Cisco Unified Videoconferencing 5200 シリーズ製品

Cisco Unified Videoconferencing 5100 & 5200 シリーズ製品 Cisco Unified Videoconferencing 7.0

注意: 本製品は既に生産/販売を終了しております。

データ シート





Cisco Unified Videoconferencing 5100 & 5200 シリーズ製品 Cisco Unified Videoconferencing 7.0



シスコ ユニファイド コミュニケーションの高解像度ビデオ会議ソリューション


製品概要


シスコ ® ユニファイド コミュニケーション ソリューションが実現するコラボレーションにより、組織は市場の変化に素早く対応しつつ、生産性を向上させ、俊敏性と技術革新を通して競争力の強化を図り、場所の制約を受けることなく最適な品質のリッチメディアをセキュアに活用することができます。

Cisco Unified Videoconferencing は、マルチパーティの仮想会議におけるフェイスツーフェイスの対話を容易に実現する、柔軟かつ High-Definition(HD; 高解像度)のビデオ会議ソリューションです(図 1)。このソリューションは、高解像度(HD)および Cisco TelePresence™ のシステムから、Standard-Definition(SD; 標準解像度)クライアントおよび Cisco WebEx™ 会議まで、幅広いビデオ エンドポイントをサポートします。Cisco Unified Videoconferencing には、Multipoint Control Unit(MCU; マルチポイント コントロール ユニット)、管理ソフトウェア、デスクトップ ビデオ機能、および ISDN ゲートウェイが含まれているため、ビデオ リソースを効率的に管理およびスケールすることができ、広い範囲でビデオ環境を利用できるようになります。

Cisco Unified Videoconferencing によって、いつでもどこからでも会議ができるようになり、非効率な移動やその費用が不要になるため、企業は効率的なコミュニケーションとコラボレーションを推進できるようになります。また、キャンパス環境に限定されない効率的な教育とトレーニング プログラムを実施できるようになります。医師は、世界のあらゆる地域にいる専門家と相談して、患者に最良の治療を提供できます。企業は、遠隔地にいるスタッフやお客様とのフェイスツーフェイスのコミュニケーションを増やして信頼関係の構築を強化できるとともに、出張が減ることによって出張費や炭酸ガス排出量を削減できます。

図 1 Cisco Unified Videoconferencing

図 1 Cisco Unified Videoconferencing
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主な機能と利点


すべての参加者が最高品質を体験できるスケーラブルな高解像度ビデオ

Cisco Unified Videoconferencing は、最先端のハードウェア処理能力によって、すべての参加者に優れたユーザ エクスペリエンスを提供します。このソリューションは、最高のビデオ解像度(最大 1080p*)、フレーム レート、接続速度、およびコーデック サポートをすべての接続で実現します。ポート単位の HD エンコーダ アーキテクチャにより、各接続エンドポイントに個別のビデオ ストリームが提供され、容量の低下を伴わずにすべての会議に対して HD 連続表示が可能です。このソリューションは、今日の異種ビデオ環境に対応するためにトランスコーディングおよび接続速度トランスレーティングを完備しています。これによって HD および SD のエンドポイントは、サポートされる任意の音声/ビデオ コーデック、ビット レート、および解像度で、任意の会議に任意の画面レイアウトで接続できます。この設計により、計画、プロビジョニング、およびスケジューリングの要件は簡素化されます。

シスコとサードパーティのビデオ環境間での幅広い相互運用性

Cisco Unified Videoconferencing は、複数のビデオおよび音声圧縮標準、コーデック、およびプロトコルをサポートするため、シスコ環境と主要なビデオ ベンダー環境との間で幅広い接続が実現します。また、シスコ コラボレーション ポートフォリオに統合されており、デスクトップのコミュニケーション クライアントや電話機から開始できる即席のマルチパーティ会議や、音声、ビデオ、および Web コラボレーションを統合したコラボレーション会議など、さまざまな展開と使用方法に対応しています。次の展開モードを個別または組み合わせて使用できます。

