システム コンポーネントの再梱包
Cisco Nexus 7000 シリーズ システムは、出荷時の梱包材で再梱包してください。梱包材がお手元にない場合は、注文することができます。Cisco Nexus 7000 シリーズを軽くし、持ち運びやすくするために、電源装置、外部フレーム、扉を取り外し、Cisco Nexus 7010 スイッチの場合はシャーシを動かす前にオプションのエアー フィルタも取り外します。これらの各コンポーネントは別々に梱包する必要があります。シャーシを梱包するには、通常、リフトを使用して(120 ポンド(54.4 Kg)以上を持ち上げる場合には必須)、シャーシをラックからシャーシとそのコンポーネントを梱包できる輸送用パレットに移動します。
この項では、次のトピックについて取り上げます。
システムの再梱包に必要な工具および機器
Cisco Nexus 7000 シリーズのシャーシを元の梱包材に再梱包する前に、次の工具および機器があることを確認してください。
– Cisco Nexus 7004 シャーシ:50 ポンド(68 Kg)
– Cisco Nexus 7009 シャーシ:300 ポンド(136 Kg)
– Cisco Nexus 7010 シャーシ:550 ポンド(250 Kg)
– Cisco Nexus 7018 シャーシ:700 ポンド(318 Kg)
- No.1 のプラス ドライバ(トルク機能付き)
- トルク機能付きのドライバまたはラチェット レンチ用のナット ドライバ アタッチメント(DC 電源モジュールにのみ使用)
- 3/16 インチ マイナス ドライバ
- 静電気防止用リスト ストラップ
- 次のものを含む元の輸送用コンテナおよび梱包材:
– Cisco Nexus 7004 シャーシ:N7K-C7004-SHPPKG=
– Cisco Nexus 7009 シャーシ:N7K-C7009-SHPPKG=
– Cisco Nexus 7010 シャーシ:N7K-C7010-SHPPKG=
– Cisco Nexus 7018 シャーシ:N7K-C7018-SHPPKG=
注意
Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチまたはスイッチのコンポーネントを取り扱う場合は、常に静電気防止手順に従って静電破壊を防止してください。この手順には、静電気防止用リスト ストラップを着用してデータセンターのビルのアースに接続することを含みますが、これに限定されません。
Cisco Nexus 7004 スイッチの再梱包
Cisco Nexus 7004 シャーシを自身でラックから持ち上げる場合は、シャーシから電源モジュールを取り外して 120 ポンド(54.4 kg)未満に軽量化する必要があります。軽量化しない場合は、シャーシをラックから取り外す際にリフトを使用してシャーシを保持する必要あります。
シャーシをラックから取り外す前に、パレットを床に置き、梱包材を周辺に用意します。Cisco Nexus 7004 スイッチ用の元の梱包材がない場合は、それらの梱包材の別のセット(部品番号 N7K-C7004-SHPPKG=)を注文してください。
注意
パレット、スイッチ、梱包を水に浸けたり湿気にさらしたりしないようにしてください。
Cisco Nexus 7004 スイッチを再梱包するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 シャーシに搭載されている各電源モジュールの電源スイッチをスタンバイ(ラベル 0)に切り替え、OUTPUT LED が点灯していないことを確認します。
ステップ 2 各 AC 電源モジュールで、次のように電源コードを取り外します。
a. 電源ケーブルを電源から外し、電源モジュールの LED がすべて消えていることを確認します。
b. 電源モジュールに電源プラグを固定している電源ケーブル固定クリップを持ち上げ、電源モジュールのコンセントからプラグを引き抜きます。
ステップ 3 各 DC 電源モジュールで、次のように電源コードを取り外します。
a. 電源(回路ブレーカー)がオフになっていること、および電源モジュールの LED がすべて消えていることを確認します。
b. 電源から電源ケーブルを取り外します。
c. カバーの 3 本のネジを外し、ボックスからカバーを引き抜いて、DC 電源モジュールの端子ボックスのカバーを取り外します。端子ボックスの位置とカバーを固定しているネジについては、図 6-7を参照してください。
d. 4 つのラグのそれぞれを端子ボックスに固定している 2 本のネジを外します。
e. 端子ボックスのカバーを元に戻し、3 本のネジで固定します。
ステップ 4 シャーシに前面扉がある場合は、次のように扉を取り外して梱包します。
a. シャーシの近くに前面扉用の梱包材を用意します。
b. 扉の両側を持ち、シャーシの前面から扉を引き離します。
c. 広げて平らにした内箱の中央に扉を置きます(図 E-1 の番号 2 のように、前面を下に向けます)。
図 E-1 Cisco Nexus 7004 シャーシの前面扉の梱包
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前面扉用の内箱(広げて平らにした状態) |
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コーナー パッド(中の四隅に配置) |
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前面扉(前面が下向き) |
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内箱(外箱に入れ、コーナー パッドの上に配置) |
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短いフラップ(2)(扉の上に折り込む) |
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コーナー パッド(内箱の上の四隅に配置) |
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長いフラップ(2)(扉の上に折り込む) |
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短いフラップ(2)(内箱の上に折り込む) |
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長いフラップ(閉じ合わせてテープで箱に固定) |
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長いフラップ(2)(内箱の上に折り込む) |
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内箱用の外箱(開いた状態) |
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長いフラップ(閉じ合わせてテープで箱に固定) |
d. 内箱の短い方の 2 つのフラップを扉の上に折り込みます(図 E-1 の番号 3 を参照)。
e. 内箱の長い方の 2 つのフラップを扉の上に折り込みます(図 E-1 の番号 4 を参照)。
f. 内箱の長い方のフラップを閉じ合わせてテープで箱に固定します(図 E-1 の番号 5 を参照)。
g. 外箱を開けます(図 E-1 の番号 6 を参照)。
h. 外箱の下の四隅にコーナーパッドを入れます(図 E-1 の番号 7 を参照)。
i. 内箱を外箱に入れ、コーナー パッドの上に置きます(図 E-1 の番号 8 を参照)。
j. 内箱の上の四隅に 4 つのコーナー パッドをあてがいます(図 E-1 の番号 9 を参照)。
k. 短い方のフラップを内箱の上に折り込みます(図 E-1 の番号 10 を参照)。
l. 長い方の 2 つのフラップを内箱の上に折り込みます(図 E-1 の番号 11 を参照)。
m. 長い方のフラップを閉じ合わせてテープで箱に固定します(図 E-1 の番号 12 を参照)。
ステップ 5 シャーシにエアー フィルタを取り付けている場合は、次のようにフィルタを取り外して再梱包します。
a. エアー フィルタ用の梱包箱を開け、箱の底にパディングを敷き、さらに緩衝枠を置きます(図 E-2 の番号 4、5、6 を参照)。
図 E-2 Cisco Nexus 7004 シャーシのエアー フィルタの梱包
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エアー フィルタ用の段ボール製三つ折りプロテクタ |
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緩衝枠 |
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エアー フィルタ(三つ折りの中央に配置) |
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三つ折りプロテクタに包まれたエアー フィルタ(エアー フィルタ用梱包箱内の緩衝枠の上に配置) |
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2 つのフラップ(エアー フィルタの上に折り込む) |
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パディング(エアー フィルタの上に配置) |
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エアー フィルタ用梱包箱(開いた状態) |
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エアー フィルタ用梱包箱(フタ部分を折り込み、箱を閉じる) |
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パディング(エアー フィルタ用梱包箱の底に配置) |
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エアー フィルタ用梱包箱の 2 つのフラップ(箱の角に差し込む) |
b. エアー フィルタをシャーシの右側に固定している 8 本の M3 ネジを外します。
c. エアー フィルタをシャーシから取り外し、緩衝材付き三つ折り段ボールの中央に置きます(図 E-2 の番号 1 および 2 を参照)。
d. 三つ折り段ボールの 2 つのフラップをエアー フィルタの上に折り込みます(図 E-2 の番号 3 を参照)。
e. 保護したエアー フィルタをエアー フィルタ用梱包箱の緩衝枠の中に入れます(図 E-2 の番号 7 を参照)。
f. エアー フィルタ用梱包箱に入れたエアー フィルタの上にパディングを置きます(図 E-2 の番号 8 を参照)。
g. エアー フィルタ用梱包箱を閉じ(図 E-2 の番号 9 を参照)、箱のフタ部分の 2 つのフラップを箱の角に差し込みます(図 E-2 の番号 10 を参照)。
ステップ 6 コンソール ケーブルと管理イーサネット ケーブル、およびすべてのストレージ メディアをスーパーバイザ モジュールから取り外します。
ステップ 7 I/O モジュールからすべてのケーブルを取り外します。
ステップ 8 次のようにして、シャーシからアース ラグとケーブルを取り外します。
a. アース ラグをシャーシに固定している 2 本の M4 ネジを外します(シャーシのアース パッドの位置については、図 2-4を参照)。
b. 小部品用のバッグにネジを入れます。
ステップ 9 次のように、ケーブル管理フレームを取り外します。
a. 2 つのケーブル管理フレームの一方で、フレームをシャーシに固定している 3 本の M3 ネジを外します。これらのネジの位置については、図 2-5を参照してください。
