
プラットフォーム
Q. Cisco
® Catalyst
® 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームとは何ですか?
A. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは Cisco 4300
シリーズ
サービス統合型ルータ(ISR
)の進化形であり、セキュア
アクセス
サービス
エッジ(SASE
)、セキュリティサービスエッジ(SSE
)ソフトウェア定義型 WAN
(SD-WAN
)、5G
ベースのアーキテクチャ向けに設計されています。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームには 2
つの 1
ラックユニットモデル(Catalyst 8200
および 8200L
)があり、プログラム可能なソフトウェアスタックによって駆動されます。これらは高パフォーマンスに向けて構築されたクラウド
エッジ
プラットフォームであり、高可用性と高度な Catalyst SD-WAN
機能をサポートしています。また、他の ISR
との完全な機能パリティとモジュールポータビリティも備えています。
C8200
は、5G
サポート、組み込みのセキュリティ、統合型拡張レイヤ 2
スイッチング、ディープ
パケット
インスペクション(DPI
)による優れた分析、アプリケーション最適化などの機能が搭載されています。このプラットフォームは、ISR
の既存のコンテナアーキテクチャでエッジコンピューティングを提供します。
C8200L
は C8200
と同じ機能を提供しますが、エッジコンピューティングとコンテナベースのアプリケーションは提供しません。C8200L
プラットフォームは、コンテナベースのオンプレミス
セキュリティ
サービスを必要とせず、SASE
モデルを使用してクラウドで提供されるセキュリティサービスを必要とするリーンブランチに最適です。
Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームはお客様の複数のロケーションに適しており、エンタープライズブランチとエンタープライズ
アクセス
エッジの両方に配置できます。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームにはどのようなモデルがありますか?
A. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームには以下のモデルがあります。
C8200-1N-4T
:ネットワーク
インターフェイス
モジュール(NIM
)スロット x 1
、Pluggable Interface Module
(PIM
)スロット x 1
、および 1
ギガビットイーサネット WAN RJ45
カッパーポート x 2
と 1
ギガビットイーサネット WAN Small-Form-Factor Pluggable
(SFP
)ポート x 2
搭載の Catalyst 8200
C8200L-1N-4T
:ネットワーク
インターフェイス
モジュール(NIM
)スロット x 1
、Pluggable Interface Module
(PIM
)スロット x 1
、および 1
ギガビットイーサネット WAN RJ45
カッパーポート x 2
と 1
ギガビットイーサネット WAN Small-Form-Factor Pluggable
(SFP
)ポート x 2
搭載の Catalyst 8200
注: Catalyst 8200L エッジプラットフォームは、コンテナベースのアプリケーションとして ThousandEyes のみをサポートします。
Q. 4300
シリーズ ISR
と Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームの主な違いは何ですか?
A. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームの主な利点は以下のとおりです。
● より優れた IPsec のパフォーマンスとスケール。
● より優れた組み込み WAN ポート密度。
● 奥行きがわずか約 30 センチの魅力的で多用途なフォームファクタ。
● 高速接続によるバックプレーン接続性の向上。
● 最大 Cat18 LTE および 5G をサポートする専用 PIM スロット。
● より高いコントロールプレーン容量と組み込みアプリケーションをサポートする 8 GB のデフォルト DRAM(C8200L では 4 GB のデフォルト DRAM)。
● プラガブルな M.2 USB および M.2 NVMe(Non Volatile Memory Express)自己暗号化ストレージエンティティによる柔軟性を備えた拡張ストレージ。
詳細は、Catalyst 8200 シリーズのデータシート(https://www.cisco.com/c/ja_jp/products/collateral/routers/catalyst-8200-series-edge-platforms/nb-06-cat8200-series-edge-plat-ds-cte-en.html)をご覧ください。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームの主な機能は何ですか?
A. Catalyst 8200
シリーズは以下を提供します。
● Catalyst SD-WAN の機能。
● カーネル仮想マシン(KVM)ベースのコンテナのサポート、統合型アプリケーションのサポート。
● Snort® 侵入検出および防止システム(IDS/IPS)、URL-F、Cisco Advanced Malware Protection(AMP)、Cisco Secure Malware Analytics(旧 Threat Grid)、SSL プロキシ、TCP 最適化などのアプリケーションのサポート。
● NETCONF および YANG を使用したオープン API のプログラマビリティ。
● ゼロタッチプロビジョニング(ZTP)。
● WAN、LAN、音声、ストレージモジュールの複数のオプション。
● Cisco Software-Defined Access(SD-Access)のボーダーノードおよびコントロールプレーンノード機能のサポート。
● アプリケーションのエクスペリエンス品質(AppQoE)、TCP 最適化、データ冗長性排除(DRE)、前方誤り訂正(FEC)、パケット複製。
● ユニファイド コミュニケーション(音声)。
● LTE Cat4 から、Cat6、Cat18、5G まで、ワイヤレス WAN の包括的なオプション。
注: Catalyst 8200L エッジプラットフォームは、コンテナベースのアプリケーションとして ThousandEyes のみをサポートします。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームの命名規則は何ですか?
A.
製品 ID
の各部分は以下のように規定されています。
● 「C」= 標準の製品 ID(PID)プレフィックス。この場合、Catalyst の「C」です。
● 「8200」 = プラットフォームシリーズ。
● 「L」 = ローエンド。
● 「1N」 = NIM スロット数。
● 「4T」 = 1G ポート数。4T は 1G ポート x 4 の意。
Q. Catalyst 8300
シリーズ
エッジ
プラットフォームと比べて、Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームはどのような場面に適していますか?
A. Catalyst 8300
シリーズ
エッジ
プラットフォームはハードウェアベースの暗号化、QoS
、最大 18.8 Gbps
の Cisco Express Forwarding
パフォーマンス、最大 8.6 Gbps
の IPSec
パフォーマンスを提供します。8300
シリーズは中規模から大規模のエンタープライズ
ブランチ
ロケーションに適している、または地域のヘッドエンド
プラットフォームとして適しています。
Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは小規模から中規模のブランチオフィスに適しています。非暗号化 Cisco Express Forwarding
トラフィックに向けた合計パフォーマンス要件は最大 3.8 Gbps
であり、サービスの IPsec
パフォーマンスは 500 Mbps
〜 1 Gbps
です。8200
シリーズは、ブランチに最適化された豊富なサービスを提供します。これにはセキュリティ、音声、WAN
最適化、アプリケーション
ホスティング(KVM/LXC
コンテナ)、エッジコンピューティングが含まれます。
Q. Cisco ASR 1000
シリーズ共有ポートアダプタ(SPA
)カードは、Catalyst 8200
または 8300
シリーズ
エッジ
プラットフォームでサポートされていますか?
A.
いいえ。SPA
カードは、Catalyst 8200
または 8300
シリーズ
エッジ
プラットフォームと互換性がありません。
Q. Cisco 1900
、2900
、3900
シリーズ ISR
で利用可能な拡張高速 WAN
インターフェイスカード(EHWIC
)を Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームで使用できますか?
A.
