レイヤ 2 インターフェイスの設定

この章では、レイヤ 2 スイッチング ポートを、Cisco NX-OS デバイスでのアクセス ポートまたはトランク ポートとして設定する方法について説明します。


(注)  


レイヤ 2 ポートは、次のいずれかとして機能できます。

  • トランク ポート

  • アクセス ポート



(注)  


SPAN 宛先インターフェイスの設定の詳細については、『Cisco Nexus 9000 Series NX-OS System Management Configuration Guide』を参照してください。


レイヤ 2 スイッチング ポートは、アクセス ポートまたはトランク ポートとして設定できます。トランクは 1 つのリンクを介して複数の VLAN トラフィックを伝送するので、VLAN をネットワーク全体に拡張することができます。すべてのレイヤ 2 スイッチング ポートは、メディア アクセス コントロール(MAC)アドレス テーブルを維持します。


(注)  


VLAN、MAC アドレス テーブル、プライベート VLAN、およびスパニング ツリー プロトコルの情報に関しては、『Cisco Nexus 9000 Series NX-OS Layer 2 Switching Configuration Guide』を参照してください。


アクセス インターフェイスとトランク インターフェイスについて


(注)  


ハイ アベイラビリティ機能の詳細については、『Cisco Nexus 9000 Series NX-OS High Availability and Redundancy Guide 』を参照してください。



(注)  


このデバイスは、IEEE 802.1Q タイプ VLAN トランク カプセル化だけをサポートします。


アクセス インターフェイスとトランク インターフェイスについて

レイヤ 2 ポートは、アクセスまたはトランク ポートとして次のように設定できます。

  • アクセス ポートでは VLAN を 1 つだけ設定でき、1 つの VLAN のトラフィックだけを伝送できます。

  • トランク ポートには複数の VLAN を設定でき、複数の VLAN のトラフィックを同時に伝送できます。

デフォルトでは、デバイスのポートはすべてレイヤ 3 ポートです。

セットアップ スクリプトを使用するか、system default switchport コマンドを入力して、すべてのポートをレイヤ 2 ポートにできます。セットアップ スクリプトを使用する詳細については、『Cisco Nexus 9000 Series NX-OS Fundamentals Configuration Guide』を参照してください。CLI を使用して、ポートをレイヤ 2 ポートとして設定するには、switchport コマンドを使用します。

同じトランクのすべてのポートが同じ VDC であることが必要です。トランク ポートは異なる VDC の VLAN のトラフィックを伝送できません。

次の図は、ネットワークにおけるトランク ポートの使い方を示したものです。トランク ポートは、2 つ以上の VLAN のトラフィックを伝送します。

図 1. トランクおよびアクセス ポートと VLAN トラフィック




(注)  


VLAN ついては、『Cisco Nexus 9000 Series NX-OS Layer 2 Switching Configuration Guide』を参照してください。


複数の VLAN に接続するトランク ポートのトラフィックを正しく伝送するために、デバイスは IEEE 802.1Q カプセル化(タギング方式)を使用します(詳細については、「IEEE 802.1Q カプセル化」の項を参照)。


(注)  


レイヤ 3 インターフェイス上のサブインターフェイスの詳細については、『Cisco Nexus 9000 Series NX-OS Unicast Routing Configuration Guide』を参照してください。


アクセス ポートでのパフォーマンスを最適化するには、そのポートをホスト ポートとして設定します。ホスト ポートとして設定されたポートは、自動的にアクセス ポートとして設定され、チャネル グループ化はディセーブルになります。ホストを割り当てると、割り当てたポートがパケット転送を開始する時間が短縮されます。

ホスト ポートとして設定できるのは端末だけです。端末以外のポートをホストとして設定しようとするとエラーになります。

アクセス ポートは、アクセス VLAN 値の他に 802.1Q タグがヘッダーに設定されたパケットを受信すると、送信元の MAC アドレスを学習せずにドロップします。

レイヤ 2 インターフェイスはアクセス ポートまたはトランク ポートとして機能できますが、両方のポート タイプとして同時に機能できません。

レイヤ 2 インターフェイスをレイヤ 3 インターフェイスに戻すと、このインターフェイスはレイヤ 2 の設定をすべて失い、デフォルト VLAN 設定に戻ります。

IEEE 802.1Q カプセル化


(注)  


VLAN の詳細については、『Cisco Nexus 9000 Series NX-OS Layer 2 Switching Configuration Guide』を参照してください。


トランクとは、スイッチと他のネットワーキングデバイス間のポイントツーポイント リンクです。トランクは 1 つのリンクを介して複数の VLAN トラフィックを伝送するので、VLAN をネットワーク全体に拡張することができます。

複数の VLAN に接続するトランク ポートのトラフィックを正しく配信するために、デバイスは IEEE 802.1Q カプセル化(タギング方式)を使用します。この方式では、フレーム ヘッダーに挿入したタグが使用されます。このタグには、そのフレームおよびパケットが属する特定の VLAN に関する情報が含まれます。タグ方式を使用すると、複数の異なる VLAN 用にカプセル化されたパケットが、同じポートを通過しても、各 VLAN のトラフィックを区別することができます。また、カプセル化された VLAN タグにより、トランクは同じ VLAN 上のネットワークの端から端までトラフィックを移動させます。

図 2. 802.1Q タグなしヘッダーと 802.1Q タグ付きヘッダー



アクセス VLAN

アクセス モードでポートを設定すると、そのインターフェイスのトラフィックを伝送する VLAN を指定できます。アクセス モードのポート(アクセス ポート)用に VLAN を設定しないと、そのインターフェイスはデフォルトの VLAN(VLAN1)のトラフィックだけを伝送します。

VLAN のアクセス ポート メンバーシップを変更するには、新しい VLAN を指定します。VLAN をアクセス ポートのアクセス VLAN として割り当てるには、まず、VLAN を作成する必要があります。アクセス ポートのアクセス VLAN をまだ作成していない VLAN に変更すると、アクセス ポートがシャットダウンされます。

アクセス ポートは、アクセス VLAN 値の他に 802.1Q タグがヘッダーに設定されたパケットを受信すると、送信元の MAC アドレスを学習せずにドロップします。

トランク ポートのネイティブ VLAN ID

トランク ポートは、タグなしパケットと 802.1Q タグ付きパケットを同時に伝送できます。デフォルトのポート VLAN ID をトランク ポートに割り当てると、すべてのタグなしトラフィックが、そのトランク ポートのデフォルトのポート VLAN ID で伝送され、タグなしトラフィックはすべてこの VLAN に属するものと見なされます。この VLAN のことを、トランク ポートのネイティブ VLAN ID といいます。つまり、トランク ポートでタグなしトラフィックを伝送する VLAN がネイティブ VLAN ID となります。


(注)  


ネイティブ VLAN ID 番号は、トランクの両端で一致していなければなりません。


トランク ポートは、デフォルトのポート VLAN ID と同じ VLAN が設定された出力パケットをタグなしで送信します。他のすべての出力パケットは、トランク ポートによってタグ付けされます。ネイティブ VLAN ID を設定しないと、トランク ポートはデフォルト VLAN を使用します。


(注)  


Fibre Channel over Ethernet(FCoE)VLAN をイーサネット トランク スイッチポートのネイティブ VLAN として使用できません。


ネイティブ VLAN トラフィックのタギング

シスコのソフトウェアは、トランク ポートで IEEE 802.1Q 標準をサポートします。タグなしトラフィックがトランク ポートを通過するには、パケットにタグがない VLAN を作成する必要があります(またはデフォルト VLAN を使用することもできます)。タグなしパケットはトランク ポートとアクセス ポートを通過できます。

