ファイアウォール デバイスでのマルチキャスト ポリシーの設定

マルチキャストのセクションには、セキュリティ デバイスに IP マルチキャスト ルーティングを定義するためのページが含まれています。マルチキャスト ルーティングは、シングルコンテキストのルーテッド モードでだけサポートされます。

マルチキャスト ルーティングがイネーブルになれば、デフォルトですべてのインターフェイス上の IGMP と PIM がイネーブルになります。インターネット グループ管理プロトコル(IGMP)は、直接接続されたサブネットにグループのメンバーが存在するかどうかを学習するために使用します。ホストは、IGMP レポート メッセージを送信することにより、マルチキャスト グループに参加します。Protocol Independent Multicast(PIM)は、マルチキャスト データグラムの転送テーブルを維持するために使用します。


(注)  


マルチキャスト ルーティングでは、UDP トランスポート レイヤだけがサポートされています。

この章は次のトピックで構成されています。

PIM および IGMP のイネーブル化

[Enable PIM and IGMP] ページを使用すると、セキュリティ アプライアンスのすべてのインターフェイスでインターネット グループ管理プロトコル(IGMP)および Protocol Independent Multicast(PIM)をイネーブルまたはディセーブルにできます。IGMP は、直接接続されているサブネット上にグループのメンバーが存在するかどうか学習するために使用されます。ホストは、IGMP レポート メッセージを送信することにより、マルチキャスト グループに参加します。PIM は、マルチキャスト データグラムを転送するための転送テーブルを維持するために使用されます。

このページで [PIMとIGMのイネーブル化(PEnable PIM and IGMP)] をオンにすると、セキュリティアプライアンスのすべてのインターフェイスで PIM および IGMP がイネーブルになります。このオプションをオフにすると、すべてのインターフェイスで PIM および IGMP がディセーブルになります。


(注)  


インターフェイスごとに PIM および IGMP をディセーブルにできます。詳細については、[IGMP] ページ - [Protocol] タブおよび[PIM] ページ - [Protocol] タブを参照してください。

ナビゲーション パス

  • (デバイスビュー)デバイスポリシーセレクタから [プラットフォーム(Platform)] > [マルチキャスト(Multicast)] > [PIMとIGMのイネーブル化(PEnable PIM and IGMP)] を選択します。

  • (ポリシービュー)ポリシータイプセレクタから [PIX/ASA/FWSMプラットフォーム(PIX/ASA/FWSM Platform)] > [マルチキャスト(Multicast)] > [PIMとIGMのイネーブル化(PEnable PIM and IGMP)] を選択します。共有ポリシー セレクタから既存のポリシーを選択するか、または新しいポリシーを作成します。

関連項目

IGMP の設定

インターネット プロトコル ホストは、IGMP を使用して、グループ メンバーシップを直接接続されたマルチキャスト ルータにレポートします。インターネット グループ管理プロトコル(IGMP)は、グループ アドレス(クラス D)の IP アドレスを使用します。

ホスト グループ アドレスの範囲は、224.0.0.0 ~ 239.255.255.255 です。アドレス 224.0.0.0 がグループに割り当てられることはありません。アドレス 224.0.0.1 は、サブネットのシステムすべてに割り当てられます。アドレス 224.0.0.2 は、サブネットのルータすべてに割り当てられます。

[IGMP] ページには、タブ付きのパネルが 4 つあり、Security Manager で IGMP を設定および管理するのに使用できます。

  • [IGMP] ページ - [Protocol] タブ:このパネルには、インターフェイス固有の IGMP パラメータが表示されます。IGMP をディセーブルにしたり、IGMP パラメータを変更したりできます。

  • [IGMP] ページ - [Access Group] タブ:インターフェイスで許可されるマルチキャスト送信元を制限するアクセス グループを管理できます。

  • [IGMP] ページ - [Static Group] タブ:ネットワーク上のホストの中には、IGMP クエリーに応答しないように設定されているものもあります。ただし、その場合でもそのネットワーク セグメントにマルチキャスト トラフィックを転送できます。マルチキャスト トラフィックをネットワーク セグメントにプルする方法が 2 つあります。

    • [Join Group] タブは、マルチキャスト グループのメンバーとしてインターフェイスを設定するために使用します。この方法では、セキュリティ アプライアンスがマルチキャスト パケットを受け付けて、そのパケットを指定のインターフェイスに転送します。

    • [Static Group] タブは、スタティックに接続されたグループ メンバーになるようにセキュリティ アプライアンスを設定するために使用します。この方法では、セキュリティ アプライアンスはパケット自体は受け付けず、パケットの転送だけを行います。そのため、スイッチングが高速に実施されます。発信インターフェイスは IGMP キャッシュに表示されますが、インターフェイス自体はマルチキャスト グループのメンバーではありません。

このタブでは、マルチキャスト グループをインターフェイスにスタティックに割り当てたり、既存のスタティックなグループ割り当てを変更したりできます。

  • [IGMP] ページ - [Join Group] タブ:このタブは、セキュリティ アプライアンスが所属するマルチキャスト グループを管理するために使用します。


(注)  


単にインターフェイスに特定のグループのマルチキャスト パケットを転送するだけで、セキュリティ アプライアンスではそのパケットをグループの一部として受け付けないようにする場合は、[IGMP] ページ - [Static Group] タブを参照してください。

ナビゲーション パス

  • (デバイスビュー)デバイスポリシーセレクタから [プラットフォーム(Platform)] > [マルチキャスト(Multicast)] > [IGMP] を選択します。

  • (ポリシービュー)ポリシータイプセレクタから [PIX/ASA/FWSMプラットフォーム(PIX/ASA/FWSM Platform)] > [IGMP] を選択します。共有ポリシー セレクタから既存のポリシーを選択するか、または新しいポリシーを作成します。

[IGMP] ページ - [Protocol] タブ

[Protocol] タブは、セキュリティ アプライアンス上のインターフェイスに IGMP パラメータを設定するために使用します。

ナビゲーション パス

[Protocol] タブには、[IGMP] ページからアクセスできます。[IGMP] ページの詳細については、IGMP の設定を参照してください。

関連項目

フィールド リファレンス

表 1. [Protocol] タブ

要素

説明

[Protocol] テーブル

インターフェイス

IGMP 設定を適用するインターフェイスの名前。

[有効(Enabled)]

