Packaged CCE 2000 エージェント展開
Packaged CCE 2000 エージェント展開のコンポーネントを設定するには、以下の手順を実行します。
手順 |
タスク |
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1 |
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2 |
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3 |
外部メディア サーバの場合、 メディア サーバの設定 |
4 |
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5 |
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6 |
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7 |
Cisco Unified Customer Voice Portal Reporting Server の設定(任意) |
8 |
VVB の設定(任意) |
9 |
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10 |
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11 |
エンタープライズ チャットおよび電子メール(ECE)の設定(オプション) |
CCE コンポーネントの設定
以下の手順を実行して、コアの CCE コンポーネントを設定します。
手順 |
タスク |
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1 |
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2 |
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3 |
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4 |
|
5 |
Cisco SNMP の設定(任意) |
6 |
CA 証明書の詳細については、以下を参照してください。 AW マシンに CA 署名付き証明書を生成してインポートする |
7 |
自己署名付き証明書の詳細については、以下を参照してください。 AWマシンで自己署名証明書を生成してインポートする |
CCE コンポーネント用 SQL Server の設定
以下の手順を、ロガー、Rogger、および AW マシンで実行する必要があります。
手順
ステップ 1 |
Microsoft SQL Server 2014 Management Studioを開きます。 |
ステップ 2 |
ログインします。 |
ステップ 3 |
[セキュリティ(Security)] と [ログイン(Logins)] を順に展開します。 |
ステップ 4 |
BUILTIN \ Administrator グループが表示されていない場合:
|
組織ユニットの設定
ドメインの追加
手順
ステップ 1 |
ドメイン管理者権限を持つユーザとしてログインします。 |
ステップ 2 |
デスクトップの Unified CCE ツールのショートカットを使用して、ドメイン マネージャ ツールを開きます。 |
ステップ 3 |
ドメインの下の 選択するをクリックします。 |
ステップ 4 |
ドメインの選択 ダイアログ ボックスを使用して、ドメインを追加することができます。また、対象ドメインが自動的に検出できない場合は、ドメインを手動で追加することもできます。 [ドメインの選択] ダイアログ ボックスのコントロールを使用してドメインを追加する手順:
ドメインの手動追加手順:
|
組織ユニットの追加
ドメイン マネージャ ツールを使用して、ドメインの Cisco ルート組織単位(OU)を作成し、施設とインスタンスの OU を作成します。
システム ソフトウェアは、常に Cisco_ICM という名前のルート OU を使用します。Cisco_ICM OU は、Unified ICM セントラル コントローラがインストールされたドメイン内のいかなるレベルにも配置することができます。システム ソフトウェア コンポーネントは、この名前を検索することで、ルート OU を特定します。
Cisco Root OU を作成したユーザは、自動的に Cisco ルート OU の設定セキュリティ グループのメンバーとなります。実際には、このユーザにはドメイン内のすべての Unified CCE タスクに対する権限が与えられます。
手順
ステップ 1 |
ドメイン管理者権限を使用してログインして、デスクトップの Unified CCE ツールのショートカットで ドメイン マネージャ ツールを開きます。 |
ステップ 2 |
ドメインを選択します。 |
ステップ 3 |
この OU が最初のインスタンスである場合は、以下の手順を実行して、Cisco_ICM ルートを追加します。 |
ステップ 4 |
ファシリティ OU の追加手順:
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ステップ 5 |
インスタンス OUの追加手順:
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ステップ 6 |
[閉じる(Close)] をクリックします。 |
セキュリティ グループへのユーザの追加
セキュリティ グループにドメイン ユーザを追加するには、以下の手順を実行します。次に、このセキュリティ グループによって制御される機能に対して、ユーザ特権が与えられます。
手順
ステップ 1 |
ドメイン マネージャ ツールを開き、ユーザを追加するセキュリティ グループを選択します。 |
ステップ 2 |
[セキュリティ グループ] で、メンバーをクリックします。 |
ステップ 3 |
[ユーザ] の下の 追加をクリックします。 |
ステップ 4 |
追加するユーザのドメインを選択します。 |
ステップ 5 |
(オプション)オプションのフィルタ フィールドで、名前またはユーザのログオン名でさらにフィルタを選択し、検索条件を適用して検索する値を入力します。 |
ステップ 6 |
[検索(Search)] をクリックします。 |
ステップ 7 |
検索結果でセキュリティ グループに追加するメンバーを選択します。 |
ステップ 8 |
[OK] をクリックします。 |
Packaged CCE 2000 エージェント展開タイプの初期化
Unified CCE Administration を使用して Packaged CCE 導入を初期化します。
Unified CCE Administration への初回ログイン時に、導入のコンポーネントの情報とクレデンシャルを入力する必要があります。Packaged CCE はこの情報を使用して、コンポーネントを設定し、システム インベントリを構築します。
既存の環境を新しいリリースにアップグレードする場合、Packaged CCE で入力が必要になるのは、不明な情報およびクレデンシャルのみです。この場合、必ずしもすべての手順を実行する必要はありません。
(注) |
システムでは IP アドレスの変更はサポートされていません。IP アドレスの変更が予想される場合は、ホスト名を使用します。これはすべての ホスト名および IP アドレス フィールドに適用されます。 |
手順
ステップ 1 |
Active Directory のユーザ名(user@domain)とパスワードを使用して Unified CCE Administration にログインします(https://<IP アドレス>/cceadmin、<IP アドレス> はサイド A の Unified CCE AW-HDS-DDS のアドレス)。 |
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ステップ 2 |
展開タイプ ページで、展開タイプ および インスタンス をそれぞれのドロップダウン リストで選択します。このとき、ユーザは、選択するインスタンスのセットアップ セキュリティ グループのメンバーである必要があります。[次へ(Next)] をクリックします。 |
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ステップ 3 |
VM ホスト ページで、サイド A およびサイド B の IP アドレス、ユーザ名、およびパスワードを入力します。 VMware ホストは、ESXi がインストールされた 2 台の UCS サーバを指します。[ユーザ名(username)] と [パスワード(password)] フィールドは、ESXi に設定されたホストのログイン名とパスワードです。 |
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ステップ 4 |
ハードウェア レイアウト タイプに M3 あるいは M4 検証済リファレンス設定 または M5 検証済みリファレンス設定 / 仕様に基づく設定 を選択し、次へをクリックします。 Packaged CCE が導入した VM を検証します。
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||||||||||||||||||
ステップ 5 |
[クレデンシャル(Credentials)] ページで、導入の各コンポーネントの情報を入力します。コンポーネントの情報を入力したら、[次へ(Next)] をクリックします。 入力したクレデンシャルが検証されると、次のコンポーネントの情報を入力するためのフィールドが表示されます。
|
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ステップ 6 |
設定 ページで、以下を選択します。
[次へ(Next)]をクリックします。 詳細については、コンポーネントの自動初期化タスクを参照してください。 |
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ステップ 7 |
自動初期化タスクが完了したら、[完了(Done)] をクリックします。 自動初期化タスクのいずれかが失敗した場合は、エラーを修正して [再試行(Retry)] をクリックします。 再試行が成功した場合は、自動初期化が続行されます。 一部のタスクが失敗した場合は、完了済みのすべてのタスクを再試行以前の状態に戻してから再試行する必要があります。このとき、システムを正常な状態に戻す必要があることを通知するメッセージが表示されます。 [OK] をクリックし、システムを正常な状態に戻してから [やり直す(Start Over)] をクリックします。 |
(注) |
初期化が完了したら、[完了(Done)] をクリックします。[システム インベントリ(System Inventory)] が開き、一部のマシンに関するアラートが表示されます。これらのアラートは、Unified Communications Manager を設定するとクリアされます。 |
次のタスク
の展開を設定後、システム レベルの設定を指定します。例えば、Unified Communications Manager、Unified CVP、および発信コールのラベルを入力できます。その他を参照してください。
