この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ディレクトリ統合を行うと、Cisco WebEx 組織に対して次の内容が有効になります。
ユーザが個々のメンバーを直接追加することなく、連絡先リストにグループを追加できるようにするための、Cisco WebEx 内のユーザへのグループの公開(配布リストなど)。
ポリシー グループへのユーザの分類。グループにポリシーを適用する方法の詳細については、グループへのポリシーの割り当てを参照してください。
Cisco WebEx 組織がディレクトリ統合を行うことで有効になっている場合、ユーザは自分のプロファイル内のディレクトリ情報を編集できません。ユーザは自分のプロファイルを更新するためには、組織管理者に連絡する必要があります。
Cisco WebEx 組織がディレクトリ統合を行うことで有効になっている場合、ユーザのアカウントをただちに非アクティブ化する必要がある場合は、ユーザを手動で非アクティブ化できます。
注:組織管理者とユーザ管理者は、ディレクトリ統合プロセスを使用して作成することはできません。
組織のディレクトリ統合を有効にする予定の Cisco WebEx のお客様は、次の手順を実行する必要があります。
Cisco WebEx 管理ツールにサインインし、シスコから提供される資格情報とその他の設定を使用して、ディレクトリ統合の設定を行います。
抽出した情報を CSV ファイルに変換します。CSV ファイルの詳細については、グループ ファイルの形式を参照してください。
(注) |
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ジョブのスケジューリングには CRON 式を使用します。詳細については、CRON 式を参照してください。
[パスワード(Password)] |
ユーザ ID に関連付けられたパスワード。 |
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[入力フォルダ パス(Input Folder Path)] |
管理者が入力 CSV ファイルをダウンロードする SFTP サーバのフォルダのパス。デフォルトのフォルダ名は Input で、大文字と小文字が区別されます。 |
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[出力フォルダ パス(Output Folder Path)] |
管理者が入力 CSV ファイルをダウンロードする SFTP サーバのフォルダのパス。デフォルトのフォルダ名は Output で、大文字と小文字が区別されます。 |
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[エラー フォルダ パス(Error Folder Path)] |
出力ファイルのエラーが保存される SFTP サーバのフォルダのパス。デフォルトのフォルダ名は error で、大文字と小文字が区別されます。 |
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[ファイル パスワード(File Password)] |
入力 CSV ファイルが暗号化されている場合は、CSV ファイルのパスワードを入力します。Cisco WebEx は標準の gpg 暗号化システムをサポートしています。gpg の詳細については、http://www.gnupg.org/ [英語] を参照してください。このフィールドは空白のままにすることもできます。空白の場合、CSV ファイルはプレーン テキストとして処理されます。 |
ジョブ スケジュール時間式(ディレクトリ統合のインポート プロセスとファイル形式を参照)は、空白で区切られた 6 つまたは 7 つのフィールドで構成される一連の時間を表す文字列であり、通常何らかのルーチンを実行するためのスケジュールとして指定します。フィールドには、使用可能な特殊文字のさまざまな組み合わせとともに、任意の使用可能な値を含めることができます。
*(「すべての値」):フィールド内のすべての値を選択するために使用します。たとえば、「分(Minutes)」フィールドの場合は「すべての分」を意味します。
? (「特定の値なし」):文字が許可される 2 つのフィールドのいずれかに含まれる値を指定するために使用します。他のフィールドの値は認められません。たとえば、月の特定の日にジョブを実行するようにスケジュールするが、曜日はいつでもいい場合、[日付(Day of Month)] フィールドに「10」を入力し、[曜日(Day of Week)] フィールドに「?」を入力します。詳しくは以下の例を参照してください。
-:範囲を指定するために使用します。たとえば、[時間(Hours)] フィールドの「8-10」は 8 時、9 時、および 10 時を意味します。
,:追加の値を指定するために使用します。たとえば、[月(Month)] フィールドの「JAN,MAR,MAY」は 1 月、3 月、および 5 月を意味します。
/:範囲の増分を指定するために使用します。たとえば、1 番目のフィールド([分(Minutes)])が「5-59/30」の場合、1 時間に 5 分、その後 30 分ごとに増分することを示します。この場合、「-」文字の後に「/」を指定することもできます。これは、「/」の前の「0」と同等です。[日付(Day of Month)] フィールドの「1/5」は、ジョブを月の初日に実行し、その後 5 日ごとに実行するようにスケジュールされていることを示しています。
