システムのモニタリング

以下のトピックでは、Firepower システムをモニタする方法を示します。

システム統計

Firepower システム Web インターフェイスの [統計情報(Statistics)] ページには、アプライアンスの現在の一般的ステータスに関する統計情報(ディスク使用量とシステム プロセス)、データ コリレータ統計情報、侵入イベント情報が表示されます。

Firepower Management Center と 7000 & 8000 シリーズ デバイスの両方に関するシステム統計情報を確認できます。

システム統計が使用できるアプライアンス

Web インターフェイスにシステム統計が用意されているアプライアンスは以下の通りです。

統計情報の種類

統計ページのセクション

Management Center

7000 & 8000 シリーズ デバイス

ホスト統計情報

[ホスト統計情報(Host Statistics)] セクション

Yes

Yes

システムステータスとディスク使用量

[ディスク使用量(Disk Usage)] セクション

Yes

Yes

システム プロセス ステータス

[プロセス(Processes)] セクション

Yes

Yes

データ コリレータ統計

[SFDataCorrelator プロセス統計情報(SFDataCorrelator Process Statistics)] セクション

Yes

No

侵入イベント統計

[侵入イベント情報(Intrusion Event Information)] セクション

Yes

No

[ホスト統計情報(Host Statistics)] セクション

次の表に、[統計情報(Statistics)] ページにリストされるホスト統計情報を示します。

表 1 ホスト統計情報(Host Statistics)

カテゴリ(Category)

説明

時刻(Time)

システムの現在の時刻。

Uptime(アップタイム)

システムが前回起動してから経過した日数(該当する場合)、時間数、および分数。

メモリ使用率(Memory Usage)

使用中のシステム メモリの割合。

負荷平均(Load Average)

直前の 1 分間、5 分間、15 分間の CPU キュー内の平均プロセス数。

ディスク使用率(Disk Usage)

使用中のディスクの割合。詳細なホスト統計情報を表示するには、矢印をクリックします。

プロセス(Processes)

システムで実行されているプロセスの概要。

関連タスク
システム統計情報の表示

[ディスク使用量(Disk Usage)] セクション

[統計情報(Statistics)] ページの [ディスク使用率(Disk Usage)] セクションは、カテゴリ別およびパーティション ステータス別に、ディスク使用量のクイック概要を示します。マルウェア ストレージ パックがデバイスにインストールされている場合、そのパーティション ステータスも確認できます。このページを定期的にモニタして、システム プロセスおよびデータベースで十分なディスク領域が使用可能であることを確認できます。


ヒント


Firepower Management Center で、ヘルス モニタを使用して、ディスク使用状況を監視し、ディスク容量不足の状態をアラートすることもできます。


[プロセス(Processes)] セクション

[統計情報(Statistics)] ページの [プロセス(Processes)] セクションでは、アプライアンスで現在実行中のプロセスを表示できます。これは、一般的なプロセス情報と、実行中の各プロセスに固有の情報を提供します。Firepower Management Center の Web インターフェイスを使用すると、管理対象デバイスのプロセスのステータスを表示できます。

アプライアンスで実行されるプロセスには、デーモンと実行可能ファイルの 2 種類があることに注意してください。デーモンは常に実行され、実行可能ファイルは必要に応じて実行されます。

プロセス使用状況フィールド

統計情報ページのプロセス セクションを展開すると、以下を表示できます。

[CPU(Cpu(s))]

次の CPU 使用状況情報がリストされます:

  • ユーザ プロセスの使用状況の割合

  • システム プロセスの使用状況の割合

  • nice 使用状況の割合(高い優先度を示す、負の nice 値を持つプロセスの CPU 使用状況)。nice 値は、システム プロセスのスケジュールされた優先度を示しており、-20(最も高い優先度)から 19(最も低い優先度)の範囲の値になります。

  • アイドル状態の使用状況の割合

[メモリ(Mem)]

以下のメモリ使用状況情報がリストされます。

  • メモリ内の合計キロバイト数

  • メモリ内の使用キロバイト数の合計

  • メモリ内の空きキロバイト数の合計

  • メモリ内のバッファに書き出されたキロバイト数の合計

[切替(Swap)]