インターフェイスで IGMP がイネーブルになっているかどうかを示します。

バージョン

インターフェイスでイネーブルになっている IGMP のバージョン。

Query Interval

指定ルータが IGMP ホストクエリー メッセージを送信する間隔(秒数)。有効な値の範囲は 1 ~ 3600 秒です。デフォルト値は 125 秒です。

クエリー タイムアウト(Query Timeout)

前のセキュリティ アプライアンスがインターフェイスに対するクエリーを停止してから、セキュリティ アプライアンスがその処理を引き継ぐまでの時間(秒数)。有効な値の範囲は 60 ~ 300 秒です。デフォルト値は 255 秒です。

応答時間(Response Time)

IGMP クエリーでアドバタイズされる最大応答時間(秒数)。セキュリティ アプライアンスが指定された応答時間内にホスト レポートを受信しない場合、IGMP グループは排除されます。この値を小さくすると、セキュリティ アプライアンスによるグループの排除が早くなります。有効な値の範囲は 1 ~ 12 秒です。デフォルト値は 10 秒です。この値の変更は、IGMP Version 2 の場合にだけ有効です。

Group Limit

インターフェイス上で参加できるホストの最大数。有効な値の範囲は 1 ~ 500 です。デフォルト値は 500 です。

Maximum Groups (PIX 6.3)

マルチキャストがイネーブルになっているグループの最大数。有効な値の範囲は 0 ~ 2000 です。

Forward Interface

IGMP 転送がイネーブルになっている場合に、選択したインターフェイスが IGMP ホスト レポートを転送するインターフェイスの名前。

[Configure IGMP Parameters] ダイアログボックス

[Configure IGMP Parameters] ダイアログボックスは、セキュリティ アプライアンス上のインターフェイスに IGMP パラメータを設定するために使用します。

ナビゲーション パス

[Configure IGMP Parameters] ダイアログボックスには、[IGMP] ページ - [Protocol] タブからアクセスできます。詳細については、[IGMP] ページ - [Protocol] タブを参照してください。

関連項目
フィールド リファレンス
表 2. [Configure IGMP Parameters] ダイアログボックス

要素

説明

インターフェイス(Interface)

IGMP 設定を適用するインターフェイスの名前。

Forward Interface

IGMP 転送がイネーブルになっている場合に、IGMP ホスト レポートが転送されるインターフェイスの名前。

バージョン

インターフェイスでイネーブルになっている IGMP のバージョン。IGMP バージョン 1 をイネーブルにするには 1 を選択し、IGMP バージョン 2 をイネーブルにするには 2 を選択します。機能によっては、IGMP バージョン 2 にする必要があります。デフォルトでは、セキュリティ アプライアンスは IGMP バージョン 2 を使用します。

Query Interval

指定ルータが IGMP ホストクエリー メッセージを送信する間隔(秒数)。有効な値の範囲は 1 ~ 3600 秒です。デフォルト値は 125 秒です。

応答時間(Response Time)

IGMP クエリーでアドバタイズされる最大応答時間(秒数)。セキュリティ アプライアンスが指定された応答時間内にホスト レポートを受信しない場合、IGMP グループは排除されます。この値を小さくすると、セキュリティ アプライアンスによるグループの排除が早くなります。有効な値の範囲は 1 ~ 12 秒です。デフォルト値は 10 秒です。この値の変更は、IGMP Version 2 の場合にだけ有効です。

Maximum Groups (PIX 6.3)

マルチキャストがイネーブルになっているグループの最大数。有効な値の範囲は 0 ~ 2000 です。

PIX 7.x、 ASA だけ

Enable IGMP

このチェックボックスをオンにすると、指定したインターフェイスで IGMP がイネーブルになります。

Group Limit

インターフェイス上で参加できるホストの最大数。有効な値の範囲は 1 ~ 500 です。デフォルト値は 500 です。

クエリー タイムアウト(Query Timeout)

前のセキュリティ アプライアンスがインターフェイスに対するクエリーを停止してから、セキュリティ アプライアンスがその処理を引き継ぐまでの時間(秒数)。有効な値の範囲は 60 ~ 300 秒です。デフォルト値は 255 秒です。

[IGMP] ページ - [Access Group] タブ

[Access Group] タブは、インターフェイスで許可されるマルチキャスト グループを制御するために使用します。

このページのテーブルには、現在定義されているすべてのマルチキャスト アクセス グループがリストされ、グループごとに、グループが定義されているインターフェイスまたはインターフェイス ロールの名前、グループ ネットワーク、およびグループが許可されるか拒否されるかが表示されます。これらのフィールドの詳細については、[Configure IGMP Access Group Parameters] ダイアログボックスを参照してください。

  • マルチキャスト アクセス グループをテーブルに追加するには、[Add Row] ボタンをクリックします。

  • グループの設定を編集するには、そのグループを選択して [Edit Row] ボタンをクリックします。

  • グループを削除するには、そのグループを選択して [Delete Row] ボタンをクリックします。

ナビゲーション パス

[Access Group] タブには、IGMP の設定からアクセスできます。

関連項目

[Configure IGMP Access Group Parameters] ダイアログボックス

[Configure IGMP Access Group Parameters] ダイアログボックスは、アクセス グループ エントリを追加または変更するために使用します。

ナビゲーション パス

[Configure IGMP Access Group Parameters] ダイアログボックスには、[IGMP] ページ - [Protocol] タブからアクセスできます。

関連項目
フィールド リファレンス
表 3. [Configure IGMP Access Group Parameters] ダイアログボックス

要素

説明

インターフェイス(Interface)

アクセス グループを割り当てるインターフェイスの名前を入力するか、または選択します。

Multicast Group Network

指定したインターフェイスに割り当てるマルチキャスト グループ アドレスを入力するか、または選択します。1 つ以上の IP アドレス/ネットマスク エントリ、1 つ以上のネットワーク/ホスト オブジェクト、または両方の組み合わせを指定できます。エントリはカンマで区切ります。

グループ ネットワーク アドレスの範囲は、224.0.0.0 ~ 239.255.255.255 です。

操作

インターフェイスでマルチキャストグループを許可する場合は、[許可(permit)] を選択します。マルチキャストグループを許可しない場合は、[拒否(deny)] を選択します。

[IGMP] ページ - [Static Group] タブ

[Static Group] タブは、マルチキャスト グループをインターフェイスにスタティックに割り当てるために使用します。

ナビゲーション パス

[Static Group] タブには、[IGMP] ページからアクセスできます。[IGMP] ページの詳細については、IGMP の設定を参照してください。

関連項目

フィールド リファレンス

表 4. [Static Group] タブ

要素

説明

インターフェイス(Interface)

