Cisco Catalyst ネットワーク インターフェイス モジュールの取り付け

このセクションでは、Cisco Catalyst 8200 シリーズ エッジ プラットフォームに Cisco Catalyst ネットワーク インターフェイス モジュール(NIM)の取り付け前と取り付け中の情報について説明します。

ネットワーク インターフェイス モジュールの概要

Cisco Catalyst 8200 シリーズ エッジ プラットフォームでは、Cisco Catalyst ネットワーク インターフェイス モジュール(NIM)がサポートされています。

NIM を取り付ける手順は、次のとおりです。

  1. 前面パネルにある NIM スロットを確認します。

  2. ネジを緩めて、NIM の空きカバーを外します。

  3. NIM をスロットに挿入します。

  4. ネジを締めて NIM をスロットに固定します。

NIM を取り外す手順は、次のとおりです。

  1. NIM が稼働している場合は、以下のコマンドを使用して、取り外す前に NIM を適切にシャットダウンします。

    hw-module subslot slot 0/2 stop


    注意    


    NIM を取り外す前に適切な手順でシャットダウンしないと、NIM カードが破損する可能性があります。


  2. 前面パネルにある NIM スロットを確認します。

  3. NIM を固定しているネジを緩めます。

  4. スロットから NIM をゆっくりと引き出します。

製品の安定した温度での動作のため、および安全のために、すべてのモジュールスロットにはモジュールまたは空きカバーを挿入してください。

詳細については、cisco.com にある Cisco Catalyst 8200 シリーズ エッジ プラットフォームのデータシートで、プラットフォームでサポートされている NIM のリストを参照してください。

ネットワーク インターフェイス モジュールの取り外しと取り付け

ネットワーク インターフェイス モジュール(NIM)を取り扱う場合は、次の工具および機器を保管してください。

  • No.1 プラス ドライバまたは小型のマイナス ドライバ

  • ESD 防止用リスト ストラップ

ネットワーク インターフェイス モジュールの取り外し

ステップ 1 デバイスのスロットへの電源をシャットダウンし、デバイスの電源をオフにします。電源ケーブルを差し込んだまま、ESD 電圧をアースします。

ステップ 2 デバイスの背面パネルから、すべてのネットワークケーブルを取り外します。No.1 プラスドライバを使用して、ネットワーク インターフェイス モジュール上の非脱落型ネジを緩めます。

ステップ 3 ネットワーク インターフェイス モジュールを引き出します。

ステップ 4 モジュールを交換しない場合は、適切なエアーフローを確保するために、空のスロットにブランクの前面プレートを取り付けてください。

Cisco Catalyst ネットワーク インターフェイス モジュールの取り付け

ステップ 1 ルータの電源をオフにして、ルータのスロットへの電源をシャットダウンします。電源コードを差し込んだまま、ESD 電圧をアースします。

ステップ 2 デバイスの背面パネルから、すべてのネットワークケーブルを取り外します。

ステップ 3 使用するネットワーク インターフェイス モジュールに取り付けたブランクの前面プレートを取り外します。


(注)  


ブランクの前面プレートは、あとで使用できるよう保管しておきます。


ステップ 4 モジュールをシャーシの壁またはスロットディバイダのガイドに合わせ、デバイスの NIM スロットにゆっくりと挿入します。

ステップ 5 エッジコネクタがルータのバックプレーンのコネクタに完全に装着された手応えがあるまで、モジュールを所定の位置に押し込みます。モジュールの前面プレートがシャーシの背面パネルに接する必要があります。

ステップ 6 No.1 プラスドライバを使用して、ネットワーク インターフェイス モジュール上の非脱落型ネジを締めます。

ステップ 7 モジュールをネットワークに接続し、デバイスのスロットの電源を再びイネーブルにします。