以下のスワップ使用状況情報がリストされます。

  • スワップ内の合計キロバイト数

  • スワップ内の使用キロバイト数の合計

  • スワップ内の空きキロバイト数の合計

  • スワップ内のキャッシュされたキロバイト数の合計

次の表に、プロセス セクションに表示される各列を示します。

表 2 プロセス リスト カラム

カラム(Column)

説明

Pid

プロセス ID 番号

[ユーザ名(Username)]

プロセスを実行しているユーザまたはグループの名前

Pri

プロセスの優先度

Nice

nice 値。プロセスのスケジューリング優先度を示す値です。値は -20(最も高い優先度)から 19(最も低い優先度)までの範囲になります。

Size

プロセスで使用されるメモリ サイズ(値の後ろにメガバイトを表す m がない場合はキロバイト単位)

Res

メモリ内の常駐ページング ファイルの量(値の後ろにメガバイトを表す m がない場合はキロバイト単位)

State

プロセスの状態:

  • D:プロセスが中断不能スリープ状態(通常は入出力)にある

  • N:プロセスの nice 値が正の値

  • R:プロセスが実行可能である(実行するキュー上で)

  • S:プロセスがスリープ モードにある

  • T:プロセスがトレースまたは停止されている

  • W:プロセスがページングしている

  • X:プロセスがデッド状態である

  • Z:プロセスが機能していない

  • <:プロセスの nice 値が負の値

時刻(Time)

プロセスが実行されてきた時間の長さ(時間数:分数:秒数)

Cpu

プロセスが使用している CPU の割合

コマンド(Command)

プロセスの実行可能ファイル名

関連資料
システム デーモン
実行可能ファイルおよびシステム ユーティリティ

システム デーモン

デーモンは、アプライアンスで継続的に実行されます。これにより、サービスが使用可能になり、必要に応じてプロセスが生成されるようになります。次の表では、[プロセスのステータス(Process Status)] ページに表示されるデーモンをリストし、その機能について簡単に説明しています。


(注)  


次の表は、アプライアンスで実行される可能性があるすべてのプロセスの包括的なリストではありません。


表 3 システム デーモン

デーモン

説明

crond

スケジュールされたコマンド(cron ジョブ)の実行を管理します

dhclient

ダイナミック ホスト IP アドレッシングを管理します

fpcollect

クライアントとサーバのフィンガープリントの収集を管理します

httpd

HTTP(Apache Web サーバ)プロセスを管理します

httpsd

HTTPS(SSL を使用した Apache Web サーバ)サービスを管理し、SSL および有効な証明書の認証が機能しているかチェックし、アプライアンスへの安全な Web アクセスを提供するためにバックグラウンドで実行します

keventd

Linux カーネルのイベント通知メッセージを管理します

klogd

Linux カーネル メッセージのインターセプションおよびロギングを管理します

kswapd

Linux カーネルのスワップ メモリを管理します

kupdated

ディスクの同期を実行する、Linux カーネルの更新プロセスを管理します

mysqld

データベース プロセスを管理します

ntpd

Network Time Protocol(NTP)プロセスを管理します

午後

すべての Firepower システム プロセスを管理し、必要なプロセスを始動し、予期せずに失敗したプロセスをすべて再始動します

reportd

レポートを管理します

safe_mysqld

データベースのセーフ モード運用を管理し、エラーが発生した場合にはデータベース デーモンを再始動し、ランタイム情報をファイルに記録します

SFDataCorrelator

データ転送を管理します

sfestreamer
(Management Center のみ)

Event Streamer を使用するサード パーティ製クライアント アプリケーションへの接続を管理します

sfmgr

アプライアンスへの sftunnel 接続を使用して、リモートでアプライアンスを管理および設定するための RPC サービスを提供します

SFRemediateD
(Management Center のみ)

修復応答を管理します

sftimeserviced
(Management Center のみ)