スタティック グループを関連付けるインターフェイスの名前。

[マルチキャスト グループ アドレス(Multicast Group Address)]

このルールを適用するマルチキャスト グループ アドレス。

[Configure IGMP Static Group Parameters] ダイアログボックス

[Configure IGMP Static Group Parameters] ダイアログボックスは、マルチキャスト グループをインターフェイスにスタティックに割り当てるため、または既存のスタティックなグループ割り当てを変更するために使用します。

ナビゲーション パス

[Configure IGMP Static Group Parameters] ダイアログボックスには、[IGMP] ページ - [Static Group] タブからアクセスできます。詳細については、[IGMP] ページ - [Static Group] タブを参照してください。

関連項目
フィールド リファレンス
表 5. [Configure IGMP Static Group Parameters] ダイアログボックス

要素

説明

インターフェイス(Interface)

スタティック グループを関連付けるインターフェイスの名前。

マルチキャスト グループ

このルールを適用するマルチキャスト グループ アドレス。グループ アドレスは、224.0.0.0 ~ 239.255.255.255 の値である必要があります。

[IGMP] ページ - [Join Group] タブ

[Join Group] タブは、マルチキャスト グループのメンバーになるようにインターフェイスを設定するために使用します。

ナビゲーション パス

[Join Group] タブには、[IGMP] ページからアクセスできます。[IGMP] ページの詳細については、IGMP の設定を参照してください。

関連項目

フィールド リファレンス

表 6. [Join Group] タブ

要素

説明

インターフェイス(Interface)

マルチキャスト グループ メンバーシップを設定するインターフェイスの名前。

[マルチキャスト グループ アドレス(Multicast Group Address)]

このルールを適用するマルチキャスト グループ アドレス。

[Configure IGMP Join Group Parameters] ダイアログボックス

[Configure IGMP Join Group Parameters] ダイアログボックスは、マルチキャスト グループのメンバーになるようにインターフェイスを設定するため、または既存のメンバーシップ情報を変更するために使用します。

ナビゲーション パス

[Configure IGMP Join Group Parameters] ダイアログボックスには、[IGMP] ページ - [Join Group] タブからアクセスできます。詳細については、[IGMP] ページ - [Join Group] タブを参照してください。

関連項目
フィールド リファレンス
表 7. [Configure IGMP Join Group Parameters] ダイアログボックス

要素

説明

インターフェイス(Interface)

マルチキャスト グループ メンバーシップを設定するインターフェイスの名前。

Join Group

このルールを適用するマルチキャスト グループ アドレス。グループ アドレスは、224.0.0.0 ~ 239.255.255.255 の値である必要があります。

マルチキャスト ルートの設定

スタティックなマルチキャスト ルートを使用すると、マルチキャスト トラフィックとユニキャスト トラフィックとを区別できます。たとえば、送信元と宛先間のパスでマルチキャスト ルーティングがサポートされていない場合、このことを解決するには、マルチキャスト デバイスを 2 つ用意して両者間に GRE トンネルを設定し、そのトンネルでマルチキャスト パケットを送信します。

スタティックなマルチキャスト ルートは、セキュリティ アプライアンスにローカルであり、アドバタイズも再配布もされません。

[Multicast Routes] ページは、スタティックなマルチキャスト ルートを管理するために使用します。現時点で定義されているルートが表示され、スタティックなマルチキャスト ルートを追加、編集、および削除できます。

このページのこのテーブルに表示されているフィールドの詳細については、[Add MRoute Configuration]/[Edit MRoute Configuration] ダイアログボックスを参照してください。

ナビゲーション パス

  • (デバイスビュー)デバイスポリシーセレクタから、[プラットフォーム(Platform)] > [マルチキャスト(Multicast)] > [マルチキャストルート(Multicast Routes)] を選択します。

  • (ポリシービュー)ポリシータイプセレクタから、[PIX/ASA/FWSMプラットフォーム(PIX/ASA/FWSM Platform)] > [マルチキャスト(Multicast)] > [マルチキャストルート(Multicast Routes)] を選択します。共有ポリシー セレクタから既存のポリシーを選択するか、または新しいポリシーを作成します。

関連項目

[Add MRoute Configuration]/[Edit MRoute Configuration] ダイアログボックス

[Add MRoute Configuration]/[Edit MRoute Configuration] ダイアログボックスは、スタティックなマルチキャスト ルートをセキュリティ アプライアンスに追加するため、または既存のルートを変更するために使用します。

ナビゲーション パス

[Add MRoute Configuration]/[Edit MRoute Configuration] ダイアログボックスには、[Multicast Routing] ページからアクセスできます。詳細については、マルチキャスト ルートの設定を参照してください。

フィールド リファレンス

表 8. [Add MRoute Configuration]/[Edit MRoute Configuration] ダイアログボックス

要素

説明

送信元インターフェイス(Source Interface)

マルチキャスト ルートの着信インターフェイスを入力するか、または選択します。

送信元ネットワーク

マルチキャスト送信元の IP アドレスおよびマスクを入力するか、またはネットワーク/ホスト オブジェクトを選択します。

Output Interface/Dense

(任意)マルチキャスト ルートの発信インターフェイスを入力するか、または選択します。宛先インターフェイスを指定した場合、ルートは選択したインターフェイス経由で転送されます。宛先インターフェイスを指定しない場合、RPF を使用してルートが転送されます。インターフェイスまたは RPF ネイバーを指定できますが、同時に両方は指定できません。

マルチキャストネットワーク(PIX 6.3)

マルチキャスト パケットを受信するグループを入力するか、または選択します。これは、範囲が 224.0.1.0 ~ 239.255.255.255 のマルチキャスト IP アドレスである必要があります。

Distance(PIX 7.x、ASA、FWSM)

スタティックなマルチキャスト ルートのアドミニストレーティブ ディスタンスを入力します。スタティックなマルチキャスト ルートにユニキャスト ルートと同じアドミニストレーティブ ディスタンスがある場合は、スタティックなマルチキャスト ルートが優先されます。

マルチキャスト境界フィルタの設定

バージョン 7.2(1) 以降が稼働する ASA では、[Multicast Boundary Filter] ページを使用して、マルチキャスト ドメイン間の境界として機能するようにアプライアンスを設定できます。ASA は、マルチキャスト グループ アドレスをアクセス リストと比較して、リストで特に許可したものを除いてすべてのマルチキャスト トラフィックをブロックします。

