Cisco Unified Communications Manager

ユニファイド コミュニケーション ソリューションの評価

ホワイトペーパー





ユニファイド コミュニケーション ソリューションの評価



ユニファイド コミュニケーション - シスコとマイクロソフトの比較


概要


多くの企業が、ユニファイド コミュニケーションは生産性の大幅な向上と高い投資効果をもたらすと考えています。この利点を十分に享受するため、基本的な VoIP(Voice over IP)機能だけではない本格的なユニファイド コミュニケーション ソリューションに注目が集まっています。生産性アプリケーションにはますます多くのコミュニケーション機能やコラボレーション機能が搭載されるようになってきており、また、ユーザのモバイル利用が高まるにつれ、どこにいても高度な機能が使用できることが求められるようになってきています。ただし、エンド ユーザにとっても、ソリューションを実装しサポートする必要のある IT 部門にとっても、ユニファイド コミュニケーションのソリューションであればどれでも同じというわけではありません。マイクロソフトのユニファイド コミュニケーションおよび最近発表された Communications Server "14"(Wave 14)は、ソフトウェアだけで実現するコミュニケーション戦略によってコストを削減し、より豊富な機能を提供するとして、関心を呼んでいます。また同社では、Communications Server 14 は、企業が即時導入できるテレフォニー ソリューションであるとも述べています。このような関心の引き方は、一見すると訴求力がありますが、ソリューションが十分に成熟したものでなければ、機能が不足し、多くのビジネス展開で信頼性を欠き、期待されるコスト削減も実現しない恐れがあります。本資料では、Microsoft Communications Server 14 について提供されている情報を参考にしながら、マイクロソフトのユニファイド コミュニケーションとシスコ ユニファイド コミュニケーション ソリューションをいくつかの重要分野で比較します。

シスコのユニファイド コミュニケーションとマイクロソフトのユニファイド コミュニケーションの比較


価値の高いユニファイド コミュニケーション ソリューションとするためには、企業のテレフォニーやユニファイド メッセージング、マルチメディア会議、エンタープライズ インスタント メッセージング(IM)など、堅牢で機能の豊富なコミュニケーション サービスが、さまざまなクライアントやエンドポイントから利用可能な形で提供されている必要があります。ユニファイド コミュニケーションのこの全体像を念頭に置いて考察すると、シスコとマイクロソフトのソリューションには、10 項目の重要な相違点があると考えられます。

1. ユニファイド コミュニケーション機能の成熟度:マイクロソフトが提供するユニファイド コミュニケーションには、テレフォニー、会議、メッセージング、ビデオ通信のどれを見ても未成熟な点が見受けられます。たとえば、強制アカウント コードやクライアント識別コードなど、コール アクセスや課金を管理するための基本的なテレフォニー機能がありません。マイクロソフトのユニファイド メッセージング製品には、メッセージのリコール、廃棄呼の復元、カスタム キーパッド マッピングなど、エンド ユーザ向けの基本的な機能もありません。カンファレンス機能では、マイクロソフトは、会議、トレーニング、サポート、イベント用の幅広いアプリケーションを提供していません。それどころか、Wave 14 の新しいクライアントでは、現在のクライアントより会議機能が少なくなり、その時々で異なる Web 会議クライアントを使用する必要があります。ビデオ通信では、マイクロソフトは H.264 をサポートしておらず、Wave 14 にはトランスコーディング機能もレート マッチングの機能もありません。このため、相互運用性が制限されるとともに、サポートされているプロトコルのうち、最もレベルの低い共通の組み合わせに調整されるため、ビデオとオーディオの品質は低下します。

