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[設定(Configuration)] タブでは、Cisco WebEx Messenger サービスを制御します。このタブでの設定は、ライセンス、ポリシー、ユーザ管理、追加サービスとの統合などの領域に影響します。そのため、特定の設定を変更すると、組織全体に影響することがあります。設定に変更を加える前に十分に計画することをお勧めします。
[設定(Configuration)] タブには、特定のカテゴリで設定可能な項目が表示されます。たとえば、[システム設定(System Settings)] カテゴリでドメイン名と URL を設定し、[接続クライアント(Connect Client)] カテゴリで連絡先リストの設定ができます。各カテゴリでは、特定の設定項目の実際の設定を入力する作業領域が開きます。
特定の設定項目をクリックすると、その項目の設定可能な詳細が表示されます。たとえば、[リソース管理(Resource Management)] をクリックすると組織のライセンス情報を確認でき、ユーザに対するストレージの適用を有効にできます。
(注) | Apple Push Notification をサポートするためには、Jabber IOS クライアント バージョン 11.x 以降が必要です。クラウドベースの Push Notification Service は、バックグラウンドで実行中の iPhone および iPad クライアントの Cisco Jabber にインスタント メッセージ通知を送信します。詳細については、「Deploying Push Notifications for iPhone and iPad with the IM and Presence Service and WebEx Messenger」および Cisco Unified Communications Manager Express システム管理者ガイド [英語] を参照してください。 |
[組織情報(Organization Information)]ウィンドウでは、Cisco WebEx Messenger 組織に関する関連情報を入力できます。Cisco WebEx Messenger 組織とは、Cisco WebEx Messenger を購入し、プロビジョニングしている組織を示します。
(注) | 会社名は入力も変更もできません。会社名は、購入時に入力した名前と同じ名前です。 |
所在地や職場電話などの連絡先情報は情報目的のために使用されます。
通知電子メール アドレスは、デフォルトでは組織管理者の電子メール アドレスです。この電子メール アドレスは、配布リストを含む他の電子メール ID に変更できます。
[ドメイン(Domain)]ウィンドウでは、Cisco WebEx Messenger 組織に対してプロビジョニングされているドメインを確認できます。また、Messenger 組織外の「信頼できる」ドメインのリストであるドメイン ホワイトリストを指定できます。
Cisco WebEx Messenger 組織のプロビジョニング プロセスは、Cisco WebEx Messenger プロビジョニング チームが Cisco WebEx Messenger を購入した企業または組織からプロビジョニング要求を受け取ったときに開始されます。プロビジョニング要求の一環として Cisco WebEx Messenger 組織を作成する場合、通常はその Cisco WebEx Messenger 組織の一部となるドメインの名前またはサブ ドメインの名前を入力します。
ドメインの例には、acme.com、mydomain.net、myorg.com などがあります。サブ ドメインの例には、test.acme.com、docs.mydomain.net、prod.myorg.com があります。
ドメイン ホワイトリストは、Cisco WebEx Messenger 組織のドメインおよびサブ ドメインの外部にある信頼できるドメインのリストです。信頼できるドメインは、Cisco WebEx Messenger 組織のドメインと信頼関係が構築されているドメインです。たとえば、acme.com が Cisco WebEx 組織の場合、customeracme.com、vendoracme.com などの(外部)ドメインとの信頼関係を構築した後で、それらのドメインをドメイン ホワイトリストに追加できます。
[ドメイン(Domain(s))]ボックスに表示されるドメイン名のリストは、Cisco WebEx Messenger 組織のプロビジョニング時に Cisco WebEx Messenger プロビジョニング チームによってすでに作成されています。ドメイン名の追加、変更、削除については、Cisco WebEx の担当者にお問い合わせください。
[ドメイン(Domain(s))]ボックスと [ドメイン ホワイトリスト(Domain Whitelist)] ボックスに入力するドメインは、Cisco Jabber アプリケーションでの連絡先の追加方法に影響します。
ドメイン ホワイトリストに属している連絡先は、ユーザ プロファイルの表示設定を行うときに [自分の組織とネットワーク(My Organization & My Network)]選択した場合のみ表示できます。詳細については、Cisco Jabber アプリケーションの連絡先リスト設定の入力およびユーザ プロファイルの表示設定の入力を参照してください。
ステップ 1 | ドメイン情報を入力するには、[設定(Configuration)]タブを選択します。 |
ステップ 2 | [システム設定(System Settings)]で [ドメイン(Domain(s))] を選択し、[ドメイン(Domain(s))] ウィンドウを開きます。 |
ステップ 3 | [ドメインのホワイトリスト(DomainWhitelist)]ボックスに、信頼されるドメインの名前を入力します。
ドメインのホワイトリストは、ポリシーと組み合わせて使用されます。詳細については、Cisco WebEx で使用可能なポリシー アクションを参照してください。 |
ステップ 4 | ドメイン情報の設定を保存するには、[保存(Save)]を選択します。 |
リソース管理情報には、ユーザ ライセンスの数および Cisco WebEx Messenger 組織に割り当てられた記憶域を指定する詳細情報が含まれます。
ご自分の Cisco WebEx Messenger 組織で購入したユーザ ライセンスの数だけを閲覧できます。また、ご自分の Cisco WebEx Messenger 組織のアクティブなユーザの人数も閲覧できます。アクティブ ユーザとは、Cisco Jabber アプリケーションを実際に使用しているユーザです。アクティブ ユーザの数は、ユーザをアクティブ化または非アクティブ化すると自動的に更新されます。ユーザのアクティブ化と非アクティブ化の詳細については、ユーザの非アクティブ化および再アクティブ化を参照してください。
すでに使用済みのストレージの総容量は、使用済みストレージとして表示されます。合計使用済みストレージには、Messenger 組織でユーザが作成したすべての領域内のファイルおよび永続的なチャットによって消費される領域が含まれます。
すでに使用済みのストレージの総容量は、使用済みストレージとして表示されます。合計使用済みストレージには、Messenger 組織でユーザが作成したすべての領域内のファイルおよび永続的なチャットによって消費される領域が含まれます。
NBR(ネットワーク ベースの録画)を保存するために使用される領域は、使用済みストレージの計算には使用されません。
[購入した IM ログ記録ユーザ ライセンス(IM Logging User Licenses Purchased)] および [使用済み IM ログ記録ユーザ ライセンス(IM Logging User Licenses Used)] の各フィールドは、お客様の組織が IM アーカイブ機能を購入している場合に表示されます。詳細については、IM アーカイブの設定を参照してください。
デフォルトでは、ストレージの適用は各ユーザに対して有効になっていません。このような場合、ストレージは「早いもの勝ち」を基本として、合計ストレージ使用率がライセンス ストレージの上限に達するまで、使用されます。
各ユーザに対するストレージの適用を有効にすると、組織管理者は、新しいユーザの作成時にデフォルトのストレージの上限を指定できます。この値を変更しても、[ユーザの追加(Add User)] または [ユーザの編集(Edit User)] ダイアログボックスで指定したストレージの上限は変更されません。
[URL 設定(URL Configuration)]画面では、次の Web サイトの URL を指定することができます。
パートナー委任認証画面では、Cisco WebEx によって認定されている委任認証パートナー組織を Cisco WebEx Messenger 組織と統合するためのオプションを指定することができます。このオプションは、スーパー管理者構成から、事前に定義された相関関係が設定されたときのみ使用できます。パートナー組織の統合とは、単純に、パートナー組織が Cisco WebEx Messenger 組織をメンバー、組織管理者、またはその両方として認証できるようにすることを意味します。このような認証を有効にすると、これらの Cisco WebEx 認定パートナー組織が開発したアプリケーションを使用しているユーザは、個別のクレデンシャル セットを使用せずに Cisco WebEx Messenger にアクセスできます。