[Multicast Boundary Filter] ページには、現在定義されているインターフェイス境界フィルタがすべて表示されます。このページから、フィルタ リストを追加、編集、および削除できます。

このページのフィールドの詳細については、[Add MBoundary Configuration]/[Edit MBoundary Configuration] ダイアログボックスを参照してください。

ナビゲーション パス

  • (デバイスビュー)デバイスポリシーセレクタから、[プラットフォーム(Platform)] > [マルチキャスト(Multicast)] > [マルチキャストバウンダリフィルタ(Multicast Boundary Filter)] を選択します。

  • (ポリシービュー)ポリシータイプセレクタから、[PIX/ASA/FWSMプラットフォーム(PIX/ASA/FWSM Platform)] > [マルチキャスト(Multicast)] > [マルチキャストバウンダリフィルタ(Multicast Routes)] を選択します。Multicast Boundary Filter 共有ポリシー セレクタから既存のポリシーを選択するか、または新しいポリシーを作成します。

関連項目

[Add MBoundary Configuration]/[Edit MBoundary Configuration] ダイアログボックス

[Add MBoundary Configuration]/[Edit MBoundary Configuration] ダイアログボックスは、個々のインターフェイスのマルチキャスト境界フィルタ リストを追加、編集、および削除するために使用します。

ナビゲーション パス

[Add MBoundary Configuration]/[Edit MBoundary Configuration] ダイアログボックスには、マルチキャスト境界フィルタの設定からアクセスできます。

関連項目

フィールド リファレンス

表 9. [Add MBoundary Configuration]/[Edit MBoundary Configuration] ダイアログボックス

要素

説明

インターフェイス(Interface)

このマルチキャスト境界のインターフェイスを入力するか、または選択します。

すべてのAuto_RPグループ範囲のアナウンスメントの削除(any Auto_RP group range announcements)

このボックスをオンにすると、このインターフェイスの境界アクセス コントロール リストによって拒否された Auto-RP メッセージがドロップされます。これは、自動フィルタリングと呼ばれます。

Multicast boundary filter configuration list

指定したインターフェイス用に特に許可または拒否されたマルチキャスト グループ アドレスを表示します。このリストは、[Add MBoundary Interface Configuration]/[Edit MBoundary Interface Configuration] ダイアログボックス([Add Row or Edit Row] をクリックします)で管理されます。

[Add MBoundary Interface Configuration]/[Edit MBoundary Interface Configuration] ダイアログボックス

このダイアログボックスは、[Add MBoundary Configuration]/[Edit MBoundary Configuration] ダイアログボックスのリストに対する許可または拒否を示すマルチキャスト グループ エントリを定義するために使用します。

ナビゲーション パス

[Add MBoundary Interface Configuration]/[Edit MBoundary Interface Configuration] ダイアログボックスには、[Add MBoundary Interface Configuration]/[Edit MBoundary Interface Configuration] ダイアログボックスからアクセスできます。

関連項目
フィールド リファレンス
表 10. [Add MBoundary Interface Configuration]/[Edit MBoundary Interface Configuration] ダイアログボックス

要素

説明

操作

[許可(permit)] または [拒否(deny)] を選択して、このマルチキャストグループに対して実行するアクションを指定します。

マルチキャスト グループ

このアクションが適用される単一のマルチキャスト アドレス、またはマルチキャスト グループ アドレスを入力します。アドレスは、0.0.0.0 であるか、または 224.0.0.0 ~ 239.255.255.255 である必要があります。グループ アドレス範囲は、標準サブネット マスク(239.0.0.0 255.0.0.0 など)または CIDR プレフィックス表記法(239.0.0.0/8 など)を使用して入力できます。

また、指定済みのネットワーク/ホスト オブジェクトも選択できます。

PIM の設定

IGMP を使用してマルチキャスト送信を受信するように登録された各ホストに特定のマルチキャスト送信を配布する場合、Protocol Independent Multicast(PIM)を使用すると、ネットワークの最良パスを柔軟に決定できます。ルータおよびセキュリティ デバイスは、PIM を使用して、マルチキャスト データグラムを転送するためのテーブルを維持します。

Cisco ルータのデフォルトである PIM Sparse Mode(PIM SM; PIM スパース モード)では、マルチキャスト送信の送信元がブロードキャストを開始すると、登録されたすべてのホストにパケットが到達するまで、トラフィックがマルチキャスト ルータ間を転送されます。トラフィック送信元により直接的に到達できるパスが存在する場合は、ラスト ホップ ルータが Join メッセージを送信元に送信します。これにより、より適切なパスを経由して、トラフィックが再ルーティングされます。


(注)  


PIM は PAT ではサポートされていません。これは、PIM プロトコルはポートを使用せず、PAT はポートを使用するプロトコルでだけ機能するためです。

セキュリティ アプライアンスでマルチキャスト ルーティングをイネーブルにすると、デフォルトではすべてのインターフェイスで PIM および IGMP がイネーブルになります。インターフェイスごとに PIM をディセーブルにできます。

[PIM] ページには、最大 6 個のタブ付きパネルが表示されます。

  • [PIM] ページ - [Protocol] タブ:インターフェイス固有の PIM プロパティを管理できます。

  • [PIM] ページ - [Neighbor Filter] タブ:個々のインターフェイスのネイバー フィルタを管理できます。ただし、ASA 7.2(1)+ のデバイスでだけ使用できます。

  • [PIM] ページ - [Bidirectional Neighbor Filter] タブ:個々のインターフェイスの双方向ネイバー フィルタを管理できます。ただし、ASA 7.2(1)+ のデバイスでだけ使用できます。

  • [PIM] ページ - [Rendezvous Points] タブ:PIM を設定するときは、ランデブー ポイント(RP)として動作するデバイスを 1 つ以上選択する必要があります。RP は、共用配布ツリーの単一の共通ルートであり、デバイスごとにスタティックに設定されます。第 1 ホップ ルータは、RP を使用して、送信元のマルチキャスト ホストに代わって登録パケットを送信します。

  • [PIM] ページ - [Route Tree] タブ:デフォルトでは、新規送信元から最初のパケットが届くと、PIM リーフ ルータはただちに最短パス ツリーに参加します。これにより、遅延が短縮されます。ただし、共有ツリーよりも多くのメモリが必要になります。セキュリティ アプライアンスが最短パス ツリーに参加するか、または共有ツリーを使用するかについて、すべてのマルチキャスト グループまたは特定のマルチキャスト アドレスだけを対象に設定できます。

