概要
Cisco UCS 6664 ファブリック インターコネクト (FI) は 2 RU トップオブラック スイッチであり、Cisco R シリーズ ラックなどの標準的な 19 インチ ラックにマウントできます。6664 は 10/25/40/50/100 ギガビット イーサネット、FCoE およびファイバ チャネル スイッチで、最大 11.65 Tbps のスループットと最大で 64 のポートを提供します。このスイッチには、10/25/50-Gbps のSFP イーサネット ポートまたは 16/32/64-Gbps のファイバ チャネルポートをサポートする 16 のユニファイド ポート(ポート番号 25 ~ 40、黄色のシルクスクリーンでマーク)と、48 の 40/100-Gbps イーサネット QSFP ポート(ポート番号 1 ~ 24 および 41 ~ 64)があります。すべてのイーサーネット ポートは、FCoE をサポートする能力があります。MACsec 対応の QSFP ポート 49 ~ 64 は、緑色のシルクスクリーンでマークされています。
この Cisco UCS 6664 ファブリック インターコネクト は、1 個のネットワーク管理ポート、初期構成の設定用に 1 個のコンソール ポート、および構成の保存およびロード用に 1 個の USB ポートを備えています。また、高可用性を保証する 2 個のファブリック インターコネクトを接続するための L1/L2 ポートを含みます。
ファブリック インターコネクトのシャーシの背面パネルには、電源やファンなどの独自の環境が含まれています。
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電源ユニットは冗長(1+1)で、通常の動作中には両方の PSU が負荷分散しますが、PSU のスワップ アウト時など、必要な場合には単一の PSU がファブリック インターコネクト全体に電力を供給できます。
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また、ファンは冗長(N+1)で負荷分散されており、データセンターのホット アイルからクール アイルへの吸気の流れを示すために色分けされています。ファンは、ファン モジュールごとの 2 つのファンにグループ化され、ファブリック インターコネクトごとに合計 4 つのモジュール、システムごとに合計 8 つのファンが割り当てられます。
次の図に示すように、シャーシには次の機能もあります。
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マウント ブラケットを取り付けるためのシャーシの両側の領域。ラック マウント キットが付属しています。
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図に示すように、シャーシには電気アースのためのアース パッドが付いています。
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1 |
前面取り付けブラケット用のネジ穴(左右両方の側) |
2 |
アース パッド |
ファブリック インターコネクトのフロント パネル
ファブリック インターコネクトの前面パネルには、次のファブリック ポートとシステム LED があります。
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ファブリック ポートは、ギガビット イーサネット(GbE)、ファイバチャネル(FC)、または Fibre Channel over Ethernet(FCoE)として使用できます。通常、ポートは GigE または FCoE のみをサポートします。ただし、ユニファイド ポートと呼ばれる一部のポートは、3 つの接続タイプをすべてサポートできます。各ポートがどの接続タイプをサポートしているか、およびポートがサポートしている速度については、ポートとポートの番号付けを参照してください。
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システム LED は、システムの動作状態を視覚的に示します。詳細については、シャーシ LEDを参照してください。
次の表に、ファブリック インターコネクトの前面パネルの内容を示します。ポートは、2 組のポートとして、垂直の列に配置されます。
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1 |
ビーコン(BCN)、ステータス(STS)および環境(ENV)LED |
2 |
QSFP ポート 1、2、5、6、9、10、13、14、17、18、21、22。ポートはペアにして垂直に配置され、QSA または QSA28 トランシーバをサポートします。 |
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3 |
SFPポート 25、26、29、30、33、34、37、および 38 は、イエローのシルクスクリーンで示されているとおり、ユニファイド ポートです。 |
4 |
QSFP ポート 41、42、45、46、49、50、53、54、57、58、61、および 62。 |
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5 |
MACsec対応 QSFP ポート 49、50、53、54、57、58、61、62。 |
6 |
MACsec対応 QSFP ポート 51、52、55、56、59、60、63、64。 |
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7 |
QSFP ポート 43、44、47、48、51、52、55、56、59、60、63、64。 |
8 |
SFPポート 27、28、31、32、35、36、39、40 は、イエローのシルクスクリーンで示されているとおり、ユニファイド ポートです。 |
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9 |
QSFP ポート 3、4、7、8、11、12、15、16、19、20、23、24。ポートはペアにして垂直に配置され、QSA または QSA28 トランシーバをサポートします。 |
シャーシ LED
BCN、STS および ENV LED は、ファブリック インターコネクト前面の左側にあります。ポート LED は最も近いポートを上下に指す三角形で表示されます。
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LED |
カラー |
ステータス |
|---|---|---|
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BCN |
青に点滅 |
オペレータが、シャーシ内でこのファブリック インターコネクトを識別するためにこの LED をアクティブにしました。 |
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消灯 |
このファブリック インターコネクトは識別されていません。 |
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STS |
