この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブ ランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
[Reports] には、WiFi Engage が有効化されているロケーションでの顧客のアクティビティの詳細が表示されます。また、WiFi Engage を使用してこれまでに収集することができた顧客データも表示されます。顧客とは、事業拠点内で Wi-Fi が有効なデバイスを持っている任意の人で、事業所を以前に購入している人、潜在的な購入者、または訪問者です。レポートを使用することで、さまざまなロケーションでの顧客のアクティビティを分析し、適切なビジネス上の意思決定を行うことができます。
(注) レポートを表示するには、Meraki の特定の設定を行う必要があります。Meraki で必要な設定の詳細については、“通知用の Meraki の設定” sectionを参照してください。Meraki の設定が未実施のままレポートにアクセスしようとすると、WiFi Engage は、設定が未実施であることを通知するメッセージを表示し、設定を自動的に行うか質問してきます。[Yes] をクリックすると、Meraki での設定が自動的に実行されます。
ステップ 1 WiFi Engage ダッシュボードで、[Reports] を選択します。
(注) デフォルトでは、レポートは、WiFi Engage をインストールした日以降、すべてのロケーションについて表示されます。
ステップ 2 [FILTERs] フィールドで、レポート表示の対象とするロケーションを選択します。
デフォルトでは、[All]が選択されています。ロケーションを選択するには、隣にある [Edit] アイコンをクリックし、表示される [Choose Locations] ウィンドウでレポート表示の対象とするロケーションを選択して、[Apply] をクリックします。
ステップ 3 [Date] フィールドで、レポート表示の対象とする期間を指定します。
デフォルトでは、レポートは、ユーザがアクセス権を持つロケーションについて過去 365 日分が表示されます。期間を指定するには、隣にある [Edit] アイコンをクリックし、表示される [Choose Date] ウィンドウで日付範囲を指定して、[Apply] をクリックします。
ステップ 4 特定のタイプのレポートを表示するには、表示したいレポート タイプのタブをクリックします。たとえば、ユーザ アクティビティのレポートを表示するには、[User Activity] をクリックします。
レポート ヘッダーには、さまざまなデータの件数が表示されます。件数は、WiFi Engage がインストールされた日以降について表示されます。レポート ヘッダーには、次の詳細情報が表示されます。
注 ソーシャル認証または Email 認証を試行してサブスクリプションにオプトインしたものの、認証プロセスを正常に完了できなかったデバイスも考慮されます。
また、WiFi Engage では、次のタイプのレポートが表示できます。デフォルトでは、これらのレポートには、過去 1 年分のデータが表示されます。レポートにフィルタを適用すると、特定のロケーションおよび期間のデータを表示することができます。
顧客獲得レポートには、指定されたロケーションおよび期間において獲得された顧客の詳細が表示されます。
– Devices Connected :Wi-Fi に接続してキャプティブ ポータルを表示したデバイスの総数。
– Devices Acquired :Wi-Fi に接続してキャプティブ ポータルの利用規約を承認した一意のデバイスの総数。
– Devices Opted In :サブスクリプションにオプトインする一意のデバイスの総数。オプトイン ユーザの詳細については、“オプトイン ユーザ” sectionを参照してください。
注 ソーシャル認証または Email 認証を試行してサブスクリプションにオプトインしたものの、認証プロセスを正常に完了できなかったデバイスも考慮されます。
– Users Acquired :キャプティブ ポータルの利用規約を承認した、EMSP によって識別された一意の顧客の総数。顧客が、携帯電話の番号などの同一の識別情報を使用して複数のデバイスでインターネットにアクセスしている場合、1 件のみのユーザ獲得が考慮されます。たとえば、顧客が認証のために同一の携帯電話番号を 3 台のデバイスに入力している場合、1 件のユーザ獲得とみなされます。
– New Devices Connected :指定された期間に選択されたロケーションから Wi-Fi に接続し、キャプティブ ポータルを表示した新規デバイスの総数。
– Devices Acquired :指定された期間に選択されたロケーションから Wi-Fi に接続し、キャプティブ ポータルの利用規約を承認した一意のデバイスの総数。