たとえば、acme.com は、Cisco WebEx Messenger の認定パートナーである Verizon Communications との統合を有効にした Cisco WebEx Messenger 組織です。acme.com のユーザは、Verizon Communications が提供するアプリケーションを認証でき、別のサインイン資格情報を使用せずに Cisco WebEx Messenger にアクセスできます。
組織管理者アクセス権を付与すると、パートナー組織は、Cisco WebEx Messenger 組織とパートナー組織上で管理タスクを実行できます。複数のパートナー組織とのパートナー組織の統合を有効にすることができます。
(注) | SSO 関連オプションのリンク表示は、スーパー管理者によって設定されます。 |
ステップ 1 | パートナー組織の統合を有効にするには、[設定(Configuration)]タブで、 を選択します。 |
ステップ 2 | 次を選択します。
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ステップ 3 | 各パートナー組織で許可する適切なアクセス レベルとして、[メンバー(Member)]または [組織管理者(Org Admin)]のいずれかを選択します。[組織管理者(Organization Administrator)]を選択した場合、[メンバー(Member)] はデフォルトで選択されます。
NameID の選択は、Cisco WebEx Messenger の組織の識別子と一致している必要があります。たとえば、組織が EmployeeID に基づいて認証されている場合、委任認証パートナーは、ユーザ アカウントを関連付けるために EmployeeID を使用する必要があります。使用可能な選択肢は、ユーザ名、電子メール、EmployeeID です。 |
ステップ 4 | [保存(Save)]を選択すると確認メッセージが表示されます。 |
ステップ 5 | パートナー組織の統合設定を保存するには、[パートナーにアクセス権を付与(Grant Partner Access)]を選択します。 |
SSO 関連オプションのリンク表示を判別するには、次の表を使用します。
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SSO 関連オプション |
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SSO 関連オプション |
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SSO 関連オプション |
このトピックは、Cisco WebEx Messenger 組織がディレクトリ統合を有効にしている場合のみ当てはまります。詳細については、ディレクトリ統合の設定およびディレクトリ統合のインポート プロセスとファイル形式を参照してください。
組織管理者は、Cisco WebEx Messenger 組織内のユーザのパスワードの設定を指定できます。パスワードの設定内容により、新規ユーザが Cisco WebEx Messenger アカウントにサインアップした場合、既存ユーザがパスワードの変更を希望している場合など、さまざまなシナリオにおけるパスワードの適用方法が決まります。
Cisco WebEx Messenger 管理ツールには、Cisco WebEx Messenger のユーザが受信する電子メール通知およびアラート用のテンプレートが用意されています。組織管理者は電子メール テンプレートをカスタマイズできます。カスタマイズすると、Cisco WebEx によってそれらのテンプレートに加えられた更新はすべて失われます。ただし、いつでもデフォルトのテンプレートに戻すことができます。
変数を使用して、電子メール テンプレートをより詳細にカスタマイズできます。変数を使用して電子メール テンプレートをカスタマイズする方法の詳細については、電子メール テンプレートの変数を参照してください。
Cisco WebEx の電子メール テンプレートのコンテンツは随時強化されます。電子メール テンプレートをカスタマイズしていない組織管理者は、更新されたコンテンツを自動的に取得します。
電子メール テンプレートをカスタマイズすると、カスタマイズしたテンプレートのみ使用されます。組織管理者は、電子メール テンプレートを選択し、[デフォルトにリセット(Reset to Default)] をクリックすることで、Cisco WebEx のデフォルトの電子メール テンプレートを使用する状態に戻せます。
電子メール テンプレートに加えた変更はすべて、Cisco WebEx のデフォルトの電子メール テンプレートにリセットすると失われます。
このトピックでは、Cisco WebEx Messenger で使用可能なさまざまな電子メール テンプレート、およびそれらのテンプレートの編集またはカスタマイズ方法について説明します。通常、電子メール テンプレートはその組み込み変数を編集することでカスタマイズできます。変数は、電子メール テンプレート(およびそのテンプレートに基づく電子メール)に含まれる内容を定義する構成要素です。たとえば、[ウェルカム メッセージ(Welcome Message)]電子メール テンプレートには %USERNAME% 変数が含まれています。この変数は、ユーザに送信される電子メールに含まれている Cisco WebEx Messenger ユーザのユーザ名を表示します。
すべての電子メール テンプレートの [メッセージ(Message)] ボックスには既存のメッセージ テキストが含まれています。それらのテキストは要件に応じてカスタマイズまたは変更できます。
Cisco WebEx Messenger 電子メール テンプレートは、適切なテンプレートに事前に入力されているため、すぐに使用できます。
次の表で、各電子メール テンプレート、各電子メール テンプレートで使用される変数およびそれらの定義について説明します。
ユーザのプロビジョニングには、登録などのユーザ プロビジョニング情報の指定や、ユーザのプロファイルを作成するときに必要なフィールドの指定が含まれています。ここで行う設定は、Cisco WebEx Messenger の組織にユーザをプロビジョニングするタイミングに影響します。たとえば、特定のフィールドをここで必須に指定すると、ユーザがユーザ プロファイルを作成する際に、それらのフィールドへの入力が強制されます。
Cisco WebEx Messenger のお客様は、SAML またはディレクトリ統合が有効になっていない場合は、セルフ登録を有効にすることができます。このような場合、組織管理者は登録 URL を指定する必要はありません。登録が有効になっていない場合は、お客様がカスタム Web ページを指定できます。お客様のドメインに一致する電子メール アドレスでユーザが登録しようとすると、カスタム Web ページにリダイレクトされます。お客様はこの Web ページを使用して、新しい Cisco WebEx Messenger アカウントの作成に必要な内部プロセスに関する情報を表示できます。
Cisco WebEx Messenger サービスを取得するには、ithelpdesk@mycompany.com 宛に電子メールをお送りいただくか、または +1 800 555 5555 までお電話でご連絡ください。
[連絡先リスト(Contact List)]画面では、Cisco WebEx Messenger 組織のユーザの連絡先リストの管理方法に関する設定を指定できます。これらの設定は、連絡先の写真の表示、ユーザの連絡先リスト内のクイック連絡先やオブザーバ グループの表示といった機能を制御します。
[[連絡先リストに連絡先の画像を表示(Show contact pictures in my contact list)] の設定をユーザに許可(Allow users to set "Show contact pictures in my contact list")]
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組織管理者は、ユーザが連絡先の画像を確認できるかどうかを直接制御できます。 このオプションを選択すると、Cisco Jabber アプリケーションに [連絡先リストに連絡先の画像を表示(Show contact pictures in my contact list)]チェックボックスが表示され、ユーザは連絡先の画像表示の設定を指定できます。 このオプションを選択しないと、Cisco Jabber アプリケーションに [連絡先リストに連絡先の画像を表示(Show contact pictures in my contact list)]チェックボックスは表示されません。 |
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[連絡先リストに連絡先の画像を表示(Show contact pictures in my contact list)]
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このオプションを選択すると、Cisco Jabber アプリケーションのユーザの連絡先リストに連絡先の画像が表示されます。連絡先の画像は連絡先の名前の右側に表示されます。 [[連絡先リストに連絡先の画像を表示(Show contact pictures in my contact list)] の設定をユーザに許可(Allow users to set "Show contact pictures in my contact list")]が選択されている場合、このオプションはグレー表示になります。 |