ただし、デバイスを通過するすべてのパケットに 802.1Q タグがあり、トランクのネイティブ VLAN の値と一致する場合はタギングが取り除かれ、タグなしパケットとしてトランク ポートから出力されます。トランク ポートのネイティブ VLAN でパケットのタギングを保持したい場合は、この点が問題になります。

トランク ポートのすべてのタグなしパケットをドロップし、ネイティブ VLAN ID と同じ 802.1Q の値付きでデバイスに届くパケットのタグを保持するようにデバイスを設定できます。この場合も、すべての制御トラフィックはネイティブ VLAN を通過します。この設定はグローバルです。デバイスのトランク ポートは、ネイティブ VLAN のタギングを保持する場合と保持しない場合があります。

Allowed VLANs

デフォルトでは、トランク ポートはすべての VLAN に対してトラフィックを送受信します。各トランク上では、すべての VLAN ID が許可されます。この包括的なリストから VLAN を削除することによって、特定の VLAN からのトラフィックが、そのトランクを通過するのを禁止できます。後ほど、トラフィックを伝送するトランクの VLAN を指定してリストに追加し直すこともできます。

デフォルト VLAN のスパニングツリー プロトコル(STP)トポロジを区切るには、許容 VLAN のリストから VLAN1 を削除します。この分割を行わないと、VLAN1(デフォルトでは、すべてのポートでイネーブル)が非常に大きな STP トポロジを形成し、STP のコンバージェンス中に問題が発生する可能性があります。VLAN1 を削除すると、そのポート上で VLAN1 のデータ トラフィックはすべてブロックされますが、制御トラフィックは通過し続けます。


(注)  


STP の詳細については、『Cisco Nexus 9000 Series NX-OS Layer 2 Switching Configuration Guide』を参照してください。



(注)  


内部使用に予約されている VLAN のブロックを変更できます。予約 VLAN 変更の詳細については、『Cisco Nexus 9000 Series NX-OS Layer 2 Switching Configuration Guide』を参照してください。


スイッチポートの分離による 4K VLAN 設定の有効化

7.0(3)I4(1) では、スイッチポート分離機能により、インターフェイス上の STP を無効化できます。この機能を使用すると、最大 VLAN 4K X 48 の仮想ポートを使用できます。スイッチポート分離機能を設定すると、そのポートのすべての 4K VLAN がフォワーディング ステートになります(VLAN を削除しても論理ポートはダウンしません)。

この機能は MSTP モードでサポートされています。また、物理インターフェイスおよびポート チャネル(vPC を含む)でもサポートされています。


(注)  


スイッチポート分離機能は、MSTP モードの 4K VLAN により最大 48 のポートをサポートします。


vPC 設定では、vPC ピア間でタイプ 1 整合性検査が実行されます。検査結果が不整合の場合、セカンダリ vPC はダウンしますが、プライマリ vPC はアップ状態が維持されます。


(注)  


スイッチポート分離機能を使用している場合は論理ポートがアップまたはダウンしてもスパニング ツリーが通知されません。


デフォルト インターフェイス

デフォルト インターフェイス機能を使用して、イーサネット、ループバック、VLAN ネットワーク、トンネル、およびポートチャネル インターフェイスなどの物理インターフェイスおよび論理インターフェイスの両方に対する設定済みパラメータを消去できます。


(注)  


最大 8 ポートがデフォルト インターフェイスに選択できます。デフォルトのインターフェイス機能は、管理インターフェイスに対しサポートされていません。それはデバイスが到達不能な状態になる可能性があるためです。


スイッチ仮想インターフェイスおよび自動ステート動作

Cisco NX-OS では、スイッチ仮想インターフェイス(SVI)は、デバイスの VLAN のブリッジング機能とルーティング機能間の論理インターフェイスを表します。

このインターフェイスの動作状態は、その対応する VLAN 内のさまざまなポートの状態によって決まります。VLAN の SVI インターフェイスは、その VLAN 内の少なくとも 1 個のポートがスパニングツリー プロトコル(STP)のフォワーディング ステートにある場合に稼働します。同様に、このインターフェイスは最後の STP 転送ポートがダウンするか、別の STP 状態になったとき、ダウンします。

SVI 自動ステート除外

一般的に、VLAN インターフェイスに複数のポートがある場合、VLAN 内のすべてのポートがダウンすると、SVI はダウン状態になります。SVI 自動ステート除外機能を使用して、SVI が同じ VLAN に属する場合でも、SVI のステータス(アップまたはダウン)を定義すると同時に特定のポートおよびポート チャネルを除外することができます。たとえば、除外されたポートまたはポート チャネルがアップ状態であり、別のポートが VLAN 内でダウン状態である場合でも、SVI 状態はダウンに変更されます。


(注)  


SVI 自動ステート除外機能は、スイッチド物理イーサネット ポートおよびポート チャネルに対してのみ使用できます。


SVI 自動ステートのディセーブル化

自動ステートのディセーブル化機能を設定して、対応する VLAN 内にアップ状態のインターフェイスがない場合でも SVI をアップ状態に保持することができます。この機能は、システム(すべての SVI 向け)または個々の SVI に対し設定できます。

ハイ アベイラビリティ

ソフトウェアは、レイヤ 2 ポートのハイ アベイラビリティをサポートします。


(注)  


ハイ アベイラビリティ機能の詳細については、『Cisco Nexus 9000 Series NX-OS High Availability and Redundancy Guide』を参照してください。


仮想化のサポート

同じトランクのすべてのポートが同じ VDC であることが必要です。トランク ポートは異なる VDC の VLAN のトラフィックを伝送できません。

カウンタの値

設定、パケット サイズ、増加するカウンタの値、およびトラフィックに関する次の情報を参照してください。

設定(Configuration)

パケット サイズ

増加するカウンタ

Traffic

L2 ポート:MTU 設定なし

6400 および 10000

ジャンボ、Giant、および入力エラー

Dropped

L2 ポート:ネットワーク QoS 設定にジャンボ MTU 9216 あり

6400

Jumbo

Forwarded

L2 ポート:ネットワーク QoS 設定にジャンボ MTU 9216 あり

10000

ジャンボ、Giant、および入力エラー

Dropped

レイヤ 3 ポート:ネットワーク QoS 設定にデフォルト レイヤ 3 MTU およびジャンボ MTU 9216 あり

6400

Jumbo

パケットは、CPU にパントされ(CoPP 設定の対象)、断片化された後に、ソフトウェアによって転送される。

レイヤ 3 ポート:ネットワーク QoS 設定にデフォルト レイヤ 3 MTU およびジャンボ MTU 9216 あり

6400

Jumbo

パケットは、CPU にパントされ(CoPP 設定の対象)、断片化された後に、ソフトウェアによって転送される。

レイヤ 3 ポート:ネットワーク QoS 設定にデフォルト レイヤ 3 MTU およびジャンボ MTU 9216 あり

10000

ジャンボ、Giant、および入力エラー

Dropped

レイヤ 3 ポート:ネットワーク QoS 設定にジャンボ レイヤ 3 MTU およびジャンボ MTU 9216 あり

6400

Jumbo

断片化なしで転送される。

レイヤ 3 ポート:ネットワーク QoS 設定にジャンボ レイヤ 3 MTU およびジャンボ MTU 9216 あり

10000

ジャンボ、Giant、および入力エラー

Dropped

レイヤ 3 ポート:ジャンボ レイヤ 3 MTU およびデフォルト L2 MTU 設定あり

6400 および 10000

ジャンボ、Giant、および入力エラー

Dropped


(注)  