L(「最終」):この文字を使用できる 2 つのフィールドではそれぞれ異なる形で実行されます。たとえば、[日付(Day of Month)] フィールドの「L」は、月の最終日を示します。1 月の場合は 31 日、うるう年以外の 2 月は 28 日など。[曜日(Day of Week)] フィールドに独立型の特殊文字として入力した場合、「7」または「SAT」を示します。[曜日(Day of Week)] フィールドに入力する場合、特定の月の最後の金曜日(「5L」)としてスケジュールを指定できます。「L」オプションを使用する場合は、リストや値の範囲を指定しないでください。
W(「平日」):特定の日に最も近い平日(月~金曜日)を指定するために使用します。たとえば、[日付(Day of Month)] フィールドに「20W」と入力した場合、その月の 20 日に最も近い平日を示します。20 日が水曜日の場合、ジョブは 20 日の水曜日に実行されます。しかし、20 日が土曜日の場合、ジョブは 19 日の金曜日に実行されます。同様に、20 日が日曜日の場合、ジョブは 21 日の月曜日に実行されます。ただし、[日付(Day of Month)] の値として「1W」を入力し、1 日が土曜日の場合、月をまたいで実行することはできないので、ジョブは 3 日の月曜日に実行されます。「W」文字は、[日付(Day of Month)] が日付の範囲やリストではなく、単一の日の場合のみ指定できます。
文字「L」と「W」は、[日付(Day of Month)] フィールドで組み合わせて指定することもできます。「LW」は月の最後の平日を示します。
#:月の n 番目の日を指定するために使用します。これは [曜日(Day of Week)] フィールドに入力でき、# の後に 1 ~ 5 の数字を指定する必要があります。このため、特定の月の最初の月曜日(「2#1」)、または月の最後の水曜日(「4#5」)などを指定できます。ただし、「#5」と指定し、特定の月の曜日に 5 番目がない場合、その月はジョブが実行されません。
毎日午後 2 時に始まり 2:55 に終了するまで 5 分ごとにスケジュールされ、かつ午後 6 時に始まり 6:55 に終了するまで 5 分ごとに実行されます。 |
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(注) | 現在、[曜日(Day of Week)] と [日付(Day of Month)] の両方に値を指定することはできません。「?」文字は、2 つのフィールドのいずれかに入力する必要があります。 午前 0 時と午前 1:00 時の間にジョブの実行をスケジュールする場合は「夏時間」に注意してください。時間を変更すると、前に調整されるか、後ろに調整されるかによってジョブがスキップされたり、繰り返されたりすることになります。 |
ユーザおよびグループのディレクトリ情報は、次の形式のファイルを使用してインポートされます。ユーザおよびグループ データは別々のファイルにインポートされます。ファイルは ISO-8859-1 形式で保存する必要があります。
ユーザ ファイル名の形式:userFile_yyyy-mm-dd_n.csv
ジョブが 1 日 4 回実行されるようにスケジュールされていて、ジョブが 2008 年 7 年 28 日に実行された場合、ファイルの名前は次のように指定されます。
userFile_2008-07-28_1.csv, userFile_2008-07-28_2.csv, userFile_2008-07-28_3.csv, userFile_2008-07-28_4.csv
userInactivation_yyyy-mm-dd_n.csv
(注) | シングル サインオン(SSO)が有効でない場合、非アクティブ化するユーザの電子メール アドレスを入力するか、userSSOID フィールドを削除する必要があります。 |
このファイルには、レコードを非アクティブ化または削除する必要がある userSSOID のみが含まれます。
ユーザが組織管理者の場合、システムからユーザが削除されると、そのユーザがスケジュールしたすべてのジョブがブロックされます。この場合、Cisco WebEx Messenger サービス エンジニア チーム(connectteam@cisco.com)にサポートをご依頼ください。
userSSOId,displayName,firstName,lastName,email,jobTitle,address1,city,state,zip, country,phoneOffice,phoneCell,homeGroupSSOId,homeGroupName,businessUnit,userProfilePhotoURL, address2,storageAllocated,CUCMClusterName,IMloggingEnable,EndPointName,autoUpgradeSitName, center,TC1,TC2,TC3,TC4,TC5,TC6,TC7,TC8,TC9,TC10