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[[クイック連絡先を表示(Show quick contacts)] の設定をユーザに許可(Allow users to set "Show quick contacts")]
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組織管理者は、ユーザが Cisco Jabber アプリケーションでクイック連絡先グループを確認できるかどうかを直接制御できます。 このオプションを選択すると、Cisco Jabber アプリケーションに [クイック連絡先を表示(Show quick contacts)]チェックボックスが表示され、ユーザは適宜設定を指定できます。 このオプションを選択しないと、Cisco Jabber アプリケーションに [クイック連絡先を表示(Show quick contacts)]チェックボックスは表示されません。 |
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[クイック連絡先を表示(Show quick contacts)]
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このオプションを選択すると、Cisco Jabber アプリケーションのユーザの連絡先リストにクイック連絡先が表示されます。クイック連絡先は、Cisco Jabber アプリケーションで連絡先をグループ化する方法です。 [[クイック連絡先を表示(Show quick contacts)] の設定をユーザに許可(Allow users to set "Show quick contacts")]が選択されている場合、このオプションはグレー表示になります。 |
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[[連絡先リストにオブザーバ グループを表示(Show observer group on my contact list)] の設定をユーザに許可(Allow users to set "Show observer group on my contact list")]
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組織管理者は、ユーザが Cisco Jabber アプリケーションでオブザーバ グループを確認できるかどうかを直接制御できます。 このオプションを選択すると、Cisco Jabber アプリケーションに [連絡先リストにオブザーバ グループを表示(Show observer group on my contact list)]チェックボックスが表示され、ユーザは適宜設定を指定できます。 このオプションを選択しないと、Cisco Jabber アプリケーションに [連絡先リストにオブザーバ グループを表示(Show observer group on my contact list)]チェックボックスは表示されません。 |
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[連絡先リストにオブザーバ グループを表示(Show observer group on my contact list)]
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このオプションを選択すると、Cisco Jabber アプリケーションにオブザーバ グループが表示されます。オブザーバ グループは、Cisco Jabber アプリケーション内の連絡先の特別なグループです。デフォルトでは、このオプションが選択されています。 [[連絡先リストにオブザーバ グループを表示(Show observer group on my contact list)] の設定をユーザに許可(Allow users to set "Show observer group on my contact list")]が選択されている場合、このオプションはグレー表示になります。 |
Cisco WebEx Messenger 組織のユーザを閲覧できる人を指定できます。さらに、ユーザによる Cisco Jabber アプリケーションのユーザ プロファイルの表示設定の変更を許可できます。ユーザ プロファイルは通常、Cisco Jabber アプリケーションでビジネス用の名刺と同様に表示されます。
ステップ 1 | ユーザ プロファイルの表示設定を指定するには、 を選択します。 | ||
ステップ 2 | ユーザがプロファイルの表示設定を Cisco Jabber アプリケーションで直接変更することを許可する場合は、[ユーザによるプロファイル表示設定の変更を許可する(Allow users to change their profile view settings)]を選択します。
このオプションを有効にすると、ユーザは Cisco Jabber アプリケーションでユーザ プロファイルを直接開いて編集できます。
このポリシーの詳細については、Cisco WebEx で使用可能なポリシー アクションを参照してください。 | ||
ステップ 3 | [デフォルトのユーザ プロファイル表示設定(Default user profile view settings)]で、次のいずれかのオプションを選択します。
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ステップ 4 | [保存(Save)]を選択します。 |
インスタント メッセージング(IM)のブロック設定には、次の項目の指定が含まれます。
(注) | 組織向けの構成パラメータを含む XML ファイルを作成できます。次に、[Jabber クライアント構成ファイルのインポート(Import Jabber Client Config File)]を使用して、Cisco WebEx Messenger 管理ツールにその XML 構成ファイルをアップロードできます。ユーザがサインインすると、Messenger 管理ツールが XML ファイルを取得して構成を適用します。詳細については、最新の『Deployment and Installation Guide for Cisco Jabber』を参照してください。 |
ステップ 1 | [構成(Configuration)]タブを選択して、[組織情報(Organization Information)] を開きます。 |
ステップ 2 | インスタント メッセージのブロック設定を入力するには、[クライアントを接続(Connect Client)]で [IM ブロック設定(IM Block Settings)] を選択します。 |
ステップ 3 | [ブロックされたファイル タイプ(Blocked File Types)]ボックスで、IM 通信でブロックするファイルの種類を入力します。各ファイル タイプはセミコロンで区切ります。 |
ステップ 4 | [ブロックされた URL(Blocked URLs)]ボックスで、IM 通信でブロックする URL を入力します。各 URL はセミコロンで区切ります。 |
ステップ 5 | [保存(Save)]を選択します。 |
XMPP IMクライアント ウィンドウを使用すると、Cisco WebEx Messenger 組織内のユーザが、サードパーティ製 IM アプリケーションを使用してログインできるかどうかを指定することができます。
Cisco Jabber アプリケーションの代わりに、XMPP をサポートするサードパーティ製アプリケーション(たとえば Pidgin for Linux)を基本的な IM 通信に使用できます。ただし、組織のポリシーはサードパーティ製 XMPP アプリケーションに適用できません。さらに、エンドツーエンド暗号化、デスクトップ共有、ビデオ コール、コンピュータ間コール、およびテレビ会議などの機能は、サードパーティ製のアプリケーションではサポートされていません。XMPP をサポートするサードパーティ製アプリケーションのリストは、http://xmpp.org/software/clients.shtml にある XMPP Standards Foundation の Web サイトから入手できます。
ステップ 1 | XMPP IM クライアントを設定するには、 を選択します。 |
ステップ 2 | Cisco WebEx Messenger 組織のユーザがサードパーティ製の XMPP ベースの IM クライアントを使用してログインできるようにするには、[未接続 XMPP IM クライアントの使用を許可(Allow use of non-Connect XMPP IM clients)]を選択します。
ドメインの SRV レコードは、[設定(Configuration)]タブの [IM フェデレーション(IM Federation)]画面で確認できます。詳細については、IM フェデレーション設定の指定を参照してください。 |
ステップ 3 | [保存(Save)]を選択します。 |
[アップグレード管理(Upgrade Management)]ウィンドウでは、Cisco Jabber アプリケーションへのアップグレードをどのように組織内のユーザに展開するかを指定できます。次のアップグレード モードを使用してアップグレードを展開できます。
[デフォルト(Default)]:すべてのユーザが Cisco Jabber の最新バージョンに自動的にアップグレードされます。これはデフォルトのアップグレード モードです。