  • [PIM] ページ - [Request Filter] タブ:セキュリティ アプライアンスが RP として機能する場合は、登録できるマルチキャスト送信元を制限できます。これにより、未認可の送信元が RP に登録されることを回避できます。[Request Filter] パネルでは、セキュリティ アプライアンスが PIM 登録メッセージを受け付けるマルチキャスト送信元を定義できます。

[PIM] ページ - [Protocol] タブ

[Protocol] タブは、セキュリティ アプライアンスでインターフェイスの PIM プロパティを設定するために使用します(ただし、PIX 6.3 デバイスにはありません)。現在設定されているすべてのインターフェイスが表示されます。このパネルでは、エントリを追加、編集、および削除できます。

このパネルのフィールドの詳細については、[Add PIM Protocol]/[Edit PIM Protocol] ダイアログボックスを参照してください。

ナビゲーション パス

[PIM] ページから [Protocol] タブにアクセスします。詳細については、PIM の設定を参照してください。

関連項目

[Add PIM Protocol]/[Edit PIM Protocol] ダイアログボックス

[Add PIM Protocol]/[Edit PIM Protocol] ダイアログボックスは、PIX 7.x 以降が稼働するセキュリティ アプライアンスでインターフェイスの PIM プロパティを設定するために使用します。

指定ルータについて

代表ルータは、PIM Register、Join、Prune の各メッセージをランデブー ポイント(RP)に送信します。ネットワーク セグメントに複数のマルチキャスト ルーティング デバイスがあるときは、DR プライオリティに基づいて指定ルータを選択する選択プロセスがあります。複数のデバイスの DR プライオリティが等しい場合、最上位の IP アドレスを持つデバイスが DR になります。デフォルトでは、セキュリティ アプライアンスの DR プライオリティは 1 です。

ナビゲーション パス

[Add PIM Protocol]/[Edit PIM Protocol] ダイアログボックスには、[PIM] ページ - [Protocol] タブからアクセスできます。

フィールド リファレンス
表 11. [Add PIM Protocol]/[Edit PIM Protocol] ダイアログボックス

要素

説明

インターフェイス(Interface)

PIM を設定するインターフェイスを入力するか、または選択します。

Protocol-Independent Multicast(PIM)のイネーブル化

このチェックボックスをオンにすると、選択したインターフェイスで PIM がイネーブルになります。このチェックボックスをオフにすると、テーブルからこの PIM プロトコル エントリを削除せずに、インターフェイスで PIM をディセーブルにできます。

DR Priority

このインターフェイスの Designated Router(DR; 指定ルータ)プライオリティ。サブネットで DR プライオリティが最も高いルータが指定ルータになります。有効な値の範囲は 0 ~ 4294967294 です。デフォルトの DR プライオリティは 1 です。この値をゼロに設定すると、セキュリティ アプライアンス インターフェイスは、デフォルト ルータになる資格がなくなります。

Hello Interval (seconds)

インターフェイスが PIM hello メッセージを送信する頻度(秒)。有効な値の範囲は 1 ~ 3600 秒で、デフォルト値は 30 秒です。

Join-Prune Interval (seconds)

インターフェイスが PIM Join および Prune アドバタイズメントを送信する頻度(秒)。有効な値の範囲は 10 ~ 600 秒で、デフォルト値は 60 秒です。

[PIM] ページ - [Neighbor Filter] タブ

PIM ネイバー フィルタは、PIM に参加できるネイバー デバイスを定義するアクセス コントロール リスト(ACL)です。インターフェイスのネイバー フィルタが設定されていない場合、制限はありません。PIM ネイバー フィルタが設定されている場合は、フィルタ リストで許可されるネイバーだけが、セキュリティ アプライアンスとともに、PIM に参加できます。

バージョン 7.2(1) 以降が稼働する ASA では、[Neighbor Filter] タブを使用して、PIM ネイバーになることができるデバイスを制御できます。このパネルは、インターフェイスごとのネイバー フィルタ リストを定義および管理するために使用します。このパネルのフィールドの詳細については、[Add PIM Neighbor Filter]/[Edit PIM Neighbor Filter] ダイアログボックスを参照してください。

ナビゲーション パス

[PIM] ページから [Protocol] タブにアクセスします。詳細については、PIM の設定を参照してください。

関連項目

[Add PIM Neighbor Filter]/[Edit PIM Neighbor Filter] ダイアログボックス

[Add PIM Neighbor Filter]/[Edit PIM Neighbor Filter] ダイアログボックスは、[PIM] ページの [Neighbor Filter] パネルに表示される PIM ネイバー フィルタ ACL でエントリを追加および編集するために使用します。

ナビゲーション パス

[Add PIM Neighbor Filter]/[Edit PIM Neighbor Filter] ダイアログボックスには、[PIM] ページ - [Neighbor Filter] タブからアクセスできます。

フィールド リファレンス
表 12. [Add PIM Neighbor Filter]/[Edit PIM Neighbor Filter] ダイアログボックス

要素

説明

インターフェイス(Interface)

この PIM ネイバー フィルタ エントリが適用されるインターフェイスを入力するか、または選択します。

Neighbor Filter Group

選択したアクションが適用される単一のマルチキャスト アドレス、またはマルチキャスト グループ アドレスを入力します。グループ アドレス範囲は、標準サブネット マスク(239.0.0.0 255.0.0.0 など)または CIDR プレフィックス表記法(239.0.0.0/8 など)を使用して入力できます。

また、指定済みのネットワーク/ホスト オブジェクトも選択できます。

操作

指定したネイバーを PIM に参加させるには [許可(permit)] を選択し、指定したネイバーを PIM に参加させないためには [拒否(deny)] を選択します。

[PIM] ページ - [Bidirectional Neighbor Filter] タブ

PIM 双方向ネイバーフィルタは、双方向ツリーおよび Designated Forwarder(DF; 代表フォワーダ)選択に参加できるネイバーデバイスを定義するアクセス制御リスト(ACL)です。PIM 双方向ネイバー フィルタがインターフェイスに設定されていなければ、制限はありません。PIM 双方向ネイバー フィルタが設定されている場合は、ACL で許可されるネイバーだけが DF 選択プロセスに参加できます。

