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目次
この章で説明する内容は、次のとおりです。
Radio Resource Management(RRM)ソフトウェアはコントローラに組み込まれており、無線ネットワークのリアルタイムでの RF 管理を常時提供する組み込みの RF エンジニアとして機能します。 RRM を使用すると、コントローラは次の情報について、アソシエートされている Lightweight アクセス ポイントを継続的に監視できます。
RRM は、この情報を使用して、最も効率がよくなるように 802.11 RF ネットワークを定期的に再設定できます。 そのために、RRM では次の機能を実行します。
RRM は、ネットワークに追加された新しいコントローラや Lightweight アクセス ポイントを自動的に検出して設定します。 その後、アソシエートされている近くの Lightweight アクセス ポイントを自動的に調整して、カバレッジとキャパシティを最適化します。
Lightweight アクセス ポイントは、使用国で有効なすべての 802.11a/b/g チャネルに加えて、他の地域で使用可能なチャネルも同時にスキャンできます。 アクセス ポイントは、これらのチャネルのノイズや干渉を監視する際、最大で 60 ミリ秒の間「オフチャネル」になります。 不正アクセス ポイント、不正クライアント、アドホック クライアント、干渉しているアクセス ポイントを検出するために、この間に収集されたパケットが解析されます。
(注) |
過去 100 ミリ秒の間に音声トラフィックがある場合、アクセス ポイントによるオフチャネル測定が延期されます。 |
各アクセス ポイントがオフチャネルになるのはすべての時間のわずか 0.2% です。 この動作はすべてのアクセス ポイントに分散されるので、隣接するアクセス ポイントが同時にスキャンを実行して、無線 LAN のパフォーマンスに悪影響を及ぼすことはありません。
(注) |
ネットワーク内に不正なアクセス ポイントが多数存在する場合は、FlexConnect またはローカル モード アクセス ポイントでチャネル 157 または 161 上の不正を検出する可能性が小さくなります。 このような場合は、監視モード AP を不正の検出に使用できます。 |
コントローラは、リアルタイムの無線 LAN 状況に基づいて、アクセス ポイントの送信電力を動的に制御します。 TPCv1 および TPCv2 の 2 つのバージョンの送信電力制御から選択できます。 TPCv1 では、通常電力を低く維持することでキャパシティを増やし、干渉を減らします。 TPCv2 では、干渉を最小にするために、送信電力を動的に調整します。 TPCv2 は、高密度のネットワークに適しています。 このモードでは、ローミングの遅延およびカバレッジ ホールのインシデントが多く発生する可能性があります。
送信電力制御(TPC)アルゴリズムによって、RF 環境での変化に応じて、アクセス ポイントの電力が増減します。 多くの場合、TPC は干渉を低減させるため、アクセス ポイントの電力を下げようとします。しかし、アクセス ポイントで障害が発生したり、アクセス ポイントが無効になったりして、RF カバレッジに急激な変化があると、TPC は周囲のアクセス ポイントで電力を上げることもあります。 この機能は、主にクライアントと関係があるカバレッジ ホールの検出とは異なります。 TPC はアクセス ポイント間におけるチャネルの干渉を最小限に抑えながら、必要なカバレッジ レベルを達成するため、十分な RF 電力を提供します。
TPC アルゴリズムは、数多くのさまざまな RF 環境で RF 電力を分散させます。 ただし、自動パワー制御では、アーキテクチャの制約事項またはサイトの制約事項のため、適切な RF 設計を実装できなかった一部のケースは解消できない可能性があります。たとえば、すべてのアクセス ポイントを互いに近づけて中央の廊下に設置する必要があるが、建物の端までカバレッジが必要とされる場合などです。
このようなケースでは、最大および最小の送信電力制限を設定し、TPC の推奨を無効化することができます。 最大および最小の TPC 電力設定は、RF ネットワークの RF プロファイルを通じてすべてのアクセス ポイントに適用されます。
[Maximum Power Level Assignment] および [Minimum Power Level Assignment] テキスト ボックスを設定するには、[Tx Power Control] ページで RRM に使用する最大および最小の送信電力を入力します。 これらのパラメータの範囲は -10 ~ 30 dBm です。 最小値を最大値よりも大きくしたり、最大値を最小値よりも小さくしたりすることはできません。
最大送信電力を設定すると、RRM では、コントローラに接続されているすべてのアクセス ポイントはこの送信電力レベルを上回ることはできません(電力は RRM TPC またはカバレッジ ホールの検出により設定されます)。 たとえば、最大送信電力を 11 dBm に設定すると、アクセス ポイントを手動で設定しない限りは、11 dBm を上回って伝送を行うアクセス ポイントはありません。
同じチャネル上の 2 つの隣接するアクセス ポイントによって、信号のコンテンションや信号の衝突が発生することがあります。 衝突の場合、アクセス ポイントではデータが受信されません。 この動作は問題になることがあります。たとえば、誰かがカフェで電子メールを読むことで、近隣の会社のアクセス ポイントのパフォーマンスに影響が及ぶような場合です。 これらがまったく別のネットワークであっても、チャネル 1 を使用してカフェにトラフィックが送信されることによって、同じチャネルを使用している会社の通信が妨害される可能性があります。 コントローラはアクセス ポイント チャネル割り当てを動的に割り当てて、衝突を回避し、キャパシティとパフォーマンスを改善することができます。 チャネルは「再利用」され、希少な RF リソースが浪費されるのを防ぐことができます。 つまり、チャネル 1 はカフェから離れた別のアクセス ポイントに割り当てられます。これは、チャネル 1 をまったく使用しない場合に比べてより効率的です。
コントローラによる動的チャネル割り当て(DCA)機能は、アクセス ポイント間における隣接するチャネルの干渉を最小限に抑える上でも役立ちます。 たとえば、1 や 2 など、802.11b/g 帯域の 2 つのオーバーラップするチャネルでは、両方が同時に 11/54Mbps を使用することはできません。 コントローラは、チャネルを効果的に再割り当てすることによって、隣接するチャネルを分離します。
(注) |
重複しないチャネル(1、6、11、など)だけの使用を推奨します。 |
コントローラは、さまざまなリアルタイムの RF 特性を検証して、次のようにチャネルの割り当てを効率的に処理します。
コントローラは、この RF 特性情報を RRM アルゴリズムとともに使用して、システム全体にわたる判断を行います。 相反する要求の解決にあたっては、軟判定メトリックを使用して、ネットワーク干渉を最小限に抑えるための最善の方法が選択されます。 最終的には、3 次元空間における最適なチャネル設定が実現します。この場合、上下のフロアにあるアクセス ポイントが全体的な無線 LAN 設定において主要な役割を果たします。
5.1 より前のコントローラ ソフトウェア リリース場合、DCA では 20 MHz チャネルを使用する無線だけがサポートされています。 コントローラ ソフトウェア リリース 5.1 以降のリリースの場合、DCA のサポートは、5 GHz 帯域の 802.11n 40 MHz チャネルに拡張されています。 40 MHz のチャネライゼーションでは、無線は瞬間的に高いデータ レート(場合によっては、20 MHz チャネルの 2.25 倍)を達成できます。 コントローラ ソフトウェア リリース 5.1 以降のリリースの場合、DCA を 20 MHz で動作させるか 40 MHz で動作させるか選択できます。
(注) |
2.4GHz 帯域の 40 MHz チャネルを使用している無線は、DCA ではサポートされていません。 |
RRM スタートアップ モードは、次のような状況で起動されます
RRM スタートアップ モードは、100 分間(10 分間隔で 10 回繰り返し)実行されます。 RRM スタートアップ モードの持続時間は、DCA 間隔、感度、およびネットワーク サイズとは関係ありません。 スタートアップ モードには、定常ステート チャネル計画に収束するために 10 回の高感度な(チャネルを容易に環境に対して敏感に変更する)DCA 実行が含まれます。 スタートアップ モードが終了した後、DCA は指定した間隔と感度で実行を継続します。
RRM カバレッジ ホール検出アルゴリズムは、堅牢な無線パフォーマンスに必要なレベルに達しない無線 LAN の無線カバレッジの領域を検出することができます。 この機能によって、Lightweight アクセス ポイントを追加(または再配置)する必要があるというアラートが生成されます。
RRM 設定で指定されたレベルを下回るしきい値レベル(RSSI、失敗したクライアントの数、失敗したパケットの割合、および失敗したパケットの数)で Lightweight アクセス ポイント上のクライアントが検出されると、アクセス ポイントからコントローラに「カバレッジ ホール」アラートが送信されます。 このアラートは、ローミング先の有効なアクセス ポイントがないまま、クライアントで劣悪な信号カバレッジが発生し続けるエリアが存在することを示します。 コントローラでは、修正可能なカバレッジ ホールと不可能なカバレッジ ホールが識別されます。 修正可能なカバレッジ ホールの場合、コントローラでは、その特定のアクセス ポイントの送信電力レベルを上げることによってカバレッジ ホールが解消されます。 送信電力を増加させることが不可能なクライアントや、電力レベルが静的に設定されているクライアントによって生じたカバレッジ ホールがコントローラによって解消されることはありません。ダウンストリームの送信電力を増加させても、ネットワーク内の干渉を増加させる可能性があるからです。
(注) |
送信電力制御および DCA が複数のコントローラ環境(RF ドメインに基づく)で動作できますが、カバレッジ ホールの検出はコントローラごとに実行されます。 コントローラ ソフトウェア リリース 5.2 以降のリリースの場合、カバレッジ ホールの検出は WLAN ごとに無効にできます。 |
RRM によって、最適なキャパシティ、パフォーマンス、および信頼性を備えたネットワークが構築されます。 一過性でトラブルシューティングが困難なノイズや干渉の問題を確認するために常時ネットワークを監視する必要がなくなります。 RRM によって、クライアントは Cisco Unified Wireless Network 経由による、シームレスで円滑な接続を利用できるようになります。
