この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco UCS Manager CLI によって Cisco UCS ドメインのすべてのシャーシを管理および監視できます。
Cisco UCS Manager リリース 3.1(2) では、Cisco UCS 6300 シリーズの Cisco UCS C3260 シャーシ のサポート、6200 シリーズ ファブリック インターコネクト設定が導入されました。
Cisco UCS C3260 シャーシ は、スタンドアロン環境でも、または Cisco Unified Computing System の一部としてでも動作するように設計された、4U シャーシです。次の主要なコンポーネントがあります。
4 つの 1050 W AC 電源モジュール(2 + 2 共有および動作の冗長モード)
2 つのシステム I/O コントローラ(SIOC)スロット
(注) | シャーシの 2 番目のサーバ スロットは、追加の 4 台の 3.5 インチ ドライブ用の HDD 拡張トレイ モジュールで利用できます。 |
2 番目のサーバの代わりに、オプションの 4 台の 3.5 インチ HDD 拡張トレイ モジュールを含む 56 個の 3.5 インチ ドライブ ベイ
6TB HDD を使用した最大 360TB のストレージ容量
個々のサーバ モジュールに 3.5 インチ ドライブを割り当てるように設定できるシリアル接続 SCSI(SAS)エクスパンダ
シャーシの 2 台のサーバは、IO エクスパンダを含む 1 台のダブルハイト サーバと交換可能です
Cisco UCS 5100 Series ブレード サーバ シャーシは、論理的にはファブリック インターコネクトの一部であるため、一貫した単一の管理ドメインが形成され、管理の複雑性が軽減します。管理ドメイン内では、サーバ管理はファブリック インターコネクトによって処理されます。また、I/O およびネットワーク管理は、すべてのシャーシおよびブレード サーバに拡張されます。Cisco Unified Computing System は、ユニファイド ファブリックに基づき構築された I/O インフラストラクチャにより、単純で合理化されたシャーシを実現しつつ、包括的な I/O オプション群を提供できます。この結果、シャーシの基本コンポーネントは次の 5 つだけです。
パッシブ ミッドプレーンとアクティブ環境モニタリング回路を備えた物理的なシャーシ
背面に電源入力が設けられた 4 つの電源ベイと、前面パネルからアクセスでき、冗長構成およびホットスワップ可能な電源装置
それぞれ 2 つのファンを備えた、ホットスワップ可能な 8 つのファン トレイ
背面パネルからアクセス可能な 2 つのファブリック エクステンダ スロット
前面パネルからアクセス可能な 8 つのブレード サーバ スロット
ブレード サーバ シャーシでは、取り外し可能なディバイダによって柔軟なパーティション分割が可能であり、次の 2 つのブレード サーバ フォーム ファクタを扱うことができます。
Cisco UCS Manager Release 3.1(1) では、既存の単一シャーシ Cisco UCS 6324 ファブリック インターコネクト セットアップ上で、拡張 UCS 5108 シャーシがサポートされるようになりました。この 拡張シャーシ では、サーバ 8 台を追加して構成することができます。プライマリ シャーシとは異なり、拡張シャーシ では IOM がサポートされます。現時点では、UCS-IOM-2204XP および UCS-IOM-2208XP IOM がサポートされます。拡張シャーシ の接続には、FI-IOM のスケーラビリティ ポートのみを使用できます。
現時点では、Cisco UCS Manager は UCS Mini に対して 1 台の 拡張シャーシ のみをサポートします。
シスコ UCSME-4308 のモジュラ型シャーシは、次の主要コンポーネントで構成されています。
コンピュート カートリッジ。モジュラ サーバをホストします。
共有アダプタ。システム リンク テクノロジーを使用して、ホストとシャーシ内の管理エンティティの間を流れるすべてのトラフィックを管理します。
ストレージ コントローラおよびバックプレーン SSD。
PSU、ファン、およびシャーシ管理コントローラ。
これらのコンポーネントはすべて、Cisco UCS Manager を使用して管理およびモニタできます。
Cisco UCS Manager Release 3.1(2) and later releases do not support Cisco UCS M-Series Servers.
