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Cisco Unified Communications(UC)と Cisco WebEx(クリックツーコール)の統合を行うと、Cisco WebEx で使用可能な次のタイプの Cisco UC Integration ごとに新しいクラスタを作成して設定できます。
Cisco Unified Communications Manager Express のマニュアル(http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cucme/admin/configuration/guide/cmeadm.html [英語] で入手可能)。
一般的に、企業は複数の Cisco Unified Communications Manager(Unified Communications Manager)クラスタで構成されます。各クラスタは、Cisco WebEx クリックツーコール クラスタまたは Cisco UC と Cisco WebEx の統合クラスタになります。ユーザは、特定の事前定義されたグループ基準に基づいて Unified Communications Manager クラスタに割り当てられます。グループ基準の典型的な例では、ユーザは電話番号に基づいて CUCM クラスタに割り当てられます。
Cisco Unified Communications Integration の設定は、バージョン 6.x 以前の Cisco WebEx アプリケーションを使用しているユーザにのみ機能します。Cisco Unified Communications Integration では、Cisco WebEx を使用して別のコンピュータや電話に発信することができます。特定のクリックツーコール クラスタの設定を指定したり、組織全体に指定されているデフォルトの設定を使用したりできます。詳細については、Cisco Unified Communications のクリックツーコール設定を参照してください。
Cisco UC Integration for Cisco WebEx は Cisco WebEx に [電話(Phone)] タブを追加します。この新しいスペースによってユーザのコンピュータはフル機能の電話機に変わり、コールの発信、受信、管理を行うことができます。Cisco UC と Cisco WebEx の統合は、以下の広範な手順から構成されています。
デバイス タイプを指定した Unified Communications Manager の設定、およびダイヤル ルールの設定。詳細については、CUCI-Connect 構成ガイド [英語] を参照してください(http://www.cisco.com/en/US/products/ps10627/products_installation_and_configuration_guides_list.html [英語] で入手可能)。
Cisco WebEx 管理ツールで Cisco UC と Cisco WebEx の統合の設定を指定します。詳細については、Cisco Unified Communications のクリックツーコール設定を参照してください。
ビジュアル ボイスメールは、バージョン 7 以降の Cisco WebEx アプリケーションでのみ使用できます。ビジュアル ボイスメールは、音声ボイスメール サービスに代わるものです。詳細については、ビジュアル ボイスメールの設定を参照してください。
詳細については、Cisco Unified Communications Manager Express のマニュアルを参照してください(http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cucme/admin/configuration/guide/cmeadm.html [英語] で入手可能)。
Cisco WebEx との統合には、次のコンポーネントに対する設定オプションの選択が含まれます。
Cisco UC Manager Express Integration for Cisco WebEx
これらのコンポーネントは、Cisco WebEx 組織レベルで、または各コンポーネントのクラスタを作成することで、設定できます。
[Unified Communications]ウィンドウを開くには、[設定(Configuration)] タブで [Unified Communications] を選択します。
[全般(General)] タブ:Cisco WebEx のクリックツーコール設定、および Cisco WebEx セットアップ プログラム向けに Cisco UC Integration をダウンロードする URL を指定するために使用されます。詳細については、Cisco WebEx クリックツーコールを参照してください。
(注) | Cisco WebEx 6.x にのみ適用されます。 |
[ボイスメール(Voicemail)] タブ:ビジュアル ボイスメールの設定を指定するために使用されます。詳細については、ビジュアル ボイスメールの設定を参照してください。
[クラスタ(Clusters)] タブ:Cisco Unified Communications クラスタを作成、変更、削除するために使用されます。
Cisco WebEx クリックツーコールの設定は、Cisco WebEx アプリケーションのバージョン 6.x を使用しているユーザに対してのみ機能します。構成時の設定は、いずれのクラスタにも属していない Cisco WebEx 組織内のユーザにのみ適用されます。Cisco Unified Communications クラスタの作成方法の詳細については、Unified Communications クラスタの作成を参照してください。
詳細については、次のマニュアルを参照してください。
Cisco Unified Communication Manager Integration と Cisco WebEx Messenger の設定
CUCI-Connect 構成ガイド [英語](http://www.cisco.com/en/US/products/ps10627/products_installation_and_configuration_guides_list.html で入手可能)。