RRM では、配備されているネットワーク(802.11a および 802.11b/g)ごとに監視と制御が実施されます。 つまり、無線タイプ(802.11a および 802.11b/g)ごとに RRM アルゴリズムが実行されます。 RRM では、測定とアルゴリズムの両方が使用されます。 RRM による測定については、監視間隔を使用して調整できます。ただし、RRM を無効にすることはできません。 RRM アルゴリズムは自動的に有効になりますが、チャネルや電力の割り当てを静的に設定することで無効にすることができます。 RRM アルゴリズムは、指定された更新間隔(デフォルトでは 600 秒)で実行されます。
コントローラで事前設定された RRM 設定は、ほとんどの展開向けに最適化されています。 ただし、GUI または CLI を使用して、コントローラの RRM 設定パラメータをいつでも変更できます。
(注) |
RF グループの一部であるコントローラ上、または RF グループの一部でないコントローラ上で、これらのパラメータを設定できます。 |
(注) |
RRM パラメータは、RF グループ内のすべてのコントローラで同じ値に設定する必要があります。 RF グループ リーダーは、コントローラのリブートの結果として、または互いに受信する無線に応じて変更される可能性があります。 RRM パラメータの異なる RF グループ メンバがある場合は、グループ リーダーが変更されると、異なる結果が生じることがあります。 |
コントローラの GUI を使用して設定できる RRM パラメータは、RF グループ モード、送信電力の制御、動的チャネル割り当て、カバレッジ ホールの検出、プロファイルしきい値、監視チャネル、および監視間隔です。
ステップ 1 |
次のコマンドを入力して、RF グループ化モードを設定します。 config advanced { 802.11a | 802.11b } group-mode { auto | leader | off | restart }
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ステップ 2 | 次のコマンドを入力して、RF グループ(モードが「leader」に設定されている場合)のスタティック メンバとしてコントローラを追加または削除します。 | ||||
ステップ 3 | RF グループ化ステータスを表示するには、次のコマンドを入力します。 |
ステップ 1 | [Wireless] > [802.11a/n] または [802.11b/g/n] > [RRM] > [TPC] の順に選択して、[802.11a/n(または 802.11b/g/n)> RRM > Tx Power Control (TPC)] ページを開きます。 | ||||||
ステップ 2 | 次のオプションから送信電力制御のバージョンを選択します。 | ||||||
ステップ 3 |
[Power Level Assignment Method] ドロップダウン リストから次のオプションのいずれかを選択して、コントローラの動的電力割り当てモードを指定します。
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ステップ 4 | [Maximum Power Level Assignment] および [Minimum Power Level Assignment] テキスト ボックスに最大および最小の電力レベル割り当て値を入力します。 | ||||||
ステップ 5 |
[Power Threshold] テキスト ボックスに、アクセス ポイントの電力を減らすかどうか判断する際に RRM で使用する切断信号レベルを入力します。 このパラメータのデフォルト値は TPCv1 で –70 dBm、TPCv2 で –67 dBm ですが、アクセス ポイントの送信電力レベルが必要以上に高い(または低い)場合は変更できます。 このパラメータの範囲は –80 ~ –50 dBm です。 この値を –65 ~ –50 dBm の範囲で増やすと、アクセス ポイントは高い送信電力で動作するようになります。 値を減らすと、逆の効果が得られます。 多数のアクセス ポイントを使用しているアプリケーションでは、ワイヤレス クライアントが認識する BSSID(アクセス ポイント)やビーコンの数を少なくするために、しきい値を –80 dBm または –75 dBm に下げるのが有用です。 一部のワイヤレス クライアントは多数の BSSID や高速ビーコンを処理できない場合があり、デフォルトのしきい値では、問題のある動作を起こす可能性があります。 |
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ステップ 6 | [Apply] をクリックして、変更を確定します。 | ||||||
ステップ 7 | [Save Configuration] をクリックして、変更を保存します。 |
特定の省電力モードのクライアントが展開される環境で、小容量クライアント(たとえば、省電力モードを使用し定期的にテレメトリ情報を送信する医療用デバイス)からの重要情報の欠落を防ぐために、場合によっては、RRM の正常なオフチャネル スキャンを延期する必要があります。 この機能は、QoS と RRM スキャン延期機能との相互作用の方法を向上させます。
クライアントの WMM UP マーキングを使用して、UP がマークされたパケットを受信した場合に、設定可能な期間中オフチャネル スキャンを延期するアクセス ポイントを設定することができます。
[Off-Channel Scanning Defer] は、ノイズや干渉など代替チャネル選択に関する情報を収集する RRM を使用するときに重要となります。 また、[Off-Channel Scanning Defer] は、不正検出を行います。 [Off-Channel Scanning Defer] を提供する必要があるデバイスは、可能な限り、同じ WLAN を使用する必要があります。 このようなデバイスが多くある場合(この機能を使用して Off-Channel Defer スキャンが完全に無効化されている可能性があります)、モニタ アクセス ポイントや、この WLAN が割り当てられていない同じ位置にあるその他のアクセス ポイントなど、代わりにローカル AP で [Off-Channel Scanning Defer] を実装する必要があります。
QoS ポリシー(Bronze、Silver、Gold、Platinum)の WLAN への割り当ては、クライアントからアップリンクでどのように受信されたかに関係なく、パケットがアクセス ポイントからのダウンリンク接続でどのようにマーキングされるかに影響します。 UP=1,2 は最低の優先順位で、UP=0,3 はその次に高い優先順位です。 各 QoS ポリシーのマーキング結果は次のとおりです。
ステップ 1 | [WLANs] を選択して、[WLANs] ページを開きます。 |
ステップ 2 | Off-Channel Scanning Defer を設定する WLAN の ID 番号をクリックします。 |
ステップ 3 | [WLANs > Edit] ページから [Advanced] タブを選択します。 |
ステップ 4 | [Off Channel Scanning Defer] セクションで、プライオリティ引数をクリックすることにより [Scan Defer Priority] を設定します。 |
ステップ 5 | [Scan Defer Time] テキスト ボックスにミリ秒単位で時間を設定します。 |
ステップ 6 | 設定を保存するには、[Apply] をクリックします。 |
ステップ 1 |
次のコマンドを入力して、チャネル スキャンの延期プライオリティを割り当てます。 config wlan channel-scan defer-priority priority [ enable | disable ] WLAN-id priority は 0 ~ 7 です(この値は、クライアントおよび WLAN では 6 に設定する必要があります)。 このコマンドを使用して、キュー内の UP パケットを受けてスキャンが延期される時間を設定します。このコマンドを使用して、キュー内の UP パケットを受けてスキャンが延期される時間を設定します。 |
ステップ 2 |
次のコマンドを入力して、チャネル スキャン延期時間(ミリ秒単位)を割り当てます。 config wlan channel-scan defer-time msec WLAN-id 時間の値はミリ秒(ms)単位で、有効な範囲は 100(デフォルト)~ 60000(60 秒)です。 この設定は、お使いの無線 LAN の装置の要件に一致させる必要があります。 コントローラ GUI で WLAN を選択して、既存の WLAN を編集するか、新規の WLAN を作成することによって、この機能を設定することもできます。 |
コントローラ GUI を使用して RRM スキャンに使用されるチャネルを選択する際に、動的チャネル割り当て(DCA)アルゴリズムで考慮されるチャネルを、指定するには、次の手順を実行します。
(注) |
この機能は、クライアントが古いデバイスであるため、またはクライアントに特定の制約事項があるために、クライアントで特定のチャネルがサポートされないことがわかっている場合に役立ちます。 |
ステップ 1 | 802.11a または 802.11b/g ネットワークを次のように無効にします。 | ||||||||||||
ステップ 2 |
[Wireless]
> [802.11a/n]
または [802.11b/g/n]
> [RRM]
> [DCA]
の順に選択して、[802.11a(または 802.11b/g)> RRM > Dynamic Channel Assignment (DCA)] ページを開きます。
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ステップ 3 |
[Channel Assignment Method] ドロップダウン リストから次のオプションのいずれかを選択して、コントローラの DCA モードを指定します。
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ステップ 4 |
[Interval] ドロップダウン リストで、[10
minutes]、[1
hour]、[2
hours]、[3
hours]、[4
hours]、[6
hours]、[8
hours]、[12
hours]、または
[24 hours] のいずれかのオプションを選択し、DCA アルゴリズムを実行する間隔を指定します。 デフォルト値は 10 分です。
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ステップ 5 | [AnchorTime] ドロップダウン リストで、DCA アルゴリズムの開始時刻を指定する数値を選択します。 オプションは、0 ~ 23(両端の値を含む)の数値で、午前 12 時から 午後 11 時の時刻を表す、0 ~ 23(両端の値を含む)の数値です。 | ||||||||||||
