックアップのデータ サイズを確認します。[マイ コンピュータ(My Computer)] を開き、使用される C: ドライブと E: ドライブの領域を計算します。
手動のオンデマンド バックアップを実行するには、次の手順に従います。
ステップ 1 次のいずれかの方法でバックアップおよび復元ウィザードを開きます。
• Internet Explorer でコンテンツ サーバの Web インターフェイスにログインします。[管理(Management)] タブから [構成(Configuration)] > [Windows サーバ(Windows server)] に移動します。表示されるダイアログ ボックスで、ローカル管理者のパスワードでログインします。次に、[メンテナンス(Maintenance)] > [バックアップ(Backup)] に移動します。
(注) Internet Explorer のセキュリティ設定によっては、必要な Active X スクリプトの実行が妨げられる可能性があります。特定のブラウザのセキュリティ設定によっては、Windows サーバの管理用の Web インターフェイスまたはそのツールにアクセスできません。この問題を解決するには、コンテンツ サーバの URL をブラウザの信頼済みサイトに追加します。Internet Explorer で、[ツール(Tools)] > [インターネット オプション(Internet Options)] に移動します。[セキュリティ(Security)] タブをクリックします。[信頼済みサイト(Trusted sites)] をクリックし、[サイト(Sites)] をクリックします。コンテンツ サーバの URL を追加します。
• Windows リモート デスクトップからコンテンツ サーバにログインします。[スタート(Start)] > [すべてのプログラム(All Programs)] > [アクセサリ(Accessories)] > [システム ツール(System Tools)] > [バックアップ(Backup)] に移動します。
ステップ 2 [バックアップまたは復元ウィザードの開始(Welcome to the Backup or Restore Wizard)] ダイアログ ボックスで、[次へ(Next)] をクリックします。
ステップ 3 [ファイルと設定のバックアップを作成する(Back up files and settings)] をクリックします。[次へ(Next)] をクリックします。
ステップ 4 [バックアップを作成する項目(What to Back Up)] ダイアログで、[項目を指定する(Let me choose what to back up)] をクリックします。[次へ(Next)] をクリックします。
ステップ 5 [バックアップを作成する項目(Items to Back Up)] ダイアログで、[マイ コンピュータ(My Computer)] を展開します。[ローカル ディスク (C:)(Local Disk (C:))]、[ローカル ディスク (E:)(Local Disk (E:))]、および [システム状態(System State)] を確認します。[次へ(Next)] をクリックします。
ステップ 6 [バックアップの種類、バックアップ先と名前(Backup Type, Destination, and Name)] ダイアログで、バックアップ先とする USB ドライブまたはネットワーク上の場所を参照します(詳細は、「バックアップの前に」を参照)。バックアップの名前を入力します。[次へ(Next)] をクリックします。
ステップ 7 [バックアップまたは復元ウィザードの完了(Completing the Backup or Restore Wizard)] ダイアログで、選択内容の概要を確認します。[完了(Finish)] をクリックします。5 GB のデータのバックアップ プロセスには、約 10 分かかります。進捗状況が表示され、バックアップの完了時に詳細レポートが表示されます。
スケジュール バックアップを設定するには、次の手順に従います。
ステップ 1 次のいずれかの方法でバックアップおよび復元ウィザードを開きます。
• Internet Explorer でコンテンツ サーバの Web インターフェイスにログインします。[管理(Management)] タブから [構成(Configuration)] > [Windows サーバ(Windows server)] に移動します。表示されるダイアログ ボックスで、ローカル管理者のパスワードでログインします。次に、[メンテナンス(Maintenance)] > [バックアップ(Backup)] に移動します。[バックアップまたは復元ウィザードの開始(Welcome to the Backup or Restore Wizard)] ダイアログ ボックスで、[詳細モード(Advanced Mode)] をクリックします。
