設定ウィザード

この章は、次の項で構成されています。

開始ウィザード

開始ウィザードは、デバイスの初期設定に役立ちます。

手順


ステップ 1

[Configuration Wizards] > [Getting Started Wizard] の順に移動して、[Launch Wizard] をクリックします。

ステップ 2

[Next] をクリックし、[General Information] の下のフィールドに入力します。

  • [System Location]:デバイスの物理的な場所を入力します。

  • [System Contact]:担当者の名前を入力します。

  • [Host Name]:デバイスのホスト名を選択します。ホスト名は CLI コマンドのプロンプトで使用されます。

    • [Use Default]:スイッチのデフォルトのホスト名(システム名)は switch 123456 の形式で指定されます。123456 はデバイスの MAC アドレスの最後の 3 バイトを 16 進数で表しています。

    • [User Defined]:ホスト名を入力します。文字、数字、ハイフンだけが使用できます。ホスト名の開始または終了はハイフンにできません。(RFC1033、1034、1035 で指定されているように)他の記号、区切り文字、または空白スペースは使用できません。

ステップ 3

[Next] をクリックします。

ステップ 4

[IP Settings] タブでフィールドを選択します。

  • [Interface]:IP インターフェイスについて、次のオプションのいずれかを選択します。
    • [Port]:ポート番号を選択します。

    • [LAG]:LAG を選択します。

    • [VLAN]:VLAN を選択します。

    • ループバック

    • なし

  • [IP Interface Source]:次のいずれかのオプションを選択できます。

    • [DHCP]:デバイスが自身の IP アドレスを DHCP サーバから受信する場合に選択します。

    • [Static]:デバイスの IP アドレスを手動で入力する場合に選択します。

  • [DHCP] を選択した場合は、以下を完了します。

    • [DNS Server]:DNS サーバーの IP アドレスを入力します。

  • [IP Interface Source] で [Static] を選択した場合には、次のフィールドを入力します。

    • [IP Address]:インターフェイスの IP アドレス。

    • [Network Mask]:このアドレスの IP マスク。

    • [Administrative Default Gateway]:デフォルトのゲートウェイ IP アドレスを入力します。

    • [DNS Server]:DNS サーバーの IP アドレスを入力します。

ステップ 5

[Next] をクリックします。

ステップ 6

[User Account] タブのフィールドに入力します。

  • [Username]:新しいユーザー名を 0 ~ 20 文字の範囲で入力します。UTF-8 文字は使用できません。

  • [Password]:パスワードを入力します(UTF-8 文字は使用できません)。

  • [Confirm Password]:パスワードを再度入力します。

  • [Password Strength]:パスワードの強度が表示されます。

  • [Keep current username and password]:現在のユーザ名とパスワードを保持する場合に選択します。

ステップ 7

[Next] をクリックします。

ステップ 8

[Time Settings] タブのフィールドに入力します。

  • [Clock Source]:次のいずれかを選択します。

    • [Manual Settings]:デバイス システム時刻を入力する場合に選択します。これを選択した場合は、[Date] と [Time] を入力します。

    • [Default SNTP Servers]:デフォルトの SNTP サーバを使用する場合に選択します。

      (注)  

       

      デフォルト SNTP サーバーは名前で定義されているため、DNS を設定して動作可能にする必要があります。

    • [Manual SNTP Server]:選択した場合は、SNTP サーバの IP アドレスを入力します。

ステップ 9

[Next] をクリックすると、入力した設定の概要が表示されます。

ステップ 10

[Apply] をクリックして、設定データを保存します。


VLAN設定ウィザード

VLAN 設定ウィザードは、VLAN の設定を支援します。このウィザードを実行するたびに、単一の VLAN 上でポートメンバーシップを設定できます。VLAN 設定ウィザードを使用して VLAN を設定するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1

[Configuration Wizards] > [VLAN Configuration Wizard] の順に移動して、[Launch Wizard] をクリックします。

ステップ 2

[Launch Wizard] をクリックして、[Next] をクリックします。

ステップ 3

トランクポートとして設定するポートを選択します(グラフィック表示で必要なポートをマウスでクリックします)。トランクポートとしてすでに設定されているポートが事前に選択されています。

ステップ 4

[Next] をクリックします。

ステップ 5

[VLAN Configuration] セクションで、次の項目を設定します。

  • [VLAN ID]:設定する VLAN を選択します。既存の VLAN または [New VLAN] のいずれかが選択できます。

  • [New VLAN ID]:新しい VLAN の VLAN ID を入力します。

  • [VLAN Name]:オプションで、VLAN 名を入力します。

ステップ 6

VLAN のタグなしメンバーとして設定するトランクポートを選択します(グラフィック表示で必要なポートをマウスでクリックします)。このステップで選択されていないトランクポートは、VLAN のタグ付きメンバーになります。

ステップ 7

[Next] をクリックします。

ステップ 8

VLAN のアクセス ポートに設定するポートを選択します。VLAN のアクセスポートは、VLAN のタグなしメンバーです。(グラフィック表示で必要なポートをマウスでクリックします)。

ステップ 9

[Next] をクリックして、入力した情報の概要を確認します。

ステップ 10

[Apply] をクリックします。


ACL 設定ウィザード

ACL 設定ウィザードは、新しい ACL を作成、または既存の ACL を編集する際に使用します。既存の ACL を追加または変更するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1

[Configuration Wizards] > [ACL Configuration Wizard] の順に移動して、[Launch Wizard] をクリックします。