ビジュアル ボイスメールは、バージョン 7 以降の Cisco WebEx アプリケーションでのみ使用できます。ビジュアル ボイスメール機能は、音声ボイスメール サービスの代替機能の 1 つです。ビジュアル ボイスメールでは、電話機の画面を使用してボイス メッセージを操作できます。メッセージのリストを表示したり、リスト内のメッセージを再生したりできます。また、メッセージの作成、応答、転送、および削除を行うことができます。
(注) | このサービスを使用するには、Cisco UC Integration for Cisco WebEx も設定する必要があります。 |
Cisco WebEx とビジュアル ボイスメールの統合を有効にすると、Cisco WebEx アプリケーションからビジュアル ボイスメールを直接表示できます。Cisco WebEx とビジュアル ボイスメールの統合を有効にする前に、次のドキュメントを読むことが推奨されます。
ビジュアル ボイスメールのインストール計画 [英語]:http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cupa/visual_voicemail/7.0/english/install/guide/plan.pdf
ビジュアル ボイスメールのインストールと構成ガイド [英語]:http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cupa/visual_voicemail/7.0/ english/install/guide/Installation_and_Configuration_Guide_for_Visual_Voicemail_Release_70.pdf
CUCI 接続構成ガイド [英語]:http://www.cisco.com/en/US/products/ps10627/products_installation_and_configuration_guides_list.html
(注) | 入力した設定はクラスタのデフォルトのビジュアル ボイスメールの設定であり、特定のサーバに対しては設定されません。また、各クラスタは個別に有効にする必要があります。詳細については、次を参照してください。 Unified Communications クラスタの作成 |
ステップ 1 | ビジュアル ボイスメールを設定するには、 を選択します。 [Unified Communications]ウィンドウが開きます。 |
ステップ 2 | [ボイスメール(Voicemail)]を選択して [CUCI 用のビジュアル ボイスメールのデフォルト設定(Default settings for Visual Voicemail for CUCI)] を選択します。
Unity Connection のお客様は、[ボイスメール サーバ(Voicemail Server)] フィールドまたは [メールストア サーバ(Mailstore Server)] フィールドに Unity Connection サーバの IP アドレスもしくは DNS 名を入力する必要があります。その他のすべての設定はデフォルトのままにしておくことを推奨します。 |
ステップ 3 | ビジュアル ボイスメールを有効にするには、[ビジュアル ボイスメールの有効化(Enable Visual Voicemail)]を選択します。 |
ステップ 4 | ビジュアル ボイスメールの設定を手動で入力する場合は、[ユーザによる手動設定の入力を許可(Allow user to enter manual settings)]を選択します。 |
ステップ 5 | 次の情報を入力します。
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ステップ 6 | [保存(Save)]を選択します。 |
Cisco Jabber を設定するには、次の Cisco Unified Communications コンポーネントの手順を実行します。
ステップ 1 | を選択します。 | ||
ステップ 2 | [クラスタ(Clusters)]を選択します。 以前に作成したクラスタが表示されます。 | ||
ステップ 3 | [追加(Add)]を選択します。 | ||
ステップ 4 | [クラスタ名(Cluster Name)]ボックスに新しいクラスタの名前を入力します。 | ||
ステップ 5 | まだ選択していない場合は、[Cisco WebEx Connect クリックツーコールを有効にする(Enable Cisco WebEx Connect Click-to-Call)]を選択します。 | ||
ステップ 6 | [ユーザによる手動設定の入力を許可(Allow user to enter manual settings)]を選択して、このクラスタに属するすべてのユーザが各自の Cisco Unified Communication Manager 設定を指定できるようにします。
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ステップ 7 | [Cisco Unified Communications Manager]ボックスに、Cisco WebEx 組織で設定された Unified Communication Manager の IP アドレスを入力します。Unified Communications Manager に Client ServicesFramework(CSF)と呼ばれるデバイス タイプが含まれることを確認します。 | ||
ステップ 8 | [保存(Save)]を選択してクリックツーコール クラスタ設定を保存し、[Unified Communications] 画面に戻ります。
Unified Communications Manager を CSF と使用できるように設定する方法の詳細については、『CUCI 接続構成ガイド』[英語](http://www.cisco.com/en/US/products/ps10627/products_installation_and_configuration_guides_list.html)で「Cisco Unified Communications Manager の準備」というタイトルの付いたセクションを参照してください。 新しいクリックツーコール クラスタが [Cisco Unified Communications Clusters]の下に表示されるようになります。 |
ステップ 1 | を選択します。 | ||
ステップ 2 | [クラスタ(Clusters)]タブを選択し、[追加(Add)] を選択します。 | ||