Cisco UCS Manager リリース 3.1(1) では、1 つの Cisco UCS 6200 シリーズ ファブリック インターコネクト セットアップ上で、B シリーズ ブレード サーバ、C シリーズ ラック サーバ、および M シリーズ モジュラ サーバの構成がサポートされるようになりました。この構成では 2 種類のシャーシ、つまり Cisco UCS 5108 ブレード サーバ シャーシと Cisco UCSME-4308 モジュラ サーバ シャーシを使用します。このため、混合モード構成を使用する場合には、2 つのシナリオがあります。
Cisco UCS Manager Release 3.1(2) and later releases do not support Cisco UCS M-Series Servers.
Cisco UCS Manager を使ってシャーシの削除や解除を実行するかを決定するときは、次のガイドラインを考慮します。
物理的に存在し接続されているシャーシを、一時的に Cisco UCS Manager 設定から削除する場合は、シャーシの稼働停止を実行します。解放されたシャーシは最終的に再稼働することが予測されるので、シャーシ情報部分は Cisco UCS Manager によって、将来使用するために残されています。
削除は、システムから物理的にシャーシを取り外すときに実行されます。シャーシの物理的な削除が完了すると、そのシャーシの設定は、Cisco UCS Manager で削除できます。
(注) | 現在物理的に存在し接続されている場合、Cisco UCS Manager からシャーシを削除できません。 |
削除されたシャーシを設定に追加し直す必要がある場合、再接続し、再検出する必要があります。再検出中、Cisco UCS Manager は以前シャーシが持っていた ID と異なる新しい ID を割り当てます。
Cisco UCS M シリーズ モジュラ サーバでは、シャーシ ID が x に変わると、そのサービス プロファイルの関連付けも変わります。シャーシ x に前に関連付けられていたサービス プロファイルが、このシャーシに関連付けられます。この結果、新しい仮想ドライブの作成が要求されることになります。既存の仮想ドライブは孤立状態になります。
このシナリオでは、空き領域の制限あるいはディスク グループの違いにより、仮想ドライブの作成が失敗する可能性があります。いずれの場合も、サービス プロファイルの関連付けを成功させるためには、孤立した仮想ドライブを削除する必要があります。
削除されたシャーシを再プロビジョニングする方法は、新しいシャーシをプロビジョニングする場合と同様です。
シャーシをファブリック インターコネクトに接続するリンクの数を増減させた場合は、次の手順を実行します。 シャーシを確認することにより、Cisco UCS Manager がリンク数の変化を認識していること、および使用可能なリンクすべてでトラフィックがフローしていることを確認できます。
ファブリック インターコネクト上でポートを有効または無効にした後、1 分以上待ってからシャーシを再認識させます。 シャーシを再認識させるのが早すぎると、シャーシからのサーバ トラフィックのピン接続が、有効または無効にしたポートに対する変更を使用して更新されないことがあります。
コマンドまたはアクション | 目的 |
---|
次の例では、シャーシ 2 を認識し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# acknowledge chassis 2 UCS-A* # commit-buffer UCS-A #
コマンドまたはアクション | 目的 |
---|
稼働が停止するまでには、数分間かかります。
次の例では、シャーシ 2 を解放し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# decommission chassis 2 UCS-A* # commit-buffer UCS-A # show chassis Chassis: Chassis Overall Status Admin State ---------- ------------------------ ----------- 1 Operable Acknowledged 2 Accessibility Problem Decommission UCS-A #
次の手順を実行する前に、シャーシを物理的に取り外します。
コマンドまたはアクション | 目的 |
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削除が完了するまでに数分かかる場合があります。
次に、シャーシ 2 を削除し、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# remove chassis 2 UCS-A* # commit-buffer UCS-A #
この手順により、シャーシがコンフィギュレーションに再度追加され、このシャーシにシャーシ ディスカバリ ポリシーが適用されます。 この手順を実行すると、シャーシおよびシャーシ内のすべてのサーバにアクセスできるようになります。
(注) | この手順は、Cisco UCSC C3X60 C3260 シャーシ には適用されません。 |
show chassis decommissioned または show chassis inventory コマンドを使用して、稼働停止するシャーシに関する次の情報を収集します。
コマンドまたはアクション | 目的 |
---|
次に、Cisco UCS 5108 シャーシを再稼働し、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# show chassis Chassis: Chassis Overall Status Admin State ---------- ------------------------ ----------- 1 Accessibility Problem Decommission UCS-A# recommission chassis "Cisco Systems Inc" "N20-C6508" FOX1252GNNN UCS-A* # commit-buffer UCS-A #
(注) | Cisco UCS Manager を通じたブレード サーバの番号の再設定はできません。 ブレード サーバに割り当てられる ID は、シャーシ内のその物理スロットで決まります。 ブレード サーバの番号を再設定するには、サーバをシャーシ内の別のスロットに物理的に移動する必要があります。 |
(注) | この手順は、Cisco UCSC C3X60 C3260 シャーシ には適用されません。 |
シャーシ間で ID を交換する場合は、まず両方のシャーシを解放し、シャーシ解放 FSM が完了するのを待ってから、番号の再設定手順に進みます。