コンポーネントの自動初期化タスク
Packaged CCE は初期化中に次のタスクを実行します。
コンポーネント(Component) | 自動初期化タスク |
---|---|
Unified CCE Rogger |
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Unified CCE PG |
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Unified CCE AW-HDS-DDS |
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Unified Communications Manager |
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Unified Customer Voice Portal |
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Unified CVP Reporting Server |
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Unified Intelligence Center |
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Cisco Finesse |
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Packaged CCE 2000 エージェント展開のシステム インベントリ
(注) |
システム インベントリには、IPv4 アドレスのみが表示されます。 |
システム インベントリには、仮想マシン ホスト(ESXi サーバ)、サイド A の仮想マシン(VM)、サイド B の VM、外部マシン、ゲートウェイ、および Cisco Virtualized Voice Browser(VVB)を含む、環境内のマシンが視覚的に表示されます。Packaged CCE 導入への変更が完了すると、システム インベントリにアクセスできます。
システム インベントリにアクセスするには、
に移動します。導入タイプを選択または変更したとき、および定期的なシステム スキャンの後で、システム インベントリの内容が更新されます。システム スキャンで Packaged CCE の要件に準拠しない VM が検出されると、[導入の設定(Configure your deployment)] ポップアップ ウィンドウが自動的に開き、エラーの詳細が示されます。エラーを修正し、[導入の設定(Configure your deployment)] ポップアップ ウィンドウにすべての情報を入力すると、システム インベントリに再度アクセスできます。
Packaged CCE の要件の詳細については、サーバ ステータス ポップアップ ウィンドウ、Packaged CCE 2000 エージェント展開のサーバ ステータス ルールの監視を参照してください。
項目 | 注記 | アクション | ||||||
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検証(Validate) |
システム スキャンが検証ルールのエラーまたは警告を検出した場合は、エラーを修正し、検証 をクリックして即時スキャンを実行し、問題が修正されたことを確認します。 |
[検証(Validate)] をクリックします。 | ||||||
サイド A(Side A) | このパネルは、サイド A のすべての VM を示します。 |
システム インベントリには、以下の VM の読み取り専用情報が表示されます。
以下の VM は編集可能です。VM の [鉛筆(pencil)] アイコンをクリックして、次のフィールドを編集します。
VM の [矢印(arrow)] アイコンをクリックして、次の VM の管理ツールを起動できます。
さまざまなコンポーネント設定の完全同期または差分同期を実行することができます。データ同期をサポートするマシンの詳細については、デバイス同期喪失アラートを参照してください。 |
||||||
サイド B(Side B) | このパネルは、サイド B のすべての VM を示します。 |
システム インベントリには、以下の VM の読み取り専用情報が表示されます。
以下の VM は編集可能です。VM の [鉛筆(pencil)] アイコンをクリックして、次のフィールドを編集します。
CVP レポート サーバ VM を再イメージまたは再インストールした場合は、CVP レポート サーバを初期化する必要があります。 CVP レポート サーバの を初期化するには、初期化アイコンをクリックして、はい をクリックして確定します。
さまざまなコンポーネントの設定の完全同期または差分同期を実行することができます。データ同期をサポートするマシンの詳細については、デバイス同期喪失アラートを参照してください。 |
||||||
外部マシン(External Machines) |
このセクションでは、展開環境のすべての外部マシンが表示され、以下のいずれかを含む可能性があります。
|
外部 HDS と外部 Unified CM サブスクライバが自動検出されます。これらを追加または削除する必要はありません。 外部マシンの追加または更新については、外部マシンの追加と保守を参照してください。 さまざまなコンポーネントの設定の完全同期または差分同期を実行することができます。データ同期をサポートするマシンの詳細については、デバイス同期喪失アラートを参照してください。
シングル サインオンを有効にするために、外部 HDS とデフォルトの Cisco Identity Service(IdS)を関連付けるには、以下の手順を実行します。
マシン ボックスの [矢印(arrow)] アイコンをクリックして、次の外部マシンの管理ツールを開くことができます。
|
Packaged CCE 2000 エージェント展開のサーバ ステータス ルールの監視
Packaged CCE 2000 エージェントの展開では、検証ルールを使用するマシンについて、システム インベントリが上記ルールのアラートの合計数を表示します。アラート カウントをクリックして、[サーバ ステータス(Server Status)] ポップアップ ウィンドウを開きます。そのマシンのすべてのルールが一覧表示され、警告とエラーがあることを示します。ルールはカテゴリ別にグループ化されています。
サーバ ステータスのカテゴリ | 説明 | ルールの例 | ||
---|---|---|---|---|
設定(Configuration) |
コンポーネントのインストールと設定に関するルール。 これらのルールは、コンポーネント間の設定の不一致、不明なサービス、不正に設定されたサービスについて問題を識別します。 |
Unified CCE Rogger:パフォーマンスを確保するには、トレース レベルを標準に設定する必要があります。 Unified CVP:Communications Manager アドレスを含む CVP の SIP サーバ グループの名前は、Communications Manager クラスタの完全修飾ドメイン名と一致する必要があります。 |
||
操作(Operations) |
コンポーネントの実行時ステータスのルール。 これらのルールは、到達できない、動作していない、予期した状態にないプロセスとサービスを識別します。 |
Unified CCE Rogger:中央コントローラ エージェント プロセス(ccagent.exe)が両方のPGで稼働していなければなりません。 |
||
システムの状態(System Health) |
直前 10 分間について ESXi により報告された、コンポーネントの仮想マシン(VM)の CPU、メモリ、ディスク使用率を監視するメトリック。メモリおよび CPU 使用率は、VM 自体によって報告されたシステム ツールからのものと多少異なる場合があります。VM ホストの場合、これらのメトリックには、データストアのパフォーマンス情報が含まれます。 M5 検証済リファレンス構成または仕様を基にした構成の VM ホストの場合、これらのメトリックには、CPU 予約、CPU オーバー サブスクリプション、メモリ予約、データストア使用率といった情報が含まれます。 |
すべて:ESXi が報告したメモリ使用率:17 %
|
||
VM |
コンポーネントの VM の要件。 |
すべて:VMware ツールが最新のものである必要があります |
||
システム検証(System Validation) |
Unified CCE データベースおよび設定内容に関するルール。 これらのルールは、展開されたオブジェクトの設定が Packaged Contact Center Enterprise の要件と制限に一致しているかを識別します。
|
サイド A Unified CCE AW-HDS-DDS:エージェント デスク設定:Ring No Answer 時間を設定してはなりません。 Unified CCE AW-HDS-DDS サイド A: アプリケーション ゲートウェイ サイド A Unified CCE AW-HDS-DDS:アプリケーション インスタンス:アプリケーション インスタンスを 1 つだけ定義し、アプリケーション タイプを <その他(Other)> に設定する必要があります。 |
VM 検証(VM Validation)
Packaged CCE の検証: 2000 エージェント導入タイプの検証では、ハードウェアのコンプライアンスおよびシスコ提供の OVA ファイルとの一致を確認するために以下のチェックを実行します。
-
ホストの場合:
-
BIOS
-
CPU コアの最小数
-
最小メモリ
-
データストア サイズ
-
-
VM の場合:
-
仮想 CPU コア数
-
設定済みネットワーク数
-
仮想ネットワーク カード ドライバ(Unified CM を除く)
-
VM の電源が入っていること
-
CPU の予約
-
正確なメモリ
-
正確なディスク サイズ
-
正確なディスク数
-
VMWare ツール
-
Cisco Unified Contact Center Enterprise PG の設定
以下の表は、Packaged CCE 2000 Agent を展開するためのメディア ルーティング周辺機器ゲートウェイ用の設定タスクの概要を示しています。
設定作業 |
---|
Cisco SNMP の設定
Cisco SNMP を設定するには、以下の手順を実行します。
Cisco SNMP エージェント管理スナップインの追加
Cisco SNMP エージェント管理の設定は、Windows 管理コンソールのスナップインを使用して設定することができます。
スナップインを追加して、Cisco SNMP 管理の設定を変更するには、以下の手順を実行します。
手順
ステップ 1 |
[スタート] メニューで、mmc.exe/32と入力します。 |
ステップ 2 |
コンソールから、 を選択します。 |
ステップ 3 |
[スナップインの追加または削除] ダイアログ ボックスで、利用可能なスナップイン一覧から Cisco SNMP エージェント管理 を選択します。[追加(Add)] をクリックします。 |
ステップ 4 |
選択されたスナップインのパネルで、 Cisco SNMP エージェント管理をダブルクリックします。 |