ステップ 6 | [Avoid Foreign AP Interference] チェックボックスをオンにすると、コントローラの RRM アルゴリズムで、Lightweight アクセス ポイントにチャネルを割り当てるときに、外部アクセス ポイント(無線ネットワークに含まれないもの)からの 802.11 トラフィックが考慮されます。この機能を無効にする場合は、オフにします。 たとえば RRM では、外部アクセス ポイントに近いチャネルをアクセス ポイントが回避するようにチャネル割り当てを調整できます。 デフォルト値はオンです。 | ||||||||||||
ステップ 7 | [Avoid Cisco AP Load] チェックボックスをオンにすると、コントローラの RRM アルゴリズムで、チャネルを割り当てるときに、無線ネットワーク内の Cisco Lightweight アクセス ポイントからの 802.11 トラフィックが考慮されます。この機能を無効にする場合は、オフにします。 たとえば RRM では、トラフィックの負荷が高いアクセス ポイントに適切な再利用パターンを割り当てることができます。 デフォルト値はオフです。 | ||||||||||||
ステップ 8 | [Avoid Non-802.11a (802.11b) Noise] チェックボックスをオンにすると、コントローラの RRM アルゴリズムで、Lightweight アクセス ポイントにチャネルを割り当てるときに、ノイズ(802.11 以外のトラフィック)が考慮されます。この機能を無効にする場合は、オフにします。 たとえば RRM では、電子レンジなど、アクセス ポイント以外を原因とする重大な干渉があるチャネルをアクセス ポイントに回避させることができます。 デフォルト値はオンです。 | ||||||||||||
ステップ 9 | [Avoid Persistent Non-WiFi Interference] チェックボックスを選択して、コントローラが持続する non-WiFi 干渉を無視できるようにします。 | ||||||||||||
ステップ 10 |
[DCA Channel Sensitivity]
ドロップダウン リストから、次のオプションのいずれかを選択して、チャネルを変更するかどうかを判断する際の、信号、負荷、ノイズ、干渉などの環境の変化に対する DCA アルゴリズムの感度を指定します。
デフォルト値は [Medium] です。 DCA の感度のしきい値は、次の表で示すように、無線帯域によって異なります。 |
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ステップ 11 |
802.11a/n ネットワークの場合のみ、次のいずれかの [channel width] オプションを選択し、5 GHz 帯域のすべての 802.11n 無線でサポートするチャネル帯域幅を指定します。
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ステップ 12 |
[Avoid check for non-DFS channel]
を選択すると、コントローラが非 DFS チャネルのチェックを回避できるようになります。 DCA 設定には、リスト内の非 DFS チャネルが少なくとも 1 つ必要です。 EU 各国では、屋外の展開は非 DFS チャネルをサポートしていません。 EU や同様の規制のある地域を拠点とするお客様は、AP がチャネルをサポートしていなくても、このオプションを有効にするか、DCA リスト内の非 DFS チャネルを少なくとも 1 つ持つ必要があります。
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ステップ 13 |
[DCA Channel List] 領域の [DCA Channels] テキスト ボックスには、現在選択されているチャネルが表示されます。 チャネルを選択するには、[Select] カラムでそのチャネルのチェックボックスをオンにします。 チャネルの選択を解除するには、チャネルのチェックボックスをオフにします。 範囲は次のとおりです。 802.11a:36、40、44、48、52、56、60、64、100、104、108、112、116、132、136、140、149、153、157、161、165、190、196 802.11b/g:1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11 デフォルトの設定は次のとおりです。 802.11a:36、40、44、48、52、56、60、64、100、104、108、112、116、132、136、140、149、153、157、161 802.11b/g:1、6、11
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ステップ 14 |
ネットワーク内で Cisco Aironet 1520 シリーズ メッシュ アクセス ポイントを使用している場合は、動作させる 802.11a 帯域で 4.9 GHz チャネルを設定する必要があります。 4.9 GHz 帯域は、Public Safety に関わるクライアント アクセス トラフィック専用です。 4.9 GHz チャネルを選択するには、[Select] カラムでチェックボックスをオンにします。 チャネルの選択を解除するには、チャネルのチェックボックスをオフにします。 範囲は次のとおりです。 802.11a:1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26 |
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ステップ 15 | [Apply] をクリックして、変更を確定します。 | ||||||||||||
ステップ 16 | 802.11a または 802.11b/g ネットワークを次のように再度有効にします。 | ||||||||||||
ステップ 17 |
[Save Configuration]
をクリックします。
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(注) |
コントローラ ソフトウェア リリース 5.2 以降のリリースの場合、カバレッジ ホールの検出は WLAN 単位で無効にできます。 |
ステップ 1 | 802.11a または 802.11b/g ネットワークを次のように無効にします。 | ||
ステップ 2 | [Wireless] > [802.11a/n] または [802.11b/g/n] > [RRM] > [Coverage] の順に選択して、[802.11a(または 802.11b/g)> RRM > Coverage] ページを開きます。 | ||
ステップ 3 | カバレッジ ホールの検出を有効にする場合は [Enable Coverage Hole Detection] チェックボックスをオンにします。この機能を無効にする場合は、オフにします。 カバレッジ ホールの検出を有効にすると、カバレッジが不完全な領域に位置する可能性のあるクライアントを持つアクセス ポイントがあるかどうかを、アクセス ポイントから受信したデータに基づいてコントローラが自動的に判断します。 デフォルト値はオンです。 | ||
ステップ 4 | [Data RSSI] テキスト ボックスに、アクセス ポイントで受信されたデータ パケットの最小の受信信号強度インジケータ(RSSI)値を入力します。 入力する値は、ネットワーク内のカバレッジ ホール(またはカバレッジが不完全な領域)を特定するのに使用されます。 アクセス ポイントによって、ここで入力する値より RSSI 値が小さいパケットがデータ キューに受信される場合、潜在的なカバレッジ ホールが検出されています。 有効な値の範囲は –90 ~ –60 dBm で、デフォルト値は –80 dBm です。 アクセス ポイントでは、データ RSSI が 5 秒おきに測定され、それらが 90 秒間隔でコントローラにレポートされます。 | ||
ステップ 5 | [Voice RSSI] テキスト ボックスに、アクセス ポイントで受信された音声パケットの最小の受信信号強度インジケータ(RSSI)値を入力します。 入力する値は、ネットワーク内のカバレッジ ホールを特定するのに使用されます。 アクセス ポイントによって、ここで入力する値より RSSI 値が小さいパケットが音声キューに受信される場合、潜在的なカバレッジ ホールが検出されています。 有効な値の範囲は –90 ~ –60dBm で、デフォルト値は –75dBm です。 アクセス ポイントでは、音声 RSSI が 5 秒おきに測定され、それらが 90 秒間隔でコントローラにレポートされます。 | ||
ステップ 6 | [Min Failed Client Count per AP] テキスト ボックスに、RSSI 値がデータ RSSI または音声 RSSI のしきい値以下である、アクセス ポイント上のクライアントの最小数を入力します。 有効な範囲は 1 ~ 75 で、デフォルト値は 3 です。 | ||
ステップ 7 |
[Coverage Exception Level per AP] テキスト ボックスに、信号レベルが低くなっているにもかかわらず別のアクセス ポイントにローミングできない、アクセス ポイント上のクライアントの割合を入力します。 有効な値の範囲は 0 ~ 100% で、デフォルト値は 25% です。
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ステップ 8 | [Apply] をクリックして、変更を確定します。 | ||
ステップ 9 | 802.11a または 802.11b/g ネットワークを次のように再度有効にします。 | ||
ステップ 10 | [Save Configuration] をクリックして、変更を保存します。 |
ステップ 1 |
[Wireless]
> [802.11a/n]
または [802.11b/g/n]
> [RRM]
> [General]
の順に選択して、[802.11a(または 802.11b/g)> RRM > General] ページを開きます。
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ステップ 2 |
次のように、アラームに使用されるプロファイルしきい値を設定します。
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ステップ 3 |
[Channel List] ドロップダウン リストから次のオプションのいずれかを選択して、アクセス ポイントで RRM によるスキャンに使用されるチャネルのセットを指定します。
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ステップ 4 |
次のように、監視間隔を設定します。
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ステップ 5 | [Apply] をクリックして、変更を確定します。 | ||||||
ステップ 6 |
[Save