それとは対照的に、シスコの音声、ビデオ、およびコラボレーション機能は、この 12 年間にわたって継続した開発が続けられ、改良が重ねられています。豊富な機能と高度で多種多様なメディア エンドポイントを利用でき、高機能な時分割多重化(TDM)方式のシステムから、高機能な IP ベースのユニファイド コミュニケーションへとユーザが円滑に移行できるように支援します。さらに、シスコのユニファイド メッセージングおよび会議ソリューションは、音声メッセージを直接 Microsoft Outlook クライアントから作成して送信したり、Web 会議で Mac や Linux ベースのコンピュータからのコンテンツを共有したりといった、業界最先端の機能も搭載しています。シスコの会議製品を使用すれば、オン・デマンドの Cisco WebEx™ でも、自営型(オン・プレミス)の Web 会議でも、一貫性があり、スケーラブルで豊富な機能を利用できる Web 会議を体験できます。ビデオ コラボレーションが必須の時代になるに伴い、参加者全員が最高の効果を得るためには、他のエンドポイントの機能に影響を受けることなく、各参加グループが最高品質を体験できることが極めて重要になっています。このため、シスコのビデオ コラボレーション ソリューションでは、同一コール内で使用されているエンドポイントの解像度が異なる場合でも(例えば標準解像度と高解像度)、最高で 1080p のビデオ解像度で複数のサイトの画像を組み合わせて同時に表示することが可能になっています(Continuous Presence:連続的参加者表示)。テレフォニー、メッセージング、会議、およびビデオ コラボレーションにわたる豊富な機能によって、シスコのソリューションはさまざまなコミュニケーションのニーズと使用環境に対応し、より優れたユーザ エクスペリエンスを実現しています。

2. 相互運用性に対する取り組み:マイクロソフトは以前から、ユニファイド コミュニケーションの業界標準に準拠していません。当初、Microsoft Live Communications Server の大部分は業界標準に基づいていましたが、長年にわたり、多くの項目が標準とは異なってきています。

  • ビデオ:Microsoft Office Communicator(MOC)および Microsoft Office Communications Server(OCS)は、広く採用されている標準準拠の H.264 ビデオを採用せず、独自のビデオ コーデックを使用しています。MOC と標準準拠のビデオ ソリューションとを相互運用するには、サードパーティ製ゲートウェイと MCU を導入する必要があるため、コストが大幅に増加したり、遅延、品質の低下、MOC クライアントの H.263 ビデオへのダウングレードにつながり、結果として、コスト増や品質の低下を招いたり、ユーザ エクスペリエンスが損なわれたりすることがあります。OCS のビデオ会議サーバは独自のプロトコルしかサポートしておらず、標準準拠のビデオ エンドポイントとは併用できません。
  • 音声およびボイスメール: マイクロソフトは独自のコーデックを使用しているため、互換性の問題でこれまでのエンドポイントへの投資が無駄になる恐れがあります。マイクロソフトのユニファイド メッセージングは、他のボイスメール システムとの相互運用性がありません。つまり、マイクロソフトと他社製のボイスメール システム間では、メッセージのやりとりが行えません。

標準への取り組みとして、シスコではテレフォニーおよびビデオ ソリューション全体にわたり、業界標準のプロトコルおよびコーデック(Session Initiation Protocol(SIP)、G.711、G.722、G.729、H.264、および H.323)をサポートしてきています。この取り組みの成果は、メッセージングにおける、他社製のボイスメール ソリューションや業界トップの E メール環境との相互運用性で発揮されています。ビデオの分野でも、複数のビデオおよびオーディオ圧縮の標準や、コーデック、プロトコル、トランスコーディングやレートマッチングをサポートすることにより、シスコ製品と主要なビデオ ベンダー環境との間で幅広い接続性を実現しています。特定のビジネス環境へのカスタマイズについては、シスコでは、サードパーティの開発者向けに、標準に準拠した豊富なプログラミング インターフェイス(API)を用意しています。Cisco Developer Network を通じ、開発者には、シスコと互換性のある製品を開発、テスト、販売するために必要な基礎的なツールおよびリソースが提供されます。