ステップ 2

[Next] をクリックします。

ステップ 3

[ACL Configuration] タブで、ドロップダウンメニューから設定する ACL を選択します。それから、次のフィールドを入力します。

  • [ACL Name]:新しい ACL の名前を入力します。

  • [ACL Type]:ACL の種類を、[IPv4] または [MAC] から選択します。

ステップ 4

[Next] をクリックします。

ステップ 5

ACE 構成では、次のフィールドを設定します。

  • [Action on match]:次のいずれかのオプションを選択します。

    • [Permit Traffic]:ACE 条件に一致するパケットを転送します。

    • [Deny Traffic]:ACE 条件に一致するパケットをドロップします。

    • [Shutdown Interface]:ACE 条件に一致するパケットをドロップし、パケットが受信されたポートを無効にします。

ステップ 6

MAC ベースの ACL の場合には、次のフィールドに入力します。

送信元 MAC アドレス

すべての送信元アドレスを許可する場合は [Any] を選択します。送信元アドレスまたは送信元アドレスの範囲を入力する場合は [User defined] を選択します。

送信元MACの値

送信元 MAC アドレスが一致する MAC アドレスとマスク(該当する場合)を入力します。

送信元MACワイルドカードマスク

MAC アドレスの範囲を定義するためのマスクを入力します。

宛先 MAC アドレス

すべての宛先アドレスを許可する場合は [Any] を選択します。宛先アドレスまたは宛先アドレスの範囲を入力する場合は [User defined] を選択します。

宛先MACの値

宛先 MAC アドレスが一致する MAC アドレスとマスクを入力します(該当する場合)。

宛先MACワイルドカードマスク

MAC アドレスの範囲を定義するためのマスクを入力します。このマスクは、サブネットマスクなどの他の用途とは異なります。ここでビットを 1 と設定すると、その値を気にしないことを意味し、0 はその値をマスクすることを意味します。

(注)  

 

ACL の場合、MAC アドレス 96:fa:95:1d:67:4a のワイルドカードマスク 000000111111 は、MAC アドレス範囲 96:FA:95:00:00:00 ~ 96:FA:95:FF:FF:FF を定義します。この MAC アドレス範囲は、着信パケットの送信元 MAC アドレスと照合されます。

時間範囲名

[Time Range] を選択した場合、使用する時間範囲を選択します。

ステップ 7

IPv4 ベースの ACL の場合には、次のフィールドに入力します。

プロトコル

特定のプロトコルに基づいて ACL を作成するには、次のいずれかのオプションを選択します。

  • [Any (IP)]:すべての IP プロトコル パケットを受け入れます。

  • [TCP]:伝送制御プロトコル パケットを受け入れます。

  • [UDP]:ユーザー データグラム プロトコル パケットを受け入れます。

  • [ICMP]:ICMP プロトコル パケットを受け入れます。

  • [IGMP]:IGMP プロトコル パケットを受け入れます。

TCP/UDPの送信元ポート

ドロップダウンリストからポートを選択します。

TCP/UDPの宛先ポート

ドロップダウンリストからポートを選択します。

送信元 IP アドレス

すべての送信元アドレスを許可する場合は [Any] を選択します。送信元アドレスまたは送信元アドレスの範囲を入力する場合は [User defined] を選択します。

送信元IPの値

送信元 IP アドレスの照合に使用する IP アドレスを入力します。

送信元IPワイルドカードマスク

IP アドレスの範囲を定義するためのマスクを入力します。このマスクは、サブネットマスクなどの他の用途とは異なります。ここでビットを 1 と設定すると、その値を気にしないことを意味し、0 はその値をマスクすることを意味します。

宛先IPアドレス

すべての IP アドレスを許可する場合は [Any] を選択します。宛先 IP アドレスまたは宛先 IP アドレスの範囲を入力する場合は [User defined] を選択します。

宛先IPの値

宛先 IP の値と一致させる IP の値を入力します。

宛先IPワイルドカードマスク

IP アドレスの範囲を定義するためのマスクを入力します。このマスクは、サブネットマスクなどの他の用途とは異なります。ここでビットを 1 と設定すると、その値を気にしないことを意味し、0 はその値をマスクすることを意味します。

時間範囲名

[Time Range] を選択した場合、使用する時間範囲を選択します。

ステップ 8

[Next] をクリックします。

ステップ 9

ACL と ACE を作成することを確認します。

ACL ルールの詳細が表示されます。[Add another rule to this ACL] をクリックして、別のルールを追加することもできます。

ステップ 10

[Next] をクリックして、ACL バインド情報を入力します。

  • [Binding Type]:ACL をバインドするためのオプションを次のいずれかから選択します。

    • [Physical interfaces only]:ACL をポートにバインドします。ACL をバインドするポートを 1 つまたは複数クリックします。

    • [VLANs only]:ACL を VLAN にバインドします。[Enter the list of VLANs you want to bind the ACL to] フィールドに VLAN のリストを入力します。

    • [No binding]:ACL をバインドしません。

    [Apply] をクリックします。変更が正常に適用されたことを示すメッセージが表示されます。

    (注)  

     

    変更が正常に行われない場合は、「Can’t bind an ACL/policy map to an interface when DoS Prevention is enabled in per-port mode」(DoS 防御がポート単位モードで有効になっている場合は、ACL/ポリシーマップをインターフェイスにバインドできません。)というポップアップメッセージが表示されます。