この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブ ランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
タグは、顧客をグループ化して、キャプティブ ポータルを表示または通知を送信するプロキシミティ ルールを顧客のグループに適用できるようにするために使用します。複数のタグの下に顧客をグループ化できます。
プロファイル ルールを使用して、タグを作成、既存のタグに顧客を追加、または既存のタグから特定の顧客を削除できます。
タグを作成するときに、既存のタグを使用して、選択したロケーションの顧客をフィルタリングできます。たとえば、ロケーション A とロケーション B のタグを作成するときに Android ユーザに限定したい場合、iOS のタグを削除するタグ フィルタを使用できます。
タグを作成、または顧客を既存のタグに含めるまたは除外するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 WiFi Engage ダッシュボードで、[Proximity Rules] > [Profile Rule]の順に選択します。
ステップ 2 [Create a new rule]をクリックします。
ステップ 3 [Rule Name] テキスト フィールドに、プロファイル ルールの名前を入力します。
ステップ 4 [Sense] 領域で、[When a user is on] ドロップダウン リストから、顧客の Wi-Fi への接続または BLE ビーコンへのアクセスに基づくルールで、顧客をフィルタリングするかどうかを選択します。
a. [WiFi] を選択すると追加のフィールドが表示され、次のいずれかを選択できます。
– Entering Location:Wi-Fi に接続された顧客がそのロケーションに入ったときに、ルールに応じてフィルタリングされます。
– Exiting Location:Wi-Fi に接続された顧客がそのロケーションから出たときに、ルールに応じてフィルタリングされます。
– Present at location:Wi-Fi に接続され、指定した時間または期間に、そのロケーションにいる顧客がルールに応じてフィルタリングされます。このオプションを選択すると、追加のフィールドが表示されて、顧客がフィルタ対象となる期間または時間を指定できます。
b. [Beacon] を選択すると追加のフィールドが表示され、次のいずれかを選択できます。
– Beacon Enter:ビーコン構内に入った顧客が、ルールに応じてフィルタリングされます。
– Beacon Exit:ビーコン構内から出た顧客が、ルールに応じてフィルタリングされます。
– Far:ビーコン構内にいるものの BLE ビーコンから離れている顧客が、ルールに応じてフィルタリングされます。
– Near:BLE ビーコンの近くにいる顧客が、ルールに応じてフィルタリングされます。
– Immediate:BLE ビーコンに非常に近い顧客が、ルールに応じてフィルタリングされます。
– Present at location:指定した時間または期間そのロケーションにいる顧客が、ルールに応じてフィルタリングされます。このオプションを選択すると、追加のフィールドが表示されて、ルールに応じて、フィルタ対象となる期間または時間を指定できます。
ステップ 5 [Location] 領域で、ルールに応じて顧客をフィルタリングするロケーションを指定します。
Meraki の顧客名、または 1 つまたは複数の Meraki 組織、グループ、ロケーション、フロア、ゾーンを選択できます。ロケーションの作成の詳細については、“ロケーション階層の定義” sectionを参照してください。
また、ロケーション、またはその親や子のロケーションに定義されているメタデータに基づいて選択したロケーションをフィルタリングできます。ロケーションに対するメタデータの設定の詳細については、“ロケーション要素のメタデータの定義” sectionを参照してください。含めるメタデータのロケーションを指定するか、または除外するメタデータのロケーションを指定して、選択したロケーションをフィルタリングできます。
a. [Add Locations]ボタンをクリックします。
b. 表示される [Choose Location] ウィンドウで、プロファイル ルールを適用するロケーションを選択します。
選択したロケーションで、特定のロケーション メタデータを持つロケーション要素に対してのみ顧客をフィルタリングするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 [Filterby Metadata] チェックボックスをオンにします。
ステップ 2 [Filter] 領域で、[Add Metadata]ボタンをクリックします。
[Choose Location Metadata] ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 ドロップダウン リストから、メタデータの変数を選択し、隣接フィールドに変数の値を入力します。
注 選択したロケーション、その親および子のロケーションに定義されているロケーション メタデータを選択できます。