[カスタム(Custom)]:アップグレードをユーザに展開する方法を手動で設定できます。この場合、基準のバージョンを選択してからアップグレード タスクを作成する必要があります。これにより、アップグレードの展開方法を定義します。
2 つのアップグレード モードはどの時点でも切り替えることができますが、この切り替えはアップグレードの展開方法に影響します。たとえば(カスタム モードを使用して)ユーザに展開する特定のバージョンを選択し、次にデフォルト モードに切り替えた場合、デフォルト バージョン以降のバージョンを実行している場合を除き、ユーザはその時点でのクライアントのデフォルト バージョンに無条件にアップグレードされます。
すべてのユーザに同じバージョンのアプリケーションを実行させたい場合、基準のバージョンを設定できます。この場合、古いバージョンを使用しているすべてのユーザがアップグレードする必要がありますが、基準より新しいバージョンのアプリケーションを使用しているユーザがダウングレードする必要はありません。
基準バージョンの設定は任意です。基準バージョンは、現在および将来のすべてのユーザに対して、最小バージョンとして実行することを要求するアプリケーション バージョンに設定することをお勧めします。
基準バージョンを設定すると、プロビジョニングされる新しいユーザが、基準として設定したバージョンのクライアントをダウンロードするようになります。
アップグレード タスクを作成することで、1 人以上のユーザを基準バージョン以降のバージョンのアプリケーションにアップグレードできます。ただし、このアップグレード管理サービスでは、ユーザは旧バージョンのアプリケーションを実行できなくなります。基準以前のバージョンを実行しているユーザは、ログイン時に基準のバージョンにアップグレードするように求められます。基準のバージョンを設定すると、すべての既存ユーザと新規ユーザが、少なくともそのバージョンのアプリケーションを実行するようになります。
基準バージョンを設定しないように決定した場合、プロビジョニングされる新しいユーザは、アプリケーションの最新のデフォルト バージョンをダウンロードするように指示されます。
ステップ 1 | 基準のバージョンを設定するには、[アップグレード モード(Upgrade Mode)]セクションで [変更(Change)] を選択し、使用可能なアップグレード モードを確認します。 | ||
ステップ 2 | アップグレード モードを選択します。 | ||
ステップ 3 | 必要に応じて、基準を選択します。 | ||
ステップ 4 | 展開するバージョンを選択し、[OK]を選択します。
| ||
ステップ 5 | [ベースライン バージョン(Baseline Versions)]の下にリストアップされている [アップグレード管理(Upgrade Management)] 画面で選択したバージョンを表示するには、[はい(Yes)] を選択します。
ステップ 7 で古いバージョンを選択すると、それよりも新しいすべてのバージョンが [基準バージョン(Baseline Versions)]の上部に表示されます。 | ||
ステップ 6 | (任意)該当するバージョンの隣にある [ダウンロード(Download)]を選択してアプリケーションをダウンロードします。 | ||
ステップ 7 | そのバージョンのリリース ノートの隣にある [リリース ノート(Release Notes)]を選択します。
[基準バージョン(Baseline Versions)]の下に表示されているバージョンが、組織で展開されているバージョンです。 |
ステップ 1 | アップグレード タスクを作成するには、 を選択します。 |
ステップ 2 | [アップグレード タスクの作成(Create Upgrade Task)]を選択し、アップグレード管理作業エリアで [Windows 向けアップグレード タスクの作成(Create Upgrade Task for Windows)] を開きます。 |
ステップ 3 | [ターゲット バージョン(Target Version)]ドロップダウンから、展開する該当バージョンを選択します。
ターゲット バージョンとして事前に設定した基準以降のバージョンを選択する必要があります。 |
ステップ 4 | [カスタマイズした URL を指定(Provide Customized URL)]を選択し、Cisco WebEx Messenger のセットアップ プログラムをダウンロードするカスタム リンクを指定します。このフィールドは任意です。 |
ステップ 5 | [任意アップグレード(Optional Upgrade)]ダイアログ ボックスで、任意のアップグレードを展開する日時を選択します。または、[スキップ(Skip)]を選択して任意のアップグレードの適用をスキップします。 |
ステップ 6 | [必須アップグレード(Mandatory Upgrade)]ダイアログ ボックスで、アップグレードを展開する日時を選択します。または、[スキップ(Skip)]を選択して必須アップグレードの適用をスキップします。 |
ステップ 7 | [タイムゾーン(Time zone)]ドロップダウン リストから、アップグレードを展開する基準となるタイム ゾーンを選択します。
任意アップグレードと必須アップグレードに選択した日時は、このタイム ゾーンに基づいて計算されます。 |
ステップ 8 | [ターゲット ユーザ(Target User)]で、以下のいずれかを選択します。
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ステップ 9 | [保存(Save)]を選択します。 アップグレードは [アップグレード管理(Upgrade Management)]ページに表示されます。 |
アップグレード サイトでは、どのユーザに Cisco Jabber クライアント アップグレードを展開するかを指定することができます。アップグレード サイトは、組織の特定のユーザにアップグレードを展開するアップグレード タスクを作成するときに使用します。アップグレード タスクの作成の詳細については、アップグレード管理設定を参照してください。
ステップ 1 | を選択します。 |
ステップ 2 | 必要に応じて下にスクロールし、[アップグレード サイト(Upgrade Site)]セクションに移動します。
アップグレード モードとして [デフォルト(Default)]を選択していると、[アップグレード サイト(Upgrade Site)]セクションは表示されません。また、アップグレード サイトが作成されていない場合、このセクションは空欄になります。 |
ステップ 3 | [追加(Add)]をクリックして、[アップグレード サイトの追加(Add Upgrade Site)] ウィンドウを開きます。 |
ステップ 4 | [アップグレード サイト名(Upgrade Site Name)]ボックスにアップグレード サイトの名前を入力し、[保存(Save)] を選択します。 新しいアップグレード サイトが [アップグレード管理(Upgrade Management)]画面に表示されます。任意の数のアップグレード サイトを組織に追加できます。 |
ステップ 5 | アップグレード サイトに属しているユーザを表示するには、[ユーザを表示(View Users)]アイコンを選択します。
ユーザをアップグレード サイトに追加する方法については、新しいユーザの作成を参照してください。 |
P2P(ピアツーピア)とは、Jabber 間通話を行う機能を指します。
[P2P(ピアツーピア)の設定(P2P Settings)]ウィンドウには、P2P(ピアツーピア)の次の設定オプションがあります。
たとえば、範囲が 7050 ~ 7550 の場合、Cisco Jabber アプリケーションはこの範囲内のすべてのポートのみスキャンします。指定されたポート範囲が狭すぎる場合、ユーザは Jabber 間通話を使用できません。
(注) | Jabber 間通話では Cisco Spark プラットフォームが活用されます。結果として、お客様は P2P(ピアツーピア)を使用するために、Cisco Media ハイブリッド サービスの UDP ポート範囲の設定を開く必要があります。Spark プラットフォーム ネットワークおよびファイアウォールの設定については、次の URL を参照してください。https://support.ciscospark.com/customer/en/portal/articles/1911657-firewall-and-network-requirements-for-the-cisco-spark-app?b_id=8722 [英語] |
[最大(Max)]ポート番号は常に [最小(Min)]ポート番号よりも大きい番号にする必要があります。たとえば、[最小(Min)] が 1034で [最大(Max)] が 1024 のポート範囲は無効です。
[最小(Min)]と [最大(Max)]のポート範囲の下限値と上限値はシステムによって定義されます。これらの事前定義された範囲(1024 ~ 65525 および 1034 ~ 65535)に含まれるポート番号のみ入力できます。
Cisco WebEx Messenger は、すべての Cisco WebEx Messenger 展開の一部である通常オプションやデフォルト オプションに加えて、特定の追加サービスを提供します。追加サービスには、Cisco WebEx Messenger にシームレスに統合できるような個別の構成が含まれます。