いいえ。シスコ ISR
第 2
世代(ISR G2
)ルータで利用可能な旧式のテクノロジーを土台とした EHWIC
は、Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームではサポートされていません。Catalyst 8300
シリーズ
エッジ
プラットフォームは、新しい NIM
アーキテクチャをサポートしています。これにより、ハイエンドのプラットフォームでより高速で機能の豊富なモジュールを利用でき、より広い帯域幅と優れたアプリケーション
パフォーマンスを提供できます。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは、4300
シリーズ ISR
と 100%
のモジュールパリティを提供していますか?
A.
いいえ。Catalyst 8200
シリーズはサービスモジュール、マザーボードのパケット音声 DSP
モジュール(PVDM
)、4000
シリーズ ISR
(ISR4000
)ストレージモジュールをサポートしていません。また、Catalyst 8000
シリーズは、ISR4000
シリーズの NIM
ベースのイーサネット WAN
モジュールもサポートしていません。これらは、Catalyst 8300/8200
シリーズで同等の WAN
モジュールに置き換えられます。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは、NIM
ベースの DSP
音声モジュールもサポートしています。
Q.
利用可能なオンボードイーサネット WAN
ポートオプションは何ですか?
A.
以下の表にオンボードイーサネット WAN
ポートオプションを示します。
表 1. Catalyst 8200 シリーズ エッジ プラットフォームのオンボードイーサネット WAN ポートオプション
プラットフォーム |
ギガビットイーサネット RJ-45 |
ギガビットイーサネット SFP |
C8200-1N-4T |
2 |
2 |
C8200L-1N-4T |
2 |
2 |
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームのサービスモジュールと NIM
ハードウェア構成のオプションは何ですか?
A.
サービスモジュールはサポートされていません。NIM
ハードウェア構成のオプションを以下の表に示します。
表 2. Catalyst 8200 シリーズ エッジ プラットフォームのサービスモジュールと NIM ハードウェア構成のオプション
プラットフォーム |
ギガビットイーサネット RJ-45 |
ギガビットイーサネット SFP |
C8200-1N-4T |
1 |
1 |
C8200L-1N-4T |
1 |
1 |
Q.
4
つのオンボード
RJ-45
イーサネット
インターフェイスで、
Medium Dependent Interface
クロスオーバー
(MDI
クロスオーバーまたは MDI-X
)がサポートされていますか?
A.
はい。
Q.
Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームには、どのようなメモリ構成のオプションがありますか
?
A. ISR4000
と同様に、データプレーン DRAM
は Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームに固定されています。コントロールプレーン DRAM
のみをアップグレードできます。メモリ構成のオプションを以下の表に示します。
表 3. Catalyst 8200 シリーズ エッジ プラットフォームのメモリ構成のオプション
プラットフォーム |
合計デフォルト DRAM |
データプレーン DRAM* |
メモリ アップグレード オプション |
C8200-1N-4T |
8 GB |
2 GB |
16 または 32 GB |
C8200L-1N-4T |
4 GB |
2 GB |
8、16、または 32 GB |
*
データプレーン DRAM
の割り当ては固定されています。
注: 単一のデュアル インライン メモリ モジュール(DIMM)構成がサポートされます。使用可能なアップグレードオプションは、8GB x 1、16GB x 1、および 32GB x 1 です。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームで利用可能なフラッシュメモリは何ですか?
A. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームにはデフォルトで、C8200-1N-4T
および C8200L-1N-4T
プラットフォームにはんだ付けされた 8 GB
フラッシュメモリが搭載されています。フラッシュメモリはアップグレードできません。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは、どのような追加ストレージオプションを利用できますか?
A. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームにはデフォルトで、M.2 USB
ストレージが搭載されています。アップグレード可能なオプションは、16GB M.2 USB
、32GB M.2 USB
、および 600GB M.2 NVMe
自己暗号化ドライブストレージです(プラットフォームによって異なります)。C8200-1N-4T
にはデフォルトで 16GB M.2 USB
が付属しているのに対し、C8200L-1N-4T
では 16GB M.2 USB
ストレージがオプションで提供されています。
Q.
Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームの
DRAM
とフラッシュメモリをアップグレードできますか
?
A. DRAM
は、C8200-1N-4T
では 16 GB
または 32 GB
に、C8200L-1N-4T
では 8 GB
、16 GB
、32 GB
のいずれかにアップグレードできます。フラッシュメモリは、両方の C8200
プラットフォームで 8 GB
に固定されており、アップグレードできません。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームにはファンが搭載されていますか?
A.
はい。8200
シリーズには 2
つの内部ファン(固定)が搭載されています。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームではラックマウントキットが利用可能ですか?どのように注文すればよいですか?
A.
はい。ラックマウントキットはデフォルトのアクセサリキットに含まれており、Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームと合わせて配送されます。プラットフォームには、標準の 19
インチラックマウントキットが付属しています。壁付けのラックマウントキットも利用可能です。
Q.
プラグインモジュールを取り付けた Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームの平均故障間隔(MTBF
)は、どのように計算したらよいですか?
A. 8200
シリーズの MTBF
は 692,577
時間です。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームにはアウトオブバンド GigabitEthernet0
管理インターフェイスはありますか?
A.
いいえ。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームにはアウトオブバンド管理インターフェイスはありません。
Q.
デフォルトのアクセサリキットには何が含まれていますか?
A.
デフォルトのアクセサリキットには以下が含まれています。
● メカニカルグラウンドラグ(ネジキットごとに 90 フィート)。
● 19 インチのラックマウントキット。
● 規制コンプライアンスおよび安全に関する情報(RCSI)ロードマップドキュメント。
● ビニール袋。
● 配送ラベル。
● シスコのルータのドキュメント案内カード。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは、どのようなタイプのモジュールがサポートされていますか?
A. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは、一般的なネットワーク接続用に 1
つのネットワーク
インターフェイス
モジュール(NIM/C-NIM
)と、セルラー接続用に 1
つの Pluggable Interface Module
(PIM
)をサポートしています。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは活性挿抜(OIR
)がサポートされていますか?
A.
はい。
Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは以下のシナリオで
OIR
がサポートされています
。
● NIM スロットへの NIM の予期せぬ挿入または取り外し。
● PIM セルラーモジュールの予期せぬ挿入または取り外し。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームではコンソールポートを利用できますか?
A.
はい。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームには標準の RJ-45
コンソールポートのオプションが含まれています。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは USB
ポートを利用できますか?
A.
はい。前面パネルの外部一時ストレージ用のタイプ A USB 3.0
ポートを利用できます。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは RFID
タグを利用できますか?
A.
はい。プラットフォーム前面パネルの右側に RFID
タグがあり、インベントリ(PID
およびシリアル番号)を外から確認できます。デバイスにログインする必要はありません。お客様はこれらのインベントリを使用してバックエンドシステムにデバイスを登録し、ゼロタッチプロビジョニングを実行できます。また、技術者以外のスタッフがオフサイトでインベントリを確認するためにも使用できます。RFID
タグはデフォルトで装着されていますが、システムに装着しないことを好む場合、お客様は発注プロセスの間にタグを除去することを選択できます。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは QR
コードを利用できますか?
A.