Configuration] をクリックして、変更を保存します。
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ステップ 1 | 次のコマンドを入力して、802.11a または 802.11b/g ネットワークを無効にします。 | ||||||||||||||||||||||
ステップ 2 | 次のコマンドを入力して、送信電力制御のバージョンを選択します。 | ||||||||||||||||||||||
ステップ 3 |
送信電力の制御を設定するには、次のいずれかの操作を行います。
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ステップ 4 |
動的チャネル割り当て(DCA)を設定するには、次のいずれかの操作を行います。
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ステップ 5 |
次のコマンドを入力して、追加の DCA パラメータを設定します。
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ステップ 6 |
次のコマンドを入力して、カバレッジ ホールの検出を設定します。
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ステップ 7 |
次のコマンドを入力して、802.11a または 802.11b/g ネットワークを有効にします。 config { 802.11a | 802.11b} enable network
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ステップ 8 | 次のコマンドを入力して、設定を保存します。 save config |
802.11a および 802.11b/g RRM 設定を表示するには、次のコマンドを使用します。
show advanced { 802.11a | 802.11b} ?
802.11a Client Beacon Measurements: disabled
Automatic Channel Assignment Channel Assignment Mode........................ ONCE Channel Update Interval........................ 600 seconds Anchor time (Hour of the day).................. 20 Channel Update Count........................... 0 Channel Update Contribution.................... S.IU Channel Assignment Leader...................... 00:0b:85:40:90:c0 Last Run....................................... 532 seconds ago DCA Sensitivity Level.......................... MEDIUM (20 dB) DCA 802.11n Channel Width...................... 40 MHz Channel Energy Levels Minimum...................................... unknown Average...................................... unknown Maximum...................................... unknown Channel Dwell Times Minimum...................................... unknown Average...................................... unknown Maximum...................................... unknown Auto-RF Allowed Channel List................... 36,40 Auto-RF Unused Channel List.................... 44,48,52,56,60,64,100,104, .......................................... 108,112,116,132,136,140,149, ............................................. 153,157,161,165,190,196 DCA Outdoor AP option....................... Disabled
Coverage Hole Detection 802.11a Coverage Hole Detection Mode........... Enabled 802.11a Coverage Voice Packet Count............ 10 packets 802.11a Coverage Voice Packet Percentage....... 20% 802.11a Coverage Voice RSSI Threshold.......... -75 dBm 802.11a Coverage Data Packet Count............. 10 packets 802.11a Coverage Data Packet Percentage........ 20% 802.11a Coverage Data RSSI Threshold........... -80 dBm 802.11a Global coverage exception level........ 25% 802.11a Global client minimum exception lev. 3 clients
RF Event and Performance Logging Channel Update Logging......................... Off Coverage Profile Logging....................... Off Foreign Profile Logging........................ Off Load Profile Logging........................... Off Noise Profile Logging.......................... Off Performance Profile Logging.................... Off TxPower Update Logging...................... Off
Default 802.11a AP monitoring 802.11a Monitor Mode........................... enable 802.11a Monitor Channels....................... Country channels 802.11a AP Coverage Interval................... 180 seconds 802.11a AP Load Interval....................... 60 seconds 802.11a AP Noise Interval...................... 180 seconds 802.11a AP Signal Strength Interval......... 60 seconds
Default 802.11a AP performance profiles 802.11a Global Interference threshold.......... 10% 802.11a Global noise threshold................. -70 dBm 802.11a Global RF utilization threshold........ 80% 802.11a Global throughput threshold............ 1000000 bps 802.11a Global clients threshold............ 12 clients
802.11a Advanced Receiver Settings RxStart : Signal Threshold..................... 15 RxStart : Signal Jump Threshold................ 5 RxStart : Preamble Power Threshold............. 2 RxRestart: Signal Jump Status................... Enabled RxRestart: Signal Jump Threshold................ 10 TxStomp : Low RSSI Status...................... Enabled TxStomp : Low RSSI Threshold................... 30 TxStomp : Wrong BSSID Status................... Enabled TxStomp : Wrong BSSID Data Only Status......... Enabled RxAbort : Raw Power Drop Status................ Disabled RxAbort : Raw Power Drop Threshold............. 10 RxAbort : Low RSSI Status...................... Disabled RxAbort : Low RSSI Threshold................... 0 RxAbort : Wrong BSSID Status................... Disabled RxAbort : Wrong BSSID Data Only Status......... Disabled --------------------------------------------.... pico-cell-V2 parameters in dbm units:........... RxSensitivity: Min,Max,Current RxSense Thres.... 0,0,0 CCA Threshold: Min,Max,Current Clear Channel.... 0,0,0 Tx Pwr: Min,Max,Current Transmit Power for A.... 0,0,0 --------------------------------------------....
