この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
この章は、次の内容で構成されています。
C シリーズ サーバは、複数のオペレーティング システムをサポートしています。 インストールされている OS に関係なく、次のいずれかのツールを使用してサーバにインストールできます。
KVM コンソールは CIMC からアクセス可能なインターフェイスであり、サーバへのキーボード、ビデオ、マウス(KVM)の直接接続をエミュレートします。 KVM コンソールを使用すると、リモートの場所からサーバに接続できます。
サーバに物理的に接続された CD/DVD ドライブまたはフロッピー ドライブを使用する代わりに、KVM コンソールは仮想メディアを使用します。これは、仮想 CD/DVD ドライブまたはフロッピー ドライブにマップされる実際のディスク ドライブまたはディスク イメージ ファイルです。 次のいずれでも仮想ドライブにマップできます。
コンピュータ上の CD/DVD またはフロッピー ドライブ
コンピュータ上のディスク イメージ ファイル(ISO または IMG ファイル)
コンピュータ上の USB フラッシュ ドライブ
ネットワーク上の CD/DVD またはフロッピー ドライブ
ネットワーク上のディスク イメージ ファイル(ISO または IMG ファイル)
ネットワーク上の USB フラッシュ ドライブ
KVM コンソールを使用してサーバに OS をインストールできます。
(注) |
Windows Server 2003 の Internet Explorer 6 SP1 から KVM コンソールを起動すると、必要なファイルをダウンロードできないことがブラウザから報告されます。 この場合、ブラウザの [Tools] メニューをクリックし、[Internet Options] を選択します。 [Advanced] タブをクリックし、[Security] セクションの [Do not save encrypted pages to disk] チェックボックスをオフにしてから、KVM コンソールを再起動します。 |
(注) |
この手順では、基本的なインストール手順についてのみ説明します。 Linux、VMware、および Windows のインストールの詳細なガイドについては、次の URL を参照してください。http://www.cisco.com/en/US/products/ps10493/products_installation_and_configuration_guides_list.html |
OS のインストールが完了したら、仮想メディアのブート順を元の設定にリセットします。
Preboot Execution Environment(PXE)インストール サーバを使用すると、クライアントはリモートの場所から OS をブートおよびインストールできます。 この方法を使用するには、PXE 環境が設定されていて、VLAN(通常は専用のプロビジョニング VLAN)で使用できるようになっている必要があります。 さらに、サーバがネットワークからブートするように設定されている必要があります。 サーバは、ブートすると、PXE 要求をネットワーク経由で送信します。 PXE インストール サーバは、この要求に応答確認し、サーバに OS をインストールするイベントのシーケンスを開始します。
PXE サーバは、インストール ディスク、ディスク イメージ、またはスクリプトを使用して、OS をインストールできます。 また、独自のディスク イメージを使用して、OS、追加コンポーネント、またはアプリケーションをインストールすることもできます。
(注) |
PXE インストールは、多数のサーバに OS をインストールする場合に効率のよい方法です。 ただし、この方法を使用するには PXE 環境をセットアップする必要があることを考えると、他のインストール方法を使用する方が簡単な場合があります。 |
ステップ 1 |
PXE のブート順を最初に設定します。 |
ステップ 2 |
サーバをリブートします。 VLAN で PXE インストール サーバを使用できる場合は、サーバが再起動するとインストール プロセスが開始します。 通常、PXE インストールは自動化されており、追加のユーザ入力を必要としません。 残りのインストール プロセスについては、インストールしている OS のインストレーション ガイドを参照してください。 |
OS のインストールが完了したら、LAN のブート順を元の設定にリセットします。
すべての Cisco UCS C シリーズ サーバでは、サーバ上の任意の USB ポートからオペレーティング システムを起動できます。 ただし、USB ポートから OS を起動する前に、いくつかのガイドラインを考慮する必要があります。
ブート順序の設定を保持するために、内部 USB ポートを使って OS を起動することをお勧めします。
USB ポートから OS を起動する前に、そのポートを有効にしておく必要があります。
デフォルトでは、USB ポートは無効になっています。 USB ポートを無効化している場合、そこから OS を起動する前に有効にする必要があります。 無効化された USB ポートを有効にする方法については、サーバ固有のインストールおよびサービス ガイドにある『内部 USB ポートの有効化または無効化』のトピックを参照してください。次のリンクを利用できます:
http://www.cisco.com/en/US/products/ps10493/prod_installation_guides_list.html.