  • 適切な CRC を持つ 64 バイト未満のパケット:ショート フレーム カウンタが増加します。

  • 不適切な CRC を持つ 64 バイト未満のパケット:ラント カウンタが増加します。

  • 不適切な CRC を持ち 64 バイトを超えるパケット:CRC カウンタが増加します。


レイヤ 2 ポート モードのライセンス要件

次の表に、この機能のライセンス要件を示します。

製品

ライセンス要件

Cisco NX-OS

レイヤ 2 ポート モードにライセンスは必要ありません。ライセンス パッケージに含まれていない機能はすべて Cisco NX-OS システム イメージにバンドルされており、追加費用は一切発生しません。

ライセンス 2 インターフェイスの前提条件

ライセンス 2 インターフェイスには次の前提条件があります。

  • デバイスにログインしている。

  • switchport mode コマンドを使用する前に、ポートをレイヤ 2 ポートとして設定する必要があります。デフォルトでは、デバイスのポートはすべてレイヤ 3 ポートです。デフォルトでは、Cisco Nexus 9504 および Cisco Nexus 9508 デバイスのすべてのポートはレイヤ 2 ポートです。

レイヤ 2 インターフェイスの注意事項および制約事項

VLAN トランキングには次の設定上の注意事項と制限事項があります。

  • show コマンドで internal キーワードを指定することは、サポートされていません。

  • Release 7.0(3)I2(1) 以降、Cisco Nexus 9300 シリーズ スイッチでは、SVI へのユニキャスト ARP 要求は VLAN 内の他のポートにフラッディングされます。

  • ポートはレイヤ 2 またはレイヤ 3 インターフェイスのいずれかです。両方が同時に成立することはありません。

  • レイヤ 3 ポートをレイヤ 2 ポートに変更する場合またはレイヤ 2 ポートをレイヤ 3 ポートに変更する場合は、レイヤに依存するすべての設定は失われます。アクセスまたはトランク ポートをレイヤ 3 ポートに変更すると、アクセス VLAN、ネイティブ VLAN、許容 VLAN などの情報はすべて失われます。

  • アクセス リンクを持つデバイスには接続しないでください。アクセス リンクにより VLAN が区分されることがあります。

  • 802.1Q トランクを介してシスコ デバイスを接続するときは、802.1Q トランクのネイティブ VLAN がトランク リンクの両端で同じであることを確認してください。トランクの一端のネイティブ VLAN と反対側の端のネイティブ VLAN が異なると、スパニングツリー ループの原因になります。

  • ネットワーク上のすべてのネイティブ VLAN についてスパニングツリーをディセーブルにせずに、802.1Q トランクの VLAN 上のスパニングツリーをディセーブルにすると、スパニングツリー ループが発生することがあります。802.1Q トランクのネイティブ VLAN のスパニングツリーはイネーブルのままにしておく必要があります。スパニングツリーをイネーブルにしておけない場合は、ネットワークの各 VLAN のスパニングツリーをディセーブルにする必要があります。スパニングツリーをディセーブルにする前に、ネットワークに物理ループがないことを確認してください。

  • 802.1Q トランクを介して 2 台のシスコ デバイスを接続すると、トランク上で許容される VLAN ごとにスパニングツリー ブリッジ プロトコル データ ユニット(BPDU)が交換されます。トランクのネイティブ VLAN 上の BPDU は、タグなしの状態で予約済み IEEE 802.1D スパニングツリー マルチキャスト MAC アドレス(01-80-C2-00-00-00)に送信されます。トランクの他のすべての VLAN 上の BPDU は、タグ付きの状態で、予約済み Cisco Shared Spanning Tree(SSTP)マルチキャスト MAC アドレス(01-00-0c-cc-cc-cd)に送信されます。

  • 他社製の 802.1Q デバイスでは、すべての VLAN に対してスパニングツリー トポロジを定義するスパニングツリーのインスタンス(Mono Spanning Tree)が 1 つしか維持されません。802.1Q トランクを介してシスコ製スイッチを他社製のスイッチに接続すると、他社製のスイッチの Mono Spanning Tree とシスコ製スイッチのネイティブ VLAN スパニングツリーが組み合わされて、Common Spanning Tree(CST)と呼ばれる単一のスパニングツリー トポロジが形成されます。

  • シスコ デバイスは、トランクのネイティブ VLAN 以外の VLAN にある SSTP マルチキャスト MAC アドレスに BPDU を伝送します。したがって、他社製のデバイスではこれらのフレームが BPDU として認識されず、対応する VLAN のすべてのポート上でフラッディングされます。他社製の 802.1Q クラウドに接続された他のシスコ デバイスは、フラッディングされたこれらの BPDU を受信します。BPDU を受信すると、Cisco スイッチは、他社製の 802.1Q デバイス クラウドにわたって、VLAN 別のスパニングツリー トポロジを維持できます。シスコ デバイスを隔てている他社製の 802.1Q クラウドは、802.1Q トランクを介して他社製の 802.1Q クラウドに接続されたすべてのデバイス間の単一のブロードキャスト セグメントとして処理されます。

  • シスコ デバイスを他社製の 802.1Q クラウドに接続するすべての 802.1Q トランク上で、ネイティブ VLAN が同じであることを確認します。

  • 他社製の特定の 802.1Q クラウドに複数のシスコ デバイスを接続する場合は、すべての接続に 802.1Q トランクを使用する必要があります。シスコ デバイスを他社製の 802.1Q クラウドにアクセス ポート経由で接続することはできません。この場合、シスコ製のアクセス ポートはスパニングツリー「ポート不一致」状態になり、トラフィックはポートを通過しません。

  • トランク ポートをポートチャネル グループに含めることができますが、そのグループのトランクはすべて同じ設定にする必要があります。グループを初めて作成したときには、そのグループに最初に追加されたポートのパラメータ設定値をすべてのポートが引き継ぎます。パラメータの設定を変更すると、許容 VLAN やトランク ステータスなど、デバイスのグループのすべてのポートにその設定を伝えます。たとえば、ポート グループのあるポートがトランクになるのを中止すると、すべてのポートがトランクになるのを中止します。

  • トランク ポートで 802.1X をイネーブルにしようとすると、エラー メッセージが表示され、802.1X はイネーブルになりません。802.1x 対応ポートのモードをトランクに変更しようとしても、ポート モードは変更されません。

  • 入力ユニキャスト パケット カウンタだけが SVI カウンタでサポートされます。

  • MAC アドレスが clear mac address-table dynamic コマンドによって VLAN でクリアされると、その VLAN のダイナミック ARP(Address Resolution Protocol)エントリが更新されます。

  • VLAN にスタティック ARP エントリがあり、ポート マッピングへの MAC アドレスが存在しない場合、MAC アドレスを学習するためにスーパーバイザによって ARP 要求が生成される可能性があります。MAC アドレスが学習されると、隣接関係により、正しい物理ポートへのポイントがエントリされます。

  • Cisco NX-OS は、いずれかの SVI が BIA MAC(Burned-In MAC Address)を使用して Cisco Nexus 9000 上に存在する場合、2 つの VLAN 間のトランスペアレント ブリッジングをサポートしません。これは、SVI/VLAN 間で BIA MAC が共有されるときに発生します。

    SVI ではトランスペアレント ブリッジングを正しく動作させるために BIA MAC とは異なる MAC を設定できます。

  • ポート ローカル VLAN は、ファブリック エクステンダ(FEX)をサポートしません。

レイヤ 2 インターフェイスのデフォルト設定

次の表に、デバイスのアクセスおよびトランク ポート モード パラメータのデフォルト設定を示します。

表 1 デフォルトのアクセスおよびトランク ポート モード パラメータ(7.0(3)I1(2) 以前)