(注) Internet Explorer のセキュリティ設定によっては、必要な Active X スクリプトの実行が妨げられる可能性があります。特定のブラウザのセキュリティ設定によっては、Windows サーバの管理用の Web インターフェイスまたはそのツールにアクセスできません。この問題を解決するには、コンテンツ サーバの URL をブラウザの信頼済みサイトに追加します。Internet Explorer で、[ツール(Tools)] > [インターネット オプション(Internet Options)] に移動します。[セキュリティ(Security)] タブをクリックします。[信頼済みサイト(Trusted sites)] をクリックし、[サイト(Sites)] をクリックします。コンテンツ サーバの URL を追加します。
• Windows リモート デスクトップからコンテンツ サーバにログインします。[スタート(Start)] > [すべてのプログラム(All Programs)] > [アクセサリ(Accessories)] > [システム ツール(System Tools)] > [バックアップ(Backup)] に移動します。[ようこそ(Welcome)] ダイアログボックスで [詳細モード(Advanced Mode)] をクリックします。
ステップ 2 [ジョブ スケジュール(Schedule Job)] タブをクリックします。次に、[ジョブの追加(Add Job)] をクリックします。その次のダイアログボックスで [次へ(Next)] をクリックします。
ステップ 3 [バックアップを作成する項目(What to Back Up)] ダイアログで、[項目を指定する(Let me choose what to back up)] をクリックします。[次へ(Next)] をクリックします。
ステップ 4 [バックアップを作成する項目(Items to Back Up)] ダイアログで、[マイ コンピュータ(My Computer)] を展開します。[ローカル ディスク (C:)(Local Disk (C:))]、[ローカル ディスク (E:)(Local Disk (E:))]、および [システム状態(System State)] を確認します。[次へ(Next)] をクリックします。
ステップ 5 [バックアップの種類、バックアップ先と名前(Backup Type, Destination, and Name)] ダイアログで、バックアップ先とする USB ドライブまたはネットワーク上の場所を参照します(詳細は、「バックアップの前に」を参照)。バックアップの名前を入力します。[次へ(Next)] をクリックします。
ステップ 6 [バックアップの種類(Type of Backup)] ダイアログで、ドロップダウン リストからバックアップの種類を選択します。次に、[次へ(Next)] をクリックします。
ステップ 7 [バックアップの方法(How to Back Up)] ダイアログで、[バックアップの後にデータを検証する(Verify data after backup)] をオンにします。[次へ(Next)] をクリックします。
ステップ 8 [バックアップ オプション(Backup Options)] ダイアログで、[既存のバックアップにこのバックアップを追加する(Append this backup to the existing backups)] をクリックします。[次へ(Next)] をクリックします。
ステップ 9 [バックアップを作成する時刻(When to Backup)] ダイアログで、[後で実行(Later)] をクリックします。バックアップの名前を入力します。次に、[スケジュールの設定(Set Schedule)] をクリックします。目的のスケジュールを入力します。[OK] をクリックします。
ステップ 10 コンテンツ サーバの管理者権限を持つアカウントを入力します(このアカウントはローカル管理者アカウントにすることも、コンテンツ サーバがドメイン上に存在している場合は、ドメイン管理者のアカウントにすることもできます)。管理者アカウントのパスワードを入力し、確認します。[OK] をクリックします。
ステップ 11 [バックアップまたは復元ウィザードの完了(Completing the Backup or Restore Wizard)] ダイアログで、選択内容の概要を確認します。[完了(Finish)] をクリックします。バックアップ手順のスケジュールが設定され、設定したスケジュールに従って実行されます。
• 「復元の前に」
(注) メディア ファイルが Network Attached Storage device(NAS; ネットワーク接続型ストレージ)または外部メディア サーバに保存されている場合、この手順ではこれらのファイルが復元されません。コンテンツ サーバのバックアップと同時に実行したメディアのバックアップが必要です。また、このバックアップ メディアを復元する必要もあります。そうしないと、レコーディングを再生できなくなる可能性があります。
使用するバックアップが、復元先と同じコンテンツ サーバから取得したものであることを確認します。別のコンテンツ サーバに復元する場合は、シスコのリセラーにお問い合せください。
バックアップからコンテンツ サーバを復元するには、次の手順に従います。