ステップ 3 | [Cisco WebEx Connect と Cisco UC Manager の統合の有効化(Enable Cisco UC Manager integration with Cisco WebEx Connect)]を選択します。 | ||
ステップ 4 | [ユーザによる手動設定の入力を許可(Allow user to enter manual settings)]を選択し、ユーザが基本モードのプライマリ サーバの値か、または拡張モードの TFTP/CTI/CCMCIP サーバの値を変更できるようにします。
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ステップ 5 | [Cisco Unified Communications Manager サーバの設定(Cisco Unified Communications Manager Server Settings)]で、次のように選択します。 | ||
ステップ 6 | [基本的なサーバ設定(Basic Server Settings)]に次の値を入力します。
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ステップ 7 | [詳細なサーバ設定(AdvancedServer Settings)] を選択した場合は、TFTP(Trivial File Transfer Protocol)サーバ、CTI(コンピュータ テレフォニー インテグレーション)サーバ、CCMCIP(Cisco Unified Communications Manager IP フォン)サーバの各設定を指定します。 | ||
ステップ 8 | 次のサーバのそれぞれに、IP アドレスを入力します。
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ステップ 9 | [ボイスメールのパイロット番号(Voicemail Pilot Number)]ボックスに、Unified Communications サーバのボイス メッセージ サービスの番号を入力します。
通常は、組織の管理者が Cisco WebEx の組織全体のデフォルトのボイス メッセージ番号を入力します。ただし、[ユーザによる手動設定の入力を許可(Allow user to enter manual settings)]チェックボクスを選択すると、クラスタのユーザがこのデフォルトのボイス メッセージ番号を上書きできるようにすることができます。 | ||
ステップ 10 | Cisco WebEx 組織にディレクトリ統合が設定されている場合、[LDAP サーバ設定(LDAP Server Settings)]情報を入力します。
LDAP サーバ設定を取得するには、お客様の企業または組織の IT 管理者にお問い合わせください。LDAP サーバ設定は、Cisco WebEx クライアント バージョン 6.x 以前を使用しているユーザのみが使用できます。 | ||
ステップ 11 | [ボイスメール(Voicemail)]を選択します。 | ||
ステップ 12 | [ビジュアル ボイスメールの有効化(Enable Visual Voicemail)]を選択します。
ここで入力したビジュアル ボイスメールの設定は、このクラスタに属しているユーザのみに適用されます。 | ||
ステップ 13 | [クラスタ(Clusters)]タブで、[このクラスタに固有のボイスメール サーバ(Specific voicemail server for this cluster)] を選択してボイスメール サーバを指定します。このサーバは、組織全体に提供されるボイスメール サーバの設定とは異なります。 | ||
ステップ 14 | [ユーザによる手動設定の入力を許可(Allow user to enter manual settings)]を選択して、ユーザがこのクラスタのビジュアル ボイスメール設定を手動で入力できるようにします。
特定のビジュアル ボイスメール設定の入力については、次を参照してください。 ビジュアル ボイスメールの設定 | ||
ステップ 15 | Unified Communications の設定を保存するには、[保存(Save)]を選択します。
TFTP、CTI、および CCMCIP の各サーバの詳細については、http://www.cisco.com/en/US/products/ps10627/products_installation_and_configuration_guides_list.htm にある『CUCI 接続構成ガイド』を参照してください。 |
ステップ 1 | を選択します。 |
ステップ 2 | を選択します。 [新規クラスタ(New Cluster)]ページが開きます。 |
ステップ 3 | [Cisco UC Manager Express と Cisco WebEx Connect の統合の有効化(Enable Cisco UC Manager Express integration with Cisco WebEx Connect)]を選択します。 |
ステップ 4 | [ダウンロード(Download)]リンクを選択して、最新のソフトウェア リリースを取得してダウンロードします。
Cisco Unified CME 統合ダウンロード サーバの設定は自動的には読み込まれません。ダウンロードは、Cisco WebEx Messenger のプラグインだと見なす必要があります。 |
ステップ 5 | [ユーザによる手動設定の入力を許可(Allow user to enter manual settings)]を選択して、組織管理者がデフォルトの値を入力して、ユーザが自分のプライマリ サーバの値を変更できるようにします。 |
ステップ 6 | [保存(Save)]を選択します。 |
ステップ 1 | を選択します。 |
ステップ 2 | [クラスタ(Clusters)]タブを選択し、[追加(Add)] を選択します。 |
ステップ 3 | [Cisco TelePresence Video Communication Server の有効化(Enable Cisco TelePresence Video Communication Server)]を選択します。 |
ステップ 4 | [ユーザによる手動設定の入力を許可(Allow user to enter manual settings)]を選択すると、組織管理者はデフォルト値を指定できますが、ユーザが各自の内部/外部サーバおよび SIP ドメイン値を変更できるようになります。 |