時間同期メッセージを管理対象デバイスに転送します

sfmbservice

アプライアンスへの sftunnel 接続を使用して、リモート アプライアンスで実行されている sfmb メッセージ ブローカ プロセスへのアクセスを提供します。現在、ヘルス モニタリングでのみ使用されており、管理対象デバイスから Firepower Management Center へ正常なイベントやアラートを送信します。

sftroughd

着信ソケットで接続をリッスンしてから、正しい実行可能ファイル(通常は、Cisco メッセージ ブローカ sfmb)を呼び出して要求を処理します

sftunnel

リモート アプライアンスとの通信を必要とするすべてのプロセスに対し、安全な通信チャネルを提供します。

sshd

セキュア シェル(SSH)プロセスを管理し、アプライアンスへの SSH アクセスを提供するためにバックグラウンドで実行します

syslogd

システム ロギング(syslog)プロセスを管理します

実行可能ファイルおよびシステム ユーティリティ

システム上には、他のプロセスまたはユーザ操作によって実行される実行可能ファイルが数多く存在します。次の表に、[プロセス ステータス(Process Status)] ページで表示される実行可能ファイルについて説明します。

表 4 システムの実行可能ファイルおよびユーティリティ

実行可能ファイル

説明

awk

awk プログラミング言語で作成されたプログラムを実行するユーティリティ

bash

GNU Bourne‑Again シェル

cat

ファイルを読み取り、コンテンツを標準出力に書き込むユーティリティ

chown

ユーザおよびグループのファイル権限を変更するユーティリティ

chsh

デフォルトのログイン シェルを変更するユーティリティ

SFDataCorrelator
(Management Center のみ)

システムで作成されるバイナリ ファイルを分析し、イベント、接続データ、およびネットワーク マップを生成します。

cp

ファイルをコピーするユーティリティ

df

アプライアンスの空き領域の量をリストするユーティリティ

エコー

コンテンツを標準出力に書き込むユーティリティ

egrep

指定された入力を、ファイルおよびフォルダで検索するユーティリティ。標準 grep でサポートされていない正規表現の拡張セットをサポートします

検索

指定された入力のディレクトリを再帰的に検索するユーティリティ

grep

指定された入力をファイルとディレクトリで検索するユーティリティ

halt

サーバを停止するユーティリティ

httpsdctl

セキュアな Apache Web プロセスを処理する

hwclock

ハードウェア クロックへのアクセスを許可するユーティリティ

ifconfig

ネットワーク構成実行可能ファイルを示します。MAC アドレスが常に一定になるようにします

iptables

[アクセス権の設定(Access Configuration)] ページに加えられた変更に基づいてアクセス制限を処理します。

iptables-restore

iptables ファイルの復元を処理します

iptables-save

iptables に対する保存済みの変更を処理します

kill

セッションおよびプロセスを終了するために使用できるユーティリティ

killall

すべてのセッションおよびプロセスを終了するために使用できるユーティリティ

ksh

Korn シェルのパブリック ドメイン バージョン

ロガー

コマンドラインから syslog デーモンにアクセスする方法を提供するユーティリティ

md5sum

指定したファイルのチェックサムとブロック数を印刷するユーティリティ

mv

ファイルを移動(名前変更)するユーティリティ

myisamchk

データベース テーブルの検査および修復を示します

mysql

データベース プロセスを示します。複数のインスタンスが表示されることがあります

openssl

認証証明書の作成を示します

perl

perl プロセスを示します

ps

標準出力にプロセス情報を書き込むユーティリティ

sed

1 つ以上のテキスト ファイルの編集に使用されるユーティリティ

sfheartbeat

アプライアンスがアクティブであることを示す、ハートビート ブロードキャストを識別します。ハートビートはデバイスと Firepower Management Center の間の接続を維持するのに使用されます