b. アクセサリ キット用小部品バッグにネジを入れます。
c. もう一方のケーブル管理フレームでステップ 9b ~ 9a を繰り返します。
ステップ 10 次のいずれかを実行して、ラックからシャーシを取り外す準備をします。
a. 自身でラックからシャーシを持ち上げる場合は、必ず、電源モジュールを取り外してシャーシの重量を 120 ポンド(54.4 Kg)未満に軽減してください。電源モジュールを取り外すには、イジェクト レバーを左に押したまま、電源モジュールを途中までシャーシから引き出します。もう一方の手を電源モジュールに添えて、シャーシから完全に引き出します。
b. シャーシの移動にリフトを使用する場合は(重量が 120 ポンド(54.4 Kg)以上の場合には必須)、リフトをシャーシの下に配置します。また、シャーシがラック内で他のシャーシの上に配置されている場合は、リフトをラックのすぐ前に置き、リフトをシャーシ底面と同じ高さ(シャーシの下 0.25 インチ(0.6 cm)以内)に合わせます。
ステップ 11 リフト、別のシャーシ、または 2 人の人員によりシャーシを下から支えて、シャーシをラックに固定している 10 本の M4 X 6 mm ネジを外します。アクセサリ キット用小部品バッグにネジを入れます。
ステップ 12 梱包用ボックスの底部分を、内側を上に向けて、パレットの上に置きます(図 E-3 の番号 1 および 2 を参照)。
図 E-3 Cisco Nexus 7004 シャーシの梱包
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パレット(床に平らに置いた状態) |
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箱の側面部分(シャーシにかぶせて、箱の底部分の内側にはめ込む) |
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箱の底部分(内側を上に向けた状態) |
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三つ折りのアクセサリ トレイ(箱の側面部分に入れ、パディングの上に配置) |
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パディング(箱の底部分に配置) |
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アクセサリ キット(アクセサリ トレイに収容) |
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シャーシ(パディングの上に置き、背面をパディングの片側に寄せる。電源モジュールを含む) |
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箱のフタ(側面部分にかぶせる) |
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段ボール製インサート(シャーシ前面のパディングの空き部分に配置) |
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4 個のエッジ プロテクタ(箱のフタの外縁に配置) |
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パディング(シャーシの上に配置) |
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4 本のストラップ(箱をパレットに固定) |
ステップ 13 発泡スチロール パディング(図 E-3 の 番号 3)の 1 つを箱の底部分に入れます。
ステップ 14 次のいずれかの方法で、ラックからパレットまでシャーシを移動します。
- シャーシがリフトに載っている場合は、そのリフトを使用してラックからパレットまでシャーシを移動します。
- シャーシが別のシャーシの上に載っている場合は、シャーシの前にリフトを置き、2 人でシャーシを押してリフトに載せ、リフトを使用してパレットまで移動します。
- 2 人以上でシャーシを持ち上げる場合は、ラックからシャーシを持ち上げてパレットまで移動します。
ステップ 15 シャーシがリフトに載っている場合は、リフトをパレットの横に置き、シャーシの底面をパレット上のパディングよりも上(0.25 インチ(0.64 cm 以内)に合わせ、2 人でシャーシを押して(または持ち上げて)パディングの上に置きます。シャーシの背面がパディングの片側に接していること(つまり、シャーシ前面のパディングに空き部分があること)を確認します。
ステップ 16 シャーシの移動前に電源モジュールを取り外した場合は、次のように各電源モジュールをシャーシに再び取り付けます。
a. 2 人の人員を使用して、シャーシの前面を約 2 インチ(5 cm)ほど上方に傾けます。
b. 一方の手で電源モジュールの底を支え、もう一方の手でモジュールの前面ハンドルを持ちながら、電源モジュールを空いている電源モジュール ベイに揃え、ラッチがカチッと鳴るまで電源モジュールをスロットに完全に押し込みます。
c. シャーシに戻す必要がある各電源モジュールに対してステップ 17b を繰り返します。
d. シャーシを下げて、パディングの上に戻します。
ステップ 17 シャーシ前面のパディングの空き部分に段ボール製インサートを入れます(図 E-3 の番号 5 を参照)。
ステップ 18 シャーシの上に発泡スチロール パディングを置きます(図 E-3 の番号 6 を参照)。
ステップ 19 シャーシと上部パレットの周囲に箱の側面部分をかぶせます(図 E-3 の番号 7 を参照)。
ステップ 20 アクセサリ トレイを箱の側面部分に入れ、パディングの上に置きます(図 E-3 の番号 8 を参照)。
ステップ 21 アクセサリ キットと前面扉キットをアクセサリ トレイに入れます(図 E-3 の番号 9 を参照)。
ステップ 22 シャーシ用梱包箱に段ボール製のフタをかぶせます(図 E-3 の番号 10 を参照)。
ステップ 23 段ボール製のフタの外縁(梱包用ストラップを巻きつける位置)に 4 個のエッジ プロテクタ(図 E-3 の番号 11)をあてがいます。
ステップ 24 2 本の梱包用ストラップで、フタを箱とパレットに固定します(図 E-3 の番号 12 を参照)。
Cisco Nexus 7009 スイッチの再梱包
ラックから Cisco Nexus 7009 スイッチ シャーシを取り外す前に、2 つのパレット(ボルトでつながれた 2 つのパレット)を床に置き、梱包材を周辺に用意します。元の梱包材がない場合は、別の梱包材セット(部品番号 N7K-C7009-SHPPKG=)を注文してください。
注意
パレット、スイッチ、梱包を水に浸けたり湿気にさらしたりしないようにしてください。
Cisco Nexus 7009 スイッチを再梱包するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 各電源モジュールの電源スイッチをスタンバイ(STBY)に切り替え、OUTPUT が点灯していないことを確認します。
ステップ 2 各 AC 電源モジュールで、次のように電源コードを取り外します。
a. 1 本または 2 本の電源ケーブルを電源から取り外し、電源モジュールの LED がすべて消えていることを確認します。
b. 6 kW 電源モジュールを取り外す場合は、電源モジュールに電源プラグを固定しているケーブル留めのネジを外し、電源モジュールから各電源コード プラグを引き抜きます。
(注) 7.5 kW 電源モジュールの場合、ケーブルは電源モジュールに固定されているため、取り外すことはできません。
ステップ 3 各 DC 電源モジュールで入力電力をオフにして、次のように電源コード取り外します。
a. 各電源モジュールの電源スイッチをスタンバイ(STBY)に切り替え、OUTPUT LED が消えていることを確認します。
b. 回路ブレーカーで各入力回路を手動でオフにして、DC 入力電源を切ります。
警告 次の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。ステートメント 1003
c. DC 電源モジュールの LED がすべて消えているか点検して、入力電力が完全にオフになっていることを確認します。
d. 電源がオフになっている DC 電源または DC 電源インターフェイス ユニット(PIU)から、それぞれの電源コードを外します。
警告 DC 電源端子には、危険な電圧またはエネルギーが存在している可能性があります。端子が使用されていない場合は必ずカバーを取り付けてください。カバーを取り付けるときに絶縁されていない伝導体に触れないことを確認してください。ステートメント 1075
e. DC 電源モジュールに接続している電源プラグごとに、プラグを電源に固定している 2 本のネジを外してプラグを引き抜きます。
f. 電源モジュールの 2 つの M6 ナットを外してアース ラグを抜き、電源モジュールの前面下部からアース ラグを取り外します。アース パッドの場所については、図 6-2を参照してください。
g. このスイッチ用のアクセサリ キット ボックスに電源コードを入れます。
ステップ 4 各電源モジュール ユニットを取り外し、次のように再梱包します。
(注) これらの手順は、新しい Cisco Nexus 7010 スイッチに付属するマルチユニット電源装置ボックス用です。6 kW AC 電源モジュール ユニット用のシングルユニット ボックスがある場合は、図 E-15に示すパッキングの手順を参照してください。6 kW DC 電源モジュール ユニット用のシングルユニット ボックスがある場合は、図 10-3に示すパッキングの手順を参照してください。
a. 電源モジュール ユニット用の梱包ボックスを開け、中に段ボール ホルダが入っていることを確認します(図 E-4 の番号 1 を参照)。
図 E-4 マルチ ユニット ボックスへの電源モジュールの梱包
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段ボール ホルダ付き梱包用ボックス(開けた状態) |
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電源コード(巻いて電源モジュールの横のスロットに収容) |
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下部パッド(DC 電源モジュール用に分離可能な部分を取り外した状態) |
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上部パッド(電源モジュールの上に配置) |
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下部パッド(平らではない面を上にしてスロットに収容) |
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2 つの狭いフラップ(ボックスの上に折り込む) |
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7.5 kW AC 電源モジュール ユニット(N7K-AC-7.5KW-INT または N7K-AC-7.5KW-US)。下部パッド全体(分離可能な部分が取り付けられている状態)とともにスロットに収容。 |
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2 つの広いフラップ(狭いフラップの上に折り込む) |