ステップ 5 |
Cisco SNMP エージェント管理拡張機能のダイアログ ボックスで、常に使用可能なすべての拡張機能を有効にするを選択します。[OK] をクリックします。 |
ステップ 6 |
[スナップインの追加および削除] ウィンドウで、 OKをクリックします。これで、Cisco SNMP Agent Management スナップインがコンソールに読み込まれました。 |
Cisco SNMP エージェント管理スナップイン ビューの保存
[Cisco SNMP エージェント管理] MMC スナップインをロードした後、コンソール ビューを「.MSC」の拡張子が付いたファイルに保存することができます。[管理ツール] からこのファイルを直接起動することができます。
Cisco SNMP エージェント管理スナップイン ビューを保存するには、以下の手順を実行します。
手順
ステップ 1 |
を選択します。 |
ステップ 2 |
[ファイル名] フィールドに、 Cisco SNMP エージェント管理と入力します。 |
ステップ 3 |
[名前を付けて保存] の [ファイルの種類] フィールドで、Microsoft 管理コンソール ファイル (* .msc)等の管理ツールにマップするファイル名を選択します。 |
ステップ 4 |
[保存(Save)] をクリックします。 |
SNMP V1 and V2c のコミュニティ名の設定
SNMP v1 あるいは v2c を使用する場合は、ネットワーク管理システム(NMS)がサーバから提供されるデータにアクセスできるように、コミュニティ名を設定する必要があります。SNMP コミュニティ名を使用して、SNMP 情報のデータ交換を認証します。NMS は、同じコミュニティ名を使用するサーバに対してのみ SNMP 情報をやり取りすることができます。
SNMP v1 および v2c のコミュニティ名を設定するには、以下の手順を実行します。
始める前に
手順 Cisco SNMP エージェント管理スナップインの追加 および Cisco SNMP エージェント管理スナップイン ビューの保存を使用して、Cisco SNMP が追加され、保存されたことを確認します。
手順
ステップ 1 |
を選択します。 |
ステップ 2 |
Cisco SNMP エージェント管理 を右クリックして、管理者として実行するを選択します。 |
ステップ 3 |
[Cisco SNMP エージェント管理] 画面に、トラップおよびシステムログに SNMP を必要とする設定の一部が表示されます。 |
ステップ 4 |
コミュニティ名(SNMP v1 または v2c) を右クリックして、 プロパティを選択します。 |
ステップ 5 |
[コミュニティ名(SNMP v1 または v2c)のプロパティ] ダイアログ ボックスで、新規コミュニティの追加をクリックします。 |
ステップ 6 |
[コミュニティ名] フィールドに、コミュニティ名を入力します。 |
ステップ 7 |
[ホストのアドレス一覧] フィールドに、ホストの IP アドレスを入力します。 |
ステップ 8 |
適用する をクリックして、OKをクリックします。 |
SNMP V3 用の SNMP ユーザ名の設定
SNMP v3 を使用する場合は、NMS がサーバから提供されるデータにアクセスできるように、ユーザ名を設定する必要があります。
SNMP のユーザ名を設定するには、以下の手順を実行します。
始める前に
手順 Cisco SNMP エージェント管理スナップインの追加および Cisco SNMP エージェント管理スナップイン ビューの保存 を使用して、Cisco SNMP が追加され、保存されたことを確認します。
手順
ステップ 1 |
コンソール ルートで、 を選択します。 |
ステップ 2 |
[新規ユーザを追加(Add New User)] をクリックします。 |
ステップ 3 |
[ユーザ名(User Name)] フィールドに、ユーザ名を入力します。 |
ステップ 4 |
[保存(save)] をクリックします。 |
ステップ 5 |
ダイアログ ボックスの上部にある [設定済ユーザ] ペインにユーザ名が表示されます。 |
ステップ 6 |
適用する をクリックして、OKをクリックします。 |
SNMP トラップの宛先の設定
SNMP v1、SNMP v2c、および SNMP v3 の SNMP トラップの宛先を設定することができます。トラップは、SNMP エージェントが特定のイベントを NMS に伝達するために使用する通知です。
トラップの宛先を設定するには、以下の手順を実行します。
始める前に
手順 Cisco SNMP エージェント管理スナップインの追加および Cisco SNMP エージェント管理スナップイン ビューの保存 を使用して、Cisco SNMP が追加され、保存されたことを確認します。
手順
ステップ 1 |
コンソール ルートで、 を選択します。 |
ステップ 2 |
トラップ エンティティの追加をクリックします。 |
ステップ 3 |
NMS が使用する SNMP のバージョンをクリックします。 |
ステップ 4 |
[トラップ エンティティ名] フィールドに、トラップ エンティティの名前を入力します。 |
ステップ 5 |
このトラップと関連付けるユーザ名またはコミュニティ名を選択します。この一覧には、設定された既存のユーザまたはコミュニティ名が自動的に提示されます。 |
ステップ 6 |
IP アドレス入力フィールドに、1 つあるいは複数の IP アドレスを入力します。挿入 をクリックして、トラップの宛先を定義します。 |
ステップ 7 |
適用する をクリックして、保存 をクリックして、新しいトラップの宛先を保存します。 ダイアログ ボックス上部の [トラップ エンティティ] セクションに、トラップ エンティティ名が表示されます。 |
ステップ 8 |
[OK] をクリックします。 |
SNMP Syslog の宛先の設定
Cisco SNMP エージェント管理スナップインで、SNMP の Syslog の宛先を設定することができます。
Syslog の宛先を設定するには、以下の手順を実行します。
手順
ステップ 1 |
コンソール ルートで、 を選択します。 |
ステップ 2 |
リスト ボックスでインスタンスを選択します。 |
ステップ 3 |
フィードを有効にするをオンにします。 |
ステップ 4 |
[コレクタ アドレス] フィールドにコレクタの IP アドレスを入力します。 |
ステップ 5 |
[保存(Save)] をクリックします。 |
ステップ 6 |
OK をクリックして、ロガーを再起動します。 |
Cisco Unified Customer Voice Portal の設定
(注) |
CVP 設定は、サイトによって異なります。サイト毎にサイド A およびサイド B の設定が同じである必要があります。 |
設定作業 |
---|
CA 証明書の詳細については、以下を参照してください。 Unified CVP セキュリティ |
自己署名付き証明書の詳細については、以下を参照してください。 Cisco Unified CVP サーバにプリンシパル AW 証明書を追加します。 |
デフォルト設定を変更するには、以下を参照してください。 コール サーバ サービスの設定 |
Cisco Unified Communications Manager の設定
以下の表は、Packaged CCE 2000 エージェント導入のための Cisco Unified Communications Manager の設定タスクをまとめたものです。
設定作業 |
---|
CA および自己署名付き証明書の詳細については、以下を参照してください。 CUCM上の通信のセキュリティ保護 |
完全修飾ドメイン名の設定
手順
ステップ 1 |
Cisco Unified Communications Manager を開き、ログインします。 |
ステップ 2 |
に移動します。 |
ステップ 3 |
にクラスタの完全修飾ドメイン名を入力します。 |
ステップ 4 |
[保存(Save)] をクリックします。 |
Cisco Unified Communications Manager グループの設定
手順
ステップ 1 |
[ナビゲーション(Navigation)] メニューから [Cisco Unified CM Administrator] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。 |
ステップ 2 |
[システム(System)] > [Cisco Unified CM グループ(Cisco Unified CM Group)] を選択します。 |
ステップ 3 |
[検索(Find)] をクリックします。[デフォルト(Default)] をクリックします。 |
ステップ 4 |
2 つのサブスクライバを [使用可能(Available)] パネルから [選択済み(Selected)] パネルに移動します。 |
ステップ 5 |
[保存(Save)] をクリックします。 |
ステップ 6 |
[リセット(Reset)] をクリックします。 |
ステップ 7 |
デバイス リセット ウィンドウで リセット をクリックします。 |
ステップ 8 |
[閉じる(Close)] をクリックします。 |
会議ブリッジの設定
手順
ステップ 1 |
を選択します。 |
ステップ 2 |
[新規追加(Add New)] をクリックします。 |
ステップ 3 |
[Cisco IOS 会議ブリッジ(Cisco IOS Conference Bridge)] の [会議ブリッジ タイプ(Conference Bridge Type)] を選択します。 |
ステップ 4 |
[会議ブリッジ名(Conference Bridge name)] フィールドに、ゲートウェイ上の設定と一致する会議ブリッジ名の固有識別子を入力します。
|
ステップ 5 |
[デバイス プール(Device Pool)] を選択します。 |
ステップ 6 |
[保存(Save)] をクリックします。 |
ステップ 7 |
[設定の適用(Apply Config)] をクリックします。 |
メディア ターミネーション ポイントの設定
手順
ステップ 1 |
を選択します。 |
ステップ 2 |
[新規追加(Add New)] をクリックします。 |
ステップ 3 |
[メディア ターミネーション ポイント名(Media Termination Point Name)] フィールドに、ゲートウェイ上の設定と一致するメディア ターミネーションの固有識別子を入力します。
|
ステップ 4 |
[デバイス プール(Device Pool)] を選択します。 |
ステップ 5 |
[保存(Save)] をクリックします。 |
ステップ 6 |
[設定の適用(Apply Config)] をクリックします。 |
Unified CM と IOS ゲートウェイでのトランスコーダの設定
トランスコーダは、ストリームを G.711 コーデックから G.729 コーデックに変換するマルチコーデック シナリオで必要です。