3. 堅牢で拡張性のあるプレゼンス アーキテクチャおよびインスタント メッセージング:コラボレーションしようとしている相手の対応可否状況や最適なコミュニケーション手段をすばやく確認できるプレゼンス機能はなくてはならないものになっています。プレゼンス アーキテクチャの主要な標準である XMPP は、XML に基づいたオープンなプロトコルであり、ほぼリアルタイムのインスタント メッセージングおよびプレゼンス確認を可能にします。分散し、移動の多いチーム メンバーと、日頃からファイアウォールを超えて多くのビジネスコミュニケーションを行うために、XMPP には組織間の簡潔なプレゼンス連携を提供しています。マイクロソフトは、SIP/SIP for Instant Messaging and Presence Leveraging Extensions(SIP/SIMPLE)を独自のプロトコルに変えて使用しているため、そのままでは XMPP に対応せず、別個にゲートウェイが必要です。このアーキテクチャでは、OCS との XMPP 連携のみサポートしています。Web 対応アプリケーションすべてにプレゼンス情報を提供するという XMPP の展望は、このマイクロソフトのアプローチではサポートされていません。シスコのアプローチでは、開発者は XMPP を使用して、ユーザのデスクトップに重いクライアントを置く必要なく、IM およびプレゼンスを Web アプリケーションに統合することが可能ですが、マイクロソフトでは次のいずれかの方法をとらないと統合できません。

  • ユーザのデスクトップに Microsoft Communicator を実装
  • サードパーティに Silverlight 開発作業を委託
  • ブラウザと OCS/MOC 間に設置したサードパーティ製の Web ゲートウェイを使用

その上、ユーザが OCS クライアントにログインしていない限り、ユーザのプレゼンスはオフラインとなります。このアプローチでは、クライアントの対応可否状態を反映するだけで、ユーザの電話や Microsoft Exchange 予定表に格納されたスケジュールなど、他のプレゼンス ソースの状況が反映されないため、プレゼンス認識の価値が制限されます。

シスコでは、ネイティブの SIP/SIMPLE および XMPP の両方を組み込んだ、業界唯一のデュアルプロトコルのプレゼンス プラットフォームを用意しています。このプラットフォームのアーキテクチャは柔軟で、どちらかの標準をサポートするエンドポイント全体の対応可否情報を同時に集約して配信します。サードパーティ製の XMPP クライアントは、サーバに直接登録し、プレゼンスとインスタント メッセージを交換することが可能です。シスコのアーキテクチャによるアプローチはネットワーク ベースのため、プレゼンスは常に有効であり、相手がシスコのプレゼンス クライアントにログインしていなくても、デスクの電話や携帯で通話中か、Microsoft Exchange 予定表にスケジュールの入っている会議中かなどを知ることが可能です。また、シスコでは、ポイントツーポイントおよびグループ チャット、オフライン チャット、IM ロギングおよびコンプライアンス オプション、それに常設チャットなどの豊富なインスタント メッセージング機能も用意しています。これらの機能は、同一のクライアントおよびサーバ ソリューションに包括されているという点で、マイクロソフト製品のように常設チャット用のクライアントおよびサーバを別途必要とするものとは異なります。シスコのプレゼンス ソリューションは、DMZ に追加サーバを設置する必要なく、Microsoft Office Communicator、IBM Sametime、および Google Talk と相互運用が可能であり、コストを削減し、運用の複雑さを軽減します。

4. 導入および運用の容易さ:新規導入か、既存の IM 環境への追加導入であるかに関わらず、マイクロソフトの音声、ビデオ、Web コラボレーション製品を追加するには、独自のコーディングをサポートして他の既存の音声およびビデオ投資と共存するために、複雑な分散サーバ アーキテクチャが必要となります。OCS の音声機能を導入するには、マイクロソフトの音声機能にフラッシュ カット(段階的にではなく、一度に移行)する計画でない限り、デュアルの呼制御インフラストラクチャを導入する必要があります(フラッシュ カットで移行すると、音声機能というミッション クリティカルなビジネス機能のリスクが大幅に増加します)。組織のユニファイド コミュニケーション インフラストラクチャにとって、デュアルの呼制御インフラストラクチャはかなりのコスト増となり、管理のオーバーヘッドと複雑さが増加します。