Cisco WebEx Meeting アプリケーションとの統合:Cisco WebEx Messenger と Cisco WebEx アプリケーション間の統合を有効にすると、ユーザの管理とユーザ エクスペリエンスを簡素化することができます。Cisco WebEx Meeting アプリケーションとの統合を指定する方法の詳細については、Cisco WebEx Messenger と Cisco WebEx アプリケーションの統合の概要を参照してください。
Unified Communications との統合:Cisco WebEx Messenger 組織のユーザが、Cisco Unified Communications Integration(クリックツーコール)および Cisco Unified Call Manager(CUCM)を Cisco WebEx Messenger から直接使用できるようにします。Unified Communications Integration を指定する方法の詳細については、Cisco Unified Communications と Cisco WebEx の統合を参照してください。
古い Cisco WebEx Messenger 組織と Cisco WebEx アプリケーションとの統合:古い Cisco WebEx Messenger 組織と Cisco WebEx アプリケーションとの統合を有効にした場合、疎結合統合のみ有効にできます。Cisco WebEx Messenger および Cisco WebEx アプリケーションにログインするには、引き続き別の資格情報を使用する必要があります。詳細については、Cisco Unified Communications と Cisco WebEx の統合を参照してください。
IM フェデレーション:Cisco WebEx 組織のユーザが Google Talk などのパブリック XMPP ネットワークを使用して通信できるように、IM フェデレーション設定を指定できます。IM フェデレーションを指定する方法の詳細については、IM フェデレーション設定の指定を参照してください。
IM ログ記録とアーカイブ:Cisco WebEx Messenger で、組織のユーザが相互に交換する IM を記録し、アーカイブすることができます。詳細については、IM アーカイブ通知を参照してください。
Cisco WebEx Messenger と Cisco WebEx アプリケーション間の統合を有効にすると、ユーザの管理とユーザ エクスペリエンスを簡素化することができます。この統合は、密結合と疎結合の 2 つのレベルで行うことができます。管理者は、それぞれの要件および関連する特定の展開シナリオに基づいて適切なレベルの統合を選択する必要があります。次の表に、この 2 つのレベルの統合の主な特徴と相違点を示します。
Cisco WebEx Meeting アプリケーションのすべてのユーザは、Cisco WebEx Messenger のアカウントを持っている必要があります。追加設定なしで「ワンクリックで会議」体験を提供します。 |
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Cisco WebEx Messenger および Cisco WebEx Meeting アプリケーションは独立したサービスとして管理されます。Cisco WebEx Messenger のすべてのユーザが Cisco WebEx アプリケーションのアカウントを持っている必要はなく、その逆もまた同様です。 |
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Cisco WebEx Messenger および Cisco WebEx アプリケーションの両方で使用できる単独のサインイン資格情報を有効にします。 |
ユーザは、Cisco WebEx アプリケーションにログインするためのサインイン資格情報を引き続き使用して、Cisco WebEx の Web サイトにログインできます。 |
一般に、密結合統合は、シングル サインオン システムを展開していない企業で推奨されます。疎結合統合は、シングル サインオン システムを展開している企業で推奨されます。ただし、シングル サインオン システムを展開していない企業でも疎結合統合を有効にすることはできます。各統合レベルの詳細については、以下を参照してください。
密結合統合により、Cisco WebEx Messenger 管理ツールからシングル ポイントでのユーザ管理が可能になります。組織管理者は Cisco WebEx Messenger アカウントを作成し、それらのアカウントに対して Cisco WebEx Meeting アプリケーション サービスを有効にしたり、有効にしなかったりできます。組織管理者は、Cisco WebEx Messenger 管理ツールから Cisco WebEx Meeting アプリケーションの管理ツールにアクセスして、Cisco WebEx Meeting アプリケーション アカウントに固有の管理機能を実行できます。
密結合統合は、エンタープライズ シングル サインオン インフラストラクチャと統合してないお客様に大きな価値をもたらします。エンタープライズ シングル サインオン インフラストラクチャと統合しているお客様は、エンタープライズ ID 管理システムをユーザ管理の主な手段として使用します。疎結合統合は、次のようなお客様に推奨されます。
次の表に、企業の密結合統合を有効にするために使用できる 3 つの一般的なシナリオを示します。
既存の導入。企業にすでに Cisco WebEx Meeting アプリケーションが導入されていて、完全に機能している。 |
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Cisco WebEx Messenger と Cisco WebEx Meeting アプリケーション間の密結合統合を有効にするための手順は、各シナリオで異なります。各シナリオの詳細については、以下のトピックを参照してください。
密結合統合を有効にする前に、次のシステム要件を満たしていることを確認します。
バージョン T27L SP 9 以降。1 つの Cisco WebEx Meeting アプリケーション サイトのみ Cisco WebEx Messenger と統合できます。 現在実行している Cisco WebEx Meeting アプリケーションのバージョンを確認するには、使用ブラウザのアドレス バーに、次の形式で Cisco WebEx Meeting アプリケーションの URL を入力します。 https://[sitename].webex.com/version/wbxversionlist.do?siteurl=[sitename] |
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次に、3 種類の密結合統合の各シナリオに対するプロビジョニング手順について説明します。密結合統合のさまざまなシナリオの詳細については、密結合統合の概要を参照してください。
シナリオ 1:Cisco WebEx Messenger および Cisco WebEx Meeting アプリケーション両方の新規展開時の密結合統合
Cisco WebEx Meeting アプリケーションと Cisco WebEx との間で密結合統合を有効にする前に、次の準備手順が完了していることを確認します。
Cisco WebEx プロビジョニング チームが新しい Cisco WebEx Meeting アプリケーション サイトを作成します。
Cisco WebEx プロビジョニング チームが、Cisco WebEx Meeting アプリケーション サイト(URL)が密結合統合に指定された新しい Cisco WebEx Messenger 組織を作成します。
[構成(Configuration)]タブの下の[会議(Meetings)]画面に Cisco WebEx Meeting アプリケーションのサイト URL が表示された場合、統合は成功です。また、組織管理者が Cisco WebEx Meeting アプリケーション サイトにログインすると、対応する管理者アカウントがサイトで自動的に作成されます。詳細については、Cisco WebEx および Cisco WebEx Meeting アプリケーション両方の新規展開時の密結合統合の成功確認を参照してください。
シナリオ 2:新規展開の Cisco WebEx Messenger と既存展開の Cisco WebEx Meeting アプリケーションとの密結合統合
Cisco WebEx Meeting アプリケーションと Cisco WebEx Messenger との間で密結合統合を有効にする前に、次の準備手順が完了していることを確認します。
Cisco WebEx Meeting アプリケーションのユーザ アカウントすべての電子メール アドレスを変更します。変更した電子メール アドレスのドメインは、Cisco WebEx Messenger 組織の電子メールのドメインに一致させる必要があります。たとえば、Cisco WebEx Meeting アプリケーションのユーザ アカウントの既存の電子メール アドレスが user@domain.com であり、新しい Cisco WebEx Messenger 組織の電子メールのドメインが acme.com である場合、Cisco WebEx Meeting アプリケーションの user@domain.com を user@acme.com に変更します。