緑 |
ファブリック インターコネクトは動作しています。 |
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オレンジ(点滅) |
ファブリック インターコネクトが起動中です。 |
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オレンジ |
温度がマイナー アラームしきい値を超えています。 |
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赤 |
温度がメジャー アラームしきい値を超えています。 |
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消灯 |
ファブリック インターコネクトに電力が供給されていない。 |
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ENV |
緑 |
ファンおよび電源モジュールは動作可能です。 |
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オレンジ |
少なくとも 1 個のファンまたは電源モジュールが動作していません。 |
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(ポート) |
グリーン |
ポート管理状態が「有効」に設定され、SFP が存在し、インターフェイスが接続されています (つまりケーブル接続され、リンクが稼働中)。 |
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オレンジ |
ポート管理状態が「無効」に設定されるかSFP が存在しないか、その両方。 |
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消灯 |
ポート管理状態が「有効」に設定され、SFP が存在するが、インターフェイスが接続されていない。 |
アップリンク モジュールの LED
ステータス(STS)LED は、アップリンク モジュールの左側にあります。各 2 個のアップリンク ポートの下に ACT LED があります。各 ACT LED の横に 2 個の三角形のポート LED があり、ポートが上のポートか下のポートのどちらであるかを特定するために、上または下を指します。
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LED |
カラー |
ステータス |
|---|---|---|
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STS |
緑 |
このモジュールは動作可能です。 |
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赤 |
動作可能な温度ではありません。 |
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消灯 |
モジュールに電力が供給されていません。 |
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ACT |
オン(白) |
この LED の上の 2 個のポートは使用可能です。 |
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消灯 |
この LED の上の 2 個のポートは使用可能ではありません。 |
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(ポート) |
グリーン |
ポートがトランシーバまたは他のコネクタに接続されています。 |
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消灯 |
ポートは接続されません。 |
ファブリック インターコネクトの背面パネル
ファブリック インターコネクトの背面パネルには、管理モジュール、ファン、および電源モジュールが実装されています。 
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1 |
管理モジュール ポート |
2 |
1 ~ 4 の番号が付いたファンモジュールで、左側がファン 1、右側がファン 4 になっています。 |
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3 |
電源ユニット 1 |
4 |
電源ユニット 2 |
管理モジュール。
管理モジュールで、次のいずれかを介してファブリックインターコネクトに接続できます。
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管理コンソール接続用の RJ-45 イーサネット管理ポート X 1、10/100/1000Mb 速度をサポート(モジュールに MGMT というラベルが付いています)
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高可用性またはクラスター構成用の 2 つの L1/L2 イーサネット RJ-45 ポート。10/100/1000Mb の速度をサポート(モジュールに L1 および L2 というラベルが付いています)
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RS-232 コンソール ポート X 1
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USB v3.0 および v2.0 速度をサポートする USB ポート x 1
また、管理モジュールには、ファブリック インターコネクトの動作およびパフォーマンス ステータスを視覚的に示す次のシステム ヘルス LED(シャーシLED)があります。
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ENV は環境 LED で、ファブリック インターコネクトの冷却および電源のステータスを示します。
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STS はステータス LED で、ファブリック インターコネクトのブート時または実行時の動作状態を示します。
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BCN はビーコン LED で、ネットワーク機器のラックまたは後ろにある特定のファブリック インターコネクトを識別するためのものです。
シャーシの前面パネルにも同じ LED のセットがあります。これら LED の詳細については、シャーシ LED を参照してください。
ファン モジュール
ファブリック インターコネクトには、左から右に番号が付けられた 4 つのファン モジュールがあります。ファン 1 から始まります。各ファブリック インターコネクトのファン モジュールは次をサポートします。
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ポート側排気エアーフローのみ、青色のカラーリング(UCS-FAN-6664)。.