シスコのアーキテクチャでは、一体化されないオーバーラップ呼制御プラットフォームを導入せず、代わりに、ネットワークをユニファイド コミュニケーション サービス提供のプラットフォームとして使用し、既存の音声システムと統合して管理を簡素化し、アップグレードを実行するというアプローチを取ります。ユニファイド コミュニケーション機能を追加しても、ネットワーク アーキテクチャそのものに変更はありません。シスコのユニファイド コミュニケーション ソリューションでは、ネットワーク自体に組み込まれたサービスを生かし、お客様に全体的な作業効率の良さを体感していただけるようにしています。

5. セキュリティ:マイクロソフトの製品は同種のサーバや PC の環境を基盤としているため、組織内にある他の Windows ベースのシステムで問題を起こすセキュリティの脆弱性が、ミッションクリティカルな音声サービスやコラボレーション サービスを提供するシステムにも影響を及ぼします。SQLSlammer や CodeRed などの広く流布しているウイルスは、一部の組織に大規模な損害をもたらしましたが、同様に音声システムをダウンさせ、音声コールや E911 サービスを無効にする潜在的な危険性もあります。そしてマイクロソフトは、ブランチ オフィスのアプライアンスの耐障害性の強化にサードパーティ ベンダー製品を使用するアプローチを取っているため、マイクロソフトによって提供される OCS ソフトウェアまたはサードパーティ ベンダーによって提供されるアプライアンス ソフトウェア、あるいはその両方の組み合わせに存在するセキュリティの脆弱性が悪意のあるユーザに標的にされることが考えられ、セキュアな導入を目指すチームにとって、重大な運用上の問題となる危険性を潜在的に秘めています。

それとは対照的に、シスコでは、セキュリティおよびパッチ管理の問題に関し、ブランチ オフィスの耐障害性まで含め、ネットワークおよびテレフォニー システム全体を包括するアプローチを取っています。シスコのエンドツーエンド セキュリティ テクノロジーでは、サービス拒否攻撃という想定される最悪の事態でも、通話を保証します。セキュリティ強化されたシスコのソリューションは、Windows ベースのセキュリティの脆弱性の影響を受ける均一なコンピュータ システムとは異なる立場を取ります。そのため、ワーム攻撃を受けるという不運に見舞われても、シスコのネットワークおよびシスコのユニファイド コミュニケーション ソリューションは、オンライン状態を保ち続ける可能性が高くなります。

6. コンタクト センター:マイクロソフトは自身のコンタクト センターを用意せず、この重要なソリューションをパートナーからの提供に依存しています。この状況から、マイクロソフトのお客様は、コンタクト センターに関するさまざまな潜在的問題にさらされています。その中には、他のユニファイド コミュニケーション資産との相互運用性を欠く恐れや、機能の欠如または低下、管理方法やユーザ インターフェイスが異なるシステムが混在するなどの問題です。この状況は、複雑なコール フローがダウンしたとき、誰を呼べばいいかがわかりにくいため、サポートが複雑になるという結果にもつながります。

これとは対照的に、シスコでは、自社の他のユニファイド コミュニケーション ソリューションと緊密に統合されたセルフサービス(Interactive Voice Response(IVR:自動音声応答))製品とコンタクト センターを用意しており、シスコ コンタクト センターのユーザは、ユニファイド コミュニケーション機能に透過的に相互アクセスができます。たとえば、シスコの IVR および Voice Portal ソリューションは、Cisco TelePresence™ ソリューションに統合され、セルフサービス セッションを高解像度ビデオ支援サービスに透過的に移行できます。シスコのコンタクト センターおよびユニファイド コミュニケーション ソリューションは、共通の、セキュアなフレームワーク上に構築されているため、エンドユーザや運用担当者は一貫性のある使い勝手で、共通の管理ツールおよびインターフェイスを使用することができます。