はい。すべての Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームのラベルトレイに、QR
コードがプリントされています。同じ QR
コードラベルが、配送される箱のラベルにプリントされており、箱を開封しなくてもプラットフォームの詳細を簡単に確認できます。
QR
コードには以下のプラットフォーム情報が含まれています。
● デバイスファミリ
● 基本製品 ID(PID)
● デバイスの MAC アドレス
● ベンダー
● シリアル番号
● ハードウェアバージョン ID(PID VID)
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは Network Equipment Building System
(NEBS
)に認定されていますか?
A.
いいえ。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは NEBS
に認定されていません。
電源
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは、どのような電源が使用されていますか?
A. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームには、固定式の内部電源が搭載されています。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは冗長電源をサポートしていますか?
A.
いいえ。8200
シリーズは単一の固定式の内部電源を使用しています。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームには、どのような電源ケーブルを使用できますか?
A. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームの AC
電源は標準の IEC C13
コネクタを使用しています。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームの電源は Field Replaceable Unit
(FRU
)ですか?
A.
いいえ。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームの電源は固定式であり、現場交換不可となっています。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームには、どのような電源オプションがありますか?
A.
以下の表に利用可能な電源オプションを示します。
表 4. Catalyst 8200 シリーズ エッジ プラットフォームの電源オプション
プラットフォーム |
PSU の種類 |
デュアル AC |
デュアル DC |
AC/DC HV |
NEBS DC |
PoE アダプタが必要 |
C8200-1N-4T |
固定式内部 |
非対応 |
非対応 |
AC のみ |
非対応 |
非対応 |
C8200L-1N-4T |
固定式内部 |
非対応 |
非対応 |
AC のみ |
非対応 |
非対応 |
Q.
内部電源は PoE
を提供していますか?
A.
いいえ。PoE
を利用するにはオプションの外部電源が必要です。この外部電源は PoE
対応モジュールに 54V DC
を提供しています。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは外部電源から電力を供給できますか?
A.
いいえ。外部電源はスイッチポートに 54V
の PoE
電力を供給しますが、プラットフォームには 12V
の電力を供給しません。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは、どのポートが Power over Ethernet
(PoE
)に対応していますか?
A.
以下の表に、8200
シリーズの PoE
対応ポートを示します。
表 5. Catalyst 8200 シリーズ エッジ プラットフォームの Power over Ethernet(PoE)対応ポート
プラットフォーム |
PoE 対応内蔵ポート |
PoE 対応 NIM |
C8200-1N-4T |
なし |
C-NIM-8M C-NIM-1M NIM-ES2-8-P |
C8200L-1N-4T |
なし |
C-NIM-8M C-NIM-1M NIM-ES2-8-P |
Q.
サポートされているモジュールでは、どのような PoE
標準規格を提供できますか?
A.
オプションの外部 PoE
電源を取り付けると、最大 802.1bt
(uPoE
)を提供するモジュールポートをサポートできます。
インターフェイスとモジュール
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームにチャネライズド
ソリューションはありますか?
A.
はい。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームはチャネライズド T1/E1
モジュールをサポートしています。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームで、NIM-16A
および NIM-24A
モジュールは何のために使用されますか?
A. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームで使用される場合、この 2
つのモジュールはターミナルサービス専用です。ルータでの非同期ルーティングのサポートは提供しません。接続のために 8
ポートのオクタルケーブルをモジュールと一緒に購入する必要があります。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは SSD/SED
がサポートされていますか?
A.
はい。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは、コンテナベースのアプリケーション
ホスティング
サービスと一般的なストレージの目的で、600GB M.2 NVMe
自己暗号化ドライブ(SED
)ストレージがサポートされています。
Q. SSD
カードは現場でアップグレードまたは交換が可能ですか?
A.
はい。600GB M.2 NVMe
ドライブカードは現場で交換が可能です。M.2
は外部スロットであり、プラットフォームをラックから取り外したり、シャーシを開けたりすることなくアクセスできます。
Q. M.2 USB
と NVMe SSD
ストレージの活性挿抜(OIR
)は可能ですか?
A.
はい。M.2
ストレージでは OIR
がサポートされています。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームで同時に使用できるストレージオプションは最大何個ですか?
A. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは、M.2 USB
(16
または 32GB
)または M.2 NVMe
(600GB
)SSD
カードをサポートする M.2
スロットは 1
つだけです。プラットフォームには 8GB
のオンボードフラッシュがデフォルトで搭載されており、システムファイル、ログ、コアダンプなどに使用されます。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは 10Gbps
のモジュールをサポートしていますか?
A.
いいえ。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは 10Gbps
モジュールをサポートしていません。10 Gbps
モジュールは Catalyst 8300
シリーズ
エッジ
プラットフォームでのみサポートされています。
Q. LTE
はサポートされていますか?
A.
はい。Pluggable Interface Module
(PIM
)スロットでは、セルラー LTE CAT4
、CAT6
、CAT7
、および CAT18
をサポートできます。さらに、これらのプラットフォームでは Catalyst
セルラーゲートウェイがサポートされているため、導入の柔軟性を実現できます。ISR4000
でサポートされている CAT 6 LTE NIM
も、Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームと互換性があります。
Q. LTE Advanced
はサポートされていますか?
A.
はい。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは NIM-LTEA-EA
と NIM-LTEA-LA
をサポートしています。理論上の速度はダウンリンクで 300 Mbps
、アップリンクで 50 Mbps
です。
Q. LTE Advanced Pro
はサポートされていますか?
A.
はい。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは、P-LTEAP18-GL
プラガブル LTE
モジュールをサポートしています。また、Catalyst
セルラーゲートウェイをこれらのプラットフォームに直接接続して、
CAT18
をサポートできます。理論上の速度はダウンリンクで
1200 Mbps
、アップリンクで
150 Mbps
です
。
Q. 5G
セルラー WAN
はサポートされていますか?
A.
はい。
Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは、
5G
プラガブルモジュールをサポートしています
。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームはデュアル SIM
をサポートしていますか?
A.
はい。NIM
および PIM
モジュールはアクティブ/
スタンバイモードのデュアル SIM
をサポートしています(CAT4 Verizon Pluggable
モジュールは例外であり、シングル SIM
スロットです)。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは eSIM
テクノロジーをサポートしていますか?
A.
はい。グローバルな Day-0
接続を提供する eSIM
テクノロジーをサポートしています。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームはデュアル無線をサポートしていますか?
A.
はい。PIM
および NIM
ベースの LTE
の組み合わせによってデュアル無線をサポートしています。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは 3G/4G
標準規格をサポートしていますか?
A.
はい。LTE
ソリューションを 4G/3G
にフォールバックすることが可能です。
Q.
各地域ではどのような LTE
バンドがサポートされていますか?
Q.
どのようなブロードバンドテクノロジーがサポートされていますか?
A. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは、マルチモード VDSL2/ADSL/2/2+ NIM Annex A
、B
、M
の NIM
をサポートしています。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは、どのような Cisco Small Form-Factor Pluggable
(SFP
)インターフェイスが使用されていますか?
ソフトウェア
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは Catalyst SD-WAN
に対応していますか?
A.
はい。これらのプラットフォームはネイティブに Catalyst SD-WAN
をサポートしています。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは、いくつの VLAN
をサポートできますか?
A. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは、NIM-ES2
スイッチモジュールを使用した 64
のローカル VLAN
の構成をサポートしています。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは ISR4000
と機能パリティがありますか?
A.
はい。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは、以下の機能を除いて ISR4000
と機能パリティがあります。
● Cisco Wide Area Application Services(WAAS)
注: Catalyst 8200 L エッジプラットフォームは、Thousand Eyes(TE)以外のコンテナベースのアプリケーションをサポートしていません。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは、SASE
のクラウドベースのセキュリティフレームワークがサポートされていますか?
A.
はい。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは、Cisco Umbrella
®
ソリューションによって SASE
のクラウドベースのセキュリティフレームワークがサポートされています。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは WAAS
がサポートされていますか?
A.
いいえ。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは vWAAS
がサポートされていません。ブランチで vWAAS
ソリューションが必要なお客様は、AppQoE
ベースのサポートへの移行をご検討ください。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームではマルチプロトコル
ラベル
スイッチング(MPLS
)がサポートされていますか?
A.
はい。Cisco DNA Advantage
ライセンス以上では MPLS
機能がサポートされています。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは、どの Cisco IOS
®
ソフトウェアが利用可能ですか?
A. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは単一イメージの Cisco IOS XE
で実行されます。これは複数ペルソナのバイナリファイルであり、自律モード(Cisco IOS XE
)またはコントローラモード(XE SD-WAN
)のいずれかで動作します。C8200-1N-4T
では最小 IOS-XE
リリースは IOS 17.4.1
、C8200L-1N-4T
では IOS 17.5.1
です。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは NETCONF
と YANG
をサポートしていますか?
A.
はい。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは業界全体で一般的なモデルとシスコ固有のモデルを組み合わせて、NETCONF
の動作と YANG
によるモデリングをサポートしています。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは Cisco Locator/ID Separation Protocol
(LISP
)がサポートされていますか?
A.
はい。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは LISP
がサポートされています。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは In-Service Software Upgrade
(ISSU
)がサポートされていますか?
A.
いいえ。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは ISSU
がサポートされていません。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは Suite-B
または次世代暗号化(NGE
)がサポートされていますか?
A.
はい。17.13 XE
リリースから、Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは Suite-B
と NGE
がサポートされています。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームではシスコ暗号化トラフィック分析(ETA
)がサポートされていますか?
A.
はい。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは ETA
がサポートされています。
Q. C
atalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは
Flexible Netflow
(
FNF
)がサポートされていますか
?
A.
はい。入力と出力の両方向で、IPv4
と IPv6
に対して FNF
がサポートされています。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームで FNF
を実行するには、Cisco Express Forwarding
を有効化する必要があります。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは、すでに幅広いセキュリティ機能をサポートしています。Cisco Umbrella Branch
ソリューションの機能は何ですか?
A.
クラウドで提供されるセキュリティサービスである Cisco Umbrella Branch
は、シンプルで管理が簡単な DNS
レイヤのクラウドセキュリティと、数分で開始できるコンテンツフィルタリングを追加することで、Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームの既存のセキュリティサービスを補強します。Cisco Umbrella Branch
は、ブランチのユーザーがマルウェアなどのセキュリティリスクを含む不適切なコンテンツや既知の悪意のあるサイトにアクセスすることを防ぎます。ゲストと従業員ユーザーの両方に対して同様のセキュリティ保護を提供します。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームにはコモンクライテリアや評価保証レベル(EAL
)のような証明書がありますか?
A. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームにはコモンクライテリアと EAL
があります。8200
シリーズは拡張パッケージ
VPN
ゲートウェイによって、
Protection Profile for Network Devices
に準拠します
。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームには連邦情報処理標準(FIPS
)のような証明書がありますか?
A. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは、ハードウェアとソフトウェアの両方に対して FIPS 140-2
レベル 1
をサポートしています。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームの Cisco Catalyst SD-WAN
サポートを注文するには、どうすればよいですか?
A. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームの Cisco Catalyst SD-WAN
サポートは、Cisco DNA Essentials
および Cisco DNA Advantage
サブスクリプションであればデフォルトで利用可能です。サブスクリプションは 3
年、5
年、7
年単位で選択できます。機能サポートは Essentials
および Advantage
ライセンシングレベルで提供され、導入モデルはオンプレミスとクラウドの 2
つがあります。Catalyst Routing Essentials
サブスクリプションには、Catalyst SD-WAN
の権限は含まれていません。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームの Cisco Catalyst Center
サポートを受けるには、どうすればよいですか?
A. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームの Cisco Catalyst Center
サポートを受けるには、Cisco DNA
サブスクリプションのオプションの 1
つが必要です。機能サポートは Essentials
および Advantage
ライセンシングレベルで提供され、導入モデルはオンプレミスとクラウドの 2
つがあります。
Q.
従来のルーティング要件と Cisco SD-WAN
機能に対して同じ Cisco IOS XE
ソフトウェアイメージを使用できますか?
A.
はい。単一イメージの Cisco IOS-XE
は、Cisco IOS XE
および XE SD-WAN
機能の両方で実行できます。Catalyst 8200
シリーズ
プラットフォームのソフトウェアの最小サポートバージョンは 17.4.1
であり、C8200L
では 17.5.1
です。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームではワイヤレス LAN
がサポートされていますか?
A.
いいえ。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームではワイヤレス LAN
がサポートされていません。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームとソフトウェア定義型アクセス(SD-Access
)ソリューションを併用できますか?
A.
はい。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームを SD-Access
のコントロールプレーンおよびボーダーノード機能としてご使用いただけます。
セキュリティ
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームには、VPN
の動作を加速する専用のハードウェアはありますか?
A.
はい。これらのプラットフォームでは、専用のハードウェアと Intel
® QuickAssist
テクノロジー(QAT
)を使用して、暗号化および復号に向けた暗号処理をオフロードしています。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは SSL VPN
がサポートされていますか?
A.
いいえ。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは SSL VPN
がサポートされていません。代替ソリューションは、リモートアクセス
ソリューションとして Cisco FlexVPN
を使用することです。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは Cisco Easy VPN
クライアントがサポートされていますか?
A.
いいえ。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは Easy VPN
クライアントがサポートされていません。代替ソリューションは、リモートアクセス
ソリューションとして Cisco FlexVPN
を使用することです。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは、どのような VPN
テクノロジーがサポートされていますか?
A. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでサポートされている VPN
テクノロジーは、FlexVPN
、Dynamic Multipoint VPN
(DMVPN
)、Group Encrypted Transport VPN
(GETVPN
)、Easy VPN
サーバーです。
Q. Cisco Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは WAN MACsec
がサポートされていますか?
A. MACsec
はオンボード
イーサネット
ポートではサポートされていませんが、256
ビット WAN MACsec
は、L3
モードのポートのサポートされている NIM
モジュール(C-NIM-2T
、C-NIM-8T
、C-NIM-8M
)で使用できます。128
ビット LAN MAC
は、L2
モードのポートの C-NIM-8T
および C-NIM-8M
モジュールで使用できます。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームではシスコ暗号化トラフィック分析(ETA
)を利用できますか?
A.