  • IP ビデオ会議:SD および HD の幅広い種類のエンドポイント(H.320、H.323、Skinny Client Control Protocol(SCCP)、Session Initiation Protocol(SIP; セッション開始プロトコル)などのデバイス)の間でマルチパーティ ビデオ会議を実施できます。
  • Cisco TelePresence 会議の HD 相互運用性:Cisco TelePresence Multipoint Switch と組み合わせて使用することで、サードパーティ製の HD エンドポイントは、マルチポイント Cisco TelePresence 会議に HD 品質で参加できるとともに、SD ビデオ画像の画質が向上し、高品質なユーザ エクスペリエンスが提供されます。この機能により、お客様は Cisco TelePresence 会議の利用可能範囲を拡大し、ビデオ関連の投資を最大限に活用することができます。
  • Cisco WebEx Meeting Center:Cisco Unified Videoconferencing Desktop ソフトウェアと組み合わせて使用した場合、Cisco Unified Videoconferencing は、より高度なビデオ機能を Cisco WebEx Meeting Center に提供します。この統合により、標準ベースの SD/HD ビデオ エンドポイントおよび Cisco TelePresence エンドポイントを Cisco WebEx Meeting Center 会議で表示できます。さらに、Cisco Unified Videoconferencing with Cisco WebEx ソリューションでは、同時に表示できるビデオ参加者の数を増やしたり、表示されるビデオの解像度を 720p まで改善したりできます。
  • シスコ ビデオ テレフォニー:Cisco Unified Communications Manager ビデオ テレフォニーによって、ビデオ コミュニケーションは電話をかけるのと同じくらい容易になり、ビデオ エクスペリエンスが劇的に簡素化されます。Cisco Unified Videoconferencing は、シスコ ビデオ テレフォニー環境におけるマルチパーティ会議をサポートします。
  • Cisco Unified Videoconferencing は、Cisco Unified Videoconferencing Desktop ビデオとともに展開することで、標準ベースのマルチパーティ ビデオがサポートされ、Microsoft Office Communicator および IBM Lotus Sametime のコラボレーション機能が強化されます。

こうした幅広い種類の接続を、ビデオ会議のあらゆるニーズを満たす単一のソリューションで実現できるため、生産性の強化、システム管理の簡素化、および Total Cost of Ownership(TCO; 総所有コスト)の低減を達成できます。

単純かつ柔軟なビデオ プレゼンテーションと会議制御

すべての参加者は、個々のニーズに合わせてビデオ レイアウトをいつでもカスタマイズできます。議長は、エンドポイントまたは Web ベースのインターフェイスから会議を制御することもできます。オンスクリーン グラフィックスおよびテキスト オーバーレイでは、ステータスの更新情報が表示されるため、会議の効率とセキュリティが向上します。会議がロックされたときや暗号化されたときには、議長はそれを確認できます。

自動リソース割り当てによる品質と容量の最大化および TCO の低減*

Cisco Unified Videoconferencing では、最適なユーザ エクスペリエンスを維持しながら、異なる種類のエンドポイントが混在する環境を効率的にサポートします。このシステムでは複数の品質レベルがサポートされ、ユーザは固定および動的リソース モードを容易に切り替えることができます。固定モードでは、1080p 接続に対応するためのリソースを常に割り当てるようにポートを設定できます。また、1080p 接続と 720p 接続を混在させることにより、容量が動的に拡張されるようにシステムを設定することもできます。さらに第 3 のオプションとして、SD 接続することによって余ったリソースを、他の SD 接続の追加に使用することも可能です。このような柔軟性を簡単に実現できる業界でも類を見ないシステムにより、今日の混合エンドポイント環境において最適な品質と効率の組み合わせが得られます。

仮想 MCU 機能による分散展開のサポート

Cisco Unified Videoconferencing Manager とともに展開することで、地理的に分散している企業に対して WAN の帯域幅と遅延を最適化できます。これにより、分散ビデオ システムのネットワークを簡単にサポートできます。この特許取得済みの「仮想システム」機能により、複数のシステムで自動的に作成される会議の設定、および出席が容易にできるようになります。ユーザは場所に関係なく 1 つの番号によって接続し、各自の好みに応じた最適な設定に基づいてシステムが調整されます。

高解像度デスクトップ ビデオによるリモート アクセス

Cisco Unified Videoconferencing には、デスクトップ ビデオ オプションがあります。Cisco Unified Videoconferencing Desktop ビデオは、ほぼすべてのネットワーク化されたコンピュータからアクセス可能な、完全な対話型 HD ビデオと一方向ビデオ ストリーミングを提供することにより、ビデオ インフラストラクチャの利用範囲と効果を広げることができます。お客様、パートナー、および在宅勤務者と効率的にコラボレーションできるよう、このアプリケーションではファイアウォール トラバーサル機能と H.264 Scalable Video Coding(SVC)が使用されます。参加者は HD で会議を録画したり、録画した会議を視聴したりすることもできます。