AP Name MAC Address Admin State Operation State Channel TxPower -------- ------------------ ------------- --------------- -------- ------- AP1140 00:22:90:96:5b:d0 ENABLED DOWN 64* 1(*) AP1240 00:21:1b:ea:36:60 ENABLED DOWN 161* 1(*) AP1130 00:1f:ca:cf:b6:60 ENABLED REGISTERED 48* 1(*)
Leader Automatic Transmit Power Assignment Transmit Power Assignment Mode................. AUTO Transmit Power Update Interval................. 600 seconds Transmit Power Threshold....................... -70 dBm Transmit Power Neighbor Count.................. 3 APs Min Transmit Power............................. -10 dBm Max Transmit Power............................. 30 dBm Transmit Power Update Contribution............. SNI.. Transmit Power Assignment Leader............... rangans (9.6.137.10) Last Run....................................... 507 seconds ago TPC Mode....................................... Version 1 TPCv2 Target RSSI.............................. -67 dBm TPCv2 VoWLAN Guide RSSI........................ -67.0 dBm TPCv2 SOP...................................... -85.0 dBm TPCv2 Default Client Ant Gain.................. 0.0 dBi TPCv2 Path Loss Decay Factor................... 3.6 TPCv2 Search Intensity......................... 10 Iterations
RRM の動作のトラブルシューティングおよび検証には、次のコマンドを使用します。
Cisco Neighbor Discovery Packet(NDP)は、ネイバーの無線情報に関する情報を提供する、RRM および他のワイヤレス アプリケーション用の基本的なツールです。 ネイバー ディスカバリ パケットを暗号化するようにコントローラを設定できます。
RF グループは、同じ暗号化メカニズムを持つコントローラ間でのみ形成することができます。 つまり、暗号化されているコントローラにアソシエートされたアクセス ポイントは、暗号化されていないコントローラにアソシエートされたアクセス ポイントとネイバーになれません。 2 つのコントローラとそれらのアクセス ポイントは、互いをネイバーとして認識せず、RF グループを形成することはできません。 暗号化設定が一致していない静的 RF グループ設定に 2 つのコントローラを割り当てることができます。 この場合、不一致のコントローラに属するアクセス ポイントが、互いをグループのネイバーとして認識しないため、2 つのコントローラは単一の RF グループとして機能しません。
注意 |
7.0.116.0 リリースと前のリリースの相互動作:NDP 機能は 7.0.116.0 リリースから導入されたため、これらの場合の RF グループ形成が保証されるのは透過設定だけです。 以前のコントローラのリリースには、NDP 暗号化メカニズムはありません。 |
注意 |
リリース 7.0.116.0 間:同じ RF グループにするコントローラは、同じ保護設定にする必要があります。 |
コントローラ CLI を使用して RRM NDP を設定するには、次のコマンドを入力します。
config advanced 802.11{a|b} monitor ndp-mode {protected | transparent}
このコマンドでは NDP モードが設定されます。 デフォルトでは、モードは「transparent」に設定されます。 次のオプションを使用できます。
RF グループは、無線単位でネットワークの計算を実行するために、グローバルに最適化された方法で RRM の実行を調整するコントローラの論理的な集合です。 802.11 ネットワーク タイプごとに RF グループが存在します。 単一の RF グループにコントローラをクラスタリングすることによって、RRM アルゴリズムは単一のコントローラの機能を越えてスケールできるようになります。
Lightweight アクセス ポイントは、定期的にネイバー メッセージを無線で送信します。 同じ RF グループ名を使用しているアクセス ポイントは、相互に送信されたメッセージを検証します。
検証されたネイバー メッセージを、異なるコントローラ上のアクセス ポイントが -80dBm 以上の信号強度で受信すると、コントローラによって自動モードの RF 領域が動的に生成されます。 静的モードで、リーダーは手動で選択され、メンバが RF グループに追加されます。 RF グループ モードに関する詳細については、「RF グループ リーダー」の項を参照してください。
(注) |
RF グループとモビリティ グループは、どちらもコントローラのクラスタを定義するという点では同じですが、用途に関しては異なります。 RF グループはスケーラブルでシステム全体にわたる動的な RF 管理を実現するのに対して、モビリティ グループはスケーラブルでシステム全体にわたるモビリティとコントローラの冗長性を実現します。 |
7.0.116.0 のリリースから、RF グループ リーダーを次の 2 つの方法で設定することができます。
RF グループ リーダーは、システムによって収集されたリアルタイムの無線データを分析して、パワーおよびチャネルの割り当てを算出し、RF グループの各コントローラに送信します。 RRM アルゴリズムによって、システム全体の安定性が保証され、チャネルおよびパワー スキームの変更を適切なローカル RF 領域に制限します。
6.0 より前のコントローラのソフトウェア リリースでは、動的チャネル割り当て(DCA)の検索アルゴリズムによって、RF グループのコントローラにアソシエートされた無線について適切なチャネル計画を判別しますが、現在の計画よりも大幅に優れていない限り、新しいチャネル計画は適用されません。 両方の計画で最も不適切な無線のチャネル メトリックにより、適用する計画が決定されます。 新しいチャネル計画を適用するための唯一の基準として最もパフォーマンスの低い無線を使用すると、ピンニングまたはカスケードの問題が発生する可能性があります。
ピンニングは、アルゴリズムによって RF グループの一部の無線に適したチャネル計画が検出されても、ネットワーク内の最も条件の悪い無線には適したチャネル オプションがないため、チャネル計画の変更は実施されないことを指します。 RF グループ内の最も条件の悪い無線によって、グループ内の他の無線がより適切なチャネル計画を探すことができなくなる場合があります。 ネットワークの規模が大きければ大きいほど、よりピンニングになりやすいです。
1 つの無線のチャネルが変更された場合に、RF 領域の残りの無線を最適化するため、連続してチャネル変更が行われると、カスケードが発生します。 このような無線を最適化すると、ネイバーおよびネイバーのネイバーのチャネル計画が次善のものになり、チャネル最適化が起動されます。 この影響は、すべてのアクセス ポイント無線が同じ RF グループに属している場合、複数のフロアまたは複数の建物に広がることがあります。 この変更は、大きなクライアントの混乱を引き起こし、ネットワークを不安定にします。
ピンニングとカスケードの主な原因は、新しいチャネル計画を検索する方法と、起こる可能性のあるチャネル計画の変更が単一の無線の RF 状態によって制御されていることです。 コントローラ ソフトウェア リリース 6.0 の DCA アルゴリズムは、ピンニングとカスケードを回避するよう再設計されました。 次の変更が実装されました。
RRM アルゴリズムは、指定された更新間隔(デフォルトでは 600 秒)で実行されます。 更新間隔の合間に、RF グループ リーダーは各 RF グループ メンバにキープアライブ メッセージを送信し、リアルタイムの RF データを収集します。
(注) |
複数の監視間隔を使用することもできます。 詳細については、「RRM の設定」の項を参照してください。 |
コントローラには RF グループ名が設定されます。この RF グループ名は、そのコントローラに join しているすべてのアクセス ポイントに送信され、アクセス ポイントでは、この名前がハッシュ MIC をネイバー メッセージで生成するための共有秘密として使用されます。 RF グループを作成するには、グループに含めるすべてのコントローラに同じ RF グループ名を設定します。
コントローラに join しているアクセス ポイントが別のコントローラ上のアクセス ポイントから RF 伝送を受け取る可能性がある場合は、それらのコントローラに同じ RF グループ名を設定する必要があります。 アクセス ポイント間の RF 伝送を受信する可能性がある場合、802.11 干渉およびコンテンションをできるだけ回避するには、システム全体にわたる RRM が推奨されます。
この項では、GUI または CLI によって RF グループを設定する方法について説明します。
(注) |
通常、RF グループ名は展開時にスタートアップ ウィザードを使用して設定されます。 ただし、必要に応じて変更できます。 |
(注) |
複数の Country Code 機能を使用している場合、同じ RF グループに join する予定のすべてのコントローラは、同じ国で構成された一連の国々を同じ順序で設定する必要があります。 |
(注) |
Cisco Prime インフラストラクチャを使用して RF グループを設定することもできます。 |
ステップ 1 | [Controller] > [General] の順に選択して、[General] ページを開きます。 |
ステップ 2 | [RF-Network Name] テキスト ボックスに RF グループの名前を入力します。 名前には、19 文字以内の ASCII 文字を使用できます。 |
ステップ 3 | [Apply] をクリックして、変更を確定します。 |
ステップ 4 | [Save Configuration] をクリックして、変更を保存します。 |
ステップ 5 | RF グループに含める各コントローラについて、この手順を繰り返します。 |
ステップ 1 |
config network rf-network-name
nameコマンドを入力して、RF グループを作成します。
