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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ポート チャネルは、複数の物理インターフェイスを 1 つの論理インターフェイスに集約し、より精度の高い集約帯域幅、ロード バランシング、およびリンク冗長性を提供する機能です(図 6-1 を参照)。ポートチャネルはスイッチング モジュール間のインターフェイスに接続することができるため、スイッチング モジュールで障害が発生してもポートチャネルのリンクがダウンすることはありません。
Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチのポートチャネルは柔軟に設定できます。上記は、3 つの構成可能なポートチャネル設定を示しています。
E ポートチャネルは、複数の E ポートを 1 つの論理インターフェイスに集約し、より精度の高い集約帯域幅、ロード バランシング、およびリンク冗長性を提供する機能です。ポートチャネルはスイッチング モジュール間のインターフェイスに接続することができるため、スイッチング モジュールで障害が発生してもポートチャネルのリンクがダウンすることはありません。
(注) ポートチャネルと FSPF リンクのフェールオーバーのシナリオについては、『Cisco MDS 9000 Family NX-OS Fabric Configuration Guide』を参照してください。
F ポートチャネルも、同じファイバ チャネル ノードに接続された F ポートのセットを組み合わせ、F ポートと NP ポート間で 1 つのリンクとして動作する論理インターフェイスです。F ポートチャネルでは、E ポートチャネルと同様の帯域利用率およびアベイラビリティをサポートします。F ポートチャネルは主に MDS コアと NPV スイッチの接続に使用され、最適な帯域利用率および VSAN のアップリンク間での透過型フェールオーバーを実現します。
F ポートチャネルのトランクでは、TF ポートと F ポートチャネルの機能性および利点が組み合わせられます。この論理リンクは Cisco EPP(ELS)上で Cisco PTP および PCP の各プロトコルを使用します。
(注) Cisco MDS 9124 スイッチまたは 9134 スイッチをコア スイッチとして使用する場合は、非トランキング F ポートチャネルだけがサポートされます。NPIV がイネーブルの場合、このプラットフォームではトランキングがサポートされません。
トランキングは、ストレージ業界で一般的に使用されている用語です。ただし、Cisco NX-OS ソフトウェアおよび Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチでは、トランキングとポートチャネルを次のように実装します。
ポートチャネリングとトランキングは、ISL で別々に使用されます。
『 Cisco MDS 9000 Family NX-OS Fabric Configuration Guide 』を参照してください。
次の 2 つの方法でロード バランシング機能がサポートされます。
図 6-4 に、送信元 ID 1(SID1)と宛先 ID1(DID1)を基準とするロード バランシングの動作を示します。フローの最初のフレームが転送のためにインターフェイスで受信されると、リンク 1 が選択されます。そのフローの各後続のフレームが、同一のリンク上に送信されます。SID1 および DID1 のフレームは、リンク 2 を使用しません。
図 6-4 SID1 および DID1 を基準としたロード バランシング
図 6-5 に、エクスチェンジ ベースのロード バランシングがどのように機能するかを示します。エクスチェンジで最初のフレームが転送用にインターフェイスで受信されると、リンク 1 がハッシュ アルゴリズムによって選択されます。そのやり取りの残りすべてのフレームは、同じリンクで送信されます。エクスチェンジ 1 では、リンク 2 を使用するフレームはありません。次のエクスチェンジでは、ハッシュ アルゴリズムによってリンク 2 が選択されます。やり取り 2 のすべてのフレームではリンク 2 が使用されます。
図 6-5 SID1、DID1、およびエクスチェンジ ベースのロード バランシング
ロード バランシング機能と順序どおりの配信機能の詳細については、『 Cisco MDS 9000 Family NX-OS Fabric Configuration Guide 』を参照してください。
