次の表にサポートされているテレフォニー機能を示します。これらの機能の多くは、Cisco Unified Communications Manager の [管理(Administration)] を使用して設定します。
[Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] を使用すると、ATA 191 の製品固有の設定パラメータを設定できます。次の表に、設定ウィンドウとそのパラメータを設定するためのパスを示します。
次の表に、[Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] を使用して設定できる設定パラメータを示します。[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウを使用して、設定パラメータを設定できます。ウィンドウ内でアスタリスクが付いているオプションは必須です。
![]() (注) | ATA 191 パラメータの [IVRパスワード(IVR Password)]、[CDP]、[インピーダンス(Impedance)]、[入出力オーディオレベル(Input/Output Audio Level)]、および [コールシーケンス(Call Sequence)] は、ポート 1 からのみ入力します。ポート 2 からこれらのパラメータを設定しても反映されません。 |
回線2サポート(Line 2 Support) | ATA 191 で電話 2 のポートを有効または無効にします。 デフォルト:有効 |
Web アクセス |
ATA 191 を有効にして、Web 接続または HTTP クライアントを受け入れるようにします。このオプションが無効になっていると、ATA 191 の内部 Web ページへのアクセスはブロックされます。さらに問題レポート ツール(PRT)が無効になります。 デフォルト:無効 |
[HTTPSサーバ(HTTPS Server)] |
ATA 191 への HTTPS 接続と HTTP 接続の両方を有効にするか、または HTTPS への接続のみに制限します。 デフォルト:HTTPS と HTTP |
管理パスワード(Admin Password)* |
[Web管理者(Web Administrator)] インターフェイスにアクセスするためのパスワードを設定します。 パスワードに使用できる文字数は、8 ~ 127 文字です。 |
SSH アクセス |
ATA 191 が SSH 接続を受け入れるかどうかを設定します。SSH 接続をブロックすると、ATA 191 へのアクセスがブロックされます。 デフォルト:無効 |
デフォルト:有効 |
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Link Layer Discovery Protocol(LLDP) |
ATA 191 の LLDP 機能を有効または無効にします。 デフォルト:有効 |
LLDP Asset ID |
LLDP からアセット ID を設定します。最大 32 文字まで可能です。 |
[ログサーバ(Log Server)] |
IPv4 を使用している場合は、ログ メッセージの送信先となるリモート システムの IP アドレスとポートを指定します。 |
[IPv6ログサーバ(IPv6 Log Server)] |
IPv6 を使用している場合は、ログ メッセージの送信先となるリモート システムの IP アドレスとポートを指定します。 |
[リモートログ(Remote Log)] |
サービスアビリティによるログ データの送信先を指定します。有効にした場合、ログ データは [ログサーバ(Log Server)] または [IPv6ログサーバ(IPv6 Log Server)] で指定された場所にコピーされます。無効にした場合、ログ データはログ サーバの場所にコピーされません。 デフォルト:無効 |
[ログプロファイル(Log Profile)] |
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カスタマー サポート アップロード URL(Customer support upload URL) | 問題レポート ツール(PRT)の URL を入力します。 |
[ロードサーバ(Load Server)] |
IPv4 を使用している場合、ATA は、定義済みの TFTP サーバではなく代替サーバからファームウェアやアップグレード ファイルを取得します。 |
[IPv6ロードサーバ(IPv6 Load Server)] |
IPv6 を使用している場合、ATA は、定義済みの TFTP サーバではなく代替サーバからファームウェアやアップグレード ファイルを取得します。 |
自動割り込みにより、アクティブ コールにユーザが追加されます。オフフック状態の電話機はそのユーザ(コール開始者)を共有回線コール(ターゲット)に自動的に追加します。通話中の全ユーザはトーンを受信します(設定されている場合)。割り込みは、会議ブリッジをサポートします。 |
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Cisco ATA 191 は、次の FAX モードをサポートしています。
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FAX エラー訂正モード オーバーライドを、次のいずれかの値に設定できます。 |
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このパラメータを yes に設定すると、コールはモデム コールとして処理されます。ATA 191 は自動的に VAD、ジッタ バッファ、およびエコー キャンセラを調整します。 |
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このオプションは、次のどちら側で FAX 音を検出するかを制御します。 |
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Caller Connect Polarity |
Cisco ATA を発信側としてコールが接続された際に、Cisco ATA FXS ポートで回線の極性を制御します。 デフォルト:ユーザ正極性(User forward polarity) |
Caller Disconnect Polarity |
Cisco ATA を発信側としてコールが切断された際に、Cisco ATA FXS ポートで回線の極性を制御します。 デフォルト:ユーザ正極性(User forward polarity) |
Callee Connect Polarity |
Cisco ATA を着信側としてコールが接続された際に、Cisco ATA FXS ポートで回線の極性を制御します。 デフォルト:ユーザ正極性(User forward polarity) |
Callee Disconnect Polarity |
Cisco ATA を着信側としてコールが切断された際に、Cisco ATA FXS ポートで回線の極性を制御します。 デフォルト:ユーザ正極性(User forward polarity) |
このパラメータを [オン(On)] に設定すると、コール確立中の Cisco ATA 191 のすべてのプログレス トーンをミュートします。 |
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ATA 191 Web ページにアクセスし、制限された設定にできます。管理者モードでは、ほとんどの情報と設定を利用できます。
Cisco Unified Communications Manager にユーザを追加すると、ユーザに関する情報を表示および保持できます。追加された各ユーザは、次のタスクを実行できます。
次の方法を使用して、Cisco Unified Communications Manager にユーザを追加できます。
ユーザの追加の詳細については、『Administration Guide for Cisco Unified Communications Manager and IM and Presence Service』を参照してください。ユーザ情報の詳細については、『System Configuration Guide for Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。