Cisco ONS 15454

Cisco ONS 15454 MSTP 用拡張 C バンド 96 チャネル EDFA 増幅器

データ シート





Cisco ONS 15454 MSTP 用拡張 C バンド 96 チャネル EDFA 増幅器



製品概要


Cisco® ONS 15454 Multiservice Transport Platform(MSTP; マルチサービス トランスポート プラットフォーム)は、メトロ、リージョナル、またはロングホール ネットワークの距離を拡張する、拡張光増幅器です。光増幅カードは Cisco ONS 15454 MSTP のインテリジェントな Dense Wavelength-Division Multiplexing(DWDM; 高密度波長分割多重)アーキテクチャの一部で、DWDM の複雑性を削減し、迅速な次世代ネットワーク ソリューションの導入を実現します。

Cisco ONS 15454 用拡張 C バンド 96 チャネル EDFA 増幅器(図 1)は、実績のある Cisco ONS 15454 のキャリアクラスの機能を活用するプラグイン モジュールです。このカードは、距離と光パフォーマンスを提供することで、単一の DWDM チャネルを現在の 96 チャネルまで拡張し、サービス プロバイダーとエンタープライズ ネットワークの要件を満たすことができます。表 1 に、Cisco ONS 15454 MSTP で利用できる拡張 C バンド 96 チャネル EDFA 増幅器プラグイン カードの種類と、サポートする用途を示します。

図 1 Cisco ONS 15454 MSTP 用拡張 C バンド 96 チャネル EDFA 増幅器

図 1 Cisco ONS 15454 MSTP 用拡張 C バンド 96 チャネル EDFA 増幅器


機能と利点


シスコの可変ゲイン ブースター増幅器は、最大 17 dB および 24 dB のゲインを取得でき、ハイパワー拡張増幅器として次世代の光ネットワークのニーズを満たします。最近の高容量光ネットワークで用いられる 40 Gbps および 100 Gbps のトランスポンダ装置 で、コヒーレント検出テクノロジーと、PM-DQPSK 変調方式に似た新しい変調フォーマットを採用することで、分散補正の必要がなくなります。これにより、分散補正装置を設置するための無駄な中間ステージが不要となり、1 回の増幅ステージで実施できるので、Erbium-Doped Fiber Amplifier(EDFA; エルビウム添加光ファイバ増幅器)の雑音指数は最適化されます。将来的には、チャネル容量は現行の 80 チャネルから合計 96 チャネルまで増えると予想されます。この増幅器では、スペクトラムの C バンド(50 GHz スペースの ITU グリッド、波長範囲は 1528.77 〜 1566.72 nm)で最大 96 チャネルをサポートすることもできます。

17 dB 増幅器および 24 dB 増幅器は、最新の増幅テクノロジー、可変光減衰器、光ダイオード、多数のソフトウェアを活用して高度な自動化を実現し、運用を簡素化します。これらは、C バンドの光増幅要件に沿った低ノイズ ゲイン ブロックを搭載し、組み込みのゲイン フラットニング フィルタが付いています。柔軟なアプリケーションのサポートに向けて、増幅器は 2 つの操作モード(定ゲインおよび定電力)をサポートし、同時に両モードで Amplified Spontaneous Emission(ASE; 自然放射増幅)も提供します。このほか、迅速な過渡抑制を提供し、ネットワークに損害を与えたり劣化させたりすることなく、ネットワークの変更に素早く対応できます。両カードにはプログラム可能なチルトが搭載され、歪みのない、低周波の伝送機能を提供します。各カードは、ソフトウェア制御が可能な Variable Optical Attenuator(VOA; 可変光減衰器)のほか、光ダイオードによる多数の光モニタリングが統合されており、ノード ベースおよびネットワーク ベースの自動電力レベル管理を提供します。多数の光安全性アルゴリズムは、ネットワークを運用する際のユーザの安全性を確保します。光増幅器カードの前面プレートには、カードの運用状況をすばやく目視チェックできる LED があります。各前面プレートにはオレンジ色の丸のアイコンが印刷されており、シェルフ スロットのアイコンと一致します。これは、カードを挿入するシェルフ スロットの場所を示しています。このカードは、統合型 Cisco Transport Controller(クラフト マネージャ)でサポートされ、ユーザはシステムの運用、管理、保守、およびプロビジョニング(OAM&P)機能にアクセスできます。図 2 に、両増幅器の機能ブロック図を示します。

図 2 機能ブロック図(OPT-EDFA-17 および OPT-EDFA-24)

図 2 機能ブロック図(OPT-EDFA-17 および OPT-EDFA-24)