パラメータ(Parameters)

デフォルト

スイッチポート モード

アクセス

Allowed VLANs

1 ~ 3967、4048 ~ 4094

アクセス VLAN ID

VLAN1

Native VLAN ID

VLAN1

ネイティブ VLAN ID タギング

ディセーブル

管理状態

閉じる

表 2 デフォルトのアクセスおよびトランク ポート モード パラメータ(7.0(3)I2(1) 以降)

パラメータ(Parameters)

デフォルト

スイッチポート モード

アクセス

Allowed VLANs

1 ~ 3967、4048 ~ 4094

アクセス VLAN ID

VLAN1

Native VLAN ID

VLAN1

ネイティブ VLAN ID タギング

ディセーブル

管理状態

閉じる

SVI 自動ステート

イネーブル

アクセス インターフェイスとトランク インターフェイスの設定


(注)  


Cisco IOS の CLI に慣れている場合、この機能に対応する Cisco NX-OS コマンドは通常使用する Cisco IOS コマンドと異なる場合があるので注意してください。


アクセスおよびトランク インターフェイスの設定に関する注意事項

トランクのすべての VLAN は同じ VDC であることが必要です。

レイヤ 2 アクセス ポートとしての VLAN インターフェイスの設定

レイヤ 2 ポートをアクセス ポートとして設定できます。アクセス ポートは、パケットを、1 つのタグなし VLAN 上だけで送信します。インターフェイスが伝送する VLAN トラフィックを指定します。これがアクセス VLAN になります。アクセス ポートの VLAN を指定しない場合、そのインターフェイスはデフォルト VLAN のトラフィックだけを伝送します。デフォルトの VLAN は VLAN 1 です。

VLAN をアクセス VLAN として指定するには、その VLAN が存在しなければなりません。システムは、存在しないアクセス VLAN に割り当てられたアクセス ポートをシャット ダウンします。

はじめる前に

レイヤ 2 インターフェイスを設定することを確認します。

手順の概要

    1.    configure terminal

    2.    interface ethernet {{type slot/port} | {port-channelnumber}}

    3.    switchport mode [access | trunk]

    4.    switchport access vlanvlan-id

    5.    exit

    6.    show interface

    7.    no shutdown

    8.    copy running-config startup-config


手順の詳細
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1configure terminal


    例:
    switch# configure terminal
    switch(config)#
     

    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

     
    ステップ 2interface ethernet {{type slot/port} | {port-channelnumber}}


    例:
    switch(config)# interface ethernet 3/1
    switch(config-if)# 
     

    設定するインターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

     
    ステップ 3switchport mode [access | trunk]


    例:
    switch(config-if)# switchport mode access
     

    インターフェイスを、非トランキング、タグなし、シングル VLAN レイヤ 2 インターフェイスとして設定します。アクセス ポートは、1 つの VLAN のトラフィックだけを伝送できます。デフォルトでは、アクセス ポートは VLAN1 のトラフィックを伝送します。異なる VLAN のトラフィックを伝送するようにアクセス ポートを設定するには、switchport access vlan コマンドを使用します。

     
    ステップ 4switchport access vlanvlan-id


    例:
    switch(config-if)# switchport access vlan 5
     

    このアクセス ポートでトラフィックを伝送する VLAN を指定します。このコマンドを入力しないと、アクセス ポートは VLAN1 だけのトラフィックを伝送します。このコマンドを使用して、アクセス ポートがトラフィックを伝送する VLAN を変更できます。

     
    ステップ 5exit


    例:
    switch(config-if)# exit
    switch(config)# 
    
     

    インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。

     
    ステップ 6show interface


    例:
    switch# show interface
     

    (任意)インターフェイスのステータスと内容を表示します。

     
    ステップ 7no shutdown


    例:
    switch# configure terminal
    switch(config)# int e3/1
    switch(config-if)# no shutdown
     

    (任意)ポリシーがハードウェア ポリシーと一致するインターフェイスおよび VLAN のエラーをクリアします。このコマンドにより、ポリシー プログラミングが続行でき、ポートがアップできます。ポリシーが対応していない場合は、エラーは error-disabled ポリシー状態になります。

     
    ステップ 8copy running-config startup-config


    例:
    switch(config)# copy running-config startup-config  
    
     

    (任意)実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

     

    次に、イーサネット 3/1 をレイヤ 2 アクセス ポートとして設定し、VLAN5 のトラフィックだけを伝送する例を示します。

    switch# configure terminal 
    switch(config)# interface ethernet 3/1
    switch(config-if)# switchport mode access
    switch(config-if)# switchport access vlan 5
    switch(config-if)#
    

    アクセス ホスト ポートの設定


    (注)  


    switchport host コマンドは、端末に接続するインターフェイスだけに使用します。


    端末に接続されたアクセス ポートでのパフォーマンスを最適化するには、そのポートをホスト ポートとしても設定します。アクセス ホスト ポートはエッジ ポートと同様に STP を処理し、ブロッキング ステートおよびラーニング ステートを通過することなくただちにフォワーディング ステートに移行します。インターフェイスをアクセス ホスト ポートとして設定すると、そのインターフェイス上でポート チャネル動作がディセーブルになります。


    (注)  


    ポートチャネル インターフェイスについては、「ポート チャネルの設定」の項および『Cisco Nexus 9000 Series NX-OS Layer 2 Switching Configuration Guide』を参照してください。


    はじめる前に

    エンド ステーションのインターフェイスに接続された適切なインターフェイスを設定することを確認してください。

    手順の概要

      1.    configure terminal

      2.    interface ethernettype slot/port

      3.    switchport host

      4.    exit

      5.    show interface

      6.    no shutdown

      7.    copy running-config startup-config


    手順の詳細
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1configure terminal


      例:
      switch# configure terminal
      switch(config)#
       

      グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 2interface ethernettype slot/port


      例:
      switch(config)# interface ethernet 3/1
      switch(config-if)# 
       

      設定するインターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 3switchport host


      例:switch(config-if)# switchport host 

      インターフェイスをアクセス ホスト ポートとして設定します。このポートはただちに、スパニングツリー フォワーディング ステートに移行し、このインターフェイスのポート チャネル動作をディセーブルにします。

      (注)     

      このコマンドは端末だけに適用します。

       
      ステップ 4exit


      例:
      switch(config-if-range)# exit
      switch(config)# 
      
       

      インターフェイス モードを終了します。

       
      ステップ 5show interface


      例:
      switch# show interface
       

      (任意)インターフェイスのステータスと内容を表示します。

       
      ステップ 6no shutdown


      例:
      switch# configure terminal
      switch(config)# int e3/1
      switch(config-if)# no shutdown
       

      (任意)ポリシーがハードウェア ポリシーと一致するインターフェイスおよび VLAN のエラーをクリアします。このコマンドにより、ポリシー プログラミングが続行でき、ポートがアップできます。ポリシーが対応していない場合は、エラーは error-disabled ポリシー状態になります。

       
      ステップ 7copy running-config startup-config


      例:
      switch(config)# copy running-config startup-config  
      
       

      (任意)実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

       

      次に、イーサネット 3/1 をレイヤ 2 アクセス ポートとして設定し、PortFast をイネーブルにしてポート チャネルをディセーブルにする例を示します。

      switch# configure terminal 
      switch(config)# interface ethernet 3/1
      switch(config-if)# switchport host
      switch(config-if)#
      