選択したロケーションで、特定のロケーション メタデータを持つロケーション要素の顧客を除外するには、次の手順を実行します
ステップ 1 [Filterby Metadata] チェックボックスをオンにします。
ステップ 2 [Exclude] 領域で、[Add Metadata]ボタンをクリックします。
[Choose Location Metadata] ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 ドロップダウン リストから、メタデータの変数を選択し、隣接フィールドに変数の値を入力します。
注 選択したロケーション、その親および子のロケーションに定義されているロケーション メタデータを選択できます。
ステップ 5 [IDENTIFY] 領域で、ルールに応じてフィルタリングする顧客のタイプを指定します。
(注) 顧客がオプトイン ユーザかどうか、顧客が属するタグ、顧客のアクセス回数、顧客のデバイスのアプリケーションの状態などに基づいて顧客をフィルタリングできます。これらのフィルタをすべて適用することも、要件に応じて一部を適用することもできます。
ルールに応じてフィルタリングする顧客を指定するには、次の手順を実行します。
a. オプトイン ステータスにより顧客をフィルタリングする場合、[Filter by OptIn Status] チェックボックスをオンにし、[Only for] ドロップダウン リストから、ルールに対しオプトイン ユーザまたは非オプトイン ユーザのどちらを追加するかを選択します。
(注) オプトイン ユーザの詳細については、“オプトイン ユーザ” sectionを参照してください。
b. タグに基づいて顧客をフィルタリングするには、[Filter by Tags]チェックボックスをオンにします。
注 既存のタグを含む、または除外することによって、顧客をフィルタリングできます。2 つの異なる方法でタグをフィルタリングできます。ルールに応じて含める顧客の既存のタグ、またはルールに応じて除外する顧客の既存のタグを指定できます。要件に基づいて、最適なフィルタリング方法を選択できます。たとえば、1 つのタグを除くすべての既存のタグの顧客を追加する場合、除外オプションを選択し、顧客を除外する特定のタグを指定する方法が簡単です。
– 含めるタグを指定するには「含める」ために [Add Tags]ボタンを使用します。
– 除外するタグを指定するには「除外する」ために [Add Tags]を使用します。
タグ フィルタの使用の詳細については、“タグによるフィルタリング” sectionを参照してください。
c. 選択したロケーションの顧客のアクセスの数に基づいて顧客をフィルタリングするには、[Filter by Previous Visits]チェックボックスをオンにします。
[Add Locations]ボタンをクリックします。[Choose location] ウィンドウで、フィルタリングについて検討する必要がある顧客のアクセス先を選択します。次のフィールドで、ルールに応じてフィルタ対象となる顧客のアクセス数および時間を指定します。自分で設定できるアクセスと時間の詳細については、“通知基準” sectionを参照してください。
d. 顧客のアプリケーションのステータスに基づいて顧客をフィルタリングするには、[Filter by App Status]チェックボックスをオンにします。[Filter by the users who] ドロップダウン リストから、ルールに応じてフィルタ対象となる顧客のアプリケーションのステータスを選択します。
ステップ 6 [Schedule] 領域で、顧客をフィルタリングするルールを適用する期間を指定します。
(注) 指定した期間で前述の条件を満たす顧客のみがルールに応じてフィルタリングされます。
a. [Set a time range for the rule] チェックボックスをオンにし、表示されるフィールドに、プロファイル ルールを適用する時間範囲を指定します。
b. [Set a date range for the rule] チェックボックスをオンにし、表示されるフィールドに、プロファイル ルールを適用する期間の開始日と終了日を指定します。
c. 特定の曜日にだけルールを実行するには、[Filter by days of the week] チェックボックスをオンにし、表示される曜日のリストから、ルールを適用する曜日を選択します。
ステップ 7 [Action] 領域で、前述の条件に基づきフィルタリングされた顧客を含めるまたは除外することで新しいタグを作成するかどうかを指定します。
– 既存のタグにこのプロファイル ルールに基づいてフィルタリングされた顧客を追加するには、顧客を追加するタグの [Add] ラジオ ボタンを選択します。
– 既存のタグからこのプロファイル ルールに基づいてフィルタリングされた顧客を削除するには、顧客を削除するタグの [Remove] ラジオ ボタンを選択します。
注 [Choose Tags] ウィンドウで、[Search] オプションを使用してタグを検索できます。タグの [Clear] ボタンを使用して、選択したタグをクリアすることもできます。選択したタグはウィンドウの右側に表示されます。
b. 必要なタグをすべて追加したら、[OK]をクリックします。
