フローあたりの同期パケットの設定可能数に関する制約事項
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TCP ウィンドウ スケール オプションが設定されている場合、ファイアウォールはフローあたりの多すぎる TCP パケットを同時に処理できないため、設定された制限を超えたパケットはドロップされます。TCP ウィンドウ スケール オプションが有効になっている場合は、使用可能な最大ウィンドウ サイズが 1 GB になります。
標準の TCP ウィンドウ サイズは 2~65,535 バイトの間です。TCP ペイロード サイズが 655 バイト未満の場合は、1 つの TCP ウィンドウに属しているすべての TCP パケットを 100 個の同時パケットに含めることができないため、パケット ドロップが発生する可能性があります。パケット ドロップを回避するには、TCP ペイロード サイズを大きくするか、TCP ウィンドウ サイズを小さくすることをお勧めします。
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各プラットフォームで利用可能な総スレッド数は有効なライセンス レベルによって異なります。設定されたフローあたりの同時パケット数が利用可能なハードウェア スレッド数を超えている場合は、同時パケット数の設定が無効になります。