      トランク ポートの設定

      レイヤ 2 ポートをトランク ポートとして設定できます。トランク ポートは、1 つの VLAN の非タグ付きパケットと、複数の VLAN のカプセル化されたタグ付きパケットを伝送します(カプセル化については、「IEEE 802.1Q カプセル化」の項を参照)。


      (注)  


      デバイスは 802.1Q カプセル化だけをサポートします。


      はじめる前に

      トランク ポートを設定する前に、レイヤ 2 インターフェイスを設定することを確認します。

      手順の概要

        1.    configure terminal

        2.    interface {type slot/port | port-channelnumber}

        3.    switchport mode [access | trunk]

        4.    exit

        5.    show interface

        6.    no shutdown

        7.    copy running-config startup-config


      手順の詳細
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1configure terminal


        例:
        switch# configure terminal
        switch(config)#
         

        グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

         
        ステップ 2interface {type slot/port | port-channelnumber}


        例:
        switch(config)# interface ethernet 3/1
        switch(config-if)# 
         

        設定するインターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

         
        ステップ 3switchport mode [access | trunk]


        例:
        switch(config-if)# switchport mode trunk
         

        インターフェイスをレイヤ 2 トランク ポートとして設定します。トランク ポートは、同じ物理リンクで 1 つ以上の VLAN 内のトラフィックを伝送できます(各 VLAN はトランキングが許可された VLAN リストに基づいています)。デフォルトでは、トランク インターフェイスはすべての VLAN のトラフィックを伝送できます。指定したトランクで特定の VLAN のみが許可されるように指定するには、switchport trunk allowed vlan コマンドを使用します。

         
        ステップ 4exit


        例:
        switch(config-if)# exit
        switch(config)# 
        
         

        インターフェイス モードを終了します。

         
        ステップ 5show interface


        例:
        switch# show interface
         

        (任意)インターフェイスのステータスと内容を表示します。

         
        ステップ 6no shutdown


        例:
        switch# configure terminal
        switch(config)# int e3/1
        switch(config-if)# no shutdown
         

        (任意)ポリシーがハードウェア ポリシーと一致するインターフェイスおよび VLAN のエラーをクリアします。このコマンドにより、ポリシー プログラミングが続行でき、ポートがアップできます。ポリシーが対応していない場合は、エラーは error-disabled ポリシー状態になります。

         
        ステップ 7copy running-config startup-config


        例:
        switch(config)# copy running-config startup-config  
        
         

        (任意)実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

         

        次に、イーサネット 3/1 をレイヤ 2 トランク ポートとして設定する例を示します。

        switch# configure terminal 
        switch(config)# interface ethernet 3/1
        switch(config-if)# switchport mode trunk
        switch(config-if)#
        

        802.1Q トランク ポートのネイティブ VLAN の設定

        ネイティブ VLAN を 802.1Q トランク ポートに設定できます。このパラメータを設定しないと、トランク ポートは、デフォルト VLAN をネイティブ VLAN ID として使用します。


        (注)  


        イーサネット インターフェイスのネイティブ VLAN として FCoE VLAN を設定できません。


        手順の概要

          1.    configure terminal

          2.    interface {{type slot/port} | {port-channelnumber}}

          3.    switchport trunk native vlanvlan-id

          4.    exit

          5.    show vlan

          6.    no shutdown

          7.    copy running-config startup-config


        手順の詳細
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1configure terminal


          例:
          switch# configure terminal
          switch(config)#
           

          グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

           
          ステップ 2interface {{type slot/port} | {port-channelnumber}}


          例:
          switch(config)# interface ethernet 3/1
          switch(config-if)# 
           

          設定するインターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

           
          ステップ 3switchport trunk native vlanvlan-id


          例:
          switch(config-if)# switchport trunk native vlan 5
           

          802.1Q トランクのネイティブ VLAN を設定します。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です(ただし、内部使用に予約されている VLAN は除きます)。デフォルト値は VLAN 1 です。

           
          ステップ 4exit


          例:
          switch(config-if-range)# exit
          switch(config)# 
          
           

          インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。

           
          ステップ 5show vlan


          例:
          switch# show vlan
           

          (任意)VLAN のステータスと内容を表示します。

           
          ステップ 6no shutdown


          例:
          switch# configure terminal
          switch(config)# int e3/1
          switch(config-if)# no shutdown
           

          (任意)ポリシーがハードウェア ポリシーと一致するインターフェイスおよび VLAN のエラーをクリアします。このコマンドにより、ポリシー プログラミングが続行でき、ポートがアップできます。ポリシーが対応していない場合は、エラーは error-disabled ポリシー状態になります。

           
          ステップ 7copy running-config startup-config


          例:
          switch(config)# copy running-config startup-config  
          
           

          (任意)実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

           

          次に、ネイティブ VLAN をイーサネット 3/1 に設定し、レイヤ 2 トランク ポートを VLAN5 に設定する例を示します。

          switch# configure terminal 
          switch(config)# interface ethernet 3/1
          switch(config-if)# switchport trunk native vlan 5
          switch(config-if)#
          

          トランキング ポートの許可 VLAN の設定

          特定のトランク ポートで許可されている VLAN の ID を指定できます。


          (注)  


          switchport trunk allowed vlanvlan-list コマンドは、指定したポートの現在の VLAN リストを新しいリストと置き換えます。新しいリストが適用される前に確認を求められます。

          大規模な設定のコピー アンド ペーストをしている場合は、CLI が他のコマンドを受け入れる前に確認のため待機しているので障害が発生する場合があります。この問題を回避するには、設定をペーストする前に terminal dont-ask コマンドを使用して、メッセージの表示をディセーブルにできます。


          はじめる前に

          指定トランク ポートの許可 VLAN を設定する前に、正しいインターフェイスを設定していること、およびそのインターフェイスがトランクであることを確認してください。


          (注)  


          内部使用に予約されている VLAN のブロックを変更できます。予約 VLAN 変更の詳細については、『Cisco Nexus 9000 Series NX-OS Layer 2 Switching Configuration Guide』を参照してください。


          手順の概要

            1.    configure terminal

            2.    interface {ethernetslot/port | port-channelnumber}

            3.    switchport trunk allowed vlan {vlan-listaddvlan-list | all | exceptvlan-list | none | removevlan-list}

            4.    exit

            5.    show vlan

            6.    no shutdown

            7.    copy running-config startup-config


          手順の詳細
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1configure terminal


            例:
            switch# configure terminal
            switch(config)#
             

            グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

             
            ステップ 2interface {ethernetslot/port | port-channelnumber}


            例:
            switch(config)# interface ethernet 3/1
             

            設定するインターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

             
            ステップ 3switchport trunk allowed vlan {vlan-listaddvlan-list | all | exceptvlan-list | none | removevlan-list}


            例:
            switch(config-if)# switchport trunk allowed vlan add 15-20#
             

            トランク インターフェイスの許可 VLAN を設定します。デフォルトでは、トランク インターフェイス上のすべての VLAN(1 ~ 3967 および 4048 ~ 4094)が許可されます。VLAN 3968 ~ 4047 は、内部で使用するデフォルトで予約されている VLAN です。デフォルトでは、すべてのトランク インターフェイスですべての VLAN が許可されます。

            デフォルトの予約済み VLAN は 3968 ~ 4094 で、予約 VLAN のブロックを変更できます。詳細については、『Cisco Nexus 9000 Series NX-OS Layer 2 Switching Configuration Guide』を参照してください。

            (注)     

            内部で割り当て済みの VLAN を、トランク ポート上の許可 VLAN として追加することはできません。内部で割り当て済みの VLAN を、トランク ポートの許可 VLAN として登録しようとすると、メッセージが返されます。