Unified Communications Manager とゲートウェイでのトランスコーダ設定の詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/support/unified-communications/unified-communications-manager-callmanager/products-installation-and-configuration-guides-list.htmlの『System Configuration Guide for Cisco Unified Communications Manager』の「Configure Transcoders and Media Termination Points」の項を参照してください。
トランスコーダの設定
手順
ステップ 1 |
Unified Communications Manager Administration で、[メディアリソース(Media Resource)] > [トランスコーダ(Transcoder)] を選択します。 |
ステップ 2 |
[新規追加(Add New)] をクリックします。 |
ステップ 3 |
[トランスコーダ タイプ(Transcoder Type)] の場合、[Cisco IOS 拡張メディア ターミネーション ポイント(Cisco IOS Enhanced Media Termination Point)] を選択します。 |
ステップ 4 |
[デバイス名(Device Name)] フィールドに、ゲートウェイ上の設定と一致するトランスコーダ名の固有識別子を入力します。 以下の例では、これは gw70xcode となっています。
|
ステップ 5 |
デバイス プール フィールドで、適切なデバイス プールを選択します。 |
ステップ 6 |
[保存(Save)] をクリックします。 |
ステップ 7 |
[設定の適用(Apply Config)] をクリックします。 |
イングレス ゲートウェイでの CPU コール サーバ ダイヤル ピアの設定
イングレス ゲートウェイから Unified CVP へのアウトバウンド ダイヤル ピアの設定では、Unified CVP の IPv4 アドレスをセッション ターゲットとして使用します。
メディア リソース グループの設定
手順
ステップ 1 |
を選択します。 |
ステップ 2 |
会議ブリッジ用のメディア リソース グループを追加します。
|
ステップ 3 |
メディア ターミネーション ポイント用のメディア リソース グループを追加します。
|
ステップ 4 |
トランスコーダ用のメディア リソース グループを追加します。
|
ステップ 5 |
[保存(Save)] をクリックします。 |
メディア リソース グループ リストの設定および関連付け
手順
ステップ 1 |
を選択します。 |
ステップ 2 |
[新規追加(Add New)] をクリックし、名前を入力します。 |
ステップ 3 |
メディア リソース グループ リストを追加し、すべてのメディア リソース グループを関連付けます。[保存(Save)] をクリックします。 |
ステップ 4 |
をクリックします。適切なデバイス プールを選択します。 を選択します。[検索(Find)] |
ステップ 5 |
[メディア リソース グループ リスト(Media Resource Group List)] ドロップダウン リストから、ステップ 2 で追加したメディア リソース グループ リストを選択します。 |
ステップ 6 |
[保存(Save)] をクリックします。[リセット(Reset)] をクリックします。 |
CTI ルート ポイントの設定
手順
ステップ 1 |
Cisco Unified CM の管理で、 を選択します。 |
||
ステップ 2 |
[新規追加(Add New)] をクリックします。 |
||
ステップ 3 |
デバイス名(例:PCCEInternalDNs)を設定します。 |
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ステップ 4 |
[デバイスプール(Device Pool)] で [デフォルト(Default)] を選択します。 |
||
ステップ 5 |
リストからメディア リソース グループ リストを選択します。 |
||
ステップ 6 |
[保存(Save)] をクリックします。 |
||
ステップ 7 |
回線 [1] をクリックして、このルート ポイントに関連付けられる電話番号を設定します。 この電話番号は、内部ルーティングされるコール用に Packaged CCE で設定された任意の内部ダイヤル番号と一致するようにパターンで指定します。(例えば、転送用や会議用)。
|
||
ステップ 8 |
を選択します。 |
||
ステップ 9 |
Packaged CCE の自動初期化中に作成された pguser を選択します。 |
||
ステップ 10 |
[使用可能なデバイス(Available Devices)] リストから [CTIルート ポイント(CTI Route Point)] を選択し、[制御するデバイス(Controlled Devices)] のリストに追加します。 |
||
ステップ 11 |
[保存(Save)] をクリックします。 |
ロケーション ベースのコール アドミッション制御のためのイングレス ゲートウェイの設定
ロケーションベースのコール アドミッション制御(CAC)は、Unified CCE 支社コール フロー モデル(別名、集中型モデル)で使用されます。これは、すべてのサーバ(Unified CVP、Unified CCE、Unified Communications Manager、および SIP プロキシ サーバ)が 1 つまたは 2 つのデータセンターおよびそれぞれの支社に集中化されることを意味します。
コールの発信元ロケーションとして Unified CVP ではなくイングレス ゲートウェイを使用するように Unified Communications Manager を設定します。この設定により、CAC が発信側エンドポイントと電話機の場所に基づいて適切に調整されます。
重要 |
Unified Communications Manager のゲートウェイ デバイスとして Unified CVP を定義しないでください。 |
手順
Cisco Unified CM Administration で、イングレス ゲートウェイをゲートウェイ デバイスとして定義します。デバイスに正しい場所を割り当てます。 |
ルート グループの設定
ルート グループを作成するには、以下の手順を実行します。
手順
ステップ 1 |
Unified Communications Manager で、 を選択します。 |
ステップ 2 |
[新規追加(Add New)] をクリックします。 |
ステップ 3 |
ルート グループ名を入力します。例えば、CVP Route Group。 |
ステップ 4 |
[ルート グループに追加(Add to Route Group)] ボタンを使用して、選択されたデバイスとしてすべての CVP トランクを追加します。 |
ステップ 5 |
[保存(Save)] をクリックします。 |
ルート リストの設定
ルート グループにルート リストを追加するには、以下の手順を実行します。
手順
ステップ 1 |
Unified Communications Manager で、 を選択します。 |
ステップ 2 |
[新規追加(Add New)] をクリックします。 |
ステップ 3 |
ルート リスト名を入力します(例:CVP Route List)。 |
ステップ 4 |
[Cisco Unified CMグループ(Cisco Unified Communications Manager Group)] を選択します。 |
ステップ 5 |
作成したルート グループを追加します。 |
ステップ 6 |
[保存(Save)] をクリックします。 |
ルート パターンの設定
ルート リストにルート パターンを追加するには、以下の手順を実行します。
手順
ステップ 1 |
Unified Communications Manager で、 を選択します。 |
ステップ 2 |
[新規追加(Add New)] をクリックします。 |
ステップ 3 |
ルート パターンとして「8881111000XXXX」を入力します。 |
ステップ 4 |
作成したルート リストを選択します。 |
ステップ 5 |
すべてのパネルのすべてのデフォルトをそのまま使用します。 |
ステップ 6 |
[保存(Save)] をクリックします。 |
ステップ 7 |
強制承認コードに関するメッセージで、OK をクリックします。強制承認コードは必要ありません。 |
Unified CM での SIP プロファイルの追加
このオプションにより、デュアルスタック SIP トランクが IPv4 と IPv6 の両方のメディアを提供できるようになります。この手順は、IPv6 対応導入でのみ実行します。
手順
ステップ 1 |
Cisco Unified CM の管理で、 を選択します。 |
ステップ 2 |
[新規追加(Add New)] をクリックして、SIP プロファイルの名前を入力します。 |
ステップ 3 |
SIP プロファイルで [ANATの有効化(Enable ANAT)] チェック ボックスをオンにします。 |
ステップ 4 |
変更を保存します。 |
トランクの設定
2 台の Unified CVP サーバがあり、各サーバを Unified Communications Manager の SIP トランクに関連付ける必要があります。以下の手順では、それぞれが異なる Unified CVP サーバを対象としている SIP トランクを設定する方法を示します。
実際のサイト トポロジでは、代替 SIP トランク プランの使用が必要になる可能性があります。設定された SIP トランクによって両方の Unified CVP サーバが対象となっている限りサポートされます。
手順
ステップ 1 |
Unified Cisco CM の管理で、[デバイス(Device)] > [トランク(Trunk)] を選択します。 |
ステップ 2 |
[新規追加(Add New)] をクリックします。 |
ステップ 3 |
[トランク タイプ(Trunk Type)] ドロップダウン リストから、[SIP トランク(SIP Trunk)] を選択し、[次へ(Next)] をクリックします。 |
ステップ 4 |
[デバイス情報(Device Information)] セクションで次の内容を入力します。
|
ステップ 5 |
[SIP 情報(SIP Information)] セクションにスクロールします。
|
ステップ 6 |
[保存(Save)] をクリックします。 |
ステップ 7 |
[リセット(Reset)] をクリックします。 |
ステップ 8 |
導入内の残りのすべての Unified CVP サーバに対して繰り返します。 |
Cisco Unified Communications Manager 用のクラスタの設定
手順
ステップ 1 |
ブラウザで Unified Communications Manager パブリッシャを起動します(http://<CUCM パブリッシャの IP アドレス>)。 |
ステップ 2 |
を選択します。 |
ステップ 3 |
[サーバの設定(Server Configuration)] ページで、[サーバタイプ(Server Type)] の [CUCM音声/ビデオ(CUCM Voice/Video)] を選択します。[次へ] をクリックします。 |
ステップ 4 |
[サーバの設定(Server Configuration)] ページで、サブスクライバの IP アドレスを入力します。 |
