データ シートCisco CSS 11500 シリーズ コンテント サービス スイッチ業界最高レベルのコンパクトなプラットフォームである Cisco® CSS 11500 シリーズ コンテント サービス スイッチは、最も豊富なレイヤ 4 ~ 7 アプリケーション配信サービスをデータセンターで実行します。 Cisco CSS 11500 は、高い評価を得ている Cisco Web Network Service(WebNS)ソフトウェアを搭載し、特にインターネットおよびイントラネット データセンター向けに強力なアプリケーション配信(レイヤ 4 ~ 7)サービスを提供するように設計されており、次のような特長を備えています。
Cisco CSS 11500 シリーズ コンテント サービス スイッチを導入すると、データセンター、ネットワーク、およびアプリケーション リソースの最適化、拡張、セキュリティ保護により、コストが一斉に削減されて、これらのリソースの生産性が改善されるので、顧客、ビジネス パートナー、および従業員に優れたエクスペリエンスを提供できます。また、コンテンツのファスト スイッチングと転送により、Web サイト、サーバ ファーム、キャッシュ クラスタ、ファイアウォール システム、およびその他多数のアプリケーション インフラストラクチャ コンポーネントの利用率、応答性、可用性、スケーラビリティおよびセキュリティが改善されます。 e- ビジネス向けの優れたトラフィック管理シスコでは、Cisco CSS 11500 シリーズ(Cisco CSS 11501、CSS 11501S-C、CSS 11503、CSS 11506)に加えて、Cisco Catalyst® 6500 シリーズ スイッチと Cisco 7600 シリーズ ルータ用の統合型サービス モジュールであるコンテント スイッチング モジュール(CSM/CSM-S)やアプリケーション コントロール エンジン(ACE)など幅広い製品ラインを提供しています。Cisco CSM は優れたパフォーマンスを実現し、WebNS ソフトウェアに匹敵する豊富なデータ転送機能とアプリケーション(レイヤ 4 ~ 7)機能を提供します。さらに Cisco ACE では、優れたアプリケーション パフォーマンスの提供、アプリケーション セキュリティの確保、およびインフラストラクチャの簡素化を同時に実現できるため、全体的な運用コスト(OpEx)と設備投資(CapEx)の削減が可能になります。また、Cisco CSM および Cisco ACE は、Cisco IOS® ソフトウェア、Cisco Catalyst 6500 シリーズ スイッチ、および Cisco 7600 シリーズ ルータと完全に統合することで、高いポート密度と幅広いインターネットワーキング機能にも対応します。 高可用性における新たな標準Cisco CSS 11500 は、ステートフル レイヤ 5 セッション冗長化機能を実現する Adaptive Session Redundancy(ASR)を搭載し、パフォーマンスを最大化しながら、重要なフローをフェールオーバーすることができます。 長時間の FTP やデータベース セッションなどのなかにはミッションクリティカルなフローもありますが、多くはその限りではありません。今日のほとんどのソリューションでは、重要であるかどうかに関係なく、すべてのトラフィックをユニット間でバックアップする必要があります。フローの大部分が重要でない場合、システム パフォーマンスのほとんどが無用なバックアップに浪費されることになります。 ASR 搭載の Cisco CSS 11500 を使用すると、重要なフローを複製が必要なフローとしてマーキングし、それ以外のフローはマーキングしないように設定することができます。ASR を使用することで、トラフィック管理リソースを必要な箇所のみに集中させることができます。 SSL および圧縮の統合によるセキュリティ、サーバ、および WAN の最適化シスコは、スケーラブルなハードウェアベースの統合 SSL/圧縮ソリューションを提供しています。SSL はクライアント ブラウザから Web サーバへのトラフィックを安全に転送するための業界標準プロトコルですが、今日の e- ビジネス インフラストラクチャで SSL を使用するには 2 つの大きな課題があります。第 1 に、SSL はデータとヘッダーを暗号化するので、リクエストをレイヤ 4 ~ 7 スイッチングで処理する際に必要となる情報を読み取ることができません。第 2 に、SSL 認証を実行することで、SSL フロー設定ごとに大きな処理負荷がかかります。 統合 SSL モジュールを搭載した Cisco CSS 11500 は、最先端の SSL 加速化テクノロジーと Cisco WebNS テクノロジーを組み合わせることで、これらの課題に対処します。SSL モジュールはコスト パフォーマンスに優れているだけでなく、デジタル証明書の管理も簡素化します。 Cisco CSS 11500 製品ラインに追加される最新のハードウェア モジュールでは、SSL アクセラレーションと HTTP 圧縮を単独または同時にサポートできます。SSL トランザクションと圧縮の組み合わせを同一モジュールでサポートすると、次のような利点を得られます。