             
            ステップ 4exit


            例:
            switch(config-if)# exit
            switch(config)# 
            
             

            インターフェイス モードを終了します。

             
            ステップ 5show vlan


            例:
            switch# show vlan
             

            (任意)VLAN のステータスと内容を表示します。

             
            ステップ 6no shutdown


            例:
            switch# configure terminal
            switch(config)# int e3/1
            switch(config-if)# no shutdown
             

            (任意)ポリシーがハードウェア ポリシーと一致するインターフェイスおよび VLAN のエラーをクリアします。このコマンドにより、ポリシー プログラミングが続行でき、ポートがアップできます。ポリシーが対応していない場合は、エラーは error-disabled ポリシー状態になります。

             
            ステップ 7copy running-config startup-config


            例:
            switch(config)# copy running-config startup-config  
            
             

            (任意)実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

             

            次に、VLAN 15 ~ 20 をイーサネット 3/1、レイヤ 2 トランク ポートの許容 VLAN リストに追加する例を示します。

            switch# configure terminal 
            switch(config)# interface ethernet 3/1
            switch(config-if)# switchport trunk allowed vlan 15-20
            switch(config-if)#
            

            スイッチポート分離の設定

            7.0(3)I2(1) では、スイッチポート分離機能がサポートされています。


            (注)  


            スイッチポート分離機能は、FEX インターフェイスまたはポートチャネル メンバーをサポートしていません。



            (注)  


            ポートチャネルでは、異なるスイッチポート分離設定を持つ物理インターフェイスは許可されません。


            手順の概要

              1.    configure terminal

              2.    interface {{ethernetslot/port} | {port-channelnumber}}

              3.    switchport isolated

              4.    show running-config interface port-channelport-channel-number


            手順の詳細
               コマンドまたはアクション目的
              ステップ 1configure terminal


              例:
              switch# configure terminal
              switch(config)#
               

              グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

               
              ステップ 2interface {{ethernetslot/port} | {port-channelnumber}}


              例:
              switch(config)# interface ethernet 3/1
              switch(config-if)# 
               

              設定するインターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

               
              ステップ 3switchport isolated


              例:
              switch(config-if)# switchport isolated
               

              スイッチポート分離機能を有効にします。

               
              ステップ 4show running-config interface port-channelport-channel-number
               

              (任意)インターフェイスのステータスと内容を表示します。

               

              デフォルト インターフェイスの設定

              デフォルト インターフェイス機能によって、イーサネット、ループバック、VLAN ネットワーク、ポートチャネル、およびトンネル インターフェイスなどの複数インターフェイスの既存コンフィギュレーションを消去できます。特定のインターフェイスでのすべてのユーザ コンフィギュレーションは削除されます。後で削除したコンフィギュレーションを復元できるように、任意でチェックポイントを作成してからインターフェイスのコンフィギュレーションを消去できます。


              (注)  


              デフォルトのインターフェイス機能は、管理インターフェイスに対しサポートされていません。それはデバイスが到達不能な状態になる可能性があるためです。


              手順の概要

                1.    configure terminal

                2.    default interfaceint-if [checkpointname]

                3.    exit

                4.    show interface

                5.    no shutdown


              手順の詳細
                 コマンドまたはアクション目的
                ステップ 1configure terminal


                例:
                switch# configure terminal
                switch(config)#
                 

                グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                 
                ステップ 2default interfaceint-if [checkpointname]


                例:
                switch(config)# default interface ethernet 3/1 checkpoint test8
                 

                インターフェイスの設定を削除しデフォルトの設定を復元します。? キーワードを使用して、サポートされるインターフェイスを表示します。

                checkpoint キーワードを使用して、設定を消去する前にインターフェイスの実行コンフィギュレーションのコピーを保存します。

                 
                ステップ 3exit


                例:
                switch(config)# exit
                switch(config)# 
                
                 

                グローバル コンフィギュレーション モードを終了します。

                 
                ステップ 4show interface


                例:
                switch# show interface
                 

                (任意)インターフェイスのステータスと内容を表示します。

                 
                ステップ 5no shutdown


                例:
                switch# configure terminal
                switch(config)# int e3/1
                switch(config-if)# no shutdown
                 

                (任意)ポリシーがハードウェア ポリシーと一致するインターフェイスおよび VLAN のエラーをクリアします。このコマンドにより、ポリシー プログラミングが続行でき、ポートがアップできます。ポリシーが対応していない場合は、エラーは error-disabled ポリシー状態になります。

                 

                次に、ロールバック目的で実行コンフィギュレーションのチェックポイントを保存する際にイーサネット インターフェイスの設定を削除する例を示します。

                switch# configure terminal 
                switch(config)# default interface ethernet 3/1 checkpoint test8
                .......Done 
                switch(config)# 
                

                SVI 自動ステート除外の設定

                7.0(3)I2(1) 以降では、イーサネット インターフェイスまたはポート チャネルに SVI 自動ステート除外機能を設定できます。自動ステート除外オプションを使用して、ポートが SVI 計算を稼働または停止したり、それを選択したポートでイネーブルのすべての VLAN に適用するのをイネーブルまたはディセーブルにすることができます。また、SVI 自動ステート除外 VLAN 機能を使用して、VLAN を自動ステート除外インターフェイスから除外することができます。

                手順の概要

                  1.    configure terminal

                  2.    interface {{type slot/port} | {port-channelnumber}}

                  3.    switchport

                  4.    [no] switchport autostate exclude

                  5.    [no] switchport autostate exclude vlan {vlan id | all | except}

                  6.    exit

                  7.    show running-config interface {{type slot/port} | {port-channelnumber}}

                  8.    no shutdown

                  9.    copy running-config startup-config


                手順の詳細
                   コマンドまたはアクション目的
                  ステップ 1configure terminal


                  例:
                  switch# configure terminal
                  switch(config)#
                   

                  グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                   
                  ステップ 2interface {{type slot/port} | {port-channelnumber}}


                  例:
                  switch(config)# interface ethernet 3/1
                  switch(config-if)# 
                   

                  設定するインターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

                   
                  ステップ 3switchport


                  例:
                  switch(config-if)# switchport
                   

                  インターフェイスをレイヤ 2 インターフェイスとして設定します。

                   
                  ステップ 4[no] switchport autostate exclude


                  例:
                  switch(config-if)# switchport autostate exclude
                   

                  VLAN に複数のポートがあるときに、VLAN インターフェイスのリンクアップ計算からポートを除外します。

                  デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

                   
                  ステップ 5[no] switchport autostate exclude vlan {vlan id | all | except}


                  例:
                  switch(config-if)# switchport autostate exclude vlan 10
                   

                  (任意)自動ステート除外インターフェイスから vlan または vlan のセットを除外します。これにより、システムの中断を最小限に抑えることができます。

                  デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

                   
                  ステップ 6exit


                  例:
                  switch(config-if)# exit
                  switch(config)# 
                  
                   

                  インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。

                   
                  ステップ 7show running-config interface {{type slot/port} | {port-channelnumber}}


                  例:
                  switch(config)# show running-config interface ethernet 3/1
                   

                  (任意)指定されたインターフェイスに関する設定情報を表示します。

                   
                  ステップ 8no shutdown


                  例:
                  switch# configure terminal
                  switch(config)# int e3/1
                  switch(config-if)# no shutdown
                   

                  (任意)ポリシーがハードウェア ポリシーと一致するインターフェイスおよび VLAN のエラーをクリアします。このコマンドにより、ポリシー プログラミングが続行でき、ポートがアップできます。ポリシーが対応していない場合は、エラーは error-disabled ポリシー状態になります。