既存の Cisco WebEx Meeting アプリケーション アカウントに合わせて Cisco WebEx Messenger アカウントを作成します。既存の Cisco WebEx Meeting アプリケーション ユーザに合わせて Cisco WebEx Messenger アカウントを作成しないと、Cisco WebEx Meeting アプリケーションユーザは Cisco WebEx Meeting アプリケーション サイトにログインできなくなります。残りの手順では、既存の Cisco WebEx Meeting アプリケーション アカウントに合わせて Cisco WebEx Messenger アカウントを作成する手順について説明します。
Cisco WebEx Meeting アプリケーションのユーザ アカウントを含む、エクスポートしたファイルを開きます。次の表に示すように列ヘッダーを変更します。次に示すもの以外にも追加の列ヘッダーがある場合、それらを変更または削除する必要はありません。
この変更したファイルを、Cisco WebEx Messenger 管理ツールから Cisco WebEx Messenger 組織にインポートします。
インポート ステータス ファイルの [ステータス(status)] および [ステータス メッセージ(statusMessage)] 列を確認することで、Cisco WebEx Messenger アカウントが Cisco WebEx Meeting アプリケーション ユーザ用に作成されていることを確認します。
密結合統合がアクティブになると、Cisco WebEx Meeting アプリケーション ユーザは以前のサインイン資格情報(ユーザ名/パスワードなど)ではサインインできなくなります。WebEx Meeting アプリケーション ユーザが Cisco WebEx Meeting アプリケーションにサインインする場合、その Cisco WebEx Messenger のサインイン資格情報(ユーザ名/パスワードなど)を使用する必要があります。すべてのユーザがこの変更と変更時期について認識していることを確認します。組織管理者は、すべてのユーザに考えられる変更内容を事前に通知することが推奨されます。
Cisco WebEx プロビジョニング チームに Cisco WebEx Messenger と Cisco WebEx Meeting アプリケーションの間で密結合統合を有効にするように要求します。
統合の成功を確認するには、新規展開の Cisco WebEx Messenger と既存展開の Cisco WebEx Meeting アプリケーションとの密結合統合の成功確認を参照してください。
シナリオ 3:新規展開の Cisco WebEx Meeting アプリケーションと既存展開の Cisco WebEx Messenger との密結合統合
新規展開の Cisco WebEx Meeting アプリケーションと既存展開の Cisco WebEx Messenger との密結合統合を有効にするためのプロビジョニング手順は、新規展開の Cisco WebEx Meeting アプリケーションと新規展開の Cisco WebEx Messenger との密結合統合を有効にする場合と似ています。詳細については、上記のシナリオ 1 を参照してください。
Cisco WebEx および Cisco WebEx Meeting アプリケーション両方の新規展開時の密結合統合の成功を確認する前に、すべてのプロビジョニング手順が完了していることを確認します。詳細については、のシナリオ 1 を参照してください。 密結合統合のプロビジョニング
ステップ 1 | 密結合統合の成功を確認するには、[設定(Configuration)]タブを選択し、[追加サービス(Additional Services)] セクションで、[会議(Meetings)] を選択します。 | ||
ステップ 2 | Cisco WebEx の「ボール」が Cisco WebEx Meeting アプリケーション サイトの URL の前に表示されていることを確認します。サイト URL は変更できません。 | ||
ステップ 3 | Cisco WebEx と Cisco WebEx Meeting アプリケーションの統合を有効にするには、[会議の統合を有効化(Enable Meeting Integration)]を選択します。
Cisco WebEx バージョン 7.2.2 以降を使用していて、このチェックボックスを無効にしている場合、すべての会議関連の設定オプションと機能は、Cisco WebEx アプリケーションのユーザに対して表示されなくなります。 | ||
ステップ 4 | Cisco WebEx Meeting アプリケーション サイトの URL をユーザに対して表示するには、アプリケーションのホスト アカウント セットアップ セクションで [ユーザに表示(Display to User)]チェックボックスを選択します。 | ||
ステップ 5 | [概要説明(Brief Description)]ボックスで、Cisco WebEx Meeting アプリケーション サイトについてわかりやすい説明を入力します。 | ||
ステップ 6 | 特定の Cisco WebEx Meeting アプリケーション URL に対して、[デフォルトとして選択(Select as Default)]ボタンを選択すると、ユーザがアプリケーションでホスト アカウントをセットアップするときに表示するデフォルト サイトとして、その URL が表示されます。Cisco WebEx Meeting アプリケーション URL が 1 つある場合、それがデフォルトとして選択されます。 | ||
ステップ 7 | [新しいユーザの作成時に会議アカウントを自動的に有効にする(Automatically enable Meeting account when creating a new user)]がデフォルトで選択されていることを確認します。すべてのユーザにデフォルトで Cisco WebEx Meeting アプリケーション サービスを提供する予定がない場合は、このチェックボックスをオフにします。
これにより、Cisco WebEx Messenger 組織で作成した新規ユーザごとに、対応する Cisco WebEx Meeting アプリケーションのアカウントが自動的に作成されます。
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ステップ 8 | Cisco WebEx Meeting アプリケーション アカウントが自動的に作成されたかどうかを確認するには、新規作成したユーザのプロファイルを開き、[詳細設定(Advanced Settings)]をクリックします。 Cisco WebEx Meeting アプリケーションの [サイト管理(Site Administration)]ページが開き、ユーザ プロファイルが表示されます。 | ||
ステップ 9 | [保存(Save)]を選択します。 |
Cisco WebEx および Cisco WebEx Meeting アプリケーション両方の新規展開時の密結合統合の成功を確認する前に、すべてのプロビジョニング手順が完了していることを確認します。詳細については、次を参照してください。 密結合統合のプロビジョニング
ステップ 1 | 密結合統合の成功を確認するには、 を選択します。 | ||
ステップ 2 | Cisco WebEx の「ボール」が Cisco WebEx Meeting アプリケーション サイトの URL の前に表示されていることを確認します。サイト URL は変更できません。 | ||
ステップ 3 | Cisco WebEx と Cisco WebEx Meeting アプリケーションの統合を有効にするには、[会議の統合を有効化(Enable Meeting Integration)]を選択します。
Cisco WebEx バージョン 7.2.2 以降を使用していて、このチェックボックスを無効にしている場合、すべての会議関連の設定オプションと機能は、Cisco WebEx アプリケーションのユーザに対して表示されません。 | ||
ステップ 4 | 会議のホスト時および参加時に Cisco WebEx Meeting アプリケーション サイトの URL をユーザに対して表示するには、[ユーザに表示(Display to User)]チェックボックスを選択します。 | ||
ステップ 5 | [概要説明(Brief Description)]ボックスで、Cisco WebEx Meeting アプリケーション サイトについて関連する説明を入力します。 | ||
ステップ 6 | 特定の Cisco WebEx Meeting アプリケーション URL に対して、[デフォルトとして選択(Select as Default)]ボタンを選択すると、ユーザがアプリケーションでホスト アカウントをセットアップするときに示されるデフォルト サイトとして、その URL が表示されます。
Cisco WebEx Meeting アプリケーション URL が 1 つある場合、それがデフォルトとして選択されます。 | ||
ステップ 7 | [新しいユーザの作成時に会議アカウントを自動的に有効にする(Automatically enable Meeting account when creating a new user)]がデフォルトで選択されていることを確認します。すべてのユーザにデフォルトで Cisco WebEx Meeting アプリケーション サービスを提供する予定がない場合は、このチェックボックスをオフにします。
これにより、Cisco WebEx Messenger 組織で作成した新規ユーザごとに、対応する Cisco WebEx Meeting アプリケーションのアカウントが自動的に作成されます。