はい。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは ETA
をサポートしています。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは Cisco Intrusion Prevention System
(IPS
)がサポートされていますか?
A.
はい。C8200-1N-4T
モデルでは、Snort
ベースのコンテナ化されたアプリケーションによって署名ベースの IPS
がサポートされています。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームの Cisco Snort IPS
とは何ですか?
A. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームの Cisco Snort IPS
は、業界で認められた Snort
のオープンソース IPS
テクノロジーを使用する、軽量の脅威防御ソリューションを提供します。高度なルーティング機能と統合型の脅威防御セキュリティを両立するコスト効率の高いソリューションによって規制要件に遵守したいと考えているお客様に最適です。Snort
は期間ベースのサブスクリプション
ルール
セットによって、常に最新の脅威に対応します。
Q.
Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームではコンテンツフィルタリングがサポートされていますか
?
A.
はい。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは、Cisco Umbrella Branch/Cisco Open DNS
を使用してコンテンツフィルタリングがサポートされています。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは、どのようなコンテナベースのセキュリティソリューションがサポートされていますか?
A. C8200-1N-4T
モデルでは Snort IDS/IPS
、URL
フィルタリング、AMP
、Cisco Secure Malware Analytics
(旧 Threat Grid
)、SSL
プロキシ
セキュリティ
ソリューションをサービスコンテナに展開できます。C8200L-1N-4T
ではコンテナベースのセキュリティはサポートされていません。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは、どのようなレイヤ 2
トンネリングメカニズムが利用できますか?
A. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは、レイヤ 2
トンネリングメカニズムとして Layer 2
トンネリング
プロトコル
バージョン 2
および 3
、イーサネット VPN
(EVPN
)、仮想プライベート LAN
サービス(VPLS
)をサポートしています。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは L2TPv3
および VPN over LTE
接続がサポートされていますか?
A.
はい。L2TPv3
および VPN over LTE
接続を導入できます。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームの Cisco IOS XE/XE SD-WAN
コード内では(コンテナとしてではなく)、どのようなセキュリティソリューションが提供されていますか?
A. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは以下をサポートしています。
● アプリケーション認識型のエンタープライズ ファイアウォール。
● Cisco Umbrella を使用した DNS Web レイヤ セキュリティ エージェント。
● ゾーンベースのファイアウォール。
● ネットワークアドレス変換(NAT)。
● SASE に向けた Cisco Umbrella Secure Internet Gateway(SIG)の統合。
● Virtual Route Forwarding(VRF)認識型のセキュリティ。
● 異常検出と機械学習。
● Cisco TrustSec®。
● ID ベースのネットワーキング(802.1X)。
● アクセス制御リスト(ACL)。
● コントロールプレーン保護(CoPP)。
● ロールベースのコマンドライン インターフェイス(CLI)アクセス。
● ソースベースのリモートトリガ型ブラックホール(RTBH)フィルタリング。
● セキュアシェル(SSH)v2。
● ユニキャスト リバース パス フォワーディング(RPF)。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは、Cisco trustworthy
ソリューションのどの機能が提供されていますか?
A. trustworthy
ソリューションの以下のセキュリティ機能が提供されています。
● 署名付きイメージと、セキュア固有デバイス識別子(SUDI)によるハードウェアアンカーを使用したセキュアブート。
● セキュアなストレージ。
● ランタイム防御。
● 認証および整合性検証。
● リカバリメカニズム。
● 管理プレーン保護。
コラボレーション
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは XE SD-WAN
モードでのユニファイド
コミュニケーションがサポートされていますか?
A.
はい。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは XE SD-WAN
モードでのユニファイド
コミュニケーションがサポートされています。サポート対象機能のリストは、XE SD-WAN
のリリースノートをご覧ください。
Q.
Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは旧式の
FXS
アナログ
NIM
がサポートされていますか
?
A.
いいえ。アナログ FXS NIM
を土台とした新型の「P
」バージョンのみが Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでサポートされています。「
P
」バージョンは、製造プロセスに新しいハードウェアコンポーネントが導入されたために作成されました。
P
バージョン以外のバージョンからの機能変更はありません
。
表 6. Catalyst 8200 シリーズ エッジ プラットフォームでサポートされている「P」バージョン NIM
プラットフォーム |
NIM-2FXSP |
NIM-VIC-2FXS/4FXOP |
NIM-4FXSP |
Q.
トランスコーディング、会議などの IP
メディアサービスに向けた Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームのシスコのパケット音声 DSP
モジュールバージョン 4
(PVDM4
)オプションには、どのようなものがありますか?
A. Cisco IOS XE
モードでは、PVDM4
または NIM-PVDM
モジュールを使用して DSP
ファーム IP
サービスをサポートできます。
A. XE SD-WAN
モードでは、IP
メディアサービスに向けて使用できるのは NIM-PVDM
のみです。
Q.
オンボックスの Cisco Unified Communications Manager Express
で Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームに IP
フォンを登録できますか?
A.
いいえ。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは、Cisco IOS XE
リリース 17.4.1
に含まれる Cisco Unified Communications Manager Express
のオンボックスをサポートしていません。ただし、Survivable Remote Site Telephony
(SRST
)機能をサポートしており、WAN
の機能停止に備えてブランチサイトに IP
フォンを登録できます。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは、どのような高密度アナログサービスモジュールがサポートされていますか?
A.
高密度アナログサービスモジュールはサポートしていません。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームはマザーボード DSP
をサポートしていますか?
A. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームにはマザーボードスロットはありません。
Catalyst SD-WAN
Q.
すべての Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは XE SD-WAN
をサポートしていますか?
A.
はい。Cisco DNA Essentials
または Advantage
ライセンスを持つすべての Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは、XE SD-WAN
をサポートしています。以下の表に各プラットフォームの最小バージョンを示します。
表 7. Catalyst 8200 シリーズ エッジ プラットフォームによる SD-WAN サポートの最小 XE SD-WAN バージョン
プラットフォーム |
最小 XE SD-WAN バージョン |
C8200-1N-4T |
17.4.1 |
C8200L-1N-4T |
17.5.1 |
Q. XE SD-WAN
ではどのネットワークモジュールがサポートされていますか?
Q. Cisco Firepower
は、XE SD-WAN
を実行する Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでサポートされるサービスですか?
A.
いいえ。Cisco IOS XE SD-WAN
では、Cisco Secure Firewall Threat Defense Virtual
(FTDv
)はサポートされません。アプリケーション認識型ファイアウォール、IPS/IDS
、AMP
、URL
フィルタリング、SSL
プロキシ、DNS
ウェブレイヤ、Cisco Secure Malware Analytics
(旧 Threat Grid
)が、サポート対象の Cisco IOS XE SD-WAN
セキュリティ機能であり、Cisco Catalyst SD-WAN Manager
ダッシュボードに統合されています。
Q. XE SD-WAN
ではアプリケーション
ホスティングがサポートされていますか?
A.
いいえ。Cisco IOS XE SD-WAN
ではサードパーティのアプリケーションがサポートされていません。ただし、Catalyst SD-WAN
では Snort IPS
、URL
フィルタリング、AMP
、Cisco Secure Malware Analytics
(旧 Threat Grid
)、SSL
プロキシが、C8200-1N-4T
の Cisco IOS XE SD-WAN
コード内のコンテナとしてサポートされています。
コンテナサービスは C8200L-1N-4T
ではサポートされていません。
Q. XE SD-WAN
では HSEC
ライセンスが必要ですか?