                   
                  ステップ 9copy running-config startup-config


                  例:
                  switch(config)# copy running-config startup-config  
                  
                   

                  (任意)実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

                   

                  次に、Cisco NX-OS デバイスで VLAN インターフェイスのリンクアップ計算からポートを除外する例を示します。

                  switch# configure terminal 
                  switch(config)# interface ethernet 3/1
                  switch(config-if)# switchport
                  switch(config-if)# switchport autostate exclude
                  

                  次に、自動除外インターフェイスから VLAN を除外する例を示します。

                  switch# configure terminal 
                  switch(config)# interface ethernet 3/1
                  switch(config-if)# switchport
                  switch(config-if)# switchport autostate exclude
                  switch(config-if)# switchport autostate exclude vlan 10
                  

                  システムの SVI 自動ステートのディセーブル化の設定

                  SVI 自動ステート機能によって SVI を管理できます。SVI 自動ステートのディセーブル化機能を設定して、対応する VLAN 内にアップ状態のインターフェイスがない場合でも SVI をアップ状態に保持することができます。(同様に、SVI 自動ステートのイネーブル化機能を設定すると、対応する VLAN 内にアップ状態のインターフェイスがない場合に SVI がダウン状態になります)。システム全体にこの機能を設定するには、次の手順を使用します。


                  (注)  


                  system default interface-vlan autostate コマンドが SVI 自動ステート機能をイネーブルにします。


                  手順の概要

                    1.    configure terminal

                    2.    [no] system default interface-vlan autostate

                    3.    no shutdown

                    4.    show running-config [all]


                  手順の詳細
                     コマンドまたはアクション目的
                    ステップ 1configure terminal


                    例:
                    switch# configure terminal
                    switch(config)#
                     

                    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                     
                    ステップ 2[no] system default interface-vlan autostate


                    例:
                    switch(config)# no system default interface-vlan autostate
                     

                    デバイスに対するデフォルトの自動ステート動作をディセーブルにします。

                    (注)     

                    デバイスの自動ステート動作をイネーブルにするには、system default interface-vlan autostate コマンドを使用します。

                     
                    ステップ 3no shutdown


                    例:
                    switch# configure terminal
                    switch(config)# int e3/1
                    switch(config-if)# no shutdown
                     

                    (任意)ポリシーがハードウェア ポリシーと一致するインターフェイスおよび VLAN のエラーをクリアします。このコマンドにより、ポリシー プログラミングが続行でき、ポートがアップできます。ポリシーが対応していない場合は、エラーは error-disabled ポリシー状態になります。

                     
                    ステップ 4show running-config [all]


                    例:
                    switch(config)# show running-config  
                    
                     

                    (任意)実行コンフィギュレーションを表示します。

                    デフォルト情報および設定情報を表示するには、all キーワードを使用します。

                     

                    次に、Cisco NX-OS デバイス上でデフォルトの自動ステート動作をディセーブルにする例を示します。

                    switch# configure terminal 
                    switch(config)# no system default interface-vlan autostate
                    switch(config)# show running-config

                    SVI 単位の SVI 自動ステートのディセーブル化の設定

                    個々の SVI 上で SVI 自動ステートのイネーブル化またはディセーブル化を設定できます。SVI レベルの設定は、その特定の SVI に対するシステムレベルの SVI 自動ステート設定より優先されます。

                    手順の概要

                      1.    configure terminal

                      2.    feature interface-vlan

                      3.    interface vlanvlan-id

                      4.    [no] autostate

                      5.    exit

                      6.    show running-config interface vlanvlan-id

                      7.    no shutdown

                      8.    show startup-config interface vlanvlan-id


                    手順の詳細
                       コマンドまたはアクション目的
                      ステップ 1configure terminal


                      例:
                      switch# configure terminal
                      switch(config)#
                       

                      グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                       
                      ステップ 2feature interface-vlan


                      例:
                      switch(config)# feature interface-vlan
                       

                      VLAN インターフェイス モードをイネーブルにします。

                       
                      ステップ 3interface vlanvlan-id


                      例:
                      switch(config-if)# interface vlan10
                      
                      switch(config)# 
                       

                      VLAN インターフェイスを作成し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。範囲は、1 ~ 4094 です。

                       
                      ステップ 4[no] autostate


                      例:
                      switch(config-if)# no autostate
                       

                      デフォルトでは、指定されたインターフェイスの SVI 自動ステート機能をイネーブルにします。

                      デフォルト設定をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

                       
                      ステップ 5exit


                      例:
                      switch(config-if)# exit
                      switch(config)# 
                      
                       

                      インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。

                       
                      ステップ 6show running-config interface vlanvlan-id


                      例:
                      switch(config)# show running-config interface vlan10
                      
                       

                      (任意)特定の VLAN インターフェイスの実行コンフィギュレーションを表示します。

                       
                      ステップ 7no shutdown


                      例:
                      switch# configure terminal
                      switch(config)# int e3/1
                      switch(config-if)# no shutdown
                       

                      (任意)ポリシーがハードウェア ポリシーと一致するインターフェイスおよび VLAN のエラーをクリアします。このコマンドにより、ポリシー プログラミングが続行でき、ポートがアップできます。ポリシーが対応していない場合は、エラーは error-disabled ポリシー状態になります。

                       
                      ステップ 8show startup-config interface vlanvlan-id


                      例:
                      switch(config)# show startup-config interface vlan10
                       

                      (任意)スタートアップ コンフィギュレーションの VLAN 設定を表示します。

                       

                      次に、個々の SVI 上でデフォルトの自動ステート動作をディセーブルにする例を示します。

                      switch# configure terminal 
                      switch(config)# feature interface-vlan
                      switch(config)# interface vlan10
                      witch(config-if)# no autostate
                      

                      ネイティブ VLAN トラフィックにタグを付けるためのデバイス設定

                      802.1Q トランク インターフェイスを使用する場合、ネイティブ VLAN ID の値と一致しすべてのタグなしトラフィックをドロップするタグで開始するすべてのパケットに対するタギングを維持できます(この場合もインターフェイスの制御トラフィックは伝送されます)。この機能はデバイス全体に当てはまります。デバイスの VLAN を指定して当てはめることはできません。

                      vlan dot1q tag native グローバル コマンドを使用すると、デバイスのすべてのトランクですべてのネイティブ VLAN ID インターフェイスの動作を変更できます。


                      (注)  


                      あるデバイス上で 802.1Q タギングをイネーブルにし、別のデバイスではディセーブルにすると、デバイス上のトラフィックはすべてドロップされ、この機能はディセーブルになります。この機能はデバイスごとに独自に設定する必要があります。


                      手順の概要

                        1.    configure terminal

                        2.    vlan dot1q tag native

                        3.    exit

                        4.    show vlan

                        5.    no shutdown

                        6.    copy running-config startup-config


                      手順の詳細
                         コマンドまたはアクション目的
                        ステップ 1configure terminal


                        例:
                        switch# configure terminal
                        switch(config)#
                         

                        グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                         
                        ステップ 2vlan dot1q tag native


                        例:
                        switch(config)# vlan dot1q tag native
                         

                        802.1Q トランキング ネイティブ VLAN ID インターフェイスの動作を変更します。このインターフェイスは、ネイティブ VLAN ID の値と一致して、すべての非タグ付きトラフィックをドロップするタグを使って入るすべてのパケットのタギングを維持します。この場合も、制御トラフィックはネイティブ VLAN を通過します。デフォルトではディセーブルになっています。