7. ハイ アベイラビリティ:音声はミッション クリティカルな機能であり、信頼性が低く断続することのある音声サービスや低品質の音声サービスでは円滑に業務を行うことはできません。支社を持つ企業では、高品質でハイ アベイラビリティの音声サービスを確実に実現することはさらに複雑になります。コストと管理面の利点から、ユニファイド コミュニケーション ソリューションは本社で集中管理されることが多いからです。この問題を解決するために、マイクロソフトでは CS14 Survivable Branch Appliance(SBA)を導入しています。しかし、SBA は支社にもう 1 台の管理用サーバを設置するため、Microsoft OCS 2007 R2 とほとんど同じアプローチです。実際、「サバイバブル・ブランチ・アプライアンス」には、支社にもう 1 台の Windows サーバが必要であるという事実が隠されており、CS14 SBA は実は少しも「アプライアンス」であるとは言えません。支社に設置するサーバの数が増えるということは、支社の数に正比例して複雑さが増すということであり、総所有コスト(TCO)も増加します。CS14 SBA では、一連の重複した、複雑な並列ネットワークの構築を推奨していますが、これは運用のオーバーヘッドを増加させ、障害分離のポイントを増加させ、TCO を増加させます。

シスコのユニファイド コミュニケーション ソリューションは、高品質と信頼性を念頭に置き、内蔵された冗長性、自動フェールオーバー、およびリモート サイトの耐障害性機能を備えた設計が行われています。WAN リンクがエラーになった場合でも、リモート サイトは引き続き機能します。これは、Cisco Unified Communications Manager とローカル ゲートウェイ間で通信を行っており、冗長 WAN リンクを必要としないからです。マイクロソフトでも、この機能を宣伝していますが、マイクロソフトのソリューションでは追加のアプライアンスが必要で、それに伴って関連コストが必要になり、複雑さが増加します。

対照的に、ブランチ オフィスに設置した業界最先端のシスコ製ブランチ オフィス用ルータを、耐障害性の向上、会議、公衆電話交換網(PSTN)のゲートウェイ アクセスに活用すれば、データ通信とテレフォニーが 1 つに統合されたネットワークをサポートできるため、TCO を削減することができます。

8. 革新的なモバイル デバイス サポート:今日のビジネスでは、必要とするさまざまな情報やサービスに対し、社員が、必要なときに多様なモバイル端末で接続できる必要があります。ビジネスでのモバイル端末に対する依存度が高まるにつれ、IT 部門では、コストの制御、コンプライアンス、および管理の要件を考慮しながら、モバイルに関する需要に応えていく必要があります。現在マイクロソフトでは、これらの要件のすべてを満たすことはできていません。特に、iPhone や iPad などの最新のデバイスには対応できていませんが、これらを使用するエグゼクティブやシニア マネジメントの数は次第に増加しています。マイクロソフトの Wave 14 では、こういった問題のいくつかを解決していますが、シスコのモバイル デバイス対応機能の方がより成熟度が高く、徹底しています。

基本機能として、シスコでは Apple iPhone のほか、Nokia、RIM、Windows Mobile でプレゼンス、IM、クリック ツー コール(クリックするだけで電話を発信)、その他の高度な機能をサポートしています。一例として、IT 管理費軽減のため、シスコでは Dial-via-Office(オフィス経由のダイヤル)を用意してモバイル コールをインテリジェントにルーティングし、市外通話や国際電話のコストを削減します。屋内でのコスト削減と通話品質の向上を促進するため、iPhone および Nokia デバイスの IP soft-phone 機能を使用することにより、VPN を使用して企業の Wi-Fi ネットワークや Wi-Fi ホットスポットを通じて受発信を行うことができます。シングル ナンバー リーチを使用してコンプライアンスに対応することもできます。1 つの業務用電話番号を公開し、ボイスメールを使用できると同時に、携帯電話や自宅の電話番号を公開しなくても社員の代替デバイスに連絡を取ることができます。これらの基本機能を大幅に拡張し、シスコでは現在、ビジュアル ボイスメール、透過的なコール ハンドオフ(デスクの電話機と携帯電話間の通話の相互転送)を提供し、さらに iPhone、iPad、RIM 端末向けの Web 会議機能によりモバイル ユーザがアプリケーション及びプレゼンテーション共有をライブで見ることができます。そして、先日発表された新製品の Cisco Cius™ ビジネス タブレットは、モバイル コラボレーションに対するシスコのビジョンを示すもので、いつでもどこでも利用可能な、次のような機能を備えています。