表 1 拡張 C バンド 96 チャネル EDFA 増幅器カードと用途

コンポーネント 導入用途
シスコの可変ゲイン ブースター増幅器、最大 17 dB のゲイン(15454-OPT-EDFA-17) この柔軟な増幅器をプリアンプまたはブースター増幅器として利用することで、総出力電力 20 dBm および 17 dB のゲインを得ることができる。光サービス チャネル スプリッタまたは結合モジュールと統合することで、Optical Service Channel Module(OSCM; 光サービス チャネル モジュール)カードで Optical Supervisory Channel(OSC; 光監視チャネル)と送受信する、または Transport Node Controller(TNC)カードに関連付けられた OSC プラグインとの OSC 信号の送受信が可能。
導入場所としては、ファイバ スパンへ入る際にチャネルごとのパワーを多く必要とするサイトが挙げられる。
シスコの可変ゲイン ブースター増幅器、最大 24 dB のゲイン(15454-OPT-EDFA-24) この柔軟な増幅器をプリアンプまたはブースター増幅器として利用することで、総出力電力 20 dBm および 24 dB のゲインを得ることができる。光サービス チャネル スプリッタまたは結合モジュールと統合することで、OSC は OSCM カードとの送受信または OSC 信号の送受信が可能。
導入場所としては、ファイバ スパンへ入る際にチャネルごとのパワーを多く必要とするサイトが挙げられる。


製品仕様


表 2 〜 7 に、Cisco ONS 15454 用拡張 C バンド 96 チャネル EDFA 増幅器の仕様を示します。

表 2 法令順守

ANSI(SONET)システム ETSI(SDH)システム
サポートされる国/地域
  • カナダ
  • 米国
  • 韓国
  • ヨーロッパ
  • 南米
  • 日本
  • アジア太平洋
  • 中東およびアフリカ
EMC(Class A)
  • ICES-003 Issue 4(2004)
  • GR-1089-CORE、Issue 4(Type 2 および Type 4 equipment)
  • GR-1089-CORE - Issue 03(Oct 2002)(Objective O3-2 - Section 3.2.1 - Radiated Emissions requirements with all doors open)
  • FCC 47CFR15、Class A subpart B(2006)
  • EN 300 386 v1.3.3(2005)および v1.4.1(2007)
  • CISPR 22 - Fifth edition(2005-04)Class A および Amendment 1(2005-07)
  • CISPR 24 - First edition(1997-09)および Amendment 1(2001-07)および Amendment 2(2002-10)
  • EN 55022:1998 Class A - CENELEC Amendment A2:2003
  • EN 55024:1998 - CENELEC Amendment A1:2001 および Amendment A2:2003
  • 規制 237(ブラジル)
  • VCCI V-3/2006.04
  • EN 61000-6-1:2001
  • EN 61000-6-2:1999
安全性
  • UL/CSA 60950 -1 First Edition(2003)
  • GR-1089-CORE、Issue 4(Type 2 および Type 4 equipment)
  • UL/CSA 60950 -1 First Edition(2003)
  • IEC 60950-1(2001/10)/Amendment 11:2004 to EN 60950-1:2001, 1st Edition(規格変更をすべて含む)
レーザー
  • UL/CSA 60950 -1 First Edition(2003)
  • IEC 60950 -1(2001-01)First Edition/EN60950 -1(2001), First Edition
  • IEC 60825 - 2(2004-06)Third Edition
  • IEC 60825-1 +Am.1+ Am.2(2001)
  • CDRH(Accession letter and report)
環境
  • GR-63-CORE, Issue 3(2006)
  • ETS 300-019-2-1 V2.1.2(Storage, Class 1.1)
  • ETS 300-019-2-2 V2.1.2(Transportation, Class 2.3)
  • ETS 300-019-2-3 V2.1.2(Operational, Class 3.1E)
  • EU WEEE 規制
  • EU RoHS 規制
光の安全性
  • EN/IEC-60825-2 Third edition(2004-06)
  • EN/IEC 60825-1 Consol. Ed. 1.2 - incl. am1+am2(2001-08)
  • 21CFR1040(2004/04)(Accession Letter および CDRH Report)
  • IEC-60825-2 Third edition(2004-06)
  • ITU-T G.664(2006)
その他
  • 音響ノイズ
    • GR-63-CORE, Issue 3(2006)
    • ETS 300 753 ed.1(1997-10)
  • 防雨、防砂、防塵、防湿
    • AS 1939-1990, 4.2, IP 53
  • 機械的衝撃および衝突
    • AS1099- 2.27
  • お客様固有の要件
    • AT&T Network Equipment Development Standards(NEDS)Generic Requirements, AT&T 802-900-260
    • SBC TP76200MP
    • Verizon SIT.NEBS.NPI.2002.010


表 3 システム要件

コンポーネント ANSI(SONET)システム ETSI(SDH)システム
プロセッサ TCC2P、TCC2、TCC3 TCC2P、TCC2、TCC3
相互接続 すべて(必須ではありません) すべて(必須ではありません)
シェルフ アセンブリ CC-FTA または 15454-M6-FTA または 15454-M2-FTA バージョンのファントレイ アセンブリ付きの 15454-SA-HD または 15454-SA-HD-DDR または 15454-M6-SA または 15454-M2-SA シェルフ アセンブリ CC-FTA または 15454-M6-FTA または 15454-M2-FTA バージョンのファントレイ アセンブリ付きの 15454E-SA-ETSI または 15454-M6-SA または 15454-M2-SA シェルフ アセンブリ
システム ソフトウェア リリース 9.3 ANSI 以降 リリース 9.3 ETSI 以降
スロットの互換性 Cisco ONS 15454 シェルフのスロット 1 〜 6 または 12 〜 17(M12)、Cisco ONS 15454 M6 のスロット 2 〜 7、Cisco ONS 15454 M2 のスロット 2 〜 3 Cisco ONS 15454 シェルフのスロット 1 〜 6 または 12 〜 17(M12)、Cisco ONS 15454 M6 のスロット 2 〜 7、Cisco ONS 15454 M2 のスロット 2 〜 3