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ステップ 2 | show network コマンドを入力して、RF グループを確認します。 | ||
ステップ 3 | save config コマンドを入力して、設定を保存します。 | ||
ステップ 4 | RF グループに含める各コントローラについて、この手順を繰り返します。 |
この項では、GUI または CLI を使用して RF グループのステータスを表示する方法について説明します。
(注) |
Cisco Prime インフラストラクチャを使用して RF グループのステータスを表示することもできます。 |
ステップ 1 |
の順に選択して、[802.11a (または 802.11b/g) RRM > RF Grouping] ページを開きます。 このページは RF グループの詳細を示し、設定可能なパラメータ [RF Group mode]、このコントローラの [RF Group role]、[Update Interval]、およびこのコントローラの [Group Leader] のコントローラ名と IP アドレスを表示します。
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ステップ 2 | (オプション)選択しなかったネットワーク タイプ(802.11a または 802.11b/g)について、この手順を繰り返します。 |
ステップ 1 |
次のコマンドを入力して、802.11a RF ネットワークの RF グループ リーダーであるコントローラを確認します。 show advanced 802.11a group Radio RF Grouping 802.11a Group Mode............................. STATIC 802.11a Group Update Interval.................. 600 seconds 802.11a Group Leader........................... test (209.165.200.225) 802.11a Group Member......................... test (209.165.200.225) 802.11a Last Run............................... 397 seconds ago この出力は、RF グループの詳細を示しています。具体的には、コントローラのグループ化モード、グループ情報の更新間隔(デフォルトでは 600 秒)、RF グループ リーダーの IP アドレス、このコントローラの IP アドレス、およびグループ情報の最終更新時間です。
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ステップ 2 | 次のコマンドを入力して、802.11b/g RF ネットワークの RF グループ リーダーであるコントローラを表示します。 show advanced 802.11b group |
展開方法によっては、シスコから提供されている RRM アルゴリズムを使用するよりも、チャネルや送信電力の設定を静的にアクセス ポイントに割り当てる方が適している場合があります。 通常、これは厳しい RF 環境や一般的でない展開に該当し、カーペットを敷いた一般的なオフィスには該当しません。
(注) |
チャネルおよびパワー レベルを静的にアクセス ポイントに割り当てる場合や、チャネルおよびパワーの動的割り当てを無効にする場合でも、自動 RF グループ化を使用して不要な不正デバイス イベントを回避することが必要です。 |
チャネルおよびパワーの動的割り当てをコントローラでグローバルに無効にすることも、チャネルおよびパワーの動的割り当てを有効にしたまま、アクセス ポイント無線ごとにチャネルおよびパワーを静的に設定することもできます。 コントローラ上のすべてのアクセス ポイント無線に適用されるグローバルなデフォルトの送信電力パラメータをネットワーク タイプごとに指定できますが、動的チャネル割り当てを無効にした場合は、アクセス ポイント無線ごとにチャネルを設定する必要があります。 また、グローバルな送信電力を有効にしておく代わりに、アクセス ポイントごとに送信電力を設定することもできます。
相互に隣接するアクセス ポイントには、オーバーラップしない別のチャネルを割り当てることをお勧めします。 米国でのオーバーラップしないチャネルは、 802.11a ネットワークでは 36、40、44、48、52、56、60、64、149、153、157、および 161、802.11b/g ネットワークでは 1、6、および 11 です。
ステップ 1 |
[Wireless] > [Access Points] > [Radios] > [802.11a/n] または [802.11b/g/n] の順に選択して、[802.11a/n(または 802.11b/g/n)Radios]
ページを開きます。 このページには、コントローラに join しているすべての 802.11a/n または 802.11b/g/n アクセス ポイント無線とその現在の設定が表示されます。 [Channel] テキスト ボックスでは、プライマリ チャネルおよび拡張チャネルを表示し、それらのチャネルがグローバルに割り当てられている場合はアスタリスクを使用して示します。 |
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ステップ 2 | 無線設定を変更するアクセス ポイントの青いドロップダウンの矢印の上にカーソルを置いて、[Configure] を選択します。 [802.11a/n(または 802.11b/g/n)Cisco APs > Configure] ページが表示されます。 | ||||
ステップ 3 | 次のオプションから、[RF Channel Assignment] を指定します。 | ||||
ステップ 4 |
次のように、この無線のアンテナ パラメータを設定します。
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ステップ 5 | RF チャネルをアクセス ポイント無線に割り当てるには、[RF Channel Assignment] セクションで、[RF Channel Assignment] の [Assignment Method] で [Custom] を選択し、ドロップダウン リストからチャネルを選択します。 | ||||
ステップ 6 |
送信電力レベルをアクセス ポイント無線に割り当てるには、[Tx Power Level Assignment] セクションで、[Custom] 割り当て方式を選択し、ドロップダウン リストから送信電力レベルを選択します。 送信電力レベルには、mW 単位または dBm 単位の値の代わりに整数値が割り当てられます。 この整数は、アクセス ポイントが展開されている規制ドメインによって異なるパワー レベルに対応します。 使用可能なパワー レベルの数は、アクセス ポイント モデルによって異なります。 ただし、パワー レベル 1 は常に各国番号の設定で有効な最大パワー レベルで、それ以降の各パワー レベルは前のパワー レベルの 50% を表します。 たとえば、1 = 特定の規制ドメインの最大パワー レベル、2 = 50% のパワー、3 = 25% のパワー、4 = 12.5% のパワーとなります。
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ステップ 7 | [Admin Status] ドロップダウン リストから [Enable] を選択して、アクセス ポイントに対するこの設定を有効にします。 | ||||
ステップ 8 | [Apply] をクリックして、変更を確定します。 | ||||
ステップ 9 | 次のように、アクセス ポイント無線の管理状態をコントローラから WCS へ即座に送信するように設定します。 | ||||
ステップ 10 | [Save Configuration] をクリックして、変更を保存します。 | ||||
ステップ 11 | 静的なチャネルおよびパワー レベルを割り当てる各アクセス ポイント無線について、この手順を繰り返します。 |
ステップ 1 | 次のコマンドを入力して、802.11a または 802.11b/g ネットワーク上の特定のアクセス ポイントの無線を無効にします。 | ||||||
ステップ 2 |
次のコマンドを入力して、特定のアクセス ポイントのチャネル幅を設定します。 config { 802.11a | 802.11b} chan_width Cisco_AP { 20 | 40}
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ステップ 3 |
次のコマンドを入力して、特定のアクセス ポイントでの個別のアンテナの使用を有効または無効にします。 config { 802.11a | 802.11b} 11nsupport antenna { tx | rx} Cisco_AP { A | B | C} { enable | disable} ここで、A、B、および C はアンテナ ポートです。 A は右のアンテナ ポート、B は左のアンテナ ポート、C は中央のアンテナ ポートです。 たとえば、802.11a ネットワーク上のアクセス ポイント AP1 のアンテナ ポート C にあるアンテナからの送信を有効にするには、次のコマンドを入力します。 |
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ステップ 4 |
次のコマンドを入力して、特定の空間領域に無線エネルギーを向けたり収束させたりする外部アンテナの性能の目安になる、外部アンテナ ゲインを指定します。 config { 802.11a | 802.11b} antenna extAntGain antenna_gain Cisco_AP 高ゲイン アンテナの放射パターンは、特定の方向により収束したものになります。 アンテナ ゲインは 0.5 dBi 単位で測定され、デフォルト値は 0.5 dBi の 7 倍、つまり 3.5 dBi です。 高ゲイン アンテナがある場合、実際の dBi 値を 2 倍にした値を入力します(アンテナの dBi 値については、『 Cisco Aironet Antenna Reference Guide』を参照してください)。 それ以外の場合は、0 と入力します。 たとえば、アンテナのゲインが 4.4 dBi の場合は、4.4 dBi に 2 をかけた 8.8 で切り捨てを行い、整数部分(8)のみを入力します。 アンテナが各国の規制に違反しないように、コントローラによって、実際の環境の等方性放射電力(EIRP)が低減されます。 |
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ステップ 5 |
次のコマンドを入力して、特定のアクセス ポイントで使用するチャネルを指定します。 config { 802.11a | 802.11b} channel ap Cisco_AP channel たとえば、802.11a チャネル 36 を AP1 のデフォルト チャネルとして設定するには、次のコマンドを入力します。 config 802.11a channel ap AP1 36 ユーザが選択するチャネルはプライマリ チャネル(たとえば、チャネル 36)です。このチャネルは、レガシー 802.11a 無線および 802.11n 20 MHz 無線による通信で使用されます。 802.11n 40-MHz 無線は、ステップ 2 でチャネル幅として 40 を選択した場合、このチャネルをプライマリ チャネルとして使用しますが、高速スループット用に追加で結合する拡張チャネルも使用します。
