Syslog レポートの設定
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ログサーバ(Log Server)/IPv6ログサーバ(IPv6 Log Server):IPv4 および IPv6 形式の Syslog サーバです
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リモートログ(Remote Log):[有効(Enabled)] または [無効(Disabled)] です。[無効(Disabled)] に設定されている場合、ログ メッセージはサーバに送信されません。
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ログプロファイル(Log Profile):ログ モジュールのデバッグ フラグの設定です。
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ログモジュール(Log Module):デバッグ フラグを設定します。これらのパラメータは、[プリセット(Preset)] を選択していない限り、Unified Communications Manager ログ プロファイルによって上書きされます。
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ログ設定(Log Setting):ログ サーバ、ポート、およびサイズを設定します。プロビジョニングの完了後、サーバ設定は上書きされます。
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ログビューア(Log Viewer):ログ記録されているデバッグ メッセージを表示、消去、またはダウンロードします。
デバッグでは詳細情報を取り込むため、通信量によって電話が遅くなり応答が遅れる可能性があります。ログをキャプチャした後で、デバッグをオフにします。
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0 - 緊急事態
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1 - アラート
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2 - クリティカル
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3 - エラー
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4 - 警告
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5 - 通知
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6 - 情報
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7:デバッグ
デバッグ フラグをオンにしない限り、シビラティ(重大度)が高いメッセージだけがログ記録されます。
お客様が解決できない電話機の問題が発生した場合は、Cisco TAC でサポートを受けることができます。電話機のデバッグをオンにし、問題を再現し、デバッグをオフにしてから、分析のためにそのログを TAC に送信してください。
次の表に、利用できるログ プロファイルとログ モジュール設定をまとめます。
パラメータ |
Cisco Unified Communications Manager のログプロファイルから設定 |
Phone Adapter Configuration Utility のログモジュールから設定 |
説明 |
---|---|---|---|
デフォルト |
X |
n/a |
デバッグ レベルをデフォルト(すべてのデバッグをオフ)にリセットします。 |
プリセット |
X |
n/a |
Phone Adapter Configuration Utility のログ モジュール設定をデバッグ フラグに使用します。 |
IP 電話 |
X |
X |
プロビジョニング(自動アップグレードを含む)およびコール機能のデバッグ フラグをオンにします。 |
SIP |
X |
X |
SIP メッセージのデバッグ フラグをオンにします。 |
UI |
X |
X |
DTMF、PRT、およびリセット ボタンなどのキー イベントのデバッグ フラグをオンにします。 |
ネットワーク |
X |
X |
DHCP、VLAN、またはリンク ステータスの変更などのネットワーク イベントに対してデバッグ フラグをオンにします。 |
メディア |
X |
X |
RTP、FAX、トーン、および SLIC に関連する問題に対してデバッグ フラグをオンにします。 |
システム |
X |
X |
再起動、初期設定へのリセットなどのシステム イベントのデバッグ フラグをオンにします。 |
Web |
X |
X |
Web 操作およびイベント ログのデバッグ フラグをオンにします。 |
NTP |
X |
X |
NTP に関連するログのデバッグ フラグをオンにします。 |
CDPLLDP |
X |
X |
CDP および LLDP ログのデバッグ フラグをオンにします。 |
セキュリティ |
X |
X |
セキュリティに関連するログのデバッグ フラグをオンにします。 |
対策
このセクションでは、音声の syslog 情報を取得する対策の演習について説明します。
メディアまたは SIP のデバッグ フラグをオンにする
手順
ステップ 1 |
Cisco Unified Communications Manager Administration に管理者としてサインインします。 |
ステップ 2 |
の順に選択します |
ステップ 3 |
ユーザに関連付けられた電話機を特定します。 |
ステップ 4 |
[プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] ペインに移動し、フィールドを設定します。 |
ステップ 5 |
[プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] ペインに移動します。 |
ステップ 6 |
[ログサーバ(Log Server)] フィールドに、ログ メッセージの送信先となるリモート システムの IP アドレスとポートを入力します。 |
ステップ 7 |
[リモートログ(Remote Log)] フィールドで、[有効(Enabled)] を選択します。 |
ステップ 8 |
[ログプロファイル(Log Profile)] フィールドで、[メディア(Media)] を選択します。 デバッグのための SIP モジュールを設定する場合は、[SIP] を選択します。 |
ステップ 9 |
[保存(Save)] をクリックします。 |
ステップ 10 |
[設定の適用(Apply Config)] をクリックします。 |