この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
シスコの呼処理ソフトウェア、電話、エンドポイント デバイスを使用すると、企業または組織は、単一のコンバージド ネットワークを介して、音声、データ、およびビデオ コミュニケーションを効率的に行うことができます。
シスコはあらゆる規模と種類の組織向けの呼処理ソリューションを提供しています。これらの業界をリードするIP 構内交換機(PBX)は、IP フォン、メディア処理デバイス、Voice over IP(VoIP)ゲートウェイ、モバイル デバイス、およびマルチメディア アプリケーション間の音声、ビデオ、モビリティ、およびテレプレゼンス サービスを管理するソリューションです。シスコの呼処理ソリューションには、Cisco Unified Communications Manager が含まれます。
Cisco Unified Communications Manager のクリックツーコール サービスはオプション機能であり、デフォルトでは Cisco WebEx では使用できません。クリックツーコールは無料のサービスとして提供されます。ただし、組織管理者が有効にする必要があります。詳細については、シスコのセールス担当者にお問い合わせください。
このエンタープライズ IP テレフォニー呼処理システムは、Cisco Unified Communications の中核です。Cisco Unified Communications Manager は、IP フォン、メディア処理デバイス、VoIP ゲートウェイ、モバイル デバイス、およびマルチメディア アプリケーションに音声、ビデオ、モビリティ、およびプレゼンス サービスを提供します。この強力な呼処理ソリューションは次のような点で役立ちます。
生産性の強化:機能豊富なユニファイド コミュニケーションにより、ワーカーは他人に費やす時間を減らし、より生産的な作業に時間を費やすことができます。
モビリティの有効化:組み込みのユニファイド モビリティ機能を備えたソフトウェアにより、モバイル ワーカーはどこにいても生産性を維持できます。
Cisco Unified Communications Manager は、以下の点が優れたソリューションにより、幅広い通信機能とアプリケーションをサポートするユニファイド ワークスペースを作成します。
拡張性:各 Cisco Unified Communications Manager クラスタでは、最大 30,000 人のユーザをサポートでき、最大 1000 サイトで百万ユーザまでサポートするように拡張できます。
使用可能性:複数レベルのサーバ冗長性および存続性の基盤を提供する、ビジネスの継続性のサポートおよび高可用性によるコラボレーションの向上。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
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ステップ 1 | Cisco Unified IP Phone の設定 |
Cisco Unified Communications Manager に IP Phone を設定するために使用します。 |
ステップ 2 | 電話機に電話番号を追加する |
IP Phone に電話番号を追加するために使用します。 |
ステップ 3 | Cisco Unified Communications Manager での Cisco WebDialer のアクティブ化 |
Cisco Unified Communications Manager で Cisco WebDialer をアクティブ化するために使用します。 |
ステップ 4 | Cisco Unified Communications Manager で CTI Manager が実行中であることの確認 |
Cisco Unified Communications Manager で CTI Manager が実行中であることを確認するために使用します。 |
ステップ 5 | Cisco Unified Communications Manager で CCMCIP サービスが実行中であることの確認 |
Cisco Unified Communications Manager で CCMCIP サービスが実行中であることを確認するために使用します。 |
ステップ 6 | 正しい電話デバイスがユーザに関連付けられていることの確認 |
正しい電話デバイスがユーザに関連付けられていることを確認するために使用します。 |
Cisco Unified IP Phone を使用するには、次の手順を実行して Cisco Unified Communications Manager に電話機を追加する必要があります。また、SIP、H.323 クライアント、CTI ポート、Cisco ATA 186 Telephone Adaptor、または Cisco IP Communicator を実行しているサードパーティ製の電話機も設定できます。
パターンを電話番号として使用する場合は、電話機の表示およびダイヤル先の電話機に表示される発信者 ID にはどちらも数字以外の文字が含まれます。これを避けるには、[表示(内部発信者ID)(Display(Internal Caller ID))]、[回線のテキスト ラベル(Line Text Label)] および [外線電話番号マスク(External Phone Number Mask)] の値を指定することが推奨されます。
Cisco Unified Communications Manager での Cisco WebDialer のアクティブ化
Cisco Unified Communications Integration(クリックツーコール)では、SOAP インターフェイスを使用して、Cisco Unified Communications Manager で WebDialer サーブレットと対話します。クリックツーコールでは HTTP インターフェイスは使用されないため、アプリケーションは Redirector サーブレットとは対話しません。
ステップ 1 | [Cisco Unified Communications Manager 可用性(Cisco Unified Communications Manager Serviceability)] [ツール(Tools)] > [サービス アクティブ化(Service Activation)] を選択します。 |
ステップ 2 | [サーバ(server)] ドロップダウン リストから Cisco Unified Communications Managerサーバを選択します。 |
ステップ 3 | [CTI Services] で、[Cisco WebDialer Web Service]にチェックマークを付けます。 |
ステップ 4 | [保存(Save)]を選択します。 |
Cisco Unified Communications Manager で CTI Manager が実行中であることの確認
Cisco Unified Communications Integration(クリックツーコール)が適切に機能するには、CTI Manager が Cisco Unified Communications Manager で実行されている必要があります。
Cisco Unified Communications Manager での Cisco WebDialer のアクティブ化
Cisco Unified Communications Manager で CCMCIP サービスが実行中であることの確認
Cisco Unified Communications Integration(クリックツーコール)では、CCMCIP(Cisco CallManager Cisco IP Phone Services)サービスからユーザの電話機タイプが取得され、クリックツーコール アプリケーションの [電話機設定(Phone Preferences)]画面に電話機タイプが表示されます。CCMCIP サービスは Cisco Unified Communications Manager リリース 6.x 以降でのみ稼働するため、この手順は、Cisco Unified Communications Manager の本リリースを実行している場合に適用されます。
Cisco Unified Communications Manager で CTI Manager が実行中であることの確認