– Devices Opted In :選択したロケーションについて指定した期間サブスクリプションにオプトインする一意のデバイスの総数。オプトイン ユーザの詳細については、“オプトイン ユーザ” sectionを参照してください。
注 ソーシャル認証または Email 認証を試行してサブスクリプションにオプトインしたものの、認証プロセスを正常に完了できなかったデバイスも考慮されます。
– Users Acquired :指定された期間に選択されたロケーションからキャプティブ ポータルの利用規約を承認した、EMSP によって識別された一意の顧客の総数。顧客が、携帯電話の番号などの同一の識別情報を使用して複数のデバイスでインターネットにアクセスしている場合、1 件のみのユーザ獲得が考慮されます。たとえば、顧客が認証のために同一の携帯電話番号を 3 台のデバイスに入力している場合、1 件のユーザ獲得とみなされます。
– Total Users:電話番号、電子メール ID など、いずれかのタイプの個人識別情報を入力することで認証を完了した一意の顧客の総数を表示。
– Tag Pie Chart:タグ付きおよびタグなしのユーザが [Total Users] に占めるパーセンテージを表示。タグ付きのユーザのパーセンテージは、グラフの中央に表示されます。
– Male/Female Pie Charts:タグ付きの顧客の男女比を示す円グラフを表示。
– Tags Added:顧客の数が上位に入るタグの円グラフを表示。1 つのタグの円グラフは、そのタグに属する顧客が [Total Users] に占めるパーセンテージを表示します。各タグに属する顧客の総数も、それぞれの円グラフの下に表示されます。顧客が複数のタグに属する場合、その顧客は、それらのタグすべてについてカウントされます。
– Email:指定された期間に指定されたロケーションから収集された一意の電子メール アドレスの総数。
– Phone Numbers:指定された期間に指定されたロケーションから収集された一意の電話番号の総数。
ユーザ アクティビティ レポートは、指定された期間における指定されたロケーションへの顧客による訪問の詳細、顧客がそのロケーションに滞在した時間、および各顧客がそのロケーションを訪問した回数を表示します。
最短の訪問継続時間は 20 分です。顧客が Wi-Fi から切断してネットワーク圏外となり、当初の接続の時刻から 20 分以内に再接続した場合、1 件の訪問とみなされます。顧客が当初の接続の時刻から 20 分後以降に再接続した場合は、別途の訪問とみなされます。
(注) 顧客が SSID に 1 度でも接続したことがある場合、その顧客が Wi-Fi スイッチがオンになっているデバイスを保有していれば、その顧客の再訪問は、SSID に接続していない場合であっても、すべて考慮されます。
ユーザ アクティビティ レポートには、次の情報が含まれます。
– User Per Day/Visits Per Day :ユーザ アクティビティ マップは、選択された期間について、「1 日あたりの訪問総数」に対する「1 日あたりの一意の訪問顧客数」の割合を日次で表示します。
– Total Distinct Users :指定された期間に指定されたロケーションを訪問した一意の顧客の総数。使用された認証タイプが顧客の識別をサポートしていない場合、訪問した一意のデバイスの数が考慮されます。
– Daily Active Users :指定された期間に指定されたロケーションで Wi-Fi を「オン」にしていた顧客の 1 日あたりの平均数。
– Total Visits :指定された期間における指定されたロケーションへの訪問の総数。顧客が複数の訪問を行うこともあります。
エンゲージメント レポートは、指定されたロケーションのために設定されたキャプティブ ポータルでの顧客のエンゲージメントの詳細を表示します。
– Welcome Page Views :指定された期間に指定されたロケーションからキャプティブ ポータルにアクセスし、[Welcome] ページを表示した顧客の総数(インターネット プロビジョニングの前)。
– Internet Provisioned:指定された期間に指定されたロケーションからキャプティブ ポータル経由でインターネットに接続することができた顧客の総数。
– Landing Page Views:指定された期間およびロケーションで、顧客がランディング ページにアクセスし、表示した回数の合計(インターネット プロビジョニングの後)。
注 インターネット プロビジョニングの後に顧客が外部リンクにリダイレクトされた場合は、[Landing Page Views] にカウントされません。
– Number of Clicks per Menu Item:顧客によって最も頻繁にクリックされたキャプティブ ポータルのメニュー アイテムまたはキャプティブ ポータル。合計クリック数に対する各メニュー アイテムのクリック数のパーセンテージが円グラフとして表示されます。これらのメニュー アイテムごとのクリック数も、円グラフの下に表示されます。