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6 kW AC 電源モジュール ユニット(N7K-AC-6.0KW)。下部パッド全体(分離可能な部分が取り付けられている状態)とともにスロットに収容。 |
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2 つの広いフラップ(閉じ合わせてテープで箱に固定) |
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6 kW DC 電源モジュール ユニット(N7K-DC-6.0KW)。分離可能な部分を取り外した下部パッド(長い電源モジュール ユニットを収容する場合に使用)とともにスロットに収容。 |
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b. DC 電源モジュール ユニットを梱包する場合は、下部パッドから分離可能な部分を取り外します(図 E-4 の 2 を参照)。パッドのこの取り外し可能な部分は、より短い AC 電源モジュール ユニットを梱包する場合にのみ含まれています。
c. 平らではない面を上にして、電源装置を差し込んでいるスロットに下部パッドを入れます。(図 E-4 の 3 を参照)。
d. 電源モジュールの 4 本の非脱落型ネジを緩めて、シャーシから外します。
e. 電源モジュールのハンドルを片手で握り、モジュールを途中までシャーシから引き出します。
f. もう一方の手で電源モジュールの下を支え、シャーシから完全に引き出します。
g. 電源モジュールを静電気防止用袋に入れ、袋に入れた電源モジュールを梱包用ボックスの 3 つの大きなスロットのいずれかに入れます(図 E-4 の番号 4、5、6 を参照)。
(注) マルチユニット ボックスをより扱いやすくするために、ボックス内での重さが均等になるように電源モジュールを配置してください。ユニットを 1 台だけ梱包する場合は、ボックス中央の大きいスロットにユニットを入れます。2 台のユニットを梱包する場合は、ボックス両端の大きいスロットにユニットを入れます。
h. 電源コードを巻き、電源モジュールの横のスロットに入れます(図 E-4 の番号 7 を参照)。
i. もう 1 つの電源モジュールを梱包する場合は、ステップ 4a ~ 4h を繰り返します。
j. 電源モジュールの上に上部パッドを置きます(図 E-4 の番号 8 を参照)。
k. ボックスの 2 つの狭いフラップをパッド上に折り重ねます(図 E-4 の 9 を参照)。
l. 2 つの広いフラップを狭いフラップの上に折り重ねます(図 E-4 の番号 10 を参照)。
m. 広いフラップを閉じ合わせてテープでボックスに固定します(図 E-4 の番号 11 を参照)。
警告 装置を設置または交換する際は、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。ステートメント 1046
ステップ 5 次のように、コンソールとネットワークからスイッチを接続解除します。
a. 各スーパーバイザ モジュールで、コンソール ポート、Com/AUX ポート、管理ポート、CMP 管理ポートに接続されているケーブルを取り外します。
(注) CMP 機能は Supervisor 1 モジュールでのみ使用可能です。
b. 各 I/O モジュールからすべてのケーブルを取り外します。
ステップ 6 次のように、シャーシの前面からアース ラグを取り外します。
a. 各アース ラグをシャーシに固定している 2 本の M4 ネジを緩めます。シャーシ上のアース パッドの位置については、図 3-12を参照してください。
b. アース ラグをシャーシから取り外し、アクセサリ キットに 2 本のネジを入れます。
ステップ 7 オプションの前面扉と空気取り入れ口フレームがシャーシに装着されている場合は、次の手順でそれらを取り外します。
a. 扉のラッチ ハンドルのいずれかをカチッという音がするまで引っ張ることにより(ハンドルを 30 度引っ張るとカチッという音がします)扉を開き、シャーシから離れるように扉を回します(図 E-5 を参照)。
図 E-5 前面扉片側の取り外し
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扉のいずれかのハンドルを引きます。 |
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扉を完全に回転させて、シャーシから離します。 |
b. 扉の裏にあるロック ボタン(開いたラッチ ハンドルの裏側にあるボタン)を押し、ラッチ ハンドルが扉の前面に対してフラットになるようにします。
c. 扉の開いている側を片手で持ち、もう一方の手で扉のヒンジ側のラッチ ハンドルをカチッという音がするまで開きます。両手を使ってシャーシから扉を取り外します。
d. 開いたラッチの背後にある扉表面内部のロック ボタンを押し、ラッチ ハンドルが扉前面に対してフラットになるようにします。
e. 前面扉および空気取り入れ口フレーム キットに含まれている気泡緩衝材で扉を包みます。この作業の後半で梱包するために、それをキットの側に置きます。
f. 下部ヒンジ ブラケットをシャーシに固定している 4 本のネジと、左右のケーブル管理フレームに固定している 4 本のネジ(各フレームに 2 本)を外して、下部ヒンジ ブラケットを取り外します(図 E-6 を参照)。気泡緩衝材で包んだ前面扉の傍らにブラケットを置き、扉用小部品バッグにネジを入れます。
図 E-6 シャーシからの下部ヒンジ ブラケットの取り外し
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ブラケットをシャーシに固定している 4 本のネジ(シャーシの両側に 2 本ずつ)を外します。 |
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ブラケットを各サイド フレームに固定している 4 本のネジ(ブラケットの両側に 2 本ずつ)を外します。 |
g. 2 本の M4 ネジを緩めて外し、右側のケーブル管理フレームからドア ストップを取り外します(図 E-7 を参照)。2 つのドア ストップ部品をケーブル管理フレームから引き抜き、それらを 2 本のネジとともに小部品用バッグに入れます。
図 E-7 右側ケーブル管理フレームからのドアストップの取り外し
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右側ドア ストップの 2 つの部品 |
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2 本の M4 ネジ(ドア ストップを分解するために外した状態) |
h. 右側のドア ストップが取り付けられていた支柱から 2 つのブッシングを引き抜きます(図 E-8 を参照)。ブッシングを小部品用バッグに入れます。
図 E-8 右側ケーブル管理フレームからのブッシングの取り外し
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ブッシング(右側ケーブル管理フレームから取り外した状態) |
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i. 2 本の M3 ネジを緩めて外し、左側ケーブル管理フレームからドア ストップを取り外します(図 E-9 を参照)。ドア ストップとネジを小部品用バッグに入れます。
図 E-9 左側ケーブル管理フレームからのドアストップの取り外し
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左側ケーブル管理フレーム用のドア ストップ |
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2 本の M3 ネジ(ケーブル管理フレームにドア ストップを固定) |
j. 2 本の非脱落型ネジ(両側に 1 本ずつ)を緩め、シャーシから空気取り入れ口フレームを引き抜いて取り外します。
k. 前面扉および空気取り入れ口フレーム キット用の箱を開けます(図 E-10 の番号 1を参照)。
図 E-10 前面扉と空気取り入れ口フレームの再梱包
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前面扉と空気取り入れ口フレーム用の箱 |
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気泡緩衝材で包まれた前面扉 |
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前面扉のヒンジ ブラケット |
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短いボックス フラップ(前面扉の上に折り込む) |
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空気取り入れ口フレーム |
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長いボックス フラップ(短いフラップの上に折り込む) |
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段ボール製保護インサート(ヒンジ ブラケットと空気取り入れ口フレーム用のスロット付き) |
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テープ(フラップを閉じ合わせて箱に固定) |
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小部品用バッグ(空いているスロットに収容) |
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l. 段ボール製保護インサートの個々のスロットに空気取り入れ口フレームとヒンジ ブラケットをスライドして入れ(図 E-10 の番号 2、3、4 を参照)、箱の底に段ボール製インサートを置きます。
m. 小部品用バッグを段ボール製インサートの空いているスロットに入れます(図 E-10 の番号 5 を参照)。
n. 気泡緩衝材で包んだ前面扉を箱に入れます(図 E-10 の番号 6 を参照)。
o. 箱のフラップを前面扉の上に折り込みます(図 E-10 の番号 7 および 8 を参照)。
p. 梱包用テープを使用して、2 つのフラップを閉じ合わせて箱に固定します(図 E-10 の番号 9 を参照)。
ステップ 8 次のように、ケーブル管理フレームを取り外して再梱包します。
a. 4 本の M4 ネジ(両側に 2 本ずつ、図 E-11 を参照)を外し、上部ケーブル管理フレームをシャーシから引き抜いて取り外します。アクセサリ キット用小部品バッグにネジを入れます。
図 E-11 上部ケーブル管理フレームの取り外し
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各サイド フレームに上部フレームを固定している 4 本の M4 なべネジ(各サイド フレームに 2 本ずつ) |
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b. 一方のサイド ケーブル管理フレームで、6 本の M4 ネジを外し、フレームを持ち上げてシャーシから取り外します。アクセサリ キット用小部品バッグにネジを入れます(図 E-12 を参照)。
図 E-12 サイド ケーブル管理フレームの取り外し
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ケーブル管理フレーム |