A.
はい。HSEC
ライセンスは、追加料金なしですべての Cisco DNA
の帯域幅階層に自動的に追加されます。
Q. XE SD-WAN
ではスマートライセンシングがサポートされていますか?
A.
はい。スマートライセンシングは、Cisco IOS XE
(自律モード)または XE SD-WAN
(コントローラモード)で実行される Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでサポートされる唯一の Call Home
機能です。シスコライセンスの詳細については、
cisco.com/go/licensingguide
を参照してください。
Q. XE SD-WAN
では Network-Based Application Recognition
(NBAR
)がサポートされていますか?
A.
はい。NBAR
がサポートされています。
Q.
どの Cisco IOS XE SD-WAN
機能がサービスコアを使用していますか?
A. Catalyst 8200
シリーズ(C8200-1N-4T
モデルのみ)では、IPS/IDS
、URL
フィルタリング、AMP
、Cisco Secure Malware Analytics
(旧 Threat Grid
)、SSL
プロキシ、TCP
最適化がサービスコアを使用しています。
SD-Routing
Q.
すべての Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームで SD-Routing
がサポートされていますか?
A.
はい。すべての Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームで SD-Routing
がサポートされています。以下の表に各プラットフォームの最小バージョンを示します。
表 8. Catalyst 8200 シリーズ エッジ プラットフォームによる SD-Routing サポートの最小 XE SD-WAN バージョン
プラットフォーム |
最小 XE SD-WAN バージョン |
C8200-1N-4T |
17.12.1a |
C8200L-1N-4T |
17.12.1a |
Q. SD-Routing
のために Cisco SD-WAN Manager
では、どのようなソフトウェア機能がサポートされていますか?
アプリケーションの可視性
Q.
アプリケーションを可視化できない場合、IT
オペレーション全体にどのような影響がありますか?
A.
アプリケーションとユーザーはこれまで以上に分散化されており、インターネットは事実上新しいエンタープライズ WAN
になりました。組織がインターネット、クラウド、および SaaS
を採用し続けているため、ネットワークチームチームと IT
チームは、所有していないか、直接制御していないネットワークやサービスに対して、一貫性があり、信頼性の高い接続とアプリケーション
パフォーマンスを提供することを求められています。何らかの問題が発生したときに、ネットワークに問題がないことを証明する責任を負うのは、ほとんどの場合ネットワークチームです。アプリケーションの問題がネットワークの問題と捉えられる場合もあります。責任を押し付け合ったり、根本原因を調べたりすることに無駄な時間がかけられると、サービスの中断が長期化し、最終的に会社の収益や評判が損なわれる可能性があります。
Q. Cisco Catalyst SD-WAN
がアプリケーションの可視性を向上させる仕組みを教えてください。
A. Cisco Catalyst SD-WAN
は Cisco ThousandEyes
に完全に統合されたターンキーソリューションであり、IT
オペレータの可視性を向上させ、インターネット、クラウド、SaaS
全体のデジタル体験の最適化を推進します。このターンキーソリューションによって以下のことが可能になります。
● アンダーレイネットワークをホップごとに可視化して、詳細なパスや評価指標などを取得。
● Catalyst SD-WAN オーバーレイのパフォーマンスとルーティングポリシーの検証を評価し、プロアクティブに監視。
● SaaS と社内アプリケーションの到達可能性とパフォーマンスを判断。
● Catalyst SD-WAN の展開前、展開中、展開後にグローバルリージョン全体のネットワークおよびアプリケーション パフォーマンスのベースラインを確立し、リスクを軽減して重要業績評価指標(KPI)を確立/検証。
Q.
可視性を向上させることによる利点は何ですか?
A. Cisco Catalyst SD-WAN
と
ThousandEyes
によって、IT
マネージャはアプリケーションとネットワークの中断の根本原因を迅速に特定し、実行可能なインサイトを提供し、解決時間を加速できます。
● 問題特定の平均時間(MTTI)を短縮:迅速な根本原因の切り分けと、サービスデリバリチェーン全体の直感的な分かりやすい可視化
● 無駄な責任の押し付け合いを排除:アプリケーション、ホップバイホップのネットワークパス、アンダーレイとオーバーレイのパフォーマンス、インターネットルーティングの全体の相関関係を可視化することで、問題のあるドメイン(ネットワークまたはアプリケーション)と責任者(内部チームまたは外部サービス)を即座に正確に特定
● 効果的なエスカレーションを実現:具体的な証拠をもって問題をプロバイダーにエスカレーションでき、運用レベル契約(OLA)とサービスレベル契約(SLA)を効果的に管理
Q. Cisco ThousandEyes
とは何ですか?
A. Cisco ThousandEyes
は、インターネット、クラウド、SaaS
の利用度が高まっている企業が、顧客と従業員のデジタル体験を可視化し、理解し、向上することを可能にします。あらゆるネットワークのあらゆるユーザーからアプリケーションまでをエンドツーエンドで可視化できることで、企業は迅速に根本原因を特定し、より速く解決にたどり着き、重要なパフォーマンスを測定および管理できます。
A. ThousandEyes
はインターネットだけでなく、企業のデータセンターおよびクラウド、ブランチ、キャンパス環境にかけて分散された監視ポイントからマルチレイヤのテレメトリデータを収集し、世界中に分散するこれらの監視ポイント、アプリケーション、サービスからの詳細なメトリックを提供します。その結果、アプリケーション体験と、ネットワーク、サービス、アプリケーションに関する、すべての潜在的な依存関係に対するリアルなインサイトを取得できます。
Q. Cisco Catalyst SD-WAN
はどのように ThousandEyes
と統合されていますか?
A. Cisco Catalyst SD-WAN
は、ターンキーの ThousandEyes
監視ポイントを備えた唯一の
Cisco SD-WAN
ソリューションです。このソリューションは、対象の Cisco Catalyst 8200
シリーズ
プラットフォームでサポートされています。既存のお客様は、Cisco Catalyst SD-WAN Manager
と統合することで ThousandEyes
エージェントの導入を迅速化し、IT
オペレータに価値をもたらすまでの時間を短縮できます。
Q. ThousandEyes
の最小要件は何ですか?
A. ThousandEyes
は、最小で 8 GB
の DRAM
と 8 GB
のブートフラッシュ/
ストレージを持つ対象の Cisco Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームにネイティブに統合されています。ThousandEyes
エージェントとコンテナ化された SD-WAN
セキュリティサービスを同時に実行するには、追加のメモリとストレージが必要です。
Q. ThousandEyes
はどのように注文すればよいですか?
A.
お客様は、対象の Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームで既存の ThousandEyes
のサブスクリプションを利用できます。
● 既存の ThousandEyes のお客様は、利用可能な ThousandEyes ライセンスとユニットを新しいテストに使用できます。
● 新規の ThousandEyes のお客様は、ThousandEyes エージェントをアクティベートするために、ThousandEyes ライセンスを購入する必要があります。
ライセンス
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームのソフトウェアパッケージと従来型のライセンスモデルは何ですか?