ステップ 2 Windows リモート デスクトップ接続を使用してコンテンツ サーバにログインします。
ステップ 3 コンテンツ サーバ ソフトウェアをアンインストールします。
a. [Start] > [Control Panel] > [Add or Remove Programs] に移動します。
b. [Cisco TelePresence Content Server] をクリックします。[Change] をクリックします。
c. [Remove] オプションを選択します。[Next] をクリックします。
d. [Microsoft SQL Server 2005] を選択します。[Remove] をクリックします。
e. [Component] で [TCS database engine] を選択します。[Next] をクリックします。
f. [Microsoft SQL Server VSSWriter] を選択します。[Remove] をクリックします。
g. [Microsoft SQL Server Setup Support Files] を選択します。[Remove] をクリックします。
ステップ 4 C:¥Windows¥Security を参照し、edb*.log ファイルを検索します(edb.log と edbtmp.log または edb0000*.log という名前の 1 つ以上のファイルがあります)。edb.log は削除しませんが、その他のファイルは削除します。これらのファイルを削除しないと、復元後の将来のアップグレードで問題が発生する可能性があります。
ステップ 5 [Start] > [Programs] > [Accessories] > [System Tools] > [Backup] に移動し、バックアップおよび復元ウィザードを開始します。
ステップ 6 [Restore files and settings] をクリックします。[Next] をクリックします。
ステップ 7 [What to Restore] ダイアログで、[Local Disk (C:)]、[Local Disk (E:)]、および [System State] を確認します。[Next] をクリックします。
ステップ 8 [Completing the Backup or Restore Wizard] ダイアログで、[Advanced] をクリックします。
ステップ 9 [Where to Restore] で、[Original location] はそのまま(デフォルト設定)にします。[Next] をクリックし、[OK] をクリックして、警告を確認します。
ステップ 10 [How to Restore] で [Replace existing files] を選択します。[Next] をクリックします。
ステップ 11 [Advanced Restore Options] でデフォルト オプションをそのままにします。[Next] をクリックします。
ステップ 12 選択内容を確認します。[Finish] をクリックします。復元処理が開始され、進捗が表示されます。処理が完了した後、[Report] をクリックすると、詳細なレポートを表示できます。
ステップ 13 復元処理が正常に完了した後、コンテンツ サーバを再起動します。
Cisco.com でコンテンツ サーバ ソフトウェアのアップグレードを定期的に確認することを強く推奨します。コンテンツ サーバをアップグレードするには、アップグレード先のソフトウェアのリリース ノートをお読みください。次に、ここで説明しているアップグレード手順に従ってください。
• 「コンテンツ サーバ ソフトウェア リリースのダウンロード」
(注) 別のメジャー リリース トレインにアップグレードするには、リリース キーが必要です(たとえば、リリース 4.x から 5.x へのアップグレード)。ただし、同じリリース トレインの別のリリースにアップグレードする場合は、リリース キーは不要です(たとえば、リリース 5.0 から 5.1 へのアップグレード)。リリース キーは Cisco.com で入手可能です。また、適切なキーを入手するには、コンテンツ サーバのシリアル番号が必要です。
ステップ 1 サイト マネージャ ロールでコンテンツ サーバの Web インターフェイスにログインします。[管理(Management)] タブから [診断(Diagnostics)] > [サーバ概要(Server overview)] に移動します。
ステップ 2 現在インストールされているソフトウェア バージョンを確認してください。
ステップ 3 Cisco.com でコンテンツ サーバのソフトウェア ダウンロード ページに移動します。ソフトウェアの最新リリースを確認します。
ステップ 4 目的のインストーラをコンピュータ上のディレクトリにダウンロードします。
ステップ 1 アクティブなレコーディング コールまたはアクティブなトランスコーディング セッションがないことを確認します。
ステップ 2 Windows リモート デスクトップ接続を使用してコンテンツ サーバにログインします。
ステップ 3 コンテンツ サーバをバックアップします(詳細は、「コンテンツ サーバのバックアップ」を参照)。アンチウイルス プログラムを停止します。