sfmb

メッセージ ブローカ プロセスを示します。Firepower Management Center とデバイスとの間の通信を処理します。

sh

Korn シェルのパブリック ドメイン バージョン

shutdown

アプライアンスをシャットダウンするユーティリティ

sleep

指定された秒数のあいだプロセスを中断するユーティリティ

smtpclient

電子メール イベント通知機能が有効な場合に、電子メール送信を処理するメール クライアント

snmptrap

SNMP 通知機能が有効な場合に、指定された SNMP トラップ サーバに SNMP トラップ データを転送します

snort

Snort が動作していることを示します

ssh

アプライアンスへのセキュア シェル(SSH)接続を示します

sudo

sudo プロセスを示します。これにより、admin 以外のユーザが実行可能ファイルを実行できるようになります

top

上位の CPU プロセスに関する情報を表示するユーティリティ

touch

指定したファイルへのアクセス時刻や変更時刻を変更するために使用できるユーティリティ

vim

テキスト ファイルの編集に使用されるユーティリティ

wc

指定したファイルの行、ワード、バイトのカウントを実行するユーティリティ

関連タスク
システムのアクセス リストの設定

[SFDataCorrelator プロセス統計情報(SFDataCorrelator Process Statistics)] セクション

Firepower Management Center では、現在の日付のデータ コリレータとネットワーク検出プロセスに関する統計情報を表示できます。管理対象デバイスがデータの取得、復号化、および分析を実行する際に、ネットワーク検出プロセスはデータをフィンガープリントおよび脆弱性データベースと関連付けてから、Firepower Management Center で実行中のデータ コリレータで処理されるバイナリ ファイルを生成します。データ コリレータはバイナリ ファイルの情報を分析し、イベントを生成し、ネットワーク マップを作成します。

ネットワーク検出とデータ コリレータに表示される統計情報は、デバイスごとに 0:00 から 23:59 までの間に収集された統計情報を使用した、当日の平均です。

次の表に、データ コリレータ プロセスに表示される統計情報を示します。

表 5 データ コリレータ プロセスの統計情報

カテゴリ(Category)

説明

イベント/秒(Events/Sec)

データ コリレータが受信し処理する検出イベントの 1 秒当たりの数

接続/秒(Connections/Sec)

データ コリレータが受信し処理する接続の 1 秒当たりの数

CPU 使用率 — ユーザ(%)(CPU Usage — User (%))

当日のユーザ プロセスで使用される CPU 時間の平均割合

CPU 使用率 — システム(%)(CPU Usage — System (%))

当日のシステム プロセスで使用される CPU 時間の平均割合

VmSize(KB)

当日のデータ コリレータに割り当てられたメモリの平均サイズ(キロバイト単位)

VmRSS(KB)

当日のデータ コリレータで使用されるメモリの平均量(キロバイト単位)

[侵入イベント情報(Intrusion Event Information)] セクション

Firepower Management Center デバイスと管理対象デバイスのどちらでも、[統計情報(Statistics)] ページで、侵入イベントに関するサマリ情報を確認できます。表示される情報には、前回の侵入イベントの日時、過去 1 時間および過去 1 日に発生したイベントの合計数、データベース内のイベントの合計数などがあります。


(注)  


[統計情報(Statistics)] ページの [侵入イベント情報(Intrusion Event Information)] セクションにある情報は、Firepower Management Center に送信された侵入イベントではなく、管理対象デバイスに保存されている侵入イベントに基づいています。管理対象デバイスが侵入イベントをローカルに格納できない(または格納しないように設定されている)場合、侵入イベント情報はこのページに表示されません。


次の表に、[統計情報(Statistics)] ページの [侵入イベント情報(Intrusion Event Information)] セクションに表示される統計情報を示します。

表 6 侵入イベント情報(Intrusion Event Information)

統計

説明

前回のアラート(Last Alert Was)

前回のイベントが発生した日時

過去 1 時間のイベントの合計(Total Events Last Hour)

過去 1 時間に発生したイベントの合計数

過去 1 日のイベントの合計(Total Events Last Day)

過去 24 時間に発生したイベントの合計数

データベース内のイベントの合計(Total Events in Database)

イベント データベース内のイベントの合計数

システム統計情報の表示

スマート ライセンス

従来のライセンス

サポートされるデバイス

サポートされるドメイン

アクセス(Access)

任意(Any)

脅威(侵入イベント データ用)

任意(Any)

保護(侵入イベント データ用)

任意(Any)