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ステップ 8 | Cisco WebEx Meeting アプリケーション アカウントが自動的に作成されたかどうかを確認するには、新規作成したユーザのプロファイルを開き、[詳細設定(Advanced Settings)]をクリックします。 Cisco WebEx Meeting アプリケーションの [サイト管理(Site Administration)]ページが開き、ユーザ プロファイルが表示されます。 | ||
ステップ 9 | [保存(Save)]を選択します。 |
新規展開の Cisco WebEx Meeting アプリケーションと既存展開の Cisco WebEx Messenger との密結合統合の成功を確認する前に、すべてのプロビジョニング手順が完了していることを確認します。このプロビジョニング手順は、新規展開の Cisco WebEx Meeting アプリケーションと新規展開の Cisco WebEx Messenger との密結合統合の手順と似ています。プロビジョニング手順については、「密結合統合のプロビジョニング手順」のシナリオ 3 というタイトルのセクションを参照してください。
密結合統合が成功したかどうかを確認する手順は、Cisco WebEx Messenger および Cisco WebEx Meeting アプリケーション両方の新規展開時の密結合統合の成功を確認するトピックで説明した手順と同じです。
既存または新しい Cisco WebEx Messenger ユーザに対して Cisco WebEx Meeting アプリケーション アカウントを作成します。ユーザの作成の詳細については、新しいユーザの作成を参照してください。
CSV ファイルを使用して、Cisco WebEx Messenger に Cisco WebEx Meeting アプリケーションのアカウントを直接インポートします。詳細については、CSV ファイルを使用したユーザのインポートとエクスポートを参照してください。
疎結合統合を行うと、Cisco WebEx Messenger 組織に必要な構成を最小限に抑えることができます。疎結合統合を行うことでユーザは、Cisco WebEx Messenger 内に Cisco WebEx Meeting アプリケーションのアカウントを手動で設定する必要がなくなります。
Cisco WebEx Meeting アプリケーションのユーザだが、Cisco WebEx Messenger のユーザではないユーザがいる組織
既存の Cisco WebEx Meeting アプリケーション サイトがあり、Cisco WebEx Meeting アプリケーション サイトへのユーザのサインイン方法を変更したくない組織
疎結合統合を有効にする前に、次のシステム要件が満たされていることを確認します。
Version T26L Service Pack EP 20 現在実行している Cisco WebEx Meeting アプリケーションのバージョンを確認するには、使用ブラウザのアドレス バーに、次の形式で Cisco WebEx Meeting アプリケーションの URL を入力します。 https://[sitename].webex.com/version/wbxversionlist.do?siteurl=[sitename] |
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ここでは、Cisco WebEx Messenger と Cisco WebEx Meeting アプリケーションの間で密結合統合を有効にするためのプロビジョニング手順を説明します。このプロビジョニング手順は、シングル サインオン インフラストラクチャの有無にかかわらず、どの組織でも同じです。シングル サインオン インフラストラクチャを使用していない組織では、単独の Cisco WebEx Meeting アプリケーション サイトだけを Cisco WebEx Messenger と統合できます。疎結合統合の詳細については、疎結合統合の概要を参照してください。
Cisco WebEx Messenger と Cisco WebEx Meeting アプリケーションの間で疎結合統合を有効にする前に、次の準備手順が完了していることを確認します。
統合の成功を確認する前にプロビジョニング手順を完了していることを確認します。詳細については、疎結合統合のプロビジョニングを参照してください。
ステップ 1 | 疎結合統合の成功を確認するには、 を選択します。 | ||
ステップ 2 | 複数の Cisco WebEx Meeting アプリケーション サイトとの統合を有効にしている場合は、それらすべてのサイトが表示されていることを確認します。 | ||
ステップ 3 | Cisco WebEx Messenger 組織のデフォルトとなる Cisco WebEx Meeting アプリケーションに対して、[デフォルトとして設定(Set as default)]を選択します。
ユーザが Cisco Jabber アプリケーションからワンクリックミーティングを開始するたびに、このデフォルト サイトが使用されます。 | ||
ステップ 4 | [保存(Save)]を選択します。
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統合の成功を確認する前にプロビジョニング手順を完了していることを確認します。詳細については、疎結合統合のプロビジョニングを参照してください。
ステップ 1 | 疎結合統合の成功を確認するには、 を選択します。 | ||
ステップ 2 | 疎結合統合を有効にした Cisco WebEx Meeting アプリケーション サイトの URL が表示されていることを確認します。
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ステップ 1 | Cisco WebEx Messenger 組織と Cisco WebEx アプリケーション間の統合を有効にするには、 を選択します。 |
ステップ 2 | [サイト URL(Site URL)]フィールドに、Cisco WebEx Messenger 組織と統合させる Cisco WebEx Meeting アプリケーションのサイトの URL を入力します。[サイト URL(Site URL)]フィールドは、最初は空欄です。 サイト URLを設定した後、[会議、サイト オプション(Meetings, Site Options)]ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 3 | [概要説明(Brief Description)]ボックスで、統合を有効にする Cisco WebEx アプリケーション サイトの説明を入力します。 |
ステップ 4 | [保存(Save)]を選択し、Cisco WebEx Messenger および Cisco WebEx アプリケーションの統合設定を保存します。 |
(注) | DNS には次の 2 種類のレコードを公開できます。
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Cisco WebEx Messenger では、組織内のユーザが社内または社外のユーザと交換するインスタント メッセージ(IM)をログに記録して、アーカイブすることができます。IM ログ記録とアーカイブを使用すると、組織は IM の交換をモニタして確認することができます。ほとんどの場合、これは企業の情報監査プロセスに準拠するために行われます。
Cisco WebEx Messenger 組織内のユーザに対して IM ログ記録とアーカイブを有効にすることができます。Cisco WebEx Messenger では、アーカイブ対象のログに記録したメッセージを次のアーカイブ ソリューションに送信できます。
ログ記録される IM ユーザには次の制限事項が適用されます。
IM のログ記録が必要なユーザは、Cisco Jabber アプリケーション バージョン 9.x 以降のデスクトップ クライアントを使用する必要があります。ただし、他の参加者はそれよりも古い、または異なる IM アプリケーションを使用しながらログ記録ユーザとして IM セッションに参加できます。
ログ記録されるユーザがエンドツーエンド(AES)暗号化を有効にすることはできません。ログ記録されるユーザがエンドツーエンドの暗号化を有効にしている場合、ユーザの「記録」ステータスが優先され、そのユーザに対するエンドツーエンドの暗号化は無効になります。
ログ記録されるユーザはフェデレーテッド ユーザ(AIM または GoogleTalk ネットワークなどのユーザ)がホストするグループ チャットに参加できません。ただし、フェデレーテッド ユーザは Cisco WebEx Messenger のログ記録されるユーザがホストするグループ チャットには参加できます。
IM は、セキュリティで保護されたチャネル経由でお客様のサーバに送信されるまで、シスコのデータセンターに一時的に保存されます。送信が完了すると、これらの IM はシスコのデータセンターから完全に削除されます。
IM アーカイブ通知を設定することで、ユーザの IM がアーカイブされていることをユーザに通知するかどうかを選択できます。この通知はシステムによって送信されます。デフォルトのメッセージ テキストは以下のとおりです。
このセッションで送信されるインスタント メッセージはすべてこのアカウントを介して行われます。また、その他すべての通信方法(音声コール、ビデオ コールなど)の開始と終了はログに記録され、アーカイブ、モニタリング、レビュー、および受信者以外のユーザへの情報開示の対象になります。