ソリューションの高度なスケジューリングと管理

Cisco Unified Videoconferencing システムは、Cisco Unified Videoconferencing Manager によって管理できます。これによって Web ブラウザや、Microsoft Outlook または IBM Lotus Notes のカレンダーから、ビデオ会議のスケジュールを簡単に作成することもできます。また自動応答機能によって、システムへのダイヤル イン、複数システム間の有効な会議の一覧の表示ができ、その中から自分の会議を選択するだけで参加することができます。その他の機能としては、カスタム ミーティング テンプレート、Lightweight Directory Access Protocol(LDAP; 軽量ディレクトリ アクセス プロトコル)統合、E メールによる通知、およびビデオ端末への自動ダイヤルアウトがあります。これらの機能により、スケジューリングおよび出席の柔軟性と効率性が向上します。

Cisco Unified Videoconferencing Manager は、分散ビデオ インフラストラクチャとエンドポイントの管理と運用を行うシングル ポイントでもあります。このアプリケーションは、包括的なレポーティング機能、サードパーティ製ビデオ エンドポイントの設定とネットワーク管理、リアルタイムでの会議の管理とモニタリングを提供します。Cisco Unified Videoconferencing Manager では、地理的に分散したビデオ インフラストラクチャ(Cisco Unified Videoconferencing 3500、5100、および 5200 シリーズの MCU モジュールや Cisco Unified Videoconferencing ISDN Gateway モジュールなど)の展開と管理を容易に実施することもできます。

製品情報


表 1 に、Cisco Unified Videoconferencing 5200 および 5100 システムを製品番号別に示します。表 2 にシステムの各機能を示し、表 3 にはシステムの物理仕様を示します。

表 1 Cisco Unified Videoconferencing 5200 および 5100 システムの製品番号

製品番号 説明
CUVC-5230-HD30 3U のラックマウント可能なシャーシ(二重化電源のオプションあり)、30 ポートの HD 720p 会議
CUVC-5115-HD15 1U のラックマウント可能なシャーシ、15 ポートの HD 720p ビデオ会議*
CUVC-5110-HD10 1U のラックマウント可能なシャーシ、10 ポートの HD 720p ビデオ会議*

*バージョン 7.1 で使用可能

表 2 Cisco Unified Videoconferencing 5200 および 5100 システムの機能

システムの機能 説明
ビデオ容量 Cisco Unified Videoconferencing 5230 システム Cisco Unified Videoconferencing 5115 システム Cisco Unified Videoconferencing 5110 システム
HD 720p 連続表示 30 ポート 15 ポート 10 ポート
HD 1080p 連続表示 15 ポート* 7 ポート* 5 ポート*
HD ビデオ スイッチング 120 ポート* 60 ポート* 40 ポート*
拡張 SD 連続表示 120 ポート* 60 ポート* 40 ポート*
ビデオ機能
  • ビデオ コーデック:H.263、H.263+、H.264
  • ライブ ビデオの解像度:Common Intermediate Format(CIF)および Standard Input Format(SIF)、最大 1080p
  • 表示ビデオの解像度:Video Graphics Array(VGA)、Super Video Graphics Array(SVGA)、および Super Extended Graphics Array(SXGA)、720p および 1080p
  • ビデオ帯域幅:ポートあたり最大 12 Mbps
  • 全ポートですべてのビデオ コーデックおよび速度の変換機能を完全装備
  • Differentiated Services(DiffServ; ディファレンシエーテッド サービス)、Type of Service(ToS; タイプ オブ サービス)、および IP Precedence による Quality-of-Service(QoS)サポート
  • Cisco Unified Video Conference Manager によるビデオ録画
  • オンスクリーン メニューによる会議の選択
音声機能
  • コーデック:G.711、G.722、G.722.1、G.729、MPEG4 AAC-LC、MPEG4 AAC-LD、Siren14™/G.722.1 Annex C
  • 帯域幅の可用性に応じたコーデックの自動選択
  • Dual Tone MultiFrequency(DTMF)トーン検出(インバンド、H.245 トーン、RFC 2833)
  • 参加者が会議に参加または退出したときに再生される入室トーンおよび退出トーン
  • カスタム メッセージの記録およびアップロード機能
  • すべての音声ポートで変換機能およびミキシング機能を完全装備
  • Interactive Voice Response(IVR; 自動音声応答)による会議の選択
シグナリング プロトコル
  • SIP
  • H.323
  • SCCP
  • H.320(ゲートウェイ モジュールを使用する場合)
会議表示
  • 無制限の同時会議数
  • 最大で 28 人の参加者を同時に表示する 22 種類の画面レイアウト オプション
  • ビデオのアスペクト比を 4:3 または 16:9 に自動調整
  • TV ディスプレイに合わせた画像サイズの自動調整
  • 参加者数に応じたダイナミック レイアウト
  • カスタマイズ可能な DTMF 制御による会議参加者ごとの個人レイアウト
  • 画面レイアウト内での参加者の配置を議長が完全に制御できる Web インターフェイス
  • オプションの自己表示ウィンドウ
  • テキスト オーバーレイ(会議参加者の名前など)
オンスクリーン情報オーバーレイ
  • 会議に参加したユーザと退出したユーザ
  • 音声だけの参加者の人数
  • 音声だけのアクティブな話者の名前
  • 暗号化された会議
  • 録画中の会議
スケーラビリティ
  • 複数の Cisco Unified Videoconferencing 5200 および 5100 システムの自動カスケード接続により会議の規模を拡張可能
  • カスケード会議は、データセンターで一元管理することも、地理的に分散して WAN 帯域幅を効率的に使用することも可能
スケジューリング インターフェイス
  • Cisco Unified Videoconferencing Manager による会議のスケジューリング
  • Microsoft Outlook のスケジューリングの統合
  • IBM Lotus Notes のスケジューリングの統合
セキュリティ
  • H.235 Advanced Encryption Standard(AES; 高度暗号化規格)暗号化による容量の低下を伴わないセキュアな会議
  • パスワードで保護された、複数レベル(アドミニストレータ、オペレータ、ユーザ)の Web GUI ユーザ アクセス
  • Personal-Identification-Number(PIN)で保護された会議
  • HTTPS によるセキュアな管理
データの共有
  • H.239 および DuoVideo によるプレゼンテーション共有
  • Cisco WebEx アプリケーションとの統合による Web コラボレーション
サポートされるゲートキーパー Cisco IOS® ゲートキーパー、またはその同等品
診断機能
  • ユニットに電源を入れたときの電源投入時自己診断テスト
  • 前面パネルのエラー インジケータ
  • Telnet およびシリアル ポートのモニタリング機能
  • オンボードの温度センサーおよび電圧モニタリング
  • 組み込みのアラームとイベント マネージャ、およびキャプチャされたログのコンパクト フラッシュへの保存
  • 1 つのボタンによるログ収集