チャネル グループのモード パラメータで各ポートチャネルを設定し、このチャネル グループのすべてのメンバー ポートでポートチャネル プロトコル動作を決めることができます。チャネル グループ モードに指定できる値は、次のとおりです。
表 6-1 に、ON モードと ACTIVE モードの比較を示します。
ポートチャネルを削除すると、対応するチャネル メンバーシップも削除されます。削除したポートチャネルのすべてのインターフェイスは、個別の物理リンクに変換されます。ポート チャネルを削除すると、使用されているモード(ACTIVE および ON)に関係なく、各端のポートが正常にシャットダウンされます。これは、インターフェイスのシャットダウン時にフレームが失われないことを意味します(“正常なシャットダウン” section を参照)。
あるポートのポートチャネルを削除すると、削除したポートチャネル内の各ポートは互換性のあるパラメータ設定(速度、モード、ポート VSAN、許可されている VSAN、ポート セキュリティ)を維持します。これらの設定は、必要に応じて、明示的に変更できます。
既存ポートチャネルで物理インターフェイス(またはある範囲のインターフェイス)の追加または削除を行うことができます。設定で互換性があるパラメータはポートチャネルにマッピングされます。ポートチャネルにインターフェイスを追加すると、ポートチャネルのチャネル サイズおよび帯域幅が増加します。ポートチャネルからインターフェイスを削除すると、ポートチャネルのチャネル サイズおよび帯域幅は減少します。
ここでは、ポートチャネルのインターフェイス設定について説明します。ここで説明する内容は、次のとおりです。
(注) 第 2 世代スイッチング モジュールでのポートチャネルのサポートについては、“ポートチャネルの制限事項” sectionを参照してください。
既存ポートチャネルに物理インターフェイス(またはある範囲のインターフェイス)を追加できます。設定で互換性があるパラメータはポートチャネルにマッピングされます。ポートチャネルにインターフェイスを追加すると、ポートチャネルのチャネル サイズおよび帯域幅が増加します。
次の設定がポートとポートチャネルで同じ場合にかぎり、スタティックなポートチャネルのメンバーとしてポートを設定できます。
メンバーの追加後、使用するモード(ACTIVE および ON)に関係なく、片側のポートは正常にダウンします。これは、インターフェイスがダウンしてもフレームが失われないことを示します(“第 1 世代ポートチャネルの制限事項” sectionおよび“正常なシャットダウン” sectionを参照)。
互換性チェックでは、チャネルのすべての物理ポートで同一のパラメータ設定が確実に使用されるようにします。そうでない場合、ポートが PortChannel に所属できません。互換性チェックは、ポートを PortChannel に追加する前に実施します。
このチェックにより、次のパラメータおよび設定がポートチャネルの両端で一致することを確認します。
(注) 共有レート モードのポートではポートチャネルやトランキング ポートチャネルを形成できません。
リモート スイッチの機能パラメータと管理パラメータおよびローカル スイッチの機能パラメータと管理パラメータに互換性がない場合、ポートは追加できません。互換性チェックが正常であれば、インターフェイスは正常に動作し、対応する互換性パラメータ設定がこれらのインターフェイスに適用されます。
動作パラメータに互換性がない場合、互換性チェックは失敗し、インターフェイスは設定されたモードに基づいて中断ステートまたは隔離ステートになります。
ポートチャネルにより、ポート設定の上書きを強制することができます。この場合、インターフェイスはポートチャネルに追加されます。
(注) インターフェイス内からポートチャネルを作成するときは、force オプションを使用できません。
メンバーを強制的に追加すると、使用されているモード(ACTIVE および ON)に関係なく、各端のポートが正常にシャットダウンされます。これは、インターフェイスのシャットダウン時にフレームが失われないことを意味します(“正常なシャットダウン” section を参照)。
物理インターフェイスをポートチャネルから削除すると、チャネルのメンバーシップは自動的に更新されます。削除したインターフェイスが最後の動作インターフェイスである場合、ポートチャネルのステータスはダウン状態に変更されます。ポートチャネルからインターフェイスを削除すると、ポートチャネルのチャネル サイズおよび帯域幅は減少します。