圧縮モジュールは、すべての Web ブラウザに搭載されている解凍機能を利用します。これまで、圧縮はサーバで行われてきましたが、今では、Cisco CSS 11500 に圧縮処理をオフロードできます。この機能はロスのないデータ圧縮アルゴリズムと 2 種類のファイル形式(GZIP [GNU zip] と Deflate)をサポートしています。 SSL アクセラレーションと HTTP 圧縮を組み合わせることにより、シスコはスイッチ/サーバ アーキテクチャの最適化において新たな可能性を提供して、データセンターのセキュリティ保護と最適化を実現します。 モジュール性による投資の保護モジュラ設計を採用した Cisco CSS 11500 は、現在の機能要件だけでなく、将来のニーズにも対応できる拡張性を備えています。Cisco CSS 11500 セッション アクセラレータ モジュールを使用すると、フロー設定とフロー転送のパフォーマンスを低コストで向上させることができます。I/O モジュールは、ファスト イーサネットまたはギガビット イーサネットのポート密度を選択できるだけでなく、フロー パフォーマンスを大きく向上させます。オプションのメモリ アップグレードを行うと、サポートされる同時フローの数が増えます。PCMCIA フラッシュ ドライブもサポートされています。 ローカルおよびグローバルなロード バランシングネットワーク設計者は、次の 2 つの方法のいずれかを利用して Global Server Load Balancing(GSLB; グローバル サーバ負荷バランシング)ソリューションを実現できます。第 1 の方法では、専用の GSLB アプライアンスである Cisco GSS(Global Site Selector)を使用します。この設計オプションでは、Cisco GSS 4491 によってクライアントが最適なデータセンターにリダイレクトされ、Cisco CSS 11500 ではデータセンター内で最適なサーバを選択するコンテント スイッチング処理のみが行われます。ローカルでのサーバの選択は、サーバの負荷、アプリケーションの応答時間、および従来から使用されている最小接続やラウンドロビン アルゴリズムに基づいて実行されます。 第 2 の方法では、Cisco CSS 11500 で GSLB とコンテント スイッチング処理の両方を実行させます。この設計オプションでは、CSS 11500 が最適なデータセンターおよびデータセンター内の最適なリソースを選択します。 最初の方法は、企業が複数のアクティブ データセンターのサポートを計画している場合、GSLB の管理を一元化する必要がある場合、またはデータセンター プロキシミティ ソリューションを必要とする場合に適しています。2 番めの方法は、単一のアクティブ サイトに適したソリューションで、障害回復サイトへのフェールオーバーを行う場合に使用します。いずれの GSLB 方式でも、標準的な TCP/UDP または DNS を使用するアプリケーションがサポートされます。 サイトとシステムのセキュリティCisco WebNS ソフトウェアを搭載した Cisco CSS 11500 では、サイトのパフォーマンスを低下させることなく、高度なセキュリティ保護の実現を支援します。Cisco CSS 11500 では、ステートフルなコンテンツベースのアクセス制御が可能であり、送信元アドレス、宛先アドレス、プロトコル、TCP ポート、または URL の自由な組み合わせに基づいたセキュリティ ポリシーをサポートします。実サーバの IP アドレスは、ワイヤ速度の Network Address Translation(NAT; ネットワーク アドレス変換)によって保護されます。 Cisco CSS 11500 はセキュリティ強化のため、複数のファイアウォールを通してインテリジェントにトラフィックの送信を行います。ファイアウォールのロード バランシングにより、システム ダウンを引き起こすパフォーマンスのボトルネックやシングルポイント障害が解消され、ネットワークの接続遮断および e- コマース注文やその他のミッションクリティカルなトランザクションの中断の原因となる状況を排除できます。 シンプルな GUI または高度なツールによる管理ビジネスクリティカルな Web サイトの継続的な運営コストは、効果的な管理ツールによって削減できます。WebNS を搭載した Cisco CSS 11500 は、操作性、セキュリティ、および柔軟性を備えた広範な種類の管理ツールをサポートします。管理者は Cisco IOS ソフトウェアと同等の CLI(コマンドライン インターフェイス)または直感的に操作できる組み込み GUI で設定を行えます。Cisco CSS 11500 は、CiscoWorks CiscoView Device Manager(CVDM)などのエンタープライズ管理システムによって管理できます。大規模ネットワークの場合は、Cisco Hosting Solutions Engine など階層型アクセス ツールによる管理が可能です。カスタマイズされた管理システムまたはネットワークとの対話が必要なユーザ アプリケーションとの統合には、XML(Extensible Markup Language)ベースのプログラミング方式による管理 API(Application Programming Interface; アプリケーション プログラミング インターフェイス)、簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)、リモート モニタリング(RMON)、およびログファイルが用意されています。ビジネスクリティカルな Web サイトの継続的な運営コストは、効果的な管理ツールによって削減できます。 Cisco CSS 11500 シリーズ:シャーシおよびモジュールCisco CSS 11500 シリーズ コンテント サービス スイッチには、次の 4 つのモデルがあります。