グローバルだけ

Admin/Maint

Firepower Management Center では、Web インターフェイスはアプライアンスとその管理対象となるすべてのデバイスの統計情報を表示します。7000 および 8000 シリーズ デバイスでは、システムはそのデバイスの統計情報のみを表示します。

手順
    ステップ 1   [システム(System)] > [モニタリング(Monitoring)] > [統計(Statistics)]を選択します。
    ステップ 2   必要に応じ、Firepower Management Center で、[デバイスの選択(Select Device(s))] リストからデバイスを選択し、[デバイスの選択(Select Devices)] をクリックします。
    ステップ 3   使用可能な統計を表示します(システム統計が使用できるアプライアンスを参照)。
    ステップ 4   オプションで、[ディスク使用率(Disk Usage)] セクションで以下を実行できます。
    • [カテゴリ別(By Category)] 積み上げ横棒で、ディスク使用量カテゴリの上にポインタを移動すると、以下が(順番に)表示されます。
      • そのカテゴリが使用する使用可能なディスク領域の割合

      • ディスク上の実際のストレージ領域

      • そのカテゴリで使用可能なディスク領域の合計

    • [パーティション別(By Partion)] の横にある下矢印をクリックして展開します。マルウェア ストレージ パックがインストールされている場合は、/var/storage パーティションの使用状況が表示されます。
    ステップ 5   オプションで、[プロセス(Processes)] の横にある矢印をクリックすると、プロセス使用状況フィールドで説明されている情報が表示されます。

    システム メッセージ

    Firepower システムで発生した問題を突き止める必要がある場合、調査の出発点となるのはメッセージ センターです。メッセージ センターでは、Firepower システムがシステムのアクティビティとステータスに関して継続的に生成するメッセージを表示できます。

    メッセージ センターを開くには、メイン メニューの [展開(Deploy)] ボタンの右隣にある [システム ステータス(System Status)] アイコンをクリックします。このアイコンは、システムのステータスによって以下のように表示されます。

    • :1 つ以上のエラーと任意の数の警告がシステム上に存在することを示します。

    • :1 つ以上の警告がシステム上に存在することを示します。エラーは発生していません。

    • :警告とエラーはいずれもシステム上に存在していないことを示します。

    アイコンに数字が表示されている場合、その数字は現在のエラー メッセージまたは警告メッセージの数を示します。

    メッセージ センターを閉じるには、Firepower システム Web インターフェイス内でメッセージ センターの外側をクリックします。

    メッセージ センターに加え、Web インターフェイスには、ユーザのアクティビティおよび進行中のシステム アクティビティに応じて即時にポップアップ通知が表示されます。ポップアップ通知のなかには 5 秒経過すると自動的に非表示になるものや、非表示アイコン()をクリックして明示的に表示を消さなければならない「スティッキー」通知もあります。通知リストの最上部にある [表示を消す(Dismiss)] リンクをクリックすると、すべての通知をまとめて非表示にすることができます。


    ヒント


    スティッキー以外のポップアップ通知の上にマウスのカーソルを合わせると、その通知はスティッキーになります。


    システムはユーザのライセンス、ドメイン、アクセス ロールに基づいて、どのメッセージをポップアップ通知やメッセージ センターに表示するか決定しまます。

    メッセージ タイプ

    Message Center では、システムのアクティビティとステータスをレポートするメッセージが 3 つのタブに編成されて表示されます。

    展開(Deployments)

    このタブには、システムの各アプライアンスの設定展開に関連する現在のステータスがドメイン別にグループ化されて表示されます。Firepower システムでは、次の展開ステータス値がこのタブでレポートされます。

    • [実行中(Running)]( の表示が回転中):設定は展開の処理中です。

    • [成功(Success)]():設定は正常に展開されました。

    • [警告(Warning)]():警告展開ステータスは、警告システム ステータス アイコン()とともに表示されるメッセージ数に含まれます。

    • [失敗(Failure)]():設定は展開に失敗しました。失効ポリシーを参照してください。失敗した展開は、エラー システム ステータス アイコン()とともに表示されるメッセージ数に含まれます。

    ヘルス(Health)