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フレーム(引き上げてシャーシから取り外した状態) |
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前面マウント ブラケット |
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取り外す 6 本の M4 ネジ |
c. ステップ 7b を繰り返して、もう一方のケーブル管理フレームを取り外します。
ステップ 9 2 本の M4 ネジを緩めて外し、シャーシからアース ケーブルを取り外します。アクセサリ キット用小部品バッグにネジを入れます。アース パッドの位置については、図 3-12を参照してください。
ステップ 10 次の手順に従って、ラックからシャーシを取り外します。
a. シャーシをラックの両側に固定している 12 本のネジ(両側に 6 本ずつ)を外します。アクセサリ キット用小部品バッグにネジを入れます。
注意
2 つの下部支持ブラケットをラックに固定している 6 本のネジは外さないでください。それらのネジは、ラックからシャーシを取り外すまでシャーシを固定するために必要です。
図 E-13 ラックからシャーシを取り外す際に外すネジ(センターマウント ブラケットの場合)
b. リフトをラックの前に置き、リフトのプラットフォームをシャーシの底面(シャーシ底面の下 0.25 インチ(0.6 cm)以内)まで上昇させます。
c. 2 人でシャーシを押して完全にリフトに載せます。
d. リフトを使用して、シャーシをパレットまで移動します。リフトをパレットの横に置き、シャーシの底面をパレットの上部と同じ高さ(パレットの上 0.25 インチ(0.6 cm)以内)まで持ち上げます。
e. 2 人でシャーシを押して完全にパレットに載せ、シャーシをパレットの中央に配置します。
ステップ 11 シャーシとパレットのエッジとの間で、パレットの持ち上がった部分に 2 個のアングル ブラケットを緩く取り付けますブラケットをパレットに固定するネジは締めないでください。パレットにシャーシを置いた後、ブラケットの位置を調整する必要があるからです(図 E-3 の番号 2 を参照)。
図 E-14 Cisco Nexus 7009 シャーシの梱包
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上部に小さい台が付いたパレット |
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アクセサリ トレイ(シャーシのパディングの上に配置) |
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アングル ブラケット(4 個、両側に 2 個ずつ) |
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アクセサリ キットと前面扉キット(箱に収容) |
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シャーシパレット(中央に配置) |
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段ボール製のフタ(一番上にかぶせる) |
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シャーシ上部のパディング |
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段ボール製エッジ プロテクタ(4)(箱のフタに配置) |
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箱の側面部分(シャーシとパレット上段にかぶせる) |
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梱包用ストラップ(2) |
ステップ 12 シャーシの反対側でアングル ブラケットをさらに 2 個パレットに取り付けます。
ステップ 13 2 本のネジを使用して 4 個のブラケットのそれぞれをシャーシに固定し、各ネジを締めます。
ステップ 14 シャーシがパレット上で移動しないように、4 個のブラケットのそれぞれを固定している 2 本のネジをしっかりと締めます。
ステップ 15 シャーシの上部に発泡スチロール パディングを置きます(図 E-3 の番号 4 を参照)。
ステップ 16 シャーシとパレット上段に箱の側面部分をかぶせます(図 E-3 の番号 5 を参照)。
ステップ 17 シャーシ梱包箱にアクセサリ トレイを入れ、シャーシ パディングの上に置きます(図 E-3 の番号 6 を参照)。
ステップ 18 アクセサリボックスにアクセサリ キットと前面扉キットを入れます(図 E-3 の番号 7 を参照)。
ステップ 19 シャーシ梱包箱に段ボール製のフタをかぶせます(図 E-3 の番号 8 を参照)。
ステップ 20 段ボール製のフタの外縁(梱包用ストラップを巻きつける位置)に 4 個のエッジ プロテクタをあてがいます。(図 E-3 の番号 9 を参照)
ステップ 21 2 本の梱包用ストラップで、フタをシャーシ梱包箱とパレットに固定します(図 E-3 の番号 10 を参照)。
Cisco Nexus 7010 スイッチの再梱包
Cisco Nexus 7010 スイッチ用の元の梱包材がない場合は、それらの梱包材の別のセット(注文部品番号 N7K-C7010-SHPPKG=)を注文してください。
注意
パレット、スイッチ、梱包を水に浸けたり湿気にさらしたりしないようにしてください。
Cisco Nexus 7010 スイッチを再梱包するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 各電源モジュールの電源スイッチをスタンバイ(STBY)にします。OUTPUT LED が消灯します。
ステップ 2 各 AC 電源モジュールで、次のように電源コード取り外します。
a. 電源から 1 つまたは 2 つの電源プラグを取り外します。電源モジュールの LED がすべて消えます。
b. 6 kW AC 電源モジュールを取り外す場合は、ケーブル留めのネジを緩めて電源モジュールから 1 つまたは 2 つのプラグを抜きます。
(注) 7.5 kW 電源モジュールの場合、ケーブルは電源モジュールに固定されているため、取り外すことはできません。
ステップ 3 各 DC 電源モジュールで入力電力をオフにして、次のように電源コード取り外します。
a. 回路ブレーカーで各入力回路を手動でオフにして、DC 入力電源を切ります。
警告 次の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。ステートメント 1003
b. DC 電源モジュールの LED がすべて消えているか点検して、入力電力が完全にオフになっていることを確認します。
c. 電源がオフになっている DC 電源または DC 電源インターフェイス ユニット(PIU)から、それぞれの電源コードを外します。
警告 DC 電源端子には、危険な電圧またはエネルギーが存在している可能性があります。端子が使用されていない場合は必ずカバーを取り付けてください。カバーを取り付けるときに絶縁されていない伝導体に触れないことを確認してください。ステートメント 1075
d. DC 電源モジュールに接続している電源プラグごとに、プラグを電源に固定している 2 本のネジを外してプラグを引き抜きます。
e. 電源装置の 2 個の M6 ナットを緩めてアース ラグを引き抜き、電源装置の前面下部からアース ラグを取り外します。アース パッドの場所については、図 6-2を参照してください。
f. 6 kW 電源モジュールの電源コードをアクセサリ キットに入れます(7.5 kW 電源モジュールの電源コードは、電源モジュールに接続した状態で電源モジュールと同梱します)。
警告 装置を設置または交換する際は、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。ステートメント 1046
ステップ 4 各電源モジュール ユニットを取り外し、次のように再梱包します。
(注) これらの手順は、新しい Cisco Nexus 7010 スイッチに付属するマルチユニット電源装置ボックス用です。6 kW AC 電源モジュール ユニット用のシングルユニット ボックスがある場合は、図 E-15に示すパッキングの手順を参照してください。6 kW DC 電源モジュール ユニット用のシングルユニット ボックスがある場合は、図 10-3に示すパッキングの手順を参照してください。
a. 電源モジュール ユニット用の梱包ボックスを開け、中に段ボール ホルダが入っていることを確認します(図 E-15 の番号 1 を参照)。
図 E-15 マルチ ユニット ボックスへの電源モジュールの梱包
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ボックスを開き、段ボール ホルダが設置されていることを確認します。 |
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1 つまたは 2 つの電源コードを巻き、電源装置の横のスロットに入れます。 |
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DC 電源モジュール ユニットを梱包する場合は、下部パッドから分離可能部分を引き出します。 |
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すべての電源装置をスロットに格納した後、電源装置の上に上部パッドを置きます。 |
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平らではない面を上にして、電源装置を差し込んでいるスロットの下部に、下部パッドを配置します。 |
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2 つの狭いフラップをボックスの上に折り重ねます。 |
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7.5 kW AC 電源モジュール ユニット(N7K-AC-7.5KW-INT または N7K-AC-7.5KW-US)の場合は、下部のパッド全体(分離可能な部分が取り付けられている状態)とともにスロットに入れます。 |
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2 つの広いフラップを、折られた狭いフラップの上に折り重ねます。 |
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6 kW AC 電源モジュール ユニット(N7K-AC-6.0KW)の場合は、下部パッド全体(分離可能な部分が取り付けられている状態)とともにスロットに入れます。 |
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2 つの広いフラップを閉じ合わせて包装用テープで箱に固定します。 |
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6 kW DC 電源モジュール ユニット(N7K-DC-6.0KW)の場合は、取り外し可能な部分が取り外された下部のパッドとともにスロットに入れます(より長い電源装置に対応する目的)。 |
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b. DC 電源モジュール ユニットを梱包する場合は、下部パッドから分離可能な部分を取り外します(図 E-15 の 2 を参照)。パッドのこの取り外し可能な部分は、より短い AC 電源モジュール ユニットを梱包する場合にのみ含まれています。
