ロード サーバ(Load Server) |
各電話機のアップグレードで WAN リンクを通過する必要がないように、イメージをローカルに保存することによって、電話機ファームウェアのアップグレードのためのインストール時間を最適化し、WAN の負荷を軽減するために使用されます。
ロード サーバには、電話機のアップグレードに使用するファームウェアを取得する(TFTP サーバ 1 または TFTP サーバ 2 以外の)別の TFTP サーバの IP アドレスまたは名前を設定できます。 [ロード サーバ(Load Server)] オプションを設定すると、電話機は、ファームウェア アップグレードのために指定されたサーバと通信します。
(注) |
[ロード サーバ(Load Server)] オプションでは、電話機のアップグレード用の代替 TFTP サーバだけを指定できます。 電話機は引き続き TFTP サーバ 1 または TFTP サーバ 2 を使用して、設定ファイルを取得します。 [ロード サーバ(Load Server)] オプションでは、プロセスの管理およびファイルの管理(ファイルの転送、圧縮、削除など)を行いません。 |
|
Cisco Unified CM の管理で、 を選択します。 |
IPv6 ロード サーバ(IPv6 Load Server) |
この機能は、このリリースでは無効になっています。 |
|
RTP 制御プロトコル(RTP Control Protocol) |
電話機が Real Time Control Protocol をサポートしているかどうかを示します。 次の設定があります。
-
有効(Enabled)
-
無効(Disabled)(デフォルト)
この機能が無効の場合、いくつかのコール統計情報の値が 0 として表示されます。 追加情報については、次の項を参照してください。
|
Cisco Unified CM の管理で、 を選択します。 |
CDP:SW ポート(CDP: SW Port) |
スイッチ ポートで CDP が有効かどうかを示します(デフォルトでは有効)。
-
電話機、電力ネゴシエーション、QoS 管理、および 802.1x セキュリティに VLAN を割り当てる場合は、スイッチ ポートで CDP を有効にします。
-
電話機を Cisco スイッチに接続した場合は、スイッチ ポートで CDP を有効にします。
(注) |
CDP が Cisco Unified Communications Manager で無効になっているときは、電話機を Cisco スイッチ以外のスイッチに接続した場合に限り、スイッチ ポートで CDP を無効にする必要があることを示す警告が表示されます。 |
PC ポートとスイッチ ポートの CDP に関する現在の値は、[設定(Settings)] メニューに表示されます。 |
Cisco Unified CM の管理を使用して、 を選択します。 |
ピア ファームウェア共有(Peer Firmware Sharing) |
ピア ファームウェア共有機能を使用すると、高速キャンパス LAN 設定において次の利点が得られます。
-
中央集中型リモート TFTP サーバへの TFTP 転送における輻輳が制限されます。
-
ファームウェアのアップグレードを手動で制御する必要がなくなります。
-
アップグレード時に多数のデバイスが同時にリセットされた場合の電話機のダウンタイムが削減されます。
帯域幅が制限された WAN リンクを経由するブランチまたは遠隔オフィス導入シナリオでは、ピア ファームウェア共有がファームウェアのアップグレードに役立つ場合もあります。
この機能が有効の場合、電話機は、ファームウェア イメージを構成するファイルを要求しているサブネット上の類似の電話機を検出し、転送階層をファイル単位で自動的に構築できます。 ファームウェア イメージを構成する個々のファイルは、階層内のルートの電話機だけを使用して TFTP から取得され、TCP 接続によって転送階層に沿ってサブネット上の他の電話機に迅速に転送されます。
このメニュー オプションは、電話機がピア ファームウェア共有をサポートしているかどうかを示します。 次の設定があります。
-
有効(Enabled)(デフォルト)
-
無効(Disabled)
|
Cisco Unified CM の管理を使用して、 を選択します。 |
ログ サーバ(Log Server) |
電話機からのログ メッセージの送信先になるリモート ログ マシンの IP アドレスとポートを示します。 これらのログ メッセージは、ピアツーピア イメージ配信機能のデバッグに役立ちます。
(注) |
リモート ログの設定は、電話機のログに送信される共有ログ メッセージに影響を与えません。 |
|
Cisco Unified CM の管理を使用して、 を選択します。 |
IPv6 ログ サーバ(IPv6 Log Server) |
この機能は、このリリースでは無効になっています。 |
|
CDP:PC ポート(CDP: PC Port)
(7911G のみに適用) |
PC ポートで CDP が有効かどうかを示します(デフォルトでは有効)。
PC ポートに Cisco VT Advantage/Unified Video Advantage(CVTA)を接続した場合は、PC ポートで CDP を有効にします。 CVTA が動作するには、CDP と電話機の連携が必要です。
(注) |
CDP が Cisco Unified Communications Manager で無効になっているときは、PC ポートで CDP を無効にすると、CVTA が動作しなくなることを示す警告が表示されます。 |
(注) |
PC ポートとスイッチ ポートの CDP に関する現在の値は、[設定(Settings)] メニューに表示されます。 |
|
Cisco Unified CM の管理を使用して、 を選択します。 |
LLDP:PC ポート(LLDP: PC Port) |
