この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
• 「ルータ、Cisco SRE サービス モジュール、および Cisco IOS ソフトウェア バージョンの互換性の確認」
• 「ルータ内への Cisco SRE サービス モジュールの取り付け」
Cisco ルータの全モデル(2911、2921、2951、3925、3925e、3945、および 3945e)、および Cisco SRE サービス モジュールの全バージョン(700、710、900、および 910)で、Cisco SRE-V を使用するためには、Cisco IOS ソフトウェア リリース 15.1(4) M 以降をルータにインストールする必要があります。
Cisco SRE サービス モジュールを Cisco 2900 シリーズまたは 3900 シリーズ ISR G2 内に取り付けるには、図 2-1 を参照してください。詳細については、『 Installing Cisco Network Modules and Service Modules in Cisco Access Routers 』を参照してください。
図 2-1 ルータ内の Cisco SRE サービス モジュール
Cisco SRE サービス モジュールが Cisco ルータ内に物理的に取り付けられ、互換性のある Cisco IOS イメージがルータにロードされ、ルータの電源がオンに戻った後、次の作業を実行して、Cisco SRE サービス モジュールがルータから正しく検出されることを確認します。
ステップ 1 ルータから、 enable と入力してイネーブル モードを開始します。
ステップ 2 show diag | include FRU コマンドを入力します。
次の Cisco SRE 900 サービス モジュールの例のように、現場交換可能ユニット(FRU)の詳細情報が表示されます。
ステップ 3 show hardware コマンドを使用して、ルータからサービス モジュールが認識されることを確認します。
(注) Cisco SRE サービス モジュールの活性挿抜(OIR)(ホット スワップ)をサポートしているのは、Cisco 3900 シリーズ ISR G2 だけです。
Cisco 2900 シリーズ ISR G2 では、Cisco SRE サービス モジュールの OIR はサポートされません。
Cisco 3900 シリーズ ISR G2 から Cisco SRE サービス モジュールの OIR を実行する手順は、次のとおりです。
VMware vSphere Hypervisor がロックダウン モードのときは、Cisco SRE サービス モジュールの OIR を実行できません。VMware vSphere Hypervisor がロックダウン モードのときに service-module sm slot /0 shutdown コマンドを入力すると、Cisco SRE サービス モジュールはシャットダウン状態になりますが、VMware vSphere Hypervisor はシャットダウンされません。また、システムでは後続の service-module sm slot /0 コマンドを実行できなくなります。この状態から回復するには、Cisco SRE サービス モジュールをリセットします。
ロックダウン モードの詳細については、「ロックダウン モードについて」を参照してください。
1. service-module sm slot/ 0 shutdown