この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
WiFi Engage により、アクセス コードを使用してビジネス構内のインターネット プロビジョニングを制御できます。さまざまな Meraki ネットワーク(ロケーション)用のアクセス コードを作成し、そのアクセス コードを使用してこれらのロケーションのインターネット アクセスを制限できます。つまり、顧客は、そのロケーション用に設定されたアクセス コードを入力した後でのみインターネットにアクセスできます。この章では、WiFi Engage を使用して、アクセス コードを作成および制御する方法について説明します。
WiFi Engage により、作成したアクセス コードを顧客と共有することができます。アクセス コードの有効期間を指定できます。アクセス コードに単一のコード値を持たせる、またはコード値を毎週や毎月変更するように設定できます。アクセスコードに手動でコード値を指定するか、または自動生成することができます。アクセス コードを使用して、顧客がインターネットにアクセスできる時間を定義できます。WiFi Engage により、特定のアクセス コードを使用してインターネットにアクセスするときに、アップロードおよびダウンロードの制限を含む、帯域幅の制限を設定することもできます。
1 つのネットワーク(ロケーション)に複数のアクセス コードを定義できます。たとえば、プラチナ メンバーにのみ、高速インターネットを提供する場合、最大帯域幅を持つアクセス コードを作成し、限られた帯域幅を持つアクセス コードを別に作成できます。その後、顧客のタイプに基づいてアクセス コードを共有できます。
(注) 管理者またはアクセス コード マネージャの権限を持つ WiFi Engage ユーザのみ、アクセス コードを作成または管理できます。
(注) WiFi Engage 管理ユーザのみ、アクセス コード マネージャとしてユーザを招待できます。アクセス コード オプションは、管理者またはアクセス コード マネージャ アカウントのみ、WiFi Engage ダッシュボードで使用できます。
ステップ 1 WiFi Engage ダッシュボードで、[Access Code]を選択します。
(注) [Access Code] オプションは、WiFi Engage 管理者またはアクセス コード マネージャのユーザのみ、WiFi Engage で使用できます。WiFi Engage ユーザを作成するときの詳細については、“WiFi Engage へのユーザの招待” sectionを参照してください。
ステップ 2 ドロップダウン リストから、アクセス コードを定義する Meraki ネットワークを選択します。
ステップ 3 [Add Access Code]をクリックします。
ステップ 4 [Add Access Code] ページで、作成するアクセス コードのタイプを選択します。
表示される残りのフィールドは、選択したアクセス コード タイプによって異なります。
アクセス コード タイプに [Fixed]を選択したら、次の詳細を入力します。
a. テキスト フィールドにアクセス コードの名前を入力します。
b. アクセス コードに独自コード値を定義するには、[Set your own access code?] チェックボックスをオンにします。
c. 表示される [Access Code] フィールドに、コード値を入力します。
d. [Limit session by time]バーを調整して、アクセス コードを使用して顧客がインターネットにアクセスできる時間を指定します。この時間は単一セクション用です。
e. アクセス コードの有効期間を定義するには、[Define a validity period for this access code] チェックボックスをオンにします。それぞれのボタンをクリックして、開始日と終了日を指定します。
f. 顧客がこのアクセス コードを使用してインターネットにアクセスするときに帯域幅を制限する場合、[Limit bandwidth] チェックボックスをオンにします 。
g. [Bandwidth Limit] バーを調整して、このアクセス コードを使用してインターネットにアクセスするときに、顧客に提供する必要がある最大帯域幅を指定します。
h. [See more] リンクをクリックして、アップロードおよびダウンロードの制限を指定します。
アクセス コード タイプに [Weekly]を選択したら、次の詳細を入力します。
a. テキスト フィールドにアクセス コードの名前を入力します。
(注) [Access Code Validity time period] バーは [Upload access codes from the csv file] チェックボックスを選ばなかったときにのみ使用できます。[Upload access codes from csv File] チェックボックスを選択した場合、有効期間は CSV ファイルに入力したコード値の数に基づいて判断されます。たとえば、CSV ファイルに 3 つのコード値を定義した場合、アクセス コードは 3 週間有効です。CSV ファイルに指定されたコード値は、それぞれの週に順次対応していると見なされます。
c. [Limit session by time]バーを調整して、アクセス コードを使用して顧客がインターネットにアクセスできる時間を指定します。この時間は単一セクション用です。
d. [Start Date] ボタンをクリックして、アクセス コードが有効になる開始日を指定します。
e. 顧客がこのアクセス コードを使用してインターネットにアクセスするときに帯域幅を制限する場合、[Limit bandwidth] チェックボックスをオンにします。
f. 表示される帯域幅バーを調整して、このアクセス コードを使用してインターネットにアクセスするときに、顧客に提供する必要がある最大帯域幅を指定します。
g. [See More] リンクをクリックして、アップロードおよびダウンロードの制限を指定します。
アクセス コード タイプに [Monthly]を選択したら、次の詳細を入力します。
a. テキスト フィールドにアクセス コードの名前を入力します。
(注) [Access Code Validity time period] バーは [Upload access codes from the csv file] チェックボックスを選ばなかったときにのみ使用できます。[Upload access codes from the csv file] チェックボックスを選択した場合、有効期間は CSV ファイルに入力したコード値の数に基づいて判断されます。たとえば、CSV ファイルに 3 つのコード値を定義した場合、アクセス コードは 3 か月間有効です。CSV ファイルに指定されたコード値は、それぞれの月に順次対応していると見なされます。
c. [Limit session by time]バーを調整して、アクセス コードを使用して顧客がインターネットにアクセスできる時間を指定します。この時間は単一セクション用です。
d. [Start Date] ボタンをクリックして、アクセス コードが有効になる開始日を指定します。