Cisco Unified Communications Manager で正しい電話デバイスがユーザに関連付けられていることを確認する必要があります。正しく関連付けられていないと、その電話機は、クリックツーコールの [電話機設定(Phone Preferences)]画面に表示されません。
Cisco Unified Communications Manager で CCMCIP サービスが実行中であることの確認
ステップ 1 | を選択します。 | ||
ステップ 2 | [検索(Find)]を選択します。 | ||
ステップ 3 | 適切なユーザ ID を選択します。 | ||
ステップ 4 | [デバイスの割り当て(Device Association)]セクションで、[制御するデバイス(Controlled Devices)] ウィンドウに正しいデバイスが表示されていることを確認します。
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ユーザがダイヤルする電話番号から自動的に数字を削除したり、電話番号に数字を追加したりするアプリケーションのダイヤル ルールを設定できます。たとえば、ダイヤル ルールを使用して、電話番号の先頭に数字を自動的に追加して、外線に接続することができます。
Cisco Unified Communications Manager のアプリケーション ダイヤル ルールは、[Cisco Unified Communications Manager Administration(Cisco Unified Communications Manager の管理)] > [コール ルーティング(Call Routing)] > [ダイヤル ルール(Dial Rules)] > [アプリケーション ダイヤル ルール(Application Dial Rules)]から設定します。
ここでは、アプリケーション ダイヤル ルールについて簡単に説明します。Cisco Unified Communications Manager でのアプリケーション ダイヤル ルールの設定方法の詳細については、次の資料を参照してください。
『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』の「Application Dial Rules Configuration」の項
『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』の「Dial Plans」の項
Cisco WebDialer が Cisco Unified Communications Manager のアプリケーション ダイヤル ルールを自動的に使用するための設定
上記のサンプルのアプリケーション ダイヤル プランでは、9 は外部ダイヤル用のオフネット アクセス コードを表します。国内通話では、市内番号または国内(長距離)番号のいずれかに発信するために、オフネット アクセス コードに適切な桁数を追加します。それぞれの国際ダイヤルルールでは、「+」を、オフネット アクセス コードと適切な国際ダイヤル アクセス コードで置き換えます。
これらのアプリケーション ダイヤルルールは、上記のサンプルのダイヤル プランで設定されます。
任意の国際番号。アプリケーション ダイヤルルールでは、番号から「+」が削除され、オフネット アクセス コード 9 と国際ダイヤル アクセス コード 011 が残りの数字の先頭に追加されます。
任意の 7 桁の市内番号。アプリケーション ダイヤルルールでは、オフネット アクセス コード 9 が先頭に追加されます。
510 で始まる任意の 10 桁の市内番号。アプリケーション ダイヤルルールでは、番号から 510 が削除され、オフネット アクセス コード 9 が残りの数字の先頭に追加されます。
1 で始まる任意の 11 桁の国内番号。アプリケーション ダイヤルルールでは、オフネット アクセス コード 9 が先頭に追加されます。
[開始番号(Number Begins With)]フィールドが空白の場合は、ダイヤルルールに開始番号の数字を任意に適用できます。たとえば、最初の数字が 1、1408、または 1408526 で始まる場合は、それぞれ着信番号 14085264000 と一致します。
アプリケーション ダイヤルルール リストは、優先順位の順に設定する必要があります。Cisco Unified Communications Manager では、ダイヤルルール リストで着信番号を検索する最初のダイヤルルールの一致が適用され、リスト中の最適な一致の検索は試行されません。たとえば、次に示すダイヤルルール条件を設定した場合、着信番号 14085264000 の受信時に、Cisco Unified Communications Manager では、ダイヤルルール 1 は無視され、ダイヤルルール 2 が最初の一致であるため、適用されます。ダイヤルルール 3 が最適な一致ですが、最初の一致の検索後、Cisco Unified Communications Manager ではリスト内の後続のルールはすべて無視されます。
ステップ 1 | を選択します。 |
ステップ 2 | [サーバ(Server)]メニューから Cisco Unified Communications Manager サーバを選択します。 |
ステップ 3 | [サービス(Service)]メニューから [Cisco WebDialer Web Service(Cisco WebDialer Web サービス)] を選択します。 |
ステップ 4 | [ダイヤル時にアプリケーション ダイヤル ルールを適用(Apply Application Dial Rules on Dial)] パラメータの [True] を選択します。 |
ステップ 5 | Cisco Unified Communications Manager のリリース 6.x または 7.x を実行している場合は、[SOAP ダイヤル時にアプリケーション ダイヤル ルールを適用(Apply Application Dial Rules on SOAP Dial)]パラメータの [True] を選択します。 |
ステップ 6 | Cisco WebDialer サービスを再起動します。 |
次に、Cisco Unified Communications Manager の使用時に問題が発生した場合のトラブルシューティング情報を示します。
次の表は、Cisco Unified Communications Integration(クリックツーコール)アプリケーションに表示されるエラー メッセージのリスト、およびエラー メッセージごとの推奨処置についての説明です。
接続エラーが発生しました。クリックツーコールが実行中であることを確認してください(A connection error occurred. Verify Click-to-Call is running) |
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ディレクトリ エラーが発生しました。電話管理者に問い合わせてください(A directory error occurred. Contact your phone administrator) |
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サービス エラーが発生しました。もう一度通話してみてください。(A service error occurred. Retry the call.)問題が解決しない場合は、電話管理者に問い合わせてください(If the problem persists, contact your phone administrator) |
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発信できません。クリックツーコールが実行中であることを確認してください(Cannot make call. Verify Click-to-Call is running) |
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クリックツーコールで Cisco IP Communicator を検出できません。Cisco IP Communicator が実行中であるか確認するか、または別の電話機を選択してください(Click-to-Call cannot find Cisco IP Communicator. Verify it is running or select another phone) |