ただし、自分の組織の要件に合わせてデフォルトのメッセージ テキストをオーバーライドすることができます。詳細については、IM ログ記録の設定とアーカイブ通知を参照してください。
1 人以上の IM ログイン済みユーザが 1 対 1 のチャットまたはグループ チャットに参加している場合、会話はログに記録されていて、1 人以上のユーザの組織によってアーカイブされているという通知メッセージが、システムから関係しているすべてのユーザに送信されます。
通知は会話に参加しているすべてのユーザに送信され、会話内のログイン済みユーザごとに 1 つ送信されます。たとえば、5 人のユーザがグループ チャットに参加していて 3 人がログインしている場合、5 人のユーザ全員に 3 つの通知が送信されます。この例外は次のとおりです。
重複を避けるため、ユーザには同一テキストの通知メッセージのコピーは 1 つだけ送信されます。ユーザが 1 対 1 のチャットまたはグループ チャットに参加しているかどうかに関係なく、ユーザが同一テキスト メッセージ(デフォルトまたはカスタム)を使用している組織のメンバーの場合、そのユーザには 1 つの通知のみ表示されます。
会話に参加しているいずれかのログイン済みユーザの組織がカスタム通知メッセージを使用している場合、すべてのユーザにそのメッセージが表示されます。たとえば、グループ チャットに参加している 3 人のユーザのうち、2 人のメッセージがデフォルトで、1 人のメッセージがカスタムの場合、すべてのユーザに 2 つの通知(デフォルトとカスタム)が表示されます。
システムから特定の会話に対して通知が送信されるのは 1 時間に 1 回だけです。
通知のタイムアウト期限が切れると、IM の交換やユーザがグループ チャットに参加するなどの新しいアクティビティが発生しない限り、新しい通知は送信されません。
Cisco WebEx Messenger 組織の IM アーカイブの設定には、Cisco WebEx Messenger 管理ツールでのアーカイブ エンドポイントの設定作業が含まれます。IM アーカイブのエンドポイントは、ログに記録された IM データが送信される場所です。複数のエンドポイントを設定できます。
エンドポイントの設定では、次のパラメータを指定する必要があります。
エンドポイントのパラメータ:パラメータはエンドポイントのタイプによって異なります。
IM アーカイブ エンドポイントの設定方法については、IM アーカイブの設定を参照してください。
IM アーカイブのエンドポイントを設定したら、ログに記録するユーザを Cisco WebEx Messenger 組織に割り当てる必要があります。以下に示すように、ログに記録するユーザを割り当てるためのプロビジョニング方法は複数あります。
新規ユーザを作成する。詳細については、新しいユーザの作成を参照してください。
CSV ファイルを使用する。詳細については、CSV ファイル形式を参照してください。
ディレクトリ統合を行う。詳細については、ディレクトリ統合のインポート プロセスとファイル形式を参照してください。
SAML を使用する。詳細については、Cisco WebEx Messenger 管理ツールでのシングル サインオンの設定を参照してください。
IM アーカイブは、Cisco WebEx からプロビジョニングするために必要な別のソリューションです。組織の IM アーカイブをプロビジョニングする方法の詳細については、Cisco WebEx Customer Success Manager にお問い合わせください。
プロビジョニング情報は、[設定(Configuration)] タブの [リソース管理(Resource Management)] の下にある Cisco WebEx 管理ツールに表示されます。IM アーカイブは、Cisco WebEx Messenger 組織でプロビジョニングされているユーザ数を上回るユーザに対しては機能しません。詳細については、リソース管理情報を参照してください。
[IM アーカイブ(IM Archiving)]画面では、Cisco WebEx Messenger 組織のユーザ間で交換されるインスタント メッセージをアーカイブするエンドポイントを設定することができます。複数のエンドポイントを設定できます。ただし、1 人のユーザを割り当てることができるエンドポイントは、一度に 1 つだけです。
ステップ 1 | IM アーカイブを設定するには、 を選択します。
エンドポイントを設定しない場合、[IM アーカイブ(IM Archiving)]ウィンドウは空欄です。 | ||
ステップ 2 | [追加(Add)]を選択して、[アーカイブ エンドポイントの追加(Add Archiving Endpoint)] ウィンドウを開きます。 | ||
ステップ 3 | [エンドポイント名(Endpoint Name)]フィールドに、エンドポイントの名前を入力します。エンドポイント名にスペースを含めることはできません。 | ||
ステップ 4 | 選択したエンドポイントの種類に応じて、入力する必要があるフィールドは異なります。[タイプ(Type)]ドロップダウンリストから、エンドポイントのタイプを選択します。
| ||
ステップ 5 | すべてのフィールドに入力したら、エンドポイント設定をテストするため、[テスト(Test)]を選択します。
テストが成功するまでエンドポイントを保存することはできません。テストに失敗した場合はエラー メッセージが表示されます。 | ||
ステップ 6 | [結果を表示(View Results)]を選択し、テストが失敗した原因となった設定の問題を確認します。 | ||
ステップ 7 | 設定テストに成功したら、[保存(Save)] を選択し、エンドポイントの設定を保存して に戻ります。 | ||
ステップ 8 | 別のエンドポイントを追加するには、このセクションで上述した同じ手順を実行します。 | ||
ステップ 9 | 正常に設定されたエンドポイントが [IM アーカイブ(IM Archiving)]ウィンドウのエンドポイント リストに表示されない場合、[更新(Refresh)] を選択します。 | ||
ステップ 10 | デフォルトのエンドポイントとしてエンドポイントを設定するには、[デフォルト エンドポイント(Default Endpoint)]の列の下で適切なボタンを選択します。
特定のエンドポイントに(名前によって)割り当てられていないユーザは、デフォルトのエンドポイントに割り当てられます。 | ||
ステップ 11 | ユーザをエンドポイントに関連付けている場合、エンドポイントに関連付けられているユーザのリストを表示するには [ユーザの表示(View Users)]を選択します。 |
エンドポイントは、最長でも 1 時間以内にログの受信を開始します。システムは、この時間を使用してエンドポイントを登録します。
アーカイブ サービスは、2 人のユーザまたは 1 人のユーザとグループ チャット ルーム間のメッセージを単一の電子メールにグループ化しようとします。ユーザの通信は一括で行われるため、サービスは 8 時間待機してから、一連のユーザ メッセージを送信します。このため、各電子メールに少数の IM が含まれている電子メールを大量に送信することを回避できます。このバッチ処理の結果、メールのエンドポイントでは 8 時間経過する前にアーカイブ済みの電子メールを受信しなくなります。
(注) | アーカイブのエンドポイントに送信する際には、最大 50 件のメッセージが一度にバッチ処理されます。 |
アーカイブのエンドポイントが到達不能な場合、Cisco WebEx Messenger は、1 時間、2 時間、4 時間、および 8 時間の間隔でエンドポイントへの送信を再試行します。8 時間を超えた場合、Cisco WebEx Messenger は最大 90 日間、1 日に一度再試行します。各再試行では、組織管理者に対して設定されている電子メール アドレス宛に電子メール通知が送信されます。各再試行およびアーカイブ エンドポイントの応答のログを確認するには、[設定(Configuration)] > [IM のアーカイブ(IM Archiving)] > [結果の表示(View Results)]を選択します。
組織管理者は、電子メール通知を受信したらすぐにアーカイブ エンドポイントの問題を修正する操作を行い、送信待ちメッセージのバックログが発生しないようにする必要があります。
[IM アーカイブ(IM Archiving)]画面では、IM ユーザの間で交換されるインスタント メッセージが記録され、アーカイブされたことを伝える自動通知を IM ユーザに対して送信することもできます。
ステップ 1 | IM ログ記録とアーカイブ通知を設定するには、[設定(Configuration)] タブ> [IM ログ記録(IM Archiving)] を選択し、次のいずれかを実行します。
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ステップ 2 | [保存(Save)]を選択します。
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IM トランスクリプトの形式は、インスタント メッセージが記録されるときにアーカイブ エンドポイントに送信されます。
記録されたメッセージ テキスト、タイムスタンプ、エンドポイントで設定される電子メールの件名などの詳細を確認できます。
[タイムスタンプ(Timestamps)]は、CCYY-MM-DDThh:mm:ss 形式の XEP-0082 プロトコルに従って、UTC のタイム ゾーンで表示されます。