    このタブには、システムの各アプライアンスの現在のヘルス ステータス情報がドメイン別にグループ化されて表示されます。ヘルス ステータスは、ヘルス モニタリングについてに記載されているように、ヘルス モジュールによって生成されます。Firepower システムでは、次のヘルス ステータス値がこのタブでレポートされます。

    • [警告(Warning)]():アプライアンス上のヘルス モジュールが警告制限を超え、問題が解決されていないことを示します。[ヘルス モニタリング(Health Monitoring)] ページには、これらの状態が黄色い三角形のアイコン()で示されます。警告ステータスは、警告システム ステータス アイコン()とともに表示されるメッセージ数に含まれます。

    • [重大(Critical)]():アプライアンス上のヘルス モジュールが重大制限を超え、問題が解決されていないことを示します。[ヘルス モニタリング(Health Monitoring)] ページには、これらの状態が アイコンで示されます。重大ステータスは、エラー システム ステータス アイコン()とともに表示されるメッセージ数に含まれます。

    • [エラー(Error)]():アプライアンス上のヘルス モニタリング モジュールに障害が発生し、それ以降、正常に再実行されていないことを示します。[ヘルス モニタリング(Health Monitoring)] ページには、これらの状態が アイコンで示されます。エラー ステータスは、エラー システム ステータス アイコン()とともに表示されるメッセージ数に含まれます。

    [ヘルス(Health)] タブのリンクをクリックして、[ヘルス モニタリング(Health Monitoring)] ページで関連の詳細情報を表示できます。現在のヘルス ステータス状態がない場合、[ヘルス(Health)] タブにメッセージは表示されません。

    タスク

    Firepower システムでは、完了するまで時間がかかる可能性がある特定のタスク(構成のバックアップやインストールの更新など)を実行できます。このタブには、これらの長時間実行タスクのステータスが表示され、自分が開始したタスクや、適切なアクセス権がある場合は、システムの他のユーザが開始したタスクが含まれることがあります。このタブには、各メッセージの最新の更新時間に基づいて時系列の逆順にメッセージが表示されます。一部のタスク ステータス メッセージには、問題となっているタスクについての詳細情報へのリンクが含まれています。Firepower システムでは、次のタスク ステータス値がこのタブでレポートされます。

    • [待機中(Waiting)]():別の進行中のタスクが完了するまで実行を待機しているタスクを示します。このメッセージ タイプでは、更新の経過表示バーが表示されます。

    • [実行中(Running)]( の表示が回転中):進行中のタスクを示します。このメッセージ タイプでは、更新の経過表示バーが表示されます。
    • [再試行中(Retrying)]():自動的に再試行しているタスクを示します。なお、すべてのタスクの再試行が許可されるわけではありません。このメッセージ タイプでは、更新の経過表示バーが表示されます。

    • [成功(Success)]():正常に完了したタスクを示します。

    • [失敗(Failure)]():正常に完了しなかったタスクを示します。失敗したタスクは、エラー システム ステータス アイコン()とともに表示されるメッセージ数に含まれます。

    • [停止(Stopped)]():システム アップデートのために中断されたタスクを示します。停止したタスクを再開することはできません。

    新しいタスクが開始されると、新しいメッセージがこのタブに表示されます。タスクが完了すると(成功、失敗、または停止のステータス)、タスクを削除するまで、このタブには最終ステータスを示すメッセージが引き続き表示されます。[タスク(Tasks)] タブおよびメッセージ データベースがいっぱいにならないように、メッセージを削除することをお勧めします。

    メッセージ管理

    メッセージ センターから、以下を実行できます。

    • ポップアップ通知の動作を設定します(これらを表示するかどうかを選択します)。

    • システム データベースの追加のタスクのステータス メッセージを表示します(削除されていないもので利用可能なものがある場合)。

    • 個々のタスクのステータス メッセージを削除します。(これは、削除されたメッセージを確認できるすべてのユーザに影響します)。

    • タスクのステータス メッセージを一括で削除します。(これは、削除されたメッセージを確認できるすべてのユーザに影響します)。


    ヒント


    シスコは、表示に加えてデータベースの不要なデータを削除するために、累積されたタスクのステータス メッセージを [タスク(Task)] タブから定期的に削除することを推奨します。データベースのメッセージ数が 100,000 に到達すると、削除したタスクのステータス メッセージが自動的に削除されます。