c. 平らではない面を上にして、電源装置を差し込んでいるスロットに下部パッドを入れます。(図 E-15 の 3 を参照)。
d. 電源装置の 4 本の非脱落型ネジを緩めて、シャーシから外します。
e. 電源装置のハンドルを片手で握り、装置をシャーシから途中まで引き出します。
f. 片手を電源装置の下に置いて支え、装置をシャーシから完全に引き出します。
g. 電源装置を静電気防止用袋に入れ、袋に入れた電源装置を梱包用ボックスの 3 つの大きなスロットのいずれかに入れます(図 E-15 の番号 4、5、6 を参照)。
(注) マルチユニット ボックスをより扱いやすくするため、ボックス内での重さが均等になるように電源装置を配置してください。ユニットを 1 台だけ梱包する場合は、ボックス中央の大きいスロットにユニットを入れます。2 台のユニットを梱包する場合は、ボックス両端の大きいスロットにユニットを入れます。
h. 電源コードを巻き、電源装置の横のスロットに入れます(図 E-15 の 7 を参照)。
i. もう 1 つの電源装置を梱包する場合は、ステップ 4a から手順 4h を繰り返します。
j. 電源装置の上に上部パッドを置きます(図 E-15 の 8 を参照)。
k. ボックスの 2 つの狭いフラップをパッド上に折り重ねます(図 E-15 の 9 を参照)。
l. 2 つの広いフラップを狭いフラップの上に折り重ねます(図 E-15 の番号 10 を参照)。
m. 広いフラップを閉じ合わせてテープでボックスに固定します(図 E-15 の番号 11 を参照)。
ステップ 5 次のように、コンソールとネットワークからスイッチを接続解除します。
a. 各スーパーバイザ モジュールで、コンソール ポート、Com/AUX ポート、管理ポート、および CMP 管理ポートに接続されているケーブルを取り外します。
(注) CMP 機能は Supervisor 1 モジュールでのみ使用可能です。
b. 各 I/O モジュールからすべてのケーブルを取り外します。
ステップ 6 次の作業を実行して、1 つまたは 2 つのシャーシのアース接続を接続解除します。
a. 各アース ラグをシャーシに固定している 2 本の M4 ネジを緩めます。Cisco Nexus 7010 スイッチの 2 つのアース パッドの位置については、図 4-6および図 4-7を参照してください。
b. アース ラグをシャーシから取り外し、ネジをアクセサリ キットに入れます。
ステップ 7 シャーシにオプションのエアー フィルタが装着されている場合は、次のようにエアー フィルタを取り外します。
a. エアー フィルタ下部の左側と右側にある非脱落型ネジ(両側に 1 つずつ)を緩めてシャーシから取り外します。
b. エアー フィルタ上部の左側と右側にある 2 つのスプリング ピン(両側に 1 つずつ)を同時に引っ張り、EMI フレームとシャーシからエアー フィルタを引き抜きます。
ステップ 8 シャーシにオプションのミッドフレーム扉が含まれる場合は、次のように扉とフレームを取り外します。
a. EMI フレームの 4 本の非脱落型ネジを緩めてシャーシから取り外し、下部のサイド フレーム部分を固定する EMI パネルを取り外します。
b. 各サイド フレーム部分を EMI パネルに固定する 2 本のネジを緩めて取り外し、EMI パネルから 2 つのサイド フレームをそれぞれ取り外します。
c. 空気取り入れ口上に EMI パネルを置き、非脱落型ネジをシャーシの穴に揃えることにより、EMI パネルを再びシャーシに取り付けます。非脱落型ネジをそれぞれしっかりと締めます。
d. 各扉フレームをシャーシに固定する 4 本のネジを緩めて取り外し、2 つの扉をそれぞれ取り外します。
e. フレームの 3 本のネジを緩めて取り外し、下部フレームを取り外します。
ステップ 9 ラックまたはキャビネットの垂直取り付けレールにシャーシの両側を固定している 6 本のネジ(合計 12 本)を緩めて取り外します。
ステップ 10 シャーシの前にリフトを置き、リフトのプラットフォームをシャーシの底面(シャーシ底面の下 0.25 インチ(0.6 cm)以内)まで上昇させ、シャーシを押してプラットフォームに載せられるようにします。
注意
重さが 120 ポンド(55 Kg)を超えるものを持ち上げる場合は、リフトを使用する必要があります。
ステップ 11 輸送用パレットを床に置きます。このパレットでは、持ち上がった部分が大きいパレットにボルトで固定されています。持ち上がった部分を上に向けてください。
注意
次の手順では 4 人で作業する必要があります。
ステップ 12 最低 4 人でシャーシをリフトに押し出します。
注意
シャーシのフレーム部分だけを押してください。モジュールを押したり、モジュールのハンドルを使用したりしないでください。これらのハンドルは、これらのモジュールを取り外したり、取り付けたりするためだけに使用されます。シャーシを移動したり、持ち上げたりするためにシャーシの側面のハンドルを使用しないでください(ハンドルは 200 ポンド [91 Kg] を超える持ち上げに対応していません)。シャーシ ハンドルは、ラックまたはキャビネットでシャーシの位置を調整するためだけに使用します。
ステップ 13 リフトにシャーシを確実に載せたら、リフトを使用してシャーシをパレットに移動します。
ステップ 14 パレットの高さ、またはパレットの上 0.25 インチ(0.6 cm)以内にシャーシを下げます。
注意
次の手順では 4 人で作業する必要があります。
ステップ 15 最低 4 人でパレットの持ち上がった部分にシャーシを押し出します。パレットとその持ち上がった部分の共通エッジから 4 インチ(10.2 cm)離れるように、シャーシを配置します。
ステップ 16 シャーシとパレットのエッジとの間で、パレットの持ち上がった部分に 2 個のアングル ブラケットを緩く取り付けますこれらのブラケットをパレットに固定するネジを締めないでください。パレットにシャーシを置いた後にこの位置を調整する必要があります。図 E-16 を参照してください。
図 E-16 輸送用パレットへのシャーシの取り付け
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下部パレット |
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ブラケットを上部パレットに固定するボルト |
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パレットの持ち上がった部分 |
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シャーシをブラケットに固定するネジ |
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取り付けブラケット(2 個を表示。残りの 2 個はシャーシの反対側) |
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ステップ 17 シャーシ側面のネジ穴が 2 個のアングル ブラケットの垂直面のネジ穴と揃うようにします。ブラケットごとに 4 本のネジをしっかりと締めて、2 個のアングル ブラケットをシャーシに固定します。図 E-16 を参照してください。
ステップ 18 シャーシの反対側でアングル ブラケットをさらに 2 個パレットに取り付けます。各ブラケットの垂直面にある 4 個のネジ穴が、シャーシの 4 個のネジ穴に揃っていることを確認してください。
ステップ 19 4 本のネジを使用し、それぞれのブラケットをシャーシにしっかりと取り付けます。
ステップ 20 4 個のアングル ブラケットごとに 2 本のボルトをパレットにしっかりと締め付けます。
ステップ 21 梱包袋をシャーシの上からかぶせます。
ステップ 22 図 E-17 の図 A のように、梱包袋をかぶせたシャーシの上にシャーシ用緩衝材を付けます。
図 E-17 システム コンポーネントの梱包
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3 セグメント ディバイダ |
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段ボール製のふた |
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ポリエチレン製緩衝材 |
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クリップ |
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電源装置ボックス(1 つのボックスに 3 台の電源装置、または 3 つのボックスに 3 台の電源装置) |
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エッジ プロテクタ |
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3 セグメント ディバイダ |
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梱包用ストラップ |
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J ボックスの半分× 2 |
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ステップ 23 2 つの 3 セグメント ディバイダの大きい方をシャーシの側面に置きます(図 E-17 の 1 を参照)。
ステップ 24 シャーシ側面の空の領域にマルチユニット電源装置ボックス(または 3 つのシングルユニット電源装置ボックス(1 つ以上を空にできます))を置きます(図 E-17 の 3 を参照)。
ステップ 25 電源装置ボックス上の空いた領域に、小さい方の 3 セグメント ディバイダを置きます(図 E-17 の 4 を参照)。
ステップ 26 ラックまたはキャビネットの垂直取り付けレールに下部支持レールを固定している 6 本のネジを緩め、2 本の下部支持レールそれぞれをラックまたはキャビネットから取り外します。
ステップ 27 次のコンポーネントをアクセサリ キット ボックスにしまい、アクセサリ キットを再び組み立てます。
- 下部支持レール(2 個)および取り付けネジ(20 本)
- コンソール コネクタ ケーブルおよびアダプタ
- アース ラグおよび取り付けネジ(ラグごとに 2 本)
- 電源コード(電源装置ごとに 1 本または 2 本)
ステップ 28 シャーシの上に置いた緩衝材の上に、アクセサリ キット ボックスを置きます。
ステップ 29 システムにオプションのミッドフレーム扉やエアー フィルタが含まれる場合は、これらを元の輸送用ボックスで梱包し、電源装置ボックスの上にそのボックスを置きます。
ステップ 30 パレットの 2 つの側面を囲むように、J ボックスの半分を下部パレットに置きます(図 E-17 の番号 5 を参照)。
ステップ 31 残りの 2 つの側面を囲むように、残りの J ボックスの半分を置きます(図 E-17 の 5 を参照)。
ステップ 32 2 つの J ボックスを 6 個のクリップ(片側に 3 個)でつなぎます(図 E-17 の 7 を参照)。
ステップ 33 パッケージの上に段ボール製のふたを置きます(図 E-17 の 6 を参照)。
ステップ 34 ふた上部の端に 4 つのエッジ プロテクタを取り付けます(図 E-17 の 8 を参照)。