ステップ 5 |
[保存(Save)] をクリックします。 |
サービスのアクティブ化
手順
ステップ 1 |
https://<CUCM パブリッシャの IP アドレス>/ccmadmin で Cisco Unified CM Administration を開きます。 |
ステップ 2 |
[ナビゲーション(Navigation)] メニューから [Cisco Unified Serviceability] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。 |
ステップ 3 |
を選択します。 |
ステップ 4 |
[サーバ(Server)] ドロップダウン リストから、サービスをアクティブ化するサーバを選択し、[移動(Go)] をクリックします。 |
ステップ 5 |
パブリッシャの場合、次のサービスがアクティブ化されていることを確認し、[保存(Save)] をクリックします。
|
ステップ 6 |
サブスクライバの場合、次のサービスがアクティブ化されていることを確認し、[保存(Save)] をクリックします。
|
Cisco Unified Intelligence Center の設定
この順序に従って、Packaged CCE 2000 エージェント展開のための Cisco Unified Intelligence Center を設定します。
手順 |
タスク |
---|---|
1 |
セキュリティ証明書の詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/support/customer-collaboration/unified-intelligence-center/products-user-guide-list.htmlの Cisco Unified Intelligence Center ユーザ ガイド を参照してください。 |
2 |
自己署名付き証明書の詳細については、以下を参照してください。 AW マシンに IdS 証明書を追加します |
3 |
|
4 |
|
5 |
|
6 |
Unified Intelligence Center 外部 HDS データ ソースの設定
この手順は、外部 HDS が導入に含まれており、より長い保持期間が必要な場合にのみ実行します。
始める前に
データ ソースを設定する前に、外部 HDSデータベースの Unified Intelligence Center SQL ユーザを設定します(4000 エージェント および 12000 エージェントに適用)。詳細については、以下で、『Cisco Packaged Contact Center Enterprise インストールおよびアップグレード ガイド』の「外部 HDS の Unified Intelligence Center SQL ユーザ アカウントの設定」セクションを参照してください https://www.cisco.com/c/en/us/support/customer-collaboration/packaged-contact-center-enterprise/products-installation-guides-list.html
手順
ステップ 1 |
Cisco Intelligence Center 管理者アカウント(https://< ホスト名 /CUIC パブリッシャの IP アドレス>:8444/cuicui)で Unified Intelligence Center にログインします。 |
ステップ 2 |
を選択します。 |
ステップ 3 |
左側のパネルで [データソース(Data Sources)] をクリックします。 |
ステップ 4 |
UCCE 履歴 データ ソースを選択します。[編集(Edit)] をクリックします。
|
ステップ 5 |
[セカンダリ(Secondary)] タブをクリックして、Unified CCE Historical データ ソースを設定します。
|
ステップ 6 |
4000 または 12000 エージェント展開用の UCCE リアルタイム データソースについても、この手順を繰り返します。 リアルタイム データ ソースの データベース名 は、 {instance}_hds となります。 |
レポート バンドルのダウンロード
次の Cisco Unified Intelligence Center レポートのバンドルは、Cisco.com からダウンロードとして入手できます(https://software.cisco.com/download/type.html?mdfid=282163829&catid=null)。入手できる次のバンドルをすべて表示するには、[Intelligence Center Reports] リンクをクリックしてください。
-
リアルタイムおよび履歴移行テンプレート:新しいユーザ向けの導入テンプレート。これらのテンプレートは、全フィールド テンプレートの簡易バージョンで、他のコンタクト センター ソリューションで使用可能なテンプレートに似ています。
-
リアルタイムおよび履歴全フィールド テンプレート:データベースのすべてのフィールドのデータを提供するテンプレート。これらのテンプレートは、カスタム レポート テンプレートを作成するためのベースとして特に有用です。
-
ライブ データ テンプレート:コンタクト センターのアクティビティの最新のデータを提供するテンプレート。
-
リアルタイムおよび履歴アウトバウンド テンプレート:アウトバウンド オプションのアクティビティに関するレポートを作成するテンプレート。展開にアウトバウンド オプションが含まれている場合、このテンプレートをインポートします。
-
リアルタイムおよび履歴 Cisco SocialMiner テンプレート:SocialMiner アクティビティを報告するテンプレート。展開に SocialMiner が含まれている場合、このテンプレートをインポートします。
-
Cisco Unified Intelligence Center Admin Security テンプレート:Cisco Unified Intelligence Server 監査証跡、許可、テンプレートの所有権に関する報告をするテンプレート。
これらのバンドルのテンプレートの一部は、Cisco Packaged CCE 展開に適用されません。Packaged CCE 導入で使用されるテンプレートの詳細については、https://www.cisco.com/en/US/products/ps12586/tsd_products_support_series_home.html の Cisco Packaged Contact Center Enterprise レポート ユーザ ガイド を参照してください。
-
エンタープライズ チャットおよび電子メール
-
Cisco Unified Customer Voice Portal(Unified CVP)
レポート テンプレート バンドルをダウンロードするときには、コンタクト センターに導入されているソフトウェアのバージョンに対応したバンドルを選択してください。
レポート バンドルのインポート
手順
ステップ 1 |
https://<hostname/CUIC パブリッシャの IP アドレス>: 8444/cuicui で Unified Intelligence Center にログインして、左側ペインの レポート をクリックします。 |
||
ステップ 2 |
をクリックします。 |
||
ステップ 3 |
レポートをインポートするフォルダに移動して、レポートのインポートをクリックします。 |
||
ステップ 4 |
[ファイル名(XMLまたはZIPファイル)(File Name (XML or ZIP file))] フィールドで、[参照(Browse)] をクリックします。 |
||
ステップ 5 |
ブラウズし、レポート バンドル zip ファイルを選択して、[開く(Open)] をクリックします。 コンタクト センターに導入されているソフトウェア バージョンに対応するレポート バンドルを選択します。 |
||
ステップ 6 |
ファイルを保存する場所を選択します。 |
||
ステップ 7 |
[インポート(Import)] をクリックします。 |
||
ステップ 8 |
次のいずれかを実行します。
|
Unified Intelligence Center Administration の設定
手順
ステップ 1 |
Cisco Unified Intelligence Center 管理コンソール |
||
ステップ 2 |
[クラスタ設定(Cluster Configuration)] > [レポート設定(Reporting Configuration)] から [Active Directory] タブを設定します。
|
||
ステップ 3 |
すべてのデバイスのための syslog を設定します。 |
||
ステップ 4 |
使用する場合は、すべてのデバイスの SNMP を設定します。 |
Cisco Finesse の設定
以下の手順に従って、Packaged CCE 2000 エージェント展開用の Cisco Finesse を設定します。
手順 |
タスク |
---|---|
1 |
CA 証明書の詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/support/customer-collaboration/finesse/products-maintenance-guides-list.htmlの Cisco Finesse 管理ガイド を参照してください。 |
2 |
自己署名付き証明書の詳細については、以下を参照してください。 Finesse 証明書を AW マシンに追加します |
3 |
|
4 |
ライブ データ レポートのためのコンタクト センター エージェントおよびルーティングの設定
Finesse デスクトップでライブ データ レポートをテストするには、Unified CCE 管理(https://<サイド A またはサイド B の Unified CCE AW-HDS-DDS の IP アドレス>/cceadmin)で、以下を設定します。
-
エージェント
-
スキル グループまたはプレシジョン キュー
-
コール タイプ
-
ダイヤル番号
-
ネットワーク VRU スクリプト
-
ルーティング スクリプト
(注) |
ルーティング スクリプトは、スクリプト エディタに設定します。エディタは、[Unified CCE 管理ツール] から開くことができます。 |
ライブ データ レポート
Cisco Unified Intelligence Center は、Finesse デスクトップに追加できる Live Data のリアルタイム レポートを提供します。
Finesse へのライブ データ レポートの追加
ここでは、Finesse デスクトップにライブ データ レポートを追加する方法について説明します。実行する手順は、以下の表に示すさまざまな要因に応じて異なります。
手順 |
使用するケース |
---|---|
デフォルトのデスクトップ レイアウトへの Live Data レポートの追加 |
新規インストール後、または(デフォルトのデスクトップのレイアウトをカスタマイズしていない場合は)アップグレード後に Live Data レポートを Finesse デスクトップに追加する場合は、この手順を使用します。 |