PC ポートで Link Layer Discovery Protocol(LLDP; リンク層検出プロトコル)を有効または無効にします。 電話機で特定の検出プロトコルが使用されるようにするには、この設定を使用します。このプロトコルは、スイッチでサポートされるプロトコルと一致している必要があります。 次の設定があります。
-
有効(Enabled)(デフォルト)
-
無効(Disabled)
|
Cisco Unified CM の管理を使用して、 を選択します |
LLDP-MED:SW ポート(LLDP-MED: SW Port) |
スイッチ ポートの Link Layer Discovery Protocol Media Endpoint Discovery(LLDP-MED)を有効化および無効化します。 電話機で特定の検出プロトコルが使用されるようにするには、この設定を使用します。このプロトコルは、スイッチでサポートされるプロトコルと一致している必要があります。 次の設定があります。
-
有効(Enabled)(デフォルト)
-
無効(Disabled)
|
Cisco Unified CM の管理を使用して、 を選択します |
LLDP 電源優先度(LLDP Power Priority) |
電話機の電源優先度をスイッチにアドバタイズし、スイッチが電力を適切に電話機に供給できるようにします。 次の設定があります。
-
不明(Unknown)(デフォルト)
-
低(Low)
-
高(High)
-
重要(Critical)
|
Cisco Unified CM の管理を使用して、 を選択します |
LLDP アセット ID(LLDP Asset ID) |
在庫管理のため電話機に割り当てられているアセット ID を識別します。 |
Cisco Unified CM の管理を使用して、 を選択します |
IP アドレッシング モード(IP Addressing Mode) |
電話機で使用できる IP アドレッシング モードを表示します(IPv4 だけ、IPv6 だけ、または IPv4 と IPv6) |
Cisco Unified CM の管理で、 を選択します。 |
シグナリング用の IP アドレッシング モード設定(IP Addressing Mode Preference for Signaling) |
電話機で IPv4 と IPv6 の両方が使用できる場合、電話機が Cisco Unified Communications Manager とのシグナリング中に使用する IP アドレスのバージョンを示します。
次のオプションのいずれかが表示されます。
-
[システム デフォルトの使用(Use System Default)]:デュアルスタック電話機は、デフォルトのシステム アドレッシングを使用します。
-
[IPv4]:デュアルスタック電話機は、シグナリング イベント中、IPv4 アドレス経由の接続の確立を選択します。
-
[IPv6]:デュアルスタック電話機は、シグナリング イベント中、IPv6 アドレス経由の接続の確立を選択します。
デフォルト:[システム デフォルトの使用(Use System Default)] |
Cisco Unified CM の管理で、 を選択します。 |
自動 IP 設定(Auto IP Configuration)
|
電話機で自動設定が有効であるか無効であるかを示します。
自動 IP 設定の設定値は、DHCPv6 の設定値とともに、IP Phone が IPv6 アドレスおよびその他のネットワーク設定値を取得する方法を決定します。 これらの 2 つの設定値が電話機のネットワークの設定に与える影響については、Unified CM の設定メニューを参照してください。
(注) |
Cisco Unified CM の管理にある [電話の自動設定を許可(Allow Auto-Configuration for Phones)] 設定を使用します。 |
|
Cisco Unified CM の管理で、 を選択します。 |
IPv6 ロード サーバ(IPv6 Load Server) |
各電話機のアップグレードで WAN リンクを通過する必要がないように、イメージをローカルに保存することによって、電話機ファームウェアのアップグレードのためのインストール時間を最適化し、WAN の負荷を軽減するために使用されます。
ロード サーバには、電話機のアップグレードに使用するファームウェアを取得する(IPv6 TFTP サーバ 1 または IPv6 TFTP サーバ 2 以外の)別の TFTP サーバの IP アドレスまたは名前を設定できます。 [ロード サーバ(Load Server)] オプションを設定すると、電話機は、ファームウェア アップグレードのために指定されたサーバと通信します。
(注) |
[ロード サーバ(Load Server)] オプションでは、電話機のアップグレード用の代替 TFTP サーバだけを指定できます。 電話機は引き続き IPv6 TFTP サーバ 1 または IPv6 TFTP サーバ 2 を使用して、設定ファイルを取得します。 [ロード サーバ(Load Server)] オプションでは、プロセスの管理およびファイルの管理(ファイルの転送、圧縮、削除など)を行いません。 |
(注) |
IPv6 ロード サーバとロード サーバ(IPv4 用)の両方を設定した場合、IPv6 ロード サーバが優先されます。 |
|
変更するには、Cisco Unified CM の管理を使用します。
|
IPv6 ログ サーバ(IPv6 Log Server) |
電話機からのログ メッセージの送信先になるリモート ログ マシンの IP アドレスとポートを示します。 これらのログ メッセージは、ピアツーピア イメージ配信機能のデバッグに役立ちます。
(注) |
リモート ログの設定は、電話機のログに送信される共有ログ メッセージに影響を与えません。 |
|
変更するには、Cisco Unified CM の管理を使用します。
|