ステップ 4 前述のステップ 4 でコンテンツ サーバにダウンロードしたインストーラを転送します。マッピングされたドライブまたはネットワーク ドライブからインストーラを実行しないでください。
ステップ 5 必要に応じて、ファイルの MD5 ハッシュ(チェックサム)を確認してください。
インストーラに付属する固有の MD5 ファイルは、ファイル転送の失敗、ディスク エラー、または改ざんの結果としてファイルが壊れていないことを確認するために使用できます。MD5 が付属している場合、MD5 プログラムをインストーラの確認に使用できます。
ステップ 6 実行可能プログラムをダブルクリックして実行します。画面の指示に従います。
ステップ 7 要求された場合は、コンテンツ サーバを再起動します。そうしないと、ログオフすると、Windows リモート デスクトップ接続セッションが終了します。[シャットダウン(Shutdown)] を選択しないでください。選択すると、コンテンツ サーバがシャットダウンします。
LCD パネルが搭載されたコンテンツ サーバでは、LCD パネルを使用してシャットダウンまたは再起動できます。LCD パネルが搭載されていないコンテンツ サーバでは、シリアル ケーブルを使用して PC をコンテンツ サーバのシリアル ポートに接続できます。シャットダウンする前に、コンテンツ サーバでのすべてのコールを終了することを推奨します。
(注) シャットダウンの実施時にコールが実行中の場合、レコーディング コールがレコーディング リストに表示されますが、使用できない場合があります。レコーディング コールは通常の方法で削除できます。
LCD パネルを使用してコンテンツ サーバを再起動するには、次の手順に従います。
ステップ 1 コンテンツ サーバでレコーディングまたはトランスコーディングが実行中でないことを確認します。LCD に「オンライン(Online)」と表示されるはずです。
ステップ 2 丸で囲まれたチェック マークを押すと、メイン メニューが表示されます。
ステップ 3 [コマンド(Commands)] > [再起動(Restart)] に移動します。
ステップ 4 [はい(Yes)] を選択して確認します。LCD パネルに「再起動中(Restarting)」というメッセージが表示されます。
LCD パネルを使用してコンテンツ サーバをシャットダウンするには、次の手順に従います。
ステップ 1 コンテンツ サーバでレコーディングまたはトランスコーディングが実行中でないことを確認します。LCD に「オンライン(Online)」と表示されるはずです。
ステップ 2 丸で囲まれたチェック マークを押すと、メイン メニューが表示されます。
ステップ 3 [コマンド(Commands)] > [シャットダウン(Shutdown)] に移動します。
ステップ 4 [はい(Yes)] を選択して確認します。コンテンツ サーバがシャットダウンします。LCD に「電源オフ(Power off)」というメッセージが表示されるか、LAN1 および HDD の LED の点滅が停止したら、装置の背面にあるスイッチを使用して電源をオフできます。
シリアル ポートに接続された PC を使用してコンテンツ サーバを再起動するには、次の手順に従います。
ステップ 1 コンテンツ サーバの背面にあるシリアル ポートから PC 上のシリアル ポートに、付属のシリアル ケーブルで接続します。
ステップ 2 [All Programs] > [Accessories] > [Communications] > [HyperTerminal] に移動して、ターミナル エミュレータ プログラムを起動します(ハイパーターミナルがインストールされていない場合は、インターネットからターミナル エミュレータ プログラム(puTTY など)をダウンロードします)。
ステップ 3 新しい接続を開きます。接続の名前を入力します。
ステップ 4 4. 次の手順に従って、PC のシリアル ポートを使用した接続を設定します。
a. [Baud rate] を 115200 bps に設定します。
e. [Flow control (hardware and software)] を [None] に設定します。
ステップ 6 Enter を押すと、メイン メニューが表示されます。
ステップ 7 コンテンツ サーバでレコーディングまたはトランスコーディングが実行中でないことを確認します。次に、Esc を押すと、コンテンツ サーバのバージョン、IP アドレス、およびレコーディング/トランスコーディングのステータスが表示されます。
ステップ 8 上下の矢印を使用して、[コマンド(Commands)] に移動し、Enter を押して選択します。
ステップ 9 上下の矢印を使用して、[再起動(Restart)] に移動し、Enter を押して選択します。
ステップ 10 ターミナル エミュレータ セッションを閉じ、シリアル ケーブルを外します。
シリアル ポートに接続された PC を使用してコンテンツ サーバをシャットダウンするには、次の手順に従います。
ステップ 1 1. 前のセクションのステップ 1 ~ 8 に従います。