PIM 双方向ネイバーフィルタを使用すると、DF 選択に参加するデバイスを指定し、その一方で、引き続きすべてのデバイスがスパースモードのドメインに参加できるようにして、スパースモード専用ネットワークから「双方向」ネットワークに移行できます。双方向対応デバイスは、セグメントに双方向でないデバイスがあっても、数ある双方向対応デバイスの中から DF を選択できます。双方向でないデバイス上にマルチキャスト境界があるため、双方向グループからの PIM メッセージおよびデータが双方向サブセット クラウドの内外に漏れることを回避できます。

双方向 PIM を使用すると、マルチキャスト デバイスが保持する状態情報を削減できます。セグメント内のすべてのマルチキャスト デバイスが、DF を選択できるように双方向対応である必要があります。

PIM 双方向ネイバー フィルタがイネーブルになっていると、ACL で許可されるルータおよび他のデバイスは双方向対応であると見なされます。したがって、次のようにします。

  • 許可されたネイバーが双方向対応でない場合、DF 選択は実施されません。

  • 拒否されたネイバーが双方向対応である場合、DF 選択は実施されません。

  • 拒否されたネイバーが双方向をサポートしない場合、DF 選定が実行される可能性があります。

双方向ネイバー フィルタ リストの管理

バージョン 7.2(1) 以降が稼働する ASA では、このパネルでインターフェイスごとの双方向ネイバー フィルタ リストを定義および管理して、特定のインターフェイスのマルチキャスト送信元アドレスを許可または拒否できます。このパネルのフィールドの詳細については、[Add PIM Bidirectional Neighbor Filter]/[Edit PIM Bidirectional Neighbor Filter] ダイアログボックスを参照してください。

ナビゲーション パス

[Bidirectional Neighbor Filter] タブには、[PIM] ページからアクセスします。詳細については、PIM の設定を参照してください。

関連項目

[Add PIM Bidirectional Neighbor Filter]/[Edit PIM Bidirectional Neighbor Filter] ダイアログボックス

[Add PIM Bidirectional Neighbor Filter]/[Edit PIM Bidirectional Neighbor Filter] ダイアログボックスは、[PIM] ページ - [Bidirectional Neighbor Filter] タブに表示される双方向ネイバー アクセス コントロール リストでエントリを追加または編集するために使用します。

ナビゲーション パス

[Add PIM Bidirectional Neighbor Filter]/[Edit PIM Bidirectional Neighbor Filter] ダイアログボックスには、[PIM] ページ - [Bidirectional Neighbor Filter] タブからアクセスできます。

フィールド リファレンス
表 13. [Add PIM Bidirectional Neighbor Filter]/[Edit PIM Bidirectional Neighbor Filter] ダイアログボックス

要素

説明

インターフェイス(Interface)

この PIM 双方向ネイバー フィルタ エントリが適用されるインターフェイスを入力するか、または選択します。

Neighbor Filter Group

選択したアクションが適用される単一のマルチキャスト アドレス、またはマルチキャスト グループ アドレスを入力します。グループ アドレス範囲は、標準サブネット マスク(239.0.0.0 255.0.0.0 など)または CIDR プレフィックス表記法(239.0.0.0/8 など)を使用して入力できます。

また、指定済みのネットワーク/ホスト オブジェクトも選択できます。

操作

指定したネイバーを DF 選択プロセスに参加させるには [許可(permit)] を選択し、指定したネイバーを DF 選択プロセスに参加させないためには [拒否(deny)] を選択します。

[PIM] ページ - [Rendezvous Points] タブ

PIM を設定するときは、RP として動作するルータまたはルーティング デバイスを 1 つ以上選択する必要があります。RP は、共用配布ツリーの単一の共通ルートであり、デバイスごとにスタティックに設定されます。第 1 ホップ ルータは、RP を使用して、送信元のマルチキャスト ホストに代わって登録パケットを送信します。

複数のグループにサービスを提供するように単一の RP を設定できます。特定のグループを指定していない場合、そのグループの RP は IP マルチキャスト グループ範囲(224.0.0.0/4)全体に適用されます。

[Rendezvous Points] パネルは、ランデブー ポイントを定義するために使用します。複数の RP を設定できますが、同じ RP に複数のエントリは設定できません。

ナビゲーション パス

[Rendezvous Points] タブには、[PIM] ページからアクセスします。詳細については、PIM の設定を参照してください。

関連項目

フィールド リファレンス

表 14. [Rendezvous Points] タブ

要素

説明

Generate older IOS compatible register messages

ランデブー ポイントが Cisco IOS ルータである場合には、このボックスをオンにします。セキュリティ アプライアンス ソフトウェアが PIM ヘッダーと後続の 4 バイトだけに基づいて計算されたチェックサムを持つ Register メッセージを受け付けるのに対して、Cisco IOS ソフトウェアはすべての PIM メッセージ タイプについて、PIM メッセージ全体に基づいて計算されたチェックサムを持つ Register メッセージを受け付けます。

Rendezvous Points table

セキュリティ アプライアンスに現在設定されているランデブー ポイントを表示します。[Add Row]、[Edit Row]、および [Delete Row] ボタンを使用して、このリストを管理します。[Add Row] および [Edit Row] ボタンを使用すると、[Add Rendezvous Point]/[Edit Rendezvous Point] ダイアログボックスが開きます。

[Add Rendezvous Point]/[Edit Rendezvous Point] ダイアログボックス

[Add Rendezvous Point]/[Edit Rendezvous Point] ダイアログボックスは、[Rendezvous Points] テーブルにエントリを追加するため、または既存のランデブー ポイント エントリを編集するために使用します。次の点に注意してください。

  • 同じランデブー ポイント アドレスは 2 回使用できません。

  • 複数のランデブーポイントに「全グループ」を指定することはできません。

ナビゲーション パス

[Add Rendezvous Point]/[Edit Rendezvous Point] ダイアログボックスには、[PIM] ページ - [Rendezvous Points] タブからアクセスできます。

フィールド リファレンス
表 15. [Add Rendezvous Point]/[Edit Rendezvous Point] ダイアログボックス

要素

説明

Rendezvous Point IP Address

ランデブー ポイントの IP アドレスを入力します。これはユニキャスト アドレスです。また、[Select] をクリックして、ネットワーク/ホスト オブジェクトを選択することもできます。