カスタム デスクトップ レイアウトへの Live Data レポートの追加 |
Finesse デスクトップのレイアウトをカスタマイズしている場合は、この手順を使用します。 |
チームのレイアウトへの Live Data レポートの追加 |
特定のチームのみのデスクトップのレイアウトに Live Data レポートを追加する場合は、この手順を使用します。 |
デフォルト デスクトップ レイアウトへのライブ データ レポートの追加
Finesse デフォルト レイアウト XML には、Finesse デスクトップで Live Data レポート ガジェット用のコメントされた XML コードが含まれています。これらのガジェットは、HTTPS バージョンの Live Data レポート ガジェットと HTTP バージョンの Live Data レポート ガジェットの 2 つのカテゴリーに分類されます。
この手順では、デフォルトのデスクトップ レイアウトに Live Data レポート ガジェットを追加する方法について説明します。Finesse の新規インストール後にこの手順を使用します。Finesse をアップグレードしたものの、カスタム デスクトップ レイアウトがない場合は、[デスクトップ レイアウトの管理(Manage Desktop Layout)]ガジェットで [デフォルト レイアウトに戻す(Restore Default Layout)] をクリックし、この手順に従ってください。テキストの例での改行や空白は、読みやすさのために示されているものであるため、実際のコードには含めないでください。
手順
ステップ 1 |
Unified CCE 管理で、 に移動します。 |
ステップ 2 |
[デスクトップ レイアウト(Desktop Layout)] タブをクリックします。 |
ステップ 3 |
デスクトップのレイアウトに追加する各レポートからコメント文字(<!-- および -->)を削除します。エージェントが Finesse デスクトップ(HTTP または HTTPS)にアクセスするために使用する方法に一致するレポートを選択していることを確認します。 |
ステップ 4 |
my-cuic-server を Cisco Unified Intelligence Center サーバの完全修飾ドメイン名と置き換えます。 |
ステップ 5 |
任意で、ガジェットの高さを変更します。 例:Live Data ガジェットの URL で指定されている高さは 310 ピクセルです。高さを変更する場合は、URL の gadgetHeight パラメータを適切な値に変更します。例えば、ガジェットの高さを 400 ピクセルにするには、以下の通りコードを変更し、310 を 400 に置き換えます。
スクロール バーを含むガジェットの最適な表示を維持するには、ガジェットの高さとして 200 ピクセル以上の値を設定してください。レポートでスクロール バーが不要な場合(1 行だけのレポートなど)は、ガジェットの高さをこれよりも小さい値(100 ピクセルなど)に設定できます。ガジェットの高さを指定しない場合(URL から 310 を削除する場合)、デフォルトで高さは 170 ピクセルに設定されます。 |
ステップ 6 |
[保存(save)] をクリックします。 |
カスタム デスクトップ レイアウトへのライブ レポートの追加
Finesse デフォルト レイアウト XML には、Finesse デスクトップで Live Data レポート ガジェット用のコメントされた XML コードが含まれています。これらのガジェットは、HTTPS バージョンの Live Data レポート ガジェットと HTTP バージョンの Live Data レポート ガジェットの 2 つのカテゴリーに分類されます。
この手順では、カスタム デスクトップのレイアウトへのライブ データ レポート ガジェットの追加方法について説明します。テキストの例での改行や空白は、読みやすさのために示されているものであるため、実際のコードには含めないでください。
手順
ステップ 1 |
Unified CCE Administration では、 に移動します。 |
||
ステップ 2 |
[デスクトップ レイアウト(Desktop Layout)] タブをクリックします。 |
||
ステップ 3 |
デフォルト レイアウト XML を表示するには、[Finesse Default Layout XML] をクリックします。 |
||
ステップ 4 |
Finesse のデフォルト レイアウト XML から追加するレポートの XML コードをコピーします。 例:HTTPS 向けのエージェント レポートを追加するには、次の内容をコピーします。
|
||
ステップ 5 |
この XML コードを表示するタブのタグ内に貼り付けます。 例:エージェント デスクトップの [ホーム(Home)] タブにレポートを追加するには、以下の手順を実行します。
|
||
ステップ 6 |
my-cuic-server を Cisco Unified Intelligence Center サーバの完全修飾ドメイン名と置き換えます。 |
||
ステップ 7 |
任意で、ガジェットの高さを変更します。 例:Live Data ガジェットの URL で指定されている高さは 310 ピクセルです。高さを変更する場合は、URL の gadgetHeight パラメータを目的の値に変更します。例えば、ガジェットの高さを 400 ピクセルにする場合、以下の通りコードを変更します。
スクロール バーのあるガジェットが最適に表示されるようにするには、ガジェットの高さとして 200 ピクセル以上の値を設定します。レポートでスクロール バーが不要な場合(1 行だけのレポートなど)は、ガジェットの高さをこれよりも小さい値(100 ピクセルなど)に設定できます。ガジェットの高さを指定しない場合(URL から 310 を削除する場合)、デフォルトで高さは 170 ピクセルに設定されます。 |
||
ステップ 8 |
[保存(save)] をクリックします。
|
Cisco Unified Customer Voice Portal Reporting Server の設定
この順序に従って、Packaged CCE 導入用に Cisco Unified Customer Voice Portal レポート サーバを 設定します。
(注) |
サービス コールバック を使用し、Unified CVP コールおよびアプリケーション レポートを実行するカスタマーには、Unified CVP Reporting VM が必要です。 |
手順 |
タスク |
---|---|
1 |
CVP レポート サーバの CA 証明書の説明は、CVP のコール サーバに似ています。詳細については、Unified CVP セキュリティを参照してください。 |
2 |
自己署名の詳細については、以下を参照してください。 CVP レポート サーバ証明書を AW マシンに追加します |
3 |
|
4 |
|
5 |
Unified Intelligence Center への Unified CVP レポート テンプレートのインポート |
Cisco Unified Customer Voice Portal レポート テンプレートの取得
Unified CVP レポート テンプレートをインポートするには、以下の手順を実行します。
手順
ステップ 1 |
Unified CVP レポーティング サーバで、[開始(Started)] をクリックします。 |
ステップ 2 |
検索ボックスで、%CVP_HOME%\CVP_Reporting_Templates を入力して、[入力(Enter )] キーを押します。 |
ステップ 3 |
レポートのみを zip フォルダに圧縮して、Unified Intelligence Center 管理を実行するシステムにコピーします。 |
Cisco Unified CVP レポート データのデータ ソースの作成
データ ソースを作成するには、以下の手順を実行します。
手順
ステップ 1 |
https://<ホスト名/ CUIC パブリッシャの IP アドレス>:8444/cuicui で Unified Intelligence Center にログインします。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 2 |
左側のナビゲーション ペインで、 を選択します。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 3 |
新規をクリックして、[新しいデータ ソース] ウィンドウを開きます。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 4 |
このページの各フィールドに以下の通り値を指定します。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 5 |
[テスト接続(Test Connection)] をクリックします。 ステータスがオンラインでない場合、エラー メッセージを確認して原因を究明し、それに応じてデータ ソースを編集します。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 6 |
[保存(save)] をクリックして、[データソースの追加(Add Data Source)]ウィンドウを閉じます。
新しいデータ ソースが、[データソース(Data Sources)]リストに表示されます。 |
Unified Intelligence Center への Unified CVP レポート テンプレートのインポート
レポート(XML)および関連するテンプレート ヘルプ ファイル(ZIP 形式)を CUIC にインポートすることができます。
手順
ステップ 1 |
https://<CUIC パブリッシャのホスト名または IP アドレス>:8444/cuic で Unified Intelligence Center Web アプリケーションを起動します。 |
||
ステップ 2 |
左側のナビゲーション ウィンドウで、レポートをクリックします。 |
||
ステップ 3 |
[レポート ] ツールバーで、新規> インポートをクリックします。 |
||
ステップ 4 |
レポートをインポートするフォルダに移動します。
|
||
ステップ 5 |
[レポートのインポート(Import Report)] をクリックします。 |
||
ステップ 6 |
ファイル名(XML または ZIP ファイル) フィールドで 、ファイルの選択をクリックします。 |
||
ステップ 7 |
XML または圧縮レポート ファイルを参照して選択し、[開く] をクリックします。 |
||
ステップ 8 |
[レポート定義のデータソース(Data source for ReportDefinition)] ドロップダウン リストから、レポート定義で使用されるデータ ソースを選択します。
|
||
ステップ 9 |
[値リストのデータソース(Data Source for ValueList)] ドロップダウン リストから、レポート定義内で定義されている値リストで使用されるデータ ソースを選択します。
|
||
ステップ 10 |
[保存先(Save To)] フィールドで、インポートしたレポートを保存するフォルダを参照します。矢印キーを使用してフォルダを展開します。 |
||
ステップ 11 |
[インポート(Import)] をクリックします。 |