e. 顧客がこのアクセス コードを使用してインターネットにアクセスするときに帯域幅を制限する場合、[Limit bandwidth] チェックボックスをオンにします。
f. 表示される帯域幅バーを調整して、このアクセス コードを使用してインターネットにアクセスするときに、顧客に提供する必要がある最大帯域幅を指定します。
g. [See More] リンクをクリックして、アップロードおよびダウンロードの制限を指定します。
有効期間がまだ切れていないネットワーク(ロケーション)のすべてのアクセス コードを表示できます。
WiFi Engage のロケーションに定義されているアクセス コードを表示するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 WiFi Engage ダッシュボードで [Access Code]をクリックします。
(注) [Access Code] オプションは、WiFi Engage 管理者またはアクセス コード マネージャのユーザのみ、WiFi Engage で使用できます。WiFi Engage ユーザを作成するときの詳細については、“WiFi Engage へのユーザの招待” sectionを参照してください。
ステップ 2 表示された [Access Code] ページのドロップダウン リストから、アクセス コードを表示する Meraki ネットワークを選択します。
ステップ 3 ネットワークに対して定義されたアクセス コードが表示されます。
選択した Meraki ネットワークのアクティブなアクセス コードおよび非アクティブなアクセス コードの合計数が表示されます。
さらに、ネットワークに対して定義されたアクセス コードの次のような詳細が表示されます。
ステップ 1 WiFi Engage で [Access Code]をクリックします。
(注) [Access Code] オプションは、WiFi Engage 管理者またはアクセス コード マネージャのユーザのみ、WiFi Engage で使用できます。WiFi Engage ユーザを作成するときの詳細については、“WiFi Engage へのユーザの招待” sectionを参照してください。
ステップ 2 表示される [Access Code] ウィンドウで、アクセス コードを編集するネットワークを選択します。
そのネットワークに対して定義されたアクセス コードが表示されます。
ステップ 3 編集するアクセス コードの [Actions] 領域で、[Edit]ボタンをクリックします。
ステップ 4 必要な変更を行って、[Update]をクリックします。
WiFi Engage により、顧客をアクセス コードを共有できます。
ステップ 1 WiFi Engage で [Access Code]をクリックします。
(注) [Access Code] オプションは、WiFi Engage 管理者またはアクセス コード マネージャのユーザのみ、WiFi Engage で使用できます。WiFi Engage ユーザを作成するときの詳細については、“WiFi Engage へのユーザの招待” sectionを参照してください。
ステップ 2 表示される [Access Code] ウィンドウで、アクセス コードを共有するネットワークを選択します。
そのネットワークに対して定義されたアクセス コードが表示されます。
ステップ 3 共有するアクセス コードの [Actions] 領域で、[Share]ボタンをクリックします。
ステップ 4 表示される [Share Access Code] ウィンドウに、アクセス コードを共有する人の電子メール ID を入力し、[Send]をクリックします。
ステップ 1 WiFi Engage で [Access Code]をクリックします。
(注) [Access Code] オプションは、WiFi Engage 管理者またはアクセス コード マネージャのユーザのみ、WiFi Engage で使用できます。WiFi Engage ユーザを作成するときの詳細については、“WiFi Engage へのユーザの招待” sectionを参照してください。
ステップ 2 表示される [Access Code] ウィンドウで、アクセス コードを削除するネットワーク(ロケーション)を選択します。
そのネットワークに対して定義されたアクセス コードが表示されます。
ステップ 3 削除するアクセス コードの [Actions] 領域で、[Delete]ボタンをクリックします。
ステップ 4 表示される [Delete] ウィンドウで、[Yes]をクリックし、削除を確認します。
アクセス コードを非アクティブ化するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 WiFi Engage で [Access Code]をクリックします。
(注) [Access Code] オプションは、WiFi Engage 管理者またはアクセス コード マネージャの場合のみ、WiFi Engage ダッシュボードで使用できます。WiFi Engage ユーザを作成するときの詳細については、“WiFi Engage へのユーザの招待” sectionを参照してください。
ステップ 2 表示される [Access Code] ウィンドウで、アクセス コードを非アクティブ化するネットワークを選択します。
そのネットワークに対して定義されたアクセス コードが表示されます。
ステップ 3 非アクティブ化するアクセス コードのステータス ボタンを切り替えます。
非アクティブ化すると、ステータス ボタンはグレーに変わります。
デフォルトでは、アクセス コードは作成されたときはアクティブ モードになっています。これを非アクティブ化した後は、アクセス コードの有効期限内であれば、必要に応じてアクティブ化できます。
アクセス コードを再アクティブ化するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 WiFi Engage で [Access Code]をクリックします。
(注) [Access Code] オプションは、WiFi Engage 管理者またはアクセス コード マネージャのユーザのみ、WiFi Engage で使用できます。WiFi Engage ユーザを作成するときの詳細については、“WiFi Engage へのユーザの招待” sectionを参照してください。
ステップ 2 表示される [Access Code] ウィンドウで、アクセス コードをアクティブ化するネットワーク(ロケーション)を選択します。
そのネットワークに対して定義されたアクセス コードが表示されます。
ステップ 3 アクティブ化するアクセス コードのステータス ボタンを切り替えます。
顧客がビジネス構内の SSID に接続すると、設定されているスプラッシュ URL の Web ページが表示されます。この Web ページにアクセス コードを入力するテキスト フィールドがあります。顧客がロケーション用のアクセス コードを入力し、[Connect]をクリックすると、WiFi Engage により、ロケーションが関連付けられたエクスペリエンス ゾーン用に設定されたキャプティブ ポータルが表示されます。
(注) 利用規約に同意するように設定されている場合、インターネットをプロビジョニングする前に利用規約が表示されます。