    システム メッセージの管理

    スマート ライセンス

    従来のライセンス

    サポートされるデバイス

    サポートされるドメイン

    アクセス(Access)

    任意(Any)

    任意(Any)

    任意(Any)

    任意(Any)

    展開(Deployment):管理者/[設定をデバイスに展開する(Deploy Configuration to Devices)] 権限を持つカスタム ユーザ ロール

    [ヘルス(Health)]:管理者/[ヘルス(Health)] 権限を持つカスタム ユーザ ロール

    他人によって開始されたタスク:管理者/[他のユーザのタスクを確認する(View Other Users' Tasks)] 権限があるカスタム ユーザ ロール

    自分が開始したタスク:任意

    手順
      ステップ 1   [システム ステータス(System Status)] アイコンをクリックして、メッセージ センターを表示します。
      ステップ 2   次の選択肢があります。
      • [展開(Deployments)] タブをクリックして、設定の展開に関連するメッセージを表示します。展開メッセージの表示を参照してください。
      • [ヘルス(Health)] タブをクリックして、Firepower Management Center とそれに登録したデバイスの状況に関連するメッセージを表示します。ヘルス メッセージの表示を参照してください。
      • [タスク(Tasks)] タブをクリックして、長時間実行タスクに関連するメッセージを表示または管理します。タスク メッセージの表示またはタスク メッセージの管理を参照してください。
      • Message Center の右上隅にある歯車アイコン()をクリックして、ポップアップ通知の動作を設定します。通知動作の設定を参照してください。

      展開メッセージの表示

      スマート ライセンス

      従来のライセンス

      サポートされるデバイス

      サポートされるドメイン

      アクセス(Access)

      任意(Any)

      任意(Any)

      任意(Any)

      任意(Any)

      [設定をデバイスに展開する(Deploy Configuration to Devices)] 権限を持つ管理者/ユーザ ロール

      手順
        ステップ 1   [システム ステータス(System Status)] アイコンをクリックして、メッセージ センターを表示します。
        ステップ 2   [展開(Deployments)] タブをクリックします。
        ステップ 3   次の選択肢があります。
        • 現在のすべての展開ステータスを表示するには、[合計(total)] をクリックします。
        • 任意の展開ステータスに関するメッセージのみを表示するには、そのステータスの値をクリックします。
        • 展開の経過時間、開始時刻および停止時刻を表示するには、メッセージの時間経過インジケータ(たとえば、[1分5秒(1m 5s)])の上にカーソルを置きます。

        関連タスク
        設定変更の導入

        ヘルス メッセージの表示

        スマート ライセンス

        従来のライセンス

        サポートされるデバイス

        サポートされるドメイン

        アクセス(Access)

        任意(Any)

        任意(Any)

        任意(Any)

        任意(Any)

        [ヘルス(Health)] の権限を持つ管理者/ユーザ ロール

        手順
          ステップ 1   [システム ステータス(System Status)] アイコンをクリックして、メッセージ センターを表示します。
          ステップ 2   [ヘルス(Health)] タブをクリックします。
          ステップ 3   次の選択肢があります。
          • 現在のすべてのヘルス ステータスを表示するには、[合計(total)] をクリックします。
          • 任意のステータスに関するメッセージのみを表示するには、そのステータスの値をクリックします。
          • メッセージが最も最近更新された時刻を表示するには、そのメッセージの相対時間インジケータ(たとえば [3 日前(3 day(s) ago)])の上にカーソルを置きます。
          • 特定のメッセージの詳細なヘルス ステータス情報を表示するには、メッセージをクリックします。
          • [ヘルス モニタリング(Health Monitoring)] ページの完全なヘルス ステータスを表示するには、タブの下部にある [ヘルス モニタ(Health Monitor)] をクリックします。