ステップ 35 少なくとも 7 本の梱包用ストラップを使用して(一方向に 3 本、別の方向に 4 本)、パッケージをパレットに固定します(図 E-17 の番号 9 を参照)。
Cisco Nexus 7018 スイッチの再梱包
再梱包する Cisco Nexus 7018 スイッチ用の元の梱包材がない場合は、これらの梱包材の別のセットを注文する必要があります(注文部品番号は N7K-C7018-SHPPKG=)。
注意
パレット、システム、梱包を水に浸けたり湿気にさらしたりしないようにしてください。
Cisco Nexus 7018 システムを再梱包する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 各電源装置の電源スイッチを STBY にします。OUTPUT LED が消灯します。
ステップ 2 各 AC 電源モジュール ユニットで、次のように電源コード取り外します。
a. 電源から電源プラグを取り外します。電源装置から 2 本の電源コードが出ている場合は、2 つの電源プラグを取り外します。それ以外の場合は 1 つの電源プラグを取り外します。
b. 6 kW AC 電源モジュール ユニットを取り外す場合は、ケーブル留めのネジを緩めて電源装置から 1 つまたは 2 つのプラグを抜きます。
(注) 7.5 kW 電源モジュール ユニットには電源コードが接続され固定されているため、電源装置から電源コードを取り外すことができません。
ステップ 3 各 DC 電源モジュール ユニットで入力電力をオフにして、次のように電源コード取り外します。
a. 回路ブレーカーで各入力回路を手動でオフにして、入力電源を切ります。
警告 次の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。ステートメント 1003
b. DC 電源モジュール ユニットの LED がすべて消えているか点検して、入力電力が完全にオフになっていることを確認します。
c. DC 電源または DC PIU から電源ケーブルのセットを取り外します。
警告 DC 電源端子には、危険な電圧またはエネルギーが存在している可能性があります。端子が使用されていない場合は必ずカバーを取り付けてください。カバーを取り付けるときに絶縁されていない伝導体に触れないことを確認してください。ステートメント 1075
d. それぞれの電源プラグを電源装置に固定している 2 本のネジを緩めます。
e. 電源装置からそれぞれの電源プラグを抜きます。
f. 2 本の M6 ナットを外し、電源装置からアース ラグを取り外して、電源装置のアース ケーブルを取り外します。DC 電源モジュール ユニットのアース パッドの場所については、図 6-2を参照してください。
警告 装置を設置または交換する際は、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。ステートメント 1046
ステップ 4 各 AC 電源モジュール ユニットで、次のように電源装置を取り外し、再梱包します。
(注) これらの手順は、新しい Cisco Nexus 7018 スイッチに付属するマルチユニット電源装置ボックス用です。6 kW AC 電源モジュール ユニット用のシングルユニット ボックスがある場合は、図 10-1に示すパッキングの手順を参照してください。
a. 電源モジュール ユニット用の梱包ボックスを開け、中に段ボール ホルダが入っていることを確認します(図 E-18 の番号 1 を参照)。
図 E-18 Cisco Nexus 7018 のマルチユニット ボッスクでの AC 電源モジュール ユニットの梱包
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電源装置ボックスを開けます。 |
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電源装置の上に上部パッドを置きます。 |
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下部パッドと段ボール ホルダがボックスに入っていることを確認します。 |
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狭いフラップを上部パッド上に折り重ねます。 |
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AC 電源モジュール ユニットを代替スロットに入れます(電源装置間のスロットを少なくとも 1 つ空のままにします)。 |
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広いフラップを折られた狭いフラップ上に折り重ねます。 |
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電源コードを巻いて、電源装置の横にあるスロットに入れます。 |
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広いフラップを閉じ合わせて梱包用テープでボックスに固定します。 |
b. 段ボール ホルダの下に緩衝材があることを確認します(図 E-18 の 2 を参照)。
c. 電源装置の 4 本の非脱落型ネジを緩めて、シャーシから外します。
d. 電源装置のハンドルを片手で握り、装置をシャーシから途中まで引き出します。
e. 片手を電源装置の下に置いて支え、装置をシャーシから完全に引き出します。
f. 電源装置に静電気防止用梱包袋をかぶせ、それらの電源装置を梱包用ボックスのより大きなスロットのいずれかに入れます(図 E-18 の 3 を参照)。
(注) マルチユニット ボックスをより簡単に取り扱うため、ボックス内で電源装置の重さが均等になるように電源装置を配置します。装置を 1 台だけ梱包する場合は、ボックスの真ん中に装置を入れます。2 台のユニットを梱包する場合は、ボックス両端の大きいスロットにユニットを入れます。3 台の装置を梱包する場合は、1 台をボックスの真ん中に入れ、残りの 2 台をボックスの両端に入れます。
g. 電源コードを巻き、電源装置の横のスロットに入れます(図 E-18 の 4 を参照)。
h. もう 1 つの AC 電源モジュール ユニットを再梱包する場合は、ステップ 4b から手順 4g を繰り返します。
i. 電源装置の上に緩衝材を置きます(図 E-18 の 5 を参照)。
j. ボックスの狭いフラップを上部パッド上に折り重ねます(図 E-18 の 6 を参照)。
k. 広いフラップを、折られた狭いフラップ上に折り重ねます(図 E-18 の 7 を参照)。
l. 広いフラップを閉じ合わせてテープでボックスに固定します(図 E-18 の 8 を参照)。
ステップ 5 DC 電源モジュール ユニットの場合は、次のように再梱包します。
注意
DC 電源モジュール ユニットを取り外す前に、元電源側で電源が切られ、LED が点灯してないことを確認します。
a. 4 ユニットの梱包用ボックスを開いて、ボックスの一番下に 1 つまたは 2 つの巻かれた電源コードを置きます(図 E-19 の 1 を参照)。
図 E-19 シングルユニット ボックスへの 6 kW DC 電源モジュール ユニットの梱包
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電源コードを巻き、開いたボックスの一番下に配置します。 |
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パッドが装着された電源装置をボックス内の三つ折りカバーの上に置きます。 |
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巻かれたケーブル上に三つ折りカバーを置きます。 |
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電源装置のパッド上に狭いフラップを折り重ねます。 |
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電源装置に静電気防止用袋をかぶせ、袋の外からフィラー ボックスを電源装置の切り欠き部分に固定します。 |
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電源装置上に広いフラップを折り重ねます。 |
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電源装置およびフィラー ボックスのバック エンドに非拡張型のエンド パッドを取り付けます。 |
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広いフラップを閉じ合わせて梱包用テープでボックスに固定します。 |
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拡張型のエンド パッドの両端を引っ張って電源装置の前面にエンド パッドを装着し、エンド パッドがフィットするように電源装置の前面の両端を同時に押します。 |
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b. 三つ折りカバーを折り目で折り、巻かれた電源ケーブル上に置きます(図 E-19 の 2 を参照)。
c. 電源装置の 4 本の非脱落型ネジを緩めて、シャーシから外します。
d. 電源装置のハンドルを片手で握り、装置をシャーシから途中まで引き出します。
e. 片手を電源装置の下に置いて支え、装置をシャーシから完全に引き出します。
f. 電源装置に静電気防止用梱包袋をかぶせ、それらの電源装置を梱包用ボックスのより大きなスロットのいずれかに入れます(図 E-19 の 3 を参照)。
(注) マルチユニット ボックスをより簡単に取り扱うため、ボックス内で電源装置の重さが均等になるように電源装置を配置します。装置を 1 台だけ梱包する場合は、ボックスの真ん中に装置を入れます。2 台のユニットを梱包する場合は、ボックス両端の大きいスロットにユニットを入れます。3 台の装置を梱包する場合は、1 台をボックスの真ん中に入れ、残りの 2 台をボックスの両端に入れます。ケーブルを梱包できるように、電源装置間のスロットは常に空けておいてください。
g. DC 電源モジュール ユニットに静電気防止用袋をかぶせ、電源装置の切り欠きの部分にフィラー ボックスを取り付けます(図 E-19 の 3 を参照)。
h. 電源装置のバック エンドおよびフィラー ボックスを発泡スチロールのブロックに入れます(図 E-19 の 4 を参照)。
i. もう一方の発泡スチロールのブロックの両端を引っ張って拡張し、電源装置の前面にブロックをフィットさせ、引っ張っていた両端を元に戻します(図 E-19 の 5 を参照)。
j. 電源装置とその発泡スチロールのブロックをボックスに入れます(図 E-19 の 6 を参照)。
k. 電源装置上に狭いフラップを折り重ねます(図 E-19 の 7 を参照)。
l. 広いフラップを狭いフラップ上に折り重ねます(図 E-19 の 8 を参照)。
m. 広いフラップを閉じ合わせて梱包用テープでボックスに固定します(図 E-19 の 8 を参照)。
ステップ 6 次のように、コンソールとネットワークからスイッチを接続解除します。
a. 各スーパーバイザ モジュールで、コンソール ポート、Com/AUX ポート、管理ポート、および CMP 管理ポートに接続されているケーブルを取り外します。
b. 各 I/O モジュールからすべてのケーブルを取り外します。
ステップ 7 次の作業を実行して、1 つまたは 2 つのシャーシのアース接続を接続解除します。
a. 各アース ラグをシャーシに固定している 2 本の M4 ネジを緩めます。Cisco Nexus 7010 スイッチの 2 つのアース パッドの位置については、図 4-6および図 4-7を参照してください。