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ステップ 6 |
次のコマンドを入力して、特定のアクセス ポイントで使用する送信電力レベルを指定します。 config { 802.11a | 802.11b} txPower ap Cisco_AP power_level たとえば、802.11a AP1 の伝送パワーをパワー レベル 2 に設定するには、次のコマンドを入力します。 config 802.11a txPower ap AP1 2 送信電力レベルには、mW 単位または dBm 単位の値の代わりに整数値が割り当てられます。 この整数は、アクセス ポイントが展開されている規制ドメインによって異なるパワー レベルに対応します。 使用可能なパワー レベルの数は、アクセス ポイント モデルによって異なります。 ただし、パワー レベル 1 は常に各国番号の設定で有効な最大パワー レベルで、それ以降の各パワー レベルは前のパワー レベルの 50% を表します。 たとえば、1 = 特定の規制ドメインの最大パワー レベル、2 = 50% のパワー、3 = 25% のパワー、4 = 12.5% のパワーとなります。
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ステップ 7 | 次のコマンドを入力して、設定を保存します。 save config | ||||||
ステップ 8 | 静的なチャネルおよびパワー レベルを割り当てる各アクセス ポイント無線について、ステップ 2 からステップ 7 を繰り返します。 | ||||||
ステップ 9 | 次のコマンドを入力して、アクセス ポイント無線を再度有効にします。 | ||||||
ステップ 10 | 次のコマンドを入力して、アクセス ポイント無線の管理状態をコントローラから WCS へ即座に送信するように設定します。 | ||||||
ステップ 11 | 次のコマンドを入力して、変更を保存します。 save config | ||||||
ステップ 12 |
次のコマンドを入力して、特定のアクセス ポイントの設定を表示します。 show ap config { 802.11a | 802.11b} Cisco_AP Cisco AP Identifier.............................. 7 Cisco AP Name.................................... AP1 ... Tx Power Num Of Supported Power Levels ............. 8 Tx Power Level 1 .......................... 20 dBm Tx Power Level 2 .......................... 17 dBm Tx Power Level 3 .......................... 14 dBm Tx Power Level 4 .......................... 11 dBm Tx Power Level 5 .......................... 8 dBm Tx Power Level 6 .......................... 5 dBm Tx Power Level 7 .......................... 2 dBm Tx Power Level 8 .......................... -1 dBm Tx Power Configuration .................... CUSTOMIZED Current Tx Power Level .................... 1 Phy OFDM parameters Configuration ............................. CUSTOMIZED Current Channel ........................... 36 Extension Channel ......................... 40 Channel Width.............................. 40 Mhz Allowed Channel List....................... 36,44,52,60,100,108,116,132, ......................................... 149,157 TI Threshold .............................. -50 Antenna Type............................... EXTERNAL_ANTENNA External Antenna Gain (in .5 dBi units).... 7 Diversity.................................. DIVERSITY_ENABLED 802.11n Antennas Tx A....................................... ENABLED B....................................... ENABLED Rx A....................................... DISABLED B....................................... DISABLED C.................................... ENABLED |
ステップ 1 | [Wireless] > [802.11a/n] または [802.11b/g/n] > [RRM] > [Auto RF] の順に選択して、[802.11a(または 802.11b/g)Global Parameters > Auto RF] ページを開きます。 |
ステップ 2 | [RF Channel Assignment] で [OFF] を選択して、動的チャネル割り当てを無効にします。 |
ステップ 3 | [Tx Power Level Assignment] で [Fixed] を選択して、電力の動的割り当てを無効にし、ドロップダウン リストからデフォルトの送信電力レベルを選択します。 |
ステップ 4 | [Apply] をクリックします。 |
ステップ 5 | [Save Configuration] をクリックします。 |
ステップ 6 | 無線ごとにチャネルおよびパワーのデフォルト設定を無効にする場合は、コントローラに join している各アクセス ポイント無線にチャネルおよびパワーの静的設定を割り当てます。 |
ステップ 7 | (オプション)選択しなかったネットワーク タイプ(802.11a または 802.11b/g)について、この手順を繰り返します。 |
ステップ 1 | 次のコマンドを入力して、802.11a または 802.11b/g ネットワークを無効にします。 | ||
ステップ 2 | 次のコマンドを入力して、すべての 802.11a または 802.11b/g 無線の RRM を無効にして、すべてのチャネルをデフォルト値に設定します。 | ||
ステップ 3 |
次のコマンドを入力して、802.11a または 802.11b/g ネットワークを有効にします。 config { 802.11a | 802.11b} enable network
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ステップ 4 | 次のコマンドを入力して、変更を保存します。 save config |
コントローラの RF グループを作成したら、コントローラに接続されているアクセス ポイントで不正なアクセス ポイントを検出するように設定する必要があります。 アクセス ポイントによって、近隣のアクセス ポイントのメッセージ内のビーコン/プローブ応答フレームが選択され、RF グループの認証情報要素(IE)と一致するものが含まれているかどうかが確認されます。 選択が正常に終了すると、フレームは認証されます。 正常に終了しなかった場合は、認証されているアクセス ポイントによって、近隣のアクセス ポイントが不正アクセス ポイントとして報告され、その BSSID が不正テーブルに記録されます。さらに、このテーブルはコントローラに送信されます。
ステップ 1 |
RF グループ内の各コントローラに同じ RF グループ名が設定されていることを確認します。
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ステップ 2 | [Wireless] を選択して、[All APs] ページを開きます。 | ||
ステップ 3 | アクセス ポイントの名前をクリックして、[All APs > Details] ページを開きます。 | ||
ステップ 4 | [AP Mode] ドロップダウン リストから [local] または [monitor] を選択し、[Apply] をクリックして変更を確定します。 | ||
ステップ 5 | [Save Configuration] をクリックして、変更を保存します。 | ||
ステップ 6 | コントローラに接続されているすべてのアクセス ポイントについて、ステップ 2 からステップ 5 を繰り返します。 | ||
ステップ 7 | [Security] > [Wireless Protection Policies] > [AP Authentication/MFP] の順に選択して、[AP Authentication Policy] ページを開きます。 | ||
ステップ 8 | [Protection Type] ドロップダウン リストから [AP Authentication] を選択して、不正アクセス ポイントの検出を有効にします。 | ||
ステップ 9 |
[Alarm Trigger Threshold] 編集ボックスに数値を入力して、不正アクセス ポイントに関するアラームがいつ生成されるようにするかを指定します。 検出期間内にしきい値(無効な認証 IE を含むアクセス ポイント フレームの数を示します)に達した場合またはしきい値を超えた場合に、アラームが生成されます。
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ステップ 10 | [Apply] をクリックして、変更を確定します。 | ||
ステップ 11 | [Save Configuration] をクリックして、変更を保存します。 | ||
ステップ 12 |
RF グループ内のすべてのコントローラについて、この手順を繰り返します。
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ステップ 1 |
RF グループ内の各コントローラに同じ RF グループ名が設定されていることを確認します。
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ステップ 2 |
次のコマンドを入力して、特定のアクセス ポイントを local(通常)モードまたは monitor(リッスン専用)モードに設定します。 config ap mode local Cisco_AP または config ap mode monitor Cisco_AP |