ランデブー ポイント エントリを編集するときには、この値を変更できません。

Use bi-directional forwarding

指定したマルチキャスト グループを双方向モードで動作させる場合には、このボックスをオンにします。双方向モードでは、セキュリティ アプライアンスはマルチキャスト パケットを受信し、自らに直接接続されたメンバーまたは PIM ネイバーが存在しない場合、送信元に Prune メッセージを返します。指定したマルチキャスト グループをスパース モードで動作させる場合には、このボックスをオフにします。

(注)  

 
セキュリティ アプライアンスは、実際の双方向設定に関係なく常に PIM hello メッセージで双方向機能をアドバタイズします。

この RP をすべてのマルチキャストグループに使用する(Use this RP for All Multicast Groups)

インターフェイスのすべてのマルチキャスト グループに、指定されたランデブー ポイントを使用するには、このオプションを選択します。

Use this RP for the Multicast Groups as specified below

指定のランデブー ポイントを使用するマルチキャスト グループを定義するには、このオプションを選択します。[Multicast Groups] テーブルがアクティブになります。

[Multicast Groups] テーブル

指定のランデブー ポイントに現在関連付けられているマルチキャスト グループが表示されます。

テーブル エントリは上から順に処理されます。たとえば、マルチキャスト グループの範囲を含むエントリを作成してから、その範囲内の特定グループに対する拒否ルールをテーブルの一番上に配置することによって、その特定グループを除外できます。つまり、マルチキャスト グループの範囲に対する許可ルールを、個々の拒否ステートメントの後ろに続けます。

テーブルの下部にあるボタンを使用して[Add Multicast Group Rules]/[Edit Multicast Group Rules] ダイアログボックスを開き、エントリの追加または編集、エントリの削除、およびテーブル内でのエントリの上下移動を行います。

[Add Multicast Group Rules]/[Edit Multicast Group Rules] ダイアログボックス

[Add Multicast Group Rules]/[Edit Multicast Group Rules] ダイアログボックスは、[Add/Edit Rendezvous Point] ダイアログボックスに表示される [Multicast Groups] テーブルのマルチキャスト グループ ルールを作成するため、またはマルチキャスト グループ ルールを変更するために使用します。また、このダイアログボックスは、[Route Tree] タブで [Shared Tree] ルート フィルタリングを使用するマルチキャスト グループを個別に指定する場合にも使用します。

ナビゲーション パス

ランデブー ポイントを定義するときは、[Add Rendezvous Point]/[Edit Rendezvous Point] ダイアログボックスから [Add Multicast Group Rules]/[Edit Multicast Group Rules] ダイアログボックスにアクセスします。詳細については、[PIM] ページ - [Rendezvous Points] タブを参照してください。

PIM Register メッセージのフィルタリング方法を指定するときは、[PIM] ページ - [Route Tree] タブの [Multicast Groups] テーブルの下にある [Add Row] ボタンまたは [Edit Row] ボタンをクリックして、このダイアログボックスを開きます。

フィールド リファレンス
表 16. [Add Multicast Group Rules]/[Edit Multicast Group Rules] ダイアログボックス

要素

説明

操作

指定したマルチキャストアドレスを許可するグループルールを作成するには、[許可(permit)] を選択します。指定したマルチキャストアドレスを拒否するグループルールを作成するには、[拒否(deny)] を選択します。

Multicast Group Network

グループに関連付けられたマルチキャスト アドレスおよびネットワーク マスクを入力するか、または目的のネットワーク/ホスト オブジェクトを選択します。

[PIM] ページ - [Route Tree] タブ

セキュリティ アプライアンスがランデブー ポイントとして機能している場合は、[Route Tree] タブを使用して、さまざまな送信元からの PIM Register メッセージをどのようにフィルタリングするかを指定します。具体的には、すべてのマルチキャスト グループまたは特定のマルチキャスト アドレスだけを対象に、最短パス ツリーまたは共有ツリーのいずれかを指定します。

ナビゲーション パス

[Route Tree] タブには、[PIM] ページからアクセスできます。詳細については、PIM の設定を参照してください。

関連項目

フィールド リファレンス

表 17. [Route Tree] タブ

要素

説明

If.., specify how the PIM register messages from various sources are filtered

ツリー/グループ オプションを選択します。

  • [すべてのグループに最短パスツリーを使用(Use Shortest Path Tree for All Groups)]:セキュリティアプライアンスは、すべてのマルチキャストグループに最短パスツリーを使用します。

  • [すべてのグループに共有ツリーを使用(Use Shared Tree for All Groups)]:セキュリティアプライアンスは、すべてのマルチキャストグループに共有ツリーを使用します。

  • [以下に指定されているグループに共有ツリーを使用(Use Shared Tree for the Groups specified below)]:セキュリティアプライアンスは、[マルチキャストグループ(Multicast Groups)] テーブルの下で指定されているグループに共有ツリーを使用します。[Multicast Groups] テーブルに記載されていないグループには、最短パス ツリーが使用されます。

[Multicast Groups] テーブル

共有ツリーを使用するマルチキャスト グループが表示されます。

テーブル エントリは上から順に処理されます。たとえば、マルチキャスト グループの範囲を含むエントリを作成してから、その範囲内の特定グループに対する拒否ルールをテーブルの一番上に配置することによって、その特定グループを除外できます。つまり、マルチキャスト グループの範囲に対する許可ルールを、個々の拒否ステートメントの後ろに続けます。

テーブルの下部にあるボタンを使用して[Add Multicast Group Rules]/[Edit Multicast Group Rules] ダイアログボックスを開き、エントリの追加または編集、エントリの削除、およびテーブル内でのエントリの上下移動を行います。

[PIM] ページ - [Request Filter] タブ

セキュリティ アプライアンスがランデブー ポイントとして機能しているときには、ランデブー ポイントに登録されるマルチキャスト送信元を制限できます。これにより、未認可の送信元がランデブー ポイントに登録されることを回避できます。[Request Filter] タブでは、セキュリティ アプライアンスが PIM Register メッセージを受け付けるマルチキャスト送信元と、拒否するマルチキャスト送信元を定義できます。

ナビゲーション パス

[Request Filter] タブには、[PIM] ページからアクセスできます。詳細については、PIM の設定を参照してください。

関連項目

フィールド リファレンス

表 18. [Request Filter] タブ

要素

説明

次を使用して PIM Registerメッセージをフィルタリング(Filter PIM register messages using)