ステップ 2 2. 上下の矢印を使用して、[シャットダウン(Shutdown)] に移動し、Enter を押します。
ステップ 3 3. ターミナル エミュレータ セッションを閉じ、シリアル ケーブルを外します。
|
|
---|---|
LCD および前面パネルのボタンを使用して、コンテンツ サーバをデフォルト設定に部分的にまたは完全に復元できます。
• 部分リストア([復元の設定(ConfigRestore)] を使用)では、ユーザが作成したすべてのレコーディング エイリアス、メディア サーバ設定、コール設定、およびテンプレートが削除されます。[復元の設定(ConfigRestore)] では、現在のソフトウェア リリースのデフォルト設定を復元しますが、サーバに保存されているレコーディングには影響がありません。
• 完全な復元([完全に復元(FullRestore)] を使用)では、ユーザが作成したすべてのレコーディング エイリアス、メディア サーバ設定、コール設定、およびテンプレートの削除に加えて、すべてのレコーディング、メディア ファイルおよびログが削除されます。[完全に復元(FullRestore)] では、現在のリリースのデフォルト設定を復元します。データの場所が外部ストレージの場所(NAS)に変更されている場合、デフォルトのストレージの場所もコンテンツ サーバに戻ります。NAS 上のメディア ファイルは削除されません。
• デフォルトに復元すると、コンテンツ サーバのデータベースやメディアがクリーンアップされます。コンテンツ サーバは出荷時の状態には戻りません(つまり、復元はオペレーティング システムには影響しません)。
• 部分的な復元([復元の設定(ConfigRestore)])は、クラスタ内のコンテンツ サーバには使用できません。
• クラスタ化されたコンテンツ サーバで完全な復元([完全に復元(FullRestore)])が実行されると、コンテンツ サーバが現在のソフトウェア リリースのデフォルト設定のスタンドアロン コンテンツ サーバに戻り、メディアがなくなります。ただし、クラスタ データベースは、このコンテンツ サーバがクラスタの一部であるとレポートします。デフォルト設定に復元する前に、TCS ウィザードを実行して、クラスタ化されたコンテンツ サーバをクラスタから削除することを推奨します。
LCD を使用してデフォルト設定を復元するには、次の手順に従います。
ステップ 1 コンテンツ サーバでレコーディングまたはトランスコーディングが実行中でないことを確認します。LCD に「オンライン(Online)」と表示されるはずです。
ステップ 2 丸で囲まれたチェック マークを押すと、LCD メイン メニューが表示されます。
ステップ 3 [コマンド(Commands)] > [デフォルトの復元(RestoreDefaults)] に移動し、[完全に復元(FullRestore)] または [復元の設定(ConfigRestore)] を選択します。
ステップ 4 4. [はい(Yes)] を選択して確認します。
LCD ステータス表示およびボタンの機能については、 表 7-1 を参照してください。
コンテンツ サーバのシリアル ポートに接続された PC を使用してデフォルト設定を復元するには、次の手順に従います。
ステップ 1 コンテンツ サーバの背面にあるシリアル ポートから PC 上のシリアル ポートに、付属のシリアル ケーブルで接続します。
ステップ 2 [All Programs] > [Accessories] > [Communications] > [HyperTerminal] に移動して、ターミナル エミュレータ プログラムを起動します(ハイパーターミナルがインストールされていない場合は、インターネットからターミナル エミュレータ プログラム(puTTY など)をダウンロードします)。
ステップ 3 新しい接続を開きます。接続の名前を入力します。
ステップ 4 次の手順に従って、PC のシリアル ポートを使用した接続を設定します。
a. [Baud rate] を 115200 bps に設定します。
e. [Flow control (hardware and software)] を [None] に設定します。
ステップ 6 Enter を押すと、メイン メニューが表示されます。
ステップ 7 コンテンツ サーバでレコーディングまたはトランスコーディングが実行中でないことを確認します。次に、Esc を押すと、コンテンツ サーバのバージョン、IP アドレス、およびレコーディング/トランスコーディングのステータスが表示されます。
ステップ 8 上下の矢印を使用して、[コマンド(Commands)] に移動し、Enter を押して選択します。
ステップ 9 上下の矢印を使用して、[完全に復元(FullRestore)] または [復元の設定(ConfigRestore)] に移動します(詳細は、前述の「特記事項」参照)。Enter を押します。
ステップ 10 ターミナル エミュレータ セッションを閉じ、シリアル ケーブルを外します。
ターミナル エミュレータのセッション キーについては、 表 7-2 を参照してください。