* バージョン 7.1 で使用可能

表 3 Cisco Unified Videoconferencing 5200 および 5100 システムの仕様

機能 仕様
LAN インターフェイス 1 つの 100/1000 イーサネット ポート、IEEE 802.3、RJ-45
シリアル ポート EIA-232、9 ピン D 型
Cisco Unified Videoconferencing 5230 システム
  • (高さ × 幅 × 奥行き):133.35 × 448 × 400 mm(5.25 × 17.6 × 15.75 インチ)、フランジで 0.4826 m(19 インチ)ラックにマウント可能
  • 約 17 kg(37 ポンド)(電源が 1 つの場合)
  • ホットスワップのインテリジェントなシェルフ マネージャ ブレード
  • ホットスワップの冗長な冷却システム(2 つのファン トレイおよびプッシュプル型の冷却)
  • ブレード間の高速バックプレーン接続
  • 90 〜 264 VAC、50 〜 60 Hz
  • ホットスワップの冗長 AC 電源(オプション)
  • 冗長 AC 給電
Cisco Unified Videoconferencing 5110 および 5115 システム*
  • (高さ × 幅 × 奥行き):44.45 x 448 x 480 mm(1.75 × 17.6 × 18.9 インチ)、フランジで 0.4826 m(19 インチ)ラックにマウント可能
  • 約 8.5 kg(18.75 ポンド)
  • 90 〜 264 VAC、50 〜 60 Hz
環境
  • 動作温度:0 〜 45°C(32 〜 113°F)
  • 保管温度:周囲温度 -25 〜 70°C(-13 〜 158°F)
  • 湿度:5 〜 90%(結露しないこと)

*バージョン 7.1 で使用可能

シスコ ユニファイド コミュニケーション サービス


シスコと認定パートナーは、セキュリティと復元力に優れたシスコ ユニファイド コミュニケーション ソリューションの導入をお手伝いし、厳しい導入スケジュールを実現してビジネスの優位性を高めます。シスコのサービス ポートフォリオは、固定およびモバイル ネットワーク上に音声、ビデオ、データ、およびモバイル アプリケーションを統合する実証済みの手法に基づいています。

ソリューションのライフサイクルの各段階で必要なアクティビティは、サービスに対するシスコ独自のライフサイクル アプローチによって定義されています。計画立案および設計のカスタマイズ サービスは、お客様のニーズに合うソリューションの作成に重点を置いており、受賞実績のあるテクニカル サポートが業務効率の向上を支援します。またリモート管理サービスによって日々の業務が簡素化され、さらに最適化サービスによって、お客様のビジネス ニーズの変化に応じてソリューションのパフォーマンスを向上させることができます。

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