さまざまなマルチキャスト グループを対象に、PIM Register メッセージのフィルタリング方法を選択します。

  • [なし(None)]:PIM Register メッセージをフィルタリングしません。

  • [ルートマップ(route-map)]:指定のルートマップを使用して、PIM Register メッセージをフィルタリングします。[ルートマップ(Route Map)] フィールドがアクティブになります。ルート マップで許可される PIM Register メッセージだけが、ランデブー ポイントに到達できます。

  • [アクセスリスト(access-list)]:アクセスリストを使用して、PIM Register メッセージをフィルタリングします。[マルチキャストグループ(Multicast Groups)] テーブルがアクティブになります。アクセス リストで許可される PIM Register メッセージだけが、ランデブー ポイントに到達できます。

ルート マップ

フィルタとして [ルートマップ(route-map)] を選択したときは、ルートマップ名を入力します。参照先のルート マップで標準のホスト ACL を使用します。拡張 ACL はサポートされません。

(注)  

 
このフィールドにはルート マップ名だけが含まれます。ルートマップは、FlexConfig 内で作成および格納されます。

[Multicast Groups] テーブル

マルチキャスト グループとして現在定義されている要求フィルタ ルールを表示します。

テーブル エントリは上から順に処理されます。たとえば、マルチキャスト グループの範囲を含むエントリを作成してから、その範囲内の特定グループに対する拒否ルールをテーブルの一番上に配置することによって、その特定グループを除外できます。つまり、マルチキャスト グループの範囲に対する許可ルールを、個々の拒否ステートメントの後ろに続けます。

テーブルの下部にあるボタンを使用して[Add Multicast Group Rules]/[Edit Multicast Group Rules] ダイアログボックスを開き、エントリの追加または編集、エントリの削除、およびテーブル内でのエントリの上下移動を行います。

[Add Multicast Group Rules]/[Edit Multicast Group Rules] ダイアログボックス

[Add/Edit Multicast Group Rules] ダイアログボックスは、アプライアンスがランデブー ポイントとして機能するときに、セキュリティ アプライアンスへの登録を拒否または許可するマルチキャスト送信元を定義するために使用します。送信元 IP アドレスおよび宛先マルチキャスト アドレスに基づいて、フィルタ ルールを作成します。

ナビゲーション パス

[Add/Edit Multicast Group Rules] ダイアログボックスには、[PIM] ページ - [Request Filter] タブからアクセスできます。

フィールド リファレンス
表 19. [Add Multicast Group Rules]/[Edit Multicast Group Rules] ダイアログボックス

要素

説明

操作

指定した宛先マルチキャストトラフィックの指定した送信元に対してセキュリティアプライアンスへの登録を許可するルールを作成するには、[許可(permit)] を選択します。指定した送信元/宛先マルチキャストトラフィックへの登録を拒否するルールを作成するには、[拒否(deny)] を選択します。

送信元ネットワーク

Register メッセージ送信元の IP アドレスおよびネットワーク マスクを入力するか、または適切なネットワーク/ホスト オブジェクトを選択します。

宛先ネットワーク

マルチキャスト宛先の IP アドレスおよびネットワーク マスクを入力するか、または適切なネットワーク/ホスト オブジェクトを選択します。

PIM ページ - ブートストラップ ルータ タブ

PIM ブートストラップ ルータ(BSR)は、RP 機能およびグループの RP 情報をリレーするために候補のルータを使用する動的ランデブーポイント(RP)セレクションモデルです。RP 機能には RP の検出が含まれており、RP にデフォルトルートを提供します。これは、一連のデバイスを BSR の選択プロセスに参加する候補の BSR(C-BSR)として設定し、その中から BSR を選択することで実現します。BSR が選択されると、候補のランデブーポイント(C-RP)として設定されたデバイスは、選定された BSR にグループマッピングの送信を開始します。次に、BSR はホップ単位で PIM ルータ間を移動する BSR メッセージ経由で、マルチキャストツリーに至る他のすべてのデバイスにグループ/RP マッピング情報を配布します。

[ブートストラップルータ(Boot Strap Router)] タブを使用して、デバイスを PIM ブートストラップルータとして設定できます。

ナビゲーション パス

[PIM] ページから [ブートストラップルータ(Boot Strap Router)] タブにアクセスできます。詳細については、PIM の設定を参照してください。

関連項目

フィールド リファレンス

表 20. [ブートストラップルータ(Boot Strap Router)] タブ

要素

説明

インターフェイス(Interface)

BSR アドレスを候補の BSRにするため、アドレスの派生元のインターフェイスを選択します。

ハッシュマスク長

ハッシュ関数が呼び出される前にグループアドレスと AND 演算されるマスクの長さを入力します。ハッシュ元が同じであるすべてのグループは、同じランデブー ポイント(RP)に対応します。

たとえば、マスク長が 24 の場合、グループ アドレスの最初の 24 ビットだけが使用されます。これにより、複数のグループについて 1 つの RP を取得できます。

プライオリティ

BSR 候補の優先順位を入力します。プライオリティが大きな BSR が優先されます。プライオリティ値が同じ場合は、IP アドレスがより高位であるルータが BSR となります。

[ブートストラップルータの追加/編集(Add/Edit Bootstrap Router)] ダイアログボックス

[ブートストラップルータの追加/編集(Add/Edit Bootstrap Router)] ダイアログボックスを使用して、ブートストラップルータをボーダー BSR として設定します。BSR メッセージを異なるドメイン間で交換しないでください。そのようにすると、一方のドメインにあるルータが他方のドメインにあるランデブーポイント(RP)を選択し、結果としてドメイン間でプロトコルが誤動作したり分離が行われなかったりする可能性があるためです。

PIM スパースモード(PIM-SM)のドメインの境界インターフェイスは、特にそのインターフェイスによって到達可能な隣接ドメインも PIM-SM を実行している場合、該当するドメインとの特定のトラフィックのやりとりを回避するように設定されています。そのため、該当するインターフェイスでの BSR メッセージの送受信を防ぐ目的で、そのインターフェイスをボーダー BSR として設定します。

ナビゲーション パス

[ブートストラップルータの追加/編集(Add/Edit Bootstrap Router)] ダイアログボックスには、PIM ページ - ブートストラップ ルータ タブからアクセスできます。

フィールド リファレンス
表 21. [ブートストラップ ルータの追加/編集] ダイアログボックス

要素

説明

(任意)[BSRボーダー(BSR Border)] テーブルの [追加(Add)]

インターフェイスを追加し、ボーダー BSR として設定します。インターフェイスがボーダー BSR として設定されている場合、PIM BSR メッセージは送受信されません。