b. ネジをアクセサリ キットに収納します。
ステップ 8 次の作業を実行して、ネットワークからスイッチを接続解除します。
a. 各スーパーバイザ モジュールの管理プロセッサおよび CMP プロセッサをコンソールに接続するケーブルを接続解除します。
b. I/O モジュールからすべての I/O ケーブルを取り外します。
ステップ 9 シャーシにオプションの前面扉と空気取り入れ口が含まれる場合は、次のようにこれらを取り外します。
a. 扉のラッチ ハンドルのいずれかをカチッという音がするまで引っ張ることにより(ハンドルを 30 度引っ張るとカチッという音がします)扉を開き、シャーシから離れるように扉を回します(図 E-20 を参照)。
図 E-20 前面扉片側の取り外し
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ラッチ ハンドルをカチッという音がするまで開きます。 |
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扉を開きます。 |
b. (開いたラッチ ハンドルの背後にある)扉の背面のロック ボタンを押し、ラッチ ハンドルが扉の前面に対してフラットになるようにします(図 E-21 を参照)。
図 E-21 ラッチ ロック ボタンの位置
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右側のラッチのロック ボタン |
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左側のラッチのロック ボタン |
c. ドアの開いた側を片手で持ち、もう一方の手で扉のヒンジ側のラッチ ハンドルをカチッという音がするまで開きます(図 E-22 の 1 を参照)。両手を使ってシャーシから扉を取り外します。
図 E-22 前面扉の取り外し
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ラッチ ハンドルをカチッという音がするまで開きます。 |
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シャーシから扉を引き抜きます。 |
d. 開いたラッチ背後にある扉の表面内のロック ボタンを押し、扉の前面に対してラッチ ハンドルをフラットにします(図 E-21 を参照)。
e. 前面扉用のボックスを開きます。このボックスは、前面扉と空気取り入れ口フレーム キットが含まれるボックス内にあります。4 つの側面緩衝材がボックスの中央パネルの端に揃っていることを確認します(図 E-23 の 1 と 2 を参照)。
図 E-23 前面扉の梱包
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2 つの短い側面緩衝材をボックスの中央パネル内の短い内側の折り目に揃えます。 |
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2 つの短いフラップを緩衝材の端に沿って折り、前面扉の上に折り重ねます。 |
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2 つの長い側面緩衝材をボックスの中央パネル内の長い内側の折り目に揃えます。 |
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2 つの長いフラップを緩衝材の端に沿って折り、側面のフラップと扉の上に折り重ねます。 |
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側面緩衝材の間の空いている領域に扉を置きます。 |
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2 つの長いフラップを閉じ合わせて梱包用テープでボックスに固定します。 |
f. ボックス フラップを扉上で折り、所定の場所にテープで固定します。
g. 扉の下部ヒンジ ブラケットを固定する 8 本のネジを緩めて取り外します。4 本のネジはケーブル管理フレームの右側と左側に取り付けられ(それぞれの側に 2 つずつ)、残りの 4 本のネジはシャーシに取り付けられます(図 E-24 を参照)。小さい部品用バッグにネジを入れます。
(注) このときに上部カバーを取り外さないでください。上部カバーは、ケーブル管理フレームの一部です。
図 E-24 下部ヒンジ ブラケットの取り外し
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シャーシから 4 本の M4x8 なべネジを取り外します。 |
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ケーブル管理アセンブリから 4 本の M4x8 ネジ(それぞれの側に 2 つのネジ)を取り外します。 |
h. シャーシからブラケットを取り外し、そのブラケット用の開いたボックスに入れます。
i. ボックス フラップをブラケット上で折り、テープでボックスに固定します。
j. 右扉のストッパーを右側のケーブル管理フレームに固定する 2 本の M3x10 ネジを緩めて取り外します。扉の小さな部品用バッグに 2 本のネジと扉のストッパーを入れます。
k. 左扉のストッパーを左側のケーブル管理フレームに固定する 2 本の M3x10 ネジを緩めて取り外します。扉の小さな部品用バッグに 2 本のネジと扉のストッパーを入れます。
l. 上部で短いボックス フラップを折り、短いフラップ上に長いボックス フラップを折り、長いフラップを閉じ合わせて梱包用テープでボックスに固定します。
m. 空気取り入れ口フレームの 2 本の非脱落型ネジ(それぞれの側に 1 本の非脱落型ネジがあります)を緩め、シャーシから取り外します(図 E-25 の 1 を参照)。
図 E-25 空気取り入れ口アセンブリの取り外し
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2 本の非脱落型ネジを緩め、シャーシから取り外します。 |
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シャーシから空気取り入れ口アセンブリを取り外します。 |
n. シャーシから空気取り入れ口アセンブリを引き抜きます。
o. 4 個のボール スタッドを緩めて取り外します(図 E-26 を参照)。
図 E-26 ガイド用ボール スタッドの取り外し
p. 空気取り入れ口フレームを元の梱包用ボックスに再梱包し、ガイド用ボール ネジを扉の小さい部品用バッグに入れます。
q. 空気取り入れ口フレーム上で 2 つの短いボックス フラップを折り、短いフラップ上に 2 つの長いボックス フラップを折り重ね、長いフラップを閉じ合わせて梱包用テープでボックスに固定します。
r. 前面扉と空気取り入れ口フレーム キット用のボックスを開き、コンポーネントを入れます(図 E-27 の 1 を参照)。
図 E-27 前面扉と空気取り入れ口フレーム キットの再梱包
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ボックスを開きます。 |
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小さな部品用バッグをいずれかのフィラー ボックスに入れます。 |
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前面扉用ボックスをメイン ボックスに入れます。 |
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2 つの短いフラップをボックスの上部に折り重ねます。 |
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空気取り入れ口フレーム ボックスを前面扉用ボックスの横およびメイン ボックスの下部に入れます。 |
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2 つの長いフラップを短いフラップの上に折り重ねます。 |
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空気取り入れ口フレーム用ボックスの上に下部ヒンジ ブラケット用ボックスを置きます。 |
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2 つの長いフラップを閉じ合わせて梱包用テープでボックスに固定します。 |
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下部ヒンジ ブラケット用ボックスの上に 2 個のフィラー ボックスを置きます。 |
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ステップ 10 次の手順に従って、ケーブル管理システムを取り外し、再梱包します。
a. 上部カバーを上部ケーブル管理アセンブリおよびシャーシに固定する 8 本の M4x8 なべネジを緩めて取り外します(図 E-28 を参照)。
図 E-28 上部ケーブル管理アセンブリおよびシャーシからの上部カバーの取り外し
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シャーシに固定された 4 本の M4x8 なべネジ |
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2 つの上部ケーブル管理アセンブリを固定する 4 本の M4x8 なべネジ |
b. シャーシと 2 つの上部ケーブル管理アセンブリから上部カバーを取り外します。
c. 左側の上部ケーブル管理アセンブリに対して、5 本の M4x10 ネジを取り外し、アセンブリを持ち上げて取り外します(図 E-29 を参照)。
d. 右側の上部ケーブル管理アセンブリに対してステップ 3c を繰り返します。
図 E-29 上部ケーブル管理アセンブリの取り外し
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ラックマウント ブラケット。 |
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5 本の M4x10 ネジを緩めて取り外す。 |
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上部ケーブル管理アセンブリ。 |
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ラックマウント ブラケット フックから上部ケーブル管理アセンブリを持ち上げて取り外す。 |
e. 左側の下部ケーブル管理アセンブリに対して、4 本の M4x10 ネジを取り外し、アセンブリを持ち上げて取り外します(図 E-30 を参照)。
図 E-30 下部ケーブル管理アセンブリの取り外し
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下部ケーブル管理アセンブリ。 |
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4 本の M4x10 ネジを緩めて取り外す。 |
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左側ラックマウント ブラケット。 |
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下部ケーブル管理アセンブリをラックマウント ブラケット フックから持ち上げて取り外す。 |
