Cisco Personal Communications Assistant へのアクセスの設定
はじめに
Cisco Personal Communications Assistant(PCA)が、インストール中に Cisco Unity Connection サーバにインストールされます。これは、ユーザに Cisco Unity Web ツールへのアクセスを提供する Web サイトで、これによってユーザは、Unity Connection でメッセージや個人の設定を管理できるようになります。Cisco PCA で使用可能な Web ツールには、次のものが含まれます。
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Messaging Assistant
- Cisco Unity Connection パーソナル着信転送ルール
上記のツールの詳細については、各ツールの該当する『User Guide for Cisco Unity Connection 』およびヘルプを参照してください。
Cisco PCA にアクセスするための Web ブラウザの設定
Cisco PCA および Cisco Unity Connection Web ツールを使用するようには、各ユーザ ワークステーションのブラウザを設定する必要があります。コンピュータにインストールされているブラウザに応じて、適切な項を参照してください。
各ブラウザでサポートされているバージョンのリストについては、次の URL から『 Compatibility Matrix for Cisco Unity Connection』を参照してください。https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/compatibility/matrix/b_cucclientmtx.html
Apple Safari
Cisco PCA にアクセスするために Safari を設定するには、次のタスクを実行します。
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正しいブラウザの設定に必要なソフトウェアがインストールされていることを確認します。次の URL から、『System Requirements for Cisco Unity Connection Release 14』の「Software Requirements-User Workstations」の項を参照してください。https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/14/requirements/b_14cucsysreqs.html
- 次に示すように Safari を設定します。
- Java を有効にします。
- Java スクリプトを有効にします。
- 移動したサイトからのみクッキーを受け入れます。
Microsoft Internet Explorer
Cisco PCA にアクセスするために Internet Explorer を設定するには、次のタスクを実行します。
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正しいブラウザの設定に必要なソフトウェアがインストールされていることを確認します。次の URL から、『System Requirements for Cisco Unity Connection Release 14』の「Software Requirements-User Workstations」の項を参照してください。https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/14/requirements/b_14cucsysreqs.html
- 次に示すように Internet Explorer を設定します。
- アクティブ スクリプトを有効にします。
- ActiveX コントロールをダウンロードして実行します。
- Java スクリプトを有効にします。
- すべてのクッキーを受け入れます。
- 一時的なインターネット ファイルの新しいバージョンを自動的にチェックします。
- [中 - 高(Medium-High)] のプライバシーを有効にします。
Mozilla Firefox
Cisco PCA にアクセスするために Firefox を設定するには、次のタスクを実行します。
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正しいブラウザの設定に必要なソフトウェアがインストールされていることを確認します。次の URL から、『System Requirements for Cisco Unity Connection Release 14』の「Software Requirements-User Workstations」の項を参照してください。https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/14/requirements/b_14cucsysreqs.html
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ユーザが Firefox を Apple MAC OS X または Microsoft Windows ワークステーションで実行している場合は、タスク 3 に進みます。
ユーザが Firefox を Linux Red Hat ワークステーションで実行している場合は、Alsa-project.org の Web サイトにあるサウンド カード サポート マトリクスを参照して、ユーザが正しいサウンド カードを使用しているかどうかを確認します。(Java Runtime Environment(JRE)プラグイン ソフトウェアは、Advanced Linux Sound Architecture(ALSA)ドライバを使用して、システム サウンド デバイスにアクセスし、再生および録音機能を制御します。サウンド カードによっては、再生および録音機能が制限される場合があります)。
- 次に示すように Firefox を設定します。
- Java を有効にします。
- JavaScript を有効にして、[詳細設定(Advanced)] で [画像の変更(Change Images)] を有効にします。
- サイトでのクッキーの設定を許可します。(セキュリティ上の理由から、送信元 Web サイトのクッキーだけを保存することを推奨します)。
Cisco PCA の GUI 言語の変更
Cisco PCA で使用される GUI 言語を変更するには、次のタスクを実行します。
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該当する言語をダウンロードし、インストールします。詳細については、次の該当するマニュアルを参照してください。
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- 新しい Unity Connection サーバについては、『Install, Upgrade, and Maintenance Guide for Cisco Unity Connection, Release 14』の「Maintaining Cisco Unity Connection Server」の章にある「Installing Unity Connection Language Files」の項を参照してください。このガイドは、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/14/install_upgrade/guide/b_14cuciumg.html からご利用いただけます。
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- 既存の Unity Connection サーバについては、『Install, Upgrade, and Maintenance Guide for Cisco Unity Connection, Release 14』の「Maintaining Cisco Unity Connection Server」の章にある「Removing Unity Connection Languages」の項を参照してください。このガイドは、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/14/install_upgrade/guide/b_14cuciumg.html からご利用いただけます。
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インターネット ブラウザで言語を選択します。ブラウザで選択する言語は、Cisco PCA が提供する言語のいずれかである必要があり、Unity Connection サーバにインストールされている必要があります。サポートされている言語の一覧については、『System Requirements for Cisco Unity Connection Release 14』のシステム要件」の「Available Languages for Unity Connection Components」の項を参照してください。このドキュメントは、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/14/requirements/b_14cucsysreqs.html からご利用いただけます。
SSL 接続で自己署名証明書を使用するセキュリティアラートの管理
SSL対応の Unity Connection を Cisco PCA に提供するため、インストール中に生成される自己署名証明書を使用すると、ユーザの Web ブラウザにサイトの信頼性を確認できないことを警告するメッセージが表示され、その証明書の内容を信頼できません。同様に、自己署名 SSL 証明書を使用して Unity Connection への IMAP 電子メール クライアント アクセスを保護すると、Unity Connection での使用がサポートされた一部の電子メール クライアントで、SSL セキュリティ メッセージが表示されます。
アラートが出た場合でも、ユーザは Unity Connection にアクセスすることができますが、ユーザが Cisco PCA を参照したり、そのメッセージに IMAP 電子メール クライアントからアクセスしたりするときのセキュリティアラートを管理または排除するために、次のいずれかのオプションを検討してください。
- SSL 証明書を各ユーザのワークステーション上の信頼できるルート ストアに追加します。そうすることで、ユーザにセキュリティ アラートが表示されなくなります。次のSSL 証明書を各ユーザのワークステーション上の信頼できるルート ストアに追加するの手順を実行します。
- ブラウザまたは電子メール クライアントにアラートが表示されて対処方法を尋ねられた場合は、[常に受け入れる(Accept Permanently)](または同等の)オプションを選択するよう、ユーザに指導します。ブラウザや電子メール クライアントで証明書を許可するよう指定すると、このアラートは再表示されなくなります。
SSL 証明書を各ユーザのワークステーション上の信頼できるルート ストアに追加する
手順
コマンドまたはアクション | 目的 | |
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ステップ 1 |
Unity Connection サーバの OS Administration アプリケーションから、右クリックして証明書をダウンロードし、ファイルとして保存します。 |
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ステップ 2 |
証明書を各ユーザ ワークステーションにコピーして、次にブラウザまたは IMAP クライアントでツールを使用してこれを必要に応じてインポートします。 |