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ステップ 3 | 次のコマンドを入力して、変更を保存します。 save config | ||
ステップ 4 | コントローラに接続されているすべてのアクセス ポイントについて、ステップ 2 とステップ 3 を繰り返します。 | ||
ステップ 5 | 次のコマンドを入力して、不正なアクセス ポイントの検出を有効にします。 config wps ap-authentication | ||
ステップ 6 |
次のコマンドを入力して、不正なアクセス ポイントのアラームが生成される時期を指定します。 検出期間内にしきい値(無効な認証 IE を含むアクセス ポイント フレームの数を示します)に達した場合またはしきい値を超えた場合に、アラームが生成されます。 config wps ap-authentication threshold
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ステップ 7 | 次のコマンドを入力して、変更を保存します。 save config | ||
ステップ 8 |
RF グループ内のすべてのコントローラについて、ステップ 5 から ステップ 7 を繰り返します。
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クライアント ロケーションの計算に影響を与える次の 2 つのパラメータを設定できます。
これらのパラメータは、Cisco Client Extensions(CCX)v2 以降のリリースでサポートされており、参加する CCX クライアントのロケーションの正確性と適時性を強化するよう設計されています。
ロケーション機能が適切に動作するように、アクセス ポイントを normal、monitor、または FlexConnect モードに設定する必要があります。 ただし、FlexConnect モードの場合は、アクセス ポイントをコントローラに接続する必要があります。
無線測定要求機能を有効にすると、Lightweight アクセス ポイントは、CCXv2 以降のリリースを実行しているクライアントに、ブロードキャスト無線測定要求メッセージを発行します。 Lightweight アクセス ポイントは、すべての SSID に対し、それぞれ有効になった無線インターフェイスを使用して、一定の設定間隔でこれらのメッセージを送信します。 802.11 無線測定の実行プロセスでは、測定要求に指定されているすべてのチャネル上の CCX クライアントが 802.11 ブロードキャスト プローブ要求を送信します。 Cisco Location Appliance は、アクセス ポイントで受信されたこれらの要求に基づいてアップリンク測定を使用し、すばやく正確にクライアント ロケーションを計算します。 測定するクライアントのチャネルを指定する必要はありません。 コントローラ、アクセス ポイント、およびクライアントによって、使用するチャネルが自動的に特定されます。
無線測定機能は、(アクセス ポイントの観点だけでなく)クライアントの観点での無線環境に関する情報もコントローラで取得できます。 この場合、アクセス ポイントは、ユニキャスト無線測定要求を特定の CCXv4 または v5 クライアントに対して発行します。 クライアントは、さまざまな測定レポートをアクセス ポイントおよびコントローラに返します。 これらのレポートには、無線環境に関する情報と、クライアントのロケーションを解釈するために使用されるデータが含まれています。 アクセス ポイントおよびコントローラが無線測定要求およびレポートで過負荷状態になるのを防ぐため、各アクセス ポイントのクライアント数は 2 つのみとし、各コントローラでサポートされるクライアント数は最大で 20 までとします。 特定のアクセス ポイントまたはクライアントの無線測定要求の状態および特定のクライアントに対する無線測定レポートは、コントローラ CLI で確認できます。
コントローラ ソフトウェアでは、モビリティ サービス エンジンの機能が向上しており、ロケーション ベースのサービスと呼ばれる CCXv4 機能によりデバイスのロケーションを正確に解釈できます。 コントローラは、特定の CCXv4 または v5 クライアントにパス損失要求を発行します。 クライアントが応答する場合、クライアントはコントローラにパス損失測定レポートを送信します。 これらのレポートには、クライアントのチャネルおよび送信電力が含まれます。
(注) |
CCX 以外のクライアントおよび CCXv1 クライアントでは、CCX 測定要求を無視し、無線測定アクティビティには参加しません。 |
たとえば、クライアント調整が実行される場合など、より厳密な追跡が必要な CCX クライアントの場合、アクセス ポイントからこれらのクライアントに対して、一定の設定間隔で、また CCX クライアントが新しいアクセス ポイントにローミングした場合は常に、ユニキャスト測定要求を送信させるようにコントローラを設定できます。 このような特定の CCX クライアントに対するユニキャスト要求は、すべてのクライアントに送信されるブロードキャスト測定要求より頻繁に送信できます。 ロケーション調整を CCX 以外のクライアントおよび CCXv1 クライアントに設定すると、それらのクライアントは設定された間隔で強制的にアソシエート解除され、ロケーション測定が生成されます。
ステップ 1 | [Wireless] > [802.11a/n] または [802.11b/g/n] > [Network] の順に選択して、[802.11a(または 802.11b/g)Global Parameters] ページを開きます。 | ||
ステップ 2 | [CCX Location Measurement] の下にある [Mode] チェックボックスをオンにして、CCX 無線管理をグローバルに有効にします。 このパラメータによって、このコントローラに接続されているアクセス ポイントから、CCX2 以降のリリースを実行しているクライアントに対してブロードキャスト無線測定要求が発行されます。 デフォルト値では無効(またはオフ)になっています。 | ||
ステップ 3 | 前の手順で [Mode] チェックボックスをオンにした場合、[Interval] テキスト ボックスに値を入力して、アクセス ポイントによるブロードキャスト無線測定要求の発行間隔を指定します。 | ||
ステップ 4 | [Apply] をクリックして、変更を確定します。 | ||
ステップ 5 | [Save Configuration] をクリックして設定を保存します。 | ||
ステップ 6 |
次の「CCX 無線管理(CLI)」の項のステップ 2 の手順に従い、アクセス ポイントのカスタマイズを有効にします。
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ステップ 7 | 必要に応じて、もう一方の無線帯域(802.11a または 802.11b/g)について、この手順を繰り返します。 |
ステップ 1 |
次のコマンドを入力して、CCX 無線管理をグローバルに有効にします。 config advanced { 802.11a | 802.11b} ccx location-meas global enable interval_seconds interval_seconds パラメータの範囲は、60 ~ 32400 秒で、デフォルト値は 60 秒です。 このコマンドによって、802.11a または 802.11b/g ネットワークでこのコントローラに接続されているすべてのアクセス ポイントから、CCXv2 以降のリリースを実行しているクライアントにブロードキャスト無線測定要求が発行されます。 |
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ステップ 2 |
次のコマンドを入力して、アクセス ポイントのカスタマイズを有効にします。
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ステップ 3 |
次のコマンドを入力して、特定のクライアントのロケーション調整を有効または無効にします。 config client location-calibration { enable | disable} client _mac interval_seconds
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ステップ 4 | 次のコマンドを入力して、設定を保存します。 save config |
A Radio Beacon Request................................. Enabled Channel Load Request........................... Enabled Frame Request.................................. Disabled Noise Histogram Request........................ Disabled Path Loss Request.............................. Disabled Interval....................................... 60 Iteration...................................... 5 B Radio Beacon Request................................. Disabled Channel Load Request........................... Enabled Frame Request.................................. Disabled Noise Histogram Request........................ Enabled Path Loss Request.............................. Disabled Interval....................................... 60 Iteration................................... 5
Client Mac Address............................... 00:40:96:ae:53:b4 Beacon Request................................... Enabled Channel Load Request............................. Disabled Frame Request.................................... Disabled Noise Histogram Request.......................... Disabled Path Loss Request................................ Disabled Interval......................................... 5 Iteration........................................ 3