無線アンテナ配置の設定
Catalyst IW9167E は、複数のアンテナオプションをサポートするために、8 つの N 型メスコネクタを備えた 8 つの外部アンテナをサポートしています。アンテナポート 1、4、および 5 で、Self-Identifying Antenna(SIA)をサポートできます。無線機 1 はポート 1 ~ 4 に接続し、無線機 2 はポート 5 ~ 8 に接続します。アンテナの詳細については、「Antennas and Radios」を参照してください。
Catalyst IW9165E は、逆極性 SMA(RP-SMA)(f)コネクタで 4 つの外部アンテナをサポートしています。無線機 1 はアンテナポート 1 と 2 に接続し、無線機 2 はアンテナポート 3 と 4 に接続します。アンテナポート 1 と 3 は SIA アンテナをサポートできます。
Catalyst IW9165D には指向性アンテナが内蔵されていて、N 型(f)コネクタで 2 つの外部アンテナをサポートしています。無線機 1 は内部アンテナに接続します。無線機 2 はアンテナポート 1 および 3 に接続します。アンテナポート 3 では、SIA アンテナをサポートできます。
以下の項では、さまざまな無線機モードの各アンテナのアンテナポートと利得を管理する CLI コマンドについて説明します。
アンテナ利得の設定
アンテナ利得を設定するには、次の CLI コマンドを使用します。
最大アンテナ利得値を、整数または文字列 UNSELECTED で設定します。
![]() (注) |
SIA が接続されると、入力なしで利得が自動的に設定されます。 |
Device# configure dot11radio <interface> antenna gain <gain>
gain:
<1-19> antenna gain in dBi
WORD UNSELECTED
Device# write
送受信アンテナの設定
![]() (注) |
Catalyst IW9165 は abcd-antenna モードをサポートしていません。 |
Device# configure dot11radio <interface> antenna < A >
configure antenna chains (A) in use as follows
a-antenna - configure dot11 antenna a
ab-antenna - configure dot11 antenna ab
abcd-antenna - configure dot11 antenna abcd
Device# write
送信電力の設定
送信電力を設定するには、次の CLI コマンドを使用します。
![]() (注) |
8 が最も低い電力レベルで、1 が最も高い電力レベルです。 |
Device# configure dot11radio <interface> txpower-level <level>
txpower level:
<1-8> tx power level value
WORD AUTO
Device# write