シスコ音声モジュールおよびインターフェイス カード

マルチフレックス トランク専用エコー キャンセル モジュール

Q&A





マルチフレックス トランク専用エコー キャンセル モジュール


一般

Q:発表された新しいモジュールは、どのようなものですか。
A:表 1 に示す 2 つのマルチフレックス トランク専用エコー キャンセル モジュール(MFT ECAN)が発表されました。

表 1 新しい Cisco MFT ECAN モジュール

製品番号 説明
EC-MFT-32 32 チャネル MFT ECAN モジュール
EC-MFT-64 64 チャネル MFT ECAN モジュール


Q:このモジュールを搭載するためのスロットは、どの Voice/WAN Interface Card(VWIC; 音声/WAN インターフェイス カード)にありますか。各カードには、通常はどのモジュールが使用されますか。
A:第 2 世代 1 ポートおよび 2 ポート T1/E1 マルチフレックス トランク VWIC2(MFT VWIC2)には、 ECAN モジュール専用のスロットがあります。表 2 に、MFT VWIC2 と推奨 ECAN モジュールを示します。

表 2 推奨 ECAN モジュール

製品番号 製品の説明 推奨 ECAN モジュール
VWIC2-1MFT-T1/E1 1 ポート T1/E1 マルチフレックス トランク音声/WAN インターフェイス カード EC-MFT-32
VWIC2-2MFT-T1/E1 2 ポート T1/E1 マルチフレックス トランク音声/WAN インターフェイス カード EC-MFT-64
VWIC2-1MFT-G703 1 ポート G.703 マルチフレックス トランク音声/WAN インターフェイス カード EC-MFT-32
VWIC2-2MFT-G703 2 ポート G.703 マルチフレックス トランク音声/WAN インターフェイス カード EC-MFT-64


注:
  • 2 ポート MFT VWIC2 に 32 チャネル MFT ECAN モジュールを取り付けることはできます。ただし、エコー キャンセレーション機能をすべての音声チャネルで同時に使用することはできません。
  • 1 ポート MFT VWIC2 に 64 チャネル MFT ECAN モジュールを取り付けることはできます。ただし、余分のエコー キャンセレーション チャネルは使用されません。MFT VWIC2 のポートのうち、モジュールに直接接続されているポートのみが、モジュールの機能を利用できます。
Q:64 ms のエコー キャンセラ カバレッジでは不十分な、要件の厳しいネットワーク環境には、どのようなエコー キャンセレーション ソリューションが推奨されますか。
A:ECAN モジュールには、ITU-T G.168 ECAN 拡張機能を実行する専用ハードウェア リソースがあり、最大 128 ms のテール長のほか、CLI によってさまざまな設定ができます。このオプションのドーター カードを、第 2 世代 T1/E1 MFT VWIC2 に搭載することで、要件の厳しいネットワーク環境でも安定したエコー キャンセレーション パフォーマンスを実現します。

Q:エコー キャンセラ ソフトウェア機能が、MFT ECAN モジュールで実行される場合と、Packet Voice DSP Module(PVDM)、ネットワーク モジュール、または Advanced Integration Module(AIM)上の Digital Signal Processor(DSP; デジタル信号プロセッサ)リソースを使って実行される場合では、どのような違いがありますか。
A:PVDM2、アクセス ルータのメイン ボードやネットワーク モジュールに搭載されている DSP、AIM にマウントされた DSP、および MFT ECAN モジュールのどれもが ITU-T G.168 ECAN 拡張機能をサポートしています。ただし、エコー キャンセラ カバレッジを 128 ms に設定できるのは、専用 ECAN モジュールのみです。その他のプラットフォームでのエコー キャンセラ カバレッジは 64 ms までとなります。

Q:MFT ECAN モジュールをサポートするために必要な Cisco IOS® ソフトウェアのバージョンはどれですか。また、どの Cisco IOS ソフトウェアのライセンスが必要ですか。
A:ITU-T G.168 ECAN 拡張機能を実行する MFT ECAN モジュールは、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.3(14)T からサポートが開始され、Cisco IOS ソフトウェア 12.4(1) メインライン リリースにてサポートされています。データ アプリケーションには少なくとも IP Base フィーチャ セット ライセンスが、音声アプリケーションには少なくとも IP Voice フィーチャ セット ライセンスが必要です。

Q:MFT ECAN モジュールが特定の Voice over IP(VoIP)ネットワークで役立つかどうかは、どのようにすればわかりますか。
A:MFT ECAN モジュールは、いくつかの状況で役立つと判断できます。まず、一部のコールでのみエコーが発生する場合です。この場合、その他のコールでは、64 ms のエコー キャンセラ カバレッジで対処できています。エコーが発生しているコールは、長距離電話や一部の電話番号へのコールなどである可能性があります。また、エコー キャンセレーション機能を使用しているかどうかに関係なく、同様のエコーが発生する場合にも有効です。

Q:エコー キャンセラの詳細と調整方法についての情報は、どこにありますか。
A:ホワイト ペーパー『Echo Analysis for Voice over IP』(英語)には、エコー キャンセレーション コンポーネント、動作、動作の確認、ケース スタディなど、エコーの包括的な概要が記載されています。下記の URL を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/partner/tech/tk652/tk701/technologies_white_paper09186a00800d6b68.shtml

お問い合わせ