メンバーの削除後、使用するモード(ACTIVE および ON)に関係なく、片側のポートは正常にダウンします。これは、インターフェイスがダウンしてもフレームが失われないことを示します(“第 1 世代ポートチャネルの制限事項” sectionおよび“正常なシャットダウン” sectionを参照)。
Cisco SAN-OS の前バージョンでは、ポートチャネルで同期をサポートするために管理作業がさらに必要となっていました。Cisco NX-OS ソフトウェアには、強力なエラー検出機能および同期機能があります。チャネル グループを手動で設定できますが、自動的に作成することもできます。どちらの場合でも、チャネル グループの機能および設定可能なパラメータは同じです。関連ポートチャネル インターフェイスに適用される設定を変更すると、その変更はチャネル グループのすべてのメンバーに伝わります。
ポートチャネル設定をやり取りするプロトコルは、すべての Cisco MDS スイッチで使用できます。この追加機能により、非互換 ISL でのポートチャネル管理が簡単になります。追加された自動作成モードでは、互換性のあるパラメータを持つ ISL でチャネル グループを自動的に作成でき、手動での作業は必要ありません。
ポートチャネル プロトコルにより、Cisco MDS スイッチにおけるポートチャネル機能モデルが拡張されます。ポート チャネル プロトコルは、Exchange Peer Parameters(EPP)サービスを使用して、ISL のピア ポート間の通信を行います。各スイッチは、ピア ポートから受信した情報、およびローカル設定と動作値を使用し、それがポートチャネルの一部であるかどうかを判断します。このプロトコルでは、一連のポートが確実に同一ポートチャネルの一部になります。すべてのポートが互換性のあるパートナーを持つ場合だけ、ポート一式が同一のポート チャネルに属せます。
(注) HP c-Class BladeSystem 用シスコ ファブリック スイッチおよび IBM BladeSystem 用シスコ ファブリック スイッチの内部ポートでは、チャネル グループがサポートされません。
リンク A1-B1 が最初にアップすると仮定すると(図 6-6 を参照)、そのリンクは個別リンクとして動作します。次のリンク(A2-B2 など)がアップすると、ポートチャネル プロトコルはこのリンクにリンク A1-B1 との互換性があるかどうかを識別し、それぞれのスイッチにチャネル グループ 10 および 20 を自動的に作成します。リンク A3-B3 がチャネル グループ(ポートチャネル)に参加できるということは、それぞれのポートに互換性の設定があるということです。リンク A4-B4 が個別リンクとして動作するということは、このチャネル グループのその他のメンバー ポートとの互換性が、2 つのエンド ポート設定にないということです。
チャネル グループ番号は動的に選択され、片側でチャネル グループを形成するポートの管理上の設定は、新しく作成されるチャネル グループに適用可能となります。動的に選択されるチャネル グループ番号は、スイッチでポートが初期化される順序に基づくので、同一セットのポートチャネルでも、リブートすると異なることがあります。
表 6-2 に、ユーザ設定のチャネル グループと自動設定のチャネル グループの相違点を示します。
(注) MDS NX-OS Release 4.1(1b) 以降では自動作成がサポートされていません。
– 互換性のある自動作成ポートチャネルにポートが集約されます。
– 互換性がある別のポートにポートが集約され、新しいポートチャネルが形成されます。
ヒント Cisco MDS 9000 ファミリの任意のスイッチで自動作成をイネーブルにする場合は、スイッチ間の最低 1 つの相互接続ポートで自動作成を設定しないことを推奨します。2 つのスイッチ間のすべてのポートを自動作成機能で同時に設定すると、自動作成ポートチャネルにポートが追加されるとき、ポートが自動的にディセーブルになって再度イネーブルになるので、この 2 つのスイッチ間でトラフィックが混乱することがあります。
ユーザによって設定されたチャネル グループを自動作成チャネル グループに変更できません。ただし、自動作成されたチャネル グループから手動チャネル グループへの変更は可能です。このタスクは、実行すると元に戻すことはできません。チャネル グループ番号は変化しませんが、メンバー ポートは手動設定チャネル グループのプロパティに従って動作し、チャネル グループの自動作成はすべてのメンバー ポートで暗黙的にディセーブルになります。