必須:Cisco WebEx 組織の社内で使用される userSSOID。これは更新するレコードを判別するために使用されるメイン フィールドです。同じ userSSOID を持つユーザが Cisco WebEx データベース内にすでに存在する場合、このようなユーザの詳細情報が更新されます。存在しない場合、新しいユーザがすべての詳細情報によって Cisco WebEx 組織でプロビジョニングされます。 |
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アドレスが更新または変更されるたびに、ユーザ名、ログインおよび IM 連絡先リストが古いユーザ名から新しいユーザ名に自動的に移行されます。そのユーザのすべての連絡先が、新しいユーザ名の新しいプレゼンス サブスクリプション要求を自動的に受信します。 |
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オプション:グループを特定するために組織の内部で使用される。グループが Cisco WebEx ですでに作成されているかどうかを決定します。作成されている場合はグループ情報が更新されます。作成されていない場合は新しいグループが作成されます。値が存在する場合、ユーザはそのグループに関連付けられます。 |
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オプション:ユーザのプロファイル写真が提供される URL。この URL は、Cisco WebEx アプリケーションが写真を表示するためにそのまま使用されます。 |
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オプション:このフィールドの値は true または false となります。
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オプション:ユーザに対して設定されている IM アーカイブ エンドポイントの名前(あれば)。
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オプション:Cisco WebEx と Cisco WebEx Meeting が統合されている場合の、ユーザの Cisco WebEx Meeting アカウントの追跡コード。
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ユーザおよびグループのディレクトリ情報は、次の形式のファイルを使用してインポートされます。ユーザおよびグループ データは別々のファイルにインポートされます。ファイルは ISO-8859-1 形式で保存する必要があります。
グループ ファイル名の形式:groupFile_yyyy-mm-dd_n.csv
グループ ファイルには、次の異なる 3 タイプのレコードが含まれます。グループ情報、子グループ情報、およびメンバー情報。各レコード タイプは、recIndicator(レコード インジケータ)を指定することによって差別化されます。
recIndicator、ssoGroupId、groupName、groupType
このフィールドは、グループが Cisco WebEx Messenger に作成されているかどうかを判断するために使用されます。すでに作成されている場合、グループ情報が更新されます。作成されていない場合は、新しいグループが作成されます。 |
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recIndicator、ssoGroupId、RECURRING_subGroupSSOID
たとえば、subgroupSSOID は、親レコード インジケータおよび属している親グループ ID の後にカンマ区切りの形式で指定します。
recIndicator、ssoGroupId、RECURRING_memberSSOID
メンバー SSOID は、レコード インジケータおよび属しているグループ ID の後に指定します。
グループ ファイルには、さまざまなタイプのレコードを任意の順序で含めることができます。次の例では、3 タイプのレコードすべてが任意の順序で含まれています。
gu、groupSSOID2、userSSOId6、userSSOId7
gu、groupSSOID1、userSSOId1、userSSOId2、userSSOId3、userSSOId4
gg、groupSSOID1、groupSSOID2、groupSSOID3、groupSSOID4、groupSSOID5
グループ削除ファイル名の形式:groupDeletion_yyyy-mm-dd_n.csv
(注) | シングル サインオン(SSO)が有効になっていない場合は、SSOGroupID フィールドに削除するグループの名前を入力する必要があります。 このファイルには、レコードを削除する必要がある SSOGroupID のみ含まれています。 |
ディレクトリ統合を有効にすると、Cisco WebEx 組織でプロビジョニングされたユーザ宛てにウェルカム メールが送信されます。ただし、Cisco WebEx 組織がシングル サインオン統合で有効になっている場合は、ウェルカム メールは送信されません。
ディレクトリ統合が有効になった Cisco WebEx 組織のユーザは、Cisco Jabber アプリケーションにログインして、サインイン パスワードを変更できます。さらに、Cisco WebEx 組織の管理者は、Cisco WebEx 組織全体のパスワードをリセットすることができます。