USB ポートから OS を起動した後、その USB ソースからサーバが毎回ブートするよう、下位レベルのブート順序を設定する必要があります。
ブート順序の設定については、サーバのブート順の設定 を参照してください。
目次
この章は、次の内容で構成されています。
KVM コンソール
KVM コンソールは CIMC からアクセス可能なインターフェイスであり、サーバへのキーボード、ビデオ、マウス(KVM)の直接接続をエミュレートします。 KVM コンソールを使用すると、リモートの場所からサーバに接続できます。
サーバに物理的に接続された CD/DVD ドライブまたはフロッピー ドライブを使用する代わりに、KVM コンソールは仮想メディアを使用します。これは、仮想 CD/DVD ドライブまたはフロッピー ドライブにマップされる実際のディスク ドライブまたはディスク イメージ ファイルです。 次のいずれでも仮想ドライブにマップできます。
コンピュータ上の CD/DVD またはフロッピー ドライブ
コンピュータ上のディスク イメージ ファイル(ISO または IMG ファイル)
コンピュータ上の USB フラッシュ ドライブ
ネットワーク上の CD/DVD またはフロッピー ドライブ
ネットワーク上のディスク イメージ ファイル(ISO または IMG ファイル)
ネットワーク上の USB フラッシュ ドライブ
KVM コンソールを使用してサーバに OS をインストールできます。
(注)
Windows Server 2003 の Internet Explorer 6 SP1 から KVM コンソールを起動すると、必要なファイルをダウンロードできないことがブラウザから報告されます。 この場合、ブラウザの [Tools] メニューをクリックし、[Internet Options] を選択します。 [Advanced] タブをクリックし、[Security] セクションの [Do not save encrypted pages to disk] チェックボックスをオフにしてから、KVM コンソールを再起動します。
KVM コンソールを使用した OS のインストール
手順
(注)
この手順では、基本的なインストール手順についてのみ説明します。 Linux、VMware、および Windows のインストールの詳細なガイドについては、次の URL を参照してください。http://www.cisco.com/en/US/products/ps10493/products_installation_and_configuration_guides_list.html
ステップ 1 OS インストール ディスクを CD/DVD ドライブにロードするか、ディスク イメージ ファイルをコンピュータにコピーします。 ステップ 2 CIMC が開いていない場合は、ログインします。 ステップ 3 [ナビゲーション] ペインの [サーバ] タブをクリックします。 ステップ 4 [サーバ] タブの [リモート プレゼンス] をクリックします。 ステップ 5 [リモート プレゼンス] ペインの [仮想 KVM] タブをクリックします。 ステップ 6 [Actions] 領域で、[Launch KVM Console] をクリックします。 [KVM Console] が別ウィンドウで開きます。
ステップ 7 KVM コンソールから、[VM] タブをクリックします。 ステップ 8 [VM] タブで、次のいずれかの方法を使用して仮想メディアをマップします。
- [Add Image] をクリックし、OS インストール ディスク イメージに移動してこれを選択します。[Open] をクリックしてディスク イメージをマウントし、マウントされたディスク イメージの [Mapped] チェックボックスをオンにします。
(注) OS のインストール プロセスの間は、[VM] タブを開いたままにしておく必要があります。 タブを閉じると、すべての仮想メディアのマッピングが解除されます。
ステップ 9 サーバをリブートし、ブート デバイスとして仮想 CD/DVD ドライブを選択します。 サーバを再起動すると、仮想 CD/DVD ドライブからインストール プロセスが開始します。 残りのインストール プロセスについては、インストールしている OS のインストレーション ガイドを参照してください。
次の作業
OS のインストールが完了したら、仮想メディアのブート順を元の設定にリセットします。
PXE インストール サーバ
Preboot Execution Environment(PXE)インストール サーバを使用すると、クライアントはリモートの場所から OS をブートおよびインストールできます。 この方法を使用するには、PXE 環境が設定されていて、VLAN(通常は専用のプロビジョニング VLAN)で使用できるようになっている必要があります。 さらに、サーバがネットワークからブートするように設定されている必要があります。 サーバは、ブートすると、PXE 要求をネットワーク経由で送信します。 PXE インストール サーバは、この要求に応答確認し、サーバに OS をインストールするイベントのシーケンスを開始します。
PXE サーバは、インストール ディスク、ディスク イメージ、またはスクリプトを使用して、OS をインストールできます。 また、独自のディスク イメージを使用して、OS、追加コンポーネント、またはアプリケーションをインストールすることもできます。
(注)
PXE インストールは、多数のサーバに OS をインストールする場合に効率のよい方法です。 ただし、この方法を使用するには PXE 環境をセットアップする必要があることを考えると、他のインストール方法を使用する方が簡単な場合があります。
USB ポートからのオペレーティング システムの起動
すべての Cisco UCS C シリーズ サーバでは、サーバ上の任意の USB ポートからオペレーティング システムを起動できます。 ただし、USB ポートから OS を起動する前に、いくつかのガイドラインを考慮する必要があります。
ブート順序の設定を保持するために、内部 USB ポートを使って OS を起動することをお勧めします。
USB ポートから OS を起動する前に、そのポートを有効にしておく必要があります。
デフォルトでは、USB ポートは無効になっています。 USB ポートを無効化している場合、そこから OS を起動する前に有効にする必要があります。 無効化された USB ポートを有効にする方法については、サーバ固有のインストールおよびサービス ガイドにある『内部 USB ポートの有効化または無効化』のトピックを参照してください。次のリンクを利用できます:
http://www.cisco.com/en/US/products/ps10493/prod_installation_guides_list.html.
USB ポートから OS を起動した後、その USB ソースからサーバが毎回ブートするよう、下位レベルのブート順序を設定する必要があります。
ブート順序の設定については、サーバのブート順の設定 を参照してください。