Cisco CSS 11501 および Cisco CSS 11501S-C(SSL ターミネーションと圧縮へのサポート)は、オプションの SFP GBIC(Small Form-Factor Pluggable Gigabit Interface Converter)により、8 つの 10/100 イーサネット ポートおよび 1 つのギガビット イーサネット ポートをサポートします。いずれの Cisco CSS 11501 モデルも、コンソール ポート、管理用イーサネット ポート、および 2 つの PCMCIA スロットが装備されており、256 MB フラッシュ メモリ ディスクまたは 1 GB フラッシュ ドライブを最大 2 つまたはそれぞれ 1 つずつ装着することができます。SSL ターミネーションおよび圧縮を搭載した Cisco CSS 11501 は、最先端の暗号チップと圧縮チップが組み込まれた内部カードを活用することで、毎秒 1400 の SSL トランザクション処理、250 Mbps の大量暗号化処理(ARC4)、および 500 Mbps の圧縮容量に対応します。 Cisco CSS 11503 および Cisco CSS 11506 は、モジュール交換が可能なモジュラ プラットフォームです。また、フラッシュ メモリと GBIC も共有できます。Cisco CSS 11501 は固定メモリを搭載し、他の 2 つのモデルと同じフラッシュ メモリをサポートします。Cisco CSS 11506 には最低 1 つのスイッチ コントロール モジュール(SCM)を搭載する必要があり、2 つめの SCM はスタンバイ モードに設定できます。1 つのスロットに SCM を装着した場合、残り 5 つのスロットには I/O、SSL、または セッション アクセラレータ モジュールを自由に組み合わせて装着できます。Cisco CSS 11503 は SCM を 1 つ搭載する必要があり、他のオプション モジュールの中から任意の 2 つのモジュールを収容します。 Cisco CSS 11506 は、SCM の冗長化だけでなく、リダンダント電源と 20 Gbps の冗長スイッチ モジュールにも対応しています。 SCM はすべて冗長ディスク ドライブをサポートします。 フロー設定にはすべてのモジュールが関与しますが、制御機能、パフォーマンス、SSL 機能、および I/O など主要な機能の設定については、モジュールごとに異なります。各 Cisco CSS 11500 モジュールは、フロー設定用の高速 MIPS RISC プロセッサ 1 基、フロー転送用ネットワーク プロセッサ 1 基、ブリッジ/Access Control List(ACL; アクセス制御リスト)テーブル参照を高速化するためのエンジン 1 基、および最大 288 MB の RDRAM で構成されています。 Cisco CSS 11500 シリーズのスイッチ コントロール モジュールCisco CSS 11500 スイッチ コントロール モジュールはシステム全体を制御するだけでなく、I/O 密度とフロー パフォーマンスにも貢献します。SCM には 2 つのギガビット イーサネット ポート(SFP GBIC をサポート)、管理用のコンソール ポートと専用イーサネット ポートが標準で装備されています。さらに、2 つの PCMCIA スロットを搭載しており、1 GB のフラッシュ メモリ ディスクを 2 つまで装着可能です。 Cisco CSS 11500 シリーズ用 SSL および圧縮モジュールCisco CSS 11500 の SSL および圧縮モジュールは、今日の e- ビジネス データセンターで発生する大量の SSL トランザクションを処理するのに最適なソリューションです。このモジュールでは、Cisco WebNS の優れたコンテンツ スイッチング テクノロジーに最先端の SSL プロセッサと暗号プロセッサが統合されています。SSL および圧縮モジュールはコスト パフォーマンスに優れているだけでなく、デジタル証明書の管理を簡素化し、スイッチ/サーバ アーキテクチャの最適化において新たな可能性を提供して、セキュリティ保護と最適化を実現します。SSL 圧縮モジュールは、毎秒 1400 の SSL トランザクション処理、250 Mbps の大量暗号化処理(ARC4)、および 500 Mbps の圧縮容量に対応します。 Cisco CSS 11500 シリーズの I/O モジュールCisco CSS 11500 の I/O モジュールは、ポート密度とフロー パフォーマンスを提供します。この製品ラインでは、次の 3 つのタイプの I/O モジュールがサポートされています。
ファスト イーサネット ポートは、標準の RJ-45 コネクタ付き 10/100BASE-TX で、ギガビット イーサネット ポートには SFP GBIC(1000BASE-SX、1000BASE-LX、または 1000BASE-T)が必要です。 Cisco CSS 11500 シリーズのセッション アクセラレータ モジュールセッション アクセラレータ モジュールを使用すると、接続を追加する必要がない場合に、低コストでフロー パフォーマンスを向上させることができます。セッション アクセラレータ モジュールは I/O モジュールと同じフロー設定およびフロー転送プロセッサを使用します。このモジュールを使用すると、システムのポート密度とパフォーマンスを柔軟に最適化できます。表 1 に、各 Cisco CSS 11500 モデルの機能を示します。 表 1 各 Cisco CSS 11500 モデル:早見表
発注情報表 2 に、Cisco CSS 11500 シリーズの製品番号とその説明を示します。 表 2 Cisco CSS 11500 シリーズの製品番号
Cisco CSS 11500 シリーズの仕様表 3 に、Cisco CSS 11500 シリーズの仕様を示します。 表 3 Cisco CSS 11500 シリーズの仕様
** 非動作時(台形パルス):20 G、1.32 m/秒(52 インチ/秒)、G は加速度の値、G = 9.81 m/秒**(32.17 フィート/秒**) |
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