Cisco フローティング L3Out について
Cisco Application Centric Infrastructure(ACI)リリース 4.2(1) 以降では、外部ネットワークデバイスに接続するための複数のレイヤ 3 外部ネットワーク接続(L3Out)論理インターフェイスパスを指定する必要がなくなりました。
このフローティング L3Out 機能を使用すると、ローカル リーフで L3Out インターフェイスを指定せずに L3Out を構成できます。この機能により、仮想マシン(特定の仮想ネットワーク機能を実行する)がホスト間を移動する際に、ルーティングを維持するために複数の L3Out 論理インターフェイスを設定する必要がなくなります。フローティング L3Out は、VMware vSphere 分散スイッチ(VDS)を持つ VMM ドメインで Cisco ACI リリース 4.2(1) からサポートされています。
Cisco ACI リリース 5.0(1) 以降のリリースでは、物理ドメインもサポートされています。これは、同じ単純化された構成を物理ルータの展開や、VMM ドメインの一部ではない仮想ルータにも使用できることを意味します。