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ログインに失敗しました。ユーザ名とパスワードが正しいことを確認してください(Login failed. Verify your user name and password are correct) |
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使用可能な電話機がありません。電話管理者に問い合わせて確認してください(No phone is available. Verify contact your phone administrator) |
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クリックツーコールで使用する電話機が選択されていません。電話機を選択してください(No phone has been selected for use with Click-to-Call. Select a phone) |
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プロキシ認証権限が見つかりませんでした。電話管理者に問い合わせてください(Proxy authentication rights could not be found. Contact your phone administrator) |
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サービスが一時的に使用できません。もう一度通話してみてください。問題が解決しない場合は、電話管理者に問い合わせてください(Service is temporarily unavailable. Retry the call. If the problem persists, contact your phone administrator) |
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サービスがオーバーロードしています。もう一度通話してみてください。問題が解決しない場合は、電話管理者に問い合わせてください(The service is overloaded. Retry the call. If the problem persists, contact your phone administrator) |
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要求した URL が使用できません。電話管理者に問い合わせてください(The URL you requested is not available. Contact your phone administrator) |
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XML コマンドは要求では使用できません。電話管理者に問い合わせてください(The URL you requested is not available. Contact your phone administrator) |
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<Number> は有効な電話番号に変換できません(<Number> cannot be converted to a valid phone number) |
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電話番号の長さは最大で 32 桁までです(The maximum phone number length is 32 digits) |
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無効な XML コマンドです。電話管理者に問い合わせてください(Invalid XML command. Contact your phone administrator) |
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Cisco WebDialer サービスが見つかりません。アドレスを確認してください(Cisco WebDialer service cannot be found. Verify the address) |
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コールが失敗しました。エクステンション モビリティ デバイスにログインしていることを確認してください。問題が解決しない場合は、電話管理者に問い合わせてください(The call failed. Verify you are logged into your Extension Mobility device. If the problem persists contact your phone administrator) |
次の表は、Cisco Jabber アプリケーションの [電話(Phone)] タブ(Cisco Unified Communications Manager Integration)に表示されるエラー メッセージのリスト、およびエラー メッセージごとの推奨処置についての説明です。
問題が解決しない場合は、システム管理者に問い合わせてください。(If you still have problems, contact your system administrator.) |
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クライアントが無効な資格情報を使用して登録を試みました。(Client tried to register with invalid credentials.) |
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バックエンド サーバに接続できません。コールを完了できません。(Unable to connect to backend server; your call cannot be completed.)再度実行してください。(Please try again.) |
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要求されたな機能は現在利用できません。(The requested feature/capability is not currently available.) |
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このデバイスは選択できません。(Unable to select this device.)別のデバイスを選択して、もう一度試してください。(Please choose a different device and try again.) |
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デバイスが選択されていません。(No device selected.)使用するデバイスを選択し、再度試してください。(Please select the device you want to use and try again.) |
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デフォルトの回線にアクセスできません。(Unable to access the default line.)管理者に連絡してください。(Please contact your administrator.) |
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一時的な制限により、コールを発信できません。(Due to temporary restrictions, you cannot make calls now.)しばらくしてからもう一度試してください。(Please wait a few moments and try again.) |