A. Cisco Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは、ハードウェアの初回購入時にソフトウェア
サブスクリプションが必須です。この初回のソフトウェア
サブスクリプションは、自律モード(従来のルーティング)とコントローラモード(Catalyst SD-WAN
)の両方に必須です。
Catalyst 8200
シリーズでは、次のサブスクリプションを利用できます。
● Catalyst Routing Essentials
● Cisco DNA Essentials
● Cisco DNA Advantage
高度な Cisco DNA
機能をすべて有効にするには、強力な機能を利用できる Cisco DNA Advantage
ライセンスが必要です。Cisco DNA Essentials
では、基本的な自動化、構成、管理機能を利用できます。
Catalyst Routing Essentials
ライセンスは、基本要件での展開を対象としており、ルーティング機能に加えて、基本的なセキュリティおよびセキュアなインフラストラクチャ機能を提供します。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームのソフトウェアパッケージは、Right-To-Use
(RTU
)ベースの ISR4000
と同様ですか?
A.
いいえ。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは、Cisco DNA
サブスクリプションベースのライセンスのみをサポートしています。Cisco DNA
サブスクリプションベースのライセンスは、レガシーの RTU
および適用ベースのソフトウェアパッケージに加えて、ISR4000
シリーズでもサポートされています。
Q.
強力な暗号化の輸出および輸入のための要件は何ですか?
A.
シスコ
ソフトウェア
アクティベーションによって提供される強力な暗号化機能の適用によって、暗号化機能の輸出の要件が満たされるため、k9
イメージ以外は必要なくなります。ただし、一部の国では輸入要件があり、強力なペイロード(VPN
)暗号化機能のソースコードをリリースすることが要求されます。これらの国の輸入要件を満たすために、強力なペイロード暗号化を伴わないユニバーサルイメージが利用可能です。このイメージは、イメージ名に「universalk9_npe
」と指定することで特定できます。強力なペイロード暗号化を伴うユニバーサルイメージのタグは「universalk9
」です。このイメージによって、実質的にすべての国の輸入と輸出の要件を満たすことができます。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは、パフォーマンスライセンスとブーストライセンスを利用できますか?
A.
いいえ。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは、技術的なスループットが制限されていません。ただし、Cisco DNA
ライセンスによる帯域幅階層に準拠するために、実際の WAN
の使用量を正確に反映した帯域幅階層を選択していただきます。
Q. Cisco DNA
ライセンスの帯域幅階層とは何ですか?
A. Cisco DNA
ライセンス
サブスクリプションでは、帯域幅階層を選択します。選択する階層は、WAN
接続の実際の使用量を反映する必要があります。
Q.
帯域幅階層はどのように選択すればよいですか?
A. WAN
の合計使用量を見積り、2
で割ることで適合する帯域幅階層を判断します。ただし、ライセンスの対象となるのは IPsec
および SD-WAN
トラフィックのみです。暗号化されない非 SD-WAN
トラフィックは無料です。詳細は以下をご覧ください。
Catalyst SD-WAN
:
WAN
(
VPN0
)のすべてのトラフィックに基づいて帯域幅階層を選択
WAN
との間でやり取りされる Transport VRF
(VPN0
)のすべてのトラフィック
● SD-WAN サイト間の IPsec
● zScaler、SIG への IPsec または非 SD-WAN の IPsec
● GRE トラフィック(暗号化なし)
● ダイレクト インターネット トラフィック(暗号化なし)
Cisco SD-WAN サービスサイド(LAN)間でやり取りされるトラフィックは、Cisco DNA 帯域幅ライセンスの対象とはなりません。
非 SD-WAN 暗号化トラフィック:
IPsec トラフィックのみに基づいて帯域幅階層を選択
暗号化トラフィックのみ:
IPsec トンネルの暗号化されたトラフィック量に対してのみ、Cisco DNA ライセンス帯域幅階層を選択します。
暗号化されないトラフィックは Cisco DNA 帯域幅ライセンスの対象とはなりません。
非 SD-WAN の暗号化されないトラフィック:
プラットフォームに適用可能な最も低い帯域幅階層を選択
暗号化されないトラフィックは Cisco DNA 帯域幅ライセンスの対象とはなりませんが、帯域幅階層を選択する必要があります。
プラットフォームに対して可能な限り低い帯域幅階層を選択してください。Catalyst 8200 および 8300 シリーズに対しては T0、Catalyst 8500 シリーズに対しては T3 です。
暗号化されないトラフィックはライセンスの対象とはなりません。技術的に最大の容量を実行しても問題ありません。
Q. HSEC
ライセンスとは何ですか?
A. HSEC
は Security
(SEC
)テクノロジー
パッケージ
ライセンスより上のアドオンライセンスであり、輸出管理によって強力なレベルの暗号化を提供します。HSEC
は、現在輸出入が禁止されている国を除くすべての国のお客様に利用可能です。これらの国は、米国商務省のリストに記載されています。HSEC
ライセンスがない場合、SEC
のパフォーマンスは 1,000
トンネルに制限され、各方向への IPsec
スループットは合計 250 Mbps
となります。HSEC
ライセンスによってこの制限を排除できます。輸出管理要件のため、HSEC
ライセンスをアクティブ化するにはライセンスキーファイルをインストールする必要があります。つまり、HSEC
は RTU
ライセンスではありません。
Q. HSEC
ライセンスが Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームで提供されているのは、暗号化トンネル数とスループットを増やすためですか?
A.
はい。暗号化トンネル数とスループットを増やすためには HSEC
ライセンスが必要です。
Q. HSEC
ライセンスは Cisco DNA
帯域幅ライセンス階層に含まれていますか?
A.
はい。HSEC
は Cisco DNA Essentials
または Advantage
で帯域幅階層を注文するときに Catalyst Routing Essentials
に自動入力されます。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームはスマートライセンシングをサポートしていますか?
A.
はい。スマートライセンシングは、Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでサポートされている唯一の Call Home
機能モードです。シスコライセンスの詳細については、
cisco.com/go/licensingguide
を参照してください。
Q. Cisco SD-WAN
向けの Cisco DNA
サブスクリプションの内容はどのようなものですか?
A.
サブスクリプション
ライセンスには Cisco SD-WAN
向けの Cisco DNA Essentials
と Cisco DNA Advantage
があります。3
年、5
年、7
年のいずれかのサブスクリプションとして利用できます。Catalyst Routing Essentials
ライセンスでは Cisco SD-WAN
の権限は提供されません。
Q. Cisco DNA
サブスクリプションは期間ベースですか?それとも永続的ですか?