ヒント 持続をイネーブルにする場合は、ポートチャネルの両側でイネーブルにしてください。
(注) 第 1 世代スイッチング モジュールを含むか、第 1 世代および第 2 世代のスイッチング モジュールを含むスイッチでは、最大で 128 のポートチャネルを設定できます。第 2 世代スイッチング モジュールを含むか、第 2 世代および第 3 世代のスイッチング モジュールを含むスイッチでは、最大で 256 のポートチャネルを設定できます。
ポートチャネルの設定を誤った場合は、誤設定メッセージを受信することがあります。このメッセージを受け取った場合、エラーが検出されたことが原因でポート チャネルの物理リンクはディセーブルになります。
ポートチャネルのエラーは、次の要件を満たしていない場合に検出されます。
3 つすべての条件が満たされていない場合、そのリンクはディセーブルになっています。
そのインターフェイスに show interface コマンドを入力して、ポート チャネルが設定どおりに機能しているかを確認します。
この項では、この機能のガイドラインと制限事項について説明します。
Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチは、スイッチごとに次の数のポートチャネルをサポートします。
ここでは、次の第 1 世代ハードウェアのポートチャネルにポートチャネル メンバーを作成および追加する場合の制約事項について説明します。
第 1 世代ハードウェアのホスト最適化ポートを設定する場合は、ポートチャネルに関する次の注意事項が適用されます。
– 各 4 ポートのグループの最初のポートだけを E ポートとして設定できます(ポート 1 ~ 4 の最初のポート、ポート 5 ~ 8 の 5 のポートなど)。そのグループの最初のポートがポート チャネルとして設定された場合は、各グループのその他 3 つのポート(ポート 2 ~ 4、6 ~ 8 など)は使用できず、シャットダウン ステートのままになります。
– その他 3 つのポートのいずれかがシャットダウン ステート以外で設定されている場合は、最初のポートをポートチャネルとして設定できません。その他 3 つのポートは、引き続きシャットダウン ステート以外になります。
F ポートチャネルおよび TF ポートチャネルには、次の注意事項と制約事項が適用されます。
ポートチャネルはデフォルト値で作成されます。その他の物理インターフェイスと同じように、このデフォルト設定を変更できます。
図 6-7 に、有効なポートチャネル設定の例を示します。
図 6-8 に、無効な設定例を示します。リンクが 1、2、3、4 の順番でアップした場合、ファブリックの設定が誤っているため、リンク 3 および 4 は動作上ダウンします。
表 6-3 に、ポートチャネルのデフォルト設定を示します。
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CLI および Device Manager のデフォルトでは、NPIV コア スイッチには ON モードのポートチャネルが作成され、NPV スイッチには ACTIVE モードのポートチャネルが作成されます。DCNM-SAN はすべてのポートチャネルを ACTIVE モードで作成します。ポートチャネルは ACTIVE モードで作成することを推奨します。
ACTIVE モードを構成するには、次の手順に従ってください。
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ポートチャネルにインターフェイスを追加するには、次の手順を実行します。
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物理ファイバ チャネル ポート 1/15 をチャネル グループ 15 に追加します。チャネル グループ 15 が存在しない場合は、作成されます。ポートがシャットダウンします。 |
ポートチャネルにポート範囲を追加するには、次の手順を実行します。
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チャネル グループ 2 に物理インターフェイス 1/1、1/2、1/3、1/4、および 1/5 を追加します。チャネル グループ 2 が存在しない場合は、作成されます。 |
(注) デフォルトでは、通常、CLI を使用してポートチャネルにインターフェイスを追加しますが、DCNM-SAN では特に指定されないかぎり、インターフェイスを強制的に追加します。