(注) |
異なるバージョンの Unified Intelligence Center へのレポートのインポートはサポートされていません。ただし、Unified Intelligence Center をアップグレードすると、アップグレード後のバージョンでレポート テンプレートが引き続き機能します。 |
VVB の設定
Cisco の仮想化音声ブラウザ(VVB)の設定は、サイトによって異なります。サイト内の VVB はすべて同じ設定である必要があります。
仮想化音声ブラウザは、外部マシンとして追加することができます。詳細については、外部マシンの追加を参照してください。
デフォルト設定を変更するには、Cisco Virtualized Voice Browser(VVB)を参照してください。
Cisco IOS Enterprise 音声ゲートウェイの設定
Packaged CCE 導入用の Cisco IOS Enterprise 音声ゲートウェイの設定タスク
タスク |
---|
イングレス ゲートウェイおよび VXML ゲートウェイの設定について
イングレス ゲートウェイおよび VXML ゲートウェイを設定するには、以下の手順を実行します。特に明記されていない限り、手順は TDM および Cisco UBE 音声ゲートウェイの両方に適用されます。
いずれのゲートウェイも外部のマシンとして追加することができます。詳細については、外部マシンの追加を参照してください。
(注) |
すべての設定手順を モードで実行します。 |
イングレス ゲートウェイおよび VXML ゲートウェイの共通設定
logging buffered 2000000 debugging
no logging console
service timestamps debug datetime msec localtime
ip routing
ip cef
ip source-route
interface GigabitEthernet0/0
ip route-cache same-interface
duplex auto
speed auto
no keepalive
no cdp enable
voice service voip
no ip address trusted authenticate
ip address trusted list
ipv4 0.0.0.0 0.0.0.0 # OR an explicit Source IP Address Trust List
allow-connections sip to sip
signaling forward unconditional
イングレス ゲートウェイの設定
手順
ステップ 1 |
グローバル設定を以下の通り設定します。
|
||
ステップ 2 |
音声コーデック プリファレンスを以下の通り設定します。
|
||
ステップ 3 |
デフォルトのサービスを以下の通り設定します。
|
||
ステップ 4 |
ゲートウェイおよび sip-ua タイマーを以下の通り設定します。
|
||
ステップ 5 |
POTS ダイヤルピアを以下の通り設定します。
|
||
ステップ 6 |
スイッチ レッグを以下の通り設定します。
|
||
ステップ 7 |
ハードウェア リソース(トランスコーダ、会議ブリッジ、および MTP)を以下の通り設定します。
|
||
ステップ 8 |
(任意)SIP トランキングを設定します。
|
||
ステップ 9 |
着信 PSTN SIP トランク ダイアルピアを以下の通り設定します。
|
VXML ゲートウェイの設定
手順
ステップ 1 |
グローバル設定を以下の通り設定します。
|
||
ステップ 2 |
デフォルトの Unified CVP サービスを以下の通り設定します。
|
||
ステップ 3 |
ダイヤルピアを以下の通り設定します。
|
||
ステップ 4 |
デフォルトの Unified CVP http ivr、rtsp、mrcp および vxml 設定を行います。
|
||
ステップ 5 |
着信コール番号がネットワーク VRU ラベルと一致する VXML レッグを設定します。
|
||
ステップ 6 |
設定モードを閉じて、Cisco IOS CLI コマンド call application voice load <service_Name> を使用して、転送した Unified CVP ファイルを 各 Unified CV サービスについて Cisco IOS メモリに読み込みます。
|
イングレス ゲートウェイおよび VXML ゲートウェイの A-law コーデックの設定
この項の手順は、A-law コーデックを使用する場合にだけ実行してください。
イングレス ゲートウェイの設定
手順
ステップ 1 |
ダイヤルピアでコーデック設定を行うため、音声クラス コーデック 1 を追加します。
例:
|
ステップ 2 |
ダイヤルピアを変更し、ダイヤルピアに対しコーデックを明示的に指定します。
|
VXML ゲートウェイの設定
手順
次のダイヤルピアを変更し、ダイヤルピアに対しコーデックを明示的に指定します。
|
IPv6 を設定する
Packaged CCE の展開用に IPv6 を設定するためのタスク
タスク |
---|
IPv6 設定
Packaged CCE は、エージェントおよびスーパーバイザの Finesse デスクトップと電話で IPv6 接続をサポートできます。IPv6 対応の導入では、使用するエンドポイントをすべて IPv6 にするか、または IPv4 と IPV6 エンドポイントを混合することができます。これらのエンドポイントと通信するサーバは、IPv4 接続と IPv6 接続の両方を受け入れることができます。サーバ間の通信では、引き続き IPv4 接続が使用されます。
この章では、IPv6 対応の導入で実行する設定手順について説明します。
VOS ベースのコンタクト センター アプリケーションの IPv6 のセットアップ
デフォルトでは、Unified Communications Manager、Finesse、および Unified Intelligence Center では IPv4 のみが有効となっています。
これらのアプリケーションで IPv6 を有効にする場合は、パブリッシャ/プライマリ ノードとサブスクライバ/セカンダリ ノードの両方で、アプリケーションに対して IPv6 を有効にする必要があります。
Cisco Unified Operating System Administration または CLI を使用して IPv6 を有効にできます。
Packaged CCE 導入での IPv6 のサポートの詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/support/customer-collaboration/packaged-contact-center-enterprise/products-technical-reference-list.html の Cisco Packaged Contact Center Enterprise ソリューション設計ガイド を参照してください。
Cisco Unified Operating System Administration を使用した IPv6 の設定
手順
ステップ 1 |
パブリッシャ/プライマリ ノードで Cisco Unified Operating System Administration にサインインします。
|
ステップ 2 |
を選択します。 |
ステップ 3 |
[IPv6を有効にする(Enable IPv6)] チェック ボックスをオンにします。 |
ステップ 4 |
[IPv6アドレス(IPv6 Address)]、[プレフィックスの長さ(Prefix Length)]、および [デフォルトゲートウェイ(Default gateway)] の各フィールドに値を入力します。 |
ステップ 5 |
[Update with Reboot(リブートを使用した更新)] チェック ボックスをオンにします。 |
ステップ 6 |
[保存(Save)]をクリックします。 |
ステップ 7 |
サブスクライバ/セカンダリ ノードに対してこの手順を繰り返します。 |
CLI を使用した VOS ベース アプリケーションの IPv6 のセットアップ
手順
ステップ 1 |
VOS サーバで CLI にアクセスします。 |
ステップ 2 |
IPv6 を有効または無効にするには、以下の通り入力します。 |
ステップ 3 |
次のコマンドを実行して、IPv6 アドレスとプレフィックス長を設定します。 例:set network ipv6 static_address 2001:db8:2::a 64
|
ステップ 4 |
デフォルト ゲートウェイを設定します。 |
ステップ 5 |
システムを再起動し、変更を有効にします。 |
ステップ 6 |
IPv6 設定を表示するには、以下の通り入力します。 |
IPv6 が有効化された展開の NAT64 の設定
NAT64 により、IPv6 ネットワークと IPv4 ネットワーク間の通信が可能になります。IPv6 対応の導入では、IPv6 ネットワークのスーパーバイザが、IPv4 ネットワーク上の Unified CCE Administration Web ツールにアクセスできるように、NAT64 を設定する必要があります。
ステートフルまたはステートレスのいずれかの NAT64 を使用できます。ご使用の導入にとって最適な変換タイプについては、表 2 を参照してください。ステートレスとステートフルの NAT64 の比較: https://www.cisco.com/c/en/us/products/collateral/ios-nx-os-software/enterprise-ipv6-solution/white_paper_c11-676278.html
(注) |
NAT64 は M トレイン IOS ではサポートされません。T トレインが必要です。 詳細については、http://docwiki.cisco.com/wiki/Compatibility_Matrix_for_Packaged_CCEhttps://www.cisco.com/c/en/us/support/customer-collaboration/packaged-contact-center-enterprise/products-device-support-tables-list.htmlで Packaged Contact Center Enterprise の互換性マトリックスを参照してください。 |
次に示すネットワーク構成図とインターフェイス設定の例は、IPv6 ネットワークと IPv4 ネットワーク間でのステートフル NAT64 への変換を示します。
interface GigabitEthernet0/0
description ipv4-only interface
ip address 10.10.10.81 255.255.255.128
duplex auto
speed auto
nat64 enable
no mop enabled
interface GigabitEthernet0/1
description ipv6-only interface
no ip address
duplex auto
speed auto
nat64 enable
ipv6 address 2001::1/64
ipv6 enable
ipv6 unicast-routing
ipv6 cef
!
