安全性とパフォーマンスに関する情報
停電
電話機を経由して緊急サービスにアクセスするには、その電話機が電力を受信する必要があります。停電が発生した場合、電源が復旧するまでは、電話サービスおよび緊急コール サービス ダイヤルが機能しません。電源の異常および障害が発生した場合は、装置をリセットまたは再設定してから、電話サービスおよび緊急コール サービス ダイヤルを利用する必要があります。
規制区域
本電話機の無線周波数(RF)は、特定の規制区域に合わせて設定されています。特定の規制区域の外部でこの電話機を使用すると、電話機は適切に機能せず、現地の規制に違反するおそれがあります。
ヘルスケア環境
この製品は、医療機器ではありません。他の装置または機器からの干渉を受けやすい、ライセンスのない周波数帯域を使用します。
外部デバイス
不要な無線周波数(RF)信号および可聴周波数(AF)信号を遮断する高品質の外部デバイスを使用することをお勧めします。外部デバイスには、ヘッドセット、ケーブル、コネクタが含まれます。
これらのデバイスの品質や、携帯電話および双方向ラジオなど他のデバイスとの間隔によっては、雑音が入ることもあります。その場合は、次の方法で対処することをお勧めします。
-
RF または AF の信号源から外部デバイスを離す。
-
RF または AF の信号源から外部デバイスのケーブルの経路を離す。
-
外部デバイス用にシールドされたケーブルを使用するか、シールドおよびコネクタが高品質のケーブルを使用する。
-
外部デバイスのケーブルを短くする。
-
外部デバイスのケーブルに、フェライトまたは同様のデバイスを適用する。
シスコでは、外部デバイス、ケーブル、およびコネクタのパフォーマンスを保証できません。
![]() 注意 |
欧州連合諸国では、EMC Directive(89/336/EC)に完全に準拠した外部スピーカ、マイクロフォン、ヘッドセットだけを使用してください。 |
Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットのパフォーマンス
Cisco IP 電話は、ヘッドセットで Bluetooth がサポートされていれば、Bluetooth Class 2 テクノロジーをサポートします。Bluetooth では、30 フィート(10 m)以内の範囲の低帯域幅でワイヤレス接続を行えます。最適なパフォーマンスは、1 ~ 2 メートル(3 ~ 6 フィート)の範囲で得られます。ヘッドセットは 5 個まで接続できますが、最後に接続されたヘッドセットだけがデフォルトとして使用されます。
干渉の問題が発生する可能性があるため、802.11b/g デバイス、Bluetooth デバイス、電子レンジ、金属製の大きな物体は、ワイヤレス ヘッドセットから遠ざけてことをお勧めします。
Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットを、電話機から直接見える場所で使用する必要はありません。ただし、壁やドアなどの障害物や、他の電子機器からの干渉により、接続が影響を受けることがあります。
電話機に電源を供給する方法
次のいずれかの方法で電話機に給電できます。
-
電話機に付属している電源アダプタを使用します。
-
ネットワークで Power over Ethernet(PoE)がサポートされている場合は、電話機をネットワークに接続することができます。イーサネット ケーブルをイーサネット電話ポート
に差し込み、ネットワークに接続します。
ネットワークで PoE がサポートされているかどうか不明な場合は、管理者に問い合わせてください。
ネットワーク輻輳時の電話機の挙動
ネットワーク パフォーマンスの低下の原因となるものは、電話の音声とビデオの品質にも影響を及ぼすため、場合によっては、コールがドロップする可能性があります。ネットワーク パフォーマンスの低下は、次のような原因が考えられます。
-
内部ポートスキャンやセキュリティスキャンなどの管理タスク。
-
サービス拒否攻撃など、ネットワーク上で発生した攻撃。
UL 警告
LAN、イーサネットケーブル、またはデバイスに接続されているその他のケーブルは、屋外に拡張することはできません。
EnergyStar

次の電話機には EnergyStar 認定があります。
-
Cisco IP 電話 8811
-
Cisco IP 電話 8841
-
Cisco IP 電話 8851
-
Cisco IP 電話 8851NR
上記のリストに記載されていない電話機モデルは、認定されていません。
製品ラベル
製品ラベルは、デバイスの底面に配置されています。