次に、8 つの Cisco UCS シャーシ(シャーシ 2 とシャーシ 9)を稼働停止し、それらの ID を入れ替え、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# show chassis inventory Chassis PID Vendor Serial (SN) HW Revision ------- --------- --------------- ----------- ------------- 1 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GAAA 0 2 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GBBB 0 3 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GCCC 0 4 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GDDD 0 5 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GEEE 0 6 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GFFF 0 7 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GGGG 0 8 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GHHH 0 9 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GIII 0 10 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GJJJ 0 11 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GKKK 0 12 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GLLL 0 13 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GMMM 0 14 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GNNN 0 UCS-A# decommission chassis 8 UCS-A*# commit-buffer UCS-A# decommission chassis 9 UCS-A*# commit-buffer UCS-A# show chassis inventory Chassis PID Vendor Serial (SN) HW Revision ------- --------- --------------- ----------- ------------- 1 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GAAA 0 2 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GBBB 0 3 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GCCC 0 4 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GDDD 0 5 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GEEE 0 6 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GFFF 0 7 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GGGG 0 10 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GJJJ 0 11 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GKKK 0 12 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GLLL 0 13 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GMMM 0 14 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GNNN 0 UCS-A# show chassis decommissioned Chassis PID Vendor Serial (SN) HW Revision ------- --------- --------------- ----------- ------------- 8 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GHHH 0 9 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GIII 0 UCS-A# recommission chassis "Cisco Systems Inc" "N20-C6508" FOX1252GHHH 9 UCS-A* # commit-buffer UCS-A# recommission chassis "Cisco Systems Inc" "N20-C6508" FOX1252GIII 8 UCS-A* # commit-buffer UCS-A # show chassis inventory Chassis PID Vendor Serial (SN) HW Revision ------- --------- --------------- ----------- ------------- 1 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GAAA 0 2 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GBBB 0 3 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GCCC 0 4 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GDDD 0 5 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GEEE 0 6 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GFFF 0 7 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GGGG 0 8 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GIII 0 9 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GHHH 0 10 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GJJJ 0 11 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GKKK 0 12 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GLLL 0 13 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GMMM 0 14 N20-C6508 Cisco Systems Inc FOX1252GNNN 0
コマンドまたはアクション | 目的 |
---|
次に、シャーシ 2 のロケータ LED の電源を投入し、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# scope chassis 2 UCS-A /chassis # enable locator-led UCS-A /chassis* # commit-buffer UCS-A /chassis #
コマンドまたはアクション | 目的 |
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次に、シャーシ 2 のロケータ LED の電源を切断し、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# scope chassis 2 UCS-A /chassis # disable locator-led UCS-A /chassis* # commit-buffer UCS-A /chassis #