ポートチャネルにポートを強制的に追加するには、次の手順を実行します。
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ポートチャネルから物理インターフェイス(または物理インターフェイスの範囲)を削除するには、次の手順を実行します。
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自動チャネル グループを設定するには、次の手順を実行します。
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現在のインターフェイスのチャネル グループの自動作成をディセーブルにします(システムのデフォルト設定で自動作成がイネーブルになっている場合も同様)。 |
自動作成されたチャネル グループをユーザ設定チャネル グループに変更するには、 port-channel channel-group-number persistent EXEC コマンドを使用します。ポートチャネルが存在しない場合、このコマンドは実行されません。
ポートチャネルの設定情報を表示するには、次の作業のいずれかを行います。
これらのコマンドの出力フィールドの詳細については、『 Cisco MDS NX-OS Command Reference 』を参照してください。
EXEC モードからいつでも既存のポートチャネルに関する特定の情報を表示できます。次の show コマンドを実行すると、既存のポートチャネルの詳細が表示されます。画面の出力を強制的にプリンタに送信することも、ファイルに保存することもできます。例 6-1 ~ 6-6 を参照してください。
例 6-2 デフォルトの ON モードで設定されたポートチャネルの表示
例 6-3 ACTIVE モードで設定されたポートチャネルの表示
show port channel consistency コマンドには、詳細なしと詳細ありの 2 つのオプションがあります。
show port-channel usage コマンドでは、使用中および未使用のポート チャネル番号に関する詳細情報が表示されます。
自動作成されたチャネル グループの属性の詳細を取得するには、既存の show コマンドを使用します。自動作成されたポートチャネルは、手動で作成されたポートチャネルと区別できるように、明示的に示されます。例 6-8 ~ 6-10 を参照してください。
次に、F ポートチャネルを共有モードで設定し、NPIV コア スイッチの F ポートと NPV スイッチの NP ポート間のリンク(MDS 91x4 スイッチではサポートされません)を起動する例を示します。
ステップ 1 MDS コア スイッチの F ポートのトランキングおよびチャネリング プロトコルをイネーブルにします。
ステップ 2 MDS コア スイッチで NPIV をイネーブルにします。
ステップ 3 MDS コア スイッチにポートチャネルを作成します。
ステップ 4 コア スイッチのポートチャネルのメンバ インターフェイスを設定します。
ステップ 5 NPV スイッチにポートチャネルを作成します。
ステップ 6 NPV スイッチのポートチャネルのメンバ インターフェイスを設定します。
ステップ 7 NPIV コア スイッチと NPV スイッチの両方でポートチャネルのすべてのメンバ インターフェイスの管理ステートをオンに設定します。
(注) 速度設定は、ポートチャネルのすべてのメンバ インターフェイスで同じでなければなりません。専用モードでチャネルを設定するときには、必要な帯域幅がポートで利用できることを確認してください。
次に、専用モードでチャネリングを設定し、NPIV コア スイッチの TF ポートと NPV スイッチの TNP ポート間の TF-TNP ポートチャネル リンクを起動する例を示します。
ステップ 1 MDS コア スイッチの F ポートのトランキングおよびチャネリング プロトコルをイネーブルにします。
ステップ 2 MDS コア スイッチで NPIV をイネーブルにします。
ステップ 3 MDS コア スイッチにポートチャネルを作成します。
ステップ 4 MDS コア スイッチのポートチャネルのメンバ インターフェイスを専用モードで設定します。
ステップ 5 NPV スイッチにポートチャネルを専用モードで作成します。
ステップ 6 NPV スイッチのポートチャネルのメンバ インターフェイスを専用モードで設定します。
ステップ 7 NPIV コア スイッチと NPV スイッチの両方でポートチャネルのすべてのメンバ インターフェイスの管理ステートをオンに設定します。