(注) プロファイル ルールを使用して、フィルタリングされた顧客を含む、または除外するタグを作成する、または同様に、フィルタリングされた顧客を含む、または除外することで既存のタグを変更できます。
ルールは [Profile Rules] ページでパブリッシュされます。
ステップ 9 ルールの右端にある [Make Rule Live]アイコンをクリックし、ルールをパブリッシュします。
ABC ホテル グループは 25 周年記念の一環として、プラチナ メンバーに特別なギフトを提供したいと考えています。ABC はロケーション A またはロケーション C のホテルを過去 2 年間で少なくとも 10 回訪れた顧客をプラチナ メンバーと見なします。WiFi に少なくとも 45 分間接続したすべての訪問者を顧客とみなします。ABC はプラチナ メンバー用のタグを作成する必要があります。現在の月末までに前述の条件を満たすオプトイン顧客がタグに追加されます。
ステップ 2 ABC のすべてのロケーションを含むロケーション階層を作成します。
ステップ 3 WiFi Engage ダッシュボードで、[Proximity Rules] > [Profile Rule]の順に選択します。
ステップ 4 [Create a new rule]をクリックします。
ステップ 5 [RULE NAME] フィールドに、プロファイル ルールの名前を入力します。
ステップ 6 [When a user is on]ドロップダウン リストから、[WiFi]、[Present at Location] の順に選択し、表示されるドロップダウン リストから、[45 Minutes] を選択します。
ステップ 7 [Locations] 領域で、[Add Locations]ボタンをクリックし、ロケーション A、ロケーション C を選択します。
ステップ 8 [IDENTIFY] 領域で、以下を実行します。
a. [Filter by OptIn Status] チェックボックスをオンにし、[Only for] ドロップダウン リストから [Opted In Users]を選択します。
b. [Filter by Previous Visits]チェックボックスをオンにし、+ ボタンをクリックして、[Location A]、[Location C] を追加します。
c. 次のフィールドで、[At least]、[10times in] および [Date Range] を選択します。
d. 日付範囲のフィールドに、過去 2 年間の開始日と終了日を入力します。
ステップ 9 [Schedule] 領域で、[Set a date range for the rule] チェックボックスをオンにし、開始日に現在の日付を、終了日に今月の最終日を指定します。
ステップ 10 [Actions] 領域で、以下を実行します。
b. [Create Tags] ウィンドウで、[Create New Tag]をクリックします。
c. [New Tag] フィールドに、[Platinum1]を入力し、[Add] ラジオ ボタンを選択して、[Done] をクリックします。
ルールは [Profile Rules] ページでパブリッシュされます。
ステップ 12 ルールの右端にある [Make Rule Live]アイコンをクリックし、ルールをパブリッシュします。
ステップ 1 新しいプロファイル ルールを作成するウィンドウの [Filter by Tags] 領域で、含めるために [Add Tags]ボタンをクリックします。
ステップ 2 [Choose Tags] ウィンドウで、追加するタグの [Include] ラジオ ボタンをクリックします。
ステップ 1 新しいプロファイル ルールを作成するウィンドウの [Filter by Tags] 領域で、除外するために [Add Tags]ボタンをクリックします。
ステップ 2 [Choose Tags] ウィンドウで、除外するタグの [Exclude] ラジオ ボタンをクリックします。
ステップ 1 新しいルールを作成するウィンドウの [Filter by Tags] 領域で、含めるまたは除外するために [Add Tags]ボタンをクリックします。
ステップ 2 [Choose Tags] ウィンドウに、検索するタグの名前を入力します。
タグの [include] または [exclude] ラジオ ボタンを選択する場合、そのタグの [Clear] ボタンを使用して、選択内容をクリアすることができます。
WiFi Engage により、顧客に通知サブスクリプションからオプトアウトするためのキャプティブ ポータルのオプションを提供できます。
デフォルトでは、顧客はサブスクリプションにオプトインされています。顧客はキャプティブ ポータルにアクセスするときに、サブスクリプションからオプトアウトできます。顧客が SSID に接続することでキャプティブ ポータルにアクセスすると、[opt in] チェックボックスが顧客に表示されます。
ポータルで、オプトイン チェックボックスを顧客に表示するには、[Allow users to opt in to receive message] チェックボックスを設定する必要があります。[Allow users to opt in to receive message] チェックボックスは、認証タイプ [Hard SMS with Verification Code] または [Email] に対して設定できます。