表 4 カードの仕様

仕様 数値
管理
カードの LED
  • エラー(FAIL)
  • アクティブ/スタンバイ(ACT/STBY)
  • 信号障害(SF)



緑/黄

基本仕様
総電力
  • 通常
  • 最大


40W
50W
重量(クラム シェルを含まない場合) 2 kg(4.41 lb)
光コネクタ LC
サイズ 1 スロット
信頼性
予測される平均故障間隔(MTBF) 147,018 時間
動作環境
温度 0 〜 45 ℃(32 〜 113 °F)
湿度 5 〜 95%(結露しないこと)
保管環境
温度 -40 〜 70 ℃(-40 〜 158 °F)
湿度 5 〜 95%(結露しないこと)
輸送環境
温度 -40 〜 70 ℃(-40 〜 158 °F)
湿度 5 〜 95%(結露しないこと)


表 5 光増幅器の仕様

仕様 17 dB 増幅器(15454-OPT-EDFA-17) 24 dB 増幅器(15454-OPT-EDFA-24)
入力電流範囲(PIN)

全チャネル負荷または単一チャネル負荷
-5 dBm 出力電力時の単一チャネル:
25 〜 -10 dBm
20 dBm 出力電力時の全チャネル負荷:
0 〜 -15 dBm
-5 dBm 出力電力時の単一チャネル:
-32 〜 -17 dBm
20 dBm 出力電力時の全チャネル負荷:
-7 〜 8 dBm
出力電力範囲 -5 〜 20 dBm -5 〜 20 dBm
出力電力範のシャットオフしきい値 20.5 dBm 20.5 dBm
標準ゲイン範囲(制御ゲイン チルト) 5 〜 17 dB 12 〜 24 dB
拡張ゲイン範囲(制御ゲイン チルト) 17 〜 20 dB 24 〜 27 dB
過渡抑制 表 7 を参照 表 7 を参照


表 6 一般的な光増幅器の仕様

仕様 数値
目標ゲイン チルトのゲイン リップル = 0 dB 単一増幅器:0.5 〜 1.2 dB
増幅器 × 6(カスケード):最大 4 dB
目標ゲイン チルトのゲイン チルト エラー = 0 dB (0.5 dB
ゲイン設定分解能(定ゲインモード) 0.1 dB
出力電力の設定分解能(定電力モード) 0.1 dB
ゲインおよび電源調整のセットリング時間
(最終セット ポイントで 10 〜 90%)
5 ミリ秒 〜 1 秒
短期間の耐久性:ゲイン、出力電力、ゲイン チルト (0.1、(0.1、(および 0.1 dB
増幅無効モード時の最大出力電力 -15 dBm
入力反射 40 dB
出力反射 40 dB
後方 ASE パワー -25 dB
ポンプ パワー リーク -20 dB
偏波依存ゲイン(最大) 0.2 dB
偏波モード分散(最大) 0.5 ps
偏波依存損失(最大) 0.2 dB
OSC フィルタ動作帯域幅 1500 〜 1520 nm
チャネル フィルタ動作帯域幅 1528 〜 1570 nm
サポートするチャネル総数 96 チャネル、50 GHz 間隔
OSC フィルタの挿入損失
  • チャネルのドロップ(最大)
  • OSC のドロップ(最大)
  • OSC の追加(最大)


1 dB
1.8 dB
1.8 dB


表 7 過渡抑制の仕様

入力電力の変位 アンダーシュートおよびオーバーシュート セットリング時間
最大 標準 最大 標準
15 dB 3 dB 0.5 dB 1000 マイクロ秒 500 マイクロ秒
6 dB 2 dB 0.5 dB 800 マイクロ秒 210 マイクロ秒
3 dB 1.5 dB 0.5 dB 500 マイクロ秒 190 マイクロ秒


保証に関する情報


保証については、Cisco.com の製品保証 [英語] のページを参照してください。

発注情報


シスコ製品の購入方法については、「購入案内」および表 8 を参照してください。ソフトウェアをダウンロードするには Cisco Software Center にアクセスしてください。

表 8 発注情報

製品番号 説明
15454-OPT-EDFA-17 拡張 C バンド 96 チャネル EDFA 増幅器、最大ゲイン 17 dB、50 GHz 互換、LC コネクタ
15454-OPT-EDFA-24 拡張 C バンド 96 チャネル EDFA 増幅器、最大ゲイン 24 dB、50 GHz 互換、LC コネクタ