nat64 prefix stateful 3001::/96
nat64 v4 pool POOL1 10.10.10.129 10.10.10.250
nat64 v6v4 list V6ACL1 pool POOL1 overload
ipv6 router rip RIPv6
!
ipv6 router rip RIP
!
ipv6 access-list V6ACL1
permit ipv6 2001::/64 any
IPv6 の DNS の設定
FQDN が Unified CCE 管理にアクセスする要件を満たすため、Unified CCE AW-HDS-DDS サーバおよび任意の外部 HDS サーバの前方参照 AAAA レコードが DNS に作成されている必要があります。
この手順のステップは、Windows DNS サーバを対象としています。
手順
ステップ 1 |
Windows で [管理ツール(Administrative Tools)] > [DNS] を選択します。DNS マネージャが起動されます。 |
ステップ 2 |
[前方参照ゾーン(Forward lookup zone)] で、導入のドメイン名に移動します。 |
ステップ 3 |
ドメイン名を右クリックし、[新しいホスト(A または AAAA)(New Host (A or AAAA))] を選択します。 |
ステップ 4 |
[新しいホスト] ダイアログ ボックスで、Unified CCE データ サーバおよび任意の外部 AW-HDS-DDS サーバのコンピュータ名および IP アドレスを入力します。[ホストの追加(Add Host)] をクリックします。 |
DNS エントリの IPv4 アドレスの IPv6 変換の決定
AAAA DNS レコードに必要な IPv6 アドレスを判別するには、Windows マシンで混合表記を使用して ping コマンドを実行します。「ping -6」と入力し、その後 IPv6 Nat64 プレフィックス、2 つのコロン、IPv4 アドレスの順に入力します。
ping に対する応答では、IPv4 アドレスが 16 進数の文字列に変換されます。静的 AAAA レコードでこのアドレスを使用します。
(注) |
オプションで、静的 DNS エントリの代わりに DNS64 を使用できます。DNS64 を使用すると、A リソース レコードからの AAAA リソース レコードを合成することで、IPv6 ネットワークと IPv4 ネットワーク間での変換が促進されます。 『NAT64 Technology: Connecting IPv6 and IPv4 Networks』ホワイトペーパーに、DNS64 の概要と、DNS64 を IPv6 と共に使用する方法が記載されています(https://www.cisco.com/c/en/us/products/collateral/ios-nx-os-software/enterprise-ipv6-solution/white_paper_c11-676278.html)。 |
Unified CVP コール サーバでの IPv6 の設定
IPv6 対応導入では、IPv6 アドレスをご使用の Unified CVP コール サーバの既存のネットワーク インターフェイスに追加する必要があります。
この手順は、IPv6 対応導入を使用している場合にだけ実行します。
手順
ステップ 1 |
Unified CVP コール サーバで を選択します。 |
ステップ 2 |
[イーサネット(Ethernet)] をクリックします。 |
ステップ 3 |
[イーサネットのステータス(Ethernet Status)] ウィンドウで [プロパティ(Properties)] を選択します。 |
ステップ 4 |
[インターネットプロトコルバージョン6(TCP/IPv6)(Internet Protocol Version 6 (TCP/IPv6))] チェック ボックスをオンにし、[プロパティ(Properties)] を選択します。 |
ステップ 5 |
[次のIPv6アドレスを使う(Use the following IPv6 address)] オプション ボタンをオンにします。 |
ステップ 6 |
[IPv6アドレス(IPv6 address)]、[サブネット プレフィックスの長さ(Subnet prefix length)]、および [デフォルトゲートウェイ(Default gateway)] の各フィールドに値を入力します。 |
ステップ 7 |
プロンプトが表示されたら、[OK] をクリックして Windows を再起動します。 |
ゲートウェイでの IPv6 サポートの設定
IPv6 対応導入では、IPv6 アドレッシングを有効にするようにイングレス ゲートウェイと VXML ゲートウェイを設定する必要があります。
インターフェイスでの IPv6 プロトコル スタックのサポートの設定
この手順は、イングレス ゲートウェイと VXML ゲートウェイの両方に適用されます。
手順
ゲートウェイで次の設定を行います。
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イングレス ゲートウェイでの ANAT の有効化
手順
ゲートウェイで次の設定を行います。
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イングレス ゲートウェイでのデュアル スタックの有効化
手順
ゲートウェイで次の設定を行います。
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Unified Communications Manager での IPv6 の設定
Unified CM Administration でのクラスタ全体の設定
クラスタ全体でのメディアおよびシグナリング用のアドレッシング モード設定として IPv6 を設定するには、以下の手順を実行します。
手順
ステップ 1 |
各 Unified Communications Manager サーバのクラスタ全体の IPv6 設定を構成するには、Cisco Unified CM 管理で、 を選択します。 |
ステップ 2 |
IPv6を有効にする ドロップダウンリストで、はいを選択します。 |
ステップ 3 |
[メディア用のIPアドレッシングモード設定(IP Addressing Mode Preference for Media)] ドロップダウンリストから [IPv6] を選択します。 |
ステップ 4 |
[シグナリング用のIPアドレッシングモード設定(IP Addressing Mode Preference for Signaling)] ドロップダウンリストから [IPv6] を選択します。 |
ステップ 5 |
[電話の自動設定を許可(Allow Auto-configuration for Phones)] ドロップダウンリストから [オフ(Off)] を選択します。 |
ステップ 6 |
変更を保存します。 |
トランスコーディング
IPv6 対応環境では、次のシナリオでトランスコーダが必要です。
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IPv6 エンドポイントにログインしているエージェントが、IPv4 エンドポイントにログインしているエージェントとの間で転送を送受信する必要がある。
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IPv6 エンドポイントにログインしているエージェントが、セルフ サービスのために VXML ゲートウェイに接続する必要がある。
Unified Communications Manager での共通デバイス設定プロファイルの追加
IPv6 対応環境では、IPv4 デバイスと IPv6 デバイスの両方を使用できます。
Unified Communications Manager で IPv4、IPv6、またはデュアル スタックの共通デバイス設定プロファイルを追加するには、以下の手順を実行します。
手順
ステップ 1 |
Cisco Unified CM 管理で、 を選択します。 |
ステップ 2 |
[新規追加(Add New)] をクリックして、新しい共通デバイス設定プロファイルの名前を入力します。 |
ステップ 3 |
[IPアドレッシングモード(IP Addressing Mode)] ドロップダウンリストから次の操作を実行します。
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ステップ 4 |
変更を保存します。 |
ゲートウェイ トランクへの共通デバイス設定プロファイルの関連付け
ゲートウェイ トランクに共通デバイス設定プロファイルを関連付けるには、以下の手順を実行します。この手順は、イングレス ゲートウェイに適用されます。
手順
ステップ 1 |
Cisco Unified CM Administration から、 を選択します。 |
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ステップ 2 |
[検索(Find)] をクリックします。 |
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ステップ 3 |
[共通デバイス設定(Common Device Configuration)] ドロップダウン リストから次の操作を実行します。
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ステップ 4 |
[接続先アドレスIPv6(Destination Address IPv6)] フィールドに IPv6 アドレスを入力します。
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ステップ 5 |
変更を保存します。 |
IPv4 または IPv6 電話への共通デバイス設定プロファイルの関連付け
手順
ステップ 1 |
[Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified CM Administration)] から、 を選択します。 |
ステップ 2 |
[検索(Find)] をクリックします。 |
ステップ 3 |
[共通デバイス設定(Common Device Configuration)] ドロップダウン リストから、IPv6 共通デバイス設定プロファイルを選択します。
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ステップ 4 |
変更を保存します。 |
Unified CM での SIP プロファイルの関連付け
IPv6 対応の導入では、Unified CVP に対して設定したトランクに SIP プロファイルを関連付ける必要があります。
手順
ステップ 1 |
Cisco Unified CM Administration から、 を選択します。 |
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ステップ 2 |
[検索(Find)] をクリックします。表示するトランク プロファイルを選択します。 |
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ステップ 3 |
[SIPプロファイル(SIP Profile)] ドロップダウン リストから、作成した SIP プロファイルを選択します。
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ステップ 4 |
変更を保存します。 |
SIP トランクへのデュアル スタック共通デバイス設定プロファイルの関連付け
手順
ステップ 1 |
Cisco Unified CM Administration から、 を選択します。 |
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ステップ 2 |
[検索(Find)] をクリックします。表示するトランク プロファイルを選択します。 |
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ステップ 3 |
[共通デバイス設定(Common Device Configuration)] ドロップダウン リストから、デュアル スタック共通デバイス設定プロファイルを選択します。
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ステップ 4 |
変更を保存します。 |