A. Cisco DNA
サブスクリプションは 2
つのライセンススタックで構成されています。
SDWAN
向け
- Cisco DNA Essentials
および
Advantage
サブスクリプション
- Cisco DNA
スタック:
期間ベースで、最新の Cisco DNA
機能とコントローラ権限がすべて含まれています(Cisco Catalyst SD-WAN Manager/Cisco Catalyst Center
)。このライセンススタックは Cisco DNA
の契約期間が終了すると失効します。期間が切れると、すべてのコントローラ権限が失われます。
非
SDWAN
向け
- Cisco DNA Essentials
および
Advantage
サブスクリプション
-
ネットワークスタック:
永続的ライセンスで、SEC
、UC
、APPX
、AX
などのすべてのレガシー RTU
ライセンスが含まれています。このライセンススタックは Cisco DNA
の契約期間が終了した後も永続的に保持されます。更新の必要はありません。非 SDWAN
(AUTO
)モードで C8200
シリーズ
ルータを設定する場合は、最も短いサブスクリプション期間(3
年)を選択します。
非
SDWAN
向け
- Cisco Catalyst Routing Essentials
:
自律モードのみ。7
年間(固定)の期間ベース。ISR4000
シリーズ IP Base
ライセンスとほぼ同等のルーティング機能が含まれています。さらに、基本的なアプリケーション
ファイアウォール機能、基本的なポイントツーポイント IPSec
、およびオンプレミス SD-Routing
の権限も含まれています。有効期限が切れると、すべてのコントローラ権限が失われ、ライセンスを更新するまでルータはコンプライアンス違反になります。
Q. Cisco SD-WAN
とルーティングに向けた、Cisco DNA
サブスクリプションの主な特徴は何ですか?
A.
概要は次のとおりです。
Cisco DNA Essentials
では以下が利用可能です。
● 無制限の WAN オーバーレイ。
● Cisco Catalyst SD-WAN Manager による中央管理 - クラウドまたはオンプレミス。
● ハブとスポーク、部分メッシュ、フルメッシュなどの柔軟なトポロジ。
● アプリケーションベースのポリシー(アプリケーション認識型のルーティングポリシーなど)。
● 以下の基本的な Cisco SD-WAN セキュリティサービス。
◦ レイヤ 3/レイヤ 4/アプリケーション認識型のファイアウォール
◦ Snort IPS/IDS と Talos® シグネチャの更新
● DNS モニタリングと Cisco Umbrella のコネクタ。
● 前方誤り訂正(FEC)などの基本的なパス最適化機能。
● ダイナミック ルーティング プロトコル(Open Shortest Path First [OSPF] と ボーダー ゲートウェイ プロトコル [BGP])。
Cisco DNA Advantage
では以下が追加されます。
● 無制限のセグメンテーション。
● Cisco vAnalytics。
● Infrastructure-as-a-Service(IaaS)に向けた Cloud OnRamp。
● 以下の高度なセキュリティサービス。
◦ URL フィルタリング
◦ Cisco AMP
◦ Cisco Umbrella クラウドアプリケーション検出
Cisco Catalyst Routing Essentials の内容
● Cisco DNA Essentials および ISR4000 IP Base のルーティング機能と同様のもの。
● 基本的な IOS ベースのアプリケーション ファイアウォール機能。
● IPSec ポイントツーポイント。
● HSEC。
● MACsec。
● オンプレミス SD-Routing の権限。
Cisco SD-WAN および SD-Routing 向け Cisco DNA サブスクリプションの内容についての詳細は、Cisco SD-WAN および SD-Routing 機能のマトリックス(https://www.cisco.com/c/m/en_us/products/software/sd-wan-routing-matrix.html)をご覧ください。
アプリケーション ホスティング
Q.
アプリケーションをブートフラッシュでホストできますか?
A.
いいえ。アプリケーション
ホスティングには専用のストレージロケーションが必要で、ブートフラッシュでは無効です。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは Docker
がサポートされていますか?
A.
いいえ。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは Docker
アプリケーションがサポートされていません。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは Python
のプログラマビリティがサポートされていますか?
A.
はい。Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは、Cisco IOS XE
(自律モード)で Python
のプログラマビリティがサポートされています。
Python
のプログラマビリティによって、ユーザーは
API
を利用する
Python
コードを実行することで、自律モードで動作する
Cisco IOS XE
を実行するデバイスを制御できます。次のような複数の使用例があります
。
● インタラクティブな Python プロンプト。
● Python スクリプトの実行。
● Cisco IOS Embedded Event Manager。
● ゼロタッチプロビジョニング。
注: 上記は C8200-1N-4T でのみサポートされます。
Q.
アプリケーション
ホスティングの最小プラットフォーム要件は何ですか?
A.
アプリケーション
ホスティングの最小要件として 8 GB
の DRAM
が必要です。C8200-1N-4T
プラットフォームはデフォルトで 8 GB
の DRAM
を搭載して出荷されますが、C8200L-1N-4T
はデフォルトで 4 GB
の DRAM
を搭載して出荷されます。また、アプリケーション
ホスティングは C8200-1N-4T
モデルおよび C8300
エッジプラットフォームでのみサポートされます。
Q.
ゼロタッチプロビジョニング(ZTP
)は、Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでどのように機能しますか?
A. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームが起動されたときにスタートアップ
コンフィギュレーションが見つからない場合、デバイスは ZTP
モードに入ります。デバイスは Dynamic Host Control Protocol
(DHCP
)サーバーを見つけ、インターフェイス IP
アドレス、ゲートウェイ、DNS
サーバー IP
アドレスを使用して自らをブートストラップし、ゲストシェルを有効化します。次にデバイスは Trivial FTP
(TFTP
)サーバーの IP
アドレスまたは URL
を取得し、Python
スクリプトをダウンロードしてデバイスを構成します。
A.
ゲストシェルは、Python
スクリプトを実行するための環境を提供します。ダウンロードした Python
スクリプトを実行し、ゼロデイでデバイスを構成します。デイゼロプロビジョニングの完了後も、ゲストシェルは有効なままです。
管理
Q.
一元化されたオーケストレーション、管理、モニタリングに向けて、Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは、どのような管理オプションを利用できますか?
A. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは以下によって管理およびモニタリングできます。
● Cisco Catalyst Center。
● Cisco Catalyst SD-WAN Manager。
● ソフトウェアベースのローカル WebUI。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは、どのような管理機能が利用できますか?
A. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは以下によって管理をサポートしています。
● CLI。
● 簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)。
● オンボード Cisco IOS XE ソフトウェア WebUI。
● NETCONF、RESTCONF、YANG モデル。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは、どのようなプログラマビリティ機能が利用できますか?
A. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは、ネットワーク自動化により、ネットワークの構成、運用、モニタリングのまったく新しいパラダイムを開きます。シスコの自動化ソリューションは、オープンソースであり、各種の標準規格に準拠しており、ネットワークデバイスのライフサイクル全体で拡張可能です。
● デバイスプロビジョニング:プラグアンドプレイ(PnP)、ZTP、ブート前実行環境(PXE)。
● 構成:NETCONF/RESTCONF および Python スクリプトに対するオープン API によるモデル駆動の運用。
● カスタマイズとモニタリング:テレメトリのストリーミング。
Q. Can the Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームは Cisco Prime
® Infrastructure
によって管理できますか?
A. C8200-1N-4T
は Cisco Prime Infrastructure
によって管理できます。C8200L-1N-4T
は現在、Cisco Prime Infrastructure
ではサポートされていません。
Q. Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームにはローカル管理機能が含まれていますか?
A.
はい。
Catalyst 8200
シリーズ
エッジ
プラットフォームでは
Cisco IOS XE WebUI
がサポートされています
。