  • 簡単につながる有線、無線、および第 3 世代、第 4 世代(3G、4G)のモバイル サービス
  • 簡単、安全に業務アプリケーションにアクセスするための業界標準の仮想デスクトップ クライアント
  • Google Android オペレーティング システム上に構築されたオープンな開発プラットフォーム
  • 臨場感のあるビデオを実現する HD ビデオ(720p)と Cisco TelePresence との相互接続
  • シスコのコラボレーション アプリケーションにどこからでもアクセス

9. エキスパートによるプリセールスとポストセールスのサポート:マイクロソフトは、音声アプリケーションを、ミッション クリティカルな機能としてよりも一般消費者向けソフトウェア販売と同様に扱う傾向があります。企業のお客様がマイクロソフトに直接連絡して購入後の問題解決を行える場合もありますが、IT 部門に与えられる無料通話回数は一定で、その後は従量制になるため、運用コストの予測が困難です。マイクロソフトはオンサイト サービスやサポート契約を直接提供しておらず、パートナーを通じた認定サービスも用意していません。オンサイト サポートの提供は、完全にパートナー任せです。

一方、シスコのお客様の IT スタッフは、受賞実績のあるシスコのテクニカル サポート サービスにより、シスコのエンジニアや Cisco.com のリソースをいつでも、直接利用することができます。専門家による迅速な対応および責任ある回答によって、重要な問題を確実にすばやく解決することができるのです。この対応は、ミッション クリティカルな音声サービスに不可欠なものです。サポートがシスコから直接提供される場合であれ、シスコの認定パートナーのサービスによるものであれ、お客様は、十年来の実績に基づく包括的な専門知識や経験を利用することができます。

10. ビジョン:シスコとマイクロソフトは、ビジネス プロセスに統合されたマルチパーティおよびマルチメディア コミュニケーションについてのビジョンで合意していますが、シスコの目指すものは、単にそれだけにとどまりません。この分野については、マイクロソフトは開発者のリソースで対応しているとしていますが、リソースは公開されていません。なぜなら、彼らのいう統合は独自のものであり、変更される可能性があるためです。機能は進化するため、非公開であることは一般的なことですが、OCS においては、サードパーティ製品が OCS と統合する際に、必ずしもユーザに対してよりシームレスなエクスペリエンスをもたらしてはいません。シスコの目指すビジョンは、お客様が日常的にお使いになるあらゆるアプリケーションで Any-to-Any の接続性(あらゆる相互接続性)を提供することです。このソリューションは、標準ベースの柔軟性と融合することにより、他の通信端末およびアプリケーションと統合し、長期にわたって堅牢で柔軟なソリューションとなります。

シスコをお選びいただく理由


シスコでは、IP 通信ソリューションの開発を 1997 年に開始し、他のどのベンダーよりも長期にわたって IP 通信サービスを提供してきています。現在、Fortune 500 の 85% を超える企業でシスコのユニファイド コミュニケーションが採用されています。シスコのユニファイド コミュニケーションは、高度なセキュリティ、機敏性、障害回復力、拡張性をご体験いただける、総合的なソリューションの一部です。エンタープライズ ネットワーク、仮想化、およびデータ センターでの実績を活かし、シスコは、高度にセキュアなコラボレーションをサポートする次世代ネットワークを、組織内および組織間において提供します。

詳細情報


シスコ ユニファイド コミュニケーションの詳細については、http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/iptel/index.html を参照するか、シスコの代理店にお問い合わせください。