                         
                        ステップ 3exit


                        例:
                        switch(config-if-range)# exit
                        switch(config)# 
                        
                         

                        インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。

                         
                        ステップ 4show vlan


                        例:
                        switch# show vlan
                        
                         

                        (任意)VLAN のステータスと内容を表示します。

                         
                        ステップ 5no shutdown


                        例:
                        switch# configure terminal
                        switch(config)# int e3/1
                        switch(config-if)# no shutdown
                         

                        (任意)ポリシーがハードウェア ポリシーと一致するインターフェイスおよび VLAN のエラーをクリアします。このコマンドにより、ポリシー プログラミングが続行でき、ポートがアップできます。ポリシーが対応していない場合は、エラーは error-disabled ポリシー状態になります。

                         
                        ステップ 6copy running-config startup-config


                        例:
                        switch(config)# copy running-config startup-config  
                        
                         

                        (任意)実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

                         

                        次に、802.1Q トランク インターフェイスのネイティブ VLAN の動作を変更してタグ付きパケットを維持し、すべての非タグ付きトラフィックをドロップする例を示します(制御トラフィックは除く)。

                        switch# configure terminal 
                        switch(config)# vlan dot1q tag native
                        switch#

                        システムのデフォルト ポート モードをレイヤ 2 に変更

                        システムのデフォルト ポート モードをレイヤ 2 アクセス ポートに設定できます。

                        手順の概要

                          1.    configure terminal

                          2.    system default switchport [shutdown]

                          3.    exit

                          4.    show interface brief

                          5.    no shutdown

                          6.    copy running-config startup-config


                        手順の詳細
                           コマンドまたはアクション目的
                          ステップ 1configure terminal


                          例:
                          switch# configure terminal
                          switch(config)#
                           

                          グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                           
                          ステップ 2system default switchport [shutdown]


                          例:switch(config-if)# system default switchport 

                          システムのすべてのインターフェイスに対するデフォルトのポート モードをレイヤ 2 アクセス ポート モードに設定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。デフォルトでは、すべてのインターフェイスがレイヤ 3 です。

                          (注)     

                          system default switchport shutdown コマンドが発行されると、次のようになります。

                          • no shutdown で設定されていない FEX HIF はシャットダウンされます。シャットダウンを回避するには、no shut で FEX HIF を設定します。

                          • no shutdown で明示的に設定されていないレイヤ 2 ポートはシャットダウンされます。シャットダウンを回避するには、no shut でレイヤ 2 ポートを設定します。

                           
                          ステップ 3exit


                          例:
                          switch(config-if)# exit
                          switch(config)# 
                          
                           

                          インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。

                           
                          ステップ 4show interface brief


                          例:
                          switch# show interface brief
                          
                           

                          (任意)インターフェイスのステータスと内容を表示します。

                           
                          ステップ 5no shutdown


                          例:
                          switch# configure terminal
                          switch(config)# int e3/1
                          switch(config-if)# no shutdown
                           

                          (任意)ポリシーがハードウェア ポリシーと一致するインターフェイスおよび VLAN のエラーをクリアします。このコマンドにより、ポリシー プログラミングが続行でき、ポートがアップできます。ポリシーが対応していない場合は、エラーは error-disabled ポリシー状態になります。

                           
                          ステップ 6copy running-config startup-config


                          例:
                          switch(config)# copy running-config startup-config  
                          
                           

                          (任意)実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

                           

                          次に、システム ポートをデフォルトでレイヤ 2 アクセス ポートに設定する例を示します。

                          switch# configure terminal 
                          switch(config-if)# system default switchport
                          switch(config-if)#
                          

                          インターフェイス コンフィギュレーションの確認

                          アクセスおよびトランク インターフェイス設定情報を表示するには、次のタスクのいずれかを行います。

                          コマンド

                          目的

                          show interface ethernetslot/port [brief | | counters | debounce | description | flowcontrol | mac-address | status | transceiver]

                          インターフェイスの設定を表示します。

                          show interface brief

                          インターフェイス設定情報を、モードも含めて表示します。

                          show interface switchport

                          アクセスおよびトランク インターフェイスも含めて、すべてのレイヤ 2 インターフェイスの情報を表示します。

                          show interface trunk [modulemodule-number | vlanvlan-id]

                          トランク設定情報を表示します。

                          show interface capabilities

                          インターフェイスの機能に関する情報を表示します。

                          show running-config [all]

                          現在の設定に関する情報を表示します。

                          all コマンドを使用すると、デフォルトの設定と現在の設定が表示されます。

                          show running-config interface ethernetslot/port

                          指定されたインターフェイスに関する設定情報を表示します。

                          show running-config interface port-channelslot/port

                          指定されたポートチャネル インターフェイスに関するコンフィギュレーション情報を表示します。

                          show running-config interface vlanvlan-id

                          指定された VLAN インターフェイスに関するコンフィギュレーション情報を表示します。

                          レイヤ 2 インターフェイスのモニタリング

                          レイヤ 2 インターフェイスを表示するには、次のコマンドを使用します。

                          コマンド

                          目的

                          clear counters interface [interface]

                          カウンタをクリアします。

                          load- interval {intervalseconds {1 | 2 | 3}}

                          Cisco Nexus 9000 シリーズ デバイスは、ビットレートおよびパケットレートの統計情報に 3 種類のサンプリング インターバルを設定します。

                          show interface counters [modulemodule]

                          入力および出力オクテット ユニキャスト パケット、マルチキャスト パケット、ブロードキャスト パケットを表示します。

                          show interface counters detailed [all]

                          入力パケット、バイト、マルチキャストを、出力パケットおよびバイトとともに表示します。

                          show interface counters errors [modulemodule]

                          エラー パケットの数を表示します。

                          アクセス ポートおよびトランク ポートの設定例

                          次に、レイヤ 2 アクセス インターフェイスを設定し、このインターフェイスにアクセス VLAN モードを割り当てる例を示します。

                          switch# configure terminal
                          switch(config)# interface ethernet 2/30
                          switch(config-if)# switchport
                          switch(config-if)# switchport mode access
                          switch(config-if)# switchport access vlan 5
                          switch(config-if)#
                          

                          次に、レイヤ 2 トランク インターフェイスを設定してネイティブ VLAN および許容 VLAN を割り当て、デバイスにトランク インターフェイスのネイティブ VLAN トラフィックのタグを設定する例を示します。

                          switch# configure terminal
                          switch(config)# interface ethernet 2/35
                          switch(config-if)# switchport
                          switch(config-if)# switchport mode trunk
                          switch(config-if)# switchport trunk native vlan 10
                          switch(config-if)# switchport trunk allowed vlan 5, 10
                          switch(config-if)# exit
                          switch(config)# vlan dot1q tag native
                          switch(config)#
                          

                          関連資料

                          関連資料

                          マニュアル タイトル

                          レイヤ 3 インターフェイスの設定

                          「レイヤ 2 インターフェイスの設定」の項

                          ポート チャネル

                          「ポート チャネルの設定」の項

                          VLAN、プライベート VLAN、STP

                          『Cisco Nexus 9000 Series NX-OS Layer 2 Switching Configuration Guide』

                          システム管理

                          『Cisco Nexus 9000 Series NX-OS System Management Configuration Guide』

                          ハイ アベイラビリティ

                          『Cisco Nexus 9000 Series NX-OS High Availability and Redundancy Guide』

                          ライセンス

                          『Cisco NX-OS Licensing Guide』

                          リリース ノート

                          『Cisco Nexus 9000 Series NX-OS Release Notes』