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次のファン速度で標準動作。
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通常/最小:最大 RPM の 45%。
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最大:最大 RPM の 80%。
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![]() (注) |
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各ファンには、動作情報とパフォーマンス情報を視覚的に示すステータス LED があります。詳細については、ファン モジュールの LEDを参照してください。
電源モジュール
ファブリックインターコネクトは、2 つの冗長(1+1)電源(PSU)を備えています。電源モジュールは、電源モジュール 1 を上に、垂直に配置されます。1 つの PSU があればファブリック インターコネクトに電力を供給できますが、1 つの PSU でファブリック インターコネクトを動作させるのは、ファンを交換する間など、短期間に限ることがベスト プラクティスです。
ファブリック インターコネクトは、青色のカラーリングが付いた 1400 W ポート側排気 AC 電源モジュール(UCS-PSU-6600- AC)をサポートします。
各電源モジュールには、動作およびパフォーマンスに関する情報を視覚的に示すステータス LED があります。詳細については、電源 LEDを参照してください。
電源モジュールに関する考慮事項
ファブリック インターコネクトは、ポート側排気エアーフローのファンと電源モジュールをサポートします。ポート側排気を備えたファンと PSU には青色のカラーリングが付いています。
ファンと電源モジュールは現場交換可能であり、他のモジュールが取り付けられて稼働している限り、動作中にファン モジュールまたは電源モジュールを 1 個交換できます。取り付けられている電源モジュールが 1 個だけの場合、元の電源モジュールを取り外す前に空きスロットに交換用の電源モジュールを取り付けることができます。
![]() (注) |
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![]() 注意 |
ポート側排気エアーフロー(ファン モジュールに青色のカラーリング)の場合、ポートはホット アイルに配置する必要があります。空気取り入れ口をホット アイルに配置すると、ファブリック インターコネクトが過熱しシャットダウンする場合があります。 |
ファン モジュールの LED
ファン モジュールのステータス LED は、ファン モジュール前面の通気孔の下にあります。すべてのファンモジュールに LED があります。
| LED | カラー | ステータス |
|---|---|---|
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ステータス |
緑 |
ファン モジュールは動作可能です。 |
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赤 |
ファン モジュールは動作可能ではありません(ファンはおそらく動作していません)。 |
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消灯 |
ファン モジュールに電力が供給されていません。 |
電源 LED
電源モジュールの LED は電源モジュールの左右面にあります。OK LED と障害 LED によって示される状態の組み合わせは、次の表に示されるように、モジュールのステータスを表します。
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OK LED |
FAIL または FAIL/ID LED |
ステータス |
|---|---|---|
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緑 |
消灯 |
電源モジュールはオンであり、ファブリック インターコネクトに給電しています。 |
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グリーンで点滅 |
消灯 |
電源モジュールが電源に接続していますが、ファブリック インターコネクトに電力が供給されていません。電源モジュールがシャーシに正しく取り付けられていない可能性があります。 |
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消灯 |
消灯 |
取り付けられているすべての電源モジュールに電力が供給されていないか、または取り外した電源モジュールに電力が供給されていません。 |
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消灯 |
オレンジに点滅 |
電源モジュールは動作していますが、警告状態が発生しています。おそらく次のいずれかの状況にあります。
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消灯 |
オレンジに点滅(10 秒)してからオレンジ |
電源モジュールが取り付けられていますが、電源に接続していません。 |
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消灯 |
オレンジ |
電源装置の故障:おそらく次のいずれかの状況にあります。
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ポートとポートの番号付け
ポート
Cisco UCS 6664 ファブリック インターコネクト には次のポートがあります。
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ギガビット イーサネット ポート(GbE)
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ポート 1 ~ 24 は、次の速度のギガビット イーサネット リンクをサポートする QSFP ポートです。
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10 Gbps(QSA トランシーバ使用)
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25 Gbps(QSA28 トランシーバを使用)
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40 Gbps および 100 Gbps(適切なケーブルまたはトランシーバを使用)
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ポート 25 ~ 40 は、次のリンク速度の SFP ポート トランシーバを介してギガビット イーサネットまたはファイバチャネル をサポートするユニファイド ポートです。
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ファイバチャネル:16Gbps、32Gbps、または 64Gbps
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ギガビット イーサネット:10 Gbps または 25 Gbps
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ポート 41 〜 64 は、次の速度のイーサネットをサポートする QSFP ポートです。
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10 Gbps(QSA トランシーバ使用)
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25 Gbps(QSA28 トランシーバを使用)
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40 Gbps および 100 Gbps(適切なケーブルまたはトランシーバを使用)
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ポート 49 ~ 64 は、アップリンクとして推奨され、 IEEE 標準規格 802.1AE で定義されている Media Access Control Security (MACsec )をサポートします。MACsec は、ギガビット イーサネット リンクまたはアップリンクでサポートされていますが、FCoE リンクまたはアップリンクではサポートされていません。
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ファイバチャネル ポート:ポート 25 ~ 40 は、標準規格ファイバチャネル リンクならびにギガビット イーサネットおよび SFP ポート トランシーバを介した リンクをサポートします。これらは、ファブリック インターコネクトで標準規格の FC トラフィックをサポートする唯一のポートです。
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ファイバチャネル:16Gbps、32Gbps、または 64Gbps。
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ギガビット イーサネットまたは Fibre Channel over Ethernet:10 Gbps または 25 Gbps
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ギガビット イーサネットをサポートするすべてのポートは、Fibre Channel over Ethernet(FCoE)トラフィックもサポートします。
このファブリック インターコネクトでサポートされるトランシーバ、アダプタ、およびケーブルを確認するには、Cisco トランシーバ モジュール互換性情報を参照してください。
ポート番号付け
シャーシには、参照しやすいようにポート番号がラベル付けされています。異なるポート番号では、異なる接続タイプがサポートされます。各接続タイプは、シャーシ上に色分けで示されています。次の図を参照してください。



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