この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
(注) • Cisco Services Ready Engine(SRE)サービス モジュールおよび VMware vShpere Hypervisor についての知識があり、Cisco Services Ready Engine Virtualization(Cisco SRE-V)を素早く設定し、使用するためのコマンドのリストおよび手順のみを必要とする場合には、この設定に関するクイック リファレンス マニュアルを使用してください。設定手順に関する詳細については、以降の章で説明します。
• Cisco SRE-V または Microsoft Windows ソフトウェアが付属していないブランク Cisco SRE サービス モジュールを購入した場合にのみ、この設定に関するクイック リファレンス マニュアルを使用してください。一部のソフトウェアがプリインストールされた Cisco SRE サービス モジュールを購入した場合は、手順が異なる可能性があります。
設定例については図 i-1 を参照し、IP アドレスの位置については図 i-2 を参照してください。その後に、以降の手順を実行してください。
(注) 図 i-1 の設定例の IP アドレスは参照用に示しただけなので、実際には有効でない可能性があります。
図 i-1 に、設定例を示します。
• 左側のペインは、sm 1/0、sm 1/1、および VLAN の各インターフェイスでの Cisco IOS コマンドの設定例を示しています。
• 右ペインに、Cisco SRE-V における設定の適用先を示します。
図 i-2 に、IP アドレスの位置を示します。
ISR G2 経由で VMware vSphere Hypervisor にアクセスするには、2 つの IP アドレスが必要です。1 つは、ルータを VMware vSphere Hypervisor に接続するインターフェイスの IP アドレスで、もう 1 つは VMware vSphere Hypervisor の IP アドレスです。
仮想マシンには MGF インターフェイス経由でアクセスできます。VMware vSphere Hypervisor の vSwitch 上のポート グループは、Cisco IOS の対応する VLAN インターフェイスに割り当てることができます。たとえば、VMware vSphere Hypervisor のポート グループ 50 は Cisco IOS の VLAN 50 に割り当てることができます。
Cisco SRE-V または Microsoft Windows ソフトウェアが付属していないブランク Cisco SRE サービス モジュールを購入した場合は、この設定に関するクイック リファレンスの手順を使用してください。
ステップ 1 Cisco SRE サービス モジュールをルータ内に取り付けます。「ルータ内への Cisco SRE サービス モジュールの取り付け」を参照してください。
ステップ 2 Cisco SRE サービス モジュール インターフェイスを設定します。
• VMware vSphere Hypervisor の slot /0 を設定します。
– ip address router-to-hypervisor-interface-IP-address subnet-mask
– service-module ip address hypervisor- ip-address subnet-mask
– service-module ip default-gateway hypervisor- gateway-ip-address
• VMware vSphere Hypervisor の slot /1 を設定します。
– ip address vlan-ip-address subnet mask
– copy running-config startup-config
詳細については、「Cisco SRE サービス モジュール インターフェイスの設定」を参照してください。
ステップ 3 http://www.cisco.com/go/ucse にアクセスして [Download Software] をクリックし、次に Cisco SRE-V ファイルをダウンロードします。
ステップ 4 Cisco SRE-V ソフトウェアをインストールします。ホスト ルータ CLI で次のコマンドを使用します。
• service-module sm slot /0 install url url argument disk-cfg-mode={raid1 | raid0 | nonraid}
詳細については、「Cisco SRE-V ソフトウェアのインストールと管理」を参照してください。
ステップ 5 VMware vSphere Hypervisor ライセンスを登録してアクティブ化します。詳細については、「VMware vSphere Hypervisor のライセンス管理」を参照してください。
ステップ 6 https:// hypervisor-ip-address にアクセスし、vSphere Client をダウンロードします。詳細については、「仮想マシンの管理」を参照してください。
ステップ 7 vSphere Client をインストールします。詳細については、「仮想マシンの管理」を参照してください。
ステップ 8 ご自身の Microsoft Windows Server 2003 ソフトウェア、Microsoft Windows Server 2008 ソフトウェア、または Linux ディストリビューションをインストールしてから、ソフトウェア ライセンスをアクティブ化します。
(注) Cisco.com から Microsoft Windows Server をダウンロードすることはできません。このソフトウェアは、サービス モジュールとの同時購入のみになります。
ステップ 9 標準的な Microsoft Windows のネットワーク構成設定プロセスを使用して、Microsoft Windows Server の IP アドレスを設定します。ネットワーク設定の例については、図 i-1 の Microsoft Windows 仮想マシンを参照してください。
ステップ 10 VMware ツールをインストールします。詳細については、「VMware ツールのインストール」を参照してください。