f. 右側の下部ケーブル管理アセンブリに対してステップ 3e を繰り返します。
g. ケーブル管理フレーム用のボックスを開き、梱包材を取り外します。
h. 緩衝材と段ボール製のディバイダをボックスに入れます(図 E-31 の 2 と 3 を参照)。
図 E-31 Cisco Nexus 7018 ケーブル管理システムの梱包
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ケーブル管理ボックスを開きます。 |
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ケーブル管理フレームの上にフラットな段ボール製のディバイダを置きます。 |
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ボックスの下部に緩衝材を入れます。 |
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上部カバー ボックスを置きます。 |
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ケーブル管理フレーム ディバイダを入れます。 |
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上部カバー ボックスの上に緩衝材を入れます。 |
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4 つのケーブル管理フレームそれぞれを空きディバイダ スロットに挿入します。 |
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i. 段ボール製のディバイダの空きスロットのいずれかに 4 つのケーブル管理フレームそれぞれを入れます。
j. 梱包されたケーブル管理フレームの上にフラットな段ボール製のディバイダを置きます(図 E-31 の 5 を参照)。
k. 上部カバー用のボックスを開き、ボックス内に上部カバーを置き、ボックスを閉じ、梱包されたケーブル管理フレームをカバーするフラットな段ボール部分の上にボックスを置きます(図 E-31 の 6 を参照)。
l. 上部カバー ボックスの上に残りの緩衝材を置き、ケーブル管理フレーム用のボックスを閉じ、テープで固定します。
ステップ 11 移動のためにシャーシをできる限り軽くする必要がある場合は、次のようにファン トレイを取り外します。
a. 2 つのファン トレイを置く場所に、静電気防止用マットか静電気防止材を敷きます。
b. ファン トレイをシャーシから取り外している間に、ファン トレイが損傷しない場所を選択してください。
c. 交換用のファン トレイを開梱し、静電気防止用マットか静電気防止材の上に置きます。
d. 交換するファン トレイの 4 本の非脱落型ネジを反時計回りに回してシャーシから外します。
e. ファン トレイ ハンドルを片手でつかみ、シャーシのスロットから途中までファン トレイを引き出します。
f. ファン トレイの電源コネクタがバックプレーンから容易に外れない場合は、軽く揺らします。
g. ファン トレイの底面の下に片手を置いてファン トレイを支持し、シャーシからファン トレイを引き出します。
h. ファン トレイは、静電気防止用マット上に置くか、元の梱包材を使用して再梱包します。
ステップ 12 アース線をシャーシに取り付けている 2 本の M4 ネジを緩めて取り外し、各システム アースを接続解除します。
ステップ 13 ラックまたはキャビネットの垂直取り付けレールにシャーシの両側を固定している 9 本のネジ(合計 18 本)を緩めて取り外します。
ステップ 14 シャーシ前面にリフトを配置し、シャーシの下部(シャーシ最下部の下 0.25 インチ(0.6 cm)以内)にプラットフォームを上げて、シャーシをリフトのプラットフォームに押し出せるようにします。
注意
重さが 120 ポンド(55 Kg)を超えるものを持ち上げる場合は、リフトを使用する必要があります。
ステップ 15 輸送用パレットを床に置きます。このパレットでは、持ち上がった部分が大きいパレットにボルトで固定されています。持ち上がった部分を上に向けてください。
注意
次の手順は 2 人で行う必要があります。
ステップ 16 2 人以上でシャーシを押してリフトに載せます。
注意
シャーシのフレーム部分だけを押してください。モジュールを押したり、モジュールのハンドルを使用したりしないでください。これらのハンドルは、これらのモジュールを取り外したり、取り付けたりするためだけに使用されます。シャーシを移動したり、持ち上げたりするためにシャーシの側面のハンドルを使用しないでください(ハンドルは 200 ポンド [91 Kg] を超える持ち上げに対応していません)。シャーシ ハンドルは、ラックまたはキャビネットでシャーシの位置を調整するためだけに使用します。
ステップ 17 リフトにシャーシを確実に載せたら、リフトを使用してシャーシをパレットに移動します。
ステップ 18 パレットの高さ、またはパレットの上 0.25 インチ(0.6 cm)以内にシャーシを下げます。
注意
次の手順は 2 人で行う必要があります。
ステップ 19 2 人以上でシャーシを押してパレットの上段に載せます。パレットとその持ち上がった部分の共通エッジから 4 インチ(10.2 cm)離れるように、シャーシを配置します。
ステップ 20 シャーシとパレットのエッジとの間で、パレットの持ち上がった部分に 2 個のアングル ブラケットを緩く取り付けますこれらのブラケットをパレットに固定するネジを締めないでください。パレットにシャーシを置いた後にこの位置を調整する必要があります。図 E-32 を参照してください。
図 E-32 輸送用パレットへのシャーシの取り付け
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下部パレット |
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ブラケットを上部パレットに固定するボルト |
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パレットの持ち上がった部分 |
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シャーシをブラケットに固定するネジ |
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取り付けブラケット(2 個を表示。残りの 2 個はシャーシの反対側) |
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ステップ 21 シャーシ側面のネジ穴が 2 個のアングル ブラケットの垂直面のネジ穴と揃うようにします。ブラケットごとに 4 本のネジをしっかりと締めて、2 個のアングル ブラケットをシャーシに固定します。図 E-32 を参照してください。
ステップ 22 シャーシの反対側でアングル ブラケットをさらに 2 個パレットに取り付けます。各ブラケットの垂直面にある 4 個のネジ穴が、シャーシの 4 個のネジ穴に揃っていることを確認してください。
ステップ 23 4 本のネジを使用し、それぞれのブラケットをシャーシにしっかりと取り付けます。
ステップ 24 4 個のアングル ブラケットごとに 2 本のボルトをパレットにしっかりと締め付けます。
ステップ 25 ファン トレイを取り外した場合は、次のようにトレイをシャーシに戻します。
a. 一方の手でファン トレイ ハンドルを持ち、もう一方の手でファン トレイの底を支えます。
b. ファン トレイの背面を空いているファン トレイ スロットに向けて、電気コネクタがバックプレーンに収まり、非脱落型ネジがシャーシの穴に揃うまで、ファン トレイ完全に押し込みます。
c. 非脱落型ネジを 8 インチポンド(0.9 N·m)のトルクで締めます。
d. ステップ 25a ~ 25cを繰り返して他のファン トレイを取り付けます。
ステップ 26 梱包袋をシャーシの上からかぶせます。
ステップ 27 図 E-33 の図 A のように、梱包袋をかぶせたシャーシの上にシャーシ用緩衝材を付けます。
図 E-33 システム コンポーネントの梱包
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電源装置ボックス。 |
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アクセサリ キット、ケーブル管理フレーム キットと、オプションの前面扉および空気取り入れ口フレーム キットを入れます。 |
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ポリエチレン製緩衝材。 |
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段ボール製のふた。 |
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3 セグメント ディバイダ。 |
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エッジ プロテクタ。 |
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J ボックスの半分 X 2。 |
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梱包用ストラップ。 |
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クリップ。 |
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ステップ 28 図 E-33の図 A のように、シャーシの横の持ち上がっていない領域に電源装置ボックスを置きます。
ステップ 29 図 E-33 の図 A のように、電源装置ボックスの上の持ち上がっていない領域に、3 セグメント ディバイダを置きます。
ステップ 30 ラックまたはキャビネットの垂直取り付けレールに各下部支持レールを固定している 8 本のネジを緩め、2 本の下部支持レールそれぞれをラックまたはキャビネットから取り外します。
ステップ 31 次のコンポーネントをアクセサリ キット ボックスにしまい、アクセサリ キットを再び組み立てます。
- 下部支持レール(2 個)および取り付けネジ(34 本)
- コンソール コネクタ ケーブルおよびアダプタ
- アース ラグ(アース ケーブルを除く)および取り付けネジ(ラグごとに 2 本)
- 電源ケーブル(各 6 KW 電源装置に対して 1 つまたは 2 つ)
ステップ 32 図 E-33 の図 A のように、パレット両側を囲むように、片方の J ボックスの半分を下部パレット上に置きます。
ステップ 33 図 E-33 の図 A のように、残りの 2 つの側面を囲むように、残りの J ボックスの半分を置きます。
ステップ 34 図 E-33 の図 A のように、2 つの J ボックスを 6 個のクリップ(片側に 3 個)でつなぎます。
ステップ 35 システムにオプションの前面扉と空気取り入れ口フレームが含まれる場合は、これらを元の梱包材で梱包し、電源装置ボックスの上の空き領域に置きます。
ステップ 36 図 E-33 の図 B のように、パッケージの上に段ボール製のふたを置きます。
ステップ 37 ふた上部の端に 4 つのエッジ プロテクタを取り付けます(図 E-33 の図 C を参照)。
ステップ 38 図 E-33 の図 C のように、少なくとも 4 個の梱包用ストラップ(一方向に 2 個、もう一方向に 2 個)を使用してパッケージをパレットに固定します。