          関連コンセプト
          ヘルス モニタリングについて

          タスク メッセージの表示

          スマート ライセンス

          従来のライセンス

          サポートされるデバイス

          サポートされるドメイン

          アクセス(Access)

          任意(Any)

          任意(Any)

          任意(Any)

          任意(Any)

          他人によって開始されたタスク:[他のユーザのタスクを確認する(View Other Users' Tasks)] 権限がある管理/カスタム ユーザ ロール

          自分が開始したタスク:任意

          手順
            ステップ 1   [システム ステータス(System Status)] アイコンをクリックして、メッセージ センターを表示します。
            ステップ 2   [タスク(Tasks)] タブをクリックします。
            ステップ 3   次の選択肢があります。
            • 現在のすべてのタスクのステータスを表示するには、[合計(total)] をクリックします。
            • 任意のステータスのタスクに関するメッセージのみを表示するには、そのステータスの値をクリックします。
              (注)     

              停止したタスクのメッセージは、タスクのステータス メッセージの合計リストにのみ表示されます。停止したタスクではフィルタリングできません。

            • メッセージが最も最近更新された時刻を表示するには、そのメッセージの相対時間インジケータ(たとえば [3 日前(3 day(s) ago)])の上にカーソルを置きます。
            • タスクに関する詳細を表示するには、メッセージ内のリンクをクリックします。
            • さらにタスクのステータス メッセージが表示可能な場合は、メッセージ リストの下部にある [さらにメッセージを取得する(Fetch more messages)] をクリックして取得します。

            タスク メッセージの管理

            スマート ライセンス

            従来のライセンス

            サポートされるデバイス

            サポートされるドメイン

            アクセス(Access)

            任意(Any)

            任意(Any)

            任意(Any)

            任意(Any)

            他人によって開始されたタスク:[他のユーザのタスクを確認する(View Other Users' Tasks)] 権限がある管理/カスタム ユーザ ロール

            自分が開始したタスク:任意

            手順
              ステップ 1   [システム ステータス(System Status)] アイコンをクリックして、メッセージ センターを表示します。
              ステップ 2   [タスク(Tasks)] タブをクリックします。
              ステップ 3   次の選択肢があります。
              • さらにタスクのステータス メッセージが表示可能な場合は、メッセージ リストの下部にある [さらにメッセージを取得する(Fetch more messages)] をクリックして取得します。
              • 完了したタスク(ステータスが停止、成功、または失敗のタスク)に関する 1 つのメッセージを削除するには、メッセージの横にある削除アイコン()をクリックします。
              • すべての完了しているタスク(ステータスが停止、成功、または失敗のタスク)に関するメッセージをすべて削除するには、[総数(total)] でメッセージをフィルタリングして、[すべての完了タスクの削除(Remove all completed tasks)] をクリックします。
              • すべての正常に完了したタスクに関するメッセージをすべて削除するには、[成功(success)] でメッセージをフィルタリングして、[すべての成功タスクの削除(Remove all successful tasks)] をクリックします。
              • すべての失敗したタスクに関するメッセージをすべて削除するには、[失敗(failure)] でメッセージをフィルタリングして、[すべての失敗タスクの削除(Remove all failed tasks)] をクリックします。

              通知動作の設定

              スマート ライセンス

              従来のライセンス

              サポートされるデバイス

              サポートされるドメイン

              アクセス(Access)

              任意(Any)

              任意(Any)

              任意(Any)

              任意(Any)

              任意(Any)


              (注)  


              この設定は、すべてのポップアップ通知に影響を及ぼし、ログイン セッション間で保持されます。


              手順
                ステップ 1   [システム ステータス(System Status)] アイコンをクリックして、メッセージ センターを表示します。
                ステップ 2   メッセージ センターの右上にある歯車アイコン()をクリックします。
                ステップ 3   ポップアップ通知の表示を有効または無効にするには、[通知を表示(Show notifications)] スライダをクリックします。
                ステップ 4   スライダを非表示にするには、歯車アイコン()を再度クリックします。
                ステップ 5   [システム ステータス(System Status)] アイコンを再度クリックして、メッセージ センターを閉じます。